JP3955464B2 - ガラス母材の加熱方法及び加熱炉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス母材の製造、加工等に用いられる加熱炉及び加熱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバの製造に際しては、まず種々の方法、VAD法、MCVD法、OVD法などによって、ガラスプリフォームを作成し、次いでこれを加熱してガラス母材とし、このガラス母材を紡糸することで光ファイバとしている。この過程においては、ガラス母材を加熱して、延伸したり、先端加工したり、焼結したりすることが行われている。そして、この加熱には、通常、カーボン抵抗炉が用いられている。
図2(a)は、従来の技術のカーボン抵抗炉の一例を示すもので、図中番号51は、加熱炉本体を示す。この加熱炉本体51は、炉心管52、発熱体53、断熱材54、シャッタガス供給部55、及び筐体56から概略構成されている。
【0003】
炉心管52は、黒鉛などの炭素材からなる円筒状のもので、その長手方向の中央部よりやや下方には発熱体53が設けられている。この発熱体53は、黒鉛などの炭素材からなり、ドーナツ状の形状を有し、炉心管52を包囲している。この発熱体53の下方には、シャッタガス供給部55が設けられている。
シャッタガス供給部55は、炉心管52に開口する複数の噴出口55a、55a・・・と、噴出口55aにアルゴンガス、ヘリウムガスなどの不活性ガスからなるシャッタガスを供給するパイプ55bと、このパイプ55bにシャッタガスを供給するガス供給装置55cを有し、ガス供給装置55cはシャッタガスの流量を調節する流量調節機能を有するものである。
また、炉心管52及び発熱体53の外周部には、カーボン繊維などからなる断熱材54が配置され、この断熱材54の外側にはステンレス鋼などの耐熱金属からなる筐体56が設けられている。更に、加熱炉本体51の上部及び下部の開口部には、それぞれシャッタ60、61が設けられており、これらシャッタ60、61の開閉により、各開口部を開閉させることができるようになっている。
【0004】
このような加熱炉により、ガラス母材70を加熱するには、図2(a)に示すように、加熱炉本体51の上部及び下部の開口部を開けて、炉心管52内部にガラス母材70を配置し、開口部を閉じてシャッタガス供給部55からシャッタガスを炉心管52に供給し、炉心管52内部の雰囲気の酸素濃度を十分低減し、炉心管52、発熱体53などが酸化劣化しないようにしてから、図2(b)に示すように、発熱体53に通電して、ガラス母材70を加熱する。なお、符号72は、ガラス母材本体71に付属するダミー示す。
【0005】
ところが、このような加熱方法にあっては、ガラス母材70の出し入れの際に、加熱炉本体51の上部及び下部のシャッタ60、61を開くことになるが、このとき、炉心管52は高温となっているので、炉心管52内に存在していたシャッタガスは、上部の開口部から煙突効果により上方に流出し、これに伴って、下部の開口部から大気が炉心管52内に流入する。すると、高温状態にある炉心管52、発熱体53は、流入した大気中の酸素により急激に酸化劣化し、損傷を受ける。その酸化物等は、次回の加熱の際に、炉心管52等から剥離し、ガラス母材70に付着し、ガラス母材70の外観が汚染される他、このガラス母材70から紡糸して得られる光ファイバの傷の原因にもなる。
このようなことから、被加熱材であるガラス母材70等を加熱炉本体51に出し入れするときは、発熱体53の通電を停止し、加熱炉本体51が十分に冷めた状態で行う必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この方法では、加熱炉本体51にガラス母材70を収めた後、炉電力を入れてから加熱炉内の温度が安定するまでの時間を必要とするため、一回の加工に長時間を要し、生産性が低い。また、それだけ大量のシャッタガスを消費しなくてはならず、生産コストが高くなるという問題があった。
【0007】
よって、本発明における課題は、加熱炉の連続的な操業ができるようにし、しかもシャッタガスの消費量を低減できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のガラス母材の加熱方法は、被加熱材のガラス母材の長手方向の外径を測定しておき、この外径データに基づいて、加熱炉本体の入り口および出口に設けられたシャッタの開口径を制御し、加熱炉内に供給するシャッタガスの流量を制御することを特徴とする。
本発明のガラス母材の加熱炉は、加熱炉本体と、この加熱炉本体の入り口または出口付近に取り付けられ、被加熱材であるガラス母材の長手方向の外径を測定する外径測定器と、加熱炉本体の入り口および出口に取り付けられ、開口径が可変とされたシャッタと、加熱炉本体内部にシャッタガスを供給するシャッタガス供給部と、外径測定器で測定されたガラス母材の長手方向の外径データに基づいて、シャッタの開口径およびシャッタガスの流量を制御する制御部を有することを特徴とする。
また、上記ガラス母材の加熱炉は、加熱炉本体がカーボン抵抗炉であることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の加熱炉は、炉電源が入った状態において、ガラス母材を出し入れする開口面積と、シャッタガスの流量を調節することによって、加熱炉内の酸素濃度を十分に低く保つことを可能としたものである。
以下、実施の形態例に基づいて詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
この例の加熱炉は、図1(a)に示すように、加熱炉本体1と、この加熱炉本体1の入り口または出口に取り付けられ、被加熱材であるガラス母材20の長手方向の外径を測定する外径測定器7と、加熱炉本体1の入り口および出口に取り付けられ、開口径が可変とされたシャッタ10、11と、加熱炉本体1内部にシャッタガスを供給するシャッタガス供給部5と、外径測定器7で測定されたガラス母材20の長手方向の外径データに基づいてシャッタ10、11の開口径およびシャッタガスの流量を制御する制御部8を有する。
【0010】
上記加熱炉本体1は、炉心管2、発熱体3、断熱材4及び筐体6から概略構成されている。
炉心管2は、黒鉛などの炭素材料からなる円筒状のもので、その長手方向の中央部よりやや下方には、発熱体3が設けられている。この発熱体3は、黒鉛などの炭素材料からなり、ドーナツ状の形状を有し、炉心管2を包囲している。そして、この発熱体3の外周部には、カーボン繊維などからなる断熱材4が配置され、更に、断熱材4および炉心管2の外周部には、筐体6が配置されている。
【0011】
上記外径測定器7は、加熱炉本体1の入り口または出口付近に取り付けられ、そこを通過するガラス母材20の長手方向の外径を測定し、その外径データを制御部8へ送信する。本実施形態例では、外径測定器7を加熱炉本体1の入り口付近に設けている。
上記シャッタ10、11は、加熱炉本体1の入り口または出口に取り付けられ、ガラス母材20の外径に応じて、開口径が可変とされる。また、シャッタ10、11の形状や大きさなどは、特に制限されないが、例えば、扇形のものを4枚合わせ、各自が動作することで、開口面積の細かな調節が可能となるものなどが用いられる。
上記シャッタガス供給部5は、炉心管2に開口する複数の噴出口5a、5a・・・と、これらの噴出口5a、5a・・・にアルゴンガス、ヘリウムガス等の不活性ガスからなるシャッタガスを供給するパイプ5bと、このパイプ5bにシャッタガスを供給するガス供給装置5cを有し、ガス供給装置5cは、シャッタガスの流量を調節する機能を有するものである。
上記制御部8は、外径測定器7から送信された外径データに基づいて、シャッタ10、11の開口面積、及びガス供給装置5cから供給されるシャッタガスの流量を決定する。そして、制御部8は、決定された開口面積になるように、シャッタ10、11を駆動する駆動信号をシャッタ10、11へ送信し、一方、決定されたシャッタガスの流量を流量信号として、ガス供給装置5cへ送信する。
【0012】
このような構成により、この例の加熱炉は、炉電源が入った状態で、加熱炉内の酸素濃度を十分に低く保つことが可能なため、加熱炉内のカーボン部品が損傷を受けることなく、加熱炉の連続的な操業を可能とし、かつシャッタガスの消費量を低減することができる。
【0013】
以下、図1(a)、(b)を用い、上記加熱炉を用いたガラス母材20の焼結工程を例にして、その加熱方法について説明する。
まず、予め加熱炉の炉電力を入れておき、加熱炉内をガラス母材20を加工するのに適した温度にしておく。そして、例えば、炉心管2の内径が145mmの加熱炉を用いる場合、ガラス母材本体21の外径が90mm、ダミー22の外径が35mmで、ガラス母材本体21とダミー22の間がテーパ状となった全長1600mmのガラス母材20を、加熱炉下部のチャック(図示せず)で把持し、加熱炉入り口付近に設けた外径測定器7を通過させ、シャッタ10から加熱炉本体1内へ送り込む。
【0014】
図1(a)に示すように、ガラス母材20を加熱炉本体1内に挿入するときは、ガラス母材20の外径に応じてシャッタ10が開き、シャッタ11は閉じた状態にある。
また、噴出口5aから加熱炉本体1内に供給されるシャッタガス流量は適宜調節されており、この場合では、ダミー22がシャッタ10、11断面を通過するときは、例えば200SLM、ガラス母材本体21がシャッタ断面を通過するときは、例えば260SLMのシャッタガスを加熱炉本体1内に供給することで、加熱炉内の酸素濃度を低く保つことができる。
【0015】
加熱炉本体1内に配置されたガラス母材20は、発熱体3により加熱、加工される。そして、発熱体3による加熱、加工が進行すると、図1(b)に示すように、加工されたガラス母材20をシャッタ11から取り出すことができる。また、このときは、ガラス母材20の外径に応じてシャッタ11が開き、シャッタ10は閉じた状態にある。
【0016】
このようなガラス母材20の加熱方法によれば、炉電源が入った状態で、加熱炉内の酸素濃度を十分に低く保つことが可能なため、加熱炉内のカーボン部品が損傷を受けることなく、加熱炉の連続的な操業を可能とし、かつシャッタガスの消費量を低減することができる。
【0017】
なお、上記ガラス母材20の加熱方法において、本発明の加熱炉のように、外径測定器7によりガラス母材20の外径を測定する他、予め、ガラス母材20の外径を測定しておき、その外径データと、加熱炉へのガラス母材20の移動量から、シャッタ10、11の開口面積を調節することもできる。
【0018】
(実施例)
図1(a)に示した構造の加熱炉を用いて、ガラス母材20の加熱を行った。この加熱炉の炉心管2の内径は145mmであり、使用したガラス母材20は、ガラス母材本体21の外径が90mm、ダミー22の外径が35mmで、ガラス母材本体21とダミー22の間がテーパ状となった全長1600mmのものであった。
まず、加熱炉の炉電力を入れておき、加熱炉内は、ガラス母材20を加工するのに適した温度である1800℃程度とした。そして、ガラス母材20のダミー22を下部チャック(図示せず)で把持し、加熱炉下部の入り口からガラス母材20を加熱炉内に挿入した。この際、加熱炉入り口付近に設けられた外径測定器7により、ガラス母材20の長手方向の外径を測定した。シャッタ10、11は、扇形のものを各々4枚合わせ、各自が動作することで、シャッタ10、11の開口径を調節した。今回、クリアランスを5mmとして外径データとガラス母材20の長手方向の移動量からシャッタ10、11の開口径を制御して、クリアランスが設定値となるようにした。
また、加熱炉内に供給されたシャッタガスが、ダミー22がシャッタ10、11断面を通過するとき200SLM、ガラス母材本体21がシャッタ10、11断面を通過するとき260SLMであることによって、加熱炉内の酸素濃度を加熱炉内のカーボン部品が損傷を受けない程度まで低く保ったままで、ガラス母材20の出し入れを行うことができた。
【0019】
(比較例1)
図2(a)に示した構造の加熱炉を用いて、ガラス母材70の加熱を行った。この加熱炉の炉心管52の内径は145mmであり、使用したガラス母材70は、ガラス母材本体71の外径が90mm、ダミー22の外径が35mmで、ガラス母材本体71とダミー72の間がテーパ状となった全長1600mmのものであった。
まず、加熱炉の炉電力を入れておき、加熱炉内はガラス母材70が加工されるのに適した温度とした。そして、ガラス母材70のダミー72を下部チャック(図示せず)で把持し、加熱炉下部の入り口からガラス母材70を加熱炉内に挿入したところ、加熱炉内の酸素濃度が急激に上昇しまったため、加工を中止した。その後、加熱炉を分解し、加熱炉内を確認した。
【0020】
(比較例2)
図2(a)に示した構造の加熱炉を用いて、ガラス母材70の加熱を行った。この加熱炉の炉心管52の内径は145mmであり、使用したガラス母材70は、ガラス母材本体71の外径が90mm、ダミー22の外径が35mmで、ガラス母材本体71とダミー72の間がテーパ状となった全長1600mmのものであった。
ガラス母材70のダミー72を下部チャック(図示せず)で把持し、加熱炉下部の入り口からガラス母材70を加熱炉内に挿入した後に、加熱炉の電源を入れて加工を行った。
また、加工終了後は、加熱炉の電源を落として、加熱炉本体1が十分に冷めてからガラス母材70を取り出した。
【0021】
本発明に係るガラス母材70の加熱方法によれば、加熱炉内のカーボン部品の損傷がほとんどみられず、加工されたガラス母材70の外観も良好だった。一方、比較例1で使用した加熱炉では、加熱炉内のカーボン部品の損傷が激しく、かつ加熱炉内から剥離したカーボンが、加工したガラス母材70の表面に付着し、ガラス母材70の外観が悪くなっていた。
また、比較例2で使用した加熱炉では、加熱炉内のカーボン部品の損傷はほとんど見られず、加工されたガラス母材70の外観も良好であったが、加熱炉の電源を入れてから加熱炉内の温度が安定するまで約20分かかり、更に、加熱炉の電源を落としてから加熱炉本体1が十分に冷めるまで約60分を要した。
したがって、実施例に対し、ガラス母材1本当たりにかかる時間は約80分長くなり、その分シャッタガスの消費量が増加してしまった。
【0022】
【発明の効果】
本発明のガラス母材の加熱方法によれば、被加熱材のガラス母材の長手方向の外径を測定しておき、この外径データに基づいて、加熱炉本体の入り口および出口に設けられたシャッタの開口径を制御し、加熱炉内に供給するシャッタガスの流量を制御するので、加熱炉の連続的な操業ができ、生産性が高まるとともに、シャッタガスの消費量を低減でき、生産コストを抑えることができる。
本発明の加熱炉によれば、加熱炉本体と、この加熱炉本体の入り口または出口付近に取り付けられ、被加熱材であるガラス母材の長手方向の外径を測定する外径測定器と、加熱炉本体の入り口および出口に取り付けられ、開口径が可変とされたシャッタと、加熱炉本体内部にシャッタガスを供給するシャッタガス供給部と、上に外径測定器で測定されたガラス母材の長手方向の外径データに基づいて、シャッタの開口径およびシャッタガスの流量を制御する制御部を有するので、加熱炉の連続的な操業ができ、生産性が高まるとともに、シャッタガスの消費量を低減でき、生産コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の加熱炉の第1の例を示す概略構成図である。
【図2】 従来の加熱炉を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1・・・加熱炉本体、7・・・外径測定器、10、11・・・シャッタ、5・・・ガス供給部、8・・・制御部

Claims (3)

  1. 被加熱材のガラス母材の長手方向の外径を測定しておき、この外径データに基づいて、加熱炉本体の入り口および出口に設けられたシャッタの開口径を制御し、加熱炉内に供給するシャッタガスの流量を制御するガラス母材の加熱方法。
  2. 加熱炉本体と、この加熱炉本体の入り口または出口付近に取り付けられ、被加熱材であるガラス母材の長手方向の外径を測定する外径測定器と、加熱炉本体の入り口および出口に取り付けられ、開口径が可変とされたシャッタと、加熱炉本体内部にシャッタガスを供給するシャッタガス供給部と、外径測定器で測定されたガラス母材の長手方向の外径データに基づいて、シャッタの開口径およびシャッタガスの流量を制御する制御部を有することを特徴とするガラス母材の加熱炉。
  3. 加熱炉本体がカーボン抵抗炉であることを特徴とする請求項2記載のガラス母材の加熱炉。
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