JP3935311B2 - ティーバッグ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、お茶等の成分の抽出効果を高めるようにした平形又は三角錐状のティーバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のティーバッグは、内部に、緑茶、紅茶、コーヒー等が収容されたほぼ矩形平形又は三角錐型の袋体の上部に糸を結合し、その糸の先端に摘み用の紙片を取り付けたものである。しかし、従来のティーバッグでは、袋体を湯(又は水)に浸す際、袋体が湯に浮いてしまい、袋体の内部のお茶の成分が湯の中に浸透するまでに多くの時間がかかり、また、掻き回し、揉みだし等の操作が自由に行えないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、掻き回し、揉みだし等の操作が自由に行え、より抽出効果の高いティーバッグを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るティーバックは、お茶等を収容した袋体と、この袋体の上端部から袋体の内部に先端部が挿入されたスティックとを備え、前記袋体の上端部とスティックとは前記スティックに沿った所定長さ範囲にわたって全体的に又は2箇所以上で結合され、前記袋体は、それ自体で溶着可能な材料からなり、前記スティックの両側の前記スティックに沿う部分で袋体のみが溶着されることにより、前記スティックが前記袋体に対して結合され、前記スティックは、前記袋体に対して前記スティックに沿ってスライド可能に結合され、前記スティックの先端部には、前記袋体に対する前記スティックの引き抜き方向の移動を規制する突起又は凹凸からなるストッパが形成されていることを特徴とする。
【0005】
本発明によれば、袋体の上端部にスティックが結合され、しかもスティックは、袋体に対して所定長さ範囲にわたって全体的に又は2箇所以上で結合されているので、袋体を湯又は水に浸した状態でも、袋体はスティックに安定に保持されて浮き上がることがない。このため、袋体の掻き回しや揉みだしといった操作が容易になり、成分の抽出効果を更に高めることが出来る。
【0006】
また、本発明においては、袋体が、それ自体で溶着可能な材料からなり、前記スティックの両側のスティックに沿う部分で袋体のみが溶着されることにより、スティックが袋体に対して結合される。このような構成であると、スティックが溶着可能な材料である必要が無くなるので、スティックの素材がポリプロピレン等に限定されず、紙、竹、木等の環境保護に適した材料を用いることも可能になる。
【0007】
また、本発明においては、スティックが、袋体に対してスティックに沿ってスライド可能に結合され、スティックの先端部には、前記袋体に対する前記スティックの引き抜き方向の移動を規制する突起又は凹凸からなるストッパが形成されている。このような構成であると、使用前の状態ではスティックを袋体の奥まで挿入することにより、全体的な長さを短くして包装材の使用量を節約でき、使用時にはスティックを袋体から規制位置まで引き抜くことで、掻き回し操作に支障のない十分な長さに固定することができる。
【0008】
なお、その際、スティックに沿った所定長さの範囲に、スティックに沿う方向に溶着部、非溶着部及び溶着部が形成され、スティックが、引き抜き時にストッパが前記非溶着部にはまり込むことにより、その位置が規制されるものであると、使用時にスティックが確実に固定されて安定した操作が可能になる。
【0009】
また、スティックの引き抜き方向の位置が規制された状態で、スティックの先端部が袋体のほぼ中央まで延びている状態となるように、スティックの長さ、袋体との関係位置等を設定すると、掻き回し操作時に、スティックの先端で袋体の内面を外側に押し出して、袋体の内部に十分な空間を作り出すことができるので、内部に収容されたお茶葉等を効果的に膨潤させることができる。
【0010】
本発明の更に他の好ましい形態においては、前記スティックが、前記袋体に対して前記スティックに沿ってスライド可能に結合され、且つ前記スティックの先端部がT字型に形成されている。このように、スティックの先端をT字型にすることで、袋体内部のお茶等の直接の揉みだしや上下運動による攪拌、また、袋体自体を掻き回すという操作が容易にでき、成分の抽出効果を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスティック付ティーバッグの正面図であり、同図(a)は使用前の状態、同図(b)は使用時の状態を示す図である。
このティーバッグは、内部に茶1を収容した矩形平形の袋体2と、この袋体2の上端にスライド自在に結合されたスティック3とから構成されている。袋体2は、例えば不織布、ナイロン紗、紙等、それ自体で溶着可能な材料からなり、その上端部のスティック3の両側のスティック3に沿う部分で、所定長さ範囲(例えば10〜30mm)にわたって、全体的に又は少なくとも2箇所以上(線状も含む)袋体2のみが溶着されることにより、スティック3をスライド可能な状態で結合している。特にこの例では、所定長さの範囲に、スティック3に沿う方向で溶着部5a、非溶着部5b及び溶着部5cがこの順に形成されている。一方、スティック3の先端部には、袋体2に対するスティック3の引き抜き方向の移動を規制する突起(先端部に形成される凹凸でも良い)からなるストッパ6が形成されている。また、スティック3の基端には掻き出し、揉み出し用の摘み4が形成されている。
【0012】
このような構成であると、未使用状態では、同図(a)に示すように、スティック3を、その先端部が袋体2の底に到達する程度に袋体2に挿入しておくことができ、これにより、全体の長さを短くして包装材を節約することができる。また、使用に際しては、同図(b)に示すように、スティック3を袋体2から引き出すと、スティック3に形成されたストッパ6が溶着部5cを通過して、非溶着部5bにはまり込んで固定される。これにより、スティック3を掻き回し操作し易い長さまで長くすることができる。ストッパ6の溶着部5cに対する通過を容易にし、ストッパ6の溶着部5aに対する通過を確実に防止するためには、図示のように、溶着部5aの長さを溶着部5cの長さよりも十分に長くし、スティック3の両側の溶着部5cの間隔をスティック3の両側の溶着部5aの間隔よりも僅かに広げることが望ましい。袋体2が不織布、ナイロン紗等の多少の弾性を持ったものであれば、ストッパ6の非溶着部5bへのはまり込みは容易に実現される。
【0013】
また、ストッパ6が非溶着部5bにはまり込んだ状態では、図1(b)に示すように、スティック3の先端部が袋体2のほぼ中央部に位置している。このため、袋体2は折れることなく湯又は水に沈みやすく、また袋体2を左右に振ったとき、袋体2はスティック3の先端部により効果的な空間を作ることができ、お茶の葉を膨潤させるのに極めて効果的である。
【0014】
なお、上記実施例では、袋体2として矩形平形のものを使用したが、例えば図2に示すように、三角錐状の袋体11を使用するようにしても良い。三角錐状の袋体11は、平形のものよりも更に袋体11の内部に広い空間を作り易く、抽出効果が更に高いという利点がある。
【0015】
なお、スティック3の材質としては、プラスティックの外、紙、竹、木等等任意の素材を使用することができる。
【0016】
図3は、本発明の他の実施形態に係るスティック付ティーバッグを示す正面図である。
この実施形態では、スティック13の先端にT字部14を形成している。このスティック13は、溶着部15にスライド自在に保持される。袋体2は、溶着部6によって内部が密閉される。スティック13の先端側には、スティック13に沿って空気抜きのための溝17が形成されている。
【0017】
このようなスティック付きティーバッグにおいて、袋体2をカップの底に付け、スティック13のみを上下させると、押し出しと同時に膨潤し始めた茶葉等の一部は、T字部14により上に持ち上げられ、膨脹空間が拡大する。更に茶葉等が湯又は水浸され、湯又は水を含み、重さを増した袋体2をカップ内の湯又は水の中で中間につり上げる形でスティック13を上下させると、茶葉等は攪拌され、袋体は踊るような動きにより抽出を早める。なお、この実施例のように、スティック13に空気(ガス)抜き用の溝17を形成しておくと、コーヒー等の抽出にはより効果的である。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、袋体の上端部にスティックが結合され、しかもスティックは、袋体に対して所定長さ範囲にわたって全体的に又は2箇所以上で結合されているので、袋体を湯又は水に浸した状態でも、袋体はスティックに安定に保持されて浮き上がることがない。このため、袋体の掻き回しや揉みだしといった操作が容易になり、成分の抽出効果を更に高めることが出来るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るスティック付矩形平形ティーバッグを示す正面図であり、同図(a)は使用前の状態、同図(b)は使用時の状態を示す図である。
【図2】 本発明の他の実施形態に係るスティック付三角錐ティーバッグを示す正面図である。
【図3】 本発明の更に他の実施形態に係るスティック付矩形平形ティーバッグを示す正面図である。
【符号の説明】
1…茶、2,11…袋体、3,13…スティック、4…摘み、5a,5b,15,16…溶着部、5c…非溶着部、6…ストッパ,14…T字部、17…溝。

Claims (4)

  1. お茶等を収容した袋体と、
    この袋体の上端部から袋体の内部に先端部が挿入されたスティックとを備え、
    前記袋体の上端部とスティックとは前記スティックに沿った所定長さ範囲にわたって全体的に又は2箇所以上で結合され
    前記袋体は、それ自体で溶着可能な材料からなり、前記スティックの両側の前記スティックに沿う部分で袋体のみが溶着されることにより、前記スティックが前記袋体に対して結合され、
    前記スティックは、前記袋体に対して前記スティックに沿ってスライド可能に結合され、
    前記スティックの先端部には、前記袋体に対する前記スティックの引き抜き方向の移動を規制する突起又は凹凸からなるストッパが形成されていることを特徴とするティーバッグ。
  2. 前記スティックに沿った前記所定長さの範囲には、前記スティックに沿う方向に溶着部、非溶着部及び溶着部が形成され、前記スティックは、引き抜き時に前記ストッパが前記非溶着部にはまり込むことにより、その位置が規制されるものであることを特徴とする請求項記載のティーバッグ。
  3. 前記スティックは、引き抜き方向の位置が規制された状態でその先端部が前記袋体のほぼ中央まで延びていることを特徴とする請求項又は記載のティーバッグ。
  4. 前記袋体は、矩形平形又は三角錐状であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載のティーバッグ。
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