JP3946579B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークを載置するテーブルと、工具を保持するスピンドルを互いに直角なX、Y、Z方向に移動させると共に、加工時、加工部に加工液を供給しながら加工をする加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プリント基板に穴を加工するプリント基板穴明機では、ドリルを自動交換しながら加工を行う。そして、ドリルを交換する時には、使用しようとするドリルの直径や切刃高さあるいはドリル刃先の振れ等を、CCDセンサや光学系を用いて検査し、ドリルが加工に適したものであることを確認してから次の穴加工に入る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、材質がエンジニアリングプラスチックやセラミックス等の場合、高精度の加工を行うと共に、ドリルの寿命を長くするためには、加工部に切削液を供給しながら加工をする必要がある。上記したCCDセンサや光学系の検査装置は、塵埃や水滴が付着すると検出精度が悪化する。
【0004】
このため、従来のプリント基板穴明機では材質がエンジニアリングプラスチックやセラミックス等のプリント基板を加工することはできなかった。
【0005】
本発明の目的は、加工部に切削液を供給しながら加工をしなければならないワークであっても、高精度の加工を行うことができる加工装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、ワークを載置するテーブルと、工具を保持するスピンドルを水平なX、Y方向およびX、Y方向に垂直なZ方向に移動させると共に、加工時、加工部に加工液を供給しながら加工をする加工装置において、軸線がZ方向の穴を備えるベースと、軸線が前記ベースに形成された前記穴の軸線と一致するようにして、下端側が前記穴の中心部に固定され、上端側に上方に向かってらっぱ状に拡がる拡張部を備える環状のストッパと、内部に前記ストッパの前記拡張部に係合するフランジ部を備えると共に上端部の内径が前記ストッパの前記拡張部の最大径よりも大径で、Z方向に移動自在の上端リングと、前記上端リングを上方に付勢する付勢手段と、前記上端リングの上端側に環状に配置した毛ブラシと、からなる第一のクリーニング装置を設け、前記ベースに形成された前記穴を吸塵装置に接続し、前記クリーニング装置を前記テーブル上の前記スピンドルの位置決め可能な位置に配置した
ことを特徴とする。
【0007】
この場合、前記テーブル上の前記スピンドルの位置決め可能な位置に、前記スピンドルの工具保持部を清掃するための第二のクリーニング装置を配置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0009】
図1は、本発明に係るプリント基板穴明機の構成を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は側面一部断面図である。また、図2はテーブルの平面図、図3は図2のA−A断面図である。
図1において、テーブル1は図示を省略する手段により、前後(X軸)方向に移動自在である。テーブル1の上面には、サブテーブル3を介してワーク4が固定されている。ドリル等の工具を保持するスピンドル2は、図示を省略する手段により、左右(Y軸)方向および上下(Z軸)方向に移動自在である。
【0010】
図2に示すように、テーブル1の上面には、サブテーブル3を囲むようにしてオイルパン5が固定されている。
テーブル1の手前側には、排出ポスト6、供給ポスト7、ツールストッカ8、ドリル径検出装置10、第1のクリーニング装置20および第2のクリーニング装置30等が配置されている。
ここで、排出ポスト6は、スピンドル2に保持されていた1本の工具を一時的に保持する保持ステーションである。また、供給ポスト7は、これから使用しようとする1本の工具を一時的に保持する保持ステーションである。また、ツールストッカ8は、多数本の工具を保持する保持ステーションである。
スピンドル2の近傍に配置された公知のツールチャック9は、これから使用しようとする1本の工具をツールストッカ8から取り出して供給ポスト7に配置すると共に、排出ポスト6に保持されていた工具をツールストッカ8に戻すように動作する。
【0011】
図3に示すように、第1のクリーニング装置20は、テーブル1に載置されたベース21と、内径部がベース21に形成された軸部に嵌合しZ方向に移動自在の上端リング22と、ばね23と、ストッパ24とから構成されている。上端リング22の上端側には、毛ブラシ25が環状に配置されている。ばね23は上端リング22を図の上方に付勢している。ストッパ24は軸線がベース21に形成された軸線がZ方向である穴26の軸線と一致するようにして、穴26の中心部に配置され、ボルト27によりベース21に固定されている。ストッパ24の上端側はらっぱ状に拡がっており、最大外径は上端リング22の内径よりも大径である。そして、ばね23により上方に付勢された上端リング22は、内周部に形成されたフランジ部22fがストッパ24のらっぱ状部分に密着して位置決めされている。穴26はホース14を介して図示を省略する吸塵装置に接続されている。
【0012】
第2のクリーニング装置30は、ベース21と、外周部がベース21に形成された穴に嵌合するキャップ31と、キャップ31の下端部に配置された抜け止めリング32と、ばね33とから構成されている。ベース21に形成された穴34はホース15を介して図示を省略する吸塵装置に接続されている。キャップ31の上端側はカップ型に形成されており、カップ部の内径は工具を保持するコレット2bの外径よりも大径であり、スピンドル2に回転自在に保持されたロータ2aの外径よりも小径である。
【0013】
次に、この実施形態の動作を説明する。
図4は、この実施形態の動作を示すフローチャートである。
加工が終了すると、切削液の供給を停止し(S1)、スピンドルOFFすなわちロータ2aの回転を停止させる(S2)。次に、スピンドル2の軸線を上端リング22の軸線に一致させ、スピンドル2の下端を毛ブラシ25に押し当ててから(S3)、図示を省略する吸塵装置を動作させ、スピンドル2の外周をエアの流れにより清掃する(S4)。
次に、スピンドル2を排出ポスト6に移動させ(S5)、コレット2bを動作させて(アンクランプさせて)これまで使用していた工具(以下、旧ドリルという)を排出ポスト6に載置する(S6)。
次に、スピンドル2をキャップ31に対向させ、コレット2bをキャップ31のカップ部に挿入し(S7)、図示を省略する吸塵装置を動作させた状態で主軸の内側からエアを吹き出させてコレット2bの内面を清掃する(S8)。
次に、ツールチャック9を動作させ、これから使用する工具(以下、新ドリルという)を供給ポスト7に配置させる(S9〜S11)。
次に、スピンドル2を供給ポスト6に移動させ(S12)、コレット2bを動作させて新ドリルをクランプする(S13)。
次に、保持した新ドリルのドリル径、切刃高さをドリル径検出装置10により検査する(S14)。また、ツールチャック9を動作させ、旧ドリルをツールストッカ8に戻す(S15〜S18)。以下、従来と同様に、スピンドル2をY軸方向に、テーブル1をX軸方向に移動させることにより加工個所を工具に対して位置決めした後、切削液を供給しながら、工具をZ軸方向に移動させて穴を加工する。
以上説明したように、本発明によれば、ドリル交換時に、ドリル保持領域に水滴や切屑を持ち込まないようにすると共に、工具を保持する際にはコレット内部の汚れを除去するので、工具のクランプ精度を向上させることができる。
【0014】
なお、この実施形態では、クリーニング装置20とクリーニング装置30を別の場所に配置したが、クリーニング装置20の軸心にクリーニング装置30を同軸に配置するようにしてもよい。
また、S4においてスピンドル2の外周をエアの流れにより清掃するようにしたが、上端リング22の内側にエアの吹き出し口を複数設けておき、スピンドル2の外周にエアを吹き付けるようにしてもよい。
【0015】
さらに、上端リング22の内部に粗目のスポンジ等を配置しておき、スピンドル2を押し当てて毛細管現象と吸引力によりスピンドル2の外周を清掃するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、湿式加工を行ってもドリルを交換する領域あるいはドリルを保持する領域に水滴や切屑を持ち込むことがないので、ドリルを確実に保持することができるので、加工精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント基板穴明機の構成を示す概略図である。
【図2】本発明に係るプリント基板穴明機のテーブルの平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明に係るプリント基板穴明機の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テーブル
2 スピンドル
20 第一のクリーニング装置
30 第二のクリーニング装置

Claims (2)

  1. ワークを載置するテーブルと、工具を保持するスピンドルを水平なX、Y方向およびX、Y方向に垂直なZ方向に移動させると共に、加工時、加工部に加工液を供給しながら加工をする加工装置において、
    軸線がZ方向の穴を備えるベースと、
    軸線が前記ベースに形成された前記穴の軸線と一致するようにして、下端側が前記穴の中心部に固定され、上端側に上方に向かってらっぱ状に拡がる拡張部を備える環状のストッパと、
    内部に前記ストッパの前記拡張部に係合するフランジ部を備えると共に上端部の内径が前記ストッパの前記拡張部の最大径よりも大径で、Z方向に移動自在の上端リングと、
    前記上端リングを上方に付勢する付勢手段と、
    前記上端リングの上端側に環状に配置した毛ブラシと、
    からなる第一のクリーニング装置を設け、
    前記ベースに形成された前記穴を吸塵装置に接続し、前記クリーニング装置を前記テーブル上の前記スピンドルの位置決め可能な位置に配置した
    ことを特徴とする加工装置。
  2. 前記テーブル上の前記スピンドルの位置決め可能な位置に、前記スピンドルの工具保持部を清掃するための第二のクリーニング装置を配置したことを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
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