JP3939728B2 - セグメント用継手構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シールドトンネルの覆工用として使用されるコンクリート中詰め型鋼製セグメント等のセグメントどうしを接合するセグメント用継手構造に関するものである。
従来、この種のセグメント用継手構造として、セグメントにその一端側の接合面から他端側の接合面に向けて軸方向に延長して埋設したシース管内に、長尺の六角ボルトの頭部にねじ孔を形成した締結部を設けたカプラを六角ボルトと一直線状にして接続してなるボルトユニットを、前記軸方向に抜き出し不可能に配設し、軸方向に隣接するセグメントどうしを接合する際に、一方のセグメントに配置された前記ボルトユニットにおける前記締結部のねじ孔に、他方のセグメントに配置され一端側の接合面から突き出されている前記六角ボルトの雄ねじ部を導いた後、他方のセグメント側のボルトユニットのカプラを回転させて前記雄ねじ部を前記ねじ孔に螺合させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−317496号公報
前記セグメント用継手構造においては、セグメントの接合面側から前記ボルトユニットのカプラを回転させることにより、前記六角ボルトの雄ねじ部とカプラのねじ孔を螺合させてセグメントを接合することができ、セグメントの内面側からナットにボルトを螺合させて接合端部どうし締結するセグメント用継手構造のように、セグメント内面に前記締結操作をするためのボルトボックスを必要としないので、セグメントの内面を平滑にすることができ、美観を損なうことなく、セグメントを能率良く製造することができる利点がある。 しかしながら、前記ボルトユニットの六角ボルトは、セグメントの軸方向の全長に近似する長尺であるため、雄ねじ部をカプラのねじ孔に螺合し難いうえ、螺合して抵抗が増した場合、回転方向の撓みが生じることにより、締結部における増し締めを十分に行うことができず、セグメントどうしの接合強度を適切に得ることができないおそれがある。
また、前記六角ボルトは、雄ねじ部がセグメントの接合面から突き出しているため、セグメントを運搬する際や接合操作をする際に前記雄ねじ部を損傷するおそれがあり、損傷を避けるためにセグメントの接合操作を慎重に行わざるを得ず、作業能率が低下する不満がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、セグメント締結部における増し締めを適切に行うことができ、トンネルの覆工作業を能率的に行うことができるセグメント用継手構造を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係るセグメント用継手構造は、トンネルの軸方向に隣接する一対のセグメントどうしを、それらの軸方向の端部に設けた接合プレートを突き合わせて各接合プレートに設けたボルト挿通孔に挿通したボルトにナットを螺合して締結することにより接合するセグメント用継手構造であって、
一方のセグメントには、前記ナットが、一端側の接合プレートの内側に、前記ボルト挿通孔に軸線を一致されかつ回転を阻止された状態で支持され、他方のセグメントには、前記ボルトの頭部を挿通可能なガイドパイプが、一端側の接合プレートの内側に基端部を固定されて、先端部を他端側の接合プレートの内側の近接部まで前記軸方向に延長され、かつ他端側の接合プレートの前記ボルト挿通孔に軸線を一致されて設けられており、他方のセグメントの一端側の接合プレートに設けられて前記ガイドパイプ内に連通する前記ボルトの頭部を挿通可能なボルト穴から挿入され、前記ガイドパイプを通して前記各ボルト挿通孔に挿通された前記ボルトが、前記ナットに螺合されてなることを特徴としている。
請求項2に係るセグメント用継手構造は、請求項1に記載のセグメント用継手構造において、前記他方のセグメントにおける他端側の接合プレートの内側に、前記ガイドパイプの先端側外周に嵌合されて該ガイドパイプを軸方向に相対移動可能に案内支持するガイドリングが固定されていることを特徴としている。
請求項3に係るセグメント用継手構造は、請求項1または2に記載のセグメント用継手構造において、前記ボルトの頭部の外周には、前記ガイドパイプの穴部に嵌合されて、前記ボルトを前記ボルト挿通孔に軸線を合わせて挿通させるボルトホルダが装着されていることを特徴としている。
請求項4に係るセグメント用継手構造は、請求項1〜3のいずれかに記載のセグメント用継手構造において、前記各セグメントの他端側の接合プレートには、前記ガイドパイプに対してセグメントの周方向に位置をずらして前記ボルト挿通孔が設けられており、各セグメントの両側におけるセグメント締結部がセグメントの周方向における位相をずらして配置されていることを特徴としている。
請求項5に係るセグメント用継手構造は、請求項1〜3のいずれかに記載のセグメント用継手構造において、前記各セグメントの一端側の接合プレートには、前記ガイドパイプの基端部内に前記ナットが着脱可能に固定され、各セグメントの両側におけるセグメント締結部がセグメントの周方向における位相を一致させて一直線上に配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、以下の優れた効果を奏する。
すなわち、請求項1に係るセグメント用継手構造によれば、隣接する一対のセグメントどうしを軸方向に突き合わせて接合する場合、他方のセグメントの一端側の接合プレートのボルト穴からガイドパイプ内にボルトを挿入し、該ボルトを締付け工具を用いて前記ガイドパイプに沿って押送することにより、ボルトのねじ部を、接合される各接合プレートのボルト挿通孔を通過させて、一方のセグメントにおける他端側の接合プレートに支持されたナットのねじ孔まで確実に誘導させることができるので、前記ナットに対する前記ボルトの螺合を円滑、迅速に行うことができ、セグメントどうしの接合作業すなわちトンネルの覆工作業を能率的に行うことができる。
また、セグメントの接合プレートを締結する前記ボルトは、一対の接合プレートをナットと共に挟み付けるに必要な長さの短尺のもので足り、従来のセグメント用継手構造の六角ボルトのように長尺なものを使用する必要がないので、セグメント締結部においてナットにボルトを螺合して抵抗が増した場合であっても、ボルトは回転方向の撓みが殆ど生じることがなく、前記セグメント締結部の増し締めを適切に行うことができ。
また、請求項2に係るセグメント用継手構造によれば、ガイドパイプが一端側の接合プレートとガイドリングとによって両端支持されることにより、ガイドパイプの軸線方向をボルト挿通孔の軸線に一致した状態を確実に維持させることができるので、ガイドパイプによるボルトのボルト挿通孔への案内移動を円滑、確実に行うことができる。また、セグメントをトンネルの曲線部に用いる場合、該曲線部の内側から外側に順に配置される各セグメントでは、両端の接合プレート間の距離が少しずつ異なるが、前記ガイドパイプの先端部と前記ガイドリングとの嵌合部におけるそれらの軸方向の重なり量を調節することにより、両端の接合プレート間の距離の変化に容易に対応させて前記曲線部用セグメント製造することができる。
また、請求項3に係るセグメント用継手構造によれば、ボルトの頭部の外周に装着されたボルトホルダによって、前記ボルトがその軸線をガイドパイプの軸線に確実に一致された状態として該ガイドパイプ内を案内移動されるので、前記ボルトのねじ部を一層確実に前記ボルト挿通孔を通してナットのねじ孔まで誘導させることができる。
また、請求項4に係るセグメント用継手構造によれば、複数のセグメントを軸方向に順次接合する場合、一対のセグメントどうしの接合が終了する毎に、ナットを次のセグメントの締結部の接合プレートに装着させる必要がなく、セグメントの接合作業を円滑、かつ迅速に行うことができる。
また、請求項5に係るセグメント用継手構造によれば、複数のセグメントにおけるセグメント締結部のボルト、ナットの螺合、締め付け作業がセグメントの周方向における同一位置で行えるので、前記作業を常に同一姿勢で楽に行うことができると共に、前記締結部における締め付け力がセグメントの軸方向の一直線上に整列するので、各セグメントの接合プレートに不都合な応力が作用するのを可及的に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係るセグメント用継手構造について添付図面を参照して説明する。
図1〜図3において、1は本発明の一実施の形態に係るセグメント用継手構造Aによって接合される円弧状のコンクリート中詰め型鋼製セグメント(以下、単に「セグメント」という)である。このセグメント1(1a,1b)は、円弧状のスキンプレート2と、該スキンプレート2の軸方向(トンネルの軸方向)の両端部に固定されてスキンプレート2に直交させて設けた主桁板(接合プレート)3a,3bと、前記スキンプレート2の円弧方向(周方向)の両端部に固定され、円弧の中心方向に向けて設けられた継手板4,4と、前記スキンプレート2の内側にそれと平行に配置され、前記主桁板3a,3bと継手板4,4に接合された合成樹脂製パネル5とを備えている。
前記一方のセグメント1aには、その一端側の主桁板3aに、セグメント締結用のボルトの軸部を挿通可能なボルト挿通孔6と前記ボルトの頭部を挿通可能なボルト穴7とがセグメント1aの円弧方向に位置をずらして設けられている。また、他端側の主桁板3bに、前記ボルト挿通孔6がセグメント1aの軸方向において前記ボルト穴7の軸線と一致させて設けられている。前記一端側の主桁板3aの接合面と反対側の面(内側)には、前記ボルト挿通孔6に軸線を一致させた六角ナット(ナット)8が、ナットホルダ9によって軸回りの回転を阻止されて支持されている。前記ナットホルダ9は、前記六角ナット8が丁度嵌入し得る六角穴9aを一端側に有し、他端側に向かって六角穴9aより小径の円形穴9b、該円形穴9bより小径のねじ孔9cを順次階段状に設けたホルダ本体9dと、該ホルダ本体9dの一端側の外周に一体に設けたフランジ9eと、前記ホルダ本体9dの外周に直径方向に向けて一体に設けたリブ9fとを備えている。
そして、前記ナットホルダ9は、前記フランジ9eの前面を主桁板3aの内側に当設されて外周部を該主桁板3aに溶接、接着剤等により固着され、前記六角穴9a内に嵌入された六角ナット8の軸回りの回転を阻止し、軸方向への若干の移動を許容している。
また、前記主桁板3aの内側には、前記ボルト穴7と同径でセグメント締結用ボルトのの頭部を挿通可能な穴部13aを有するガイドパイプ13が、軸線を他端側の主桁板3bのボルト挿通孔6とボルト穴7の軸線に一致させた状態で、基端部(主桁板3a側の端部)を取付リング14を介して固定されている。取付リング14は、円筒部14aの一端部にフランジ14bを設けた一体物として形成され、円筒部14aに前記ガイドパイプ13の基端部を嵌入して固着させ、フランジ14bを主桁板3aに溶接、接着剤等によって固定されている。
前記ガイドパイプ13は、その先端部が他端側の主桁板3bの内側との間に若干の隙間Eをあけられる近接部に達するまで前記軸方向に延長されている。そして、前記主桁板3bには、前記取付リング14と略同様に形成されたガイドリング16が、フランジ16bを介して溶接、接着剤等によって固定されている。さらに、前記ガイドパイプ13の先端側はガイドリング16の円筒部16aに所定長さにわたって嵌合され、ガイドパイプ13はガイドリング16に対して軸方向に相対的に移動可能となっている。なお、ガイドリング16の円筒部16aの先端側の内周部にはガイドパイプ13と円筒部16aとの嵌合部を液密にするOリング15が装着されている。
なお、前記一方のセグメント1aと隣接して接合される他方のセグメント1bは、一端側の主桁板3aのボルト穴7およびガイドパイプ13と他端側の主桁板3bのボルト挿通孔6およびガイドリング16とが、それらの軸線を、一方のセグメント1aの前記六角ナット8を配置したボルト挿通孔6の軸線上に一致させて設けられ、一端側の主桁板3aのボルト挿通孔6と六角ナット8とが、それらの軸線を、一方のセグメント1aの一端側の主桁板3aのボルト穴7とガイドパイプ13、他端側の主桁板3bのボルト挿通孔6とガイドリング16の軸線上に一致させて設けられている。すなわち、他方のセグメント1bの構成は、前記ボルト挿通孔6,ボルト穴7、六角ナット8、ボルトホルダ9、ガイドパイプ13、ガイドリング16の主桁板3a,3bに対する配置関係を、一方のセグメント1aにおけるものに対して、セグメント1a,1bの円弧方向において逆にした構成とされている。しかし、前記各部、各部材の構成は同一であるので、同一の構成部分には同一の符号を付してそれらについの説明は省略する。
一方と他方のセグメント1a,1bにおける主桁板3a、3bの接合面においては、一方のセグメント1aの主桁板3aのボルト挿通孔6と他方のセグメント1bの主桁板3bのボルト挿通孔6とが軸線を一致させて連通しており、他方のセグメント1bのガイドパイプ13の先端側の穴部13aに位置された六角穴付ボルト(ボルト)17が、その軸部17aに弾性座金wを装着して該軸部17aを前記各ボルト挿通孔6,6に挿通させて、軸部17aの先端側のねじ部17bを、前記ナットホルダ9で主桁板3aに支持された前記六角ナット8に螺合され、六角穴付ボルト17と六角ナット8で各主桁板3a,3bを締め付けることによってセグメント1a,1bどうしが接合されるようになっている。前記六角穴付ボルト17の円筒状の頭部17dにはガイドパイプ13の穴部13aに滑合されるボルトホルダ18が装着されている。該ボルトホルダ18は、前記六角穴付ボルト17の頭部17dの軸方向の長さより2倍以上長い薄肉の円筒状部材で構成され、その後端部には、自由端側を外周側に僅かに開き勝手に付勢された複数の突起18aが周方向に間隔をあけて複数設けられている(図7(a)(b)を参照)。前記突起18aの付勢力によってボルトホルダ18がガイドパイプ13の穴部13aに密着され、前記六角穴付ボルト17(軸部17a)がその軸線をガイドパイプ13の軸線に合わせて水平を保った状態で、ガイドパイプ13の軸方向と周方向に滑動されるようになっている。
なお、前記取付リング14は、円筒部14aとフランジ部14bとを一体物として形成せずに、図4に示すように、別体物として形成して、それらを溶接等によって一体に結合してもよい。前記ガイドパイプ13は取付リング14を介して各セグメント1a,1bの一端側の主桁板3a,3aに固定する代わりに、図4に示すように、ガイドパイプ13の基端部を各主桁板3a,3aのボルト穴7,7に挿入してそれらの主桁板3a,3aに直接固着するようにしてもよい。このようにすると部品点数を少なくすることができる。
なお、前記スキンプレート2、主桁板3、継手板4、合成樹脂製パネル5で囲まれた空間には、コンクリートが充填されて硬化されている。
次に、前記構成の実施の形態に係るセグメントの継手構造Aによって隣接して接合される一方のセグメント1aと他方のセグメント1bとを接合する方法を図6、図7を参照して説明する。
先ず、トンネルの坑口側に覆工済みの一方のセグメント1aに対して、他方のセグメント1bを羽口側から接近させて、一方のセグメント1aの一端側の主桁板3aのボルト挿通孔6と他方のセグメント1bの他端側の主桁板3bのボルト挿通孔6との位置合わせをしてから、両主桁板3a,3bの接合面を当接させる。
しかる後に、軸部17a弾性座金wを装着し頭部17dにボルトホルダ18を装着した六角穴付ボルト17を、他方のセグメント1bのボルト穴7からガイドパイプ13の穴部13aに挿入し、締め付け工具19を用いてガイドパイプ13内を前記ボルト挿通孔6、6に向けて押送する(図6(a)参照)。前記六角穴付ボルト17の先端の延長軸部17cが前記ボルト挿通孔6,6と前記六角ナット8を通過すると、六角穴付ボルト17のねじ部17bが六角ナット8のねじ孔8aに係合する。ここで、前記締め付け工具19の先端の六角軸部19aを、六角穴付ボルト17の頭部17dの六角穴17eに嵌入させた状態で、ハンドル19aを前記六角ナット8側に押しながら回転させると、六角穴付ボルト17のねじ部17bが六角ナット8のねじ孔8aに螺合されていくので、六角穴付ボルト17の頭部17dの先端面17fが弾性座金wを介して主桁板3bの内側面に当接した後、増し締めを行う(図6(b)参照)。この後、前記締め付け工具19をガイドパイプ13内から抜き出して、セグメントの接合作業が終了する。
前記セグメント1a,1bの接合後は、前記六角ナット8と六角穴付ボルト17とによるセグメント締結部Xにおいては、前記弾性座金wが六角穴付ボルト17の頭部17dと一端側の主型板3aとの間に介在されているので、セグメント1a,1bに振動が生じても、六角穴付ボルト17と六角ナット8との螺合部が緩むことがないと共に、トンネル覆工体が撓んでも、その撓みに柔軟に対応してセグメント締結部Xに不都合な応力が作用するのを防止することができる。前記弾性座金wは必須ではないが設けるのが好ましい。
なお、前記締め付け工具19の軸部19bの外周部には、軸方向に離間した二箇所に前記ガイドパイプ13の穴部13aに滑合して、前記軸部19bをガイドリング13の軸線に合わせる調心部材19cが装着されている。
前記セグメントの接合作業において、前記ガイドパイプ13の穴部13aに沿って前記六角穴付ボルト17を締め付け工具19で押送する際は、図7(a)に示すように、六角穴付ボルト17の頭部17dの外周に装着されたボルトホルダ18によって、前記六角穴付ボルト17が、その軸線をガイドパイプ13の軸線に確実に一致されて水平を保った状態とされてガイドパイプ13内を案内移動されるので、六角穴付ボルト17のねじ部17bを確実に前記ボルト挿通孔6,6を通して前記六角ナット8のねじ孔8aまで誘導させることができる。前記ボルトホルダ18は軸方向の長さをなるべく長くし、先端側を六角穴付ボルト17の頭部17dの先端面17fより前方へ張り出して六角穴付ボルト17の重心位置側へ寄せて装着しておき、先端縁が前記主桁板3bの内側に当接したときは、その位置に止まり、六角穴付ボルト17の頭部17dのみがボルトホルダ18に対して滑って前進するようにしてもよい。
なお、六角穴付ボルト17の頭部17dにボルトホルダ18を装着しない場合は、図7(c)に示すように、六角穴付ボルト17は、その先端側に重心が寄っているために、該先端側が下がってねじ部17bがガイドパイプ13の内孔3aの底部に接触した状態でボルト挿通孔6側へ移動するので、先端の延長部17cがボルト挿通孔6の位置に至ったとき、前記延長部17cがボルト挿通孔6の角に当接して軸部17aをボルト挿通孔6内に挿入させることができなくなって、前記六角ナット8への六角穴付ボルト17のを螺合を円滑に行えないおそれがある.
前記のように、実施の形態に係るセグメントの継手構造Aは、トンネルの軸方向に隣接する一対のセグメント1a,1bどうしを、それらの軸方向の端部に設けた主桁板3a,3bを突き合わせて各主桁板3a,3bに設けたボルト挿通孔6,6に挿通した六角穴付ボルト17に六角ナット8を螺合して締結することにより接合するセグメント用継手構造であって、一方のセグメント1aには、前記六角ナット8が、一端側の主桁板3aの内側に、前記ボルト挿通孔6に軸線を一致されかつ回転を阻止された状態で支持され、他方のセグメント1bには、前記六角穴付ボルト17の頭部17dを挿通可能なガイドパイプ13が、一端側の主桁板3aの内側に基端部を固定されて、先端部を他端側の主桁板3bの内側の近接部まで前記軸方向に延長され、かつ他端側の主桁板3bの前記ボルト挿通孔6に軸線を一致されて設けられており、他方のセグメント1bの一端側の主桁板3aに設けられて前記ガイドパイプ13内に連通する前記六角穴付ボルト17の頭部17dを挿通可能なボルト穴7から挿入され、前記ガイドパイプ13を通して前記各ボルト挿通孔6,6に挿通された前記六角穴付ボルト17が、前記六角ナット8に螺合された構成とされている。
したがって、実施の形態に係るセグメントの継手構造Aによれば、隣接する一対のセグメント1a,1bどうしを軸方向に突き合わせて接合する場合、他方のセグメント1bの一端側の主桁板3aのボルト穴7からガイドパイプ13内に六角穴付ボルト17を挿入し、該六角穴付ボルト17を締付け工具19を用いて前記ガイドパイプ13に沿って押送することにより、六角穴付ボルト17のねじ部17bを、接合される各主桁板1a,1bのボルト挿通孔6、6を通過させて、一方のセグメント1aにおける一端側の主桁板3aに支持された六角ナット8のねじ孔8aまで確実に誘導させることができるので、前記六角ナット8に対する前記六角穴付ボルト17の螺合を円滑、迅速に行うことができ、セグメント1a,1bどうしの接合作業、すなわちトンネルの覆工作業を能率的に行うことができる。
また、セグメント1a,1bの主桁板3a,3bを締結する前記六角穴付ボルト17は、一対の主桁板3a,3bを六角ナット8と共に挟み付けるに必要な長さの短尺のもので足り、従来のセグメント用継手構造の六角ボルトのように長尺なものを使用する必要がないので、セグメント締結部Xにおいて六角ナット8に六角穴付ボルト17を螺合して抵抗が増した場合であっても、六角穴付ボルト17は回転方向の撓みが殆ど生じることがなく、前記セグメント締結部Xの増し締めを適切に行うことができる。
また、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造Aによれば、他方のセグメント1bにおける他端側の主桁板3bの内側に、前記ガイドパイプ13の先端側外周に嵌合されて該ガイドパイプ13を軸方向に相対移動可能に案内支持するガイドリング16が固定された構成とされているので、ガイドパイプ13が一端側の主桁板3aとガイドリング13とによって両端支持されることにより、ガイドパイプ13の軸線方向をボルト挿通孔6,6の軸線に一致した状態を確実に維持させることができるため、ガイドパイプ13による六角穴付ボルト17のボルト挿通孔6への案内移動を円滑、確実に行うことができる。また、セグメント1a,1bをトンネルの曲線部に用いる場合、該曲線部の内側から外側に順に配置される各セグメントでは、両端の主桁板3a,3bの距離が少しずつ異なるが、前記ガイドパイプ13の先端部と前記ガイドリング16との嵌合部におけるそれらの軸方向の重なり量を調節することにより、両端の主桁板3a,3b間の距離の変化に、ガイドパイプ13の長さを変更しなくても容易に対応させて前記曲線部用セグメント製造することができる。
さらに、前記六角穴付ボルト17の頭部17dの外周には、前記ガイドパイプ13の穴部13aに嵌合されて、前記六角穴付ボルト17を前記ボルト挿通孔6に軸線を合わせて挿通させるボルトホルダ18が装着された構成とされているので、該ボルトホルダ18によって、前記六角穴付ボルト17がその軸線をガイドパイプ13の軸線に確実に一致された状態として該ガイドパイプ13内を案内移動されるので、前記六角穴付ボルト17のねじ部17bを一層確実に前記ボルト挿通孔6を通して六角ナット8のねじ孔8aまで誘導させることができる。
次に、図8は他の実施の形態に係るセグメント用継手構造を示す。この実施の形態に係るセグメント用継ぎ手構造Bは、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造Aが、各セグメント1a,1bの両側における六角ナット8と六角穴付ボルト17とによるセグメント締結部Xを、各セグメント1a,1bの円弧方向(周方向)における位置(位相)をずらした配置とされているのに対して、各セグメント1a,1bの両側におけるセグメント締結部Yを、各セグメント1a,1bの円弧方向(周方向)における位相を一致させてトンネルの軸方向に沿って一直線上に配置されている点において、前記セグメント用継手構造Aと相違している。
すなわち、隣接して接合される一対のセグメント1a,1bは同一の構成とされ、前記ガイドパイプ13を一端側の主桁板3aに固定する取付リング14が、別体に形成された円筒部14aとフランジ14bとを溶接等により結合して構成され、該取付リング14の内側に雌ねじ7aを設けられている。そして、六角穴(ボルト挿通孔)6Aとこれに連通したねじ孔8aを設けたナット8Aが、一端側の主桁板3aのボルト穴7Aを通して前記取付リング14の雌ねじ7aに螺合されることにより、前記ガイドパイプ13基端部にナット8Aが着脱可能に固定された状態となっている。その他の構成は、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造Aと同一であるので、同一の構成部分には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
この実施の形態に係るセグメント用継手構造Bにおいては、セグメントどうしを接合する場合に、他方のセグメント1bの一端側の主桁板3aに固定した取付リング14の雌ねじ7aに前記ナット8Aが螺着されていない状態で、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造Aの場合と同様に、ボルト穴7Aから前記六角穴付ボルト17と弾性座金wを取付リング14内を経てガイドパイプ13に挿入し、ガイドパイプ13に沿って移動させ、一方のセグメント1aの主桁板3aに支持されている前記ナット8Aに螺合させた後に、他方のセグメント1bの一端側の主桁板3aに固定した取付リング14の雌ねじ7aに前記ナット8Aを螺着、支持させて、順次、セグメントを接合するようになっている。
なお、前記ナット8Aの雌ねじ7aへの螺合は、ナット8Aをその外端部に設けた前記六角穴6Aに工具を挿入して回すことにより行う。
この実施の形態に係るセグメント用継手構造Bにおいても、前記実施の形態に係る継手構造Aと同様な作用効果を奏するほかに、複数のセグメント1a,1bにおけるセグメント締結部Yの六角穴付ボルト17と六角ナット8Aの螺合、締め付け作業がセグメント1a,1bの周方向における同一位置で行えるので、前記作業を常に同一姿勢で楽に行うことができると共に、前記セグメント締結部Yにおける締め付け力がセグメント1a,1bの軸方向の一直線上に整列するので、各セグメントの主桁板3a,3bに不都合な応力が作用するのを可及的に防止することができる。また、各セグメント1a,1bを同一の構造とすることができ、セグメントの製作が容易である。
なお、前記ナット8Aは、取付リング14に設けた雌ねじ7aに螺合して外取付リング14を介してガイドパイプ13に着脱可能に固定されているが、これに代えて、厚肉のガイドパイプ13を使用する場合には、図9に示すように、ガイドパイプ13自体の端部に雌ねじ7aを設けてこれにナット8Aを螺合させるようにしてもよい。また、図10に示すように、厚肉のガイドパイプ13の基端部を一端側の主桁板3aのボルト穴7Aに挿入して、前記取付リング14を介さずに直接ガイドパイプ13を主桁板3aに溶接等により固定し、該ガイドパイプ13に設けた雌ねじ7aに前記ナット8Aを螺合させるようにすることもできる。
なお、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造Aのように、セグメント締結部Xを、各セグメント1a,1bの円弧方向(周方向)における位相をずらした配置とされた構成とした場合、実施の形態に係るセグメント用継手構造Bのように、複数のセグメントを軸方向に順次接合する際、一対のセグメント1a,1bどうしの接合が終了する毎に、六角ナット8Aを次のセグメント締結部Yの主桁板3aに装着させる必要がなく、セグメントの接合作業を円滑、かつ迅速に行うことができる。
なお、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造A,Bにおいては、前記六角穴付ボルト17の頭部17dにボルトホルダ18を装着して、六角穴付ボルト17がガイドパイプ13内でその軸線を水平に保ってボルト挿通孔6,6Aに挿入できるようにしたが、ボルトホルダ18を用いる代わりに、図7(a)に鎖線で示すように、発泡スチロール、ウレタンゴム等からなる圧縮可能な弾性材料で形成され、前記ガイドパイプ13の穴部13aに滑合される外径を有する円筒状のスペーサSを、前記六角穴付ボルト17の軸部17aに装着するようにしてもよい。この場合には、六角穴付ボルト17を前記六角ナット8、ナット8Aに螺合して締め付けていくと、前記スペーサSが圧縮されて厚さを減じて前記六角ナット8,8Aに六角穴付ボルト17のねじ部17bが深く螺入され、その圧縮力を介して強力な締め付け力が得られるので、前記スペーサSのために、六角ナット8,8Aと六角穴付ボルト17とによる締結部の締付力が不足するおそれはない。前記スペーサSは扁平に圧縮されると、前記弾性座金wと同等な作用を果たすため、スペーサSを使用する場合には、前記弾性座金wを省略することができる。
また、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造A,Bにおいては、六角ナット8,ナット8Aに螺合させるボルトとして六角穴付ボルト17を使用したが、これに限らず、六角ボルトやその他の形式のボルトを使用することができる。また、前記実施の形態に係るセグメント用継手構造A,Bをコンクリート中詰め型鋼製セグメントを接合する場合に適用した例を示したが、本願発明は、これに限らず、コンクリートセグメントを接合プレートを介して接合する場合にも適用することができる。
本発明の一実施の形態のセグメント用継手構造を示す縦断面図である。 図1のイ矢視図である。 図1のロ−ロ矢視図である。 本発明の一実施の形態のセグメント用継手構造におけるガイドパイプの主桁板への固定構造の一例を示す縦断面図である。 同じくガイドパイプの主桁板への固定構造の他の例を示す縦断面図である。 同じくセグメント用継手構造におけるボルトのナットに対する締め付け手順を示す説明図である。 同じくセグメント用継手構造におけるボルトのボルト挿通孔への挿通過程を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態のセグメント用継手構造を示す縦断面図である。 同じくセグメント用継手構造におけるガイドパイプへのナットの装着構造の一例を示す縦断面図である。 同じくセグメント用継手構造におけるガイドパイプへのナットの装着構造の他の例を示す縦断面図である。
符号の説明
1、1a,1b コンクリート中詰め型鋼製セグメント(セグメント)
3a,3b 主桁板
6 ボルト挿通孔
6A 六角穴(ボルト挿通孔)
7,7A ボルト穴
7a 雌ねじ
8 六角ナット(ナット)
8A ナット
8a ねじ孔
9 ナットホルダ
13 ガイドパイプ
14 取付リング
16 ガイドリング
17 六角穴付ボルト(ボルト)
17a 軸部
17b ねじ部
17d 頭部
18 ボルトホルダ
19 締め付け工具
A,B セグメント用継手構造
X,Y セグメント締結部

Claims (5)

  1. トンネルの軸方向に隣接する一対のセグメントどうしを、それらの軸方向の端部に設けた接合プレートを突き合わせて各接合プレートに設けたボルト挿通孔に挿通したボルトにナットを螺合して締結することにより接合するセグメント用継手構造であって、
    一方のセグメントには、前記ナットが、一端側の接合プレートの内側に、前記ボルト挿通孔に軸線を一致されかつ回転を阻止された状態で支持され、他方のセグメントには、前記ボルトの頭部を挿通可能なガイドパイプが、一端側の接合プレートの内側に基端部を固定されて、先端部を他端側の接合プレートの内側の近接部まで前記軸方向に延長され、かつ他端側の接合プレートの前記ボルト挿通孔に軸線を一致されて設けられており、他方のセグメントの一端側の接合プレートに設けられて前記ガイドパイプ内に連通する前記ボルトの頭部を挿通可能なボルト穴から挿入され、前記ガイドパイプを通して前記各ボルト挿通孔に挿通された前記ボルトが、前記ナットに螺合されてなることを特徴とするセグメント用継手構造。
  2. 前記他方のセグメントにおける他端側の接合プレートの内側に、前記ガイドパイプの先端側外周に嵌合されて該ガイドパイプを軸方向に相対移動可能に案内支持するガイドリングが固定されていることを特徴とする請求項1に記載のセグメント用継手構造。
  3. 前記ボルトの頭部の外周には、前記ガイドパイプの穴部に嵌合されて、前記ボルトを前記ボルト挿通孔に軸線を合わせて挿通させるボルトホルダが装着されていることを特徴とする請求項1または2に記載のセグメント用継手構造。
  4. 前記各セグメントの他端側の接合プレートには、前記ガイドパイプに対してセグメントの周方向に位置をずらして前記ボルト挿通孔が設けられており、各セグメントの両側におけるセグメント締結部がセグメントの周方向における位相をずらして配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセグメント用継手構造。
  5. 前記各セグメントの一端側の接合プレートには、前記ガイドパイプの基端部内に前記ナットが着脱可能に固定され、各セグメントの両側におけるセグメント締結部がセグメントの周方向における位相を一致させて一直線上に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセグメント用継手構造。
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