JP2003191971A - ストロー付き袋状容器 - Google Patents

ストロー付き袋状容器

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JP2003191971A
JP2003191971A JP2001403019A JP2001403019A JP2003191971A JP 2003191971 A JP2003191971 A JP 2003191971A JP 2001403019 A JP2001403019 A JP 2001403019A JP 2001403019 A JP2001403019 A JP 2001403019A JP 2003191971 A JP2003191971 A JP 2003191971A
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JP
Japan
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bag
straw
container
shaped container
suction hole
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JP2001403019A
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Akio Fukuhara
彰雄 福原
Yoshio Noda
義夫 野田
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Daiwa Can Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Can Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弱い吸引力で飲み易いストロー付き袋状容器
を提供する。 【解決手段】本発明は、袋状容器本体1にストロー24
を有する注出体2を封着したストロー付き自立性袋状容
器において、注出体2には袋状容器本体1の底まで延在
するストロー24’を形成すると共に、注出体2に、一
端側を易開封性の封止部27で封止状態とし、他端側を
袋状容器内に開口する吸気孔を形成し、この吸気孔に袋
状容器本体内の圧力上昇により吸気孔を封止する逆止弁
4を設けた。袋状容器から、吸気孔の封止部を取り除い
てストローから内容液を吸い上げると、逆止弁を通って
外気が袋状容器本体内に流入し、吸い上げた分の内容液
の空間を埋める。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、液体飲料を充填す
るストロー付き袋状容器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】実公平2−21399号公報には、袋状
容器本体の開口端に、取出装置を設け、この取出装置に
袋状容器本体内に垂下する導管部を形成し、この取出装
置をストローとして導管部の下端から内容液を吸い上げ
るようにした自立性袋状容器が開示されている。また、
特開2001−97437号公報には、袋状容器本体を
サイドガセット袋や平袋としたスパウト付きパウチ容器
及び底部が折り込まれた自立性スパウト付きパウチ容器
が開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の袋状容器で
は、容器内の飲料を吸飲する際に、グラス内の飲料をス
トローで吸飲するのに比べてかなり大きな吸引力が必要
となる。これは、飲料をストロー内を上昇させて吸飲す
るのに要する吸引力に加え、飲料の吸飲に伴って袋状容
器内の容積が減少して袋状容器を変形するのに要する吸
引力が必要とされるからである。袋状容器を変形させる
のに要する力を吸引力によらずに済ませるには、袋状容
器に握り力を加えながら吸飲しなければならず、また飲
料が残り少なくなったときには、袋状容器を握り潰した
り、倒立させる必要がある。 【0004】したがって、従来のストロー付き袋状容器
は、吸引力の弱い老人や子供にとって吸飲しづらく、ま
た人前で袋状容器を握り潰したり倒立させて吸飲するこ
とに抵抗感がある。更に、冷たい飲料の場合には、袋状
容器の表面に結露が発生して手が濡れるので、袋状容器
に握り力を加えながら吸飲するのは嫌われる。 【0005】本発明は、ストロー付き袋状容器を握り潰
したり倒立させて吸飲したりする必要がなく、グラス内
の飲料をストローで吸飲するのと同様な感じで飲み易い
ストロー付き袋状容器を提供することを目的とするもの
である。 【0006】 【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、袋状
容器本体の開口端にストローを有する注出体を封着した
ストロー付き自立性袋状容器において、注出体にはこれ
を貫通して袋状容器本体の底まで延在するストローを形
成すると共に、注出体に、一端側を易開封性の封止部で
封止状態とし、他端側を袋状容器内に開口する吸気孔を
形成し、この吸気孔に袋状容器本体内の圧力上昇により
吸気孔を封止する逆止弁を設けた。飲料を充填した上記
の袋状容器から、吸気孔の封止部を取り除いてストロー
から内容液を吸い上げると、吸気孔から逆止弁を通って
外気が袋状容器本体内に流入し、吸い上げた分の内容液
の空間を埋めて袋状容器本体が変形しないので、グラス
からストローで吸飲するのと同様な小さな吸引力で内容
液が無くなるまで吸飲できる。また、袋状容器本体を強
く握っても、逆止弁が吸気孔を封止するので、従来の袋
状容器と同様にストローから内容液が溢れることがあっ
ても、吸気孔からは流出しない。 【0007】 【発明の実施の形態】図1ないし図5に本発明の実施の
形態を示す。図1は正面図で、1はポリプロピレンやポ
リエチレン等のポリオレフィン樹脂製の袋状容器本体で
あり、二枚又は4枚のフィルム状胴壁の端縁部を筒状に
ヒートシールし、その一方の端縁に底壁をヒートシール
して形成したものである。この袋状容器本体1の上端縁
に、ストローを有する注出体2を取付けてストロー付き
袋状容器とする。このストロー付き袋状容器に飲料を充
填した状態では、袋状容器本体1の底壁が平らに拡って
自立性を有し、卓上に立てて置くことができる。このよ
うな自立型の袋状容器は、前記従来の技術の欄で引用し
た両公報に記載されているように、いわゆるスタンディ
ングパウチと呼ばれる公知のもので、袋状容器に自立性
を持たせるための構造は、上記のものに限らず種々の構
造とすることができる。 【0008】袋状容器本体1の材質は、最内層にポリエ
チレン等のヒートシール容易な合成樹脂を用い、中間に
アルミ箔やエチレンビニルアルコール共重合体(エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物)等の耐気体透過性に
優れた合成樹脂製フィルムや、対油性に優れた延伸ナイ
ロンフィルムを用い、最外層に耐熱性や耐水性等に優れ
たポリエステル樹脂製フィルム等を用いる。 【0009】袋状容器本体1の胴壁の開口端に注出体2
の固着部20を挟み込み、ヒートシールして袋状容器本
体1に注出体2を固着する。注出体2は、ヒートシール
容易なポリエチレン樹脂等を射出成形で作り、注出体2
の固着部20の正面形状は、図1に示すようにほぼ長方
形で、平面形状は、図5に示すように左右が先窄まりの
舟形にしてある。固着部20の上方に四隅を切取った長
方形の鍔部21を形成し、その上方には柱部22を介し
て鍔部21と同形の鍔部23が形成されている。柱部2
2の周りには、対向する両鍔部21,23間に縦断面コ
の字形の空所が形成されていて、この空所は、ストロー
袋状容器の搬送に利用される。 【0010】鍔部23の上方と固着部20の下方には、
それぞれに管状のストロー24,24’が形成され、両
ストロー24,24’の中心孔に連なる孔が、固着部2
0,鍔部21,柱部22,鍔部23を貫通して設けられ
ている。ストロー24’の下端は、図1に示すように、
正面から背面に向かって斜めに切取られ、その先端は袋
状容器本体1の底部に達している。ストロー24には、
図2に示すように、パッキング31付のキャップ3を螺
着し、キャップ3の下端には、環状リング30が設けら
れ、この環状リング30は、キャップ3を開口方向に回
転させると、ストロー24に設けた突起に係合して破断
する弱化部が不正開封防止用に設けられおり、キャップ
3をストロー24から取り外すと、キャップ3と共に取
り除かれる。 【0011】図2に示すように、注出体2には、ストロ
ー24の一側に固着部20、鍔部21、柱部22及び鍔
部23を貫通させるための吸気孔予定部25が形成さ
れ、その上端は、環状の薄肉部を介して捩切り栓27で
塞いである。この捩切り栓27は、図4に示すように摘
み易いように菱形に形成されており、この捩切り栓27
を取り外すと、吸気孔25Aが外部と連通する。断面が
円形の吸気孔25Aの下端部に、図2に示す環状突起2
6が形成され、これに逆止弁4が係止されている。 【0012】逆止弁4は、吸気孔25Aの下端部に挿入
する円筒部41と、これより大径で吸気孔25Aの下端
の周りの固着部20底面に当接可能な封止板42とから
なり、円筒部41の上端には、吸気孔25Aの環状突起
26に係止される抜け止め用の突起40が3箇所に設け
てある。 【0013】前記本発明の実施の形態の作用について説
明する。飲料を充填した袋状容器から、キャップ3と捩
切り栓27を取り除いてこれを卓上に置き、ストロー2
4から内容液を吸い上げると、逆止弁4は自重で垂下
し、その突起40が鍔部26で係止されて封止板42が
開いているので、吸気孔25Aから外気が袋状容器本体
1内に流入して吸い上げた内容液の空間を埋める。した
がって、吸飲時に袋状容器本体1が変形しないので、グ
ラスからストローで吸飲するのと同様に小さな吸引力で
最後まで内容液を吸飲できる。 【0014】また、手に持って吸飲する場合に、袋状容
器本体1を強く握っても、逆止弁4の封止板42が内容
液の加圧により上昇して吸気孔25Aを封止するので、
従来の袋状容器と同様にストロー24から内容液が溢れ
ることがあっても、吸気孔25Aからは流出しない。 【0015】次に、前記実施の形態の変形例について説
明する。図6は、前記実施の形態における吸気孔予定部
25の変形例を示す拡大断面図で、それ以外の部分につ
いては、前記実施の形態と同じであるので図面に同じ符
号を付すに止め、詳細な説明は省略する。吸気孔予定部
25’は、吸気孔25Aの上端に薄肉部51で繋った吸
気孔25Aを封止する押込み栓50を形成したものであ
って、この押込み栓50を吸気孔25Aに押込むと、薄
肉部51が破断し、押込み栓50の胴部と天板に複数箇
所形成した凹部52から外気が吸気孔25Aに流入でき
るようになる。このような押込み栓方式を採用すると、
開封後も押込み栓が袋状容器に付いたままとなり、ゴミ
として散らかることがなくなる。 【0016】更に、前記実施の形態における吸気孔予定
部25の封止構造に代えて、吸気孔25Aの上端面にア
ルミ箔やプラスチックシートをヒートシールして封止す
る方式や、キャップを螺着する方式を採用してもよい。 【0017】前記実施の形態におけるストロー24’
は、袋状容器本体1の底部に達するように長くする必要
があるので、成形性を考慮して注出体2からストロー2
4’を切離して別々に成形し、注出体2の固着部20
に、ストロー24’を液密に嵌合するようにしてもよ
い。また、前記実施の形態における逆止弁4について
も、固着部20の下面に、ヒンジで一体に成形したドア
のように開閉する感圧薄板を採用してもよい。 【0018】また、前記実施の形態におけるストロー2
4のキャップ3による密封構造に代え、ストロー24の
上端面にアルミ箔やプラスチックシートをヒートシール
して封止する方式や、ストロー24の上端開口に栓体を
嵌入させて密封し、その栓体のスカート部でストロー2
4の上端外周を覆う方式や、ストロー24の上端開口部
を合掌させてヒートシールし、このヒートシール部を捩
切る方式等を適宜採用することができる。 【0019】 【発明の効果】本発明は、グラス内の飲料をストローで
吸飲するのと同様な感じで飲み易く、袋状容器を強く握
つたり倒立させて吸飲しなくても、弱い吸引力で内容液
が無くなるまで吸飲できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態を示す正面図。 【図2】図1の要部の拡大断面図。 【図3】図1の要部の拡大右側面図。 【図4】図1の要部の拡大平面図。 【図5】図1の要部の拡大底面図。 【図6】本発明の実施の形態の変形例を示す拡大断面
図。 【符号の説明】 1:袋状容器本体 2:注出体 3:キャップ
4:逆止弁 20:固着部 21,23:鍔部
24,24’:ストロー 25,25’:吸気孔予定
部 25A:吸気孔 27:捩切り栓 50:押
込み栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 77/28 B65D 77/28 77/30 77/30 C Fターム(参考) 3E064 AA01 BA21 BC01 BC04 BC18 EA12 FA04 HD06 HD10 HE02 HN05 HS04 3E067 AA03 AB26 BA12A BB12A BB14A BB15A BB25A BC03A CA04 CA07 CA15 CA17 CA24 EA32 EB30 EB32 EE24 EE59 GD10 3E084 AA06 AA12 AA37 AB01 BA03 CA01 CB02 CC04 DA01 DB03 DB12 DC04 FA09 FB01 FD13 GA01 GB01 GB08 GB11 GB12 HA02 HD01 KA05 KA13 KB01 LA01 LA17 LB02 LB07 LC02 LC06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 袋状容器本体の開口端にストローを有す
    る注出体を封着したストロー付き自立性袋状容器におい
    て、 前記注出体に、該注出体を貫通して前記袋状容器本体の
    底まで延在するストローを形成し、 前記注出体に、一端側を易開封性の封止部で封止状態と
    し、他端側を前記袋状容器内に開口する吸気孔を形成
    し、 前記吸気孔に袋状容器本体内の圧力上昇により該吸気孔
    を封止する逆止弁を設けたことを特徴とするストロー付
    き袋状容器。
JP2001403019A 2001-12-25 2001-12-25 ストロー付き袋状容器 Withdrawn JP2003191971A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005040003A1 (en) * 2003-10-24 2005-05-06 Inbev S.A. Alcohol beverage bag
JP5100392B2 (ja) * 2006-06-23 2012-12-19 ピジョン株式会社 飲料容器
WO2018189392A1 (fr) * 2017-04-14 2018-10-18 Dumont Romain Shaker souple facilement transportable adapté pour un usage unique
EP4151549A1 (en) * 2021-09-16 2023-03-22 W. L. Gore & Associates GmbH Vent and container including a vent

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