JP3947010B2 - 光ケーブル接続用クロージャ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ケーブル、特に光ファイバ心線を有する光ファイバケーブル(以下光ケーブル)の架空、或いは地上区間のアクセス区間において、ケーブル接続点における外被接続並びに架空乃至地上ケーブルと、ドロップ光ファイバケーブル或いは集合ドロップ光ファイバケーブルの接続のために用いられ、光ケーブルの心線接続部を保護して、心線余長を収納し、心線の使用効率を高め単心運用に優れた光ケーブル接続用クロージャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ケーブルの分岐、引込、接続などを行う場合、クロージャ内においてケーブル心線相互を心線接続部によって接続すると共に、該心線接続部と、ケーブル心線の心線余長とを収納するための心線接続収納トレイを備えたクロージャが知られている。
このクロージャは、心線幹線用光ケーブルの本線から引き出された光ファイバ心線同士或いは分岐用光ケーブルから引き出された心線とを接続する心線接続部が収納される心線接続部収納部と、さらに接続された心線の余長部分を巻回して保護収納する心線余長収納部とを有する心線接続収納トレイを備えたものとして接続機能専用クロージャ或いはドロップ機能専用クロージャとして用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、光ケーブルを用いた通信網では、光アクセス網の最適な配線形態とすることや、光アクセスサービスを迅速かつ安価に提供することが要請されているのに、単心運用作業が難しく光アクセス系設備の効率的な使用や経済的な使用が十分満足するものがない。特に、公知のドロップ心線用トレイでは、ケーブルの高密度、多心化或いは伝送高速度化が進むにつれて心線余長収納部ではその容量が不足しがちになり、これに対応するには収納トレイの枚数が増加して、接続分岐に伴う作業や配線整理がやりにくいし、さらには増設も簡単には対応できずコンパクト化できないといった問題が生じている。また光ケーブルの分岐作業においては、ドロップ光ファイバを引き落とすためには、例えば、200〜400心テープの光ケーブル本線から4心テープ単位で取り出して、そのうち1心のみを分岐心線に接続して単心に分離しているが、この場合取り出した4心テープは、必要な単心を残して他の心線は切断してしまうために、余った心線は、すべて下部側では使用不能となって不経済となるし、心線を再度本線に戻すことも出来ないなど取り扱いも不便になり、アクセス系設備の効率的かつ経済的な使用ができないなど問題があった。
【0004】
本発明は、これら従来の事情に鑑みてなされたものであり、光ケーブルの心線の使用効率を高めるために、単心に分離することが可能な作業スペースを確保し、単心に分離した心線を保護することができて、光ケーブルの有効利用することが可能で、任意の心線を取り出す際に他の心線に影響を与えないで単心で使用でき、心線の下部延ばし配線や、架空ループ配線にも対応でき、しかも一旦分岐した心線を再度本線に戻すこともできるなど、
単心の分離、保護、収納作業に優れたクロージャにできるし、ドロップ心線用トレイの内装トレイが枚数を半減され厚さをも減らした状態で上層トレイと下層トレイに回動自在に重合した構成とすることで、配線作業が容易に実施できて施工性に優れ、単心線ごとの接続機能とドロップ機能とを統合して整理することもでき、その収納並びに心線ごとの増減も簡単にでき増設も楽で、きわめてコンパクト化した構成で取扱い簡便な架空または地上載置用の光ケーブル接続用クロージャを安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、この発明は、光ケーブル心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線を接続した心線接続部を収納する心線接続部収納部と、
心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えた下層トレイと、心線導出入部及び心線接続部収納部と心線余長収納部とを備えた上層トレイとを回動自在に重合してなるドロップ心線用トレイをクロージャ本体内に配備する光ケーブル接続用クロージャであって、前記下層トレイと、上層トレイとに、心線を左右両方向いずれからも挿入送出できるように心線導出入部と心線保持部とを設けると共に、上下層両トレイのトレイ本体内に複数内装トレイを積層して入れ込み構造とすると共に、各内装トレイをヒンジ部で回動自在に連結してなり、該内装トレイにコネクタ収納部と心線余長収納部とをそれぞれ設けた構成とし、該ドロップ心線用トレイを複数段それぞれ前記クロージャ内の中央部に設けたトトレイ収納ケースの棚に水平に挿脱自在に装着して備えたことを特徴とする。
【0006】
この発明は、光ケーブル接続用クロージャにおいて、ドロップ心線用トレイが下層トレイと、上層トレイとを段積装着した積層個別収納トレイとし、上下層両トレイの各トレイの両側に心線保持部と単心線を複数心線に分岐するスプリッタを収納するスプリッスプリッタ収納部を設けて、トレイ収納ケースに多段に装着できる構成としてなることを特徴としている。
【0007】
さらに、本発明の光ケーブル接続用クロージャにおいては、前記ドロップ心線用トレイが上下層の積層個別収納トレイであって、各トレイに内装トレイがそれぞれ枚数を半減された状態で配備して複層個別収納の多心ドロップ心線用トレイとし、各単心に分離した引通し単心線にチューブ被覆による分離保護部を設けて、該保護部のある単心線を前記ドロップ心線用トレイに入れて支持して単心線分岐する心線のテープ側接続部と、分岐部と単心線側接続部とが収納可能でドロップ心線の接続収納状態を維持する構成と刷るのがよい。
【0008】
【作用】
本発明の光ケーブル接続用クロージャは、光ケーブル心線の心線接続部並びに心線余長部分を保護収納する内装トレイの枚数を半減して厚さを減らした上層トレイと下層トレイがお互いに開閉自在に収納されているドロップ心線用トレイとなっているので、光需要に際して任意のクロージャにて本線から必要な単心線のみを引き落としたり、本線に戻したりすることが容易にできる。すなわち、光ケーブル本線からテープ単位で取り出して、テープに割りを入れて引き裂き単心線にさばいて分離する。例えば、工具でそのテープ表面に引き裂き用のノッチを入れ、小さな剪断力によって単心に分離するか、或いは割り入れテープから1心のみを選んで引き裂き分離するなどして接続したい空き単心線とドロップ心線とを接続して、残りは現用または空き心線として下部に送り込めるように保有しておくことが可能となる。また接続作業に必要な余長心線は、任意のドロップ心線用トレイを開いて、或いは取り出したりして接続部とともに収納しておく。
そして、空いている心線はその後のユーザーの加入など必要な単心線として使用することができ、単心に分離することが可能な作業スペース確保と、単心に分離した心線の保護とが簡易にすることができ、そのほか他の心線の接続作業や接続状況の点検、補修、確認、調整など作業をも統合してきわめて容易に行うことができる。
【0009】
また、ドロップ心線用トレイは、多段収納棚を前提としたものに収納し、接続単位で複層化したもので、心線接続部は心線接続部収納部に固定し、心線余長も心線余長収納部に曲率半径を確保した上で取り回し収納できるので、心線余長の吸収に自由度を持たせて納められ、伝送特性に悪影響を及ぼすことがない。
しかも、分離した単心線を保護することができ、その心線接続部が固定可能であるし、
左右両方向のいずれからの心線からでも心線の引き落としができるので、架空ループ配線にも対応可能であり、また心線接続後にドロップ心線用トレイを移動させて、元の位置に戻しても光ケーブル心線に弛みが生じないし、心線に過度に屈曲することがなく曲率半径の小さい円弧状部分をも生じないで収納でき安全な保護ができるし、任意心線の取り出し、接続、再収納作業に対するハンドリング特性の向上が図れ、単心運用のため分離、保護、収納作業にも優れた機能を発揮できる。
さらに、分離心線と分岐心線並びにその心線接続部を収納するトレイの集合体となる収納トレイが、多段棚のトレイ収納ケースに挿し込むことで隣接されるトレイと容易に連結でき、またトレイ収納ケースから外して開閉することにより連結した各トレイを別個に開放露出することができ、接続作業や各トレイの更新並びに増設も容易にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を用いて説明すると、図1に示す心線接続クロージャ1には、下層トレイ2と上層トレイ3とを上下に分けて積み重ねたものからなるドロップ心線用トレイ10が、複数組例えば4〜6段棚構造のトレイ収納ケース4の差し込み棚に挿脱自在に内装配備されている。
この下層トレイ2並びに上層トレイ3には、図2に示す如く光ファイバ心線を導出入する心線導出入部11と、該心線導出入部11から入る心線相互を接続した心線接続部を収納する心線接続部収納部12と、スプリッタ収納部13と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部14とを備えている。
【0011】
そして、前記下層トレイ2及び上層トレイ3は、合成樹脂により一体成形またはおのおの成形された成形品であり、図2乃至図4に示すように、略長方形状の外形を有し、内面側が同一或いは相似形状に形成されたもので、各トレイ2,3を重ねた状態の心線トレイとして用い、前記下層トレイ2の底板の両側対称位置に設けた係合孔5,5をそれぞれ対向して設け、該係合孔5,5に、トレイ収納ケース4に嵌挿される支持棒6を通してドロップ心線用トレイ10がクロージャ1内に複数一括して固定されるものである。
【0012】
前記ドロップ心線用トレイ10としては、図2乃至図3に示すように8心一括収納タイプとした1層目の下層トレイ2と、2層目の上層トレイ3とを重合したもので、心線の心線接続部aが収納保持される心線接続部収納部12と、ドロップケーブルに接続される分岐心線分離部またはスプリッタbが収納保持されるスプリッタ収納部13と、前記心線接続部aから導出される心線に余長を引き廻し、ループ状に巻回させて保持する心線余長収納部14とを区画して備え、心線押え片9のある略長方形の上層トレイ3と下層トレイ2
とを用い、各トレイ2,3には、相似或いは同一形状の3枚の内装トレイ2,2,2及び内装トレイ3,3,3をそれぞれ枚数が半減され、厚さも減らした状態で重合配備された8層ドロップトレイとしてある。
この場合、前記クロージャ1内に固着したフレーム7に多段棚のトレイ収納ケース4を設け、該トレイ収納ケース4の複数段ある差し込み棚に前記下層トレイ2と上層トレイ3とを重層した状態で挿脱自在に備えて、下層トレイ2並びに上層トレイ3とが心線取出方向を上面にする方向で水平に装着され、心線接続部と心線余長とを一括収納できる構成とすると共に、該下層トレイ2或いは上層トレイ3とを観音開きに回動自在に設けてある。
【0013】
例えば、図示のようにAOクロージャにおいて、4〜5段のトレイ収納ケース4の場合には、上側2段と下側2段を用いて、ドロップ心線用トレイ10の4〜5枚(1トレイ,40心で200心)を収納ケース4に積層して収める。またドロップ心線用トレイ10は、上下層トレイとして積層して用いられているので、トレイ収納ケース4の上側から使用していき、テープ接続200心収納のときになど適宜選んで上段から下段に使用(ドロップ心線用トレイ使用)でき、また、下段から上段に向けて各段を有効利用することができ、テープ接続心の数量に対応して各トレイ2,3の装着が可能となる。また、SSDケーブル及びSSWケーブルによる配線については、1段最上段に増設して適応することができる。
【0014】
なお、複数の前記ドロップ心線用トレイ10をトレイ収納ケース4、例えば多段の棚状ケースに着脱自在とするには、単独または前後方向を交互に逆に段積装着した積層収納した心線トレイとして用いる。この場合、下層トレイ2に突設された爪状の係合凸部8に係合する係合凹部は、前記トレイ収納ケース4の両側対称位置に備えればよく、該下層トレイ2を前後いずれの方向でも着脱自在に装着できる構成とすることもでき、さらにクロージャ1内でのドロップ心線用トレイ10をトレイ収納ケース4から引き出し移動位置させて心線接続作業が簡便にできることも配慮できる。
【0015】
また、前記下層トレイ2、上層トレイ3とに形成した心線導出入部11には、分離スリットのある心線挿通孔を設けた弾性保持部材(図示せず)を圧入嵌合して心線の支持を確実にしてあり、この弾性保持部材は心線径或いは心線数に応じた挿通孔のあるナイロンチューブを選んで用いられる。
さらに前記心線接続部収納部12、スプリッタ収納部13及び心線余長収納部14は、
必要に応じガイドリブ及び側壁を選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線係止片15或いは係止爪を一体成形して、余長の心線や心線接続部aをドロップ心線用トレイ10内に確実に保持できるようにするか、また心線接続部収納部12或いは心線余長収納部14のみを区画した上下層トレイを組合せて一つとした形態としてもよく、各上下層トレイ毎に心線を分離整理収納し、ケーブル挿入部からファイバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止でき、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにすることが配慮される。
【0016】
この場合、多段に積み重ねられたドロップ心線用トレイ10の中から選んだドロップ心線用トレイ内の下層トレイ2の係合凸部8を外せば、トレイ収納ケース4から引き出し外して、上層トレイ3との重ね合せ面を開くことができて上下両層トレイ2,3の内面側が露出されて各内装トレイ2,2,2及び3,3,3が現れて開いたり取り出したりして収納心線の接続配線作業が容易にできる。
【0017】
即ち、一方の下層トレイ2と他方の上層トレイ3のトレイ本体内に積層して接続されている内装トレイ2,2,2及び内装トレイ3,3,3をそれぞれ一端或いは連結部を支点で回動すれば水平方向に軽く開くことができ、ドロップ心線用トレイ10内において、分離した単心線と、トロップ心線との心線接続部aの収納や心線余長の収納作業或いは新たたな分岐作業並びに配線系の点検、補修、確認、調整など各作業をも統合してきわめて容易に行うことができる。
この内装トレイ2,2,2及び内装トレイ3,3,3としては、ドロップ心線用トレイ10の上下層トレイ2,3に分けて設けられているので、各上下層トレイ2,3ではそれぞれ枚数が半減され、厚さも減らした状態で重合配備された形となっており、下層トレイ2と上層トレイ3との相似形状のトレイとして上層側のものを小さい形の入れ込みタイプとして作業、取り扱いし易くするのが好ましいが、同一形状の複層タイプとすることもできる。
【0018】
なお、前記心線導出入部11は、片側に設けたシングルタイプに限らず両側に対に設け、即ち四隅に設けたダブルタイプのものを用いることもできるし、しかも合成樹脂の射出成形により、下層トレイ2及び上層トレイ3を略正方形、長方形の四角形または楕円形に形成されるので、心線接続部収納部12およびスプリッタ収納部13に隣接される心線余長収納部14には所定間隔に配列される心線は心線係止片15で伝送特性に悪影響が及ばないように心線が、なめらかに湾曲したループ状に巻回保持できるように配慮してある。
例えば、前記下層トレイ2および上層トレイ3には曲率半径30mm以上を確保して心線の取り回して収納ができ、各種の接続部例えば、融着補強スリーブ、メカニカルスリーブ、MTコネクタなどの収納可能であって、トレイ収納ケース4に4段のドロップ心線用トレイ10を積層し、各トレイ単位で脱着可能に設け、心線余長と心線接続部を一括収納できる。
この場合は、ドロップ心線用トレイ10の一つは、心線余長の吸収に自由度を持たせることもできるし、一つのトレイに40心線分(4心テープ10本分)の収納が可能で、さらに識別ホルダーを用いれば、接続数200心単位の心線識別が可能の形態とすることもできる。
【0019】
前記ドロップ心線用トレイ10は、複数重ね合わせて棚状のトレイ収納ケース4に載置保持され、ヒンジ締結具(図示せず)により脱着自在に定着する二つ割りのスリーブからなる円筒状のクロージャ1内に組み込まれて用いられるが、フレーム7には配線処理ガイド16と、ケーブル把持具17とテンションメンバ把持具18とを一体に形成され、前記クロージャ1の外側に配置固定できる配線リング19を備えている。
【0020】
前記クロージャ1のスリーブの両端壁嵌合部に嵌装された端面板20とを備えたクロージャ1の例で説明すると、端面板20にスペーサ(図示せず)を介して、幹線光ケーブルAが貫通されてケーブル把持具17で固定され、かつ、該ケーブルのテンションメンバが、テンションメンバ把持具18に接続連結されている。また主線光ケーブルAから導出されたテープ心線は、ドロップ心線用トレイ10に処理されて端面板20から導出されて引き落とし分岐ケーブルとして配線される。(図1)
前記スペーサには、ドロップケーブルの挿通用の閉塞孔を多数備え、引落し時に閉塞孔を開口してドロップケーブルをクロージャ外に導出入できるようにしてある。さらに、前記クロージャ1は、分割接合面にガスケットを介在して突き合わせ密封結合するが、スリーブ外側に設けたヒンジ部にループ状リングからなるヒンジ締結具によって掛止めて連結一体化するようになっている。
【0021】
なお、前記ドロップ心線用トレイ10の下層トレイ2に設けた係合孔5には、ドロップ心線用トレイ10が複数積み重ねられたときに必要に応じ、支持棒6などをトレイ収納ケース4に嵌挿して連結固定保持するために用いてもよいし、上下段ごとに連結ボスを嵌装して連結する形態とすることもできる。
【0022】
また、図3に示すように、前記ドロップ心線用トレイ10の複数を互に心線取出方向を上面にする方向で水平に、かつそれぞれ個々に保持する多段棚のトレイ収納ケース4では、その心線導出入部11に心線通路となる間隔をあけて複数のガイドリブなどで複数の心線通路を形成して、トレイが出入する心線を各ガイド片間に通して振り分け配線できるようにしてある。
【0023】
さらにまた、クロージャ1には、複心光ファイバテープ心線を単心に分離してその内選ばれた単心をドロップ心線に接続分岐収納するドロップ心線用トレイ10中の下層トレイ2に内装トレイ2,2,2を複数枚、即ち図に示すように枚数が半減し、厚さも減った状態で内装し、またドロップ心線のテープ側接続部と分岐部と、単心線側接続部とが収納可能な上層トレイ3にも内装トレイ3,3,3を複数枚、即ち枚数が半減し、厚さも減った状態で内装して配備して複層ドロップ心線用トレイ10の配備としている。
前記下層トレイ2は、光ファイバ単心線Bを導入する心線保持部21と、該心線保持部21から入る単心線Bをドロップ心線Cに接続した心線接続部aを収納する心線接続部収納部12と、必要に応じ用いられるスプリッタbを収納するスプリッタ収納部13と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部14とを備え、これに心線を接続した心線接続部aを収納する心線接続部収納部12と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部14とを備えた内装トレイ2,2,2を複数枚多重に積み重ねてなるもので、また上層トレイ3は、ドロップ心線Cを導入するドロップ心線保持部22と、該ドロップ心線保持部22から入る心線相互を接続した心線接続部aを収納する心線接続部収納部12と、必要に応じ用いられるスプリッタbを収納するスプリッタ収納部13と、心線余長巻回して収納する心線余長収納部14とを備え、これに単心線Bとドロップ心線Cを接続した心線接続部aを収納する心線接続部収納部12と心線余長を巻回して収納する心線余長収納部14とを備えた内装トレイ3,3,3を複数枚多重に積み重ねてなるもので、心線を収納状態と引出状態で固定でき、また心線を接続、収納した状態で取り出し開閉ができるものである。
【0024】
この下層トレイ2と上層トレイ3は、複数層の重合状態でそれぞれヒンジ部23によって観音開きに開閉自在に連結されて一組とし、テープ心線から分離した単心ごとに心線接続部と心線余長とを個別に一括収納できるドロップ心線用トレイ10に構成され、該トレイ10を複数段に前記クロージャ1内に設けたトレイ収納ケース4に挿脱自在に嵌装してある。この場合、前記下層トレイ2内には積層した内装トレイ2,2,2をまた、前記上層トレイ3内には積層した内装トレイ3,3,3を嵌合入れ込み構造とするのがよい。
例えば4心テープを単心分離し、または分離心線を使用して単心線Bに心線接続部aを介してドロップ心線Cを接続したり、更にスプリッタbを介して変換した8心インドアケーブルの心線接続部及び心線余長を収納するケースとすることもできる。
【0025】
なお、複数の前記下層トレイ2と、上層トレイ3および積層した各内装トレイ2,2,2並びに内装トレイ3,3,3には、心線の曲率半径円をS字状に切り返し配線できるように楕円筒状リブ24を一対トレイ底面上に間隔をあけて対向配備した構成してある。
また、前記下層トレイ2には、その両側面部に係合凸部8と、ドロップテンションメンバ把持部25をベース26を介して突設し、該係合凸部8がクロージャ内の前記トレイ収納ケース4の案内溝に摺動自在に嵌装されると共に、該案内溝に形成されるロック部係脱する構成としてクロージャ1内でのドロップ心線用トレイ10をトレイ収納ケース4から引き出し移動位置させて心線接続作業が簡便にできるようにしてある。
前記ドロップテンションメンバ把持部25には、テンションメンバの差し込み口28を形成してあって、これにテンションメンバを挿入してスパイラルシリコンチューブを被せて保護した単心線を取付固定し、この単心線をドロップ心線用トレイ10内に挿入してドロップ単心線押え具27によって支持してドロップ光ファイバケーブルCが固着される。
(図4及び図5)
即ち、前記ドロップテンションメンバ把持部25にネジ止めした心線押圧片のドロップ単心線押え具27で、No.1〜4の各トレイから出るドロップ心線が押えられるようにし、心線の飛び出し防止保護し、またドロップテンションメンバ把持部25に固定されたドロップテンションメンバをさらに上から押しつける着脱自在のホルダーが備えられ、各トレイの移動時にドロップ光ファイバケーブルの捩れ防止に役立て、ドロップ光ファイバケーブルの移動の際に追ずい誘導をスムーズにできるように支持する構成となっている。
【0026】
なお、前記ドロップ心線用トレイ10には、曲率半径30mm以上を確保して心線の取り回し収納ができ、各種の心線接続部a例えば、融着補強スリーブ、メカニカルスプライス、MTコネクタなどの収納可能であって、心線ドロップ用トレイ3を4段に積層し、各心線トレイ単位で開閉或いは脱着可能に設け、心線余長と心線接続部を一括収納できる。
この場合は、上層トレイ3の一つは、心線余長の吸収に自由度を持たせることもできるし、一つのトレイに40心線分(4心テープ10本分)の収納が可能で識別ホルダーを用いれば、20心単位の心線識別が可能の形態とすることもできる。
【0027】
例えば、各内装トレイの組合せでは、トレイは一体成形品で嵌合入れ込み構造であるが、一体成形或いは着脱自在のヒンジ部で連結したりすることができる。上下層での各トレイ2,3は、それぞれヒンジ部23で連結して組とする方式が採用されているが、一体成形のヒンジ連結構造としてもよいし、表面内装トレイの上面に蓋片を付設することもできる。
図6および図7の配線例では、主ケーブルの単心線Bを上下層トレイ2,3に4本ずつ配線しそれぞれの内装トレイ2,2,2並びに内装トレイ3,3,3に振り分けて、各線の融着接続部及び余長心線を収納して8心インドアケーブルのドロップ心線Cに接続使用することができる。
【0028】
また、図8および図9の配線例では、主ケーブルの単心線Bを上下層トレイ2,3に1本ずつ挿入し、各線の心線接続部aとスプリッタbとを経て4線に分岐させ、その各線に接続する心線接続部を備えた配線状態で8心インドアケーブルのドロップ心線Cに接続使用する例で、上下層トレイ2,3を含めて内装トレイ2,2,2並びに内装トレイ3,3,3に振り分けて、各線の融着接続部及び余長心線を挿入収納して8心インドアケーブルのドロップ心線Cに接続使用することができる。
これらの場合、4心テープ心線が1本以上若しくは、0.25mm単心線に0.9mmの保護チューブを装着したものが4本以上のいすれかが挿入できる。また、各種テープまたは心線が2本以上挿入した際には、任意の心線を取り出すときに他の心線に影響を与えないように挿入することができる。
【0029】
なお、単心に分離することが可能な作業スペースを確保するためには、積層個別収納タイプで、8心ドロップトレイによる高密度収納形態とするのがよく、接続失敗余長が100mm以上を収納する方式を採用するのがよい。
【0030】
また、単心に分離した前記単心線Bを保護するには、図10に示すように多心光テープを分離部によって引き通し単心線と引き落し単心線に分離して、該分離部をスパイラルシリコンチューブで保護する。例えば、工具を使用して4心テープ心線を4心の単心線Bに分離する(図10a)。次いで引き落し接続したい単心線Bの下部側を切断し、分離部から切断端間でナイロンチューブの保護チューブDを被覆して保護して引き落し単心線としたのち(図10b)、この引き落し単心線と単心線保護部の分離部にスパイラルシリコンチューブEを巻き付けて一括保護し(図10c)、分離したテープ心線全体をスパイラルシリコンチューブEを被せて保護する(図10d)。 さらに心線保護シートFによってスロットロッドGにまとめて取付け(図10e)、接続用単心線をドロップ心線Cに融着接続部の心線接続部aを介して接続して分岐処理するがよく、この引き落し単心線およびドロップ心線の心線接続部aと、余長心線とを必要なドロップ心線用トレイ10に挿入収納して引き落しケーブルのドロップ分岐処理するのがよい。
スプリッタ処理を行なう際には、同一ドロップ心線用トレイ10内において、光ケーブル心線とスプリッタおよびスプリッタとドロップケーブルの接続ができるようにしたりスプリッタ出線(分岐心線+スプリッタ/テープ分離+スプリッタ)の処理までドロップ心線用トレイ10で対応するようにすることが望ましい。
いずれにしても、前記ドロップ心線用トレイ10は、多段棚状のトレイ収納ケース4に載置保持され、図1に示すように二つ割りのスリーブからなる円筒状のクロージャ1内に組み込まれて用いられ、該クロージャ1内では前記配線ガイド16によりテープ心線とドロップ心線との動きを分離させ、テープ心線は常に配線ガイド16のうしろ側に配置させるのがよい。
【0031】
前記8心インドアケーブルのドロップ心線Cによって引き落し分岐配線するには、両端に嵌装された端面板20を備えたクロージャ1の例で説明すると、端面板20にスペーサを介して、主線光ケーブルAが貫通されてケーブル把持部17で固定され、かつ、該ケーブルのテンションメンバ把持具18に接続連結されている。この主線光ケーブルAから分岐した心線テープを分離した分離単心線Bがドロップ心線用トレイ10に挿入されて心線接続部aを介してドロップ心線Cに接続される。
さらに、前記ドロップ心線用トレイ10には、心線保持部21とドロップ心線保持部22並びにドロップテンションメンバ把持部25を介してドロップ単心線押え具27を心線導出入部11の近傍に備えた構造のものを用い、配線ガイド16を経由して単心線Bおよび引き落しケーブルの保護を容易にする。また、ドロップ心線用トレイ10に導入する分離単心線Bに接続され、ドロップ心線用トレイ10から導出されるドロップ心線Cは、端面板20から導出されて分岐ケーブルとして配線される。
【0032】
以上の構成からなるドロップ心線用トレイ10において、テープ心線を単心線Bに分離したうち選ばれた単心線Bは、下層トレイ3のいずれか一方の心線導出入部11から入ると、心線通路を通ると共に心線押え片9および心線係止片15により押えられ、心線余長はいずれかの心線余長収納部14内に入る。そして心線余長は、前記心線係止片15によって押えられると共に、リブ24の回りを巻回されて収納されるが、単心線Bはドロップ心線Cに心線接続部a或いはこれとスプリッタbとを介して接続され、該心線接続部aを心線接続部収納部12に、またスプリッタbはスプリッタ収納部13に差し込み保持する。この心線接続部aから出るドロップ心線Cは、その心線余長収納部14を通って一方または他方の心線導出入部11からドロップ心線用トレイ10の外部に出る。
【0033】
このように光ファイバケーブルを加入者宅等に引き落とす際に、トレイ各層が開く構造であると共に、単心に分岐するのに心線導出入部11の一方から単心線Bを入れる場合に、心線余長収納部14に収納したときは、他方の心線導出入部11側に出すことができる。なお、心線導出入部11の一方側から単心線Bを入れて場合に心線余長収納部14に収納する場合、単心線Bの巻回の仕方によって、両方の心線導出入部11のいずれかの側に出すことができる。
以上のようにいずれかの心線導出入部11から単心線B或いはドロップ心線Cをドロップ心線用トレイ10内に入れたり出したりすることができ、かつ、心線の曲率を小さくする(過負荷を加える)ことなく、入口側となった心線導出入部11と同一または異なる心線導出入部11を出入口側を自由に選んで、光ケーブル用クロージャ内での心線の配線の便宜を図ることができる。
【0034】
ここで、心線導出入部11には、貫通孔が形成されたスポンジゴム等の弾性変形可能な弾性保持部材が設けられ、心線はこの貫通孔を通ってトロップ心線用トレイ10入り、かつドロップ心線用トレイ10外に出る。この心線支持用の弾性保持部材は係止片により保持される。
このように弾性保持部材を心線導出入部11に介在させれば、心線が心線導出入部11を通るときに、心線がトレイ本体に擦れることや、或いは引張衝撃等を確実に防止することができる。
【0035】
そして、前記ドロップ心線用トレイ10の上下層トレイ2,3をヒンジ部23で連結しで重ね合わした形態としたものを光ケーブル用クロージャ1内の多段棚のトレイ収納ケース4に挿入し順次積み重ねられるように実装される。
この積み重ねには、支持棒6で固定し、重なり合う心線収納トレイ同士をネジ止め等することなく積層連結することができ高密度収納構造の心線接続用の光ケーブル用クロージャ1とすることが出来る。(図1参照)
この場合、ドロップ心線用トレイ10の一つの心線導出入部11から単心線Bを入れ心線接続部aを心線接続部収納部12に保持し、中央のリブ24に巻回して同じ心線導出入部11から取出して配線したり、或いは一方の心線導出入部11から単心線Bを入れて心線接続部aを保持し、心線余長を心線余長収納部14に取り廻しして他方の心線導出入部11から取り出す配線形態とすることが、上下層トレイ2,3および各内装トレイ2,2,2並びに各内装トレイ3,3,3ごとに分けて行なってクロージャ1内で整理することができテープ心線から単心線Bをドロップ心線Cに分岐して引き落し配線できる。
【0036】
例えば、単心分離の場合、現場で光ケーブルの外被を約500mmはぎ取り、スロットルから出て来た任意テープ心線(4心)の一つをツールを用いて単心分離を行ない、テープ心線を単心分離後に4心のうちドロップしたい空き単心線のみを最遠端でカットし、ナイロンチューブで保護してからこの単心線をドロップ心線用トレイ10内に取り込む。この場合、任意テープ心線(4心)のすべての単心を同時にドロップする形態でなくオーダーごとに1心単位で空き単心線のみ(現用回線を除いて)をドロップすることになり、ドロップ光ファイバケーブル(×4)と接続したのちトレイ収納するが、内装トレイ3に導入された単心線Bは弾性保持部材で固定され、No.1〜4までに分岐されそれぞれのトレイに収納される。
即ち、図3或いは図8に示すように、No.2の内装トレイ3にはNo.2の単心線Bを心線導出入部11より入れ、心線押え片9および心線係止片15の下をくぐらせて、心線余長収納部14に引き廻し、心線接続部aを心線接続部収納部12に固定したのち、単心線Bをリブ24の巻回して心線導出入部11より導出し、前記下層トレイ3のドロップテンションメンバ把持具25で固定してドロップ心線Cと接続されてクロージャ1外に引き落される。
そして、前記心線ドロップ用トレイ10の下層トレイ2内においても内装トレイ2と同時にNo.1の単心線Bを引き廻し、心線接続部収納部12と心線余長収納部14とにそれぞれ整理配線されて、No.2〜4の各トレイから出た単心線とともにドロップテンションメンバ把持具25に固定された状態で、クロージャ1内に安全に保護される。
【0037】
さらに分離心線使用の場合には、この単心線Bとドロップ心線Cとを接続後にトレイ収納するが、心線ドロップ用トレイ10に導入されたテープ心線は弾性保持部材で固定され、上下層2,3のNo.1〜4までに分岐されそれぞれのトレイに整理配線されて収納されドロップテンションメンバ把持具25に固定された状態で、クロージャ1内に保護されて用いられる。
【0038】
なお、積み重ねた各心線ドロップ用トレイ10は、それぞれ個別にトレイ収納ケース4から前方に引き出し可能で、引き出されたトレイの各層を所定の角度で開いて固定化できる構造としてあって、各トレイの出し入れや各層を開閉することによってトレイ内に収納された心線に損失などの影響が生ずることなく任意のトレイを取り出すことができる。
【0039】
また、この前記心線ドロップ用トレイ10を8層トレイとした場合には、No1〜4までの識別番号を下層トレイ2及び上層トレイ3に順次つけて配線取扱いやすくしてあり、
しかも、各内装トレイは、上下層2,3に内装された際に積層したトレイ間での変形しないように配慮されている。
【0040】
前記弾性保持部材は、心線径或いは心線数に応じた挿通孔のあるものを選んで用いられ、さらに心線接続部収納部12及び心線余長収納部14は、必要に応じガイドリブ及び側壁を選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線押え片或いは係止爪を一体成形して余長の心線や心線接続部aを心線ドロップ接続用トレイ10内に確実に保持できるようにするか、また心線接続部収納部12或いは心線余長収納部14のみを区画した内装トレイ2,2,2を組合せて一つとした形態としてもよく、各心線ドロップ心線用トレイ10毎に心線を分離整理収納し、ケーブル挿入部からファイバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止でき、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにする。
【0041】
この場合、多段に積み重ねられたドロップ心線用トレイ10の中から所望のトレイ10の係合凸部8をトレイ収納ケース4から外せば、トレイ収納ケース4から引き出せ、上下層トレイ2,3の重ね合せ面を開くことができて、下層トレイ2,上層トレイ3の内面側を露出されて収納心線の点検、修理、接続の各作業が簡便に行うことができる。
【0042】
図11及び図12の本発明の他の実施例では、前記トレイ収納ケース4の最上段にトレイを増設して、SSDケーブル或いはSSWケーブルによる配線に適応させたもので、トレイ収納ケース4に着脱自在の増設トレイ収納ケース30を介してスプリッタ処理トレイ31を設けると共に、クロージャ1の上方にFOトレイ32を取付棚33に付設して使用できるようにしてある。この場合スプリッタ処理トレイ31は前記ドロップ心線用トレイ10と同様のものを用いるのがよく、増設トレイ収納ケース30は嵌合溝34を備えトレイを該嵌合溝34に沿って差込挿入できるもので係止部34によって着脱自在に積層するのがよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、光ケーブル心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線を接続した心線接続部を収納する心線接続部収納部と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えた下層トレイと、上層トレイとを回動自在に重合してなるドロップ心線用トレイをクロージャ本体内に配備する光ケーブル接続用クロージャであって、前記下層トレイと、上層トレイとに、心線を左右両方向いずれからも挿入送出できるように心線導出入部と心線保持部とを設けると共に、上下層両トレイにそれぞれ複数の内装トレイを回動自在に重ねて設けて、心線接続部と心線余長とをそれぞれ個別に一括収納する構成とし、該ドロップ心線用トレイを前記クロージャ内の中央部に設けたトレイ収納ケースの棚に水平に挿脱自在に複数段装着して備えたことと、光ケーブルの心線の使用効率を高めるために、ドロップ心線用トレイの内装トレイが下層トレイと、上層トレイとに、設けられることで、ドロップ心線用トレイの内装トレイに枚数を半減して厚さを減らした形態での構成となることにより、単心に分離することが可能な作業スペースを確保でき、この単心に分離した心線を保護することと、光ケーブルの有効利用することが可能で、しかも構成のコンパクト化に寄与でき、さらに任意の心線を取り出す際に他の心線に影響を与えないで単心で使用でき、心線の下部延ばし配線や、架空ループ配線にも対応できると共に、一旦分岐した心線を再度本線に戻すこともできるなど、単心の分離、保護、収納作業に優れたクロージャとすることができる。
【0044】
また本発明によれば、光ケーブル接続用クロージャにおいて、ドロップ心線用トレイが下層トレイと、上層トレイとを段積装着した積層個別収納トレイとし、上下層両トレイの各トレイの両側に心線保持部とスプリッタ収納部を設けて、トレイ収納ケースに多段に装着できる構成としてなること、下層トレイと、上層トレイとの本体内に複数の内装トレイを積層して入れ込み構造とすると共に、各内装トレイをヒンジ部で回動自在に連結してなり、該内装トレイに心線接続部収納部と心線余長収納部とを備えたことにより、単心線ごとの接続機能とドロップ機能とを統合して整理することもできるし、架空乃至地上ケーブルと、ドロップ光ファイバケーブル或いは集合ドロップ光ファイバケーブルの接続のために用いられ、ドロップ心線用トレイの内装トレイの枚数を半減して厚さを減らしたコンパクトな構成にでき、光ケーブルの心線接続部を保護し、心線余長をも収納して心線の使用効率を高められて単心運用と、作業施工性にも優れた光ケーブル接続用クロージャにすることができる。
【0045】
さらに、本発明によれば、光ケーブル接続用クロージャにおいて、前記ドロップ心線用トレイが上下層の積層個別収納トレイであって、各上下層トレイにそれぞれ複数枚の内装トレイを分けて配備して多層個別収納の複心ドロップ心線用トレイとし、各単心に分離した引通し単心線にチューブ被覆による分離保護部を設けて、該保護部のある単心線を前記ドロップ心線用トレイに入れて心線保持部に支持して単心線分岐する心線のテープ側接続部と、分岐部と単心線側接続部とが収納可能で、ドロップ心線の接続収納状態を維持する構成としたことで、光ケーブル心線の接続機能とドロップ機能を統合でき、上下層の心線接続用トレイを簡単に多段に積み重ねることができ、しかも複数枚重ねられたトレイは光ケーブルの伝送特性に悪影響を与えることなく光ケーブルの接続や切り替え或いは分岐接続作業や再収集作業が容易に実施でき、複数接続単位で複層化とした高密度収納構造によって単心線ごとの収納や整理のほか心線ごとの増減が簡単にでき増設も楽で、きわめてコンパクトに心線接続部を安全に収納することができるので、心線接続作業後に任意の収納トレイを開いて収納されている光ファイバ心線を迅速に取り出すこともでき、心線識別も容易で接続部の再調整や修理など簡単に行うことができてその作業性を大幅に向上することができる。
【0046】
また本発明によれば、ドロップ心線用トレイの内部を複層化することで心線余長の収納が収まり良くできるし、心線の巻回収納にも余裕があり、しかも心線の保持も緩衝的に行なわれているので、心線に弛みが生じないし、各トレイを展開しても収納した光ファイバの心線余長の長さの変化が少なく、光ファイバ心線に無理な屈曲や小円弧が発生することなく光損失をなくして伝送特性を良好に保つことができる。
さらに、本発明によれば、心線の分岐、引込の際に接続用トレイへの心線導出入の自由度があって作業上、心線接続部へのアクセスが簡便化でき、管理や組立分解作業も容易に行なえ、かつ高密度・高信頼性が得られる。殊に、接続したい空き単心線とドロップ心線とを接続して、残りは現用または空き心線として下部に送り込めるように保有しておくことが可能となるし、また空いている心線はその後のユーザーの加入など必要な単心線として使用することができ、かつ単心に分離した心線の保護とも簡易にすることができ、そのほか他の心線の接続作業や接続状況の点検、補修、確認、調整など作業をも統合してきわめて容易に行うことができる。
【0047】
さらにまた、本発明でのドロップ心線用トレイは、多段収納棚を前提としたものに収納し、接続単位で複層化したもので、心線接続部は固定し、心線余長も曲率半径を確保した上で取り回し収納できるので、伝送特性に悪影響を及ぼすことがないし、任意心線の取り出し、接続、再収納作業に対するハンドリング特性の向上が図れ、単心運用のため分離、
保護、収納作業にも優れた機能を発揮でき、クロージャとして安全性を大幅に高め、心線余長収納での高信頼性が得られるし、必要なだけ多段に積み重ねた心線接続用トレイ同士が外れたりずれたりすることなく、簡単確実に結合されて識別容易な心線接続部を持ったクロージャとして安全性を大幅に高め、心線余長収納での高信頼性がえられるし、収納トレイ相互間を脱着でき取扱いも著しく容易化でき、かつコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例の一使用状態の一部縦断面図である。
【図2】 図1の例で用いられる心線接続収納ケースを示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。
【図3】 図1の例のドロップ心線用トレイを示す展開平面図である。
【図4】 図1の例のドロップ心線用トレイの下層トレイの一部の拡大平面図である。
【図5】 図3の例の下層トレイのドロップテンションメンバ把持部を拡大して示したもので、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。
【図6】 図3の例のドロップ心線用トレイの配線イメージの一例を示す平面図である。
【図7】 図6の例の単心線接続状態の一例を示す平面図である。
【図8】 図3の例のドロップ心線用トレイの配線イメージの他例を示す平面図である。
【図9】 図8の例の単心線接続状態の一例を示す平面図である。
【図10】 本発明の単心線運用の実施に際しての単心に分離した前記単心線の保護する手順(a)〜(e)を示す説明図である。
【図11】 本発明の他の実施例の使用状態の一部縦断面図である。
【図12】 図11の例で用いられる増設トレイ収納ケースを示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその平面図である。
【符号の説明】
a 心線接続部
b スプリッタ
A 光ケーブル
B 単心線
C ドロッブ心線
1 クロージャ
2 下層トレイ
,2,2 内装トレイ
3 上層トレイ
,3,3 内装トレイ
4 トレイ収納ケース
5 係合孔
6 支持棒
7 フレーム
8 係合凸部
9 心線押え片
10 ドロップ心線用トレイ
11 心線導出入部
12 心線接続部収納部
13 スプリッタ収納部
14 心線余長収納部
15 心線係止片
16 配線処理ガイド
17 ケーブル把持具
18 テンションメンバ把持具
19 配線リング
20 端面板
21 心線保持部
22 ドロップ心線保持部
23 ヒンジ部
24 リブ
25 ドロップテンションメンバ把持部
26 ベース
27 ドロップ単心線押え具
28 差し込み口

Claims (2)

  1. 光ケーブル心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線を接続した心線接続部を収納する心線接続部収納部と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えた下層トレイと、心線導出入部及び心線接続部収納部と心線余長収納部とを備えた上層トレイとを回動自在に重合してなるドロップ心線用トレイをクロージャ本体内に配備する光ケーブル接続用クロージャであって、
    前記下層トレイと、上層トレイとに、心線を左右両方向いずれからも挿入送出できるように心線導出入部と心線保持部とを設けると共に、上下層両トレイのトレイ本体内に複数内装トレイを積層して入れ込み構造とすると共に、各内装トレイをヒンジ部で回動自在に連結してなり、該内装トレイにコネクタ収納部と心線余長収納部とをそれぞれ設けた構成とし、該ドロップ心線用トレイを複数段それぞれ前記クロージャ内の中央部に設けたトレイ収納ケースの棚に水平に挿脱自在に装着して備えたことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
  2. 請求項1に記載の光ケーブル接続用クロージャにおいて、ドロップ心線用トレイが下層トレイと、上層トレイとを段積装着した積層個別収納トレイとし、上下層両トレイの各トレイの両側に心線保持部と、単心線を複数心線に分岐するスプリッタを収納するスプリッタ収納部を設けて、トレイ収納ケースに多段に装着できる構成としてなることを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
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