JP3950136B2 - Mos型半導体装置の製造方法およびmos型半導体装置 - Google Patents

Mos型半導体装置の製造方法およびmos型半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3950136B2
JP3950136B2 JP2004350934A JP2004350934A JP3950136B2 JP 3950136 B2 JP3950136 B2 JP 3950136B2 JP 2004350934 A JP2004350934 A JP 2004350934A JP 2004350934 A JP2004350934 A JP 2004350934A JP 3950136 B2 JP3950136 B2 JP 3950136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
nitrogen
gate electrode
molybdenum
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004350934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006165090A (ja
Inventor
健太郎 芝原
清隆 今井
Original Assignee
株式会社半導体理工学研究センター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社半導体理工学研究センター filed Critical 株式会社半導体理工学研究センター
Priority to JP2004350934A priority Critical patent/JP3950136B2/ja
Publication of JP2006165090A publication Critical patent/JP2006165090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3950136B2 publication Critical patent/JP3950136B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、MOS型半導体装置およびその製造方法に関し、特に、微細構造においてもゲート金属電極の仕事関数が制御可能なMOS型半導体装置およびその製造方法に関する。
従来のCMOS集積回路では、n型多結晶シリコンをゲート電極に用いたn型MOSFETと、p型多結晶シリコンをゲート電極に用いたp型MOSFETとを組み合わせた、デュアルゲート構造が用いられていた。このように、多結晶シリコンをゲート電極に用いて多結晶シリコン中の不純物の量や濃度を調整することにより、ゲート電極の仕事関数の制御が可能となる。
しかし、かかるCMOS集積回路では、半導体装置の微細化が進むと多結晶シリコンゲート電極中に形成される空乏層の影響が顕著となった。即ち、多結晶シリコンゲート電極中の空乏層の厚みは非常に薄いが、ゲート酸化膜の膜厚が2nm以下のように薄くなると、空乏層の厚みも無視できなくなり、ゲート酸化膜の10%以上に相当する容量の増加をもたらす場合もあった。
このような問題を回避するために、多結晶シリコンゲート電極に代えて、モリブデン等の金属材料をゲート電極に用いる半導体装置が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
R. J. P. Lander et al; Mat. Res. Soc. Symp. Proc. Vol. 716, 2002, pp.B5.11.1-B5.11.6
しかしながら、モリブデン等の金属材料をゲート電極に用いる半導体装置において、互いに異なる仕事関数を有するゲート電極を同一半導体基板上に形成する方法は見出されていなかった。
また、モリブデン等のゲート電極に窒素を導入して、ゲート電極の仕事関数をシフトさせようとしても、十分なシフトが得られない場合もあった。
そこで、本発明は、特に、微細化された構造において、互いに異なる仕事関数を有するゲート電極を同一半導体基板上に形成したMOS型半導体装置およびその製造方法の提供を目的とする。
そこで、発明者らは鋭意研究の結果、モリブデン膜中に窒素を拡散させた後に、熱処理によりかかる窒素導入の影響を選択的に除去することにより、同一半導体基板上に仕事関数の異なるゲート電極を備えたMOS型半導体装置が作製できることを見出すとともに、ゲート電極に含まれるモリブデン膜のアスペクト比を所定の範囲に制御することにより十分な仕事関数のシフトが可能となることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、半導体基板を準備する工程と、半導体基板に、第1半導体素子形成領域と第2半導体素子形成領域とを規定する工程と、半導体基板上に、ゲート絶縁膜、モリブデン膜、およびモリブデン膜に窒素を導入するための窒素含有膜とを順次積層する工程と、窒素含有膜からモリブデン膜に窒素を導入する窒素導入工程と、第2半導体素子形成領域上の窒素含有膜を選択的に除去し、第1半導体素子形成領域上に窒素含有膜を残す工程と、半導体基板上に、多結晶シリコン膜を形成する工程と、エッチングにより、多結晶シリコン膜、窒素含有膜、およびモリブデン膜からなる第1ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して第1半導体素子形成領域上に形成するとともに、多結晶シリコン膜、およびモリブデン膜からなる第2ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して第2半導体素子形成領域上に形成する工程と、第1ゲート電極および第2ゲート電極の側壁に、サイドウォールを形成する工程と、熱処理により第2ゲート電極に含まれるモリブデン膜中の窒素を減少させて、第1ゲート電極に含まれるモリブデン膜中の窒素量との間に差異を設ける工程とを含むことを特徴とするMOS型半導体装置の製造方法である。
また、本発明は、半導体基板と、半導体基板に設けられた、第1ウエル領域および第2ウエル領域と、第1ウエル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられた、窒素を含むモリブデン膜、窒素含有膜、および多結晶シリコン膜の積層構造からなる第1ゲート電極と、第2ウエル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられた、窒素を含むモリブデン膜、および多結晶シリコン膜の積層構造からなる第2ゲート電極と、第1ゲート電極および第2ゲート電極の側壁に設けられたサイドウォールとを含み、第2ゲート電極のモリブデン膜中に含まれる窒素量が、第1ゲート電極のモリブデン膜に含まれる窒素量より少ないことを特徴とするMOS型半導体装置でもある。
このように、本発明では、微細構造においてもゲート電極の仕事関数の制御が可能なMOS型半導体装置を得ることができる。
図1は、全体が100で表される、本発明の実施の形態にかかるMOS型半導体装置の断面図である。
MOS型半導体装置100は、シリコン基板1を含む。シリコン基板1には、素子分離領域2により電気的に分離された、p型ウエル領域3とn型ウエル領域4が設けられている。
p型ウエル領域3には、ゲート電極10を挟むようにソース/ドレイン領域14(エクステンション領域11を含む)が設けられている。ゲート電極10は、ゲート酸化膜5を介して設けられ、モリブデン膜6、窒化チタン膜7、および多結晶シリコン膜8の積層構造となっている。
一方、n型ウエル領域4には、ゲート電極20を挟むようにソース/ドレイン領域15(エクステンション領域12を含む)が設けられている。ゲート電極20は、ゲート酸化膜5を介して設けられ、モリブデン膜6、および多結晶シリコン膜8の積層構造となっており、窒化チタン膜は含まない。
ゲート電極10、20の側壁には、窒化シリコンからなるサイドウォール13が形成されている。また、ソース/ドレイン領域14、15の表面、ゲート電極10、20の上面には、それぞれ、CoSiやNiSiなどのシリサイド膜16で覆われている。
図1では省略されているが、ソース/ドレイン電極や金属配線等は、適宜形成されている。
また、図2は、ゲート電極のゲート長と、モリブデン膜に窒素を導入することによるしきい値電圧変化量との関係を表したグラフであり、図3は、ゲート電極のアスペクト比と、しきい値電圧変化量との関係を表したグラフである。
図2からわかるように、ゲート電極に含まれるモリブデン膜の膜厚を一定にして、ゲート長を変化させると、ゲート長が0.5μm近傍より短くなる領域でしきい値電圧の変化量が小さくなっている。
図3は、横軸をアスペクト比(モリブデン膜の膜厚/ゲート長)として、図2を書き換えたグラフであるが、アスペクト比が0.1以下(更に好適には0.05以下)で安定したしきい値電圧変化量が得られることがわかる。具体的には、例えばゲート長が0.05μmのMOS型半導体装置では、モリブデン膜の膜厚を5nm以下とすれば、良好なしきい値電圧の変化が得られることがわかる。
このように、アスペクト比が0.1より大きい領域でしきい値電圧変化量が小さくなるのは、窒化チタン膜からモリブデン膜に拡散させた窒素の効果が十分に維持されていないためと考えられる。
図4は、MOS型半導体装置の仕事関数が変化するメカニズムを表す模式図であり、MOS型半導体装置のゲート電極近傍の断面を表している。図4において、(a)はアスペクト比(モリブデン膜の膜厚/ゲート長)の小さい場合、(b)はアスペクトの大きい場合である。図4においてLはゲート長、TMoはモリブデン膜の膜厚をそれぞれ表す。
窒化チタン(TiN)膜からモリブデン(Mo)膜に拡散した窒素は、モリブデン(Mo)膜とゲート酸化膜(SiO)との界面近傍にパイルアップされ、かかるパイルアップされた窒素が、ゲート電極の仕事関数の変化に寄与すると考えられる。
一方、窒化チタン(TiN)膜からモリブデン(Mo)膜に拡散した窒素は、モリブデン(Mo)膜とゲート酸化膜(SiO)との界面近傍以外に、モリブデン(Mo)膜の側壁近傍にもパイルアップされる。このようにモリブデン膜の側壁近傍にパイルアップされた窒素は、ゲート電極の仕事関数の変化に寄与しない。
図4(a)に示すように、アスペクト比が小さな場合、モリブデン膜とゲート酸化膜との界面近傍にパイルアップされる窒素量は、モリブデン(Mo)膜の側壁近傍にパイルアップされる窒素量に比べて十分に多く、ゲート電極の仕事関数が十分に変化する。
これに対して、図4(b)に示すように、アスペクト比が大きな場合、モリブデン(Mo)膜の側壁近傍にパイルアップされる窒素量が、モリブデン膜とゲート酸化膜との界面近傍にパイルアップされる窒素量に比較して無視できない量となり、この結果、十分なゲート電極の仕事関数の変化が得られなくなる。
このように、モリブデン膜の側壁近傍にパイルアップされる窒素量が無視できなくなるのが、図3に示すように、アスペクト比が0.1のゲート電極である。
次に、図5を参照しながら、MOS型半導体装置100の製造方法について説明する。かかる製造方法は、以下の工程1〜7を含む。
工程1:図5(a)に示すように、まず、シリコン基板1を準備する。続いて、例えばLOCOS酸化膜のような素子分離領域2を形成する。素子分離領域2は、トレンチに酸化膜を埋め込んだトレンチアイソレーションでも良い。更に、イオン注入法や拡散法を用いて、p型ウエル領域3、n型ウエル領域4を形成する。p型ウエル領域3の形成には、例えばホウ素(B)が用いられ、n型ウエル領域4の形成には、例えばリン(P)が用いられる。
工程2:図5(b)に示すように、シリコン基板1の表面に、酸化シリコンからなるゲート酸化膜5を形成する。ゲート酸化膜5は、例えば熱酸化法により形成し、その膜厚は2nm程度である。続いて、スパッタ法を用いて、例えば膜厚50nmのモリブデン(Mo)膜6、例えば膜厚30nmの窒化チタン(TiN)膜7を順次積層する。窒化チタン膜7に代えて、窒化タンタル(TaN)膜や窒化タングステン(WN)膜等を使用しても構わない。
かかる積層構造を形成した後、800〜900℃、好適には800℃で1分間程度、窒素、アルゴン等の不活性ガス中で熱処理を行う。この結果、窒化チタン膜7中の窒素が、モリブデン膜6中に固層拡散し、モリブデン膜6とゲート酸化膜5との界面近傍にパイルアップする。
バックサイドSIMS法により分析した結果、モリブデン膜6中に拡散した窒素は、ゲート酸化膜5との界面近傍で2×1021/cmであった。
工程3:図5(c)に示すように、窒化チタン膜7をエッチングして、n型ウエル領域4上方の窒化チタン膜7を選択的に除去し、p型ウエル領域3上方に窒化チタン膜7を残す。
工程4:図5(d)に示すように、例えばCVD法で、膜厚100nmの多結晶シリコン膜8を全面に形成する。続いて、ゲート電極形成用のレジストマスク9を、p型ウエル領域3、n型ウエル領域4の上に形成する。
工程5:図5(e)に示すように、レジストマスク9を用いて、多結晶シリコン膜8、窒化チタン膜7、モリブデン膜6、およびゲート酸化膜5をエッチングし、ゲート電極10、20を形成する。エッチングは、エッチングする材料に適したエッチングガスを、適宜選択して行われる。レジストマスク9を除去した後、多結晶シリコン膜8等からなるゲート電極10、20をマスクに用いたイオン注入を行いて、エクステンション領域11、12を形成する。p型ウエル領域3のエクステンション領域11はn型イオンを注入して、またn型ウエル領域4のエクステンション領域12はp型イオンを注入して、それぞれ形成する。エクステンション領域11、12の不純物濃度は、例えば1×1020/cmである。
なお、ゲート電極10、20が多結晶シリコン膜8を含むことにより、ゲート電極10、20をマスクに用いたイオン注入工程おいて、注入イオンが注入マスクを通過する、いわゆるチャネリングを防止できる。これは、次の工程6におけるイオン注入工程においても同じである。
工程6:図5(f)に示すように、ゲート電極10、20の側壁に、例えば窒化シリコンからなるサイドウォール13を形成する。サイドウォール13は、全面に窒化シリコン膜を形成した後、ドライエッチングすることにより、ゲート電極10、20の側壁にのみ窒化シリコン膜を残して形成する。
続いて、例えばイオン注入法を用いて、不純物イオンを注入した後、アニールを行ってソース/ドレイン領域14、15を形成する。ソース/ドレイン領域14、15の不純物濃度は、例えば1×1021/cmとなる。
アニールは、例えば、窒素雰囲気中で、900℃で1分間行う。かかるアニール工程で、窒化チタン膜7の無いゲート電極20においては、モリブデン膜6中の窒素が外方に拡散し、窒化チタン膜7からモリブデン膜6中に拡散した窒素の影響が消失する。
一方、窒化チタン膜7を含むゲート電極10においては、かかる外方への拡散が起きずに窒素拡散の影響が維持され、アニール条件にかかわらず、約−0.5eV程度の仕事関数の変化が認められる。
工程7:図5(g)に示すように、例えばスパッタ法で、CoやNiを全面に堆積させた後、熱処理を行う。この結果、CoやNiはSiと反応してCoSiやNiSi(シリサイド)を形成する。続いて、シリサイド化しなかったCoやNiを選択的にエッチングして、ソース/ドレイン領域14、15の表面、およびゲート電極10、20の上面にシリサイド膜16を形成する。
最後に、ソース/ドレイン電極や金属配線(図示せず)を適宜形成し、本実施の形態にかかるMOS型半導体装置100が完成する。
このように、本実施の形態にかかる製造方法では、ゲート電極10、20の双方のモリブデン膜6に窒素を拡散させた後、ゲート電極20のモリブデン膜6から選択的に窒素を外部に拡散させて減少させる。これにより、ゲート電極10とゲート電極20に含まれる窒素量が異なり、ゲート電極の仕事関数が互いに異なったMOS型半導体装置100を得ることができる。
特に、ゲート電極のゲート長が短いMOS型半導体装置に対しても、アスペクト比を制御することにより、有効な仕事関数の変化が可能となる。
本発明の実施の形態にかかるMOS型半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態にかかるMOS型半導体装置のゲート電極の、ゲート長としきい値電圧変化量との関係である。 本発明の実施の形態にかかるMOS型半導体装置のゲート電極の、アスペクト比としきい値電圧変化量との関係である。 本発明にかかるMOS型半導体装置の仕事関数の変化のメカニズムを示す模式図である。 本発明の実施の形態にかかるMOS型半導体装置の製造工程の断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板、2 素子分離領域、3 n型ウエル領域、4 p型ウエル領域、5 ゲート酸化膜、6 モリブデン膜、7 窒化チタン膜、8 多結晶シリコン膜、10 ゲート電極、11、12 エクステンション領域、13 サイドウォール、14、15 ソース/ドレイン領域、16 シリサイド膜、20 ゲート電極、100 MOS型半導体装置。

Claims (8)

  1. 半導体基板を準備する工程と、
    該半導体基板に、第1半導体素子形成領域と第2半導体素子形成領域とを規定する工程と、
    該半導体基板上に、ゲート絶縁膜、モリブデン膜、および該モリブデン膜に窒素を導入するための窒素含有膜とを順次積層する工程と、
    該窒素含有膜から該モリブデン膜に窒素を導入する窒素導入工程と、
    該第2半導体素子形成領域上の該窒素含有膜を選択的に除去し、該第1半導体素子形成領域上に該窒素含有膜を残す工程と、
    該半導体基板上に、多結晶シリコン膜を形成する工程と、
    エッチングにより、該多結晶シリコン膜、該窒素含有膜、および該モリブデン膜からなる第1ゲート電極を、該ゲート絶縁膜を介して該第1半導体素子形成領域上に形成するとともに、該多結晶シリコン膜、および該モリブデン膜からなる第2ゲート電極を、該ゲート絶縁膜を介して該第2半導体素子形成領域上に形成する工程と、
    該第1ゲート電極および該第2ゲート電極の側壁に、サイドウォールを形成する工程と、
    熱処理により該第2ゲート電極に含まれるモリブデン膜中の窒素を減少させて、該第1ゲート電極に含まれるモリブデン膜中の窒素量との間に差異を設ける工程とを含むことを特徴とするMOS型半導体装置の製造方法。
  2. 上記窒素含有膜が、窒化チタン、窒化タンタル、および窒化タングステンから選択される材料からなることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 上記窒素導入工程が、熱処理による窒素の固相拡散工程であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  4. 上記第1ゲート電極におけるモリブデン膜厚とゲート長との比(アスペクト比)が、0.1以下であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  5. 半導体基板と、
    該半導体基板に設けられた、第1ウエル領域および第2ウエル領域と、
    該第1ウエル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられた、窒素を含むモリブデン膜、窒素含有膜、および多結晶シリコン膜の積層構造からなる第1ゲート電極と、
    該第2ウエル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられた、窒素を含むモリブデン膜、および多結晶シリコン膜の積層構造からなる第2ゲート電極と、
    該第1ゲート電極および該第2ゲート電極の側壁に設けられたサイドウォールとを含み、
    該第2ゲート電極のモリブデン膜中に含まれる窒素量が、該第1ゲート電極のモリブデン膜に含まれる窒素量より少ないことを特徴とするMOS型半導体装置。
  6. 上記第1ゲート電極におけるモリブデン膜厚とゲート長との比(アスペクト比)が、0.1以下であることを特徴とする請求項5に記載のMOS型半導体装置。
  7. 上記第2ゲート電極の仕事関数と上記第1ゲート電極の仕事関数とが、異なることを特徴とする請求項5に記載のMOS型半導体装置。
  8. 上記窒素含有膜が、窒化チタン、窒化タンタル、および窒化タングステンから選択される材料からなることを特徴とする請求項5に記載のMOS型半導体装置。
JP2004350934A 2004-12-03 2004-12-03 Mos型半導体装置の製造方法およびmos型半導体装置 Expired - Fee Related JP3950136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350934A JP3950136B2 (ja) 2004-12-03 2004-12-03 Mos型半導体装置の製造方法およびmos型半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350934A JP3950136B2 (ja) 2004-12-03 2004-12-03 Mos型半導体装置の製造方法およびmos型半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006165090A JP2006165090A (ja) 2006-06-22
JP3950136B2 true JP3950136B2 (ja) 2007-07-25

Family

ID=36666780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004350934A Expired - Fee Related JP3950136B2 (ja) 2004-12-03 2004-12-03 Mos型半導体装置の製造方法およびmos型半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3950136B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5147588B2 (ja) 2008-08-04 2013-02-20 パナソニック株式会社 半導体装置
JP4647682B2 (ja) 2008-11-12 2011-03-09 パナソニック株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP2011003717A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Panasonic Corp 半導体装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006165090A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3974507B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US7229873B2 (en) Process for manufacturing dual work function metal gates in a microelectronics device
US6806534B2 (en) Damascene method for improved MOS transistor
TWI460794B (zh) 具有較低接觸電阻的mos結構及其製造方法
US20120187523A1 (en) Method and structure for shallow trench isolation to mitigate active shorts
JP2007243105A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2004152995A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2005072316A (ja) 半導体装置の製造方法
JPWO2007026677A1 (ja) 半導体装置の製造方法
JPWO2006068027A1 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008053283A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4664771B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2002539638A (ja) Mis電界効果型トランジスタの製造方法
US7060610B2 (en) Method for forming contact in semiconductor device
US20080020568A1 (en) Semiconductor device having a silicide layer and method of fabricating the same
TW201126576A (en) Plasma doping method and method for fabricating semiconductor device using the same
JP3950136B2 (ja) Mos型半導体装置の製造方法およびmos型半導体装置
JP2006295123A (ja) Mos電界効果半導体装置の製造方法及びmos電界効果半導体装置
JP2001127288A (ja) ゲート構造の製造方法
JP2008103613A (ja) 半導体装置及びその製造方法
TWI511205B (zh) 半導體積體電路的形成方法
JP5816539B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
TW201539663A (zh) 半導體裝置及其形成方法
JP2008117842A (ja) 半導体装置、およびその製造方法
JP2002543609A (ja) シャロージャンクション半導体デバイスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees