JP3943943B2 - 既設配管のライニング装置およびライニング工法 - Google Patents

既設配管のライニング装置およびライニング工法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中に埋設された水道管やガス管等の既設配管の内面に樹脂ライニングを施すことにより、既設配管を更生修理し延命させるためのライニング装置およびライニング工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、古い既設の配管を更生修理し延命させるために、いろいろなライニング装置およびライニング工法が提案され実施されているが、その中で樹脂ライニング工法として代表的な工法には、気流搬送型ライニング工法(高速空気流によりライニング液を搬送しピグライニングを行なう工法)や、ピグ搬送型ライニング工法(空気圧や水圧を利用してライニング液を搬送しピグライニングを行なう工法)があるが、気流搬送型ライニング工法では樹脂ライニングが施される既設配管の両端が開放された状態でなければ施工が不可能であり、ピグ搬送型ライニング工法では同様に既設配管の両端が開放された状態でなければ施工が不可能なものや既設配管系統のなかに既設配管の口径違いがある場合には施工が不可能であり、しかも装置そのものが高価であったりその取り扱いが複雑で効率良く樹脂ライニングできず、手間がかかるなどの不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来の不具合に鑑みてなされたものであり、大掛かりな機器を必要とすることなく格別に水圧や空気圧を使用せずに人力により簡便に且つ安価に樹脂ライニングを行なえると共に、樹脂ライニングが施される既設配管の他端側が閉塞されている場合でも容易に樹脂ライニングすることが可能な既設配管のライニング装置およびライニング工法を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成する本発明の既設配管のライニング装置は、既設配管の一端開放口に着脱自在に接続されるピグ導入部材と、既設配管の内面にライニング液をライニングするライニング部材とから構成され、ピグ導入部材は既設配管の一端開放口に接続される接続口とライニング部材導入口との間にライニング液充填口を備えてなり、前記ライニング部材は、既設配管の内面にライニング液をライニングするためのライニングピグにライニング液を既設配管内奥に搬送するためのライニング液搬送用ピグを連結すると共に上記ライニング液搬送用ピグに押し引き操作部材を接続してなる既設配管のライニング装置であって、特に樹脂ライニングが施される既設配管の他端側が閉塞されている場合において、既設配管内の気体(空気を含むガス)が邪魔して前記ライニング部材のライニング動作(ライニング部材の押込みおよび引抜き操作)に支障をきたさないようにするために、前記ライニングピグから連結部材とライニング液搬送用ピグおよび押し引き操作部材にわたって一連に既設配管内の空気を含むガスを外部へ排出させるためのガス抜き通路を形成せしめてなることを特徴としたものである(請求項1)。
この際、既設配管の内面にライニング液をむらなく均一の厚さにライニングし得るように、前記ライニングピグを略球形状に形成して該ライニングピグを複数個用いたり、または前記ライニング液搬送用ピグを前記既設配管の内径とほぼ同じかやや大径に形成された弾性変形可能な略球形状または複数枚の円盤を同軸状に重ね合わせて形成したり、或いは前記ライニングピグをライニング液搬送用ピグに、当該ライニングピグが配管内部で泳動しえる柔軟性を有する連結部材を介して連結することが好ましい。
また、前記ガス抜き通路内に、前記柔軟連結部材が押し潰されないように補助するべくある程度の剛性を備えた押込み補助部材を抜き差し可能に挿入して用いること(請求項)が好ましい。
また、本発明に係るライニング工法は、前記したライニング装置を用いて一端側が開放され他端側が閉塞された既設配管の内面に樹脂ライニングするライニング工法であって、上記既設配管の一端開放口にピグ導入部材を着脱自在に接続せしめ、該ピグ導入部材のライニング部材導入口から当該ピグ導入部材の内部にライニングピグおよびライニング液搬送用ピグを挿入させ、その位置で上記ピグ導入部材のライニング液充填口からライニングピグとライニング液搬送用ピグとの間にライニング液を充填し、この状態からライニング液搬送用ピグを既設配管の所定の内奥まで押込んで既設配管内の空気を含むガスを外部へ前記ガス抜き通路を通して排出させ、その後再びライニング液搬送用ピグを引き戻すことにより前記ライニングピグで既設配管の内面にライニング液を塗布することを特徴としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な好適実施例を図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明は図示実施例のものに限定されるものではない。
本発明に係る既設配管のライニング装置は、既設配管Aの一端開放口A’に着脱自在に接続されるピグ導入部材1と、既設配管Aの内面にライニング液Bをライニングするためのライニング部材2とから構成される。
ちなみに、本発明に係るライニング工法では、道路下の地中に埋設されている水道やガスの本支管から分岐して宅地内に引き込まれた水道管やガス管等の既設配管Aを更生修理することを主に対象としている。
【0006】
ピグ導入部材1は、ポリプロピレン等の樹脂製パイプを用いて、その一端開口側を既設配管Aの一端開放口A’に接続される接続口11とし、他端開口側をライニング部材2を接続するためのライニング部材導入口12とすると共に、これら接続口11とライニング部材導入口12との間にライニング液Bを充填するためのライニング液充填口13を形成してなる。
【0007】
ライニング部材2は、ライニング液Bを既設配管Aの内面にライニングするためのライニングピグ21と、既設配管Aの内奥にランニング液Bを搬送するためのライニング液搬送用ピグ22と、これらライニングピグ21とライニング液搬送用ピグ22とを連結するための連結部材23と、ライニングピグ21およびライニング液搬送用ピグ22を既設配管Aの内部に押し入れたり引き戻したりするための押し引き操作部材24とで基本的に構成され、必要に応じて押込み補助部材25を用いる。
【0008】
ライニングピグ21は、ライニング液搬送用ピグ22で搬送されたライニング液Bを既設配管Aの内面にライニングする(塗布する)ためのものであり、既設配管Aの内面に所要膜厚のライニング膜B’を形成しえるように、例えば単泡スポンジなどの軟質材を用いて既設配管Aの内径とほぼ同じかやや小径の略球形状に形成してなる。使用に際して、ライニングピグ21は1つだけでも良いが、ライニング液Bを既設配管Aの内面にむらなく均一の厚さにライニングし得るように、複数個を数珠繋ぎにして用いることが好ましい。ちなみに、図示実施例では2個のライニングピグ21を用い、2個のライニングピグ21を短連結管26を介して一連に連結してある。
そして、このライニングピグ21に連結部材23を介してライニング液搬送用ピグ22を連結させる。
【0009】
ライニング液搬送用ピグ22は、ピグ導入部材1のライニング液充填口13から充填されたライニング液Bを既設配管Aの所要の内奥(樹脂ライニングを施そうとする内奥)まで搬送するためのものであり、例えば単泡スポンジなどの軟質材を用いて、ライニングピグ21との間に充填されたライニング液Bを押し出し流動させながら既設配管Aの所要の内奥まで搬送し得るように形成される。
図示実施例のライニング液搬送用ピグ22は、例えば単泡スポンジなどの柔軟弾性を有する軟質材料を用いて、その外径が既設配管Aの内径とほぼ同じかやや大径で且つ弾性変形可能な複数枚の円盤22a,22b,…を形成し、これら複数枚の円盤22a,22b,…を互いにわずかに間隔をおいて同軸状に重ね合わせて形成してある。この他に、格別図示しなかったが、単泡スポンジなどの柔軟弾性を有する軟質材料を用いて、その外径が既設配管Aの内径とほぼ同じかやや大径な略球形状に形成したものをライニング液搬送用ピグ22として使用してもよい。
【0010】
ライニングピグ21とライニング液搬送用ピグ22とを連結させるための連結部材23は、ライニングピグ21が既設配管Aの径方向に対する動きを拘束されることなく移動して既設配管Aの内部で泳動しえるように、天然ゴムなどの柔軟性を有する材料を用いて適当な長さを有する中空パイプ形状または紐形状に形成される。すなわち、既設配管Aの所要の内奥まで搬送されたライニングピグ21をライニング液搬送用ピグ22と共に既設配管Aの一端開放口A’まで引き戻す際に、ライニングピグ21がライニング液Bの内部を泳動しながら既設配管Aの径方向に自由に浮動し得るように、ライニングピグ21をライニング液搬送用ピグ22に柔軟性を有する連結部材23で連結させるものである。そうすることにより、既設配管Aの内面にライニング液Bをむらなく均一の厚さにライニングすることが出来るようになる。
【0011】
ライニングピグ21およびライニング液搬送用ピグ22を既設配管A内に押し入れたり引き戻したりするための押し引き操作部材24は、狭い空間で操作することを考慮すると可撓性を有することが好ましく、ナイロンや塩化ビニルなどの合成樹脂や金属等を用いて所要の長さを有する中空パイプ形状に形成され、ライニング液搬送用ピグ22に連結取付けられる。また、押し引き操作部材24としては、後述する押込み補助部材25を使用しない場合には特に、ライニングピグ21およびライニング液搬送用ピグ22を両者の間にライニング液Bを充填した状態でもって既設配管A内に押し入れることが可能な程度の剛性を備えている必要がある。
尚、図中の符号28は、樹脂ライニングが施される既設配管Aが長い場合に別の押し引き操作部材24’を接続させるためのカプラを示す。
【0012】
また、特に、樹脂ライニングが施される既設配管Aの他端側(一端開放口A’とは反対側の方)が閉塞されている場合に、既設配管A内の空気を含むガスが邪魔して(圧縮または膨張して)ライニング部材2のライニング動作(ライニング部材2の押込みおよび引抜き操作)に支障をきたさないようにするために、ライニングピグ21から柔軟連結部材23とライニング液搬送用ピグ22および押し引き操作部材24にわたって一連に、既設配管A内のガスを外部へ排出させるためのガス抜き通路27を形成する。すなわちこのガス抜き通路27は、ライニングピグ21を軸方向に貫通する排気路27aと、軟質性チューブで形成された柔軟連結部材23の内部排気路27bと、ライニング液搬送用ピグ22を軸方向に貫通する排気路27cと、ナイロンなどの可撓性を有する樹脂製チューブで形成された押し引き操作部材24の内部排気路27dとで形成される。
そしてこのガス抜き通路27内に、必要に応じて押込み補助部材25が抜き差し可能に挿入設置される。
【0013】
押込み補助部材25は、ライニングピグ21とライニング液搬送用ピグ22を両者の間にライニング液Bを充填した状態でもって既設配管A内に押し入れる際に、ライニングピグ21とライニング液搬送用ピグ22とを連結している柔軟連結部材23が押し潰されてガス抜き通路27(内部排気路27b)が遮断されてしまわないように補助するためのものであり、押し引き操作部材24と同様にある程度の剛性を備え且つ可撓性を有することが好ましく、ナイロンや塩化ビニルなどの合成樹脂や金属等を用いてガス抜き通路27の内径より小径の中空パイプ形状に形成され、少なくともライニングピグ21の排気路27aに至る位置まで、ガス抜き通路27の内部に抜き差し可能に挿入される。従って、この押込み補助部材25は、樹脂ライニングが施される既設配管Aの他端側が閉塞されていない場合および閉塞された既設配管の容積が大きい場合には必要としない。
【0014】
次に、本発明に係るライニング工法について図2を参照しながら説明する。
ライニング施工に先立ち、樹脂ライニングが施される既設配管Aの一端側を掘削等により地中から露出させておき、その既設配管Aの一端開放口A’にピグ導入部材1の接続口11を接続せしめる(図2(a)の工程)。
そして、必要に応じてライニング部材2のガス抜き通路27内に押込み補助部材25を挿入したライニングピグ21およびライニング液搬送用ピグ22をピグ導入部材1のライニング部材導入口12からピグ導入部材1の内部に、ライニングピグ21、ライニング液搬送用ピグ22の順に挿入する(図2(b)の工程)。
次いで、ライニング液搬送用ピグ22がピグ導入部材1の内部に完全に挿入されライニングピグ21がピグ導入部材1のライニング液充填口13を通過したらその位置で一旦ライニング部材2の挿入操作を停止し、ピグ導入部材1のライニング液充填口13からライニングピグ21とライニング液搬送用ピグ22との間に所定量のライニング液Bを充填する(図2(c)の工程)。
尚、本発明のライニング工法で使用するライニング液Bとしては、この種のライニング液として通常に使用されている、例えば2液混合型エポキシ樹脂等のチクソ性に優れた流動性のあるライニング用樹脂液を使用しえる。
【0015】
然る後に、押し引き操作部材24を持って再びライニング部材2の挿入操作を開始し、ライニングピグ21およびライニング液搬送用ピグ24を既設配管Aの所定の内奥まで押し込み挿入させる。すると、ライニングピグ21とライニング液搬送用ピグ22との間に充填されたライニング液Bがライニング液搬送用ピグ22に押されて既設配管Aの内部を流動しながら移動すると共に、そのライニング液Bに押されてライニングピグ21も前進する。この時、樹脂ライニングが施される既設配管Aの他端側(一端開放口A’とは反対側の方)が閉塞されている場合には、既設配管A内の空気を含むガスがライニング部材2のガス抜き通路27を通して外部に排出される(図2(d)の工程)。
そして、ライニング部材2のガス抜き通路27内に押込み補助部材25を挿入した場合には当該押し込み補助部材25を引き抜き、押し引き操作部材24を持ってライニング液搬送用ピグ22を既設配管Aの一端開放口A’まで引き戻すと、柔軟連結部材23を介してライニング液搬送用ピグ22と連結されているライニングピグ21も一緒に引き戻される。
この時、ライニングピグ21がライニング液Bの内部を泳動しながら既設配管Aの径方向に自由に浮動することにより、既設配管A内面のライニング膜B’が均されて、既設配管Aの内面に均一の厚さの樹脂ライニング膜B’が形成される(図2(e)の工程)。
【0016】
最後に、ライニング液搬送用ピグ22およびライニングピグ21をピグ導入部材1から引き抜き、そしてピグ導入部材1を既設配管Aの一端開放口A’から取り外せば、樹脂ライニング作業が完了する。
【0017】
【発明の効果】
本発明に係る既設配管のライニング装置およびライニング工法によれば、大掛かりな機器を必要とすることなく格別に水圧や空気圧を使用せずに人力でもって既設配管の内面に簡便に且つ安価に樹脂ライニングを行なうことが出来る。
しかも、ライニングピグから連結部材とライニング液搬送用ピグおよび押し引き操作部材にわたって一連に既設配管内のガスを外部へ排出させるためのガス抜き通路を形成せしめてなるので、樹脂ライニングが施される既設配管の他端側が閉塞されている場合でも、既設配管内に充満した空気を含むガスに邪魔されることなく容易に樹脂ライニング作業をすることが可能となる。
【0018】
このとき、ライニングピグ略球形状に形成、該ライニングピグを複数個備えることにより、既設配管の内面に均一の厚さの樹脂ライニング膜を形成することが出来る。
【0019】
また、ライニング液搬送用ピグ設配管の内径とほぼ同じかやや大径に形成された弾性変形可能な略球形状または複数枚の円盤を同軸状に重ね合わせて形成すれば、ライニング液搬送用ピグとライニングピグとの間に充填されたライニング液を既設配管の所定の内奥まで確実に搬送させることが出来る。
【0020】
そして、ライニングピグをライニング液搬送用ピグに、当該ライニングピグが配管内部で泳動しえる柔軟性を有する連結部材を介して連結すれば、ライニング液搬送用ピグに連結されたライニングピグが引き戻される際に、既設配管内面のライニング膜が均されて、均一の厚さの樹脂ライニング膜を既設配管の内面に形成することが可能となる。
【0022】
また、請求項記載のライニング装置によれば、ガス抜き通路内に押込み補助部材を抜き差し可能に挿入してなるので、ライニングピグとライニング液搬送用ピグとを連結している連結部材が柔軟性を具備していても、ライニング液搬送時において柔軟連結部材を押し潰されることなくしっかりと支えることが可能となると共に、ライニングピグおよびライニング液搬送用ピグを既設配管内に押し入れたり引き戻したりするための押し引き操作部材にさほど剛性を持たせる必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るライニング装置の実施の一例を示す模式正面図。
【図2】 本発明に係るライニング工法の工程を説明する工程図。
【符号の説明】
A:既設配管 A’:一端開放口
B:ライニング液 B’:樹脂ライニング膜
1:ピグ導入部材 11:接続口
12:ライニング部材導入口 13:ライニング液充填口
2:ライニング部材 21:ライニングピグ
22:ライニング液搬送用ピグ 23:連結部材
24:押し引き操作部材 25:押込み補助部材

Claims (3)

  1. 既設配管の一端開放口に着脱自在に接続されるピグ導入部材と、既設配管の内面にライニング液をライニングするライニング部材とから構成され、ピグ導入部材は既設配管の一端開放口に接続される接続口とライニング部材導入口との間にライニング液充填口を備えてなり、前記ライニング部材は、既設配管の内面にライニング液をライニングするためのライニングピグにライニング液を既設配管内奥に搬送するためのライニング液搬送用ピグを連結すると共に上記ライニング液搬送用ピグに押し引き操作部材を接続してなる既設配管のライニング装置であって、前記ライニングピグから連結部材とライニング液搬送用ピグおよび押し引き操作部材にわたって一連に既設配管内の空気を含むガスを外部へ排出させるためのガス抜き通路を形成せしめてなることを特徴とする既設配管のライニング装置。
  2. 前記ガス抜き通路内に押込み補助部材を抜き差し可能に挿入してなる請求項1記載の既設配管のライニング装置。
  3. 請求項1項に記載のライニング装置を用いて、一端側が開放され他端側が閉塞された既設配管の内面に樹脂ライニングするライニング工法であって、上記既設配管の一端開放口にピグ導入部材を着脱自在に接続せしめ、該ピグ導入部材のライニング部材導入口から当該ピグ導入部材の内部にライニングピグおよびライニング液搬送用ピグを挿入させ、その位置で上記ピグ導入部材のライニング液充填口からライニングピグとライニング液搬送用ピグとの間にライニング液を充填し、この状態からライニング液搬送用ピグを既設配管の所定の内奥まで押込んで既設配管内の空気を含むガスを外部へ前記ガス抜き通路を通して排出させ、その後再びライニング液搬送用ピグを引き戻すことにより前記ライニングピグで既設配管の内面にライニング液を塗布することを特徴とする既設配管のライニング工法。
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