JP3939966B2 - 移動体向けサービス仲介システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等の移動体からの修理、救援等のサービスの依頼に基づいて、この移動体にサービスを仲介するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両等の移動体に、その運行に支障をきたす不具合が生じた場合、あるいは、運行に支障をきたす恐れのある場合、移動体の運転者は、その状況に応じて、個々のサービス提供者の連絡先を探し出し、そこに電話をしてサービスを受けることが、しばしば、行われていた。例えばエンジンが起動しない等、車両が故障して運行できなった場合、運転者は、故障現場に修理車もしくは牽引車等の移動可能なサービスステーションを派遣する救援車派遣を専門とする会社に電話して、故障現場もしくは牽引先の修理ショップでの修理を依頼することが行われている。
【0003】
また、燃料が残りわずかになったり、ランプの一部が点灯しなくなったり、あるいは、窓ガラスに亀裂がはいったりした場合は、車両を走行させることはまだ可能なので、運転者は、修理ショップやガソリンスタンド等、最寄りの固定サービスステーションまで運転し、そこで修理サービスを受けようとする。この場合、運転者は、現地の地理に不慣れなことが多く、不具合に対処できる固定サービスステーションの連絡先を探し出すまでに多大の時間を要したり、固定サービスステーションと連絡がとれても、固定サービスステーションの場所まで短時間で到着できなかったり、あるいは、到着できても、連絡の不充分さに起因して、実際には不具合を解消することができなかったりする事が多かった。
【0004】
このため、発生した不具合が、車両の走行を不可能にするものでない場合でも、運転手は、前記の救援車派遣を専門とする会社に電話して、修理サービスや、あるいは、最寄りのサービスステーションまでの誘導サービスを受けようとすることもしばしば行われるが、この場合、誘導費用等、余計な代償を支払うこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような問題に鑑みてなさたものであり、車両等の移動体に、何らかの不具合が生じた際に、車両が走行可能な場合には、運転者に多大の手間をかけることなく、この不具合に対処できる最寄りのサービスステーションまでこの移動体を案内する移動体向けサービス仲介システムを提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明はなされたものであり、その要旨構成ならびに作用を以下に示す。
【0007】
請求項1に記載の移動体向けサービス仲介システムは、移動体からの、移動体に発生した不具合の解消の依頼に基づいて、予め定められた複数のサービスステーションのうちから、この不具合を解消するサービスを提供できるサービスステーションを選択し、選択されたサービスステーションおよび移動体の少なくとも一方に相手方の情報を伝達して、この移動体に、選択されたサービスステーションを仲介するサービス仲介センタを具えた移動体向けサービス仲介システムであって、
前記予め定められた複数のサービスステーションは、少なくとも、固定して設置された複数の固定サービスステーションと、移動可能な複数の移動サービスステーションとの両方を含み、
サービス仲介センタに、不具合の種類、現在位置、および、移動体の走行可能距離に関する情報を含む移動体情報を移動体から受信する受信装置と、
前記固定サービスステーションのおのおのについて、その位置および提供可能なサービスの種類を含む固定サービスステーション情報を記憶する記憶装置と、
前記不具合を解消するサービスを提供できるサービスステーションを選択する処理を行う処理装置と、
選択されたサービスステーションの情報を移動体に送信する送信装置と、を設けてなり、
前記処理装置は、移動体の不具合の種類が、移動体の走行を可能とするものの場合、前記複数の固定サービスステーションのうちから移動体の不具合を解消するサービスを提供でき、移動体の現在位置近辺に位置する固定サービスステーションを選択し、移動体の不具合の種類および走行可能距離に関する情報に基づいて、移動体の、前記、選択された固定サービスステーションまでの自力走行の可否を判定し、この判定の結果、走行可能と判定した場合、この固定サービスステーションの情報を、前記送信装置に出力し、走行不可と判定した場合、前記複数の移動サービスステーションの中から、移動体に派遣できる移動サービスステーションを選択し、この選択された移動サービスステーションの情報を送信装置に出力する処理を行うものとするものである。
【0008】
本発明に係る移動体サービス仲介システムにおいて、前記予め定められた複数のサービスステーションは、少なくとも、固定して設置された複数の固定サービスステーションと、移動可能な複数の移動サービスステーションとの両方を含み、
サービス仲介センタに、不具合の種類、現在位置、および、移動体の走行可能距離に関する情報を含む移動体情報を移動体から受信する受信装置と、
前記固定サービスステーションのおのおのについて、その位置および提供可能なサービスの種類を含む固定サービスステーション情報を記憶する記憶装置と、
前記不具合を解消するサービスを提供できるサービスステーションを選択する処理を行う処理装置と、
選択されたサービスステーションの情報を移動体に送信する送信装置と、を設けてなり、
前記処理装置は、移動体の不具合の種類が、移動体の走行を可能とするものの場合、前記複数の固定サービスステーションのうちから移動体の不具合を解消するサービスを提供でき、移動体の現在位置近辺に位置する固定サービスステーションを選択し、移動体の不具合の種類および走行可能距離に関する情報に基づいて、移動体の、前記、選択された固定サービスステーションまでの自力走行の可否を判定し、この判定の結果、走行可能と判定した場合、この固定サービスステーションの情報を、前記送信装置に出力し、走行不可と判定した場合、前記複数の移動サービスステーションの中から、移動体に派遣できる移動サービスステーションを選択し、この選択された移動サービスステーションの情報を送信装置に出力する処理を行うよう構成されているので、車両等の移動体の走行可否を含む走行可能距離に応じて、運転者に多大の負担をかけることなく、走行可能距離内にこの不具合に対処できる固定サービスステーションがある場合には、そのサービスステーションにてサービスを受けられるよう、運転者に必要な情報を提供することができ、もし、走行可能距離内にこの不具合に対処できる固定サービスステーションがない場合には、修理車やレッカー車などの移動ステーションを移動体のところに派遣するサービスに関する情報を入手することができる。したがって、このサービス仲介システムは、移動体の状況を判断して、移動体の不具合に対する最適な処置を提案することができる。
【0011】
しかも、このサービス仲介システムが、移動体が最寄りの固定ステーションまでの走行できると判断する際には、単に、移動体の走行距離と、最寄りの固定サービスステーションまでの距離とを比較して判断するのではなく、もし、途中にガソリンスタンドがあれば、そこで燃料を補給してから、固定サービスステーションへ到達するケースも含めて判断することができ、運転者に、幅広い選択枝の中から選んだ最適な方法に関する情報を提供することができる。
【0012】
請求項2に記載の移動体向けサービス仲介システムは、請求項1に記載するところにおいて、前記受信装置は、不具合の種類の情報を、予めコード化された複数の不具合の種類のうちから選択した不具合の種類に対応するコードとして受信し、移動体の現在位置情報を、数値形式で受信するものである。
【0013】
この移動体向けサービス仲介システムは、受信した移動体情報のうち、数値で表される走行可能距離と、コード化された不具合の種類と、数値化された現在位置とを、そのまま直接、処理装置に入力すれば、処理装置は、最寄りの固定サービスステーションへの走行可否判定と、不具合に対処できるサービスステーションの選択を行うことができるので、処理装置へ入力を自動的に行うことができ、仲介システムの運営コストを低減するとともに、その仲介の信頼性を向上することができる。
【0014】
これに対比して、移動体の運転者から電話連絡によりサービスを依頼するような場合、電話を受けたオペレータが、電話における会話の内容から判断して、不具合の種類をコード化して入力し、また、移動体の現在位置情報を数値化して入力する必要があり、移動体からの依頼をいつでも処理できるよう、このオペレータを二四時間待機させておく必要があり、このための運営コストがかかり、また、入力ミス等により、仲介の信頼性も低減させる可能性も生じてしまう。
【0015】
請求項3に記載の移動体向けサービス仲介システムは、請求項1もしくは2に記載するところにおいて、移動体に、移動体情報を送信する移動体送信装置と、サービス仲介センタから送信された、前記、選択されたサービスステーションに関する情報を受信する移動体受信装置と、この情報を運転者に伝達する表示装置とを設けるとともに、移動体の走行可能距離を推定する走行可能距離推定手段、移動体の不具合を検知する不具合センサ、移動体の位置を検知する現在位置センサ、および、少なくともこれらのセンサからの信号に基づいて、送信すべき移動体情報を決定し、移動体送信装置に、この移動体情報と送信指令信号とを出力する移動体処理装置を具えてなるものである。
【0016】
この移動体向けサービス仲介システムは、移動体側に、移動体の不具合を検知する不具合センサと、移動体の位置を検知する現在位置センサと、少なくとも、これらのセンサからの信号に基づいて、移動体情報を決定し、移動体送信装置に送信指令を出す移動体処理装置とを具えているので、運転者に手間を取らせることなく、自動的に、不具合を解消する修理サービスもしくは救援サービスを依頼することができる。なお、このシステムにおいては、不具合センサの信号のほかに、運転者が、不具合の種類を表す押しボタン等の入力装置からの信号も含んで移動体情報を決定することを排除するものではない。
【0017】
請求項4に記載の移動体向けサービス仲介システムは、請求項3に記載するところにおいて、前記現在位置センサを、車両用ナビゲータに設けるとともに、この車両用ナビゲータに、選択されたサービスステーションの位置に関する情報をマップ情報として表示させてなるものである。
【0018】
この移動体向けサービス仲介システムは、車両用ナビゲータに現在位置センサを設けているので、簡易にかつ正確に車両の現在位置を検出することができ、しかも、この情報を、経度および緯度の数値形式で移動体処理装置に出力することができる。また、この車両用ナビゲータは、選択されたサービスステーションの位置に関する情報をマップ情報として表示することができるので、選択されたサービスステーションの位置、および、このサービスステーションへの道順を、正確かつ分かりやすく、運転者に伝えることができる。
【0019】
請求項5に記載の移動体向けサービス仲介システムは、請求項1〜4のいずれかに記載するところにおいて、サービス仲介センタの処理装置は、移動体に提供する情報の対価として、要求サービスの種類に応じて、移動体に課金する請求料金を算出する課金処理を行うものとし、この課金処理は、登録された移動体に情報提供後、所定の時間内の、仲介に基づくこの移動体へのサービスの提供の有無により、それぞれ、この請求料金を、前記サービスを提供したサービスステーションの預金口座もしくは前記サービスを受けた移動体に対応して定めた口座からオンラインで引き落とすものとするものである。
【0020】
請求項1〜4のいずれかに記載の移動体向けサービス仲介システムを、存続させて運営して行くためには、移動体に提供する情報にかかるコストに見合う収入と、移動体からの継続的な仲介依頼とが不可欠となる。このため、移動体からの仲介依頼を得るためには、移動体のどのような不具合に対しても、移動体がどこにあっても、これに対応できる、十分なサービスステーション網を確保して、それぞれのサービスステーションの情報をサービス仲介センタの記憶装置に記憶しておく必要がある。
【0021】
この移動体向けサービス仲介システムは、サービス仲介センタの処理装置に、システムが提供した仲介サービスに対する請求料金を算出し、移動体の所有者、もしくは、不具合に対処する修理等のサービスを提供したサービスステーションのいずれかが所有する口座から、この料金をオンラインで引き落とす処理を行うものであるので、提供した仲介サービスの対価を必ず得ることができ、このシステムの運営を継続させることができる。
【0022】
さらに、移動体の運転者は、ほとんどの場合、移動体の所有者であるが、この場合、この仲介システムの仲介によりサービスステーションに関する情報の提供を受けても、情報の提供を受けた後、所定の時間内にこのサービスステーションで、サービスを受ければ、課金を免れることができ、したがって、移動体の運転者がこの仲介サービスを敬遠することはないので、継続的なサービス仲介依頼を得ることができる。
【0023】
一方、サービスステーションは、この仲介システムにより、従来見込めなかった顧客を得ることができるので、情報提供の対価を移動体の所有者に代わって支払っても、十分ペイすることができる。したがって、サービスステーションは、この仲介システムの登録を積極的に受けようとするので、登録されたサービスステーションの数を増やすことができ、ひいては、より充実したサービスステーション網を構築することができるので、移動体からの継続的な情報提供依頼を得て、システムの運営を継続させることができる。
【0024】
請求項6に記載の移動体向けサービス仲介システムは、請求項1〜5のいずれかに記載するところにおいて、記憶装置に記憶するサービスステーション情報は、移動体の運転者の、提供されたサービスについての評価結果を含み、移動体に送信する、選択されたサービスステーションの情報は、この評価結果もしくは評価結果より導かれるコメントを含むものである。
【0025】
この移動体向けサービス仲介システムにおいては、移動体の運転者がサービスステーションから受けたサービスの品質に関する、この運転者のフィードバックを、次の仲介依頼に対するこのサービスステーションに関する情報の一部として、これを移動体の運転者に提供するので、移動体の運転者は、これを参照して、このサービスステーションからサービスを受けるか否かをより正確に判断することができるとともに、サービスステーションも、より高い評価を受けるべく質の高いサービスの提供を目指すので、ひいては、より多くの移動体からの仲介依頼を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る移動体向けサービス仲介システムの第一の実施形態を図1〜図2に示すところに基づき説明する。図1は、この移動体向けサービス仲介システムを示すブロック線図である。このサービス仲介システム1は、サービス仲介センタ10よりなり、サービス仲介センタ10は、受信装置11と送信装置12とを具え、これらはそれぞれ、このサービス仲介システム1の外部にある、移動体20、固定サービスステーション30もしくは移動サービスステーション40の送信装置22、32、42からの信号を受信し、これらのうち、いずれかの受信装置21、31、41に信号を送信する。
【0027】
移動体20に修理や救援等が必要な不具合が発生すると、移動体の送信装置22は、移動体情報A11をサービス仲介センタ10に送信し、サービス仲介センタ10の受信装置11は、この信号を受信する。移動体情報A11は、移動体の不具合を解消するサービスを依頼するサービス仲介依頼信号、発信元の移動体を識別する移動体識別コード、不具合の種類、走行可能距離および移動体の現在位置情報を含んでいる。
【0028】
ここで、不具合の種類の情報は、それぞれの種類に対応して、予め定められたコードにより識別できる、コード化された情報として送信され、また、現在位置情報も、移動体と人工衛星との通信により正確に位置を特定された緯度および経度の数値情報として送信される。
【0029】
なお、移動体情報A11の形式は、移動体の運転者からの電話での会話による音声の形式でも構わないが、この場合、サービス仲介センタ10の受信装置11で受信した音声による移動体情報A11を、処理装置13が扱えるデータ形式に書き換えて、処理装置への入力作業を行うオペレータが必要である。この実施形態では、全ての移動体情報は、コード化されもしくは数値化された形式で送受信されるので、オペレータを配置する必要がなく有利である。
【0030】
サービス仲介センタ10は、このシステムが仲介することのできる、登録された複数のサービスステーションについて、それぞれの名称、位置および対処できる不具合の種類を含むサービスステーション情報を記憶した記憶装置14を具える。
【0031】
また、このサービス仲介センタ10には、以下の処理を行う処理装置13を設けている。処理装置13は、受信装置11が、移動体情報A11を受信したか否かを所定の周期でチェックし、移動体情報A11を受信していれば、図2に示すフローチャートに示す処理を行う。なお、図2のフローチャートにおいて、サービスステーションは、表記を簡明にするため、「SS」と表した。
【0032】
この処理は、移動体情報A11のうち、不具合の種類Sa1を読み込み、このSa1によって、まず移動体が走行可能か否かの判定Sd1を行う。この処理は、不具合の種類Sa1に「走行可否」のプロパティをもたせておき、不具合のそれぞれの種類に、このプロパティの値として「可」か「否」かのいずれかを定めておけばよい。例えば、不具合の種類が、「エンジン起動不能」であるならば、「走行可否」プロパティの値を「否」としておく。
【0033】
不具合の種類が走行できないものであれば、登録されている移動可能な移動サービスステーションの中から最寄りのサービスステーションを選択する処理Sd5を行い、次いで、送信装置12に対して、選択した移動サービスステーション40へ送信する移動体への派遣指令Sd6と、移動体20に送信する選択した移動サービスステーション40に関する情報Sd7と出力する。なお、選択した移動サービスステーション40へ送信する移動体への派遣指令Sd6には、当然、移動体情報A11も含んでいる。
【0034】
この処理は、一方、不具合の種類が走行可能なものであれば、固定サービスステーション情報Sb1をもとに、登録された固定サービスステーションの中から、この不具合に対処できる固定サービスステーションを選り分け、さらにこの中から、移動体の現在位置Sa2とそれぞれのサービスステーションの位置情報をもとに最寄りの固定サービスステーション30の選択Sd2を行う。
【0035】
次いで、選定した固定サービスステーション30の位置と移動体の現在位置Sa2とから、移動体がこの固定サービスステーションに到達に要する必要走行距離を算出し、必要走行距離と、移動体情報に含まれて受信した走行可能距離Sa3とから、この固定サービスステーション30までこの移動体が、走行できるか否かの判定Sd3を行う。
この走行可否の判定に際して、固定サービスステーション30への経路の途中で、燃料を補給できればここに到達できる場合、このケースも含めて可否を判定することはもちろん、逆に、この固定サービスステーションで不具合を解消するサービスを受けた後、燃料切れとならないよう、その近くにガソリンスタンドがない場合、これを走行不能と判断することも含む。
【0036】
走行が不可能であれば、前述のSd5、Sd6、Sd7の処理を行う。走行が可能であれば、選択した固定サービスステーション30に関する情報Sd4の送信指令を送信装置12に出力する。
【0037】
移動体20の運転者が、この送信により選択された固定サービスステーションを気に入らないとして、次に近くに位置する固定サービスステーションに関する情報を依頼すれば、既に提供したサービスステーション以外の中から、最寄りのサービスステーションを選択する前述の処理を行うことにより、これに応えることができる。また、運転者が、仲介されたサービスステーションに向かう途中、万が一、道迷った場合等、再度、その地点からの固定サービスステーションまでの道順を知りたい場合は、同様の処理を繰り返すことにより、必要な情報を提供することができる。
【0038】
このシステムにおいて、移動体の運転手が、仲介されたサービスステーションで、所定時間内にサービスを受けなかった場合、処理装置13は、移動体に対応して登録された口座、例えば移動体の所有者の口座から、この仲介サービスの料金を、オンラインで引き落とす処理をおこなう。
【0039】
一方、移動体の運転手が、仲介されたサービスステーション30で、所定時間内にサービスを受けた場合は、このサービスステーション30は、サービスを提供した移動体の識別情報と、サービスを提供した旨の情報とを、サービス仲介センタ10に送信する。サービス仲介センタ10は、これに対して、提供したサービスを特定するサービス特定番号をサービスステーションに返信する。そして、運転者は、このサービス特定番号の他に、サービスステーション20に関する評価を、サービスの質、接客態度、サービス料金等のカテゴリ毎に予め定められたランク付け符号の形で、サービス仲介センタ10に送信する。
【0040】
この情報を受信したサービス仲介センタ10の処理装置13は、サービス特定番号と、移動体識別情報とを照合し、また、サービスステーション30に対する評価の送信を確認して、仲介サービスの料金を、サービスステーション30からオンラインで引き落とす処理をおこなう。そして、評価結果を、記憶装置14に記憶したこのサービスステーション情報に追加して書き換え、この情報を再保存する。
【0041】
以上の処理により、移動体20の運転手が、仲介されたサービスステーション30で、所定時間内にサービスを受けた場合は、修理等のサービスの授受に関わる、サービスステーション30と移動体20の運転者との両者の同意の元に、サービス仲介の対価を、サービスステーション30に負担させることができる。また、この手続きにおいては、移動体20の所有者が課金を免れるためには、サービスステーションに対する評価のフィードバックが条件となるので、確実にサービス利用者のフィードバックを得ることができる。
【0042】
次いで、本発明にかかる移動体向けサービス仲介システムの第二の実施形態について、図3に基づいて説明する。図3は、この実施形態の仲介システムを示すブロック線図である。この仲介システムは、第一の実施形態に示したサービス仲介センタ10のほかに、移動体20に搭載された受信装置21、送信装置22、移動体20の状態を検知するセンサ25、運転者が情報を入力するための入力装置24、移動体の位置を検知するナビゲータ26、および、受信装置21で受信した情報を運転者に表示する表示装置27を具えるとともに、センサ25、入力装置24およびナビゲータ26からの入力信号をもとに、サービス提供依頼指令を含む移動体情報A11を決定し、これを送信装置22に出力する処理装置23を有している。
【0043】
この実施形態においては、移動体に搭載されたこれらの機器を除く他の部分は、第一の実施形態と全く同じであるので、説明を簡明にするため、移動体に搭載された機器についてのみ詳細を説明する。センサ25は、燃料の残量を計量する、燃料計量センサのほか、タイヤの内圧をセンシングして、内圧の異常を出力するタイヤ内圧センサ、エンジン冷却水温度等を検出して温度の異常を出力する冷却水温度センサ等を含む。
【0044】
入力装置24は、おもに、センサ25で検出できない不具合について、その種類を運転者が入力するものである。そして、この入力装置は、階層化された不具合の部位と内容とをリストアップしたメニューの中から、運転者が、対話的に、入力したい不具合の種類を選択できるように構成されていて、画面上でのペンタッチ操作等によりこの入力作業を行うことができる。例えば、サイドミラーにひびが入って、できるだけ早くこれを修理したい場合、不具合の種類が大分類で表示された画面の中から、「機器の故障」をペンタッチで選択すると、機器の部位をリストアップした画面が階層的に表示される。そして、この中から「サイドミラー」を選択すると、故障の種類が表示され、運転者はこの中からさらに、「ひび割れ」を選択して、送信ボタンを押す。そうすると、それぞれの不具合の種類に応じて、予め対応付けされてコード化されていた不具合コードを出力する。このようにして、運転者は、この入力装置24を用いて、不具合の種類の情報を添付して不具合に対処するサービスの依頼をすることができる。
【0045】
ナビゲータ26は、人工衛星より受信した経度緯度の数値を、処理装置23に出力するとともに、受信装置21から受信した、選択された固定サービスステーション20に関する情報のうち、少なくともこれらの位置をマップ上に表示することができる。また、表示装置27は、ナビゲータに表示する情報以外の情報を表示するモニタである。
【0046】
ここで、前述のセンサ25のうちの燃料計量センサからの値に基づき、移動体の処理装置23は、予め設定した単位燃料当たりの走行距離とを用いて、移動体20の走行可能距離を推定することができる。そして、この走行可能距離は、移動体情報A11に含まれ、図2に示す通り、この情報を元に、サービス仲介センタ10の処理装置13は、最寄りの固定サービスステーション20までの走行可否の判定を行う処理を行うことができる。よって、燃料計量センサと移動体の処理装置23の、走行距離を推定する部分は、走行可能距離推定手段を構成する。
【0047】
また、運転者とのインターフェースを司る、入力装置24、ナビゲータ26、表示装置を、一つのユニットとしてまとめて配置すれば、このシステムをコンパクトに構成することができる。
【0048】
この移動体向けサービス仲介システム2は、移動体20に搭載するこのような機器を含んで構成したので、運転者は最低限の操作で、サービスステーションに関する情報を正確に得ることができる。
【0049】
なお、このサービス仲介システム2においては、最終的な課金を運転者に行うこともあるので、サービスを提供できる移動体もしくは運転者は、登録されたものであることを前提としているが、別の課金システムでは、登録しなくてよいこともありえる。
【0050】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、この発明によれば、移動体からの、不具合の解消の依頼に基づいて、予め定められた複数の固定サービスステーションのうちから、この不具合を解消するサービスを提供できる最寄りの固定サービスステーションを選択し、このサービスステーションに関する情報を移動体に送信することができるので、移動体が走行可能な場合には、運転者に多大の手間をかけることなく、この不具合に対処できる最寄りのサービスステーションまで、この移動体を案内する移動体向けサービス仲介システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第一の実施形態を示すブロック線図である。
【図2】 処理装置が有する処理の一部を示すフローチャートである。
【図3】 本発明に係る第二の実施形態を示すブロック線図である。
【符号の説明】
1、2 移動体向けサービス仲介
10 サービス仲介センタ
11 受信装置
12 送信装置
13 処理装置
14 記憶装置
20 移動体
21 移動体の受信装置
22 移動体の送信装置
23 移動体の処理装置
24 入力装置
25 センサ
26 ナビゲータ
27 表示装置
30 固定サービスステーション
31 固定サービスステーションの受信装置
32 固定サービスステーションの送信装置
40 移動サービスステーション
41 移動サービスステーションの受信装置
42 移動サービスステーションの送信装置
A11 移動体情報

Claims (6)

  1. 移動体からの、移動体に発生した不具合の解消の依頼に基づいて、予め定められた複数のサービスステーションのうちから、この不具合を解消するサービスを提供できるサービスステーションを選択し、選択されたサービスステーションおよび移動体の少なくとも一方に相手方の情報を伝達して、この移動体に、選択されたサービスステーションを仲介するサービス仲介センタを具えた移動体向けサービス仲介システムであって、
    前記予め定められた複数のサービスステーションは、少なくとも、固定して設置された複数の固定サービスステーションと、移動可能な複数の移動サービスステーションとの両方を含み、
    サービス仲介センタに、不具合の種類、現在位置、および、移動体の走行可能距離に関する情報を含む移動体情報を移動体から受信する受信装置と、
    前記固定サービスステーションのおのおのについて、その位置および提供可能なサービスの種類を含む固定サービスステーション情報を記憶する記憶装置と、
    前記不具合を解消するサービスを提供できるサービスステーションを選択する処理を行う処理装置と、
    選択されたサービスステーションの情報を移動体に送信する送信装置と、を設けてなり、
    前記処理装置は、移動体の不具合の種類が、移動体の走行を可能とするものの場合、前記複数の固定サービスステーションのうちから移動体の不具合を解消するサービスを提供でき、移動体の現在位置近辺に位置する固定サービスステーションを選択し、移動体の不具合の種類および走行可能距離に関する情報に基づいて、移動体の、前記、選択された固定サービスステーションまでの自力走行の可否を判定し、この判定の結果、走行可能と判定した場合、この固定サービスステーションの情報を、前記送信装置に出力し、走行不可と判定した場合、前記複数の移動サービスステーションの中から、移動体に派遣できる移動サービスステーションを選択し、この選択された移動サービスステーションの情報を送信装置に出力する処理を行うものとする移動体向けサービス仲介システム。
  2. 前記受信装置は、不具合の種類の情報を、予めコード化された複数の不具合の種類のうちから選択した不具合の種類に対応するコードとして受信し、移動体の現在位置情報を、数値形式で受信する請求項1に記載の移動体向けサービス仲介システム。
  3. 移動体に、移動体情報を送信する移動体送信装置と、サービス仲介センタから送信された、前記、選択されたサービスステーションに関する情報を受信する移動体受信装置と、この情報を運転者に伝達する表示装置とを設けるとともに、移動体の走行可能距離を推定する走行可能距離推定手段、移動体の不具合を検知する不具合センサ、移動体の位置を検知する現在位置センサ、および、少なくともこれらのセンサからの信号に基づいて、送信すべき移動体情報を決定し、移動体送信装置に、この移動体情報と送信指令信号とを出力する移動体処理装置を具えてなる請求項1もしくは2に記載の移動体向けサービス仲介システム。
  4. 前記現在位置センサを、車両用ナビゲータに設けるとともに、この車両用ナビゲータに、選択されたサービスステーションの位置に関する情報をマップ情報として表示させてなる請求項3に記載の移動体向けサービス仲介システム。
  5. 前記サービス仲介センタの前記処理装置は、移動体に提供する情報の対価として、要求サービスの種類に応じて、移動体に課金する請求料金を算出する課金処理を行うものとし、この課金処理は、登録された移動体に情報提供後、所定の時間内の、仲介に基づくこの移動体へのサービスの提供の有無により、それぞれ、この請求料金を、前記サービスを提供したサービスステーションの預金口座もしくは前記サービスを受けた移動体に対応して定めた口座からオンラインで引き落とすものとする請求項1〜4のいずれかに記載の移動体向けサービス仲介システム。
  6. 記憶装置に記憶するサービスステーション情報は、移動体の運転者の、提供されたサービスについての評価結果を含み、移動体に送信する、選択されたサービスステーションの情報は、この評価結果もしくは評価結果より導かれるコメントを含む請求項1〜5のいずれかに記載の移動体向けサービス仲介システム。
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