JP3957875B2 - 窓組立体及びその組み立て方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓組立体及びその組み立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のサンルーフ、フロントウインドウ、サイドウインドウ、リヤウインドウやクォーターウインドウ又は建築物の窓や天窓或いは鉄道車両の窓には、窓組立体が使用されている。図11は、自動車の上述した各種ウインドウに用いるため、特許第2725894号公報に記載された従来の窓組立体を示す。
【0003】
この窓組立体は、鋼板からなる枠部材1と、枠部材1に接着部材2を介して固定される窓板3と、係合によって枠部材1に取り付けられるウエザーストリップ4とを備えている。
【0004】
枠部材1は、内方に開口部1aを有した閉ループ状に成形されると共に、窓板3との対向部分に、凹溝5が形成されている。又、外方側には係合フランジ6が立ち上がり状に形成されている。
【0005】
窓板3は、枠部材1の開口部1aを塞ぐように枠部材1に固定される。この固定は、枠部材1の凹溝5に接着部材2を充填し、接着部材2の上面に窓板3の下面3bを接合することにより行われる。この場合、接着部材2は、凹溝5の底壁5aから側壁5bにかけて充填され、これにより窓板3と大きな接合面積で接合している。窓板3としては、ケイ酸ガラスなどの無機質ガラスを使用するものである。
【0006】
ウエザーストリップ4は、枠部材1の外方側の係合フランジ6に挿入されて係合することにより、枠部材1の外方側に取り付けられる。
【0007】
ウエザーストリップ4は、窓板3の外周縁3aに、リップ4a,4bが嵌合することにより、窓板3の外周縁3aから雨水、洗車水等が浸入することを防止する。このウエザーストリップ4における窓板3の外周縁3aへの嵌合部分には、シール接着部材7が設けられている。シール接着部材7は、ウエザーストリップ4と窓板3の外周縁3aとの間に介挿されることにより、ウエザーストリップ4と窓板3とを接着すると共に、これらの嵌合部分のシールを行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような窓組立体では、窓板3として無機質ガラスが使用されているため、重量が嵩み、その組み立て及び取り扱いの点で難点がある。このため、無機質ガラスに代えて軽量な合成樹脂材を窓板3に使用することが考えられる。
【0009】
しかしながら、合成樹脂材は線膨張係数が無機質ガラスに比べて桁違いに大きいため、環境温度の変化によって大きく膨張、収縮する。このような合成樹脂材からなる窓板3を上述した構造に適用した場合、接着部材2が枠部材1の凹溝5に充満しており、凹溝5の側壁5bによって窓板3の面方向、即ち外周縁3aが延びる方向に移動する荷重が発生するものの、面に沿った接着部材2の撓み変形が阻止されているため、窓板3の大きな膨張、収縮に追随することができない。
【0010】
これに加えて、窓板3の外周縁3aには、シール接着部材7が密着しており、このシール接着部材7によっても、面方向への窓板3の膨張、収縮が制限されている。
【0011】
これらによって、窓板3は、面方向への膨張、収縮が制限されるため、高温時には窓板3の面の中央部を頂点として凸状に著しく変形して湾曲し、サンルーフの作動時に車体パネルに干渉して作動不能になったり、変形に伴って発生したストレスによって亀裂が生じるなどの新たな問題が発生するおそれがある。
【0012】
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、無機質ガラスに比較して線膨張係数の大きな合成樹脂を窓板として用いても、窓板が過度に変形したり、亀裂を生じることのない構造の窓組立体を提供することを目的とする。又、本発明は、この構造に窓組立体を簡単に組み立てることが可能な組み立て方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明の窓組立体は、内方に開口部を有すると共に、該開口部に沿って凹溝が形成されてなる剛性材料製の枠部材と、この枠部材よりも線膨張率が大きく透明な合成樹脂により板状に成形され、前記開口部を塞ぐように枠部材に配される窓板と、この窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、窓板と前記凹溝との間に介在して窓板と枠部材とを固着する接着部材とを備え、前記接着部材は、厚さ方向の両端面が前記窓板の下面及び前記凹溝の底壁に接合すると共に、窓板の面方向の膨張、収縮に追随した弾性撓みを許容する撓み空間部を前記凹溝の側壁との間に有していることを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明の窓組立体は、内方に開口部を有すると共に、該開口部に沿って凹溝が形成された剛性材料製の枠部材と、この枠部材よりも線膨張率が大きく透明な合成樹脂により板状に成形され、前記開口部を塞ぐように枠部材に配される窓板と、この窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、窓板と前記凹溝との間に介在して窓板と枠部材とを固着する接着部材と、前記枠部材に取り付けられると共に、前記窓板の外周縁に嵌合する弾性材からなるウエザーストリップと、前記窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、前記ウエザーストリップと窓板の外周縁との間に設けられる変位アブソーバとを備え、前記接着部材は、厚さ方向の両端面が前記窓板の下面及び前記凹溝の底壁に接合すると共に、窓板の面方向の膨張、収縮に追随した弾性撓みを許容する撓み空間部を前記凹溝の側壁との間に有していることを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明の窓組立体は、請求項2記載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記窓板の外周縁の変位に伴って弾性変形可能な程度の薄肉で、且つ内部に中空部を有した筒状となっていることを特徴とする。
【0016】
請求項4の発明の窓組立体は、請求項2記載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと窓板との間に屈曲部を有したベローズであることを特徴とする。
【0017】
請求項5の発明の窓組立体は、請求項2記載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップよりも大きな弾性を有していることを特徴とする。
【0018】
請求項6の発明の窓組立体は、請求項2〜5のいずれかに記載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと一体的に成形されていることを特徴とする。
【0019】
請求項7の発明の窓組立体は、請求項2〜5のいずれかに記載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと別体となっていることを特徴とする。
【0020】
請求項8の発明の窓組立体の組立方法は、外周縁に装着してなるウエザーストリップのスペース片が前記枠部材に沿うように配し、自然状態ではその形状を保持し且つ外力が加えられることにより流動可能なる粘性を有する接着部材が前記枠部材の撓み空間部を除く凹溝に沿う位置に塗布され、窓板を枠部材の上に配して、前記窓板と枠部材との所定間隔を保って前記接着部材を硬化することで、前記枠部材に前記窓板を固設してなることを特徴とする。
【0021】
請求項9の発明の窓組立体の組立方法は、請求項8に記載の窓組立体の組み立て方法であって、前記接着部材が硬化する前に、窓板と枠部材との距離を、前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅となるように調整することを特徴とする。
【0022】
請求項10の発明の窓組立体の組立方法は、請求項8に記載の窓組立体の組み立て方法であって、前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅の断面形状となる吐出口を有する吐出機より、前記接着部材を吐出することを特徴とする。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、接着部材の厚さ方向の両端面を窓板の下面及び枠部材の凹溝の底壁に接合することにより、枠部材の開口部を塞ぐように窓板が枠部材に固着される。接着部材は、窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有しており、窓板の面方向の膨張、収縮に追随して撓むことができる。しかも、接着部材は、それ自体の弾性撓みを許容する撓み空間部を枠部材の凹溝の側壁との間に有しており、その弾性撓みが阻止されることがないため、円滑、且つ確実に窓板の膨張、収縮に追随して撓むことができる。このため、窓板が枠部材に拘束されず容易に膨張、収縮でき、膨張、収縮によって窓板が過度に変形したり、亀裂が発生することが抑制されると共に、枠部材から外れることがない。従って、線膨張係数が大きな合成樹脂を窓板に用いても支障となることがないと共に、窓組立体全体の重量を軽減させることができる。
【0024】
請求項2の発明によれば、接着部材の厚さ方向の両端面を窓板の下面及び枠部材の凹溝の底壁に接合することにより、枠部材の開口部を塞ぐように窓板が枠部材に固着される。接着部材は、窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有しており、窓板の面方向の膨張、収縮に追随して撓むことができる。しかも、接着部材は、それ自体の弾性撓みを許容する撓み空間部を枠部材の凹溝の側壁との間に有しており、その弾性撓みが阻止されることがないため、円滑、且つ確実に窓板の膨張、収縮に追随して撓むことができる。このため、窓板が枠部材に拘束されず容易に膨張、収縮でき、膨張、収縮によって窓板が過度に変形したり、亀裂が発生することが抑制されると共に、枠部材から外れることがない。従って、線膨張係数が大きな合成樹脂を窓板に用いても支障となることがないと共に、窓組立体全体の重量を軽減させることができる。
【0025】
これに加えて、ウエザーストリップと窓板の外周縁との間に、窓板の面方向の膨張、収縮に追随して撓む変位アブソーバを設けているため、窓板の膨張、収縮が吸収され、窓板が拘束されず、面方向に容易に膨張、収縮してもウエザーストリップの外形寸法に影響を与えることがないことになる。
【0026】
これらにより、窓板が容易に膨張、収縮でき、膨張、収縮によって窓板やウエザーストリップが変形したり、亀裂が発生することが抑制されると共に、枠部材から外れることがなく、線膨張係数が大きな合成樹脂を窓板に用いても支障となることがなく、窓組立体の重量を軽減させることができる。
【0027】
又、この発明では、ウエザーストリップを備えているため、窓組立体のシール性を向上させることができる。
【0028】
請求項3の発明によれば、変位アブソーバが薄肉で、且つ筒状のため、窓板の膨張、収縮に良好に追随して、窓板の膨張、収縮を吸収することができる。
【0029】
請求項4の発明によれば、変位アブソーバがベローズのため、窓板の膨張、収縮に追随して弾性的に伸び縮むことができ、窓板の膨張、収縮を吸収することができる。
【0030】
請求項5の発明によれば、変位アブソーバがウエザーストリップよりも大きな弾性のため、ウエザーストリップが変位する以前に、変位アブソーバが窓板の膨張、収縮に追随して変位する。このため、窓板の膨張、収縮を容易に吸収することができる。
【0031】
請求項6の発明によれば、変位アブソーバがウエザーストリップと一体的に成形されているため、部品点数を削減でき、構造及び組み立てが容易となる。
【0032】
請求項7の発明によれば、変位アブソーバがウエザーストリップと別体となっているため、窓板の膨張量、収縮量に合わせた材質を自由に選択でき、最適の変位アブソーバを使用することができる。
【0033】
請求項8の発明によれば、外周縁に装着してなるウエザーストリップのスペース片によって窓板の枠部材に対する距離が決まり、これらの間に設けた接着部材は、この状態で硬化する。これにより、枠部材に対して正確な位置を保って窓板を固着することができる。
【0034】
請求項9の発明によれば、前記接着部材が硬化する前に、窓板と枠部材との距離を、前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積がくびれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み易い構造の接着部材とすることができ、窓板の膨張、収縮に良好に追随することができる。
【0035】
請求項10の発明によれば、スペーサ及びスペース片を用いることなく、前記接着部材の吐出機そのものの吐出口が、窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積がくびれているので、位置を保持する手段が不用であり、そうであるにも関わらず、前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積がくびれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み易い構造の接着部材とすることができ、窓板の膨張、収縮に良好に追随することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材は同一の符号を付して対応させてある。
【0037】
図1〜図5は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は窓板を省いた状態の部分平面図、図2はそのA−A線における常温状態での断面図、図3は図2におけるB部拡大断面図、図4及び図5は図2に対応する高温時及び低温時の作用説明図である。
【0038】
この実施形態では、本発明を自動車のサンルーフに適用したものであり、枠部材1に窓板12及びウエザーストリップ13が取り付けられている。
【0039】
枠部材1は、図1に示すように、「ロ」字形の閉ループ状に成形されており、閉ループの内方には、開口部1aが形成されている。この枠部材1は、開口部1aが形成されている内方側から外方側に向かって、湾曲フランジ15、凹溝5、連設片17及び係合フランジ6が順に連設されることにより構成されている。このように断面形状が複雑な屈曲構造とすることにより、捻れや曲げに対する枠部材1の強度が増大する。このため、無機質ガラスよりも剛性が小さな合成樹脂材によって成形された後述する窓板12を補強することができる。
【0040】
かかる枠部材1は、合成樹脂よりも剛性の高い材料である鋼板をプレス成形して開口部1aを打ち抜くことにより成形される。しかしこれに限らず、ストリップ鋼板のロール成形品やアルミニウム合金の押し出し品を形成し、これらを軸線曲げ加工したり溶接やリベットによって枠状に組み付けることにより成形するものでもよい。
【0041】
前記枠部材1の凹溝5は、底壁5aと、底壁5aの両端から斜め方向に立ち上がる側壁5b、5bとによって形成されており、この凹溝5によって窓板12が固定される。前記係合フランジ6は、連設片17から立ち上がるように屈曲しており、軟質で弾性を有するゴムや合成樹脂製の前記ウエザーストリップ13が嵌め込まれる。
【0042】
窓板12は、透明な硬質合成樹脂材を略平板状、好ましくは下面12bが凹で上面12cが凸となるように、曲率半径Rが数から十数メートルの球面状に湾曲した曲面形状に、成形することにより構成されている。合成樹脂材としては、透明で高い耐衝撃を有するポリカーボネート、光透過性の大きなポリメチルメタクリレート、その他の樹脂を使用することができる。この場合、窓板12は、合成樹脂なので、金属材である枠部材1よりも線膨張係数が大きいものとなる。なお、合成樹脂材は、無色透明に限らず、採光可能な範囲で着色透明或いは半透明なものであっても良い。
【0043】
合成樹脂材からなる窓板12は、無機質ガラスよりも温度変化に対する膨張、収縮が大きいものであるが、無機質ガラスよりも軽量となるため、取り扱いが良好となるメリットがある。又、窓板12は、枠部材1の開口部1aを塞ぐと共に、ウエザーストリップ13方向に延びる大きさの板状に成形されている。
【0044】
窓板12を枠部材1に固着するため、接着部材19が用いられる。接着部材19は、窓板12の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有している。又、接着部材19は、吐出機のノズルから略紐状に吐出したときに、自然の状態でその横断面形状を略保つが、力を加えることにより流動して形状が変化可能な程度の粘性を有していると共に、その後に硬化したときに、ゴム状の弾性を呈するものが使用される。このような接着部材19としては、ウレタン系接着部材などを選択することができる。この接着部材19の塗布領域は、図1に示すように凹溝5のコーナー部分5cを除いた直線部分であるが、凹溝5に沿ってその全長にわたるものであっても良い。
【0045】
かかる接着部材19は、厚さ方向の両端面が窓板12の下面12b(より詳細に説明すると、下面12bの外周縁に沿って印刷、フィルム貼着等により形成された不透明着色層31)及び枠部材1の凹溝5の底壁5aに接合されることにより、窓板12を枠部材1に固着する。
【0046】
このとき、かかる接着部材19は、枠部材1の凹溝5に対しては、その底壁5aに面接触するが、側壁5bには接触することがないように配置される。これにより、かかる接着部材19と凹溝5の側壁5bとの間には、窓板12の面方向への膨張、収縮に追随して接着部材19が弾性的に撓むことのできる撓み空間部20が確保される。
【0047】
ウエザーストリップ13は、窓板12側のリップ部21と、自動車のルーフパネル22側のシール部23とを有しており、スポンジゴムなどの弾性材によって全体が成形されている。リップ部21は、前記窓板12の下面12b(より詳細に説明すると、下面12bに形成された不透明着色層31)と枠部材1との間に介在されて、窓板12の位置を決めるスペーサ部21aと、窓板12の上面12cに密着して塵・埃などの室内側への侵入を防いでいるリップ片21bとよりなる。
【0048】
前記リップ部21のリップ片21bには、横方向に開口された嵌合溝24が窓板12側に形成される。嵌合溝24は、窓板12の外周縁12aが嵌合することにより、窓板12の周囲にウエザーストリップ13のリップ部21が支持される。リップ部21とシール部23との間には、上下方向の係合スリット25が形成されている。係合スリット25は、枠部材1の係合フランジ6に挿入されて係合し、この係合によってウエザーストリップ13と枠部材1とが連結される。
【0049】
ウエザーストリップ13のシール部23は、ルーフパネル22に圧接され、この圧接によって、窓組立体の全体とルーフパネル22との間に隙間があっても、室内側に雨水、洗車水などが入らないようにシールされている。なお、シール部23には、雨水の水滴をルーフパネル22側に導く誘導リップ26が形成されている。
【0050】
符号27は、前記ウエザーストリップ13及び窓板12の外周端12aとの間に形成されてなる変位アブソーバで、該変位アブソーバ27を形成するため、ウエザーストリップ13には、嵌合溝24と連通した状態空洞状のポケット部28が嵌合溝24の奥側に形成されている。
【0051】
変位アブソーバ27は、このポケット部28内に設けられることにより、ウエザーストリップ13内で窓板12の外周縁12aに密着して好ましくは接着されている。従って、変位アブソーバ27は、窓板12とウエザーストリップ13との間のシール作用を行うことができる。
【0052】
変位アブソーバ27は、ゴム等の弾性材によって成形されるが、ウエザーストリップ13よりも薄肉であると共に、中空部29により長手方向に連続した筒状に成形されており、ウエザーストリップ13よりも撓み易くなっている。これらにより、変位アブソーバ27は、窓板12の面方向の膨張、収縮に追随する弾性変形性を有している。尚、この筒状には、筒状内に空気の出入りが可能な孔が適宜の位置に形成されている。
【0053】
この実施形態では、変位アブソーバ27は、ウエザーストリップ13と一体に形成されている。従って、部品点数が削減でき、窓組立体の構造及び組み立てが簡単となる。
【0054】
これに限らず、変位アブソーバ27は、ウエザーストリップ13と別体とすることができる。これにより、窓板12の面方向の膨張量、収縮量に適合した材質を自由に選択することができる。
【0055】
符号11は、硬質ゴム材よりなるスペーサで、前記凹溝5以外の部分の窓板12の下面12bに接着剤などにより断続的に配設されている。該スペーサ11の高さは、前記凹溝5の底壁5aと窓板12の下面12bとの定常位置までの間隙よりも若干高めになるように形成されている。
【0056】
この実施形態の組み立ては、一方で、変位アブソーバ27を一体に形成したウエザーストリップ13を窓板12に取り付け、他方で、窓板12の下面12b又は枠部材1の凹溝5以外の部分に、スペーサ11を断続的に配する。次に、凹溝5に沿って、接着部材19を所定の厚さで吐出する。かかる吐出は、凹溝5の側壁5bとの間に接着部材19の撓み空間20が形成されるように、凹溝5の底壁5aに対してだけ行う必要があるから、窓板12に吐出する場合は、注意が必要である。また、かかる吐出は、窓板12の下面12b及び枠部材1の凹溝5の双方に対して行っても良い。
【0057】
接着部材19を吐出して、窓板12と枠部材1とを接合した後、一旦窓板12と枠部材1とを離れる方向に力を加えて、これらの間の距離を接着部材19の厚さよりも大きくする。これにより、塗布された接着部材19の接合部以外の部分が窓板12と枠部材1との間でくびれた状態となり、この状態で硬化する。これにより、接着部材19は弾性的に撓み易い状態になる。
【0058】
このような実施形態では、枠部材1に窓板12を固定する接着部材19が、それ自体で弾性撓み可能となっていると共に、凹溝5の側壁5bとの間に接着部材19の弾性撓みを許容する撓み空間部20が設けられているため、接着部材19の弾性撓みが阻止されることがなく、窓板12の面方向への膨張、収縮に追随して撓むことができ、窓板12が容易に膨張、収縮することができる。
【0059】
図4は、雰囲気温度が高温となって、窓板12が外方に膨張した状態を示し、接着部材19がその膨張に追随して外方に倒れるように変位するため、窓板12が接着部材19が変位する際の反力による拘束を受けるものの、従来に比べてこの拘束力は非常に小さいので、容易に面方向に膨張することができる。このとき、変位アブソーバ27は、窓板12の外周縁12aに押されることにより、扁平状に収縮して窓板12の膨張を吸収する。これにより、ウエザーストリップ13の外形寸法の変化は防止される。
【0060】
図5は、雰囲気温度が低温となって、窓板12が内方に収縮した状態を示し、接着部材19がその膨張に追随して内方に倒れるように変位するため、窓板12が容易に面方向に収縮することができる。このとき、変位アブソーバ27は、窓板12が収縮することにより、押圧状態から解除されるため、自然膨張して元の状態に復元する。ウエザーストリップ13の外形寸法の変化が防止されるのは、前述の場合と同様である。
【0061】
尚、窓板12が曲面形状であれば、高温時の曲率半径は、常温時の半径Rよりもやや小さい半径に湾曲するが、これは外周縁を拘束されている場合に比較して、かなり大きいものであるから、窓板12の面中心位置の高さの変化は僅かで、可動式サンルーフの場合であっても、実用上支障を生じない。逆に、低温時には、曲率半径は、常温時の曲率半径Rよりもやや大きい半径に変形するが、その程度は、高温の場合と同様に、実用上支障はない。また、低温から高温に移行する時には、湾曲の程度が変化するだけであり、湾曲の方向はいつも同一方向を保ち、逆方向へ湾曲することはない、という効果がある。
【0062】
従って、窓板12が外、内方に容易に膨張、収縮することができるため、窓板12が変形したり、ストレスによって亀裂が生じることがないと共に、枠部材1から外れることがなくなる。このため、無機質ガラスよりも大きく膨張、収縮する合成樹脂を用いることができ、軽量で、取り扱いが容易である合成樹脂の特質を充分に活かすことができる。
【0063】
又、変位アブソーバ27が窓板12の膨張、収縮を吸収するため、図4の範囲Cで示すウエザーストリップ13のルーフパネル22への取付部位を略一定に保つことができる。このため、ウエザーストリップ13がルーフパネル22へ干渉したりせず、正確で安定した取り付け状態を維持し、スムースな作動を確保することができる。
【0064】
図3は、この実施形態における窓板12,接着部材19及び枠部材1が重合している部分の断面を示す。窓板12の上面12cには、シリコン系のハードコート層30が積層され、下面には不透明フィルムとしての不透明着色層31を介して同様なハードコート層32が積層されている。この下面のハードコート層32には2層のシリコン変性アクリル樹脂からなるプライマ層33が積層されている。
【0065】
このような窓板12の上下面にハードコート層30,32を積層することにより、窓板12が傷付きにくくなる。
【0066】
なお、枠部材1の上下面には、カチオン電着塗装された塗膜34が形成されることにより、防食処理がなされており、上層の塗膜34には、接着部材19との接着性を向上させる為のシリコン変性アクリル樹脂からなるプライマ層35が積層されている。
【0067】
図6は、第2の実施形態を示し、変位アブソーバ36が中空部29を有した筒状に成形されるが、ウエザーストリップ13とは別体となっており、ポケット部28内でウエザーストリップ13に接着されると共に、窓板12の外周縁12aにも接着されている。この変位アブソーバ36は、窓板12の全周にわたった連続状であっても良く、窓板12の各辺に対応した直線状であっても良い。又、変位アブソーバ36が連続状である部分には、長手方向での適宜位置に、通気孔(図示省略)が形成され、筒状の変位アブソーバ36内に空気が出入り可能なるように形成されている。
【0068】
このように、変位アブソーバ36をウエザーストリップ13と別体とすることにより、窓板12の膨張量、収縮量に良好に追随して変形する特性の弾性材を選択することができるため、窓板12の膨張、収縮をより効果的に吸収することができる。
【0069】
図7は、第3の実施形態を示す。この実施形態では、変位アブソーバ37がベローズによって構成されている。変位アブソーバ37となるベローズは、ウエザーストリップ13からポケット部28内に一体に延びており、その先端37cが窓板12の外周縁12aに接着されている。ベローズには、屈曲部37a、37bが複数箇所に形成されており、屈曲部37a、37bを介して伸縮することができる。従って、窓板12の面方向への膨張、収縮に良好に追随することができ、その膨張量、収縮量の吸収を行うことができる。
【0070】
図8〜図10は、第4の実施形態であり、図8は雰囲気温度が常温の場合を、図9は高温の場合を、図10は低温の場合をそれぞれ示す。この実施形態では、変位アブソーバ38が中実状の弾性材によって長尺なロープ状に形成されている。又、変位アブソーバ38はウエザーストリップ13のポケット部28内で、ウエザーストリップ13及び窓板12の外周縁12aとに両面が接着されている。
【0071】
この変位アブソーバ38は、ウエザーストリップ13の弾性材よりも大きな弾性(撓み易いこと)を有したものが選択される。このため、ウエザーストリップ13よりも弾性的に撓み易く、窓板12が面方向に膨張、収縮すると、ウエザーストリップ13が変位する以前に、変位アブソーバ38が窓板12の膨張、収縮に追随して変位する。このため、窓板12の膨張、収縮を確実に吸収することができ、ウエザーストリップ13が変位しないため、ルーフパネルへの取り付けが安定する。
【0072】
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、種々変形が可能である。
【0073】
例えば、本発明は、窓板12の外周縁12aに装着してなるウエザーストリップ13のスペース片としてのスペーサ部21aが前記枠部材1に沿うように配することにより、窓板12は保持されることになる。従って、吐出機から吐出されて自然状態ではその形状を保持するが、外力が加えられることにより流動可能なる粘性を有する接着部材19が、前記枠部材1の撓み空間部20を除く凹溝5に沿う位置に吐出されて、接着部材19が柔らかい状態であっても、窓板12の枠部材1に対する距離が決まることになり、前記窓板12と枠部材1との所定間隔を保って前記接着部材19を硬化することで、接着部材19は、窓板12と枠部材1との間でくびれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み易い構造の接着部材19とすることができ、窓板12の膨張、収縮に良好に追随することができる。
【0074】
また、前記接着部材19が硬化する前に、窓板12と枠部材1との距離を、前記接着部材19の窓板12、枠部材1双方に接着されていない部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅となるように調整すると、スペーサ11及びスペース片としてのスペーサ部21aを用いることなく、前記接着部材19が硬化する前に、窓板12と枠部材1との距離を、前記接着部材19の窓板12、枠部材1双方に接着されていない部位の断面積がくびれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み易い構造の接着部材19とすることができ、窓板12の膨張、収縮に良好に追随することができる。
【0075】
また、前記接着部材19の窓板12、枠部材1双方に接着されていない部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅の断面形状となる吐出口を有する吐出機より、前記接着部材19を吐出するようにしても良く、かかる場合には、スペーサ11及びスペース片としてのスペーサ部21aを用いることなく、前記接着部材19の吐出機の吐出口の形状が、窓板12、枠部材1双方に接着されていない部位の断面積がくびれているので、位置を保持する手段が不用であり、前記接着部材19の窓板12、枠部材1双方に接着されていない部位の断面積がくびれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み易い構造の接着部材19とすることができ、窓板12の膨張、収縮に良好に追随することができる。
【0076】
また、本発明は、サンルーフ以外の自動車のフロントウインドウ、サイドウインドウ、リアウインドウ、クォーターウインドウに適用することができるばかりでなく、鉄道車両の窓や建築物の窓や天窓に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の部分平面図である。
【図2】 図1のA−A線における常温状態での断面図である。
【図3】 図2のB部拡大断面図である。
【図4】 図2の第1の実施形態の高温時の断面図である。
【図5】 図2の第1の実施形態の低温時の断面図である。
【図6】 第2の実施形態の図2相当断面図である。
【図7】 第3の実施形態の図2相当断面図である。
【図8】 第4の実施形態の常温時の図2相当断面図である。
【図9】 第4の実施形態の高温時の図4相当断面図である。
【図10】 第4の実施形態の低温時の図5相当断面図である。
【図11】 従来の窓組立体の断面図である。
【符号の説明】
1 枠部材
1a 枠部材の開口部
5 凹溝
5a 凹溝の底壁
5b 凹溝の側壁
11 スペーサ
12 窓板
12a 窓板の外周縁
12b 窓板の下面
13 ウエザーストリップ
19 接着部材 20 撓み空間部
21 ウエザーストリップのリップ部
21a リップ部のスペーサ部
27、36、37、38 変位アブソーバ
29 中空部
37a,37b 屈曲部

Claims (10)

  1. 内方に開口部を有すると共に、該開口部に沿って凹溝が形成されてなる剛性材料製の枠部材と、
    この枠部材よりも線膨張率が大きく透明な合成樹脂により板状に成形され、前記開口部を塞ぐように枠部材に配される窓板と、
    この窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、窓板と前記凹溝との間に介在して窓板と枠部材とを固着する接着部材とを備え、
    前記接着部材は、厚さ方向の両端面が前記窓板の下面及び前記凹溝の底壁に接合すると共に、窓板の面方向の膨張、収縮に追随した弾性撓みを許容する撓み空間部を前記凹溝の側壁との間に有していることを特徴とする窓組立体。
  2. 内方に開口部を有すると共に、該開口部に沿って凹溝が形成された剛性材料製の枠部材と、
    この枠部材よりも線膨張率が大きく透明な合成樹脂により板状に成形され、前記開口部を塞ぐように枠部材に配される窓板と、
    この窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、窓板と前記凹溝との間に介在して窓板と枠部材とを固着する接着部材と、
    前記枠部材に取り付けられると共に、前記窓板の外周縁に嵌合する弾性材からなるウエザーストリップと、
    前記窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、前記ウエザーストリップと窓板の外周縁との間に設けられる変位アブソーバとを備え、
    前記接着部材は、厚さ方向の両端面が前記窓板の下面及び前記凹溝の底壁に接合すると共に、窓板の面方向の膨張、収縮に追随した弾性撓みを許容する撓み空間部を前記凹溝の側壁との間に有していることを特徴とする窓組立体。
  3. 請求項2記載の発明であって、
    前記変位アブソーバは、前記窓板の外周縁の変位に伴って弾性変形可能な程度の薄肉で、且つ内部に中空部を有した筒状となっていることを特徴とする窓組立体。
  4. 請求項2記載の発明であって、
    前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと窓板との間に屈曲部を有したベローズであることを特徴とする窓組立体。
  5. 請求項2記載の発明であって、
    前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップよりも大きな弾性を有していることを特徴とする窓組立体。
  6. 請求項2〜5のいずれかに記載の発明であって、
    前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと一体的に成形されていることを特徴とする窓組立体。
  7. 請求項2〜5のいずれかに記載の発明であって、
    前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと別体となっていることを特徴とする窓組立体。
  8. 外周縁に装着してなるウエザーストリップのスペース片が前記枠部材に沿うように配し、自然状態ではその形状を保持し且つ外力が加えられることにより流動可能なる粘性を有する接着部材が前記枠部材の撓み空間部を除く凹溝に沿う位置に塗布され、窓板を枠部材の上に配して、前記窓板と枠部材との所定間隔を保って前記接着部材を硬化することで、前記枠部材に前記窓板を固設してなることを特徴とする請求項2に記載の窓組立体の組み立て方法。
  9. 請求項8に記載の窓組立体の組み立て方法であって、
    前記接着部材が硬化する前に、窓板と枠部材との距離を、前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅となるように調整することを特徴とする窓組立体の組み立て方法。
  10. 請求項8に記載の窓組立体の組み立て方法であって、
    前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅の断面形状となる吐出口を有する吐出機より、前記接着部材を吐出することを特徴とする窓組立体の組み立て方法。
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