JP3952937B2 - 地図データ、地図データ記憶装置、地図データ利用装置、プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
地図データ及び地図データを利用する装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図6に示すように、地図を碁盤目状に分割し、この分割した地図上のそれぞれの領域毎の地図データである領域地図データ50を生成し、生成した各領域の領域地図データ50を組み合わせて地図データ100を構成して記録媒体等に記録しておき、この地図データ100から描画範囲60に含まれる領域地図データ50を取得して、描画し、地図表示を行うナビゲーション装置が知られている(例えば非特許文献1参照。)。
【0003】
例えば、ナビゲーション装置は、図6(a)に示す描画範囲60の地図を描画する場合には、地図データ100から領域地図データ50aを取得する(以下、特定の地図データを示す場合には、領域地図データ50aのように、添え字を付し、特に区別しない場合には領域地図データ50のように表記する。)また、ナビゲーション装置が描画する描画範囲60が、図6(b)の範囲であれば、領域地図データ50a〜50dを取得する。
【0004】
そして、取得した単数または複数の領域地図データ50中で、描画範囲60に相当する領域の地図データを描画して表示装置に表示させる。
【0005】
【非特許文献1】
Kiwi−Wコンソーシアム、”KiwiフォーマットVer1.22”、第3章、[online]、2000年2月24日、Kiwi−Wコンソーシアム、[2002年10月1日検索]、インターネット<URL:http://kiwi-w.mapmaster.co.jp/format/format_kihon.html>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように地図を碁盤目状に分割して生成された領域地図データからなる地図データを利用する場合、データアクセス回数のばらつきが大きいという問題がある。すなわち、描画範囲60よりも領域地図データ50のサイズが十分に大きい場合には、1〜4枚の領域地図データ50が必要となる。例えば、図6(a)の場合には領域地図データ50aの1枚であるのに対し、図6(b)の場合には、領域地図データ50a〜50dの4枚が必要となる。
【0007】
このように、ある場所では、1回の地図記憶装置へのアクセスで処理が完了するが、他の場所では4回のアクセスが必要となり、処理完了までの時間に関する性能保証が困難であるという問題があった。
そこで本発明は、上述した問題を解決し、領域地図データのデータアクセス回数のばらつきを抑制することのできる地図データ、及び当該地図データを利用するナビゲーション装置等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた地図データは、地図を分割線によって複数の領域に分割し、当該分割領域毎の地図データである領域地図データを組み合わせて構成される地図データである。そして、分割線のすべての交点について、各交点からは最大で3本の分割線が引き出されるように領域を分割して構成されている。このように交点から3本の分割線が引き出されて分割される領域は、3つとなるため、従来の碁盤目状の分割の場合のように交点から4本の分割線が引き出されることによって分割される4つの領域に比べ1つ少ない。したがって、この地図データを利用する地図データ利用装置では、領域地図データの最悪読み込み枚数を1枚減らして3枚にすることが可能となる。
【0009】
なお、分割線の交わる角度は任意に設定することができるが、特に、分割線はT字型に交わるようにするとよい。特に、地図をレンガ状の領域に分割するとよい。
例えば図2に示すように分割したものとするとよく、例えば縦方向に所定間隔y1の分割線で分割し、横方向に所定間隔x1の分割線で分割し、前記横方向に分割する際に、隣接する縦方向の領域について、横方向の分割の開始位置をx1/2だけずらすようにして分割することにより、レンガ状の領域に分割することができる。なお、縦方向、横方向は、地図内の任意の方向に採ることができる。例えば、縦方向を地図の南北方向とすることも、東西方向とすることもできる。
【0010】
こうした地図データは、その地図に含まれる道路に関するデータまたは地図の画像データの少なくともいずれか一方を含むとよい。
そして、こうした地図データは、記録媒体や、地図データ記憶装置に記憶することができる。例えば地図データベースに記憶するとよい。
【0011】
そして、地図データを利用する地図データ利用装置において利用することができる。こうした、地図データを利用する地図データ利用装置では、地図記憶装置へのアクセス回数の最悪値が抑えられるため、地図利用処理の完了までの性能保証が容易となる。
【0012】
特に、地図データを利用する地図データ利用装置において、地図データを利用するために読み込む読み込み範囲の縦方向の幅をy1/2より小さく、横方向の幅をx1/2より小さくするとよい。このようにすれば、領域地図データの最悪読み込み枚数を3枚とすることができる。
【0013】
また、地図データ利用装置は地図データを通信等で取得するようにすることもできるが、地図データ記憶装置を備え、この地図データ記憶装置に記憶された前記地図データを利用するように構成することもできる。
特に、ナビゲーション機能を備えた地図データ利用装置では、現在位置付近の地図を描画して表示する処理を行う場合に、その描画範囲の位置は連続的に変化することが多いのであるが、このような地図データを利用することで、移動に伴って新たに読み込みが必要な地図の枚数も抑えることができる。
【0014】
なお、上述したいずれかの地図データ利用装置としての機能をコンピュータシステムにて実現する場合、例えば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができ、また、ネットワークを介してロードして起動することにより用いることもできる。また、地図データの請求項内に記載の方法(生成方法)によって当該請求項に記載の地図データを生成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0016】
図1は実施例の地図データ利用装置としてのナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザーからの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能なリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す。)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、外部情報入出力装置24と、地図データや各種の情報を記録した外部記憶媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器25と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力装置27と、各種のデータを記憶するための外部メモリ28と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコン23a,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,外部メモリ28からの入力に応じて各種処理を実行し、位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,表示装置26,音声出力装置27,外部メモリ28を制御する制御回路29とを備えている。
【0017】
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cと、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ21dとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21dは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては、上述したうちの一部のセンサで構成してもよく、またステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0018】
操作スイッチ群22としては、表示装置26と一体に構成され、表示画面上に設置されるタッチパネル及び表示装置26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。なおタッチパネルと表示装置26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、いずれを用いてもよい。
【0019】
外部情報入出力装置24は、図示しないラジオアンテナを介してFM放送信号を受信したり、道路近傍に配置されたVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報システム)サービス用の固定局から、電波ビーコン信号及び光ビーコン信号を受信する。この受信した情報は制御回路29へ送られて処理される。また、図示しない携帯電話と接続され、情報センターから情報を取得したり、インターネットに接続しインターネット上のサーバから情報を取得する機能を備える。
【0020】
地図データ入力器25は、道路データ、位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ等の地図データ、施設を示すマークデータ、案内用の画像や音声データ等を含む各種のデータを入力するための装置である。これらのデータの記録媒体としては、CD−ROM、DVD、ハードディスク、メモリ、メモリカード等を用いることができる。
【0021】
地図データ100は、図2に示すように、地図を、縦y1,横x1の幅の矩形領域に分割した領域地図データ50の組み合わせとして構成される。上下方向に隣接する領域地図データ50の収録範囲は、幅(x1/2)だけ左右方向(横方向)にずらして設定されている。すなわち、図2に示すようにレンガ状に領域地図データ50の収録範囲を設定している。
【0022】
各領域地図データ50は、それぞれの領域地図データ50の位置を特定するため左下座標と右上座標とを収録範囲として記録しており、制御回路29は、この収録範囲を検索キーとして、読み込み対象の領域地図データ50を特定することができる。
【0023】
なお、地図データ100は、図3に示すように、詳細度別に、レベル5からレベル0までの各レベル毎に生成され、記録されている。レベル5は、各領域地図データ50の収録範囲が地図上で最も広い(すなわちx1とy1の値が最も大きい)レベルであり、地形データのみを格納している。レベル4は、レベル5に続いて各領域地図データ50の収録範囲が広く設定されたものであり、地形データと高速道の道路データを格納している。レベル3は、レベル4に続く広さで各領域地図データ50の収録範囲が設定されたものであり、地形データと高速道の道路データに加え国道の道路データを格納している。レベル2は、レベル3に続く広さで各領域地図データ50の収録範囲が設定されたものであり、地形データと高速道・国道の道路データに加え、県道の道路データを格納している。レベル1は、レベル2に続く広さで各領域地図データ50の収録範囲が設定されたものであり、地形データと高速道・国道・県道の道路データに加え、市道の道路データを格納している。レベル0は、レベル1に続く広さで各領域地図データ50の収録範囲が設定されたものであり、地形データと高速道・国道・県道・市道の道路データに加え、細街路の道路データを格納している。すなわち、レベル5が最も広域のデータを格納したものであり、レベル0が最も詳細なデータを格納したものである。
【0024】
この地図データ中の道路データは、交差点等の複数のノード間をリンクにより接続して地図を構成したものであって、それぞれのリンクに対し、リンクを特定する固有番号(リンクID)、リンクの長さを示すリンク長、リンクの始端と終端とのx,y座標、リンクの道路幅、および道路種別(有料道路等の道路情報を示すもの)、道路を特定するための道路IDのデータからなるリンク情報を備える。また地図データ中には、地名情報、交通情報、施設情報がその座標(x,y座標)とともに記憶されている。また地形データは、例えば画像データで構成することができる。
【0025】
表示装置26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。そして、音声出力装置27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声や、外部情報入出力装置24を介して取得した情報の読み上げ音声を出力することができる。
【0026】
制御回路29は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示装置26に表示する地図表示処理や、地図データ入力器25に格納された地点データに基づき、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路を自動的に求める経路計算を行って経路案内を行う経路案内処理を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
【0027】
この地図表示処理の流れを図4に示して説明する。
S110では、位置検出器21で検出した情報に基づき現在位置を算出し、現在の地図レベルを地図レベルが記憶された制御回路29のメモリから取得する。そして、取得した現在位置と地図レベルに基づいて表示装置26に表示する地図の描画中心座標を算出する。なお、地図レベルは、操作スイッチ群22、リモコン23aからの信号に基づいてメモリに設定可能に構成されている。
【0028】
S120では、S110で算出した描画中心座標と現在の地図レベルに基づいて描画範囲の座標を算出する。
S130では、地図データ入力器25の記録媒体に記録された地図データから現在の地図レベルに対応する地図データ100内の各領域地図データ50に含まれる収録範囲(左下座標と右上座標)を読み出して、S120で算出された描画範囲の座標と比較し、収録範囲に描画範囲の少なくとも一部を含む領域地図データ50を、読み込み対象の領域地図データとして特定する。例えば、図5(a)に示すように、描画範囲60が領域地図データ50a内に含まれる場合には、領域地図データ50aを読み込み対象の領域地図データ50として特定する。また例えば、図5(b)に示すように、描画範囲60が領域地図データ50a,50b,50cにまたがる場合には、領域地図データ50a〜50cを読み込み対象の領域地図データ50として特定する。
【0029】
S140では、S130で特定された読み込み対象の領域地図データ50のうち、現在、制御回路29のメモリに読み込まれていない領域地図データ50を、地図データ入力器25を制御して記録媒体から読み込んで、メモリに記憶する。S150では、メモリに記憶された領域地図データ50の中で描画範囲60に相当する範囲の地図を描画し、表示装置26に表示させる。
【0030】
このようにして、設定された地図レベルで、現在位置周辺の地図を表示装置26に表示させることができる。
車両が移動するにつれ、検出される現在位置は移動し、描画範囲60も移動する。例えば、図5(a)の描画範囲60から図5(b)の描画範囲60へと描画範囲が変化した場合、図5(a)の状態で読み込まれている領域地図データ50aに加え、新たに領域地図データ50b,50cの2枚分をを読み込むこととなる。また、同時に読み込まれる領域地図データ50は、領域地図データ50a〜cの合計3枚分となる。したがって、図6に示して説明した従来の地図データ100に比べ、領域地図データ50の最悪読み込み枚数を減らすことができ、同時に読み込む必要のある領域地図データ50の枚数も減らすことができる。
【0031】
例えば、図5(a)に示すように、描画範囲60を縦y2,横x2の幅の矩形領域とし、y2<y1/2,x2<x1/2とすれば、最大で同時に3枚の領域地図データ50を読み込むだけで済む。図6に示した従来のデータ構造では、最大で同時に4枚の領域地図データ50を読み込む必要があったため、1枚分、読み込むべきデータを減らすことができる。したがって処理に要する時間を約25%短縮することができ、表示にかかる時間を高速化できる。また、地図データ入力器25へのアクセス回数最悪値が抑えられるため、ばらつきが少なくなり、地図描画完了までの性能保証が容易となる。
【0032】
なお、本実施例では、各領域地図データ50に収録範囲を記録しておき、この収録範囲に基づいて読み込み対象の領域地図データ50を特定することとしたが、これに代えて、あるいは、これに加えて、例えば、緯度経度、通し番号、縦横配置位置などを記憶し、これによって読み込み対象の領域地図データを特定するように構成してもよい。
【0033】
また、こうした領域地図データ50を特定する情報は、予め制御回路29のメモリに取り込んでおき、この取り込んだ内容に基づいてS130で特定するようにするとよい。このようにすれば、地図データ入力器25へのアクセス回数を抑えることができる。
【0034】
また、本実施例では、記録媒体に地図データ100を記録し、この記録媒体を地図データ入力器25が読み取って入力することとしたが、例えば外部情報入出力装置24を介して地図データ100を、外部から入力するようにしてもよい。この場合、情報センターやインターネット上のサーバに、上述した地図データ100を記憶し、制御回路29は、地図データ入力器25からの読み込みに代えて、外部情報入出力装置24を制御して、情報センターやインターネット上のサーバなどの地図記憶装置に、読み込み対象の領域地図データ50を要求し、このサーバ(地図記憶装置)から領域地図データ50を取得して、利用するようにすればよい。
【0035】
また、記録媒体等に記憶される上述した地図データ100は、自動的に生成したものを用いることができる。例えば、地図から地図データ100を生成する場合に、まず元となる地図データを用意し、この地図データをコンピュータによる処理で、図2に示すレンガ状の領域に分割するようにしてもよい。例えば、レベル5の地形データが画像データで構成される場合、航空写真等による元となる画像データを用意し、それを図2に示すようにレンガ状の領域に分割して、分割した領域毎の画像データにその収録範囲を付加して、各領域地図データ50を生成して、地図データ100を生成するとよい。例えば図5に示すように、縦方向に一定間隔(幅y1)の分割線で分割し、横方向に一定間隔(幅x1)の分割線で分割する。この時、分割線のすべての交点について最大で3本の前記分割線が引き出されるように分割する。例えば隣接する縦方向の領域について、図5(a)に示すように、横方向の分割の開始位置をx1/2だけずらすようにして分割する。こうすることで、分割線はT字型に交わる。こうして元となる地図データをレンガ状に分割することができる。
【0036】
なお、本実施例では、ナビゲーション装置の例で説明したが、種々の地図を利用する地図利用装置に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】地図データの構成を示す説明図である。
【図3】地図データのレベルの説明図である。
【図4】地図表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】地図データと描画範囲を示す説明図である。
【図6】従来の地図データの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置
21…位置検出器
21a…GPS受信機
21b…ジャイロスコープ
21c…距離センサ
21d…地磁気センサ
22…操作スイッチ群
23a…リモコン
23b…リモコンセンサ
24…外部情報入出力装置
25…地図データ入力器
26…表示装置
27…音声出力装置
28…外部メモリ
29…制御回路
50…領域地図データ
60…描画範囲
100…地図データ
Claims (8)
- 地図を分割線によって複数の領域に分割し、当該分割領域毎の地図データである領域地図データを組み合わせて構成される地図データであって、
縦方向に所定間隔y1の分割線で分割し、横方向に所定間隔x1の分割線で分割し、前記横方向に分割する際に、隣接する縦方向の領域について、横方向の分割の開始位置をx1/2だけずらすようにして分割していること
を特徴とする地図データ。 - 請求項1に記載の地図データおいて、
前記地図データは、当該地図に含まれる道路に関するデータまたは地図の画像データの少なくともいずれか一方を含むこと
を特徴とする地図データ。 - 請求項1または請求項2に記載の地図データを記憶する地図データ記憶装置。
- 請求項1または請求項2に記載の地図データを利用する地図データ利用装置。
- 請求項1に記載の地図データを利用する地図データ利用装置において、
地図データを利用するために読み込む読み込み範囲の縦方向の幅がy1/2より小さく、横方向の幅がx1/2より小さいこと
を特徴とする地図データ利用装置。 - 請求項4または5に記載の地図データ利用装置において、前記地図データを記憶する地図データ記憶装置を備え、当該地図データ記憶装置に記憶された地図データを利用すること
を特徴とする地図データ利用装置。 - 請求項4〜6に記載の地図データ利用装置において、前記地図データを利用してナビゲーション機能を実現することを特徴とする地図データ利用装置。
- 請求項4〜7のいずれかに記載の地図データ利用装置としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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