JP3942069B2 - スピーカ用ダンパーおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種音響機器として使用されるスピーカの構成部材であるダンパー、詳しくはいわゆる導電ダンパーと称せられ、その面上に錦糸線を装着したスピーカ用ダンパーおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にスピーカのボイスコイルはダンパーを介し振動可能に支持されている。
【0003】
また、ボイスコイルのリード線とスピーカの入力端子とは錦糸線によって接続されており、この錦糸線は、通常、振動板とダンパーの間の空間に配されるので、動作時に揺動して振動板やダンパーに当たって異常音を発生する等の問題があり、スピーカの小型化、薄型化が進むとこの傾向はより顕著となってくる。
【0004】
この問題を解決するために、最近では接着や縫着等の手段により、ダンパーに錦糸線を装着し一体化したものが種々提供されている。
【0005】
縫着による製造の煩雑を解消した先行例としては、例えば特開平10−336788号や特開2000−41296号が存在する。
【0006】
図5はそれらのダンパーの平面図を示す。
【0007】
前者の先行例では錦糸線5’として平編の薄いものを用い、この平編錦糸線5’を帯状のポリウレタン6’の熱融着を介しダンパー本体1A’の一方の面に装着している。
【0008】
また、後者の先行例では、平編よりも強度的に優れ加熱加圧時にダメージを受けにくい丸編の錦糸線5’を用い、これをポリウレタン6’を介し装着している。
【0009】
さらに、接着剤を用いた従来例としては、錦糸線5’をシリコン系の接着剤を介しダンパー本体A’に装着するものがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前者の平編の錦糸線5’を用いた従来例では、半田付けに際し厚みがないため、半田が浸み出し、半田付けしにくいという問題がある。
【0011】
後者の丸編みのものではそのようなことがない。しかしながら、この後者のものや前者の従来例で共通していえることは、内側の開口部分7’に位置する錦糸線5’の内端部に半田付けを行う場合、その部分のポリウレタン6’を剥がす作業を要し、製造が煩雑である、また、錦糸線5’が延びずダンパー本体1A’のコルゲーションに沿って貼り付けることができず、無理に行うと半田の箔にキズがつき断線を招く、さらに、専用の成形型が必要であるとともに、全体的に製造が煩雑である等の課題がある。
【0012】
また、シリコン系の接着剤を用いて錦糸線5’を装着する場合、接着剤が錦糸線5’の編み目の中に浸み込み、この接着剤は硬化するため、錦糸線5’も固くなり断線するおそれがあり、信頼性に難点がある、ダンパー5’の動きを接着剤、錦糸線5’が妨げる、といった課題がある。
【0013】
また、上記各従来例で共通していることは、錦糸線5’をダンパー本体1A’の面に一体化して固定しているが、錦糸線5’はダンパー本体1A’のコルゲーションの内端から外端に沿って密着して装着することはできず、錦糸線5’の長さが短く、ダンパー本体1A’の振動に追従して動かず、錦糸線5'はつっぱってしまい、断線を招くとともに、ダンパー5の動きを妨げるという課題があった。
【0014】
この発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、製造を容易とし、フレキシビリティに富み、ダンパーの動きを阻害することなく、かつ錦糸線の断線を防止し得、信頼性の向上を図ったスピーカ用ダンパーおよび作業性が良好な製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載のスピーカ用ダンパーは、コルゲーション2を設けたダンパー本体1Aの一方の面aに、粘着性を有し乾燥後も粘着性を持続するアクリルエマルジョン系接着剤6を介し丸編錦糸線5を貼り付けたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のスピーカ用ダンパーにおいて、丸編錦糸線は、中心糸40番手単糸または2本撚りのメタ系アラミド繊維に母線径0.10mm以下の銅線を線径の1/4以下に圧延した銅箔を巻き付けた単位錦糸線を4〜16本集合し織りピッチを20±5mm/回とし、加熱加圧時に錦糸線にダメージを与えにくい構造の丸編とした丸編錦糸線5からなることを特徴としている。
請求項3記載のスピーカ用ダンパーの製造方法は、ダンパー本体1Aの貼り代部の外縁部に位置決めガイド用の切欠き8を形成する工程と、この切欠き8を位置決めガイドとして粘着性を有し乾燥後も粘着性を持続するアクリルエマルジョン系接着剤6を塗布する工程と、接着剤6に丸編錦糸線5を加圧のみで貼り付ける工程とを備えてなることを特徴としている。
請求項4記載の本発明は、請求項3記載のスピーカ用ダンパーの製造方法において、丸編錦糸線は、中心糸40番手単糸または2本撚りのメタ系アラミド繊維に母線径0.10mm以下の銅線を線径の1/4以下に圧延した銅箔を巻き付けた単位錦糸線を4〜16本集合し織りピッチを20±5mm/回とし、加熱加圧時に錦糸線にダメージを与えにくい構造の丸編とした丸編錦糸線5からなることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明では、丸編錦糸線5を粘着性を有する接着剤6を介してダンパー本体1Aに装着している。この接着剤6は丸編錦糸線5とダンパー本体1Aとの間に設けられ、かつ粘着性があり、柔軟性を有し、丸編錦糸線5はダンパー本体1Aに対し接着剤6を介し柔軟な結合状態にある。このため、ダンパー本体1Aの動きを妨げることはない。また、ダンパー本体1Aの振動によって丸編錦糸線5が受けるストレスを接着剤6を介し軽減でき、断線を防止でき、耐久性が向上する。
【0017】
【実施例】
図1は本発明の一実施例にかかるダンパーの斜視図を示す。
【0018】
このダンパー1は、リング状をなし、同心円状の複数のコルゲーション2が形成されたダンパー本体1Aの一方の面a上に、波状をなすコルゲーション2の形状に沿わせてダンパー本体1Aの外周端3から内周端4にかけて一対の丸編の錦糸線5が接着剤6を介し帯状に設けられている。この丸編錦糸線5の外端部はダンパー本体1Aの外方に向って延び先端には半田付け部分5aが設けられている。この半田付け部分5aは周知のように中継端子側(図示せず)に接続される。また、内端部にも半田付け部9が設けられる。この半田付け部9は周知のようにコイルボビンのコイル引出線(図示せず)と接続される。なお、図中8はダンパー本体1Aの外周部に設けられた位置決め用の切欠きであり、錦糸線装着時に利用される。
【0019】
なお、上記丸編錦糸線5としては、中心糸40番手単糸または2本撚りのメタ系アラミド繊維に母線径0.10mm以下の銅線を線径の1/4以下に圧延した銅箔を巻き付けた単位錦糸線を4〜16本集合し織りピッチを20±5mm/回とし、加熱加圧時に錦糸線にダメージを与えにくい構造のものを用いている。
【0020】
この丸編錦糸線5は、織りピッチを粗くして集合させているため、加圧加工時に破断が生じにくく、押しつぶれ易く、また、径が偏平になり薄くし易いので、成形時の金型ギャップとダンパー布材との密着性が向上し、コルゲーション2の形状が安定してダンパー1としての性能を損なうことがない。さらに丸編錦糸線5の厚さが薄いと振動による屈曲性能が向上するため、耐久性も改善される。
【0021】
この丸編錦糸線5自体の特殊な構造による屈曲性に加え、この丸編錦糸線5とダンパー1とが、粘着性を有する接着剤6を介して柔軟な結合をしていることによって、ダンパー1の動きの自由度がさらに向上するとともに、錦糸線の断線の防止効果も改善される。
【0022】
図2はダンパー本体1A上に接着剤6を介し丸編錦糸線5が設けられた状態を示す。組立てにあたっては、面a上の内周端から外周端にかけて粘着性を有する接着剤6を帯状に塗布し、その上に丸編錦糸線5を載せ、ダンパー本体1Aに対し貼り付ければ良い。この際、接着剤6が丸編錦糸線5に浸み込んでも、接着剤6は粘着性を有するため、丸編錦糸線5が接着剤6によって固くなることはない。
【0023】
すなわち、この接着剤6としてはアクリルエマルジョン系接着剤である商品名ボンド7(住友スリーエム(株)製)を用いている。この接着剤6は乾いた状態でも接着力は低下することなく粘着性が持続する粘弾性タイプとなっている。
【0024】
したがって、ボイスコイルを介し振動板が振動し、ダンパー1が動く際に、接着剤6はその動きを妨げず、かつ丸編錦糸線5に対し接着剤6はクッション材の役割を果たし、丸編錦糸線5の良好な屈曲性とあいまって、ダンパー1の動きの自由度が向上し、振動板の動特性に悪影響を与えることがなく、また丸編錦糸線5の断線も防止し得る。
【0025】
図3は本発明のダンパー1に丸編錦糸線5を装着する工程を示す。
なお、ダンパー本体1A自体の製造工程は一般的に使われている公知の技術によるものなので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0026】
(ア)まず、ダンパー本体1Aのフレーム等への貼り代部の外縁部に位置決めガイドとなる切欠き8を形成する。この切欠き8の形状としては、コ字状、U字状または円弧状等適形状のものが採用される。この切欠き8は、次工程の接着剤塗布工程、ダンパー本体1Aと丸編錦糸線5との貼り合わせ工程等の位置決め用として用いられ、これにより位置決め精度、作業性の向上が図られている。
【0027】
(イ)次に、ダンパー本体1Aを切欠き8を介し所定の位置にセットする。ダンパー本体1Aをセットする部分には、切欠き8と係合可能な突部等(図示せず)が設けられ、ダンパー本体1Aをセットする際、その突部に切欠き8を合わせて位置決めしてセットすれば良い。そして、二軸塗布ロボット10を介し面a上の所定の位置に接着剤6が塗布される。接着剤6はコルゲーション2に沿って均一に適量が塗布され、溝を完全に埋めてしまうなど必要以上に多量に塗布されることはない。なお、接着剤6を施す手段として二軸塗布ロボット10によるものを示したが、これに限定されることなく適宜別の手段を採用し得ることは言うまでもない。
【0028】
(ウ)ほぼ平行に接着剤6が塗布されたダンパー本体1Aは所定時間放置され乾燥される。
【0029】
(エ)丸編錦糸線5は1セット毎に所定の長さに切断され、両端が半田処理され半田付け部分5aを有するものが用いられ、張り合わせ成形型11の中央の引掛け部11aに引っ掛けられ折り返しほぼ平行に配置される。
張り合わせ成形型11は、中央に引掛け部11aが設けられたダンパー載置部Aを有する基台11Aと、この基台11A上に配される押圧部11Bとを備えている。ダンパー本体1Aとほぼ同形状のダンパー載置部Aに、ダンパー本体1Aの面a側を向け、切欠き8を丸編錦糸線5間に位置するようにしてダンパー本体1Aをその切欠き8を上述のようにして利用して載せ、押圧部11Bを介し加圧する。この加圧工程では、熱を加えることなく加圧するだけなので、成形型11に溶融した接着剤6が付着したりして汚れたりすることはない。
【0030】
(オ)成形型11から丸編錦糸線5が接着されたダンパー本体1Aを取り出し、ダンパー本体1Aの内周部側端部を半田付け部9とし、内側の余線5bを切断すれば良い。
【0031】
(カ)切断方法としては、余線5bを若干残しても良いし、完全に除去しても良い。
【0032】
図4(a)は成形型の引掛け部1aの一例を示す。この例では円柱部11bの外周に丸編錦糸線5を掛け回している。この円柱部11bはダンパー本体1Aの開口部7内に収まる外形となっている。(b)のものは、円柱部外周に案内用の引掛溝11cを形成し、そこに丸編錦糸線5を引掛け回している。この例では丸編錦糸線5がズレることはない。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明のダンパーによれば、丸編錦糸線5を乾燥後も粘着性を有する接着剤6を介しダンパー本体1A上に貼り付けるようにしたため、作業性が良く、また、ダンパー本体1Aの動きを妨げることはなく、さらに、丸編錦糸線5の断線を防止し得、信頼性が向上する。
【0034】
また、ダンパー本体1Aに位置決めガイドを設けたため、製作するにあたり、接着剤塗布位置、丸編錦糸線5との相対位置関係を精度良く、それらの作業を容易に行うことができる。
【0035】
また、張り合せ成形型11は丸編錦糸線5を引っ掛け、押圧部11Bを介し加圧するだけで加熱工程を用いないため、接着剤によって成形型11が汚れることがなく、繰り返して連続して使用でき、また、メンテナンス性も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかるダンパーの斜視図を示す。
【図2】 同上の部分拡大断面図示す。
【図3】 (ア)〜(カ)は本発明のダンパーの製造工程を示す説明図である。
【図4】 (a)は本発明に用いられる成形型の引掛け部の一例、(b)は他の例を示す。
【図5】 従来例の平面図を示す。
【符号の説明】
1 ダンパー
1A ダンパー本体
2 コルゲーション
3 外周端
4 内周端
5 丸編錦糸線
5a 先端半田付け部分
5b 余長部
6 粘性を有する接着剤
7 開口部
8 切欠き部
10 二軸塗布ロボット
11 成形型
11A 基部
11B 押圧部
11a 引掛部
11b 円柱部
11c 引掛溝
Claims (4)
- コルゲーション(2)を設けたダンパー本体(1A)の一方の面(a)に、粘着性を有し乾燥後も粘着性を持続するアクリルエマルジョン系接着剤(6)を介し丸編錦糸線(5)を貼り付けたことを特徴とするスピーカ用ダンパー。
- 丸編錦糸線は、中心糸40番手単糸または2本撚りのメタ系アラミド繊維に母線径0.10mm以下の銅線を線径の1/4以下に圧延した銅箔を巻き付けた単位錦糸線を4〜16本集合し織りピッチを20±5mm/回とし、加熱加圧時に錦糸線にダメージを与えにくい構造の丸編とした丸編錦糸線(5)からなることを特徴とする請求項1記載のスピーカ用ダンパー。
- ダンパー本体(1A)の貼り代部の外縁部に位置決めガイド用の切欠き(8)を形成する工程と、この切欠き(8)を位置決めガイドとして粘着性を有し乾燥後も粘着性を持続するアクリルエマルジョン系接着剤(6)を塗布する工程と、接着剤(6)に丸編錦糸線(5)を加圧のみで貼り付ける工程とを備えてなるスピーカ用ダンパーの製造方法。
- 丸編錦糸線は、中心糸40番手単糸または2本撚りのメタ系アラミド繊維に母線径0.10mm以下の銅線を線径の1/4以下に圧延した銅箔を巻き付けた単位錦糸線を4〜16本集合し織りピッチを20±5mm/回とし、加熱加圧時に錦糸線にダメージを与えにくい構造の丸編とした丸編錦糸線(5)からなる請求項3記載のスピーカ用ダンパーの製造方法。
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