JP3946399B2 - 注出ノズル付キャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料用容器のノズル付キャップ、とくにキャップ上面に注出ノズルを起倒自在に装着した飲料用容器の注出ノズル付キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャップの上面に吸口となる注出筒を起倒自在に装着し、注出筒を起立させたときに注出流路が形成され、飲料液を吸飲可能とした飲料用容器のキャップは、従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のキャップでは、吸飲にあたって、注出筒を廻動させ、直立した状態で注出筒を口にくわえて吸飲するようにしていた。
吸飲中に注出筒が傾くと、液流路が塞がれて吸飲ができなくなり、また、容器を下方向に傾けたままで直立させた注出筒から口を外すと飲料液が周辺にこぼれるので、起き臥しのできない病人、寝たきりの老人には利用しにくいという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の問題を解決することを課題として、起き臥しのできない病人、寝たきりの老人にも容易に利用できるよう注出ノズルを傾斜させることによって、寝たままでも注出ノズルから飲料液を飲めるようにした飲料用容器の注出ノズル付キャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、飲料用容器の注出ノズル付キャップとして、ノズル部材を装着した飲料用容器のキャップであって、キャップは、ノズル部材の取付筒部を具えた側周壁と隔壁とを具備し、隔壁の中央に開孔を穿設した弁座が設けられており、ノズル部材は、注出ノズルと、該注出ノズルの下端に連設された有底の弁筒と、ノズル保持部とからなり、前記弁筒は、筒壁に流出孔を穿孔し、底部を球面状の弁体とし、弁筒が弁座に直交する状態で弁座を閉鎖するようにしており、ノズル保持部は、注出ノズル下端に連設された変形可能な薄肉の支持壁と取付筒部に嵌合する取付筒を具備しており、前記注出ノズルをいずれの方向に傾斜させても、弁座を開き、液流路を形成させるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0006】
別の実施形態として、ノズル部材を装着した飲料用容器のキャップであって、キャップは、頂壁と側周壁とからなり、前記頂壁には、その中央部に開孔を穿設し上端周縁を弁座とした筒体が立設され、その周辺部にノズル部材のための取付筒が立設されており、ノズル部材は、注出ノズルと、該注出ノズルの下端に連設された有底の弁筒と、ノズル保持部とからなり、前記弁筒は、筒壁に流出孔を穿孔し、底部を球面状の弁体とし、弁筒が弁座に直交する状態で弁座を閉鎖するようにしており、ノズル保持部は、注出ノズル下端に連設され薄肉の反転変形可能な屈曲部を有する支持壁とキャップの取付筒に嵌合する嵌着部を具備しており、前記注出ノズルをいずれの方向に傾斜させても、弁座を開き、液流路を形成させるようにしたことを特徴とする構成を採用し、上記薄肉の屈曲部として、その断面形状が階段状をなすことを特徴とする構成、または屈曲部の断面形状が凹状をなすことを特徴とする構成を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは飲料液を収納した容器、Bは容器口部A1に取着したキャップ、Cはキャップに装着したノズル部材、Dはノズルキャップで、いずれも合成樹脂を用いて成形されている。
【0008】
図1,2に示すように、キャップBは、容器Aの口部A1に螺合する係合筒部1と、取付筒部2とからなる側周壁3と、隔壁4とからなっている。
係合筒部1の内周には、容器口部A1に設けられたねじに螺合するねじ5が設けられ、係合筒部1の下端には連結片を介して係止リング6が連設されている。
【0009】
隔壁4の中心には開孔7が穿孔されており、開孔7の周縁は隔壁4より突出し、その上端は、弁座8が形成されている。
隔壁4の周辺部下面には、容器口部A1の内周に嵌合する密封リング9が垂設されている。
取付筒部2の中間部内周には、取付溝10が形成され、その内側には取付内筒11が隔壁4上に立設されている。
【0010】
図3に示すように、ノズル部材Cは、注出ノズル12と、該注出ノズル12に連設された有底の弁筒13と、ノズル保持部14とからなっている。
注出ノズル12の外周上方には膨出環15が設けられ、内周には、拡径段部16が設けられ、弁筒13に連設された嵌挿筒17が嵌合されている。
弁筒13には、縦方向に延びる流出孔18が穿孔され、底部は弁体19となっている。
【0011】
ノズル保持部14は、取付筒20と、該取付筒20の上端に張設され、注出ノズル12の下端に接続する中間に屈曲部21を有する支持壁22とからなっている。
取付筒20の外周中間部には、取付筒部2の取付溝10に嵌合する膨出環23が突設されており、取付筒20内周は、取付内筒11外周に嵌合され、内部を気密に密封している。
【0012】
図1に示すように、ノズルキャップDは、頂壁24と側周壁25からなり、側周壁25の下端には、フランジ26が突設され、下端内周には、注出ノズル12の外周に設けられた膨出環15に係合する膨出環27が形成されている。
【0013】
次に、本実施形態の飲料用容器の使用態様と作用効果について、図4を参照して説明する。
吸飲にあたっては、ノズルキャップDを注出ノズル12から外し、注出ノズル12を傾斜させると、弁体19が弁座8から離れ、キャップBの開孔7から流出孔18を通じ、容器A内部と注出ノズル12との間に液流路が形成され、容器A内の飲料を飲むことができる。
飲むことを止めるときには、注出ノズル12を容器Aに対して直立させると、弁体19が弁座8を閉じ、液流路が遮断される。
【0014】
その際の支持壁22の作用効果について説明すると、吸飲前には、注出ノズル12は直立状態にあるので、支持壁22の屈曲部21が弁筒13の周りに均等な張力を付与することによって、弁筒13の弁体19をキャップBの弁座8に係合させて開孔7を閉じる。
このため、容器Aを傾けても注出ノズル12から飲料が漏れ出すことはない。
【0015】
注出ノズル12を傾斜させる場合には、注出ノズル12をいずれの方向に倒しても傾斜側の支持壁22の屈曲部21aは屈曲され、反対側の屈曲部21bが伸張するよう変形することによって、弁体19を斜め下方に位置させ、弁体19の周縁が弁座8の外周縁に接触することになる。
弁体19と弁座8の外周縁との間の摩擦力が、支持壁22の復元力に抗して注出ノズル12の傾斜状態を維持する方向に作用する。
【0016】
注出ノズル12を直立させる場合には、注出ノズル12を直立させる方向にわずかに動かすと、支持壁22の復元力によって注出ノズル12を直立させ弁体19は弁座8に係合し、開孔7が閉じられることになる。
また、注出ノズル12と支持壁22を復元力の大きい材料で成形すると、注出ノズル12から口を外すと、自然に直立するようにすることができる。
したがって、本実施形態の飲料用容器は、寝たままでも飲料液をのむことができるので、起き臥しのできない病人、寝たきり老人にも容易に利用できる。、
【0017】
次に、本発明の第2実施形態について、図面を参照して説明する。
図5において、Aaは飲料液が収納された容器、Baはキャップ、Caはノズル部材、Eはオーバキャップ、Fは中栓であり、いずれも合成樹脂によって成形されている。
A1aは容器口部であり、外周にはねじが螺設されている。
【0018】
キャップBaは、側周壁30と頂壁31とからなり、側周壁30内周には、容器口部A1a外周のねじに螺合するねじが螺設されている。
側周壁30内周上端には、縮径部が設けられ、該縮径部の下端には、後述する中栓Fのフランジを支持する複数の係止片が突設されている。
頂壁31の中央には、中心に開孔32を穿孔した円錐状の筒体33が立設され、筒体33の上端には、弁座34が形成されている。
頂壁31の側周は、側周壁30より縮径され、周縁上端には、膨出環35が設けられている。
頂壁31の周辺部には、ノズル部材Caのための取付筒36が立設されており、取付筒36の中間部外周には、膨出環37が設けられている。
【0019】
図6に示すように、ノズル部材Caは、注出ノズル38と、該注出ノズル38の下端に連設された有底の弁筒39と、ノズル保持部40とからなっている。
弁筒39の筒壁には、縦方向に延びる複数個の流出孔41が穿孔され、底部は、弁体42となっている。
【0020】
ノズル保持部40は、注出ノズル38の下端から階段状に広がる段部43を有する支持壁44と、該支持壁44に接続する嵌着部45とからなっている。
嵌着部45は、側周壁46と上壁47、上壁47内周から垂設された密封リング48とを具えており、前記支持壁44は、上壁47内周上端に接続されている。
側周壁46の下端部には、内方に突出する膨出環49が設けられ、該膨出環49は、キャップBaの取付筒36外周の膨出環37に係合し、密封リング48は取付筒36内周に係合し、内部を密封している。
【0021】
図5に示すように、オーバキャップEは、頂壁50と側周壁51とからなり、側周壁51の下端には、キャップBaの頂壁31の周縁上端に設けられた膨出環35に係合する膨出環52が設けられ、閉蓋時には、ノズル部材Caを密封して空気中の塵埃が注出ノズル38内に入ることを防いでいる。
【0022】
中栓Fは、上端にフランジ53を設け、口部A1a内周に係合する側周壁54と底壁55とからなり、底壁55には、指掛けリング56が立設されている。
内容液充填後、キャップBaの閉蓋にあたっては、中栓Fのフランジ53は、キャップBaの縮径部の係止片に支持されて、容器口部内周に嵌着される。
【0023】
次に、本実施形態の飲料用容器の使用態様と作用効果について、図7を参照して説明する。
使用にあたって、まず、キャップBaを開蓋して指掛けリング56を引っ張り上げることによりにより、容器口部A1aより中栓Fを取り外し、再びキャップBaを被嵌しておく。
【0024】
吸飲にあたっては、オーバキッャプEを開いて注出ノズル38を口にくわえ、注出ノズル38を傾斜させると、弁体42が弁座34から離れ、開孔32から流出孔41を通じ容器Aa内部と注出ノズル38内との間に液流路が形成され、容器内の飲料液を飲むことができる。
飲むことを止めるときには、注出ノズル38を容器Aaに対して直立させると、弁体42が弁座34を閉じ、液流路を遮断する。
【0025】
その際の支持壁44の作用について述べると、注出ノズル38を傾斜させる場合には、支持壁44の傾斜側の段部43は、注出ノズル38下端との接続部44aと、上壁47の延長部との接続部44bを支軸として反転され、反対側の支持壁段部43は殆ど変形しない。
【0026】
注出ノズル38は傾斜側の支持壁44の反転により斜め下方向に押しさげられ、反転状態が維持されることにより一定の傾斜位置に支持される。
そして、弁体42の流出孔41は開孔32の上方に位置し、弁体42の側部は筒体33の側壁に離れて位置し、弁体42と筒体33との間に不要な力が作用しない。
そのため、筒体33、弁筒39の変形を防止することができ、変形による液流路遮断時の液漏れを防止し、液流路の遮断を確実に行うことができる。
【0027】
注出ノズル38を直立させる方向に移動させる支持壁44の傾斜側の段部43は、一定の角度位置で反転し、元の状態に復元する。
その復元によって注出ノズル38は上昇されて直立状態となり、筒体33が弁座34に対置されて開孔32が閉じられ、液流路が遮断される。
【0028】
したがって、寝たままの状態で、容器が横方向になっていても注出ノズルを口にくわえ、容器に対して注出ノズルを傾斜、直立させることによって飲料液を簡単に飲むことができる。
【0029】
次に、本発明の第3実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態は、注出ノズルの薄肉の支持壁の形状と弁座の形状を変更したもので、その他の構成は前記第2実施形態のそれと同一であるので、同一の符号をもって図示するだけで詳しい説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
【0030】
図8に示すように、ノズル部材Cbは、注出ノズル38aと、該注出ノズル38aの下端に連設された有底の弁筒39aと、ノズル保持部60とからなっている。
【0031】
ノズル保持部60は、注出ノズル38aの下端に連設された支持壁61と該支持壁61に接続する嵌着部62とからなっている。
嵌着部62は、支持筒63とその下端からフランジ状に広がる上壁64と側周壁65とを具え、上壁64内周から垂設された密封リング48aが垂設されている。
【0032】
前記支持壁61は、該注出ノズル38aの下端と支持筒63上端との間に段部66が形成されるよう連設されており、その断面形状は、注出ノズル38a下端から水平に延びる壁面67とその周辺から上に延びる壁面68とその上端から支持筒63の上端に水平に延びる壁面69とからなっている。
【0033】
次に、本実施形態の使用態様と作用効果について、図9を参照して説明する。
飲料用容器の使用については前記第2実施形態と同様であり、吸飲にあたっては、オーバキッャプEを開いて注出ノズル38aを口にくわえ、注出ノズル38aを傾斜させると、容器Aa内部と注出ノズル38a内との間に液流路が形成され、容器Aa内の飲料液を飲むことができ、飲むことを止めるときには、注出ノズル38aを容器Aaに対して直立させると、液流路を遮断する。
【0034】
その際の支持壁61の作用について述べると、注出ノズル38aを傾斜させた場合には、支持壁61の傾斜側の段部66は、壁面67が傾斜するだけで殆ど変形せず、注出ノズル38aは接続部67aを支点とて廻動傾斜され、反対側の段部は反転し湾曲変形して注出ノズル38aとの接続部67bを上昇させる。
【0035】
その結果として注出ノズル38aが斜め上方向に押し上げられ、反転状態が維持されることにより一定の傾斜位置に支持される。
そして、弁体42aの流出孔41aは、開孔32aの上方に位置し、弁体42aの側部は筒体33aの側壁に離れて位置し、弁体42aと筒体33aとの間に不要な力が作用しない。
そのため、筒体33a、弁筒39aの変形を防止することができ、変形による液流路遮断時の液漏れを防止し、液流路の遮断を確実に行うことができる。
【0036】
注出ノズル38aを直立させる方向に移動させると、支持壁61の反対側の段部66は、一定の角度位置で反転し、元の状態に復元する。その復元によって注出ノズル38aは下降され直立状態となり、弁体42aが弁座34aに対置されて開孔32aが閉じられ、液流路が遮断される。
【0037】
したがって、本実施形態の飲料用容器も前実施形態の容器と同様に寝たままの状態で、容器が横方向になっていても注出ノズルを口にくわえ、容器に対して注出ノズルを傾斜、直立させることによって飲料液を簡単に飲むことができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
注出ノズルを薄肉の変形可能な支持壁で保持し、注出ノズルを任意の方向に傾斜させることによって、液流路を形成させるようにしたから、容器を横方向にもって寝たままの状態でも飲料液を飲むことができ、また、注出ノズルをわずかに起立させるだけで液流路が遮断されるので、飲料液を周辺にこぼすこともない。したがって、起き臥しのできない病人、寝たきりの老人にも容易に利用できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の説明図である。
【図2】キャップの説明図で、(a)は上面図、(b)は一部断面正面図である。
【図3】ノズル部材の説明図で、(a)は上面図、(b)は一部断面正面図である。
【図4】飲料用容器の使用時の説明図で、(a)は使用前の状態を示す図、(b)は注出ノズル傾倒時の状態を示す図である。
【図5】第2実施形態の説明図である。
【図6】ノズル部材の説明図で、(a)は上面図、(b)は一部断面正面図である。
【図7】飲料用容器の使用時の説明図で、(a)は使用前の状態を示す図、(b)は注出ノズル傾倒時の状態を示す図である。
【図8】本発明第3実施形態の説明図である。
【図9】飲料用容器の使用時の説明図で、(a)は使用前の状態を示す図、(b)は注出ノズル傾倒時の状態を示す図である。
【符号の説明】
A、Aa 容器
A1、A1a 口部
B、Ba キャップ
C、Ca、Cb ノズル部材
D ノズルキャップ
E オーバキャップ
F 中栓
3、30 側周壁
4 隔壁
7、32、32a 開孔
8、34、34a 弁座
12、38、38a 注出ノズル
13、39、39a 弁筒
14、40、60 ノズル保持部
18、41、41a 流出孔
19、42、42a 弁体
20、36 取付筒
21 屈曲部
22、44、61 支持壁
31 頂壁
33、33a 筒体
45、62 嵌着部
46、65 側周壁
47、64 上壁
63 支持筒
66、67、68 壁面

Claims (4)

  1. ノズル部材を装着した飲料用容器のキャップであって、
    キャップは、ノズル部材の取付筒部を具えた側周壁と隔壁とを具備し、隔壁の中央に開孔を穿設した弁座が設けられており、
    ノズル部材は、注出ノズルと、該注出ノズルの下端に連設された有底の弁筒と、ノズル保持部とからなり、
    前記弁筒は、筒壁に流出孔を穿孔し、底部を球面状の弁体とし、弁筒が弁座に直交する状態で弁座を閉鎖するようにしており、
    ノズル保持部は、注出ノズル下端に連設された変形可能な薄肉の支持壁と取付筒部に嵌合する取付筒を具備しており、
    前記注出ノズルをいずれの方向に傾斜させても、弁座を開き、液流路を形成させるようにしたことを特徴とする飲料用容器の注出ノズル付キャップ。
  2. ノズル部材を装着した飲料用容器のキャップであって、
    キャップは、頂壁と側周壁とからなり、
    前記頂壁には、その中央部に開孔を穿設し上端周縁を弁座とした筒体が立設され、その周辺部にノズル部材のための取付筒が立設されており、
    ノズル部材は、注出ノズルと、該注出ノズルの下端に連設された有底の弁筒と、ノズル保持部とからなり、
    前記弁筒は、筒壁に流出孔を穿孔し、底部を球面状の弁体とし、弁筒が弁座に直交する状態で弁座を閉鎖するようにしており、
    ノズル保持部は、注出ノズル下端に連設され薄肉の反転変形可能な屈曲部を有する支持壁とキャップの取付筒に嵌合する嵌着部を具備しており、
    前記注出ノズルをいずれの方向に傾斜させても、弁座を開き、液流路を形成させるようにしたことを特徴とする飲料用容器の注出ノズル付キャップ。
  3. 前記薄肉の反転変形可能な屈曲部の断面形状が階段状をなすことを特徴とする請求項2記載の注出ノズル付キャップ。
  4. 前記薄肉の反転変形可能な屈曲部の断面形状が凹状をなすことを特徴とする請求項2記載の注出ノズル付キャップ。
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