JP3946463B2 - 軸受付きコンロッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジンに用いられる軸受付きコンロッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図8に示すように、コンロッド51の大端部52および小端部53の各穴に、シェルタイプの針状ころ軸受55を圧入し、コンロッド幅dところ57の長さcとをほぼ同一に設定したものが提案されている(例えば、実開昭64−35216号)。このように寸法c,dの関係を設定することにより、大端部523および小端部53の張出し部分が小さく、その結果、軽量化ができ、またコンロッド51を金属平板のプレス加工により製作することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
自動車用部品は、軽量化の要求があり、コンロッドにおいても軽量化が強く要求されている。このような軽量化の要求に応じるには、コンロッド51の幅dを狭くする必要がある。しかし、コンロッド幅dの狭まりに合わせて、ころ57の長さを短くすると、ころ57の単位長さに作用する負荷が大きくなり、短寿命となる。コンロッドは、ピストンの爆発的な往復動作をクランクに伝える部品であるため、軸受に作用する荷重条件が厳しく、ころ長さを短くすると、寿命に与える影響が大きい。
【0004】
この発明の目的は、軽量化と長寿命化の両方を実現することのできる軸受付きコンロッドを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の軸受付きコンロッドは、ロッド部の両端に大端部と小端部とを有し、これら大端部および小端部に貫通穴が設けられたコンロッドと、外輪およびこの外輪の転走面に沿って転走する複数のころを有し、上記各貫通穴に嵌合した軸受とを備えた軸受付きコンロッドにおいて、上記ころの有効長さが、上記コンロッドの貫通穴貫通方向の幅よりも長いことを特徴とする。
この構成によると、ころの有効長さをコンロッド幅よりも長くしたため、コンロッド幅を狭めてコンロッドの軽量化を図っても、ころ有効長さを確保し、軸受の長寿命化が図れる。
【0006】
この発明において、上記外輪の転走面内径が開口側ほど大きくなるものであって、転走面内径の最小径と、ころの端部における転走面内径との径差が、20μm以下となるようにする。
このように、外輪の転走面内径を、開口側ほど大きくなる形状としたため、ころの端部に大きな荷重が働く状態(いわゆるエッジロード)となることはなく、回転トルクが異常に大きくなることもない。ころ長さがコンロッド幅よりも長いころ軸受をコンロッドの穴に圧入した場合に、転走面内径が開口側ほど大きくなるように外輪が変形することがある。この場合に、ころ端部の位置における転走面内径が転走面最小径よりも20μmよりも大きくなるようでは、転走面がころ端部の位置でころを支持しなくなる。そのため、上記径差を20μm以下に規定している。この20μm以下という数値は、通常、軸受の転走面精度として円筒度は20μm以下とすることが必要とされるため、その円筒度を確保する値となる。
【0007】
この発明において、上記コンロッドはロッド部に凹所または穴を有するものとしても良い。このように凹所または穴を設けることにより、より一層の軽量化が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施形態を図1〜図3と共に説明する。この軸受付きコンロッドは、コンロッド1の大端部3および小端部4の貫通穴5に、それぞれ軸受6を嵌合させたものである。コンロッド1は、ロッド部2の両端に大端部3と小端部4とを有し、これら大端部3および小端部4に貫通穴5が設けられている。軸受6は、外輪7およびこの外輪7の内径面からなる転走面に沿って転走する複数のころ8を有し、各ころ8はリング状の保持器9に保持されている。ころ8と保持器9とは、互いに組立部品となる保持器付きころを構成するものであり、この保持器付きころを外輪7に挿入可能なようにしてある。外輪7は直円筒状のものとしてある。
【0009】
ころ8の長さBは、コンロッド1の貫通穴5の貫通方向の幅Aよりも長くしてある。コンロッド1は、大端部3および小端部4の幅を上記の幅Aとし、ロッド部2の部分の幅は上記の幅Aよりも狭くしてある。軸受6の外輪7の幅は、ころ8の長さBよりも大きく形成されている。なお、ここで言うころ8の長さBは、ころ8の全長のことであるが、ころ8の有効長さ、つまり外周面が円筒形状を成している部分の長さを、コンロッド幅Aよりも長くする。ころ8の有効長さは、ころ8の端部に面取部がある場合は、その面取部の長さを除いた長さである。したがって、ころ有効長さは、外輪7の転走面が幾何学上の円筒面であると考えた場合における転走面の有効幅に合致する。
【0010】
軸受6は、外輪7をコンロッド1の穴5に圧入することにより、コンロッド1に取付けられており、この圧入のため、外輪7の転走面は、その内径が開口側ほど大きくなっている。転走面内径の最小径D0 (図3)と、ころ8が外輪軸方向の中立位置にあるときのころ8の端部における転走面内径DB との径差ΔDは、所定値以下とする。この所定値は、外輪7の転走面に要求される円筒度としてあり、数値で示すと、径差ΔDは20μm以下とする。
【0011】
この構成によると、ころ8の長さBをコンロッド幅Aよりも長くしたため、コンロッド幅Aを狭めてコンロッド1の軽量化を図りながら、ころ長さBを確保し、軸受の長寿命化を図ることができる。
【0012】
軸受寿命ところ長さBの関係を説明する。軸受寿命は、次式(1)により表される。
L=〔106 /(60×n)〕×(Cr/Fr)10/3 ……(1)
ここで、Cr:動定格荷重
Fr:ラジアル荷重
n:回転速度
L:寿命時間
【0013】
また、(1)式のCrは、次の(2)式により表される。
Cr=fc(i cosα)0.78Z2/3 Da1.07la0.78 ……(2)
ここで、fc:軸受の種類と材料によって決まる係数
i:ころが有効に働いている列の数
α:接触角
Z:1列あたりのころの数
Da:ころの直径
la:ころの接触長さ
よって、ころの接触長さlaを長くすれば、寿命が向上する。ころの接触長さlaは、外輪転走面が幾何学上の円筒面であるとすると、上記のころ有効長さとなる。ころ長さBを長くすれば、ころの接触長さlaも長くなり、したがって軸受寿命が向上する。
【0014】
この実施形態では、ころ長さBをコンロッド幅Aよりも長くしたため、上記のように軽量化を図りながら、軸受寿命を向上させることができるが、ころ長さBがコンロッド幅Aよりも長いと、ころ軸受6をコンロッド1の貫通穴5に圧入した場合に、図4に誇張して示すように、転走面内径が開口側ほど大きくなるように外輪7が変形する。この場合に、ころ端部の位置における転走面内径DB (図3)が転走面最小径D0 に比べて20μmよりも大きな径差ΔDが生じるようでは、転走面がころ端部の位置でころ8を支持しなくなり、ころ長さBを長くしても、実際には、ころ接触長さlaを十分に長くすることができない。
そこで、上記径差ΔDを20μm以下に規定している。この20μm以下という数値は、通常、軸受の転走面精度として円筒度は20μm以下とすることが必要とされるため、その円筒度を確保する値とした。このように径差ΔDを規定したため、上記のように外輪7の転走面の開口側の内径が大きくなる形状でありながら、長寿命化が確保される。
なお、外輪7の転走面の内径は、開口側ほど大きくなる形状であるため、ころ8の端部に大きな荷重が働く状態(いわゆるエッジロード)となることはなく、回転トルクが異常に大きくなることもない。
【0015】
径差ΔDを20μm以下に抑えるには、外輪7に剛性の高いものを用いることが効果的である。すなわち、径差ΔDを20μm以下に抑えることができるだけの高い剛性を持つ外輪7を使用する。このような剛性を持つ外輪7としては、例えば直円筒状の削り出しタイプの外輪において、肉厚がある程度厚いものとする。外輪7の肉厚は、コンロッド1の貫通穴5との締代に応じて設定する。外輪7の材質は、軸受鋼であっても、低炭素鋼であっても良い。なお、保持器9の材質は自由であり、プレス・溶接・削り出し品のいずれの保持器であっても良い。保持器9には、焼き付き防止の表面処理加工をしても良い。ころ8は、保持器9に対して軸未組み込み状態で脱落するタイプであっても、非脱落タイプであっても良い。
【0016】
なお、上記実施形態では、大端部3および小端部4の両方の軸受6について、ころ長さBをコンロッド幅Aよりも長くしたが、大端部3および小端部4のいずれか片方の軸受6についてのみ、ころ長さBをコンロッド幅Aよりも長くしても良い。また、ころ端部における転走面内径DB と最小径D0 の径差ΔDを、20μm以下とするのも、大端部3および小端部4のいずれか片方の軸受6についてのみであっても良い。
【0017】
図5は、この発明の他の実施形態を示す。この実施形態は、第1の実施形態(図1〜図3)にかかる軸受付きコンロッドにおいて、削り出しタイプの外輪7を有する軸受6を用いる代わりに、シェルタイプの外輪7Aを有する軸受6Aを用いたものである。シェルタイプの外輪7Aは、鋼板のプレス成形品からなり、両側に鍔7Aaを有している。このシェルタイプの軸受6Aも、コンロッド1の大端部3および小端部4の貫通穴5に圧入により固定される。この実施形態におけるその他の構成は、第1の実施形態と同じである。
シェルタイプの外輪7Aを用いた場合も、圧入の締代の管理等を適宜に行うことにより、転走面内径の最小径と、ころ8の端部における転走面内径との径差が20μm以下となるようにすることができる。
【0018】
図6,図7は、この発明のさらに他の実施形態におけるコンロッド1Bを示す。このコンロッド1Bは、ロッド部2に凹所11および穴12を設けたものである。また、このコンロッド1Bは、1枚の平板状の鋼板から打ち抜き形成されたものとしてあり、コンロッド1Bの外周面および両側の貫通穴5が、打ち抜き加工面とされる。凹所11および穴12も、打ち抜き加工時に同時にプレス加工される。打ち抜き加工は、例えばファインブランキングプレスにより行われる。このコンロッド1Bは、第1の実施形態おいて、そのコンロッド1に代えて用いられる。
この実施形態におけるその他の構成は、第1の実施形態と同じである。第1の実施形態におけるころ長さBとコンロッド軸受方向幅Aの関係、および転走面内径の最小径D0 と、ころ端部における転走面内径DB との径差ΔDが、20μm以下となる関係も、この実施形態において保持される。
この実施形態では、ロッド部2に凹所11および穴12を設けたため、より一層の軽量化が図れる。また、コンロッド1Bをファインブランキングプレスにより打ち抜き加工したため、その打ち抜き加工面に研削加工等の後加工が不要で、生産性に優れる。
【0019】
【発明の効果】
この発明は、外輪およびころを有する軸受を、コンロッドの大端部および小端部の貫通穴に嵌合させた軸受付きコンロッドにおいて、ころの有効長さを、コンロッドの貫通穴貫通方向の幅よりも長くしたため、軽量化と長寿命化の両方を実現することができる。
上記外輪の転走面内径が開口側ほど大きくなり、上記転走面内径の最小径と、上記ころの端部における転走面内径との径差を20μm以下としたため、軸受外輪の圧入によって転走面内径が開口側ほど大きくなるように変形しても、ころ端部まで転走面で支持することができ、長寿命化が確保できる。
上記ロッド部に凹所または穴を有する場合は、より一層の軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)はそれぞれこの発明の第1の実施形態における軸受付きコンロッドの断面図および正面図である。
【図2】同軸受付きコンロッドの部分拡大断面図である。
【図3】図2の一部をさらに拡大して示す断面図である。
【図4】軸受付きコンロッドの外輪の変形状態を示す説明図である。
【図5】この発明の他の実施形態にかかる軸受付きコンロッドの断面図である。
【図6】この発明のさらに他の実施形態におけるコンロッドの正面図である。
【図7】同コンロッドの断面図である。
【図8】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1,1B…コンロッド
2…ロッド部
3…大端部
4…小端部
5…貫通穴
6,6A…軸受
7,7A…外輪
8…ころ
11…凹所
12…穴
A…コンロッド幅
B…ころの長さ
Claims (2)
- ロッド部の両端に大端部と小端部とを有し、これら大端部および小端部に貫通穴が設けられたコンロッドと、外輪およびこの外輪の転走面に沿って転走する複数のころを有し、上記各貫通穴に上記外輪が嵌合した軸受とを備えた軸受付きコンロッドにおいて、上記ころの有効長さが、上記コンロッドの貫通穴貫通方向の幅よりも長く、
上記外輪の転走面内径が開口側ほど大きくなり、上記転走面内径の最小径と、上記ころの端部における転走面内径との径差が、20μm以下であることを特徴とする軸受付きコンロッド。 - 上記ロッド部に凹所または穴を有する請求項1に記載の軸受付きコンロッド。
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