JP3954612B2 - 網戸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、凸状の上下レールが同一垂直線上に存在する被取付枠だけでなく、下レールが上レールより外方に出ている被取付枠にも取り付けられると共に、建付調整機能をも有する網戸装置に関するものである。
従来より、特願平7−302155号(特開平9−119258号)発明のように、引き戸の底面にナットを埋め込んでなる格納凹部を形成し、前記ナットに小ネジをネジ込んで該小ネジを介し前記格納凹部内に滑りチップを着脱可能に格納させ、該滑りチップと前記ナット間に調節部材を前記小ネジに外嵌させて介装させることにより、前記滑りチップの前記格納凹部からの突出量を調節可能に構成した引き戸の上下調節構造は提案されている。
特開平9−119258号公報
上記従来例においては、敷居溝内を走行する引き戸に適用される上下調節構造であり、凸状のレールを走行する網戸には適用できるものではない。
また、網戸を取り付ける被取付枠には、上下レールが同一垂直線上に存在する被取付枠だけでなく、下レールが上レールより外方に出ている被取付枠もあるが、本発明は、いずれの被取付枠にも取付が可能であり、なおかつ、建付調整機能を有する網戸装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するためのもので、網戸体の下桟に複数のレール受を取り付け、レール受に調整部品を取り付けられるように成した網戸装置であって、レール受は、隔壁を設けて被取付枠の凸状の下レールに選択的に係合し得る複数のレール溝を形成すると共に、他面より低い凹段部を設けて成り、調整部品は、レール受の隔壁に嵌合する嵌合孔を設けると共に、レール受の凹段部に収納されて取り付られるように成し、隔壁に嵌合孔を嵌合して凹段部に収納されるように調整部品をレール受に取り付けることによって、レール溝の深さを変更し得るように成したことを特徴とする網戸装置である。
以上のように本発明によれば、凸状の上下レールが同一垂直線に存在する被取付枠だけでなく、下レールが上レールより外方に出ている被取付枠にも取り付けられると共に、建付の調整をすることができるという効果がある。
また、調整部品は嵌合するだけで取り付けられるので、安価で着脱も簡単であるという効果もある。
さらに、調整部品を凹段部に収納することによって、調整部品を厚くしても、レール受の底面からの突出量が小さくでき、微細な調整を可能にすることができるという効果もある。
本発明の網戸装置は、2枚の網戸体1・2を上下摺動可能にそれぞれの一面を重ねて接続して構成してあり、被取付枠Sの一側部に、上下のレールH・L間に係合させて取り付けられ、外側の窓Wを、この網戸装置の幅だけ開放して使用する。
なお、本実施例のように、本発明の網戸装置を取り付ける上下のレールが網戸用のレールの場合は、内外両方の窓の開閉に支障はないが、本発明の網戸装置は、外側の窓用のレールに取り付けることもでき、この場合は、外側の窓は、網戸装置に当たるので全開することはできなくなる。
上部の網戸体1は、縦桟3・3、上桟4及び中桟5によって組まれた枠体に網25を張って構成されている。
上桟4の上端面には、横方向に沿って上方に開口する凹条のレール溝12を設け、縦桟3・3には、縦方向に沿って一面側に開口する蟻溝状の摺動溝14・14をそれぞれ設けてある。
縦桟3・3の下端部には、接続具9・9を固定してある。接続具9は、縦桟3の摺動溝14に挿入されて固定される固定部18、固定部18の下面に鍔状に張り出している蓋部17及び固定部18の一面側に括れている連結部23を介して摺動部19を一体成形してある。摺動部19は、縦に細長く蓋部17より下方にも突出して設けられており、そこにナット35を設けてこのナット35に固定ねじ11を螺合してあり、後述するように、摺動部19は、下部の網戸体2の縦桟6に設けた摺動溝15内を摺動できるようになっており、固定ねじ11を締め付けると摺動不能になるようになっている。
下部の網戸体2は、縦桟6・6、中桟7及び下桟8によって組まれた枠体に網26を張って構成されている。
下桟8は、上部の網戸体1の存在する面側に突出して下方に開口する凹条部13を設けて成り、この凹条部13にレール受16・16を2箇所に取り付けてある。レール受16は、断面略コ字状で下向きに取り付けられ、内底面に2条の隔壁37・37を設けて、3条のレール溝38・・・38を設けてある。各隔壁37・37は、2箇所を切り欠いて3分割してあり、中央の隔壁37・37の周囲を他面より低くして凹段部39を設けてある。
調整部品36は、略矩形の板状で、レール受16の凹段部39にほぼ合致する大きさで、中央の隔壁37・37に嵌合する嵌合孔40・40を設けてある。この調整部品36は、その厚さが凹段部39の深さより厚く、レール受16の中央の隔壁37・37に嵌合して凹段部39に収納されて取り付けられるようになっており、その時、調整部品36の底面は、レール受16の凹段部39以外の底面よりも少し突出するようになっている。
微細な調整をするために調整部品36を薄く製作することが望ましいが、製作が難しいし、取り扱いも厄介であるという問題がある。そのため、調整部品36を凹段部39に収納することによって、調整部品36を厚くしても、レール受16の底面からの突出量が小さくでき、微細な調整を可能にすることができる。
そして、網戸装置を垂直にした状態で、上部の網戸体1の上桟4に設けたレール溝12と、下部の網戸体2の下桟8に設けた凹条部13内に取り付けたレール受16の最も室内側のレール溝38とが同一垂直線V上に存在するように設けて成る。
また、縦桟6・6には、長手方向(縦方向)に沿って一面側に、上部網戸体1の縦桟3の摺動溝14に対向するように、開口する蟻溝状の摺動溝15・15をそれぞれ設けてある。
縦桟6・6の上端部には、接続具10・10を固定してある。接続具10は、縦桟6の摺動溝15に挿入されて固定される固定部21、固定部21の上面に鍔状に張り出している蓋部20及び固定部21の一面側に括れている連結部24を介して摺動部22を一体成形してある。後述するように、摺動部22は、上部の網戸体1の縦桟3に設けた摺動溝14内を摺動できるようになっている。
下部の網戸体2の縦桟6・6の摺動溝15内には、接続具10の固定部21と、接続具9の摺動部19との間に位置するように、角棒状のスペーサー27が入っている。上下部の網戸体1・2をそれぞれ上方向・下方向に伸ばした時、つまり、全体の長さを長くする時、固定部21と摺動部19がこのスペーサー27の上下端に当接して、上下部の網戸体1・2の重なり寸法を一定以上確保し、重なり部分の強度が弱くならないようにしている。
上部の網戸体1の縦桟3・3には、長手方向に沿って室内側に突出する虫止め28・28を、下部の網戸体2の縦桟6・6には、長手方向に沿って室内側に突出する虫止め29・29を取り付けてある。虫止め28と虫止め29の先端縁は揃えて設けてある。
本発明の網戸装置の高さ寸法を調整するには、両側の固定ねじ11・11を緩め、上下部の網戸体1・2を上下に伸縮して、固定ねじ11・11を締め付ければよい。固定ねじ11を締め付けると、この固定ねじ11とナット35で摺動溝15の開口両端縁部を挟み込むことにより固定される。
上下部の網戸体1・2を上下に伸縮すると、接続具9の摺動部19が下部の網戸体2の縦桟6に設けた摺動溝15内を摺動すると共に、接続具10の摺動部22が上部の網戸体1の縦桟3に設けた摺動溝14内を摺動する。
図2に示すように、被取付枠Sの上下のレールHとLが同一垂直線V上に存在する場合には、上桟4に設けたレール溝12を上レールHに係合させると共に、下桟8に取り付けたレール受16の最も室内側のレール溝38を下レールLに係合させて、本発明の網戸装置を被取付枠Sに取り付ける。
また、被取付枠Sの下のレールLが上のレールHよりも、外方に出ている場合には、レール受16の最も室内側のレール溝38よりも室外側にある2つのレール溝38・38のいずれかを下レールLに係合させて、網戸装置を被取付枠Sに取り付ける。
本発明の網戸装置の建付を調整する方法を説明する。
図1に示すように、網戸装置を被取付枠Sの一側部の縦枠Tに接触するように取り付けた状態で、網戸装置の一側の縦桟3・6と被取付枠Sの縦枠Tとの間に、上方に三角の隙間が生じた場合には、被取付枠Sの縦枠Tから遠い方のレール受16に、上述のように調整部品36を取り付けることによって、網戸装置の一側の縦桟3・6の上部を被取付枠Sの縦枠Tに近づけ、上方の三角の隙間を消滅させて建付調整することができる。
また逆に、網戸装置の一側の縦桟3・6と被取付枠Sの縦枠Tとの間に、下方に三角の隙間が生じた場合には、被取付枠Sの縦枠Tに近い方のレール受16に、調整部品36を取り付ければよい。これら建付を調整する方法は、レール受16のいずれのレール溝38が下レールLに係合していても同じである。さらに、厚さの違う調整部品36を複数用意しておけば、被取付枠Sに合わせて微細な建付調整が可能となる。
図10は、上部の網戸体の縦桟に固定される接続具30の他の実施例であって、摺動部31の下部に圧縮ばね等の弾性体33を介して固定基体32を取り付けてあり、固定基体32に固定ねじ34を螺合してある。なお、その他の構成は、上記実施例と同じである。
この構成とすると、上下部の網戸体が弾性体33を介して接続されていることになり、この弾性力により、網戸装置を上下レールに突っ張って取り付けることができるので、風等によりがたつくことがない、上下レールから外れにくい、固定ねじによる固定を解除せずに上下ケンドンで着脱できるようにすることも可能である等の効果を奏することができる。
使用状態を示す正面図である。 図1の一部省略したA−A線拡大断面図である。 図1の一部省略したB−B線拡大断面図である。 図1の一部省略したC−C線拡大断面図である。 全体斜視図である。 網戸体を上下に伸縮する構造を示す斜視図である。 図5の一部省略したD−D線拡大断面図である。 図6の一部省略したE−E線拡大断面図である。 図6の一部省略したF−F線拡大断面図である。 接続具の他の実施例を示す図6と同様の斜視図である。 下部の網戸体の下桟を下方から見た斜視図である。 図11の拡大斜視図である。 レール受と調整部品の斜視図である。 レール受を取り付けた下部網戸体の下桟と調整部品の断面図である。 G−G線拡大断面図である。
符号の説明
1 網戸体
2 網戸体
8 下桟
16 レール受
36 調整部品
37 隔壁
38 レール溝
40 嵌合孔

Claims (1)

  1. 網戸体の下桟に複数のレール受を取り付け、レール受に調整部品を取り付けられるように成した網戸装置であって、レール受は、隔壁を設けて被取付枠の凸状の下レールに選択的に係合し得る複数のレール溝を形成すると共に、他面より低い凹段部を設けて成り、調整部品は、レール受の隔壁に嵌合する嵌合孔を設けると共に、レール受の凹段部に収納されて取り付られるように成し、隔壁に嵌合孔を嵌合して凹段部に収納されるように調整部品をレール受に取り付けることによって、レール溝の深さを変更し得るように成したことを特徴とする網戸装置。
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