JP3937304B2 - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶を用いて文字や画像を表示する液晶表示パネルの製造方法に関し、特に、シール材との接触による液晶材の汚染・劣化を低減した液晶表示パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶に電圧をかけると分子の向きが変わり光の透過率が変化することを利用した「液晶表示パネル」は、コンピュータ端末等の表示装置として適用されている。液晶表示パネルを用いたLCD(Liquid Crystal Display)は、CRT(Cathode Ray Tube)に比べると薄型で消費電力が小さいため、ノート型パソコンだけでなく、省スペースを重視したデスクトップ・パソコンでも利用されている。
液晶表示パネルは、液晶を2枚のガラス板の間に封入し、シャッタの役割をさせており、各画素をコントロールする透明電極(駆動素子)はガラス板上に配置されている。
【0003】
図10に、従来技術による液晶表示パネルの第1の構造例を示す。従来技術による液晶表示パネルは、第1の構成として、駆動素子基板1a、対向基板1b、配向膜4、液晶材5、ギャップ材6およびシール材7を備えるものである。
駆動素子基板1aは、液晶表示パネルを駆動するための透明電極が設けられたガラス基板である。対向基板1bは、透明電極と対応する位置にカラーフィルタ(R,G,B)が設けられたガラス基板である。配向膜4は、駆動電圧が印加されていない状態時に液晶材5の分子を所定の方向に整列させるための膜である。液晶材5は、結晶構造をとる液体であり、駆動電圧が印加されていない状態では、配向膜4によって所定の方向に整列させられているが、透明電極から駆動電圧が印加されると電界に沿って並び方が変化する。ギャップ材6は、駆動素子基板1aと対向基板1bとの間隔を所定の距離に保つための部材であり、スペーサともいう。シール材7は、液晶材5を表示領域に密封し、外に流出することを防止する部材である。
図11および図12に示すように、この液晶表示パネルは、
(1)駆動素子基板1aには、表示領域の外周にシール材7を塗布し、表示領域に配向膜4を配置し、液晶材5を滴下する。
(2)対向基板1bには、表示領域に配向膜4を配置し、ギャップ材6を散布する。
(3)真空中で駆動素子基板1aおよび対向基板1bを重ねあわせ、シール材7を硬化させる。
ことにより形成される。なお、シール材7は対向基板1b側に塗布する場合もある。
【0004】
また、図13に従来技術による液晶表示パネルの第2の構造例を示す。従来技術による液晶表示パネルは、第2の構成として、駆動素子基板1a、対向基板1b、配向膜4、液晶材5、ギャップ材6、シール材7および封止材8を有する。封止材8は、液晶排出口3を封鎖する部材であり、UV硬化性樹脂等が適用される。
図14、図15および図16に示すように、この液晶パネルは、
(1)駆動素子基板1aには、液晶排出口3が形成されるように表示領域の外周にシール材7を塗布し、表示領域に配向膜4を配置し、この内側に液晶材5を滴下する。
(2)対向基板1bには、表示領域に配向膜4を配置し、ギャップ材6を散布する。
(3)駆動素子基板1aおよび対向基板1bを大気中で加圧しながら貼り合わせ、余分な液晶材5を液晶排出口3から排出し、シール材7を硬化させる。
(4)液晶排出口3にUV硬化性樹脂等の封止材8を塗布し、硬化させて封止作業を行う。
ことにより形成される。第2の構造では、大気中で貼り合わせることが可能である。なお、シール材7は、対向基板1b側に塗布する場合もある。
【0005】
従来技術による液晶表示パネルは、上記第1または第2の構造例のいずれかの構造により形成されたものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術による液晶パネルの第1の構造では、真空中で駆動素子基板1aおよび対向基板1bを貼り合わせるため、減圧(真空引き)を行う必要があり、これに時間を要してしまう。さらに、必要量以上の液晶材5が排出される構造ではないため、液晶滴下量の精度が必要となる。
また、上記従来技術による液晶パネルの第2の構造では、液晶排出口3を封止する作業を行う必要がある。
さらに、従来技術による液晶パネルは第1の構造および第2の構造に共通して、シール材7と液晶材5とが直接接触するため、シール材7によって液晶材5の劣化や汚染が生じてしまう。さらに、駆動素子基板1aと対向基板1bとをシール材7により接着させるため、ギャップ材6の径にあった高さ分の量が必要となり、シール材7の使用量が多くなってしまうという問題があった。
【0007】
すなわち、従来技術による液晶表示パネルには、
(1)減圧に時間を要するため、液晶表示パネルの製造時に減圧工程がボトルネックとなる。
(2)液晶滴下量に高い精度が要求されるため、液晶表示パネルの製造時に液晶滴下工程がボトルネックとなる。
(3)封止工程を行う必要がある。
(4)シール材の使用量が多くなる。
(5)液晶材とシール材とが接触するため、液晶材が汚染・劣化する。
という問題があった。
【0008】
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、大気圧中で封止作業を行うことことなく形成でき、かつ、シール材の使用量を低減し、かつ液晶材の汚染・劣化を低減した液晶表示パネルの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、液晶層を形成する液晶に駆動電圧を印加する駆動素子基板と当該駆動素子基板に対向して配置された対向基板との間に、液晶層および当該液晶層を所定の厚みに保持するギャップ材とが配置された液晶表示パネルを製造する方法であって、駆動素子基板および対向基板のいずれか一方の表示領域の周縁に、少なくとも1つの液晶排出口が偏って配置された第1の凸部を形成する工程と、他方の基板の表示領域の周縁に第1の凸部を取り囲む第2の凸部を形成する工程と、液晶の分子を所定の方向に整列させる配向膜を駆動素子基板および対向基板の表示領域にそれぞれ配置する工程と、第2の凸部の突端に液晶を表示領域に封止するシール材を配置する工程と、第1の凸部が形成された基板の液晶排出口が配置されていない側の領域に液晶を滴下する工程と、第1の凸部の液晶排出口が配置されていない側から駆動素子基板と対向基板とを貼り合わせ、所定量以上の液晶を液晶排出口から排出させる工程と、駆動素子基板および対向基板を全面に渡って加圧しつつシール材を硬化させる工程とを有することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法を提供するものである。本発明の第の態様によれば、液晶とシール材とを接触させずに液晶表示パネルを形成できるため、液晶が汚染・劣化することがない。また、第2の凸部の突端のみにシール材を配置することにより、シール材の使用量を低減できる。さらに、液晶排出口から液晶を排出させながら貼り合わせることにより、液晶滴下量の精度を高くする必要がない。また、表面張力を利用して液晶を表示領域に拡散できるため、減圧を行う必要がない。さらに、駆動素子基板および対向基板を貼り合わせ終えると同時に、第2の凸部によって液晶排出口を塞ぐことができるため、封止作業を行う必要がない。
上記本発明の第の態様においては、第1の凸部を形成する工程において、少なくとも1つの液晶排出口を表示領域のコーナーの近傍に配置することが好ましい。このようにすれば、表示領域のコーナー部に空気が残存してしまうことがない。また、以上の各構成において、第1および第2の凸部が、フォトエッチングによって形成されることが好ましい。このようにすれば、第1および第2の凸部を均一な高さに容易に形成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態による液晶表示パネルの構造を示す。本実施形態による液晶表示パネルは、駆動素子基板1a、対向基板1b、凸部2a,2b、配向膜4、液晶材5、ギャップ材6およびシール材7を有する。
駆動素子基板1aは、液晶表示パネルを駆動するための透明電極が設けられたガラス基板である。対向基板1bは、透明電極と対応する位置にカラーフィルタ(R,G,B)が設けられたガラス基板である。凸部2a,2bは、感光性樹脂膜を露光および現像すること等により表示領域の周囲に形成される。すなわち、凸部2a,2bはフォトエッチングによって形成することが好ましい。なお、感光性樹脂膜としては、感光性ネガ型アクリル樹脂が好ましい。配向膜4は、駆動電圧が印加されていない状態時に液晶材5の分子を所定の方向に整列させるための膜である。液晶材5は結晶構造をとる液体であり、駆動電圧が印加されていない状態では配向膜4によって所定の方向に整列させられているが、透明電極から駆動電圧が印加されると電界方向に沿って整列する。ギャップ材6は、駆動素子基板1aと対向基板1bとの間隔を所定の距離に保つための部材であり、スペーサともいう。シール材7は、液晶材5を表示領域に密封し、外に流出することを防止する部材である。
駆動素子基板1aおよび対向基板1bには、配向膜4がそれぞれ配置される。駆動素子基板1aと対向基板1bとの間の空間は、液晶材5で満たされており、その間隔はギャップ材6によって一定に保たれている。駆動素子基板1aに設けられた凸部2aおよび対向基板1bに設けられた凸部2bは、液晶表示パネルの表示領域を取り囲んでおり、凸部2bと駆動素子基板1aとの間隙は、シール材7によって封止されている。液晶材5は凸部2aおよび2bにより表示領域内に密封されるため、液晶材5は表示領域から漏洩しない。
【0011】
図2に、本実施形態による液晶表示パネルの形成手順を示す。この手順を図3、図4および図5を用いて説明する。
駆動素子基板1a側の表示領域外周部には液晶排出口3が設けられた凸部2aを形成する。液晶排出口3は駆動素子基板1aの一方に(例えば、図3のように右側に)配置する。一方、対向基板1b側には、駆動素子基板1a側の凸部2aより外周が大きい凸部2bを形成する(ステップS101)。次に、駆動素子基板1aおよび対向基板1bの表示領域に配向膜4を塗布する(ステップS102)。
対向基板1bには、配向膜4を塗布した後、凸部2aの高さと直径が等しいギャップ材6を散布する(ステップS103)。次いで、凸部2bの突端にシール材7を配置する(ステップS104)。シール材7は、熱硬化性樹脂および紫外線硬化性樹脂のいずれを用いてもよい。図4に、凸部2b、配向膜4、ギャップ材6およびシール材7が配置された状態の対向基板1bを示す。
駆動素子基板1aには、配向膜4を塗布した後、表示領域内の液晶排出口3が配置されていない側(例えば、図3の場合は左側)に必要量以上の液晶材5を滴下する(ステップS105)。図3に、凸部2a、配向膜4および液晶材5が配置された状態の駆動素子基板1aを示す。
【0012】
図5に示すように、大気圧中にて駆動素子基板1aおよび対向基板1bを液晶が配置されている側(すなわち、液晶排出口3が配置されていない側)から除々に貼り合わせていき、余分な液晶材5を液晶排出口3から排出させながら貼り合わせる(ステップS106)。これにより液晶材5は、表面張力によって表示領域内に拡散する。駆動素子基板1aおよび対向基板1bが完全に貼り合わさったら、駆動素子基板1aおよび対向基板1bを全面に渡って上下から均一に加圧しながら、シール材7を加熱することあるいはシール材7に紫外線を照射することにより硬化させる(ステップS107)。
【0013】
本実施形態による液晶表示パネルは、液晶材5とシール材7とが直接接触する面積が小さいため、液晶材5の汚染・劣化を低減できる。さらに、減圧や封止処理を行う必要がなく液晶滴下量の精度を高める要求がないため、製造工程を高速化できることに加え、シール材7の使用量を低減できる。また、仮に凸部2aの外側に液晶材5が漏洩しても、凸部2bおよびシール材7により堰き止められるため、表示領域の外部まで液晶材5が流出することはない。
【0014】
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。
本実施形態による液晶パネルの断面は、図1に示した第1の実施形態と同様の構造である。ただし図6に示すように、本実施形態では、凸部2aに複数の液晶排出口3を形成する。また、本実施形態による液晶パネルの形成手順は、図2に示した第1の実施形態と同様の手順である。
【0015】
第1の実施形態と同様に(すなわち、図5のように)、液晶材5が配置された側から駆動素子基板1aおよび対向基板1bを貼り合わせていくと、図7に示すように液晶材5は表示領域の全面に拡散されていく。本実施形態では、液晶排出口3を複数設けたことにより、余分な液晶が表示領域の外部に速やかに排出されるため、すでに貼り合わせた部分に加わる圧力が低減される。
【0016】
本実施形態によれば、貼り合わせ速度を高速化できるとともに、液晶材5が凸部2aの外側に漏洩しにくくできる。仮に、凸部2aの外側に液晶材5が漏洩しても、凸部2bおよびシール材7により堰き止められるため、表示領域の外部まで液晶材5が流出することはない。
なお、液晶排出口3の大きさと数は液晶材5の材料や駆動素子基板1aと対向基板1bとの間隔等の条件に応じて、適宜変更すると良い。例えば、液晶材5の粘度が小さい場合は、液晶排出口3を大きくし、配置する数を少なくすることが好ましい。一方、液晶材5の粘度が大きい場合は、液晶排出口3を小さくし、配置する数を多くすることが好ましい。なお、本実施形態による液晶表示パネルは、必ずしも全ての液晶排出口3が同じ大きさである必要はなく、異なる大きさの液晶排出口3が設けられていても良い。
【0017】
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。本実施形態による液晶パネルは、図1に示した第1の実施形態と同様の構造である。ただし図8に示すように、本実施形態では、液晶排出口3を駆動素子基板1aの表示領域のコーナー部分に設ける。また、本実施形態による液晶表示パネルの形成手順は、図2に示した第1の実施形態と同様の手順である。
【0018】
第1の実施形態と同様に(すなわち、図5のように)、液晶材5が配置された側から駆動素子基板1aおよび対向基板1bを貼り合わせていくと、図9に示すように、液晶材5は表示領域の全面に拡散されていく。本実施形態では、表示領域のコーナー部に液晶排出口3を設けたため、この部分に空気が残存すること無く速やかに液晶材5が拡散する。
【0019】
本実施形態によれば、表示領域内の空気が速やかに排出されるため、製造工程を高速化できる。
【0020】
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、凸部2aおよび2bはそれぞれ上記各実施形態と逆の基板に設けてもよい。すなわち、駆動素子基板1aに凸部2bを設け、対向基板1bに凸部2aを設けてもよい。この場合は、対向基板1bに液晶材5を滴下した後に駆動素子基板1aおよび対向基板1bを貼り合わせることとなる。
また、上記各実施形態では、ギャップ材6を対向基板1b側に散布しているが、ギャップ材6を駆動素子基板1a側に散布してもよい。
さらに、液晶排出口3の数や位置は、図面に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、本発明によれば液晶表示パネルの品質を向上でき、液晶表示パネルの製造工程における作業時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を好適に実施した第1の実施形態による液晶表示パネルの構造を示す断面図である。
【図2】第1の実施形態による液晶表示パネルの形成手順を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施形態による液晶表示パネルを形成する駆動素子基板の接合面および断面を示す図である。
【図4】第1の実施形態による液晶表示パネルを形成する対向基板の接合面および断面を示す図である。
【図5】第1の実施形態による駆動素子基板および対向基板を貼り合わせる方法を示す図である。
【図6】本発明を好適に実施した第2の実施形態による液晶表示パネルを構成する駆動素子基板を示す図である。
【図7】第2の実施形態において、駆動素子基板および対向基板を貼り合わせる際の液晶材の状態を示す図である。
【図8】本発明を好適に実施した第3の実施形態による液晶表示パネルを構成する駆動素子基板を示す図である。
【図9】第3の実施形態において、駆動素子基板および対向基板を貼り合わせる際の液晶材の状態を示す図である。
【図10】従来技術による液晶表示パネルの第1の構造例を示す断面図である。
【図11】従来技術の第1の構造による液晶表示パネルを形成する駆動素子基板の接合面および断面を示す図である。
【図12】従来技術の第1の構造による液晶表示パネルを形成する対向基板の接合面および断面を示す図である。
【図13】従来技術による液晶表示パネルの第2の構造例を示す断面図である。
【図14】従来技術の第2の構造による液晶表示パネルを形成する駆動素子基板の接合面および断面を示す図である。
【図15】従来技術の第2の構造による液晶表示パネルを形成する対向基板の接合面および断面を示す図である。
【図16】従来技術の第2の構造による駆動素子基板および対向基板を貼り合わせる方法を示す図である。
【符号の説明】
1a 駆動素子基板
1b 対向基板
2a、2b 凸部
3 液晶排出口
4 配向膜
5 液晶材
6 ギャップ材
7 シール材
8 封止材

Claims (3)

  1. 液晶層を形成する液晶に駆動電圧を印加する駆動素子基板と当該駆動素子基板に対向して配置された対向基板との間に、前記液晶層および当該液晶層を所定の厚みに保持するギャップ材とが配置された液晶表示パネルを製造する方法であって、
    前記駆動素子基板および前記対向基板のいずれか一方の表示領域の周縁に、少なくとも1つの液晶排出口が前記表示領域の一部に偏って配置された第1の凸部を形成する工程と、
    他方の基板の表示領域の周縁に前記第1の凸部を取り囲む第2の凸部を形成する工程と、
    前記液晶の分子を所定の方向に整列させる配向膜を前記駆動素子基板および前記対向基板の表示領域にそれぞれ配置する工程と、
    前記第2の凸部の突端に前記液晶を前記表示領域に封止するシール材を配置する工程と、
    前記第1の凸部が形成された基板の前記液晶排出口が配置されていない側の領域に前記液晶を滴下する工程と、
    前記第1の凸部の液晶排出口が配置されていない側から前記駆動素子基板と前記対向基板とを貼り合わせ、所定量以上の液晶を前記液晶排出口から排出させる工程と、
    前記駆動素子基板および前記対向基板を全面に渡って加圧しつつ前記シール材を硬化させる工程とを有することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
  2. 前記第1の凸部を形成する工程において、前記液晶排出口の少なくとも1つを前記表示領域のコーナーの近傍に配置することを特徴とする請求項記載の液晶パネルの製造方法。
  3. 前記第1および第2の凸部を形成する工程において、前記第1および第2の凸部をフォトエッチングによって形成することを特徴とする請求項または記載の液晶表示パネルの製造方法。
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