JPH085494B2 - 四面体状抽出バッグ - Google Patents
四面体状抽出バッグInfo
- Publication number
- JPH085494B2 JPH085494B2 JP2189424A JP18942490A JPH085494B2 JP H085494 B2 JPH085494 B2 JP H085494B2 JP 2189424 A JP2189424 A JP 2189424A JP 18942490 A JP18942490 A JP 18942490A JP H085494 B2 JPH085494 B2 JP H085494B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- bag
- tetrahedral
- tea
- extraction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/70—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
- B65D85/804—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
- B65D85/808—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/40—Packages formed by enclosing successive articles, or increments of material, in webs, e.g. folded or tubular webs, or by subdividing tubes filled with liquid, semi-liquid, or plastic materials
- B65D75/44—Individual packages cut from webs or tubes
- B65D75/48—Individual packages cut from webs or tubes containing liquids, semiliquids, or pastes, e.g. cushion-shaped packages
- B65D75/50—Tetrahedral packages
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は四面体状抽出バッグに関するものであり、更
に詳しく述べるならば緑茶、紅茶などのような被抽出材
料を収容し、四面の濾過面を有する四面体状抽出バッグ
に関するものである。
に詳しく述べるならば緑茶、紅茶などのような被抽出材
料を収容し、四面の濾過面を有する四面体状抽出バッグ
に関するものである。
ティーバッグのような抽出バッグは、従来から紙、不
織布、および織物のような水透過性シート材料から形成
されている。このような従来の抽出バッグは第２図に示
されているように、１枚の上記水透過性シートを半折し
てその結合部および底部を結着して表裏二面1,1′を有
する袋状体とし、その頂部開孔から前記表裏二面1,1′
の間に形成される空間に被抽出材料４、例えば緑茶、紅
茶、かつおぶしなどのフレーク状材料を収容した後、頂
部開孔を閉塞接着して接着部２とし、これに所望により
吊り糸９を決着したものであった。このような袋状体に
おいては、表裏二面間に形成される被抽出物を収容する
ための空間が小さく、また、抽出中に被抽出物が吸水膨
潤してその体積が２〜５倍に増大すると、被抽出物フレ
ーク間を抽出水が十分に流通しなくなり従って抽出効果
が不十分になるなどの問題があった。また、このような
袋状体の底部は、２側面の連結辺により形成されるた
め、水切りが不十分になるなどの問題があった。
織布、および織物のような水透過性シート材料から形成
されている。このような従来の抽出バッグは第２図に示
されているように、１枚の上記水透過性シートを半折し
てその結合部および底部を結着して表裏二面1,1′を有
する袋状体とし、その頂部開孔から前記表裏二面1,1′
の間に形成される空間に被抽出材料４、例えば緑茶、紅
茶、かつおぶしなどのフレーク状材料を収容した後、頂
部開孔を閉塞接着して接着部２とし、これに所望により
吊り糸９を決着したものであった。このような袋状体に
おいては、表裏二面間に形成される被抽出物を収容する
ための空間が小さく、また、抽出中に被抽出物が吸水膨
潤してその体積が２〜５倍に増大すると、被抽出物フレ
ーク間を抽出水が十分に流通しなくなり従って抽出効果
が不十分になるなどの問題があった。また、このような
袋状体の底部は、２側面の連結辺により形成されるた
め、水切りが不十分になるなどの問題があった。
更に、上記二面袋状抽出バッグに吊り糸を取りつけ
て、抽出バッグを熱湯中で上下に揺動し得るようにする
ことも知られているが、この揺動方向は袋体の表裏二面
に平行であり、また、袋体内の被抽出物は、表裏二面に
よりむしろ圧迫されるので被抽出物フレークの間に熱湯
を十分に流通させることが困難であった。
て、抽出バッグを熱湯中で上下に揺動し得るようにする
ことも知られているが、この揺動方向は袋体の表裏二面
に平行であり、また、袋体内の被抽出物は、表裏二面に
よりむしろ圧迫されるので被抽出物フレークの間に熱湯
を十分に流通させることが困難であった。
実開昭60-27059号にはフィルター方式で抽出可能なテ
ィーバッグが開示されている。このティーバッグは、底
面を有していない三角錐状椀体を、重ね合わされた２枚
の水透過性シートにより形成し、この２枚のシートの間
に被抽出物を充填してシールしたものである。このバッ
グを、その三角錐頂点を下向きにして椀状体とし、その
上方から熱湯を注下することにより、このバッグをフィ
ルター状に使用して所望の抽出を行うことができる。し
かし、これを通常の抽出バッグとして熱湯中に投入する
と、被抽出物は、重ね合わされた２枚のシートの間の狭
い空間に収容されているため、被抽出物フレークの間の
熱湯の流通は不十分であり、このため十分満足できる抽
出が得られなかった。
ィーバッグが開示されている。このティーバッグは、底
面を有していない三角錐状椀体を、重ね合わされた２枚
の水透過性シートにより形成し、この２枚のシートの間
に被抽出物を充填してシールしたものである。このバッ
グを、その三角錐頂点を下向きにして椀状体とし、その
上方から熱湯を注下することにより、このバッグをフィ
ルター状に使用して所望の抽出を行うことができる。し
かし、これを通常の抽出バッグとして熱湯中に投入する
と、被抽出物は、重ね合わされた２枚のシートの間の狭
い空間に収容されているため、被抽出物フレークの間の
熱湯の流通は不十分であり、このため十分満足できる抽
出が得られなかった。
特公昭62-4307号には、偏平にするための折り目を有
するほゞ四面体状の容器と、この容器内に収容された被
抽出材料（煎じ出される物質）と、この四面体状容器の
一辺の中央から伸び出ている吊り糸とからなる煎じ出し
パッケージが開示されている。このパッケージは、吊り
糸が、四面体状容器の一辺の中央部から伸び出ているた
め、その反対側の一辺が容器の底を形成することにな
る。このため、この四面体状容器を吊り糸で吊り下げた
とき、その底部分は、通常の袋状体の底部に近似した偏
平な形状となり、従って被抽出物に対する熱湯の流通が
不満足なものであった。
するほゞ四面体状の容器と、この容器内に収容された被
抽出材料（煎じ出される物質）と、この四面体状容器の
一辺の中央から伸び出ている吊り糸とからなる煎じ出し
パッケージが開示されている。このパッケージは、吊り
糸が、四面体状容器の一辺の中央部から伸び出ているた
め、その反対側の一辺が容器の底を形成することにな
る。このため、この四面体状容器を吊り糸で吊り下げた
とき、その底部分は、通常の袋状体の底部に近似した偏
平な形状となり、従って被抽出物に対する熱湯の流通が
不満足なものであった。
そこで本発明は、従来の抽出バッグの上記のような問
題点を解消し、被抽出物を比較的大きな抽出空間で十分
に抽出し得るとともに、水切りの良好な新規な抽出バッ
グを提供しようとするものである。
題点を解消し、被抽出物を比較的大きな抽出空間で十分
に抽出し得るとともに、水切りの良好な新規な抽出バッ
グを提供しようとするものである。
本発明の抽出バッグは、水透過性シートにより形成さ
れた四面体状容器と、この容器中に収容されている被抽
出材料と、前記四面体状容器の外周面から伸び出ている
１本の吊り糸とを有するものであって、前記吊り糸は、
前記四面体状容器の一頂点から伸び出ているか、或は、
その一面上のほゞ中心部分から伸び出ていることを特徴
とするものである。
れた四面体状容器と、この容器中に収容されている被抽
出材料と、前記四面体状容器の外周面から伸び出ている
１本の吊り糸とを有するものであって、前記吊り糸は、
前記四面体状容器の一頂点から伸び出ているか、或は、
その一面上のほゞ中心部分から伸び出ていることを特徴
とするものである。
本発明の抽出バッグの容器は第１図に示されているよ
うな四つの濾過面を有する四面体状体であって、この四
面は、水透過性シートにより形成されたものである。こ
のような四面体状容器は、例えば第3A〜Ｄ図に示されて
いるようにして１枚の水透過性シードから製造すること
ができる。
うな四つの濾過面を有する四面体状体であって、この四
面は、水透過性シートにより形成されたものである。こ
のような四面体状容器は、例えば第3A〜Ｄ図に示されて
いるようにして１枚の水透過性シードから製造すること
ができる。
第3A図に示されている一枚の矩形状水透過性シート
を、その中線Ａにおいて半折して折り重ね、第3B図に示
されているようにシートの両端ＢおよびＣを結着して、
結着部Ｄを形成し、かつ底部を結着して結着部Ｅを形成
する。この袋状体に所望量の被抽出材料（図示せず）を
充填し、次に、第3C図に示されているように開口部の両
縁端ＦおよびＧを、それぞれ矢印の方向（つまり、結着
部Ｅに対し直角な方向）に開いて、第3D図に示されてい
るように、重ね合わせ縁端ＦおよびＧの中点Ｈ、および
Ｊが重ね合わせ部の両端になるようにし、この重ね合わ
せ部を結着して結着部Ｋを形成する。すると１枚の水透
過性シートによって４面が形成されている四面体状容器
が得られる。
を、その中線Ａにおいて半折して折り重ね、第3B図に示
されているようにシートの両端ＢおよびＣを結着して、
結着部Ｄを形成し、かつ底部を結着して結着部Ｅを形成
する。この袋状体に所望量の被抽出材料（図示せず）を
充填し、次に、第3C図に示されているように開口部の両
縁端ＦおよびＧを、それぞれ矢印の方向（つまり、結着
部Ｅに対し直角な方向）に開いて、第3D図に示されてい
るように、重ね合わせ縁端ＦおよびＧの中点Ｈ、および
Ｊが重ね合わせ部の両端になるようにし、この重ね合わ
せ部を結着して結着部Ｋを形成する。すると１枚の水透
過性シートによって４面が形成されている四面体状容器
が得られる。
本発明に用いられる水透過性シートは、紙、不織布、
編織物のいずれでもよいが例えばナイロン６のモノフィ
ラメント織物を用いると開口率が適度で水の透過性が良
好であり、かつ無臭の抽出用容器が得られる。
編織物のいずれでもよいが例えばナイロン６のモノフィ
ラメント織物を用いると開口率が適度で水の透過性が良
好であり、かつ無臭の抽出用容器が得られる。
この四面体状容器の寸法に格別の限定はなく、用途に
応じて適宜に設定することができる。また四面体は正四
面体であっても、或いは不等辺四面体であってもよい。
応じて適宜に設定することができる。また四面体は正四
面体であっても、或いは不等辺四面体であってもよい。
水透過性シートとして熱溶融性のものを用いれば、各
結着部を熱融着により形成することができる。
結着部を熱融着により形成することができる。
本発明の抽出バッグの四面体状容器は、第１図、第４
図および第５図に示されているように、その一頂点、又
はその一面上のほゞ中心部分から伸び出た１本の吊り糸
９を有している。吊り糸９の一端は接着点６において容
器の所定部位に接着される。吊り糸９の他の一端にはタ
ッグ８が接着されていてもよく、このタッグ８を使用前
は、容器外周面に剥離可能に貼着しておけば吊り糸９が
固定されるので抽出バッグの取り扱い中に、吊り糸９が
もつれて不都合を生ずることがなくなる。
図および第５図に示されているように、その一頂点、又
はその一面上のほゞ中心部分から伸び出た１本の吊り糸
９を有している。吊り糸９の一端は接着点６において容
器の所定部位に接着される。吊り糸９の他の一端にはタ
ッグ８が接着されていてもよく、このタッグ８を使用前
は、容器外周面に剥離可能に貼着しておけば吊り糸９が
固定されるので抽出バッグの取り扱い中に、吊り糸９が
もつれて不都合を生ずることがなくなる。
吊り糸９の一端は、四面体状容器の一頂点に接着され
ていてもよい。例えば、第４図に示されているように、
吊り糸９の下端を、四面体状容器の一頂点に接着すれ
ば、ティーポット中に投入された抽出バッグをこの吊り
糸で上下に揺動することにより容器の頂点は上向きにな
り、この三角形底面を熱湯10がほゞ直角方向に上下に出
入し、容器内の被抽出物から容易に、かつ十分に抽出さ
せることができる。このように被抽出材料は、十分に広
い空間内で抽出されるので、例えば紅茶、又は緑茶の葉
片は、十分に開張して、味、香りともに良好な抽出液を
提供することができる。
ていてもよい。例えば、第４図に示されているように、
吊り糸９の下端を、四面体状容器の一頂点に接着すれ
ば、ティーポット中に投入された抽出バッグをこの吊り
糸で上下に揺動することにより容器の頂点は上向きにな
り、この三角形底面を熱湯10がほゞ直角方向に上下に出
入し、容器内の被抽出物から容易に、かつ十分に抽出さ
せることができる。このように被抽出材料は、十分に広
い空間内で抽出されるので、例えば紅茶、又は緑茶の葉
片は、十分に開張して、味、香りともに良好な抽出液を
提供することができる。
また、例えば第５図のように、吊り糸９の下端を、四
面体状容器の一面のほゞ中央部に接着し、これを吊り下
げると、この面に対向する一頂点が下向きになり、熱湯
は、三角形の三面を通って容器中に出入し、これを引き
上げると、三面から短時間に水切りをすることができる
ようになる。この場合も被抽出物、例えば茶葉片は四面
体状容器内の広い空間において十分に開張し、良好な味
および香りを有する抽出液を提供することができる。
面体状容器の一面のほゞ中央部に接着し、これを吊り下
げると、この面に対向する一頂点が下向きになり、熱湯
は、三角形の三面を通って容器中に出入し、これを引き
上げると、三面から短時間に水切りをすることができる
ようになる。この場合も被抽出物、例えば茶葉片は四面
体状容器内の広い空間において十分に開張し、良好な味
および香りを有する抽出液を提供することができる。
本発明を下記実施例により更に説明する。
実施例１〜２、並びに比較例１〜２ 実施例１および２において、20デニールのナイロン６
モノフィラメントから織成した110メッシュの平織布を
水透過性シートとして用いた。このシートは65％の高い
開口率を有し、実用上十分な水透過性を有していた。
モノフィラメントから織成した110メッシュの平織布を
水透過性シートとして用いた。このシートは65％の高い
開口率を有し、実用上十分な水透過性を有していた。
このシートから、第3A〜Ｄ図に示されているような方
法により一稜の長さが6.5cmの正四面体状容器を作成
し、これに3gの紅茶を収容し、かつ、長さ10cmの吊り糸
を、第４図（実施例１）、又は第５図（実施例２）のよ
うに接着し、その先端に2cm角の正方形のタッグをとり
つけてティーバッグを製造した。
法により一稜の長さが6.5cmの正四面体状容器を作成
し、これに3gの紅茶を収容し、かつ、長さ10cmの吊り糸
を、第４図（実施例１）、又は第５図（実施例２）のよ
うに接着し、その先端に2cm角の正方形のタッグをとり
つけてティーバッグを製造した。
このティーバッグにおいてナイロン６モノフィラメン
トヤーンからなるシートは十分に反揆性および弾性を有
しており、かつ四面体状容器の四面部において糸条はバ
イヤス方向に配列されているので得られた四面体状ティ
ーバッグはその形状を保持することかでき、かつ外力に
よる変形に対しても良好な復元性を有していた。
トヤーンからなるシートは十分に反揆性および弾性を有
しており、かつ四面体状容器の四面部において糸条はバ
イヤス方向に配列されているので得られた四面体状ティ
ーバッグはその形状を保持することかでき、かつ外力に
よる変形に対しても良好な復元性を有していた。
第４図に示されているように、四面体状容器の一頂点
から伸び出ている吊り糸を有するティーバッグ（実施例
２）を用いてティーカップ中で５分間抽出したところ、
茶葉片は、四面体状容器中で十分に浮遊し、短時間内に
良好な品質のティーが得られた。このときの茶葉片の開
張状況を第１表に示す。また第５図に示されているよう
に、四面体状容器の一面のほゞ中心部分から伸び出てい
る吊り糸を有するティーバッグ（実施例２）を用いてテ
ィーカップ中で15分間抽出したところ、短時間内に良好
な品質のティーが得られ、このティーバッグを引き上げ
たときも、水切れが良好であった。このときの茶葉片の
開張状況を第１表に示す。
から伸び出ている吊り糸を有するティーバッグ（実施例
２）を用いてティーカップ中で５分間抽出したところ、
茶葉片は、四面体状容器中で十分に浮遊し、短時間内に
良好な品質のティーが得られた。このときの茶葉片の開
張状況を第１表に示す。また第５図に示されているよう
に、四面体状容器の一面のほゞ中心部分から伸び出てい
る吊り糸を有するティーバッグ（実施例２）を用いてテ
ィーカップ中で15分間抽出したところ、短時間内に良好
な品質のティーが得られ、このティーバッグを引き上げ
たときも、水切れが良好であった。このときの茶葉片の
開張状況を第１表に示す。
比較例１において、同一材料により袋状ティーバッグ
を作成し、上記と同様の抽出を行った。このときの茶葉
片の開張状況を第１表に示す。
を作成し、上記と同様の抽出を行った。このときの茶葉
片の開張状況を第１表に示す。
比較例２において、上記実施例１と同様の操作を行
い、但し、吊り糸を四面体状容器の一辺の中央に取り付
けた。この抽出による茶葉片の開張状況を第１表に示
す。
い、但し、吊り糸を四面体状容器の一辺の中央に取り付
けた。この抽出による茶葉片の開張状況を第１表に示
す。
第１表から明らかなように、本発明の四面体状ティー
バッグは、茶葉片が短時間内に開張し、良好な味と香り
を有するティーを提供することができた。
バッグは、茶葉片が短時間内に開張し、良好な味と香り
を有するティーを提供することができた。
本発明の抽出バッグは、四面体（三角錐）状の比較的
大きな内部空間を有する容器に被抽出材料が収容されて
おり、かつ、四面体状容器の一面のほゞ中心部分又は一
頂点に取りつけられた吊り糸をもって揺動することによ
り、この空間容積に比して、比較的大きな外周面積を介
して良好な水の流通と、被抽出材料の撹拌が可能とな
る。従って抽出が短時間内に効率よく行われ、例えばテ
ィーバッグの場合、香気、味のすぐれたティーを容易に
得ることができる。
大きな内部空間を有する容器に被抽出材料が収容されて
おり、かつ、四面体状容器の一面のほゞ中心部分又は一
頂点に取りつけられた吊り糸をもって揺動することによ
り、この空間容積に比して、比較的大きな外周面積を介
して良好な水の流通と、被抽出材料の撹拌が可能とな
る。従って抽出が短時間内に効率よく行われ、例えばテ
ィーバッグの場合、香気、味のすぐれたティーを容易に
得ることができる。
この抽出バッグは個々に外装され包装されるが、吊り
糸タッグを容器外周面に剥離可能に接着しておけば包装
時に吊り糸のからみなどによる不都合を生ずることがな
く自動包装が容易になり、かつ包装材料の消費も少量で
すむようになる。
糸タッグを容器外周面に剥離可能に接着しておけば包装
時に吊り糸のからみなどによる不都合を生ずることがな
く自動包装が容易になり、かつ包装材料の消費も少量で
すむようになる。
第１図は本発明に係る抽出バッグの斜視図であり、第２
図は従来の袋状ティーバッグの断面説明図であり、第3A
〜Ｄ図は本発明の四面体状抽出バッグの製造方法の一例
を示す工程説明図であり、第４および５図はそれぞれ本
発明の抽出バッグの使用状況を示す説明図である。 1,1′……従来の抽出バッグの表裏面、２……結着部、
４……被抽出材料、６……吊り糸の接着点、８……吊り
糸用タッグ、９……吊り糸、10……湯、11……カップ、
12……ポット、Ａ……シートの中線、B,C……シートの
両側縁端、D,E,K……結着部、F,G……開口線端部、H,J
……線端部の中点。
図は従来の袋状ティーバッグの断面説明図であり、第3A
〜Ｄ図は本発明の四面体状抽出バッグの製造方法の一例
を示す工程説明図であり、第４および５図はそれぞれ本
発明の抽出バッグの使用状況を示す説明図である。 1,1′……従来の抽出バッグの表裏面、２……結着部、
４……被抽出材料、６……吊り糸の接着点、８……吊り
糸用タッグ、９……吊り糸、10……湯、11……カップ、
12……ポット、Ａ……シートの中線、B,C……シートの
両側縁端、D,E,K……結着部、F,G……開口線端部、H,J
……線端部の中点。
Claims (2)
- 【請求項１】水透過性シートにより形成された四面体状
容器と、この容器中に収容された被抽出材料と、 前記四面体状容器の一頂点から伸び出ている１本の吊り
糸と、 を有する四面体抽出バッグ。 - 【請求項２】水透過性シートにより形成された四面体状
容器と、この容器中に収容された被抽出材料と、 前記四面体状容器の一面上のほゞ中心部分から、伸び出
ている１本の吊り糸と、 を有する四面体状抽出バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2189424A JPH085494B2 (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | 四面体状抽出バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2189424A JPH085494B2 (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | 四面体状抽出バッグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0398870A JPH0398870A (ja) | 1991-04-24 |
| JPH085494B2 true JPH085494B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=16241022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2189424A Expired - Lifetime JPH085494B2 (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | 四面体状抽出バッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085494B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9314098D0 (en) * | 1993-07-08 | 1993-08-18 | Unilever Plc | Apparatus and methods for producing packets |
| PT961684E (pt) * | 1995-12-05 | 2006-06-30 | Unilever Nv | Embalagens etiquetadas e sua producao |
| DE69728739T2 (de) | 1996-12-06 | 2005-03-31 | Fuso Sangyo K.K. | Flexibler und permeabler Behälter mit einem Anhänger |
| US20100101966A1 (en) * | 2007-03-12 | 2010-04-29 | Ogurinouen Co., Ltd. | Extraction bag and packing material |
| JP5001448B1 (ja) * | 2011-07-08 | 2012-08-15 | 株式会社 伊藤園 | 抽出バッグ |
| JP2020186047A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-19 | シーベジタブルジャパン株式会社 | 容器入り生ワカメ |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339112U (ja) * | 1976-09-08 | 1978-04-05 | ||
| JPS5387894A (en) * | 1977-11-16 | 1978-08-02 | Shinjirou Izumi | Fourrsided packed body |
| JPS56125866U (ja) * | 1980-02-22 | 1981-09-25 | ||
| JPS575721A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Teijin Ltd | Hydrophilic polymer and its production |
| JPS5730932U (ja) * | 1980-07-28 | 1982-02-18 | ||
| JPS6027059U (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-23 | ユニチカ株式会社 | テイ−バツグ |
| JPS624307A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-10 | Agency Of Ind Science & Technol | パルス磁場発生装置 |
-
1990
- 1990-07-19 JP JP2189424A patent/JPH085494B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0398870A (ja) | 1991-04-24 |
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