JP3943236B2 - スイッチのコード端子接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスイッチのコード端子接続構造に関し、より詳しくは車両のワイパースイッチに好適なコード端子接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のワイパースイッチの一形式として、図3に示すようにケースaに組付けたレバーbの先端部に設けたリヤワイパースイッチcからレバーbを通してコードdを引き出し、コードdの先端に小型のメスコネクタeを連結し、ケースaに内蔵するプリント配線基板fに設けたオスコネクタgにメスコネクタeを接続し、インシュレータhにリヤワイパ端子iを組付け、リヤワイパ端子iの一端をプリント配線fに接続し、インシュレータhをケースaに固着してリヤワイパ側のコネクタをこ構成し、このコネクタに車両側のコネクタjを接続するワイパースイッチのコード端子接続構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のワイパースイッチのコード端子接続構造では、リヤワイパースイッチcのコードdとリヤワイパ端子iをメスコネクタeとオスコネクタgを介して接続しているため、部品点数が多くコスト高となる。
一方、リヤワイパーコードdを直接リヤワイパ端子iにハンダ付けして連結することによりメスコネクタeとオスコネクタgを省略することも可能であるが、その場合ハンダ付け作業の工程が加わるので、コストの低減につながらないばかりか、接続不良により信頼性が低下する。
本発明はかかる点に鑑み、信頼性を損なうことなくコストの低減が可能なスイッチのコード端子接続構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明はケースに組付けたレバーに設けたスイッチから前記レバーを通してコードを引き出して前記ケースに設けたケース側コネクタに連結し、該ケース側コネクタにケース外部からコネクタを接続するスイッチのコード端子接続構造であって、前記コードにオス端子を直結し、インシュレータに形成した通孔に該オス端子を挿入してオス端子の先端をインシュレータから突出し、該インシュレータを前記ケースに固着して前記ケース側コネクタを構成し、かつ前記オス端子に係合凹部を形成し、前記インシュレータに係合孔を形成し、該インシュレータを前記ケースに固着したとき前記係合孔を通って前記係合凹部に係合する係合凸部を前記ケースに設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】
請求項1に記載の発明によれば、コードに直結したオス端子をインシュレータの通孔に挿入し、このインシュレータをケースに固着してケース側コネクタを構成したので、ハンダ付け作業を要することなく、従来のコード端子接続構造が必要としていたコードとケース側コネクタ間の小型メスコネクタとオスコネクタを省略でき、信頼性を損なうことなく部品点数の減少によりコストを低減できる。
また、インシュレータをケースに固着するだけで、ケースの係合凸部がオス端子の係合凹部に係合してオス端子がインシュレータから抜け止めされ、オス端子の抜け止めのために格別の部品を要しないので、低コストでオス端子組付け部の信頼性を高めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図面に基づき説明するに、図1には本発明の一実施形態に係るリヤワイパースイッチのコード端子接続構造10が示されている。当該コード端子接続構造10では、ケース11に組付けた操作レバー12の先端部に設けたリヤワイパースイッチ13からコード14を操作レバー12の中を通してレバー12の後端部から引き出し、ケース11の側面に形成した切欠部11aを通してケース11の内部に導入している。
【0007】
このコード端子14にはオス端子15が直結され、該オス端子15をインシュレータ16に形成した横の通孔16aに挿通し、先端部をインシュレータ15から突出してケース側のリヤワイパー用コネクタを構成している。
インシュレータ16には縦の嵌合孔16bが2箇所に形成されている。一方、ケース11には嵌合突起11bが立設され、嵌合突起11bを嵌合孔16bに嵌着することでインシュレータ16がケース11に固着される。
【0008】
ケース11のインシュレータ固着部には係合凸部11cが設けられている。一方、オス端子15の底部には係合凹部15aが形成されている。図2に示すように、インシュレータ16には係合凸部11cが挿通される係合孔16cが形成されている。インシュレータ16をケース11に固着すると、ケース11の係合凸部11cが係合孔16cを通ってオス端子15の係合凹部15aに係合するので、オス端子15がインシュレータ16の通孔16aから抜け止めされる。
【0009】
ケース11にはリヤワイパースイッチ用コネクタとは別のコネクタを構成するオス端子17も組付けられ、該オス端子17はケース11の上部開口を覆蓋する回路基板18に接続されている。これらのオス端子17と前記リヤワイパ用オス端子15に車両側のコネクタ19が接続される。
【0010】
本実施形態に係るリヤワイパスイッチのコード端子接続構造10は以上の通りであって、コード14に直結したオス端子15をインシュレータ16の通孔16aに挿入し、このインシュレータ16をケース11に固着してリヤワイパスイッチ13のケース側コネクタを構成したので、ハンダ付け作業を要することなく、従来のコード端子接続構造が必要としていた小型メスコネクタとオスコネクタを省略でき、信頼性を損なうことなく部品点数の減少によりコストを低減できる。また、インシュレータ16をケース11に固着するだけで、ケース11に設けた係合凸部11cがオス端子15の係合凹部15aに係合してオス端子15がインシュレータ16から抜け止めされ、オス端子15の抜け止めのために格別の部品を要しないので、低コストでオス端子15組付け部の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るリヤワイパスイッチのコード端子接続構造を示す分解斜視図である。
【図2】 同コード端子接続構造のオス端子の組付部を示す部分拡大断面図である。
【図3】 従来のリヤワイパスイッチのコード端子接続構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10…リヤワイパスイッチのコード端子接続構造、11…ケース、11c…係合凸部、12…操作レバー、13…リヤワイパスイッチ、14…コード、15…オス端子、15a…係合凹部、16…インシュレータ、16a…通孔、16c…係合孔。
Claims (1)
- ケースに組付けたレバーに設けたスイッチから前記レバーを通してコードを引き出して前記ケースに設けたケース側コネクタに連結し、該ケース側コネクタにケース外部からコネクタを接続するスイッチのコード端子接続構造であって、前記コードにオス端子を直結し、インシュレータに形成した通孔に該オス端子を挿入してオス端子の先端をインシュレータから突出し、該インシュレータを前記ケースに固着して前記ケース側コネクタを構成し、かつ前記オス端子に係合凹部を形成し、前記インシュレータに係合孔を形成し、該インシュレータを前記ケースに固着したとき前記係合孔を通って前記係合凹部に係合する係合凸部を前記ケースに設けたことを特徴とするスイッチのコード端子接続構造。
Priority Applications (1)
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JP10627198A JP3943236B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | スイッチのコード端子接続構造 |
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Publications (2)
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JPH11306893A JPH11306893A (ja) | 1999-11-05 |
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Family Applications (1)
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JP10627198A Expired - Fee Related JP3943236B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | スイッチのコード端子接続構造 |
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Families Citing this family (1)
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1998
- 1998-04-16 JP JP10627198A patent/JP3943236B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH11306893A (ja) | 1999-11-05 |
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