JP3945454B2 - 搬送用走行体のストッパー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送用走行体をその走行経路途中の所定位置で必要に応じて停止させたり位置決めするためのストッパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種搬送用走行体を利用する搬送システムには、搬送用走行体をその走行経路途中の所定位置で必要に応じて停止させたり位置決めするためのストッパー装置が多用されている。この種のストッパー装置は、搬送用走行体の走行経路に対して出退自在なストッパーと、このストッパーを出退駆動する駆動手段とから成るものであるが、従来のこの種のストッパー装置としては、下記特許文献に記載のように、ストッパーを出退駆動する駆動手段としてシリンダーユニットを使用するものが数多く知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−193540号公報
【特許文献2】
実開昭52−4690号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献に記載のシリンダーユニットでストッパーを出退駆動する構成は、機構がシンプルではあるが、別途シリンダーユニットに流体圧を供給する流体圧源や電磁弁などの流路切換手段が必要であるから、設備コストが高くつく欠点がある。このような問題点を解消するための方法として、ストッパーをモーター駆動することも、特許文献としては引用することができないが、当然考えられていると思われる。しかしながら、モーター側の回転運動をストッパーの出退運動に変換する機構として一般的に採用される、モーター側のクランクピンとストッパー側の長孔とを利用するシステムの場合、所定の位相でモーター側のクランクピンを正確に停止させることによって、ストッパーを所期通りの制止作用姿勢又は制止解除姿勢に正確に切り換えることができるのであるから、モーターへの通電を断った後、慣性でモーター出力軸が回転する、即ち、モーター側のクランクピンが慣性で回転するような構成では実用に供することができず、モーターへの通電を断つと同時にモーター出力軸に自動制動がかかるブレーキ付きモーターを使用することが必須の要件となり、シリンダーユニット使用のストッパー装置と比較して大幅なコストダウンを図ることができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る搬送用走行体のストッパー装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、搬送用走行体1の走行経路に対して出退自在なストッパー13と、このストッパー13を出退駆動する駆動手段14とから成る搬送用走行体のストッパー装置であって、前記ストッパー13は、支軸12の周りに制止作用姿勢P1と制止解除姿勢P2の間で正逆揺動自在に支承されると共に、制止作用姿勢P1と制止解除姿勢P2の何れか一方の姿勢に重力又は付勢力で保持され、前記駆動手段14は、モーター21で駆動されるクランクアーム22と、このクランクアーム22の偏心位置に軸支されたローラー23と、このローラー23の公転運動を前記ストッパー13の正逆揺動運動に変換するために前記ストッパー13に設けられた係合ガイド部24とから成り、当該係合ガイド部24はほぼD字形であって、前記ストッパー13が重力又は付勢力で保持される前記一方の姿勢(制止作用姿勢P1)にあるとき、当該係合ガイド部24の円弧状部分25aは、前記クランクアーム22の回転軸心とほぼ同心状態になり、前記ローラー23が係合ガイド部24の直線状部分25bに対応する一定角度範囲(θ3〜θ5)内にあるとき、前記ストッパー13が他方の姿勢(制止解除姿勢P2)に切り換えられているように構成される。
【0006】
上記構成の本発明を実施する場合、前記ストッパー13は、これを支承する支軸12の下側に位置し且つ前記係合ガイド部24を備えた本体15と、この本体15の下部から横側方に延出するストッパー作用部16とから構成し、このストッパー13の重力による回転を、前記ストッパー作用部16が搬送用走行体1の走行経路内にほぼ水平に入り込む制止作用姿勢P1で受け止める制止部材19を併設することができる。
【0007】
又、前記係合ガイド部24は、前記ストッパー本体15に設けられたほぼD字形の開口25から構成し、前記ローラー23がこのほぼD字形の開口25内に嵌合するように構成することができる。更に、前記係合ガイド部24の直線状部分24bに、他方の姿勢(制止解除姿勢P2)に切り換えられている間の前記ストッパー13の揺動運動を抑制するための円弧状突出部25cを形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1〜図4において、1は床上走行台車型の摩擦駆動式搬送用走行体であって、床上に敷設されたガイドレール2に走行方向複数のトロリー3を介して移動可能に支持された摩擦駆動用ロードバー4を備え、図示省略しているが、当該ロードバー4の上側に被搬送物支持用台車部が設けられている。而して、各トロリー3は、左右一対前後2組の水平軸ホイール5と前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー6とを備えたもので、ストッパー装置7の作用対象トロリー3には、図4に示すように、取り付けられた弾性材などで構成される被制止部8が、他のトロリーよりも下側に突出し且つ走行方向に面するように設けられている。この搬送用走行体1の走行経路を構成する前記ガイドレール2は、各トロリー3の水平軸ホイール5を支持する左右一対の断面コ字形のレール材9と、これら両レール材9の上端から連設されて各トロリー3の振れ止め用垂直軸ローラー6を左右両側から挟む左右一対の垂直レール部10とから構成されている。
【0009】
上記の搬送用走行体1は、本発明ストッパー装置7を適用できる各種搬送用走行体の一例に過ぎず、搬送用走行体の構成(被搬送物の搬送方式)や駆動方式、或いはストッパー装置7が作用する被制止部の構成などは、上記のものに限定されないことは勿論である。
【0010】
ストッパー装置7は、ガイドレール2の片側のレール材9に取り付けられたもので、搬送用走行体1の走行方向前後一対の側板11間に水平支軸12によって左右方向に揺動自在に支承されたストッパー13と、このストッパー13の駆動手段14とから構成されている。
【0011】
ストッパー13は、図5にも示すように、前記支軸12の下側に位置する本体15と、この本体15の下部から前記トロリー3の走行経路、具体的には前記被制止部8の移動経路、内に延出するストッパー作用部16とから成る。具体的には、これら本体15及びストッパー作用部16を構成する垂直板17aの外側に帯状板17bを断面T字状に固着すると共に、ストッパー作用部16のトロリー走行方向前後両側(帯状板17bの前後両側辺)に当接板18を固着したものであり、図5において、支軸12を通る垂線に対しストッパー作用部16のある側とは反対側にストッパー全体の重心位置があるように構成している。従って、このストッパー13は、重力による回転力(図5では支軸12を中心とする反時計方向の回転力)で、図5に示す状態から更にストッパー作用部16が上方に移動するように回動しようとするが、図5に示すように、前記ストッパー作用部16がトロリー3の走行経路(被制止部8の移動経路)内にほぼ水平に入り込む制止作用姿勢P1でストッパー13を受け止める制止部材19が、両側板11をつなぐ取付板20の内側に取り付けられている。
【0012】
駆動手段14は、片側の側板11の外側に取り付けられたブレーキレスの減速機付きモーター21と、このモーター21の減速機部21aから両側板11間に突出する、支軸12と平行な駆動軸21bの先端に取り付けられたクランクアーム22と、このクランクアーム22の遊端に支軸12と平行な軸で軸支されたローラー23と、このローラー23が係合するように前記ストッパー13の本体15に設けられた係合ガイド部24とから構成されている。具体的には、前記係合ガイド部24は、ストッパー13の本体15を構成する垂直板17aに設けられたほぼD字形(図5の側から見たとき)の開口25から構成されている。
【0013】
上記説明から明らかなように、ストッパー13は制止作用姿勢P1に重力で保持されている。従って、このストッパー装置7が設置された制止位置に到着した搬送用走行体1は、そのトロリー3の被制止部8がストッパー13のストッパー作用部16における当接板18に当接することにより停止せしめられる。このようにストッパー13が制止作用姿勢P1に重力で保持される状態にあるとき、図5に示すように、係合ガイド部24のD字形開口25は、その円弧状部分25aが直線状部分25bに対してストッパー作用部16のある側で斜め45度下向きに位置し、クランクアーム22は、駆動軸21bに対してストッパー作用部16のある側へほぼ水平に延出する初期位置X1にある。そして前記係合ガイド部24のD字形開口25は、その円弧状部分25aの円弧中心が駆動軸21bとほぼ同心位置に位置すると共に、当該円弧状部分25aの半径がローラー23の駆動軸21bを中心とする回動軌跡の外径とほぼ同一になるように構成されている。
【0014】
上記の初期状態では、図5からも明らかなようにクランクアーム22は、ローラー23がD字形開口25の円弧状部分25aに隣接する領域、即ち、初期位置X1に対して正方向に角度θ1だけ公転した位置X2と逆方向に角度−θ2だけ公転した位置X3との間にある間は、ストッパー13に対して操作力が生じない。換言すれば、クランクアーム22は、初期位置X1から正方向に角度θ1だけずれた位置X2と逆方向に角度−θ2だけずれた位置X3との間にある限り、ストッパー13は制止作用姿勢P1に確実に保持されていることになる。
【0015】
ストッパー13を図3の仮想線及び図6に示す制止解除姿勢P2に切り換えて、停止させていたトロリー3、即ち、搬送用走行体1を発進させるときは、モーター21により駆動軸21bを介してクランクアーム22を図5に矢印で示す正方向に回転駆動させる。而して、ローラー23が初期位置X1に対して正方向に角度θ1だけ公転した位置X2に達するまでは、前記のようにストッパー13に対して操作力は生じないが、位置X2を超えての正方向の公転運動に伴って当該ローラー23はD字形開口25の直線状部分25bに作用し、当該D字形開口25の直線状部分25bを介してローラー23がストッパー13を支軸12の周りにローラー23の公転方向に重力に抗して揺動させることになる。
【0016】
クランクアーム22(ローラー23)が位置X2から正方向に角度θ3だけ回転して位置X4に達したとき、図6に示すようにストッパー13は制止解除姿勢P2に切り換えられる。即ち、ストッパー13のストッパー作用部16は、制止作用姿勢P1のときの位置から支軸12の周りに斜め下方に回動し、トロリー3の被制止部8の移動経路から外れるので、トロリー3、即ち、搬送用走行体1の発進が許されることになる。このとき、ストッパー13の下部に連設した山形状の操作片26によってアクチュエーター27aが操作されるように制止解除姿勢検出用リミットスイッチ27を、例えば図3に示すように、モーター21が取り付けられた側板11とは反対側の側板11の外側に取り付けておけば、当該リミットスイッチ27からの検出信号に従ってモーター21への通電を断つように自動制御することができる。
【0017】
上記の位置X4を超えて更にローラー23が公転移動したとき、即ち、図7に示すように前記位置X2から正方向に角度θ4(>θ3)だけクランクアーム22が回転して当該クランクアーム22がD字形開口25の直線状部分25bに対してほぼ直角向きになる位置X5まで回動したとき、ローラー23がストッパー13を揺動させる量が最大になり、ストッパー13のストッパー作用部16の位置が、図6に示す制止解除姿勢P2のときの位置よりも斜め下方に若干下がった位置P2’に変位するが、トロリー3の被制止部8の移動経路に対してより離れる方向に変位するのであるから、制止解除作用に対して全く影響がない。
【0018】
上記の位置X5を超えて更にローラー23が公転移動したとき、即ち、図8に示すように前記位置X2から正方向に角度2×(θ4−θ3)+θ3=θ5だけクランクアーム22が回転して、ローラー23が、位置X5に対して位置X4と対象の位置X6まで達すると、ストッパー13が若干重力で逆方向に揺動し、ローラー23がストッパー13を揺動させる量が再び図6に示す制止解除姿勢P2のときの量と同一になり、ストッパー13は元の制止解除姿勢P2に復帰することになる。
【0019】
以上の説明から明らかなように、クランクアーム22は、図8に示すように位置X2から正方向に角度θ3だけ回転した位置X4から、位置X2から正方向に角度θ6だけ回転した位置X6までの一定角度範囲θ3〜θ5内にあれば、ストッパー13を制止解除姿勢P2(P2’を含む)に保持することができるのである。
【0020】
制止解除姿勢P2にあるストッパー13を元の制止作用姿勢P1に復帰させるときは、モーター21によりクランクアーム22を正方向に回転させ、位置X4〜X6の範囲内にあるローラー23を正方向に公転させる。而して、ローラー23がD字形開口25の直線状部分25bから離れるに従ってストッパー13が重力で復帰揺動し、当該ローラー23がD字形開口25の円弧状部分25aの領域内に入ることにより、ストッパー13が制止作用姿勢P1に復帰する。そして、クランクアーム22が図5に示す初期位置X1に達したとき、モーター21によるクランクアーム22の駆動を停止すれば良い。このとき、ストッパー13の下部に連設した山形状の操作片26によってアクチュエーター28aが操作されるように制止作用姿勢検出用リミットスイッチ28を、前記制止解除姿勢検出用リミットスイッチ27と同様に側板11に取り付けておけば、当該リミットスイッチ28からの検出信号に従ってモーター21への通電を断つように自動制御することができる。
【0021】
以上の作用の説明から明らかなように、クランクアーム22が位置X4又は初期位置X1に達したときに当該クランクアーム22を駆動するモーター21に対する通電を断つように制御すれば、このモーター21への通電を断った後、慣性でクランクアーム22が回転を続けても、最終的に停止したクランクアーム22の位置が、位置X4から一定角度範囲θ3〜θ5内にありさえすればストッパー13は制止解除姿勢P2に保持されると共に、クランクアーム22が初期位置X1から一定角度範囲θ1内にありさえすればストッパー13は制止作用姿勢P1に保持されるのである。
【0022】
尚、上記実施形態では、クランクアーム22(ローラー23)が位置X4から位置X6へ回転するとき、制止解除姿勢P2にあるストッパー13が若干の範囲内で支軸12の周りで揺動することになる。この現象は、実際の制止解除作用に全く影響しないが、必要に応じて図9に示すように、D字形開口25の直線状部分25bに、位置X4と位置X6との間のローラー23の公転運動をストッパー13に伝えないための円弧状突出部25cを形成することも可能である。
【0023】
又、上記実施形態では、重力でストッパー13が制止作用姿勢P1に保持されるように構成したが、必要に応じてストッパー13を制止作用姿勢P1方向に強制的に付勢するスプリングを使用することもできる。又逆に、ストッパー13が重力又は付勢手段で制止解除姿勢P2に付勢保持され、クランクアーム22のローラー23でストッパー13を制止作用姿勢P1に切り換えるように構成することもできる。図10はこの場合の実施形態を示しており、ストッパー13は、引張コイルスプリング29によって制止解除姿勢P2の方向に付勢され、側板11に設けられた制止部材30によってストッパー13が制止解除姿勢P2に保持される。クランクアーム22の回転方向は、上記実施形態のときの回転方向とは逆方向となり、又、ストッパー13に設けられる係合ガイド部24(D字形開口25)も上記実施形態のものとは逆向きに配設される。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上のように実施し且つ使用することが出来るものであって、係る本発明の搬送用走行体のストッパー装置によれば、搬送用走行体の走行経路に対して出退自在なストッパーをモーター駆動で制止作用姿勢と制止解除姿勢とに切り換えることができ、従来のシリンダーユニット駆動のものと比較して流体圧源や電磁弁などの流路切換手段が不要であるから、設備コストを大巾に低減できる。
【0025】
しかも、ストッパーが重力又は付勢力で保持される一方の姿勢、例えば制止作用姿勢にあるとき、このストッパーに設けられた係合ガイド部の円弧状部分が、ストッパー駆動用のクランクアームの回転軸心とほぼ同心状態になるように構成しているので、例えばこの制止作用姿勢になったときの前記クランクアームのローラーが慣性による過回転などで多少所期位置を行き過ぎるような場合でも、ストッパーをして確実に一方の姿勢、例えば制止作用姿勢に保持することができる。又、前記ローラーが係合ガイド部の直線状部分に対応する一定角度範囲内にあるとき、ストッパーが他方の姿勢、例えば制止解除姿勢に切り換えられているように構成しているので、例えばこの制止解除姿勢になったときの前記クランクアームのローラーが慣性による過回転などで多少所期位置を行き過ぎるような場合でも、その行き過ぎた位置が前記一定角度範囲内にある限り、ストッパーをして確実に他方の姿勢、例えば制止解除姿勢に保持することができる。従って、クランクアームの駆動用モーターとしてブレーキレスモーターを使用し、設備コストの一層の低減を図ることができるに至ったのである。
【0026】
尚、請求項2に記載の構成によれば、定常状態で制止作用姿勢になるストッパーを備えたストッパー装置を、簡単な構成で安価に実施することができる。この場合、請求項3に記載の構成によれば、ストッパーに設ける係合ガイド部を無端状カムレールなどで構成する場合よりも一層簡単容易に実施することができる。
【0027】
更に、請求項4に記載の構成によれば、前記係合ガイド部の直線状部分が作用している状態でのストッパーの切換姿勢、例えば制止解除姿勢でのストッパーの余分な揺動運動までも無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ストッパー装置を備えた搬送装置の縦断正面図である。
【図2】 同ストッパー装置の平面図である。
【図3】 図1の縦断背面図である。
【図4】 搬送用走行体の要部とストッパーの一部とを示す縦断側面図である。
【図5】 ストッパーが制止作用姿勢にある状態でのストッパー装置の縦断側面図である。
【図6】 ストッパーが制止解除姿勢に切り換えられた状態でのストッパー装置の縦断側面図である。
【図7】 制止解除姿勢にあるストッパーが若干揺動した状態を示すストッパー装置の縦断側面図である。
【図8】 ストッパーが元の制止解除姿勢に切り換えられた状態でのストッパー装置の縦断側面図である。
【図9】 変形例を示すストッパー装置の縦断側面図である。
【図10】 別の実施形態を示すストッパー装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 床上走行台車型の摩擦駆動式搬送用走行体
2 ガイドレール
3 トロリー
7 ストッパー装置
8 被制止部
12 水平支軸
13 ストッパー
14 ストッパー駆動手段
15 ストッパー本体
16 ストッパー作用部
19 制止部材
21 ブレーキレスの減速機付きモーター
21b 駆動軸
22 クランクアーム
23 ローラー
24 係合ガイド部
25 ほぼD字形の開口
25a 円弧状部分
25b 直線状部分
25c 円弧状突出部
P1 制止作用姿勢
P2 制止解除姿勢

Claims (4)

  1. 搬送用走行体の走行経路に対して出退自在なストッパーと、このストッパーを出退駆動する駆動手段とから成る搬送用走行体のストッパー装置であって、前記ストッパーは、支軸の周りに制止作用姿勢と制止解除姿勢の間で正逆揺動自在に支承されると共に、制止作用姿勢と制止解除姿勢の何れか一方の姿勢に重力又は付勢力で保持され、前記駆動手段は、モーター駆動されるクランクアームと、このクランクアームの偏心位置に軸支されたローラーと、このローラーの公転運動を前記ストッパーの正逆揺動運動に変換するために前記ストッパーに設けられた係合ガイド部とから成り、当該係合ガイド部はほぼD字形であって、前記ストッパーが重力又は付勢力で保持される前記一方の姿勢にあるとき、当該係合ガイド部の円弧状部分は、前記クランクアームの回転軸心とほぼ同心状態になり、前記ローラーが係合ガイド部の直線状部分に対応する一定角度範囲内にあるとき、前記ストッパーが他方の姿勢に切り換えられているように構成された、搬送用走行体のストッパー装置。
  2. 前記ストッパーは、これを支承する支軸の下側に位置し且つ前記係合ガイド部を備えた本体と、この本体の下部から横側方に延出するストッパー作用部とから成るもので、このストッパーの重力による回転を、前記ストッパー作用部が搬送用走行体の走行経路内にほぼ水平に入り込む制止作用姿勢で受け止める制止部材が併設されている、請求項1に記載の搬送用走行体のストッパー装置。
  3. 前記係合ガイド部が、前記ストッパー本体に設けられたほぼD字形の開口からなり、前記ローラーがこのほぼD字形の開口内に嵌合するように構成された、請求項2に記載の搬送用走行体のストッパー装置。
  4. 前記係合ガイド部の直線状部分には、他方の姿勢に切り換えられている間の前記ストッパーの揺動運動を抑制するための円弧状突出部が形成されている、請求項1〜3の何れかに記載の搬送用走行体のストッパー装置。
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