JP2003306098A - 車両外置きエアバック装置 - Google Patents
車両外置きエアバック装置Info
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- JP2003306098A JP2003306098A JP2002110310A JP2002110310A JP2003306098A JP 2003306098 A JP2003306098 A JP 2003306098A JP 2002110310 A JP2002110310 A JP 2002110310A JP 2002110310 A JP2002110310 A JP 2002110310A JP 2003306098 A JP2003306098 A JP 2003306098A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 フロントピラー51の外方に、且つフロ
ントピラー51に倣わせて縦長状に膨出展開させるピラ
ー用エアバック装置50において、複数の独立させた第
1〜第3エアバッグ53〜55を直列に配置した。 【効果】 フロントピラーに倣わせて縦長状に複数の独
立させたエアバッグを直列に配置したので、先ず、複数
の独立させたエアバッグの一つで衝突物の一部分を受
け、その後に複数の独立させたエアバッグの他の一つで
衝突物の他の部分を受けることができる。この結果、エ
アバッグ装置に二次衝突が発生しても衝突物を所定の圧
力に設定したエアバッグで受けることができ、衝突物を
十分に保護することができる。
ントピラー51に倣わせて縦長状に膨出展開させるピラ
ー用エアバック装置50において、複数の独立させた第
1〜第3エアバッグ53〜55を直列に配置した。 【効果】 フロントピラーに倣わせて縦長状に複数の独
立させたエアバッグを直列に配置したので、先ず、複数
の独立させたエアバッグの一つで衝突物の一部分を受
け、その後に複数の独立させたエアバッグの他の一つで
衝突物の他の部分を受けることができる。この結果、エ
アバッグ装置に二次衝突が発生しても衝突物を所定の圧
力に設定したエアバッグで受けることができ、衝突物を
十分に保護することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の外部に向け
て展開させる車両用外置きエアバック装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両用外置きエアバック装置として、例
えば特開平7−108903号公報「ピラーエアバッ
グ装置」が知られている。上記技術は、同公報の図1及
び図2によれば、フロントバンパ12に取付けた歩行者
衝突検出センサ13(符号は公報に記載の符号を流用し
た)と、この歩行者衝突検出センサ13が所定の検出結
果を得たときに爆発させるインフレータ19と、このイ
ンフレータ19でフロントピラー17の外側に膨張展開
させるピラーエアバッグ18とから構成したピラーエア
バッグ装置である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】例えば、衝突物を歩行
者衝突検出センサ13で検知し、この歩行者衝突検出セ
ンサ13の信号でインフレータ19を爆発させ、このイ
ンフレータ19でフロントピラー17を膨張展開させ、
このフロントピラー17をピラーエアバッグ18で覆
い、衝突物が跳ね上げられてフロントピラー17に衝突
を想定した準備を整え、衝突物の一部分がピラーエアバ
ッグ18に衝突し、この状態で衝突物の他の部分が二次
衝突をした場合を想定する。上記のピラーエアバッグ装
置では、衝突物の他の部分はピラーエアバッグ18の圧
力が高まった状態でピラーエアバック18に当たること
になり、大きな衝撃を受けたり、跳ね返されたりするこ
とになり、十分に衝撃を吸収することはできない。もっ
と衝撃を和らげることのできる車両用外置きエアバック
装置が望まれる。 【0004】そこで、本発明の目的は、衝突物がエアバ
ッグに二次衝突する場合にも十分に衝撃を吸収し和らげ
ることのできる車両用外置きエアバック装置を提供する
ことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1はフロントピラーの外方に、且つフロントピ
ラーに倣わせて縦長状に膨出展開させる車両外置きエア
バック装置において、複数の独立させたエアバッグを直
列に配置したことを特徴とする。 【0006】例えば、衝突物の一部分がエアバッグに衝
突し、この状態で衝突物の他の部分が二次衝突をした場
合を想定する。一般的に、衝突物の一部分がエアバッグ
装置に衝突した状態ではエアバッグ内の圧力は増加す
る。このエアバッグ内の圧力が増加した状態で衝突物の
他の部分が二次衝突をすれば、この衝突物の他の部分の
衝撃を十分に吸収することはできない。そこで、フロン
トピラーに倣わせて縦長状に複数の独立させたエアバッ
グを直列に配置することで、先ず、複数の独立させたエ
アバッグの一つで衝突物の一部分を受け、その後に複数
の独立させたエアバッグの他の一つで衝突物の他の部分
を受けることができる。この結果、車両用外置きエアバ
ッグ装置に二次衝突が発生しても衝突物を所定の圧力に
設定したエアバッグで受けることができ、衝突物を十分
に保護することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る車両外置きエアバック
装置を搭載した車両の斜視図であり、10は車両、11
は車体、12は前輪、13はフロントバンパ、14はヘ
ッドライト、15はボンネット、16はフロントガラ
ス、17はドア、18はドアミラー、19はルーフ、2
1はフロントピラー、22は左右のフロントピラー2
1,21に掛け渡すとともに、フロントガラス16の下
端から前方に延ばすことでボンネット15の後端とフロ
ントガラス16との間を塞ぐカウルを示す。車両用外置
きエアバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置40
は、カウル22に収納し、必要に応じてカウル22から
膨出展開させ、フロントピラー21の前面廻りを覆うこ
とで、衝突物の衝撃を吸収するものであり、以下、その
詳細を述べる。 【0008】図2は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置を組み込んだエアバッグシステムのシステム図であ
り、エアバッグシステム30は、運転者の保護をする運
転者用エアバッグ31と、乗員を保護する乗員用エアバ
ッグ32と、車両10の衝撃を検知する加速度センサ3
3と、膨出展開させることでフロントピラー21,21
の前面廻りを覆うピラー用エアバッグ装置40,40
(奥側の40は付図示)と、フロントバンパ13に衝突
物が当たったことを検知する検知センサ34と、この検
知センサ34の情報でピラー用エアバッグ装置40,4
0を膨出展開させるとともに加速度センサ33の情報で
運転者用エアバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨
出展開させるECU(制御部)35と、からなる。 【0009】すなわち、検知センサ34で衝突物を検知
した場合に、ECU(制御部)35からの信号でピラー
用エアバッグ装置40,40を膨出展開させ、加速度セ
ンサ33で所定の値を超える車両10の衝撃を検知した
場合に、ECU(制御部)35からの信号で運転者用エ
アバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨出展開させ
る。 【0010】図3は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置の側面図であり、ピラー用エアバッグ装置40のセ
ット状態を示す。ボンネット15の後端部とフロントガ
ラス16の下端部との間を塞ぐカウル22は、天井2
4、前板25、底板26及び後板27から構成する車両
幅方向に延ばした略筒状の部材であり、天井24にピラ
ー用エアバッグ装置40をセットするとともに膨出展開
可能な開口28を形成したものである。ピラー用エアバ
ッグ装置40は、開口28に上部を臨ませ、下部をカウ
ル22の底板26に取付け、開口28をピラー用エアバ
ッグ装置40の膨出展開時に外れるリッド29で塞いだ
構造である。 【0011】図4は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置の斜視図であり、ピラー用エアバッグ装置40は、
カウル22の底板26に取付けるベース部材41と、こ
のベース部材41内に収納したインフレータ42と、こ
のインフレータ42を爆発させることで膨出展開させる
独立したエアバッグとしての第1〜第3エアバッグ43
〜45と、ベース部材41から第3エアバッグ45に繋
いだガス供給用ホース46と、からなる。なお、47は
ベース部材41をカウル22の底板に固定するボルトで
ある。 【0012】図5は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置の側面断面図であり、第1〜第3エアバッグ43〜
45の内部構造を示す。第1〜第3エアバッグ43〜4
5は、第1エアバッグ43と第2エアバッグ44との間
に第1エアバッグ43から第2エアバッグ44への膨出
ガスの流入を阻止する逆止弁48と、第2エアバッグ4
4と第3エアバッグ45との間の第2エアバッグ44か
ら第3エアバッグ45への膨出ガスの流入を阻止する逆
止弁と、を備える。 【0013】インフレータを爆発させることで第1〜第
3エアバッグ43〜45を瞬時に膨出展開させることが
でき、第1〜第3エアバッグ43〜45の膨出展開後は
逆止弁48,でそれぞれの第1〜第3エアバッグ43〜
45を仕切る。後述するように、第1エアバッグ43に
衝突物が衝突したときに第2・第3エアバッグ44,4
5の内圧の上昇を防ぎ、第2エアバッグ44に衝突物が
衝突したときは第3エアバッグ45の内圧の上昇を防ぐ
ことで、衝突物の二次衝突に備える。これは、車両10
は前方に進行するので、障害物の二次衝突は第2エアバ
ッグ44、第3エアバッグ45の順に起こる確率が高い
ことに基づく。 【0014】すなわち、ピラー用エアバッグ装置40
は、フロントピラー21の外方に、且つフロントピラー
21に倣わせて縦長状に膨出展開させるピラー用エアバ
ック装置40において、複数の独立させた第1〜第3エ
アバッグ43〜45を直列に配置したものであると言え
る。 【0015】一般的に衝突物の一部分がエアバッグに衝
突し、この状態で衝突物の他の部分が二次衝突をした場
合を想定する。一般的に、衝突物の一部分がエアバッグ
装置に衝突した状態ではエアバッグ内の圧力は増加す
る。このエアバッグ内の圧力が増加した状態で衝突物の
他の部分が二次衝突をすれば、この衝突物の他の部分の
衝撃を十分に吸収することはできない。 【0016】そこで、フロントピラー21に倣わせて縦
長状に複数の独立させた第1〜第3エアバッグ43〜4
5を直列に配置することで、先ず、複数の独立させたエ
アバッグの一つ(第1エアバッグ43)で衝突物の一部
分を受け、その後に複数の独立させたエアバッグの他の
一つ(第2エアバッグ44又は第3エアバッグ45)で
衝突物の他の部分を受けることができる。この結果、ピ
ラー用エアバッグ装置40に二次衝突が発生しても衝突
物を所定の圧力に設定したエアバッグ(第2エアバッグ
44又は第3エアバッグ45)で受けることができ、衝
突物を十分に保護することができる。 【0017】以上に述べたピラー用エアバッグ装置40
の作用を次に説明する。図6(a)〜(c)は本発明に
係る車両用外置きエアバッグ装置の作用説明図である。
(a)において、フロントバンパ13に衝突物Sが衝突
し、この衝突物Sを検知センサ34(図2参照)で感知
し、検知センサ34からECU(制御部)35(図2参
照)に衝突物Sを感知した信号を送り、この信号に基づ
いてECU(制御部)35からインフレータ42(図5
参照)を爆発させる信号を送り、第1〜第3エアバッグ
43〜45を矢印の如く膨出展開させる。 【0018】(b)において、ボンネット15上に衝突
物Sは跳ね上げられ、先ず、衝突物Sの一部分が矢印
の如く第1エアバッグ43に当たり、この第1エアバッ
グ43で衝撃の吸収を図る。このときに、第1・第2エ
アバッグ43,44間に逆止弁48(図5参照)を設け
たので、第1エアバッグ43に衝突物Sの一部分が当た
り、第1エアバッグ43の内圧が上昇しても、第2・第
3エアバッグ44,45は所定の内圧を保つことができ
る。 【0019】(c)において、衝突物Sの他の部分が矢
印の如く第2エアバッグ44に当たる。先にも述べた
通り、第2エアバッグ44は所定の内圧を保っているの
で、衝突物Sの他の部分の衝撃を十分に吸収することが
できる。なお、このときに、第2・第3エアバッグ4
4,45間に逆止弁(図5参照)を設けたので、第2エ
アバッグ43に衝突物Sの一部分が当たり、第2エアバ
ッグ44の内圧が上昇しても、第3エアバッグ45は所
定の内圧を保つことができる。 【0020】図7は本発明に係る第2実施の形態の車両
外置きエアバッグ装置の斜視図であり、車両用外置きエ
アバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置50は、
フロントピラー51に収納するエアバッグとしての第1
〜第3エアバッグ53〜55と、これらの第1〜第3エ
アバッグ53〜55に膨出ガスを供給するガス配管56
と、このガス配管56から膨出ガスを供給することで第
1〜第3エアバッグ53〜58を膨出展開させるインフ
レータ52とからなる。なお、左右のフロントピラー5
1,51に、それぞれピラー用エアバッグ装置50,5
0(左の50は省略)を備える。 【0021】ピラー用エアバッグ装置50は、フロント
ピラー51の外方に、且つフロントピラー51に倣わせ
て縦長状に膨出展開させるピラー用エアバック装置50
において、複数の独立させた第1〜第3エアバッグ53
〜55を直列に配置したものであると言え、フロントピ
ラー51に収納する第1〜第3エアバッグ53〜55を
収納する構造なので、フロントピラー51の廻りを広範
囲に覆うことができ、衝突物の衝撃吸収できる範囲を大
きくカバーすることができる。 【0022】すなわち、フロントピラー51に倣わせて
縦長状に複数の独立させた第1〜第3エアバッグ53〜
55を直列に配置することで、先ず、複数の独立させた
エアバッグの一つ(第1エアバッグ53)で衝突物の一
部分を受け、その後に複数の独立させたエアバッグの他
の一つ(第2エアバッグ54又は第3エアバッグ55)
で衝突物の他の部分を受けることができる。この結果、
ピラー用エアバッグ装置50に二次衝突が発生しても衝
突物を所定の圧力に設定したエアバッグ(第2エアバッ
グ54又は第3エアバッグ55)で受けることができ、
衝突物を十分に保護することができる。 【0023】図8は本発明に係る第3実施の形態の車両
外置きエアバッグ装置の斜視図であり、車両用外置きエ
アバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置60は、
フロントピラー61に収納する第1〜第3エアバッグ6
3〜65と、これらの第1〜第3エアバッグ63〜65
にそれぞれ単独で膨出ガスを供給する第1〜第3ガス配
管66〜68と、このらの第1〜第3ガス配管66〜6
8から膨出ガスを供給することで第1〜第3エアバッグ
63〜65を膨出展開させるためにそれぞれ備えた第1
〜第3インフレータ71〜73とからなる。なお、左右
のフロントピラー61,61に、それぞれピラー用エア
バッグ装置60,60(左の60は省略)を備える。 【0024】ピラー用エアバッグ装置60は、フロント
ピラー61の外方に、且つフロントピラー61に倣わせ
て縦長状に膨出展開させるピラー用エアバック装置60
において、複数の独立させた第1〜第3エアバッグ63
〜65を直列に配置したものであると言え、第1〜第3
エアバッグ63〜65を第1〜第3インフレータ71〜
73で膨出展開させる構造なので、第1〜第3エアバッ
グ63〜65の内圧の干渉を避けてを完全に独立させて
管理することができる。この結果、衝突物の確実な衝撃
吸収効果を期待できる。 【0025】尚、実施の形態では図7に示すように、独
立させた第1〜第3のエアバッグ53〜55を設けた
が、これに限るものではなく、2分割若しくは4分割以
上にしたエアバッグを設けるものであればよい。 【0026】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、フロントピラーに倣わせて縦長状
に複数の独立させたエアバッグを直列に配置したので、
先ず、複数の独立させたエアバッグの一つで衝突物の一
部分を受け、その後に複数の独立させたエアバッグの他
の一つで衝突物の他の部分を受けることができる。この
結果、車両用外置きエアバッグ装置に二次衝突が発生し
ても衝突物を所定の圧力に設定したエアバッグで受ける
ことができ、衝突物を十分に保護することができる。
て展開させる車両用外置きエアバック装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両用外置きエアバック装置として、例
えば特開平7−108903号公報「ピラーエアバッ
グ装置」が知られている。上記技術は、同公報の図1及
び図2によれば、フロントバンパ12に取付けた歩行者
衝突検出センサ13(符号は公報に記載の符号を流用し
た)と、この歩行者衝突検出センサ13が所定の検出結
果を得たときに爆発させるインフレータ19と、このイ
ンフレータ19でフロントピラー17の外側に膨張展開
させるピラーエアバッグ18とから構成したピラーエア
バッグ装置である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】例えば、衝突物を歩行
者衝突検出センサ13で検知し、この歩行者衝突検出セ
ンサ13の信号でインフレータ19を爆発させ、このイ
ンフレータ19でフロントピラー17を膨張展開させ、
このフロントピラー17をピラーエアバッグ18で覆
い、衝突物が跳ね上げられてフロントピラー17に衝突
を想定した準備を整え、衝突物の一部分がピラーエアバ
ッグ18に衝突し、この状態で衝突物の他の部分が二次
衝突をした場合を想定する。上記のピラーエアバッグ装
置では、衝突物の他の部分はピラーエアバッグ18の圧
力が高まった状態でピラーエアバック18に当たること
になり、大きな衝撃を受けたり、跳ね返されたりするこ
とになり、十分に衝撃を吸収することはできない。もっ
と衝撃を和らげることのできる車両用外置きエアバック
装置が望まれる。 【0004】そこで、本発明の目的は、衝突物がエアバ
ッグに二次衝突する場合にも十分に衝撃を吸収し和らげ
ることのできる車両用外置きエアバック装置を提供する
ことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1はフロントピラーの外方に、且つフロントピ
ラーに倣わせて縦長状に膨出展開させる車両外置きエア
バック装置において、複数の独立させたエアバッグを直
列に配置したことを特徴とする。 【0006】例えば、衝突物の一部分がエアバッグに衝
突し、この状態で衝突物の他の部分が二次衝突をした場
合を想定する。一般的に、衝突物の一部分がエアバッグ
装置に衝突した状態ではエアバッグ内の圧力は増加す
る。このエアバッグ内の圧力が増加した状態で衝突物の
他の部分が二次衝突をすれば、この衝突物の他の部分の
衝撃を十分に吸収することはできない。そこで、フロン
トピラーに倣わせて縦長状に複数の独立させたエアバッ
グを直列に配置することで、先ず、複数の独立させたエ
アバッグの一つで衝突物の一部分を受け、その後に複数
の独立させたエアバッグの他の一つで衝突物の他の部分
を受けることができる。この結果、車両用外置きエアバ
ッグ装置に二次衝突が発生しても衝突物を所定の圧力に
設定したエアバッグで受けることができ、衝突物を十分
に保護することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る車両外置きエアバック
装置を搭載した車両の斜視図であり、10は車両、11
は車体、12は前輪、13はフロントバンパ、14はヘ
ッドライト、15はボンネット、16はフロントガラ
ス、17はドア、18はドアミラー、19はルーフ、2
1はフロントピラー、22は左右のフロントピラー2
1,21に掛け渡すとともに、フロントガラス16の下
端から前方に延ばすことでボンネット15の後端とフロ
ントガラス16との間を塞ぐカウルを示す。車両用外置
きエアバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置40
は、カウル22に収納し、必要に応じてカウル22から
膨出展開させ、フロントピラー21の前面廻りを覆うこ
とで、衝突物の衝撃を吸収するものであり、以下、その
詳細を述べる。 【0008】図2は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置を組み込んだエアバッグシステムのシステム図であ
り、エアバッグシステム30は、運転者の保護をする運
転者用エアバッグ31と、乗員を保護する乗員用エアバ
ッグ32と、車両10の衝撃を検知する加速度センサ3
3と、膨出展開させることでフロントピラー21,21
の前面廻りを覆うピラー用エアバッグ装置40,40
(奥側の40は付図示)と、フロントバンパ13に衝突
物が当たったことを検知する検知センサ34と、この検
知センサ34の情報でピラー用エアバッグ装置40,4
0を膨出展開させるとともに加速度センサ33の情報で
運転者用エアバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨
出展開させるECU(制御部)35と、からなる。 【0009】すなわち、検知センサ34で衝突物を検知
した場合に、ECU(制御部)35からの信号でピラー
用エアバッグ装置40,40を膨出展開させ、加速度セ
ンサ33で所定の値を超える車両10の衝撃を検知した
場合に、ECU(制御部)35からの信号で運転者用エ
アバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨出展開させ
る。 【0010】図3は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置の側面図であり、ピラー用エアバッグ装置40のセ
ット状態を示す。ボンネット15の後端部とフロントガ
ラス16の下端部との間を塞ぐカウル22は、天井2
4、前板25、底板26及び後板27から構成する車両
幅方向に延ばした略筒状の部材であり、天井24にピラ
ー用エアバッグ装置40をセットするとともに膨出展開
可能な開口28を形成したものである。ピラー用エアバ
ッグ装置40は、開口28に上部を臨ませ、下部をカウ
ル22の底板26に取付け、開口28をピラー用エアバ
ッグ装置40の膨出展開時に外れるリッド29で塞いだ
構造である。 【0011】図4は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置の斜視図であり、ピラー用エアバッグ装置40は、
カウル22の底板26に取付けるベース部材41と、こ
のベース部材41内に収納したインフレータ42と、こ
のインフレータ42を爆発させることで膨出展開させる
独立したエアバッグとしての第1〜第3エアバッグ43
〜45と、ベース部材41から第3エアバッグ45に繋
いだガス供給用ホース46と、からなる。なお、47は
ベース部材41をカウル22の底板に固定するボルトで
ある。 【0012】図5は本発明に係る車両外置きエアバッグ
装置の側面断面図であり、第1〜第3エアバッグ43〜
45の内部構造を示す。第1〜第3エアバッグ43〜4
5は、第1エアバッグ43と第2エアバッグ44との間
に第1エアバッグ43から第2エアバッグ44への膨出
ガスの流入を阻止する逆止弁48と、第2エアバッグ4
4と第3エアバッグ45との間の第2エアバッグ44か
ら第3エアバッグ45への膨出ガスの流入を阻止する逆
止弁と、を備える。 【0013】インフレータを爆発させることで第1〜第
3エアバッグ43〜45を瞬時に膨出展開させることが
でき、第1〜第3エアバッグ43〜45の膨出展開後は
逆止弁48,でそれぞれの第1〜第3エアバッグ43〜
45を仕切る。後述するように、第1エアバッグ43に
衝突物が衝突したときに第2・第3エアバッグ44,4
5の内圧の上昇を防ぎ、第2エアバッグ44に衝突物が
衝突したときは第3エアバッグ45の内圧の上昇を防ぐ
ことで、衝突物の二次衝突に備える。これは、車両10
は前方に進行するので、障害物の二次衝突は第2エアバ
ッグ44、第3エアバッグ45の順に起こる確率が高い
ことに基づく。 【0014】すなわち、ピラー用エアバッグ装置40
は、フロントピラー21の外方に、且つフロントピラー
21に倣わせて縦長状に膨出展開させるピラー用エアバ
ック装置40において、複数の独立させた第1〜第3エ
アバッグ43〜45を直列に配置したものであると言え
る。 【0015】一般的に衝突物の一部分がエアバッグに衝
突し、この状態で衝突物の他の部分が二次衝突をした場
合を想定する。一般的に、衝突物の一部分がエアバッグ
装置に衝突した状態ではエアバッグ内の圧力は増加す
る。このエアバッグ内の圧力が増加した状態で衝突物の
他の部分が二次衝突をすれば、この衝突物の他の部分の
衝撃を十分に吸収することはできない。 【0016】そこで、フロントピラー21に倣わせて縦
長状に複数の独立させた第1〜第3エアバッグ43〜4
5を直列に配置することで、先ず、複数の独立させたエ
アバッグの一つ(第1エアバッグ43)で衝突物の一部
分を受け、その後に複数の独立させたエアバッグの他の
一つ(第2エアバッグ44又は第3エアバッグ45)で
衝突物の他の部分を受けることができる。この結果、ピ
ラー用エアバッグ装置40に二次衝突が発生しても衝突
物を所定の圧力に設定したエアバッグ(第2エアバッグ
44又は第3エアバッグ45)で受けることができ、衝
突物を十分に保護することができる。 【0017】以上に述べたピラー用エアバッグ装置40
の作用を次に説明する。図6(a)〜(c)は本発明に
係る車両用外置きエアバッグ装置の作用説明図である。
(a)において、フロントバンパ13に衝突物Sが衝突
し、この衝突物Sを検知センサ34(図2参照)で感知
し、検知センサ34からECU(制御部)35(図2参
照)に衝突物Sを感知した信号を送り、この信号に基づ
いてECU(制御部)35からインフレータ42(図5
参照)を爆発させる信号を送り、第1〜第3エアバッグ
43〜45を矢印の如く膨出展開させる。 【0018】(b)において、ボンネット15上に衝突
物Sは跳ね上げられ、先ず、衝突物Sの一部分が矢印
の如く第1エアバッグ43に当たり、この第1エアバッ
グ43で衝撃の吸収を図る。このときに、第1・第2エ
アバッグ43,44間に逆止弁48(図5参照)を設け
たので、第1エアバッグ43に衝突物Sの一部分が当た
り、第1エアバッグ43の内圧が上昇しても、第2・第
3エアバッグ44,45は所定の内圧を保つことができ
る。 【0019】(c)において、衝突物Sの他の部分が矢
印の如く第2エアバッグ44に当たる。先にも述べた
通り、第2エアバッグ44は所定の内圧を保っているの
で、衝突物Sの他の部分の衝撃を十分に吸収することが
できる。なお、このときに、第2・第3エアバッグ4
4,45間に逆止弁(図5参照)を設けたので、第2エ
アバッグ43に衝突物Sの一部分が当たり、第2エアバ
ッグ44の内圧が上昇しても、第3エアバッグ45は所
定の内圧を保つことができる。 【0020】図7は本発明に係る第2実施の形態の車両
外置きエアバッグ装置の斜視図であり、車両用外置きエ
アバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置50は、
フロントピラー51に収納するエアバッグとしての第1
〜第3エアバッグ53〜55と、これらの第1〜第3エ
アバッグ53〜55に膨出ガスを供給するガス配管56
と、このガス配管56から膨出ガスを供給することで第
1〜第3エアバッグ53〜58を膨出展開させるインフ
レータ52とからなる。なお、左右のフロントピラー5
1,51に、それぞれピラー用エアバッグ装置50,5
0(左の50は省略)を備える。 【0021】ピラー用エアバッグ装置50は、フロント
ピラー51の外方に、且つフロントピラー51に倣わせ
て縦長状に膨出展開させるピラー用エアバック装置50
において、複数の独立させた第1〜第3エアバッグ53
〜55を直列に配置したものであると言え、フロントピ
ラー51に収納する第1〜第3エアバッグ53〜55を
収納する構造なので、フロントピラー51の廻りを広範
囲に覆うことができ、衝突物の衝撃吸収できる範囲を大
きくカバーすることができる。 【0022】すなわち、フロントピラー51に倣わせて
縦長状に複数の独立させた第1〜第3エアバッグ53〜
55を直列に配置することで、先ず、複数の独立させた
エアバッグの一つ(第1エアバッグ53)で衝突物の一
部分を受け、その後に複数の独立させたエアバッグの他
の一つ(第2エアバッグ54又は第3エアバッグ55)
で衝突物の他の部分を受けることができる。この結果、
ピラー用エアバッグ装置50に二次衝突が発生しても衝
突物を所定の圧力に設定したエアバッグ(第2エアバッ
グ54又は第3エアバッグ55)で受けることができ、
衝突物を十分に保護することができる。 【0023】図8は本発明に係る第3実施の形態の車両
外置きエアバッグ装置の斜視図であり、車両用外置きエ
アバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置60は、
フロントピラー61に収納する第1〜第3エアバッグ6
3〜65と、これらの第1〜第3エアバッグ63〜65
にそれぞれ単独で膨出ガスを供給する第1〜第3ガス配
管66〜68と、このらの第1〜第3ガス配管66〜6
8から膨出ガスを供給することで第1〜第3エアバッグ
63〜65を膨出展開させるためにそれぞれ備えた第1
〜第3インフレータ71〜73とからなる。なお、左右
のフロントピラー61,61に、それぞれピラー用エア
バッグ装置60,60(左の60は省略)を備える。 【0024】ピラー用エアバッグ装置60は、フロント
ピラー61の外方に、且つフロントピラー61に倣わせ
て縦長状に膨出展開させるピラー用エアバック装置60
において、複数の独立させた第1〜第3エアバッグ63
〜65を直列に配置したものであると言え、第1〜第3
エアバッグ63〜65を第1〜第3インフレータ71〜
73で膨出展開させる構造なので、第1〜第3エアバッ
グ63〜65の内圧の干渉を避けてを完全に独立させて
管理することができる。この結果、衝突物の確実な衝撃
吸収効果を期待できる。 【0025】尚、実施の形態では図7に示すように、独
立させた第1〜第3のエアバッグ53〜55を設けた
が、これに限るものではなく、2分割若しくは4分割以
上にしたエアバッグを設けるものであればよい。 【0026】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、フロントピラーに倣わせて縦長状
に複数の独立させたエアバッグを直列に配置したので、
先ず、複数の独立させたエアバッグの一つで衝突物の一
部分を受け、その後に複数の独立させたエアバッグの他
の一つで衝突物の他の部分を受けることができる。この
結果、車両用外置きエアバッグ装置に二次衝突が発生し
ても衝突物を所定の圧力に設定したエアバッグで受ける
ことができ、衝突物を十分に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両外置きエアバック装置を搭載
した車両の斜視図 【図2】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置を組み
込んだエアバッグシステムのシステム図 【図3】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の側面
図 【図4】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の斜視
図 【図5】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の側面
断面図 【図6】本発明に係る車両用外置きエアバッグ装置の作
用説明図 【図7】本発明に係る第2実施の形態の車両外置きエア
バッグ装置の斜視図 【図8】本発明に係る第3実施の形態の車両外置きエア
バッグ装置の斜視図 【符号の説明】 21,51,61…フロントピラー、40,50,60
…車両用外置きエアバッグ装置(ピラー用エアバッグ装
置)、43〜45…エアバッグ(第1〜第3エアバッ
グ)、53〜55…エアバッグ(第1〜第3エアバッ
グ)、63〜65…エアバッグ(第1〜第3エアバッ
グ)。
した車両の斜視図 【図2】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置を組み
込んだエアバッグシステムのシステム図 【図3】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の側面
図 【図4】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の斜視
図 【図5】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の側面
断面図 【図6】本発明に係る車両用外置きエアバッグ装置の作
用説明図 【図7】本発明に係る第2実施の形態の車両外置きエア
バッグ装置の斜視図 【図8】本発明に係る第3実施の形態の車両外置きエア
バッグ装置の斜視図 【符号の説明】 21,51,61…フロントピラー、40,50,60
…車両用外置きエアバッグ装置(ピラー用エアバッグ装
置)、43〜45…エアバッグ(第1〜第3エアバッ
グ)、53〜55…エアバッグ(第1〜第3エアバッ
グ)、63〜65…エアバッグ(第1〜第3エアバッ
グ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フロントピラーの外方に、且つフロント
ピラーに倣わせて縦長状に膨出展開させる車両外置きエ
アバック装置において、 前記エアバッグ装置は、複数の独立させたエアバッグを
直列に配置したことを特徴とする車両外置きエアバック
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002110310A JP2003306098A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 車両外置きエアバック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002110310A JP2003306098A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 車両外置きエアバック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003306098A true JP2003306098A (ja) | 2003-10-28 |
Family
ID=29393490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002110310A Withdrawn JP2003306098A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 車両外置きエアバック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003306098A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002110310A patent/JP2003306098A/ja not_active Withdrawn
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CN106828401B (zh) * | 2017-03-24 | 2019-11-26 | 北京汽车股份有限公司 | 车辆 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041130 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061106 |