JP3941584B2 - 歩行者保護用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は歩行者保護用エアバッグ装置に係り、特に、自動車等の車両の車体前部にエアバッグ袋体を設けた歩行者保護用エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両の車体前部にエアバッグ袋体を設けた歩行者保護用エアバッグ装置においては、その一例が特開2000−79859号公報に示されている。
【0003】
図6(A)及び図6(B)に示される如く、この歩行者保護用エアバッグ装置では、歩行者等との衝突を検知する歩行者検知手段100と、歩行者検知手段100からの信号を受けてシステムを作動させるかどうかを判別するコントローラ102と、コントローラ102がエアバッグ104を膨張展開要と判断した場合にフード106の後部を跳ね上げる跳ね上げ機構108と、跳ね上げ機構108の作動開始後にエアバッグ104を膨張展開させるエアバッグモジュール110とを備えている。また、エアバッグモジュール110はフード106の後部下方に配置されており、エアバッグ袋体104がウインドシールドガラス112の下部に沿って展開するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般的な歩行者保護用エアバッグ装置においては、カウル部の上方及びその近傍を覆うように平面的にエアバッグ袋体を展開させる必要があるため、図7に示される如く、エアバッグ袋体120を、例えば、前後2本の略同じ直径の円筒状のセル122、124に分割することが考えられるが、この場合には、衝突体126がエアバッグ袋体120におけるセル122、124の谷部120Aに接触した際に、衝突体126が、2つのセル122、124に同時に且つ略同じ面積で接触する。このため、接触部122A、124Aの総面積が大きくなり、衝突体126がエアバッグ袋体120から受ける反力(F1+F2)が大きくなるという不具合がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、衝突体がエアバッグ袋体のセルの谷部に接触した場合に、衝突体の受ける反力を低減できる歩行者保護用エアバッグ装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の歩行者保護用エアバッグ装置は、谷部を挟んで隣接するセルを有するエアバッグ袋体を有し、谷部を挟んで隣接するセルを有するエアバッグ袋体を有し、前記隣接するセルは、膨張時の外形形状が車幅方向に沿って延びる筒状とされ、一方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径が、他方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径に比べて小さく設定されており、前記曲率半径が小さい方のセルが車両のフードの後端部に対応しており、前記曲率半径が大きい方のセルが車両のカウル部に対応していることを特徴とする。
【0007】
従って、谷間を構成する隣合うセルの膨張時の外形形状が車幅方向に沿って延びる筒状とされ、一方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径が、他方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径に比べて小さく設定されていると共に、谷部を構成する部分の曲率半径が小さく、衝突体との接触面積が小さい外形形状とされたセルの方が車両の低剛性のフードの後端部に対応しており、谷部を構成する部分の曲率半径が大きく、衝突体との接触面積が大きい外形形状とされたセルの方が車両の高剛性のカウル部に対応している。このため、衝突体が谷部に当たっても、最初に前記曲率半径が大きいセルに当たった場合は、少しエネルギが吸収されてから前記曲率半径が小さいセルにも当たることになる。このとき、2番目に当たるセルの前記曲率半径が小さいことから、2番目に当たるセルの反力を受ける面積の増加が少なくなる。即ち、谷部を構成する部分の曲率半径が同等の大きさのときより反力が弱くなる。この結果、車両の剛性が低いフードの後端部と車両の剛性が高いカウル部との間に形成されたエアバッグ袋体の谷部に衝突体が接触した際の反力を低減できる。
【0008】
【0009】
【0010】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、前記隣接するセルの車幅方向に沿って延びる筒状とされた膨張時の外形形状の直径が異なることを特徴とする。
【0011】
従って、請求項1記載の内容に加えて、隣接するセルの車幅方向に沿って延びる筒状とされた膨張時の外形形状の直径を異ならせることで、隣接するセルの一方のセルと衝突体との接触面積を、他方のセルと衝突体との接触面積に比べて容易に小さくすることができる。
【0012】
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、前記セルの車幅方向外側端部に長手方向を車両前後方向に沿って形成され、フロントピラー及びフロントピラーの近傍を覆う延設部を有することを特徴とする。
【0013】
従って、請求項1に記載の内容に加えて、セルの車幅方向外側端部に長手方向を車両前後方向に沿って形成された延設部によって、フロントピラー及びフロントピラーの近傍を覆うことができる。
【0014】
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、前記車両のカウル部に対応する曲率半径が大きい方のセルの車両後方側に隣接するセルを設け、該セルにおける谷部を構成する部分の曲率半径を、前記曲率半径が大きい方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径に比べて小さく設定したことを特徴とする。
【0015】
従って、請求項1に記載の内容に加えて、カウル部とカウル部の後方との間に形成されたエアバッグ袋体の谷部に衝突体が接触した際の反力を低減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明における歩行者保護用エアバッグ装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0017】
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。
【0018】
図2に示される如く、本実施形態では、歩行者保護エアバッグ装置10におけるエアバッグモジュール24が、車体12のカウルボックス12A内に車幅方向に沿って延設されている。
【0019】
図3に示される如く、歩行者保護エアバッグ装置10は、フロントバンパ14の表面近くに内臓されたセンサ16を備えており、センサ16はフロントバンパ14が歩行者の脚部等に接触した場合の変形を検知するようになっている。また、センサ16は制御装置18に接続されており、制御装置18は、例えば、センサ16からの出力信号と、車速信号とを組み合わせ走行中の事故であると判断した場合には、インフレータ20に作動電流を流すようになっている。また、作動電流が流れると、インフレータ20は着火しガスが発生するようになっており、このガスがエアバッグ袋体26へ送られるようになっている。
【0020】
図1に示される如く、エアバッグ袋体26は、前後一対のセル28、30で構成されており、谷部26Aを挟んで隣接するセル28、30の膨張時の外形形状は車幅方向に沿って延びる円筒状とされている。
【0021】
また、前方側のセル28における谷部26Aを構成する部分の曲率半径R1が、後方側のセル30における谷部26Aを構成する部分の曲率半径R2に比べて小さく設定されている。即ち、前方側のセル28における谷部26Aを構成する部分の曲率(1/R1)が、後方側のセル30における谷部26Aを構成する部分の曲率(1/R2)に比べて大きく設定されている。また、車両10の剛性が低い部位となる、フード23の後端部23Aに前側のセル28が対応し、車両10の剛性が高いカウル部となるカウルボックス12A及びカウルボックス12Aで支持されているフロントウインドシールドガラス29の前端部29Aに後側のセル30が対応している。
【0022】
従って、図1に二点鎖線で示される如く、衝突体Sがエアバッグ袋体26のセル28、30の谷部26Aに接触した場合に、前方側のセル28と衝突体Sとの接触面積が、後方側のセル30と衝突体Sとの接触面積に比べて小さくなるようになっている。
【0023】
また、車両10の剛性が低い部位となる、フード23の後端部23Aに対応した前側のセル28の直径M1が、車両10の剛性が高い部位となるカウルボックス12A及びフロントウインドシールドガラス29の前端部29Aに対応した後側のセル30の直径M2に比べて小さくなっている。
【0024】
図3に示される如く、エアバッグ袋体26は、インフレータ20からのガスによって、フード23の後端部23Aの上面と、フロントウインドシールドガラス29の前端部29Aの上面とに跨って膨張展開するようになっている。また、エアバッグ袋体26における後側のセル30の車幅方向外側端部には、車両前後方向に延びる延設部30Aが形成されており、フロントピラー31の下部31A及びその近傍を覆っている。
【0025】
図2に示される如く、エアバッグ袋体26は折り畳まれ車幅方向に沿った長尺状にされた上で金属製のケース32内に収納されており、ケース32は上部のみが開放された側断面U字形状となっている。また、ケース32の底部32Dの下面には、車幅方向に沿って所定の間隔で複数のボルト34が溶着されており、これらのボルト34と、各ボルト34に螺合するナット36とによって、ケース32は、カウルアッパパネル38と、このカウルアッパパネル38上に配設された樹脂製のカウルルーバパネル40に固定されている。なお、カウルルーバパネル40はカウルアッパパネル38に図示を省略したボルト等によって固定されている。
【0026】
ケース32は、上方から樹脂製のカバー42で覆われており、カバー42の下部に形成された開口側端部42A、42Bは、それぞれケース32の底部32Dとカウルルーバパネル40との間に挟持されている。また、ケース32の前壁部32Aの下部(後述する脆弱部44より下方の部位)とカバー42の前壁部42C及びケース32の後壁部32Bとカバー42の後壁部42Dはそれぞれシーリングを兼ねた接着剤で固定されている。
【0027】
一方、カバー42の前壁部42Cにおける、ケース32の前壁部32Aの上端部32Cより下方となる部位は、車両後方側から断面三角形状の凹部が形成された脆弱部44となっている。このカバー42に形成した脆弱部44は、エアバッグ袋体26が膨張展開すると、図1に示される如く、エアバッグ袋体26の膨張圧によって破断する。このため、カバー42は、後壁部42Dの上端部42Eをヒンジ部として、上壁部42Fと前壁部42Cの上部42Gが車両後方へ展開するようになっている。
【0028】
図2に示される如く、ケース32の前壁部32Aの上端部32Cは、カバー42の上壁部42Fに接触している。また、カウルルーバパネル40の前端部40Aは、カウルアッパパネル38の前壁部38Aより車両前方へ延設されており、カウルルーバパネル40の前端部40Aの上部には、フードツウカウルシールド46が配設されている。フードツウカウルシールド46はフード23を構成するフードインナパネル48に接触している。なお、インフレータは、車幅方向に沿って配設されており、図示を省略したブラケットを介してカウルアッパパネル38に固定されている。
【0029】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0030】
本実施形態では、歩行者衝突検知センサ16が歩行者の衝突を検出すると、インフレータ20が作動し、ガスがエアバッグ袋体26内に流入するため、エアバッグ袋体26は、インフレータ20から流入するガスによって、図1に示される如く、カウルボックス12A内からカウルボックス12Aの上方に向かって膨張を開始し、フード23の後端部23Aの上面と、フロントウインドシールドガラス29の前端部29Aの上面とに跨って膨張展開する。
【0031】
また、本実施形態では、エアバッグ袋体26が、前後一対のセル28、30で構成されており、各セル28、30は車幅方向に沿って延びる円筒状とされている。また、前方側のセル28における谷部26Aを構成する部分の曲率半径R1が、後方側のセル30における谷部26Aを構成する部分の曲率半径R2に比べて小さく設定されており、車両10の剛性が低い部位となる、フード23の後端部23Aに前側のセル28が対応し、車両10の剛性が高い部位となるカウルボックス12A及びフロントウインドシールドガラス29の前端部29Aに後側のセル30が対応している。
【0032】
この結果、図1に二点鎖線で示される如く、衝突体Sがエアバッグ袋体26におけるセル28、30の谷部26Aに接触した際に、衝突体Sが、異なる外形形状のセル28、30の双方に接触する。
【0033】
この時、衝突体Sは、双方のセル28、30から反力を受けるが、谷部26Aを構成する部分の曲率半径R2の大きい後方側のセル30の接触面積に比べ、前方側のセル28に対しては、曲率半径R1が小さいので、衝突体Sが谷部24Aに当たっても、最初に曲率半径が大きい後方側のセル30に当たり、少しエネルギが吸収されてから曲率半径が小さい前方側のセル28にも当たる。このとき、2番目に当たる前方側のセル28の曲率半径R1が小さいことから、2番目に当たる前方側のセル28の反力を受ける面積の増加が少なくなる。この結果、衝突体Sとエアバッグ袋体26との接触総面積が、図7の従来技術に比べて小さくなる。このため、セルの曲率半径が同等の大きさのときより、衝突体Sがセル28、30から受ける反力、即ち、エアバッグ袋体26から受ける反力を低減できる。
【0034】
なお、セル28の内圧とセル30の内圧とを変えることで、衝突体Sとの接触面積を変えることも考えられるが、この場合には、一方のセルにおいて内圧が低下し、緩衝効果が落ちると共に、各セル28、30で夫々ガス圧を調整する必用があり装置が複雑になるためコストアップとなる。
【0035】
また、本実施形態では、車両10の剛性が低い部位となる、フード23の後端部23Aに、曲率半径R1と直径M1とが小さい前側のセル28が対応しており、車両10の剛性が高い部位となるカウルボックス12A及びフロントウインドシールドガラス29の前端部29Aに、曲率半径R2と直径M2とが大きい後側のセル30が対応している。このため、フード23の後端部23Aと、カウルボックス12A及びフロントウインドシールドガラス29の前端部29Aとの間に形成されたエアバッグ袋体26の谷部26Aに衝突体Sが接触した際の反力を低減できる。
【0036】
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、エアバッグ袋体26を前後一対の円筒状のセル28、30で構成したが、エアバッグ袋体26におけるセルの数及び各セルの膨張形状はこれに限定されない。例えば、図4に示される如く、エアバッグ袋体26を車幅方向に延びる3本の円筒状のセル28、30、50で構成し、図5に示される如く、前方側のセル28における谷部26Aを構成する部分の曲率半径R1と直径M1と後方側のセル50における谷部26Aを構成する部分の曲率半径R3と直径M3を、前後方向中央のセル30における谷部26Aを構成する部分の曲率半径R2と直径M2に比べて小さく設定しても良い。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明の歩行者保護用エアバッグ装置は、谷部を挟んで隣接するセルを有するエアバッグ袋体を有し、隣接するセルは、膨張時の外形形状が車幅方向に沿って延びる筒状とされ、一方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径が、他方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径に比べて小さく設定されており、前記曲率半径が小さい方のセルが車両のフードの後端部に対応しており、前記曲率半径が大きい方のセルが車両のカウル部に対応しているため、剛性が低い車両のフードの後端部と剛性が高いカウル部との間に形成されたエアバッグ袋体の谷部に衝突体が接触した際の反力を低減できるという優れた効果を有する。
【0038】
【0039】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、前記隣接するセルの車幅方向に沿って延びる筒状とされた膨張時の外形形状の直径が異なるため、請求項1記載の効果に加えて、隣接するセルの一方のセルと衝突体との接触面積を、他方のセルと衝突体との接触面積に比べて容易に小さくすることができるという優れた効果を有する。
【0040】
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、セルの車幅方向外側端部に長手方向を車両前後方向に沿って形成され、フロントピラー及びフロントピラーの近傍を覆う延設部を有するため、セルの延設部によって、フロントピラー及びフロントピラーの近傍を覆うことができるという優れた効果を有する。
【0041】
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載の歩行者保護用エアバッグ装置において、車両のカウル部に対応する曲率半径が大きい方のセルの車両後方側に隣接するセルを設け、該セルにおける谷部を構成する部分の曲率半径を、曲率半径が大きい方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径に比べて小さく設定したため、請求項1に記載の効果に加えて、カウル部とカウル部の後方との間に形成されたエアバッグ袋体の谷部に衝突体が接触した際の反力を低減できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図3の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る歩行者保護用エアバッグ装置のエアバッグ袋体格納状態を示す図1に対応した断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る歩行者保護用エアバッグ装置のエアバッグ袋体展開状態を示す車体斜め前方から見た斜視図である。
【図4】 本発明の他の実施形態に係る歩行者保護用エアバッグ装置のエアバッグ袋体展開状態を示す車体斜め前方から見た斜視図である。
【図5】 図4の5−5線に沿った拡大断面図である。
【図6】 (A)は従来例の歩行者保護用エアバッグ装置を示す概略側断面図であり、(B)は従来例の歩行者保護用エアバッグ装置を示す概略平面図である。
【図7】 従来例の歩行者保護用エアバッグ装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 歩行者保護エアバッグ装置
12 車体
12A カウルボックス(剛性が高い部位)
20 インフレータ
23 フード
23A フードの後端部(剛性が低い部位)
26 エアバッグ袋体
26A エアバッグ袋体の谷部
28 エアバッグ袋体のセル
29 フロントウインドシールドガラス
29A フロントウインドシールドガラスの前端部(剛性が高い部位)
30 エアバッグ袋体のセル
30A セルの延設部
50 エアバッグ袋体のセル
R1 曲率半径
R2 曲率半径
R3 曲率半径
M1 直径
M2 直径
M3 直径

Claims (4)

  1. 谷部を挟んで隣接するセルを有するエアバッグ袋体を有し、
    谷部を挟んで隣接するセルを有するエアバッグ袋体を有し、
    前記隣接するセルは、膨張時の外形形状が車幅方向に沿って延びる筒状とされ、一方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径が、他方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径に比べて小さく設定されており、前記曲率半径が小さい方のセルが車両のフードの後端部に対応しており、前記曲率半径が大きい方のセルが車両のカウル部に対応していることを特徴とする歩行者保護用エアバッグ装置。
  2. 前記隣接するセルの車幅方向に沿って延びる筒状とされた膨張時の外形形状の直径が異なることを特徴とする請求項1記載の歩行者保護用エアバッグ装置。
  3. 前記セルの車幅方向外側端部に長手方向を車両前後方向に沿って形成され、フロントピラー及びフロントピラーの近傍を覆う延設部を有することを特徴とする請求項1に記載の歩行者保護用エアバッグ装置。
  4. 前記車両のカウル部に対応する曲率半径が大きい方のセルの車両後方側に隣接するセルを設け、該セルにおける谷部を構成する部分の曲率半径を、前記曲率半径が大きい方のセルにおける谷部を構成する部分の曲率半径に比べて小さく設定したことを特徴とする請求項1に記載の歩行者保護用エアバッグ装置。
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