JP3957816B2 - フレーム間補間画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレーム間補間画像処理装置に関し、特に、フレームの間引きが行われた動画像に対して、フレーム間の補間を行うフレーム間補間画像処理装置に関する。
【0002】
伝送速度が低速の通信回線を使用して画像情報を送受信する、例えばテレビ会議システム等では、単位時間に送信するフレーム数を、送信すべき情報量に応じて変えることが行われている。すなわち、送信すべき情報量が多いときにはフレームの間引きが行われる。フレーム間引きが行われると、動きの激しい移動体の画像の動きに滑らかさがなくなってしまう。本発明は、こうした問題の解決に向けられている。
【0003】
【従来の技術】
従来のフレーム間補間画像処理装置として、例えば特開平3−109677号公報に開示の装置がある。この装置は、アニメーションの作成や医療用の超音波画像の表示において時間的に離散した画像間の滑らかな連続性を得るために使用される。
【0004】
図9は、こうした従来のフレーム間補間画像処理装置の構成を示す図である。すなわち、カメラ101で撮影された画像がフレーム毎にフレームメモリ102に格納される。モーメント計算処理部103はフレームメモリ102から、図1に示されるような離散的時刻n, (n+1)におけるフレーム画像を受け取る。そして、画像中の移動体107を楕円で近似し、1次モーメント軸108及び2次モーメント軸109を求める。アフィンパラメータ算出部104は、時刻nのフレームにおける1次モーメント軸108及び2次モーメント軸109と、時刻(n+1)のフレームにおける1次モーメント軸108及び2次モーメント軸109との対応関係からアフィンパラメータ(係数)を算出する。
【0005】
予測アフィンパラメータ算出部105は、算出されたアフィンパラメータを基に、時刻nと時刻(n+1)との間の時刻t(n<t<n+1)におけるアフィンパラメータを算出して移動体予測イメージ作成部106へ送る。移動体予測イメージ作成部106は、フレームメモリ102から送られた時刻nまたは時刻(n+1)におけるフレーム画像中の移動体画像に対して、算出された時刻tにおけるアフィンパラメータを用いてアフィン変換を施し、時刻tにおけるフレーム画像を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図9に示す従来の装置では、1次モーメント軸108及び2次モーメント軸109を求めなければならないが、それには、2次元の積和演算を移動体全体に対して行う必要があり、その計算量が膨大なものとなる。そのため、従来の装置では、リアルタイムにフレーム間補間画像を得ることは難しいという問題点があった。したがって、従来のフレーム間補間画像処理装置を、オフライン的な用途であるアニメーションの作成や医療用の超音波画像の表示に利用することはできても、リアルタイムの処理を要求されるテレビ会議システムには利用できなかった。
【0007】
また、従来の装置では、時刻nのフレームにおける1次モーメント軸108及び2次モーメント軸109と、時刻(n+1)のフレームにおける1次モーメント軸108及び2次モーメント軸109とが算出されても、アフィンパラメータの1つである回転角については90°までしか特定できないという問題があった。
【0008】
すなわち、時刻nのフレームにおける1次モーメント軸108と、時刻(n+1)のフレームにおける1次モーメント軸108とが、角度α(0<α≦90°)をなしていた場合に、移動体の回転角はαであり、(180°−α)とはしないようにしている。そのため、実際の回転角が90°以上の場合には、正しいアフィンパラメータ値を設定できないという欠点があった。
【0009】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、リアルタイムにフレーム間補間画像を得ることを実現したフレーム間補間画像処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、回転角の特定の改善を図ったフレーム間補間画像処理装置を提供することを他の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記目的を達成するために、図1に示すように、時系列的に入力した動画像の複数のフレームに基づき、フレーム間差分及びフレーム内差分を算出し、移動体の輪郭を検出する輪郭検出手段1と、輪郭検出手段1で検出されたフレーム毎の輪郭を基にして、第1の時刻のフレームにおける輪郭と第2の時刻のフレームにおける輪郭との間のアフィン係数を算出するアフィン係数算出手段2と、アフィン係数算出手段2で算出されたアフィン係数を基に、第1の時刻と第2の時刻との間の第3の時刻に対応するアフィン係数を線形補間して求めるアフィン係数補間手段3と、第3の時刻に対応するアフィン係数に基づいて、第1の時刻のフレームまたは第2の時刻のフレームにおける移動体画像に対してアフィン変換を施して、第3の時刻のフレームにおける移動体画像を作成する補間画像作成手段4とを有することを特徴とするフレーム間補間画像処理装置が提供される。
【0012】
以上のような構成において、まず、輪郭検出手段1が、時系列的に入力した動画像の複数のフレームに基づき、フレーム間差分及びフレーム内差分を算出し、移動体の輪郭を検出する。例えば、フレーム間差分とフレーム内差分との重なる部分を求め、これをもって移動体の輪郭とする。
【0013】
輪郭検出手段1で検出されたフレーム毎の輪郭を基に、アフィン係数算出手段2が、第1の時刻のフレームにおける輪郭と第2の時刻のフレームにおける輪郭との間のアフィン係数を算出する。
【0014】
アフィン係数算出手段2で算出されたアフィン係数を基に、アフィン係数補間手段3が、第1の時刻と第2の時刻との間の第3の時刻に対応するアフィン係数を線形補間して求める。こうして得られた第3の時刻に対応するアフィン係数に基づいて、補間画像作成手段4が、第1の時刻のフレームまたは第2の時刻のフレームにおける移動体画像に対してアフィン変換を施して、第3の時刻のフレームにおける移動体画像を作成する。画像表示装置5は、第1の時刻のフレーム、第2の時刻のフレーム、及び第3の時刻のフレームを順に画像表示する。
【0015】
以上のように、輪郭検出手段1及びアフィン係数算出手段2により、フレーム毎の移動体の輪郭を求め、得られた輪郭どうしの対応関係からアフィン係数を算出するようにしている。こうした輪郭やアフィン係数を算出することに要する計算量は、モーメント軸を求めてアフィン係数を算出する従来の計算方法に比べ、格段に少ない。これは、従来方法では2次元的な計算が必要なのに対し、本発明の方法では1次元的な計算で済むことに起因する。計算量が少なくなるので、リアルタイムの処理が可能となり、本発明のフレーム間補間画像処理装置は、テレビ会議システム等に適用が可能となる。
【0016】
また、輪郭どうしの対応関係からアフィン係数を算出するので、回転角の特定が180°まで正確に行えるようになり、従来のモーメント軸の場合に比べ、2倍の角度まで改善される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
まず、原理構成を、図1を参照して説明する。時系列的に入力した動画像の複数のフレームに基づき、フレーム間差分及びフレーム内差分を算出し、移動体の輪郭を検出する輪郭検出手段1と、輪郭検出手段1で検出されたフレーム毎の輪郭を基にして、第1の時刻のフレームにおける輪郭と第2の時刻のフレームにおける輪郭との間のアフィン係数を算出するアフィン係数算出手段2と、アフィン係数算出手段2で算出されたアフィン係数を基に、第1の時刻と第2の時刻との間の第3の時刻に対応するアフィン係数を線形補間して求めるアフィン係数補間手段3と、第3の時刻に対応するアフィン係数に基づいて、第1の時刻のフレームまたは第2の時刻のフレームにおける移動体画像に対してアフィン変換を施して、第3の時刻のフレームにおける移動体画像を作成する補間画像作成手段4とから構成される。
【0018】
以上のような構成において、まず、輪郭検出手段1が、時系列的に入力した動画像の複数のフレームに基づき、フレーム間差分及びフレーム内差分を算出し、移動体の輪郭を検出する。例えば、フレーム間差分とフレーム内差分との重なる部分を求め、これをもって移動体の輪郭とする。
【0019】
輪郭検出手段1で検出されたフレーム毎の輪郭を基に、アフィン係数算出手段2が、第1の時刻のフレームにおける輪郭と第2の時刻のフレームにおける輪郭との間のアフィン係数を算出する。
【0020】
アフィン係数算出手段2で算出されたアフィン係数を基に、アフィン係数補間手段3が、第1の時刻と第2の時刻との間の第3の時刻に対応するアフィン係数を線形補間して求める。こうして得られた第3の時刻に対応するアフィン係数に基づいて、補間画像作成手段4が、第1の時刻のフレームまたは第2の時刻のフレームにおける移動体画像に対してアフィン変換を施して、第3の時刻のフレームにおける移動体画像を作成する。画像表示装置5は、第1の時刻のフレーム、第2の時刻のフレーム、及び第3の時刻のフレームを順に画像表示する。
【0021】
以上のように、輪郭検出手段1及びアフィン係数算出手段2により、フレーム毎の移動体の輪郭を求め、得られた輪郭どうしの対応関係からアフィン係数を算出するようにしている。こうした輪郭やアフィン係数を算出することに要する計算量は、モーメント軸を求めてアフィン係数を算出する従来の計算方法に比べ、格段に少ない。これは、従来方法では2次元的な計算が必要なのに対し、本発明の方法では1次元的な計算で済むことに起因する。計算量が少なくなるので、リアルタイムの処理が可能となり、本発明のフレーム間補間画像処理装置は、テレビ会議システム等に適用が可能となる。
【0022】
また、輪郭どうしの対応関係からアフィン係数を算出するので、回転角の特定が180°まで正確に行えるようになり、従来のモーメント軸の場合に比べ、2倍の角度まで改善される。
【0023】
図2は、本発明に係るフレーム間補間画像処理装置を備えたテレビ会議システムの全体構成を示す図である。すなわち、送信側において、カメラ11がNTSC画像を画像エンコーダ12へ送り、画像エンコーダ12が符号化を行って通信回線へ送出する。画像エンコーダ12では、画像圧縮が行われるとともに、それでも伝送情報量が多い場合にはフレームの間引きが行われる。例えば、1秒当たり30フレームの標準の伝送に対して、1秒当たり10フレームの伝送が行われる。
【0024】
受信側では、画像デコーダ13が、符号化された画像の復号化を行う。復号化が行われても、間引きされたフレームは戻らないので、フレーム補間部14が、間引きされたフレームを推定して復元を図る。これにより、画像表示部15は1秒当たり30フレームの標準の画像表示を行うことができる。
【0025】
フレーム補間部14では、時系列的に隣接するフレーム間で、移動体画像を平行移動、拡大縮小、及び回転によって表現できるものとして、アフィン変換を適用する。すなわち、時刻nのフレームにおける移動体画像の各画素値をP(x,y,n) とし、時刻(n+1)のフレームにおける移動体画像の各画素値をP(X,Y,n+1) としたときに、次式(1)が成立するとする。
【0026】
【数1】
【0027】
ここで、Cは拡大縮小率を示し、d θは回転角度を示し、A,BはX, Y方向の平行移動量を示す。
フレーム補間部14は、この式(1)を利用して間引きされたフレームを推定する。
【0028】
図3は、フレーム補間部14の内部構成を示す図である。フレームメモリ21へは、復号化後の時系列的な複数の画像フレームが送られ、格納される。これらの複数の画像フレームは、1秒当たり30フレームの間引きのないフレームであることもあるし、間引かれていることもある。
【0029】
動輪郭抽出部22はフレームメモリ21から、今回入力時刻nのフレームにおける各画素値F(x,y,n) と、前回入力時刻(n−1)のフレームにおける各画素値F(x,y,n-1)とを読み出し、移動体の輪郭の抽出を行う。そのためにまず、下記式(2)に基づきフレーム間差分Fd を算出する。
【0030】
【数2】
【0031】
また、時刻nのフレームにおける各画素値F(x,y,n) を用いて、下記式(3)に基づきフレーム内差分Fi を算出する。
【0032】
【数3】
【0033】
ここで、absは絶対値演算を意味し、lapはラプラシアン演算を意味する。
こうしたフレーム間差分Fd 及びフレーム内差分Fi を用いて、下記式(4)に基づき、輪郭画像E(x,y,n) を算出する。
【0034】
【数4】
【0035】
この式(4)は、ある画素における合算値(Fd +Fi )が閾値thよりも大きいときには、その画素に値1を付与し、閾値th以下であるときにはその画素に値0を付与することを意味する。
【0036】
こうして得られた輪郭画像E(x,y,n) を輪郭イメージ保存部23に保存する。その後、時刻(n+1)において輪郭画像E(x,y,n+1) が送られてくると、輪郭イメージ保存部23は輪郭画像E(x,y,n) を輪郭イメージ保存部24へ移し、輪郭画像E(x,y,n+1) を保存する。
【0037】
移動体対応判定部25は、複数の移動体が存在する場合に、輪郭画像E(x,y,n )と輪郭画像E(x,y,n+1) との間で移動体どうしの対応付けを行う。すなわち、輪郭画像E(x,y,n) に存在する複数の移動体を特定し、それらを移動体m1,m2,m3・・・とする。また、輪郭画像E(x,y,n+1) に存在する複数の移動体を特定し、それらを移動体n1,n2,n3・・・とする。そして、移動体m1,m2,m3・・・と移動体n1,n2,n3・・・とから2つの移動体からなる全ての組み合わせを作成する。つまり、m1,n1;m1,n2;m1,n3;・・・、m2,n1;m2,n2;m2,n3;・・・、m3,n1;m3,n2;m3,n3;・・・という移動体の組み合わせを作成する。移動体対応判定部25は、後述のようにアフィンパラメータ算出部26とともに作動して、移動体の各組み合わせ毎に、輪郭画像E(x,y,n) の中の移動体と、輪郭画像E(x,y,n+1) の中の移動体との間の類似度を算出する。例えば、組み合わせm1,n1であれば、輪郭画像E(x,y,n) の中の移動体m1と、輪郭画像E(x,y,n+1) の中の移動体n1との間の類似度を算出する。これを以下に説明する。
【0038】
まずアフィンパラメータ算出部26が、移動体対応判定部25から指定を受けた組み合わせの2つの移動体(以下、m1,n1と仮定して説明する)を、輪郭画像E(x,y,n) 及び輪郭画像E(x,y,n+1) の中で特定する。そして、輪郭画像E(x,y,n) の中の移動体m1の輪郭画像の重心g1を求め、また、輪郭画像E(x,y,n+1) の中の移動体n1の輪郭画像の重心g2を求める。それから、重心g1と移動体m1の輪郭画像の各点との距離rを、角度θに関連づけて算出する。同様に、重心g2と移動体n1の輪郭画像の各点との距離rを、角度θに関連づけて算出する。
【0039】
図4は、こうした輪郭、重心、距離r、及び角度θの関係の一例を示す図であり、(A)は輪郭画像E(x,y,n) の中の移動体m1の輪郭画像及び重心g1を示し、(B)は輪郭画像E(x,y,n+1) の中の移動体n1の輪郭画像及び重心g2を示し、(C)は(A)における距離r及び角度θを示し、(D)は(B)における距離r及び角度θを示す。
【0040】
アフィンパラメータ算出部26は、輪郭画像毎に、距離rに対して360°にわたっての平均化を行い、得られた平均値から距離rの正規化を行う。つまり、距離rを拡大または縮小して、図4(D)に示すように、比較対象の移動体画像どうしの大きさの差をなくすようにする。図4(C)の正規化後のグラフをG(r, θ,n)とし、図4(D)の正規化後のグラフをG(r, θ,n+1)とする。
【0041】
次に、アフィンパラメータ算出部26は、次式(5)に基づき相違度D(dθ)を算出する。
【0042】
【数5】
【0043】
ここで、G(r, θ+dθ,n+1)は、グラフG(r, θ,n+1)を角度d θだけずらしたことを意味する。
そして、下記式(6)に基づき、この相違度D(dθ)が最小となるd θ及びそのときの最小相違値Dmin を算出する。
【0044】
【数6】
【0045】
図5及び図6は、移動体の回転に伴う類似度の調整を説明する図である。図5(A)は輪郭画像E(x,y,n) の中の正規化後の移動体m1の輪郭画像及び重心g1を示し、図5(B)は輪郭画像E(x,y,n+1) の中の正規化後の移動体n1の輪郭画像及び重心g2を示す。図6(A)は、図5(A)における距離r及び角度θを示し、図6(B)は、図5(B)における距離r及び角度θを示す。図6(B)から分かるように、角度d θだけずらすことにより相違度D(dθ)が最小となる。
【0046】
なお、図6(A),(B)から分かるように、角度d θは、180°までは正確に特定ができる。
図3に戻って、アフィンパラメータ算出部26が、移動体の組み合わせ毎に最小相違値Dmin を算出する。移動体対応判定部25は、これらの算出された移動体の組み合わせ毎の最小相違値Dmin を比較し、最小の値となっている移動体の組み合わせを抽出する。移動体対応判定部25は、この抽出された組み合わせの移動体どうしを、最も類似している移動体どうしと判断する。つまり、上述の例で言えば、輪郭画像E(x,y,n) の中の移動体m1と輪郭画像E(x,y,n+1) の中の移動体n1とは同一の移動体と見なす。残りの移動体についても、同様な方法により同一の移動体を特定する。
【0047】
アフィンパラメータ算出部26は、このように同一と特定された移動体に関しての平行移動量、拡大縮小率、及び回転角度を算出し、予測アフィンパラメータ算出部27へ送る。平行移動量は、同一と特定された移動体に関しての輪郭画像E(x,y,n) の中の重心と輪郭画像E(x,y,n+1) の中の重心とにおいて、両者のX,Y方向の距離A,Bとして算出される。これらの距離A,Bは、数式(1)におけるX, Y方向の平行移動量A,Bに相当する。拡大縮小率は、同一と特定された移動体に関しての正規化の際の輪郭画像E(x,y,n) での輪郭画像の拡大率または縮小率と、輪郭画像E(x,y,n+1) での輪郭画像の拡大率または縮小率との比Cとして算出される。この算出された比Cが、数式(1)における拡大縮小率Cに相当する。回転角度は、同一と特定された移動体に関しての角度d θである。角度d θは、数式(1)における回転角度d θに相当する。
【0048】
予測アフィンパラメータ算出部27は、送られた平行移動量A,B、拡大縮小率C、及び回転角度d θを基に、時刻nと時刻(n+1)との間の時刻t(n<t<n+1)におけるアフィンパラメータを算出する。すなわち、下記式(7a)〜(7d)に基づき、時刻tにおける拡大縮小率Cp、回転角度θp、及びX,Y方向の平行移動量Ap,Apを算出する。
【0049】
【数7】
【0050】
なお、Tは時刻nと時刻(n+1)との間の時間である。
予測アフィンパラメータ算出部27は、上記処理を移動体毎に行い、その結果を移動体予測イメージ作成部29へ送る。
【0051】
背景イメージ生成部28は、フレームメモリ21からの時刻n,(n+1)におけるフレーム画像及び移動体対応判定部25からの移動体の輪郭画像を基にして、移動体画像を取り除いた背景画像を作成する。この作成方法を、図7を参照して説明する。
【0052】
図7は、背景イメージ生成部28で行われる背景画像の作成方法を説明する図である。(A)は時刻nのフレーム画像を示し、(B)は時刻(n+1)のフレーム画像を示す。時刻nのフレーム画像と時刻(n+1)のフレーム画像において同一の移動体がある場合、時刻nのフレーム画像から、その移動体画像の外接矩形領域31を切り取り、同様に、時刻(n+1)のフレーム画像から、その移動体画像の外接矩形領域32を切り取る。その結果、図7(C),(D)のようなフレーム画像が得られる。これらの図7(C),(D)のフレーム画像を重ね合わせることにより、図7(E)に示す背景画像が得られる。こうした処理を検出された移動体全部にわたって行う。
【0053】
図3に戻って、移動体予測イメージ作成部29が、背景イメージ生成部28から背景画像を受け取るとともに、フレームメモリ21から時刻nにおけるフレーム画像を受け取る。そして、移動体予測イメージ作成部29は、予測アフィンパラメータ算出部27から送られた時刻tにおけるアフィンパラメータ、つまり拡大縮小率Cp、回転角度θp、及びX,Y方向の平行移動量Ap,Apを利用して、時刻nにおけるフレーム画像の中の移動体に対して、アフィン変換を施す。すなわち、時刻tのフレームにおける移動体画像の各画素値P(X,Y,t) を、次式(8)に基づき算出する。
【0054】
【数8】
【0055】
こうして算出された時刻tにおける移動体画像を、移動体予測イメージ作成部29は背景画像に上書きする。
こうした処理を、各移動体に対して実施し、最終的に、時刻tにおける移動体全部の画像が背景画像に上書きされ、時刻tにおけるフレーム画像としてフレーム埋込部30へ送られる。
【0056】
また、以上の移動体予測イメージ作成部29の動作では、時刻tにおけるフレーム画像内の移動体画像に対してアフィン変換を実施しているが、これに代わって、時刻(n+1)におけるフレーム画像内の移動体画像に対してアフィン変換を施すようにしてもよい。
【0057】
フレーム埋込部30は、フレームメモリ21から時刻t, (n+1)におけるフレーム画像を受け取り、また、移動体予測イメージ作成部29から時刻tにおけるフレーム画像を受け取る。更に、画像デコーダ13(図2)からフレーム落ち情報をもらう。フレーム落ち情報は、間引きされたフレーム位置を示す情報であり、この情報に従って、フレーム埋込部30は、時刻tにおけるフレームと時刻(n+1)におけるフレームとの間に、時刻tにおけるフレームを挿入して出力する。フレーム落ち情報が、間引きが行われていないことを示している場合はフレームの挿入を禁止する。
【0058】
このようにして、間引きされたフレームの補間復旧が行われる。
図8(A)は、1秒間に30フレームの割合で作成された原画像による移動体の動きを示す図である。ここでは、1人の人間が左から右へ歩いている。この原画像に対して、1秒間に10フレームとなるようにフレーム間引きが行われ、通信回線へ送出された画像による移動体の動きを、図8(B)に示す。こうしたフレーム間引きが行われた画像に対して、本発明によりフレーム補間が行われた後の画像による移動体の動きを、図8(C)に示す。
【0059】
なお、図1に示した輪郭検出手段1は図3の動輪郭抽出部22に対応し、同様に、アフィン係数算出手段2は、輪郭イメージ保存部23,24、移動体対応判定部25、及びにアフィンパラメータ算出部26に、アフィン係数補間手段3は予測アフィンパラメータ算出部27に、補間画像作成手段4は背景イメージ生成部28及び移動体予測イメージ作成部29に対応する。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、輪郭検出手段及びアフィン係数算出手段により、フレーム毎の移動体の輪郭を求め、輪郭を有するオブジェクトの重心位置の移動及び重心から輪郭までの距離を使って、アフィン係数を算出するので、モーメント軸を求めてアフィン係数を算出する従来の計算方法に比べ計算量が少なくなることにより、リアルタイムの処理が可能となり、テレビ会議システム等に適用が可能となる。
【0061】
また、輪郭どうしの対応関係からアフィン係数を算出するので、回転角の特定が180°まで正確に行えるようになり、従来のモーメント軸の場合に比べ、2倍の角度まで改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 原理説明図である。
【図2】 フレーム間補間画像処理装置を備えたテレビ会議システムの全体構成を示す図である。
【図3】フレーム補間部の内部構成を示す図である。
【図4】(A)は輪郭画像E(x,y,n) の中の移動体m1の輪郭画像及び重心g1を示す図であり、(B)は輪郭画像E(x,y,n+1) の中の移動体n1の輪郭画像及び重心g2を示す図であり、(C)は(A)における距離r及び角度θを示す図であり、(D)は(B)における距離r及び角度θを示す図である。
【図5】(A)は輪郭画像E(x,y,n) の中の正規化後の移動体m1の輪郭画像及び重心g1を示す図であり、(B)は輪郭画像E(x,y,n+1) の中の正規化後の移動体n1の輪郭画像及び重心g2を示す図である。
【図6】(A)は、図5(A)における距離r及び角度θを示す図であり、(B)は、図5(B)における距離r及び角度θを示す図である。
【図7】(A)は時刻nのフレーム画像を示す図であり、(B)は時刻(n+1)のフレーム画像を示す図であり、(C)は時刻nのフレーム画像から移動体画像の外接矩形領域を切り取って得られたフレーム画像を示す図であり、(D)は時刻(n+1)のフレーム画像から移動体画像の外接矩形領域を切り取って得られたフレーム画像を示す図であり、(E)は(C),(D)のフレーム画像を重ね合わせることにより得られた背景画像を示す図である。
【図8】(A)は、1秒間に30フレームの割合で作成された原画像による移動体の動きを示す図であり、(B)は1秒間に10フレームとなるようにフレーム間引きが行われ、通信回線へ送出された画像による移動体の動きを示す図であり、(C)はフレーム補間が行われた後の画像による移動体の動きを示す図である。
【図9】従来のフレーム間補間画像処理装置の構成を示す図である。
【図10】(A)は時刻nにおけるフレーム画像を示す図であり、(B)は時刻(n+1)におけるフレーム画像を示す図である。
【符号の説明】
1 輪郭検出手段
2 アフィン係数算出手段
3 アフィン係数補間手段
4 補間画像作成手段
Claims (3)
- 動画像のフレーム間の補間を行うフレーム間補間画像処理装置において、
時系列的に入力した動画像の複数のフレームに基づき、フレーム間差分及びフレーム内差分を算出し、移動体の輪郭を検出する輪郭検出手段と、
前記輪郭検出手段で検出されたフレーム毎の輪郭を基にして、第1の時刻のフレームにおける輪郭と第2の時刻のフレームにおける輪郭との間のアフィン係数を算出するアフィン係数算出手段と、
前記アフィン係数算出手段で算出されたアフィン係数を基に、前記第1の時刻と前記第2の時刻との間の第3の時刻に対応するアフィン係数を線形補間して求めるアフィン係数補間手段と、
前記第3の時刻に対応するアフィン係数に基づいて、前記第1の時刻のフレームまたは前記第2の時刻のフレームにおける移動体画像に対してアフィン変換を施して、前記第3の時刻のフレームにおける移動体画像を作成する補間画像作成手段と、
を有し、
前記輪郭検出手段は、前記算出されたフレーム間差分に前記算出されたフレーム内差分を加算して画素毎の合算値を得、当該合算値が所定値よりも大きい画素の集合体をもって前記移動体の輪郭とし、
前記アフィン係数算出手段は、前記輪郭検出手段で検出されたフレーム毎の輪郭を基に、前記第1の時刻のフレームの輪郭における重心及び前記第2の時刻のフレームの輪郭における重心を算出する重心算出手段と、前記重心算出手段で算出された各重心と対応の輪郭との距離をそれぞれ算出する距離算出手段と、前記重心算出手段で算出された各重心間の距離から平行移動量を求め、前記距離算出手段で算出された各距離を基に、回転角度及び拡大縮小量を求め、当該平行移動量、回転角度、及び拡大縮小量を前記アフィン係数とするアフィン係数決定手段と、を含む、
ことを特徴とするフレーム間補間画像処理装置。 - 前記アフィン係数算出手段は、
前記輪郭検出手段で検出されたフレーム毎の輪郭を基に、各フレームに複数の移動体が存在することを検出する複数移動体検出手段と、
前記複数移動体検出手段により検出された前記第1の時刻のフレームにおける複数の移動体と、前記第2の時刻のフレームにおける複数の移動体とをそれぞれ組み合わせ、各組み合わせにおける2つの移動体に関わる、前記距離算出手段で算出された2つの距離において、相互の距離差を算出する距離差算出手段と、
前記距離差算出手段で算出された各組み合わせ毎の距離差のうちで最小の距離差を有している組み合わせを探す探索手段と、
を含み、
前記アフィン係数算出手段は、前記探索手段によって発見された組み合わせに関わる移動体に対して、前記アフィン係数決定手段を動作させることを特徴とする請求項1記載のフレーム間補間画像処理装置。 - テレビ会議端末装置の画像受信部に設けられたことを特徴とする請求項1記載のフレーム間補間画像処理装置。
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