JP3945840B2 - 直線案内装置 - Google Patents

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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
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  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボール又はローラ等の転動体の循環に伴い、テーブル等の可動体を担持した移動ブロックが軌道レールに沿って運動する直線案内装置に係り、詳細には、上記転動体に対して潤滑油を確実に給油するための構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の直線案内装置としては、ベッド等の固定部に配設されると共にボールの転走面が形成された軌道レールと、多数のボールを介してこの軌道レールに組み付けられ、テーブル等の可動体を支持しながら上記軌道レールに沿って移動するスライダとから構成されるものが知られている。
【0003】
また、上記スライダは、ボールを介して軌道レールの転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷転走面と平行なボール戻し孔を有し、上記ボールの転動に伴い軌道レールに沿って移動自在な移動ブロックと、この移動ブロックの前後両端面に夫々固定されると共に、該移動ブロックの負荷転走面と軌道レールの転走面との間から抜け出たボールを上記ボール戻し孔に向けて案内する円弧状の方向転換路を有する一対の蓋体とから構成されており、上記蓋体を移動ブロックの前後両端面に固定することで上記負荷転走面とボール戻し孔の端部間とが方向転換路で連結され、ボールの無限循環路がスライダ内に完成するようになっている。
【0004】
この直線案内装置を使用するに当たっては、ボールそれ自体の摩耗やこれが転走する軌道レールの転走面あるいはスライダの負荷転走面の摩耗を抑え、該スライダの高精度の運動を長期にわたって維持する観点から、かかるボールや上記負荷転走面等に対して定期的あるいは連続的に潤滑油を供給する必要がある。
【0005】
このため、前述した従来の直線案内装置ではスライダを構成する蓋体の裏面側、すなわち移動ブロックとの当接面に潤滑油の供給路となる凹溝を形成し、該蓋体を移動ブロックに固定した際にスライダの外部からボールの無限循環路に連通する潤滑油の供給路が完成するように構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記蓋体は比較的硬質な合成樹脂を材料とした射出成形で形成されており、成形された蓋体に僅かでも歪みが存在するとこれを固定した移動ブロックの端面との間に隙間が生じてしまうことから、スライダに対して注油した潤滑油が蓋体と移動ブロックとの間から漏れ出してしまい、ボールの無限循環路に対して十分に潤滑油を行き渡らせることができないという問題点があった。
【0007】
また、このように注油した潤滑油が漏れ出してしまうことから、その分だけ潤滑油を多く注油しなければボールや負荷転走面を十分に潤滑することができず、潤滑油を無駄に消費してしまうといった問題点もあった。
【0008】
一方、このような問題点を避けるため、予め所定量の潤滑油を含浸させたポリマ部材をスライダのボール無限循環路に面して内蔵させ、かかるポリマ部材からボールに対して直接潤滑油を塗布するようにした直線案内装置も提案されている(特開平7−103230号公報、特開平7−110030号公報等)。
【0009】
しかし、これら公報所載の直線案内装置では該ポリマ部材が移動ブロックの長手方向の略全長にわたって配設されていることから、個々のボールに対して必要以上の余分な潤滑油が塗布され、該ポリマ部材に含浸されている潤滑油が無駄に消費されてしまうという問題点があった。
【0010】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、潤滑油の消費量の可及的な低減化を図りつつも無限循環している個々の転動体を確実に潤滑することが可能であり、しかも簡易な構成でこれを達成することが可能な直線案内装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の直線案内装置は、転動体の転走面を有する軌道レールと、該転動体を介して上記軌道レールの転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷転走面と平行な転動体戻し穴を有し、上記転動体の転動に伴って上記軌道レール上を自在に移動自在な移動ブロックと、この移動ブロックの前後両端面に固定されると共に、上記移動ブロックの負荷転走面と軌道レールの転走面との間から抜け出た転動体を上記転動体戻し穴に向けて案内する円弧状の方向転換路を有する一対の蓋体とから構成され、上記移動ブロックと少なくともいずれか一方の蓋体との間には潤滑油を含浸した板状の潤滑油保持部材を挟むと共に、この潤滑油保持部材には上記移動ブロックの転動体戻し孔に連通する潤滑油塗布孔を開設し、かかる潤滑油塗布孔をくぐり抜ける転動体に対して上記潤滑油保持部材から潤滑油を塗布するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
このような技術的手段によれば、転動体戻し孔が形成された移動ブロックと転動体の方向転換路が形成された蓋体との間に潤滑油の潤滑油保持部材が介在しているので、無限循環する転動体は該潤滑油保持部材に開設された潤滑油塗布孔をくぐり抜けながら上記転動体戻し孔に出入りすることとなり、この際に上記潤滑油保持部材に含浸された潤滑油が転動体に対して塗布される。
【0013】
このとき、上記潤滑油保持部材は板状に形成されていることから、転動体が上記潤滑油塗布孔を通過するのは極僅かな時間であるが、転動体は潤滑油塗布孔をくぐり抜けることから、転動体の外周に対して一様に潤滑油を塗布することができ、必要にして且つ十分な量の潤滑油を個々の転動体に供給することができる他、潤滑油の供給が過多となることもない。
【0014】
また、転動体は無限循環路を一回循環する毎に潤滑油塗布孔をくぐり抜けるので、循環の最中に転動体に付着した塵芥は上記潤滑油保持部材によって拭き取られることとなる。従って、常に転動体を清浄な状態で転動させることができるので、転動体や軌道レールのボール転走面、あるいは移動ブロックの負荷転走面が傷つくのを可及的に防止することができ、長期にわたって高精度の直線案内運動を維持することができる。
【0015】
このように構成される本発明において、上記転動体に対する潤滑油の塗布を確実なものとし、且つ、潤滑油保持部材による転動体の汚れの拭き取り効果を高めるという観点からすれば、上記潤滑油塗布孔を転動体戻し孔よりも僅かに小さく形成すると共に、かかる潤滑油塗布孔の内径の複数箇所に切れ込みを形成しておくのが好ましい。
【0016】
このように構成すれば、転動体は潤滑油塗布孔を押し広げるようにして該潤滑油塗布孔をくぐり抜けるので、転動体の外周に対する潤滑油保持部材の接触が確実なものとなり、潤滑油の塗布効果及び汚れの拭き取り効果を一層高めることが可能となる。
【0017】
【発明の実施形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の直線案内装置を詳細に説明する。
図1及び図2は本発明を適用した直線案内装置の実施例を示すものである。同図において、符号1は軌道レールであり、その左右両肩部には軸方向に沿って突条11が設けられている。各突条の上下にはボール2が転走するボール転走面12が形成されており、各転走面12は夫々がラシアル方向及びスラスト方向に対して45°の角度をなしている。この軌道レール1は固定ボルト(図示せず)によってベッド等の固定部(図示せず)に固定される。図10中の符号13は上記固定ボルトが挿入されるボルト孔である。
【0018】
また、符号3は上記軌道レール1に沿って移動するスライダであり、上記軌道レール1と相俟って多数のボール2を挟み込む移動ブロック4と、この移動ブロック4の前後両端面に取り付けられる一対の蓋体5と、上記移動ブロック4と蓋体5との間に挟み込まれた潤滑油の潤滑油保持部材6とから構成されている。
【0019】
図2に示すように、上記移動ブロック4は軌道レール1を跨ぐサドル状に形成され、水平部4aの両側から垂下した一対の袖部4bの内面側には軌道レール1のボール転走面12と相俟ってボール2を挟み込む4条の負荷転走面41が形成されている。また、上記各袖部4bには各負荷転走面41に対応したボール戻し孔42が貫通している。移動ブロック4の両側面にはボルト取付孔43を備えた取付部44が突設されており、移動ブロックはこの取付部44の下方から上記ボルト取付孔43を貫通する固定ボルト(図示せず)によってテーブル等の可動体(図示せず)に固定される。
【0020】
更に、上記移動ブロック4の各袖部4bの下端並びに水平部4aの下面には夫々ボール保持プレート45,46が取り付けられている。このボール保持プレート45,46は金属板のプレス成形や硬質合成樹脂の射出成形等により成形され、軌道レール1からスライダ3を取り外した際に各負荷転走面41を転走するボール2がスライダ3から脱落するのを防止している。
【0021】
図3は、上記蓋体5及び潤滑油保持部材6を移動ブロック4から取り外した状態を示す分解斜視図である。蓋体5も上記移動ブロック4と同様に水平部5aの両側から一対の袖部5bが垂下したサドル状に形成され、各袖部5bの裏面側には移動ブロック4に形成された負荷転走面41とボール戻し孔42とを夫々連通連結するボール方向転換路51が設けられている。
【0022】
図4はこのボール方向転換路51の詳細を示すものである。上記蓋体5には略半円形状の外周側案内面52が形成されており、ボール戻し孔42と軌道レール1のボール転走面12との間でボール2を円弧状に案内するようになっている。また、この外周側案内面52の端部には軌道レール1のボール転走面12からボール2を掬い上げるための掬い上げ部53が形成されている。一方、この外周側案内面52に対してはRピース7が嵌合しており、このRピース7にはボール戻し孔42と負荷転走面41との間でボール2を案内する内周側案内面71が形成されている。すなわち、図3に示すようにRピース7を蓋体5に対して嵌合させることで、上記蓋体の外周側案内面52とRピース7の内周側案内面71とが対向し、ボール方向転換路51が完成するようになっている。
【0023】
この蓋体5は取付孔54を貫通する六角孔付ボルトにより移動ブロック4の両端面に取付けられる。蓋体5裏面側の取付孔54の周囲には位置決め用のボス55が突設されており、このボス55を移動ブロック4の両端面に設けた凹溝(図示せず)に嵌め込むことで蓋体5が移動ブロック4に対して正確に位置決めされる。そして、このようにして蓋体5を移動ブロック4に取付けると、蓋体5のボール方向転換路51と移動ブロック4のボール戻し孔42とが連結され、ボール転走面41の一端から他端へボール2を循環させるボールの無限循環路が完成する。
【0024】
一方、上記潤滑油保持部材6は前述の蓋体5と略同一の形状に形成された厚さ2mm程度のフェルト製の板状体であり、上記蓋体5の裏面側に形成された凹所56に収容されると共に、一定量の潤滑油を含浸してこれを保持し得るようになっている。上記移動ブロック4のボール戻し孔42に対応する位置には潤滑油塗布孔61が形成されており、ボール2はこの潤滑油塗布孔61をくぐり抜けて該ボール戻し孔42と蓋体5のボール方向転換路51との間を往き来する。
【0025】
図4に示すように、上記潤滑油保持部材6の潤滑油塗布孔61はその内径が移動ブロック4のボール戻し孔42よりも僅かに小さく形成されており、かかる潤滑油塗布孔61をくぐり抜けるボール2の外周が一様に潤滑油塗布孔61の内周に接触するように構成されている。また、内径の小さな潤滑油塗布孔61をボール2がくぐり抜ける際に該ボール2の循環が妨げられることのないよう、かかる潤滑油塗布孔61の内径の複数箇所には切り込み62が形成されており、図5に示すように、ボール2の通過の度毎に潤滑油塗布孔61の内径が押し拡げられるようになっている。
【0026】
このため、本実施例の直線案内装置ではボール2が上記潤滑油塗布孔61をくぐり抜ける度毎に、上記潤滑油保持部材6に含浸された潤滑油がボール2の外周に対して一様に塗布され、無限循環路を循環する個々のボール2をその一巡毎に確実に潤滑することが可能である。また、無限循環路内を転走するボール2に付着した塵芥は該ボール2が上記潤滑油塗布孔61をくぐり抜ける度毎に上記潤滑油保持部材6で拭い取られるので、ボール2は常に清浄な状態で移動ブロック4の負荷転走面41と軌道レール1のボール転走面11との間を転走し、経時的な使用によるボール2の傷つきを可及的に防止することも可能となる。
【0027】
加えて、図1及び図2に示すように、上記移動ブロック4の水平部4aには上記潤滑油保持部材6が配設された移動方向の端面と上記取付部44の側面とを連通連結する潤滑油の供給路47が開設されており、移動ブロック4の側面から上記潤滑油保持部材6に対して潤滑油の補給をなし得るように構成されている。従って、上記潤滑油保持部材6に含浸されている潤滑油がボール2の循環に伴って消費されても、該潤滑油保持部材6に対して速やかに潤滑油を補給することができるものである。
【0028】
また、上記供給路47の内部にもフェルト製の潤滑油補給部材48を詰め込み、これにも潤滑油を含浸させるように構成すれば、上記潤滑油保持部材6に含浸された潤滑油の消費に伴い、該潤滑油補給部材48に含浸された潤滑油が潤滑油保持部材6へと徐々に吸い取られていくので、より多くの潤滑油をスライダ3に保持させることができ、潤滑油の補給作業の回数を減らすことも可能となる。
【0029】
尚、上記実施例では潤滑油保持部材6の材質としてフェルトを用いたが、この他に綿、多孔質の発泡プラスチック、発泡ゴム等を用いることも可能である。
【0030】
また、移動ブロック4の供給路47から潤滑油保持部材6に補給された潤滑油を素早く潤滑油塗布孔61の周囲に到達させるためには、該供給孔の近傍から潤滑油塗布孔61にまで至る油通し溝を潤滑油吸収保持部材6あるいは蓋体5に設けるのが好ましい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の直線案内装置によれば、潤滑油を含浸した板状の潤滑油保持部材を移動ブロックと蓋体との間に挟み込み、転動体が該潤滑油保持部材に開設した潤滑油塗布孔をくぐり抜けるようにして移動ブロックの転動体戻し孔と蓋体の方向転換路との間を往き来するので、無限循環路を循環する個々の転動体に対して必要にして且つ十分な量の潤滑油を供給することができ、かかる直線案内装置を使用する上での潤滑油の消費量の節約を図ることが可能となる。
【0032】
また、転動体に付着した塵芥は該転動体が潤滑油塗布孔をくぐり抜ける度毎に上記潤滑油保持部材によって拭き取られ、転動体は常に清浄な状態で無限循環路内を転動するので、該転動体や軌道レールのボール転走面、あるいは移動ブロックの負荷転走面が傷つくのを可及的に防止することができ、長期にわたって高精度の直線案内運動を維持することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した直線案内装置の実施例を示す切り欠き斜視図である。
【図2】 実施例に係る直線案内装置の正面断面図である。
【図3】 実施例に係る蓋体と潤滑油保持部材を移動ブロックから取り外した状態を示す分解斜視図である。
【図4】 実施例に係る直線案内装置に具備されたボールの無限循環路を示す拡大断面図である。
【図5】 実施例に係る潤滑油保持部材に形成された潤滑油塗布孔をボールがくぐり抜ける様子を示す拡大図である。
【符号の説明】
1…軌道レール、2…ボール、3…スライダ、4…移動ブロック、5…蓋体、6…潤滑油保持部材、11…ボール転走面、41…負荷転走面、42…ボール戻し孔、51…方向転換路、61…潤滑油塗布孔

Claims (2)

  1. 転動体の転走面を有する軌道レールと、該転動体を介して上記軌道レールの転走面と対向する負荷転走面及びこれら負荷転走面と平行な転動体戻し穴を有し、上記転動体の転動に伴って上記軌道レール上を自在に移動自在な移動ブロックと、この移動ブロックの前後両端面に固定されると共に、上記移動ブロックの負荷転走面と軌道レールの転走面との間から抜け出た転動体を上記転動体戻し穴に向けて案内する円弧状の方向転換路を有する一対の蓋体とから構成される直線案内装置において、
    上記移動ブロックと少なくともいずれか一方の蓋体との間には潤滑油を含浸した板状の潤滑油保持部材を介在させると共に、この潤滑油保持部材には上記移動ブロックの転動体戻し孔と連通し且つ転動体戻し孔よりも僅かに小さな内径の潤滑油塗布孔を設け、かかる潤滑油塗布孔をくぐり抜ける転動体に対して上記潤滑油保持部材から潤滑油を塗布するようにしたことを特徴とする直線案内装置。
  2. 上記潤滑油保持部材に形成した転動体の潤滑油塗布孔は、上記移動ブロックに形成された転動体戻し孔よりも僅かに小さく形成され、且つ、その内径の複数箇所に切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1記載の直線案内装置。
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