JP3946571B2 - ボタン付け環縫いミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの並んだボタン孔に交互に糸を挿通させてすくい縫いによりボタンを被縫製物に縫製した後、前記糸に根巻き処理を施すボタン付け環縫いミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のボタン付け環縫いミシンとして、すくい縫いと根巻き処理とによりボタンを被縫製物に縫い付けるものが知られている。ここで、図12から図18を参照して、従来のボタン付け環縫いミシンにおけるボタンの縫い付け状態を説明する。尚、図12から図15においては、説明のため被縫製物等を省略して図示している。図12から図15においては、図中左側に曲折された被縫製物が配される。
【0003】
図12に示すように、このボタン付け環縫いミシンは、被縫製物2を曲折し、被縫製物2の上方にボタン8を配してすくい縫いを行う。すくい縫いは、2つの並んだボタン孔8aに交互に糸4を挿通させることにより行う。単糸環縫いは、図12から図15に示すように、針5が各ボタン孔8aを挿通するたびに、糸4をルーパ7に掛止させてループを形成する。すなわち、図13に示すように、直前に形成されたループに糸4を挿通させて新たなループを形成し、この後、図14に示すように、この新たに形成されたループにさらに糸4を挿通させる。この動作を繰り返すことにより、図15に示すように、ボタン8が被縫製物2に縫製されてゆく。尚、糸4に加わる張力は、縫製開始時から縫製終了時まで略一定であり、ループは各ボタン孔8aの略中間に形成されてゆく。すくい縫いの終了時には、図16に示すように、糸4の結節部分が各ボタン孔8aの略中間に形成されることとなる。
【0004】
この後、図17に示すように、ボタン8を鉛直状態として被縫製物2から離隔させ、ボタン8の上方にて弛んだ糸4を被縫製物2側に移動させて、糸4に根巻き処理を施す。これにより、図18に示すように、すくい縫い及び根巻き処理により、ボタン8が被縫製物2へ縫い付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記環縫いミシンでは、すくい縫いの終了時に、糸の結節部分が各ボタン孔の略中間に形成されるので、根巻き処理時にボタンを鉛直状態として被縫製物から離隔させると、図17に示すように、ボタンの上方にて弛んだ糸が被縫製物側に移動して、結節部分が被縫製物と近接した状態となる。この状態で根巻き処理を施すと、図18に示すように、根巻き部分から結節部分がはみ出し、ボタンが縫い付けられた被縫製物の見栄えを著しく損なうという問題点があった。また、結節部分が露出するため、結節部分から糸がほつれて、ボタンが被縫製物から外れるおそれもある。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、糸の結節部分が根巻き部分からはみ出すことのないように、ボタンを被縫製物に取り付けることのできるボタン付け環縫いミシンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、例えば、図8から図11に示すように、少なくとも2つの並んだボタン孔(8a)に交互に糸(4)を挿通させてすくい縫いによりボタン(8)を被縫製物(2)に縫製した後、前記糸に根巻き処理を施すボタン付け環縫いミシン(1)であって、前記被縫製物の縫製時に、前記各ボタン孔のうち前記被縫製物に近接した側のボタン孔を挿通する前記糸のループを、前記被縫製物から離隔する方向に移動させるループ移動手段(例えば、ループ移動部材13等)を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、被縫製物に近接した側のボタン孔を挿通した際に形成される糸のループは、ループ移動手段により被縫製物から離隔する側に移動される。そして、被縫製物から離隔したボタン孔を挿通した際に形成される糸のループは、被縫製物に近接した側のボタン孔のループと絡むので、被縫製物から離隔する側に形成される。これにより、各ボタン孔に交互に糸を挿通させ、すくい縫いが終了すると、各ループにより形成される結節部分が被縫製物から離隔する側に位置することとなる。
そして、根巻き処理に際し、ボタンを鉛直状態として被縫製物から離隔させると、ボタンの上方にて弛んだ糸が被縫製物側に移動し、これに伴って、結節部分が被縫製物とボタンの中間位置に移動した状態となる。この状態で、被縫製物とボタンとの間にて緊張した糸に根巻き処理が施され、結節部分は根巻きに供する糸により覆われる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1から図7は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は環縫いミシンの概略外観斜視図、図2及び図3はすくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図、図4はすくい縫い終了時における被縫製物及びボタンと糸の結節部分との位置関係を示す説明図、図5は根巻き処理時における被縫製物及びボタンと糸の結節部分との位置関係を示す説明図、図6は根巻き処理が終了した状態を示す被縫製物及びボタンの側面説明図、図7は環縫いミシンの概略構成ブロック図である。尚、図2及び図3においては、説明のため被縫製物等を省略して図示している。図2及び図3においては、図中左側に曲折された被縫製物が配される。また、図12から図18に示す従来のものと共通の構成部分は、共通の符号で示すこととする。
【0012】
図1に示すように、このボタン付け環縫いミシン1は、ミシンの上部をなし前後方向に延びるミシンアーム1aと、ミシンの下部をなし前後方向に延びるミシンベッド1bとを有する外形が側面視にて略コ字状を呈するミシンフレーム1cを備えている。また、このボタン付け環縫いミシン1は、ミシンベッド1b側に設けられ被縫製物2の下面と当接する下板3と、ミシンアーム1a側に設けられ糸4を挿通する孔を有し上下動することにより被縫製物2の縫製を行う針5とを備えている。また、ミシンアーム1aには、縫製に供される糸4の張力を調整する糸調子装置6が設けられる。糸張力調整機構としての糸調子装置6は、1縫目ごとの糸繰出し量を調整できるものであり、従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
【0013】
また、このボタン付け環縫いミシン1は、図2及び図3に示すように、下板3の下方に配されるルーパ7を有している。すなわち、被縫製物2の下側にて糸4をルーパ7を掛止させ、針5の上下動に対応してルーパ7を揺動させる動作を繰り返すことにより、被縫製物2に糸4による単糸環縫いの縫製が施される。このボタン付け環縫いミシン1は、ボタン8を被縫製物2に縫い付けるものであり、2つの並んだボタン孔8aに交互に糸4を挿通させてすくい縫いによりボタン8を被縫製物2に縫製した後、糸4に根巻き処理を施す。尚、ボタン孔8aの個数は幾つであってもよく、ボタン8が少なくとも2つのボタン孔8aを有していれば、すくい縫いが可能であることはいうまでもない。
【0014】
また、図7に示すように、このボタン付け環縫いミシン1は、張力制御部100を備えている。この張力制御部100は、糸調子装置6に接続されるとともに、針4を上下動させる針駆動部9、被縫製物2を水平方向に移動させる生地駆動部10、ルーパ7を揺動駆動させるルーパ駆動部11、ボタン8の把持・回動を行うボタン駆動部12等に接続される。この張力制御部100は、CPU等からなる演算部101と、ROM、RAM等からなる記憶部102とを有する。記憶部102には、縫製プログラム110と、根巻きプログラム111と、近接側設定張力Tnと、離隔側設定張力Tfとが記憶される。
【0015】
縫製プログラム110は、2つの並んだボタン孔8aに交互に糸4を挿通させて被縫製物2にすくい縫いを施すプログラムである。ここで、被縫製物2に近接するボタン孔8aに針5を挿通させる際には、糸4の張力が近接側設定張力Tnとなるように制御される。また、被縫製物2から離隔したボタン孔8aに針5を挿通させる際には、糸4の張力が離隔側設定張力Tfとなるように制御される。離隔側設定張力Tfは、近接側設定張力Tnに比して大きく設定されている。すなわち、張力制御手段としての張力制御部100は、被縫製物2の縫製時に、各ボタン孔8aのうち被縫製物2に近接した側のボタン孔8を挿通する糸4のループ形成時における糸4の張力に比して、被縫製物2から離隔したボタン孔8aを挿通する糸4のループ形成時における糸4の張力が大きくなるように、糸調子装置6を制御する。
【0016】
根巻きプログラム111は、被縫製物2にボタン8がすくい縫いにより縫製された後、ボタン8を被縫製物2から離隔させ、緊張した糸4に根巻きを施すプログラムである。
【0017】
以上のように構成されたボタン付け環縫いミシン1のボタン付けの動作について説明する。
【0018】
図2及び図3に示すように、被縫製物2を曲折させ、この曲折部分の上方に水平となるようボタン8を配する。そして、縫製プログラム101を実行し、被縫製物2にすくい縫いを施す。
【0019】
このとき、被縫製物2に近接した側のボタン孔8aを挿通した際の糸4のループ形成時に比して、被縫製物2から離隔したボタン孔8aを挿通した際のループ形成時における糸4の張力が大きいことから、近接した側のボタン孔8aにおけるループ形成時には糸4が比較的弛緩し、離隔したボタン孔におけるループ形成時には糸4が糸が比較的緊張する。
【0020】
すなわち、図3に示すように、被縫製物2に近接したボタン孔8a側に弛緩して形成されたループは、離隔したボタン孔8a側に緊張して形成されるループにより、被縫製物から離隔する側に引き寄せられる。逆に、離隔したボタン孔8a側に緊張して形成されたループは、近接したボタン孔8a側に弛緩して形成されるループにより、被縫製物2に近接する方向に引き寄せられることはない。これにより、各ボタン孔8aに交互に糸4を挿通させていくと、各ループが徐々に被縫製物2から離隔する側へと移動していく。すくい縫いが終了すると、図4に示すように、各ループにより形成される結節部分が被縫製物2から離隔する側に位置することとなる。
【0021】
そして、根巻き処理に際し、図5に示すように、ボタン8を鉛直状態として被縫製物2から離隔させると、ボタン8の上方にて弛んだ糸4が被縫製物2側に移動し、これに伴って、結節部分が被縫製物2とボタン8の中間位置に移動した状態となる。この状態で、根巻きプログラム101を実行し、被縫製物2とボタン8との間にて緊張した糸4に根巻き処理が施され、図6に示すように、結節部分は根巻きに供する糸4により覆われる。
【0022】
このように、本実施形態のボタン付け環縫いミシン1によれば、結節部分が根巻きに供する糸4により覆われるようにしたので、根巻き部分から結節部分がはみ出すことはなく、ボタンが縫い付けられた被縫製物の見栄えが良く商品性が向上する。また、結節部分が根巻き部分により覆われるので、結節部分を的確に保護し、糸4のほつれ等を防止し、ボタン8の被縫製物2への縫い付け強度を向上することができる。
【0023】
尚、第1の実施形態においては、各ボタン孔8aを針5が挿通する際の糸4の張力が、択一的に近接側設定張力Tnまたは離隔側設定張力Tfとなるよう制御されるものを示したが、互いに連続する近接側及び離隔側のループ形成時において、張力の差を確保しておけば、形成されたループの個数、縫製開始からの時間等によって張力が変化するものであってもよい。
【0024】
図8から図11は本発明の第2の実施形態を示すもので、図8及び図9はループ移動部材の設置状態を示すボタン付け環縫いミシンの一部外観斜視図、図10はすくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図、図11は環縫いミシンの概略構成ブロック図である。尚、図10においては、説明のため被縫製物等を省略して図示している。図10においては、図中左側に曲折された被縫製物が配される。第2の実施形態においては、被縫製物2に近接するボタン孔8aを挿通した際に形成されるループを被縫製物2から離隔させるループ移動手段を備えた点、張力制御部100でなくループ移動制御部200が設けられた点等において、第1の実施形態と構成を異にしている。以下、第1の実施形態と同様の符号を用いて第2の実施形態について説明する。
【0025】
図8及び図9に示すように、このボタン付け環縫いミシンは、下板3の下方にループ移動手段としてのループ移動部材13を備えている。ループ移動部材13は回動自在にミシンベッド1b側に設けられ、ループ駆動部14により回動駆動される。ループ移動部材13の一部は所定方向に延び、その先端に糸保持部13aが形成される。すなわち、ループ移動部材13が回動することにより、糸保持部13aが被縫製物2の下方に出没するようになっている。すなわち、ループ移動部材13は被縫製物2の縫製時に、各ボタン孔8aのうち被縫製物2に近接した側のボタン孔8aを挿通する糸4のループを、被縫製物2から離隔する方向に移動させる。尚、図8は糸保持部13aが被縫製物2の下方から退去した状態を示し、図9は糸保持部13aが被縫製物2の下方に出現した状態を示す。
【0026】
また、図11に示すように、このボタン付け環縫いミシンは、ループ移動制御部200を備えている。このループ移動制御部200は、ループ駆動部14に接続されるとともに、針4を上下動させる針駆動部9、被縫製物2を水平方向に移動させる生地駆動部10、ルーパ7を揺動駆動させるルーパ駆動部11、ボタン8の把持・回動を行うボタン駆動部12等に接続される。この張力制御部200は、CPU等からなる演算部201と、ROM、RAM等からなる記憶部202とを有する。記憶部202には、縫製プログラム210と、根巻きプログラム211とが記憶される。
【0027】
縫製プログラム210は、2つの並んだボタン孔8aに交互に糸4を挿通させて被縫製物2にすくい縫いを施すプログラムである。本実施形態においては、被縫製物2に近接した側のボタン孔8aを挿通した際に糸4のループが形成されると、ループ駆動部14を駆動させ、ループ移動部材13の糸保持部13aを利用して、ループを被縫製物2から離隔させるようになっている。
【0028】
根巻きプログラム211は、被縫製物2にボタン8がすくい縫いにより縫製された後、ボタン8を被縫製物2から離隔させ、緊張した糸4に根巻きを施すプログラムである。
【0029】
以上のように構成されたボタン付け環縫いミシンのボタン付けの動作について説明する。
【0030】
第1の実施形態と同様に、図10に示すように、被縫製物2を曲折させ、この曲折部分の上方に水平となるようボタン8を配する。そして、縫製プログラム210を実行し、被縫製物2にすくい縫いを施す。
【0031】
このとき、被縫製物2に近接した側のボタン孔8aを挿通した際に形成される糸4のループは、図10に示すように、ループ移動部材13により被縫製物2から離隔する側に移動される。そして、被縫製物2から離隔したボタン孔8aを挿通した際に形成される糸4のループは、被縫製物2に近接した側のボタン孔8aのループと絡むので、被縫製物2から離隔する側に形成される。これにより、各ボタン孔8aに交互に糸4を挿通させ、すくい縫いが終了すると、図4に示すように、各ループにより形成される結節部分が被縫製物2から離隔する側に位置することとなる。
【0032】
そして、根巻き処理に際し、図5に示すように、ボタン8を鉛直状態として被縫製物2から離隔させると、ボタン8の上方にて弛んだ糸4が被縫製物2側に移動し、これに伴って、結節部分が被縫製物2とボタン8の中間位置に移動した状態となる。この状態で、根巻きプログラム101を実行し、被縫製物2とボタン8との間にて緊張した糸4に根巻き処理が施され、図6に示すように、結節部分は根巻きに供する糸4により覆われる。
【0033】
このように、本実施形態のボタン付け環縫いミシンによれば、結節部分が根巻きに供する糸4により覆われるようにしたので、根巻き部分から結節部分がはみ出すことはなく、ボタンが縫い付けられた被縫製物の見栄えが良く商品性が向上する。また、結節部分が根巻き部分により覆われるので、結節部分を的確に保護し、糸4のほつれ等を防止し、ボタン8の被縫製物2への縫い付け強度を向上することができる。
【0034】
尚、第2の実施形態においては、ループ移動部材13が回動自在に設けられたものを示したが、ループ移動部材13は直線的に移動するものであってもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の発明によれば、被縫製物に近接した側のボタン孔を挿通した際に形成される糸のループは、ループ移動手段により被縫製物から離隔する側に移動されるようにし、結節部分が被縫製物とボタンとの中間に位置するようにすることにより、結節部分が根巻きに供する糸により覆われるようにしたので、根巻き部分から結節部分がはみ出すことはなく、ボタンが縫い付けられた被縫製物の見栄えを良好なものとして、この被縫製物の商品性を向上させることができる。また、結節部分が根巻き部分により覆われるので、結節部分を的確に保護し、糸のほつれ等を防止し、ボタンの被縫製物への縫い付け強度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すもので環縫いミシンの概略外観斜視図である。
【図2】すくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図である。
【図3】すくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図である。
【図4】すくい縫い終了時における被縫製物及びボタンと糸の結節部分との位置関係を示す説明図である。
【図5】根巻き処理時における被縫製物及びボタンと糸の結節部分との位置関係を示す説明図である。
【図6】根巻き処理が終了した状態を示す被縫製物及びボタンの側面説明図である。
【図7】環縫いミシンの概略構成ブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示すものでループ移動部材の設置状態を示すボタン付け環縫いミシンの一部外観斜視図である。
【図9】ループ移動部材の設置状態を示すボタン付け環縫いミシンの一部外観斜視図である。
【図10】すくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図である。
【図11】環縫いミシンの概略構成ブロック図である。
【図12】従来の環縫いミシンのすくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図である。
【図13】すくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図である。
【図14】すくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図である。
【図15】すくい縫い時におけるボタンと糸のループとの位置関係を示す説明図である。
【図16】すくい縫い終了時における被縫製物及びボタンと糸の結節部分との位置関係を示す説明図である。
【図17】根巻き処理時における被縫製物及びボタンと糸の結節部分との位置関係を示す説明図である。
【図18】根巻き処理が終了した状態を示す被縫製物及びボタンの側面説明図である。
【符号の説明】
1 環縫いミシン
2 被縫製物
3 下板
4 糸
5 針
6 糸調子装置
7 ルーパ
8 ボタン
8a ボタン孔
9 針駆動部
10 生地駆動部
11 ルーパ駆動部
12 ボタン駆動部
13 ループ移動部材
13a 糸保持部
14 ループ駆動部
100 張力制御部
101 演算部
102 記憶部
110 縫製プログラム
111 根巻きプログラム
200 ループ移動制御部
210 縫製プログラム
211 根巻きプログラム
Tf 離隔側設定張力
Tn 近接側設定張力

Claims (1)

  1. 少なくとも2つの並んだボタン孔に交互に糸を挿通させてすくい縫いによりボタンを被縫製物に縫製した後、前記糸に根巻き処理を施すボタン付け環縫いミシンであって、
    前記被縫製物の前記すくい縫いにより形成されるループの結節部分が被縫製物から離隔する側に位置するように、前記各ボタン孔のうち前記被縫製物に近接した側のボタン孔を挿通する糸のループの先端部を保持して、前記被縫製物から離隔する方向に移動させるループ移動手段を備えたことを特徴とするボタン付け環縫いミシン。
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