JP3933063B2 - 情報通信システムおよび情報出力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各々が路側または車両側に設置された第1の装置と第2の装置とを備えて構成され、第1の装置が交通に関する設備の状況を撮影して画像または当該画像に対応する音声を第2の装置に送信し、第2の装置が第1の装置から受信された画像または音声を出力するように構成された情報通信システムおよび情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、交差点に進入しようとする車両の運転を支援するシステムの一つとして、交差点に路側機が設置されると共に、車両に車載器が搭載され、路側機が交差点の状況を撮影して画像を車載器に送信し、車載器が路側機から受信された画像を表示するものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−270097号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特許文献1に記載したものによれば、例えば車両が進入しようとしている交差点内で別の車両が右折を待機している場合であっても、その右折を待機している別の車両により死角となる領域を路側機が撮影することにより、交差点に進入しようとする車両に当該死角の領域を表示させることができ、交差点に進入しようとする車両の運転を支援することができる。
【0005】
しかしながら、上記した特許文献1に記載したものでは、路側機が画像を無線通信により車載器に送信する構成であるので、無線通信状態が劣悪になると、車載器がリアルタイムな画像や鮮明な画像を表示不可能となり、古い画像や乱れた画像を表示してしまうことになり、不適切な情報を運転手に提供するという問題があった。特に、画像が乱れてしまうと、運転手の視線が車載器のディスプレイに奪われ、安全を適切に確保することができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる情報通信システムおよび情報出力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した情報通信システムによれば、路側または車両側に設置されている第1の装置では、撮影手段は、交通に関する設備の状況を撮影し、情報送信手段は、撮影手段により撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により第2の装置に送信する。路側または車両側に設置されている第2の装置では、第1の装置から画像または音声が情報受信手段により受信されると、情報出力手段は、情報受信手段により受信された画像または音声を出力する。そして、情報出力制御手段は、第1の装置から送信されて第2の装置に受信された信号の通信速度が交通量に応じて設定される所定速度未満である旨が無線通信状態識別手段により識別されると、情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは情報出力手段から警告メッセージを出力させる。
【0008】
これにより、第1の装置から送信されて第2の装置に受信された信号の通信速度が交通量に応じて設定される所定速度未満になり、第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、無線通信状態が劣悪である旨を示す警告メッセージを出力することにより、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0009】
請求項2に記載した情報通信システムによれば、第1の装置から送信されて第2の装置に受信された信号の受信電界強度が交通量に応じて設定される所定電界強度未満になり、第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0010】
請求項3に記載した情報通信システムによれば、バッファ手段に蓄積されている画像データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満になり、または、バッファ手段に蓄積されている音声データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満になり、第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0011】
請求項4に記載した情報通信システムによれば、無線通信状態が劣悪になる前後の画像データが組合わされた不適切な画像や無線通信状態が劣悪になる前後の音声データが組合わされた不適切な音声を出力することを未然に回避することができ、また、1画面分の画像データが整っていない中途半端な画像や1メッセージ分の音声データが整っていない中途半端な音声を出力することを未然に回避することができ、情報の出力を適切に再開することができる。
【0012】
請求項5に記載した情報通信システムによれば、第1の装置から送信されて第2の装置に受信された信号の通信エラーの発生頻度が交通量に応じて設定される所定頻度以上になり、第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0013】
請求項6に記載した情報通信システムによれば、路側または車両側に設置されている第1の装置では、撮影手段は、交通に関する設備の状況を撮影し、情報送信手段は、撮影手段により撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により第2の装置に送信する。路側または車両側に設置されている第2の装置では、第1の装置から画像または音声が情報受信手段により受信されると、情報出力手段は、情報受信手段により受信された画像または音声を出力する。そして、情報出力制御手段は、第1の装置と第2の装置との間の回線が切断された旨が回線状態識別手段により識別されると、情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは情報出力手段から警告メッセージを出力させる。
これにより、第1の装置と第2の装置との間の回線が切断されると、上記した請求項1に記載したものと同様にして、情報出力手段からの情報の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、無線通信状態が劣悪である旨を示す警告メッセージを出力することにより、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0014】
請求項7に記載した情報出力装置によれば、情報送信装置から送信されて自装置に受信された信号の通信速度が交通量に応じて設定される所定速度未満になり、情報送信装置と自装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0015】
請求項8に記載した情報出力装置によれば、情報送信装置から送信されて自装置に受信された信号の受信電界強度が交通量に応じて設定される所定電界強度未満になり、情報送信装置と自装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0017】
請求項9に記載した情報出力装置によれば、バッファ手段に蓄積されている画像データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満になり、または、バッファ手段に蓄積されている音声データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満になり、情報送信装置と自装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0019】
請求項10に記載した情報出力装置によれば、情報送信装置から送信されて自装置に受信された信号の通信エラーの発生頻度が交通量に応じて設定される所定頻度以上になり、情報送信装置と自装置との間の無線通信状態が劣悪になると、情報出力手段からの情報(画像や音声)の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0020】
請求項11に記載した情報出力装置によれば、情報送信装置と自装置との間の回線が切断されると、情報出力手段からの情報の出力を停止させることにより、古い情報や乱れた情報などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、無線通信状態が劣悪である旨を示す警告メッセージを出力することにより、出力されている情報が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、第1の装置および情報送信装置を交差点に設置されている路側機に適用すると共に、第2の装置および情報出力装置を車両に搭載されている車載器に適用した一実施例について、図面を参照して説明する。尚、ここでは、情報が画像である場合を例にして説明する。図1は、システムの全体構成を機能ブロック図として示している。
【0022】
路側機1は、カメラ2(本発明でいう撮影手段)と、画像処理機3と、路側無線機4(本発明でいう情報送信手段)とを備えて構成されている。カメラ2は、交差点を見下ろす所定位置に設置されており、交差点全体を撮影して画像を画像処理機3に出力する。画像処理機3は、カメラ2から画像が入力されると、入力された画像を所定のアルゴリズムにしたがって画像処理して路側無線機4に出力する。そして、路側無線機4は、画像処理機3から画像処理された画像が入力されると、入力された画像を送信電波に含めて狭域無線通信により車載器5に送信する。
【0023】
車載器5は、車載無線機6(本発明でいう情報受信手段)と、情報端末機7(無線通信状態識別手段、情報出力制御手段、バッファ手段および回線状態識別手段)と、ディスプレイ8(本発明でいう情報出力手段)と、スピーカ9とを備えて構成されている。車載無線機6は、路側機1から送信電波が受信されると、受信された送信電波から画像を抽出し、抽出された画像を情報端末機7に出力する。情報端末機7は、車載無線機6から画像が入力されると、入力された画像をディスプレイ8に表示させる。尚、ディスプレイ8は、車両の運転手が見易い位置に設置されており、また、専用のものでなく、例えばカーナビゲーション装置のディスプレイで兼用することも可能である。
【0024】
上記した構成により、路側機1は、交差点全体を撮影した画像を狭域無線通信により車載器5に送信し、車載器5は、路側機1から画像が受信されると、受信された画像を表示し、交差点の状況を運転手に知らせるように構成されている。
【0025】
次に、上記した構成の作用について、図2ないし図8を参照して説明する。ここで、図2は、車載器5の情報端末機7が行なう処理をフローチャートとして示している。情報端末機7は、以下に示す(1)〜(6)のうちのいずれかの状況になったか否かを監視しており(ステップS1〜S6)、これら(1)〜(6)のうちのいずれかの状況になった旨を検出すると(ステップS1〜S6のいずれかにて「YES」)、画像をディスプレイ8に更新表示させるのを中止し、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させる(ステップS7)。
【0026】
(1)路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信速度が所定速度未満になった場合
(2)路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の受信電界強度が所定電界強度未満になった場合
(3)情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの容量が所定容量未満になった場合
(4)情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの時間連続性が欠落している場合
(5)路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信エラーの発生頻度が所定頻度以上になった場合
(6)路側機1と車載器5との間の回線が切断された場合
これ以降、(1)〜(6)の状況について順次説明する。
【0027】
(1)路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信速度が所定速度未満になった場合
まず、「路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信速度が所定速度未満になった場合」について、図3を参照して説明する。情報端末機7は、路側無線機4から車載無線機6を通じて単位時間(図3では「T」にて示す)あたりに受信された画像データの容量を監視しており、単位時間あたりに受信された画像データの容量が所定容量以上であり、路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信速度が所定速度以上である旨を検出すると、画像の更新表示を継続する。
【0028】
これに対して、情報端末機7は、路側無線機4から車載無線機6を通じて単位時間あたりに受信された画像データの容量が所定容量未満であり、路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信速度が所定速度未満である旨を検出すると、画像の更新表示を中止し、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させる。この場合、所定速度とは、例えば運転手により任意に設定される値であっても良いし、システム内で例えば交通量などに応じて設定される値であっても良く、また、交通量の大小に応じて時間帯で変動する値であっても良い。
【0029】
(2)路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の受信電界強度が所定電界強度未満になった場合
次に、「路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の受信電界強度が所定電界強度未満になった場合」について説明する。情報端末機7は、車載無線機6から入力されたRSSI信号を解析して車載器5に受信された信号の受信電界強度を取得し、信号の受信電界強度の所定電界強度以上である旨を検出すると、画像の更新表示を継続する。
【0030】
これに対して、情報端末機7は、信号の受信電界強度の所定電界強度未満である旨を検出すると、画像の更新表示を中止し、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させる。この場合、所定電界強度とは、上記した所定速度と同様にして、例えば運転手により任意に設定される値であっても良いし、システム内で例えば交通量などに応じて設定される値であっても良く、また、交通量の大小に応じて時間帯で変動する値であっても良い。
【0031】
(3)情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの容量が所定容量未満になった場合
次に、「情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの容量が所定容量未満になった場合」について、図4を参照して説明する。情報端末機7は、路側無線機4から車載無線機6を通じて受信されて受信バッファに蓄積された画像データの容量を監視しており、受信バッファに蓄積されている画像データの容量が所定容量以上である旨を検出すると、画像の更新表示を継続する。
【0032】
これに対して、情報端末機7は、受信バッファに蓄積されている画像データの容量が所定容量未満である旨を検出すると、画像の更新表示を中止し、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させる。この場合、所定容量とは、上記した所定速度や所定電界強度と同様にして、例えば運転手により任意に設定される値であっても良いし、システム内で例えば交通量などに応じて設定される値であっても良く、また、交通量の大小に応じて時間帯で変動する値であっても良い。
【0033】
(4)情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの時間連続性が欠落している場合
次に、「情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの時間連続性が欠落している場合」について、図5を参照して説明する。カメラ2は、画像データにタイムスタンプ(例えば「00」〜「99」のシリアル番号)を付加する。情報端末機7は、路側無線機4から車載無線機6を通じて受信されて受信バッファに蓄積された画像データのタイムスタンプを監視しており、受信バッファに蓄積されている画像データのタイムスタンプの連続性が正常に保持されている旨を検出すると、画像の更新表示を継続する。
【0034】
これに対して、情報端末機7は、受信バッファに蓄積されている画像データのタイムスタンプの連続性が正常に保持されていない(欠落している)旨を検出すると、画像の更新表示を中止し、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させる。
【0035】
(5)路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信エラーの発生頻度が所定頻度以上になった場合
次に、「路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信エラーの発生頻度が所定頻度以上になった場合」について、図6を参照して説明する。情報端末機7は、路側無線機4から車載無線機6に送信された信号の信号フォーマット内のCRC(誤り検出ビット)を解析し、CRCが正常な値であり、路側機1から車載器5に送信された信号の通信エラーの発生頻度が所定頻度未満である旨を検出すると、画像の更新表示を継続する。
【0036】
これに対して、情報端末機7は、CRCが異常な値であり、路側機1から車載器5に送信された信号の通信エラーの発生頻度が所定頻度以上満である旨を検出すると、画像の更新表示を中止し、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させる。この場合、所定頻度とは、上記した所定速度や所定電界強度や所定容量と同様にして、例えば運転手により任意に設定される値であっても良いし、システム内で例えば交通量などに応じて設定される値であっても良く、また、交通量の大小に応じて時間帯で変動する値であっても良い。
【0037】
(6)路側機1と車載器5との間の回線が切断された場合
次に、「路側機1と車載器5との間の回線が切断された場合」について、図7を参照して説明する。情報端末機7は、路側無線機4と車載無線機6との間で回線が接続されると、回線が切断されたか否かを監視しており、回線の接続が維持され、回線が接続されていない旨を検出すると、画像の更新表示を継続する。
【0038】
これに対して、情報端末機7は、路側無線機4における画像データの送信リトライ回数が所定回数以上になり、車載無線機6が路側無線機4との間の回線を切断したことに応じて、回線が切断された旨を検出すると、画像の更新表示を中止し、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させる。また、情報端末機7は、路側無線機4が画像データの送信リトライ回数をカウントしている間にも、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去させても良い。
【0039】
以上に説明した処理により、車載器5は、路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信速度が所定速度未満になった旨、路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の受信電界強度が所定電界強度未満になった旨、情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの容量が所定容量未満になった旨、情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの時間連続性が欠落している旨、路側機1から送信されて車載器5に受信された信号の通信エラーの発生頻度が所定頻以上になった旨あるいは路側機1と車載器5との間の回線が切断された旨を検出すると、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去する。
【0040】
尚、情報端末機7は、上記したようにして画像を消去させた後では、その時点で受信バッファに蓄積されている画像データを全て消去させて新たな1画面分の画像データが受信バッファに蓄積された後に、画像をディスプレイ8に再度表示させるようになっている。
【0041】
ところで、以上は、情報端末機7がディスプレイ8に表示されている画像を消去させる場合を説明したが、情報端末機7が図8に示すように例えば「無線通信状態が悪化しました 古い画像が表示されている可能性があります 注意して下さい」というような運転手に注意を促す警告メッセージを表示させても良い。また、情報端末機7が例えば「無線通信状態が悪化しました 古い画像が表示されている可能性がありますので、画像を消去します」というような画像を消去する旨を予告する警告メッセージを表示させた後に、画像を消去させても良い。このような予告の警告メッセージが表示された後に画像が消去される構成では、画像が消去された理由を運転手に知らせることができる。
【0042】
以上に説明したように本実施例によれば、車載器5において、路側機1から受信された信号の通信速度が所定速度未満になった旨、路側機1から受信された信号の受信電界強度が所定電界強度未満になった旨、情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの容量が所定容量未満になった旨、情報端末機7の受信バッファに蓄積されている画像データの時間連続性が欠落している旨、路側機1から受信された信号の通信エラーの発生頻度が所定頻以上になった旨あるいは路側機1との間の回線が切断された旨を検出すると、その時点でディスプレイ8に表示されている画像を消去するように構成したので、古い画像や乱れた画像などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、安全を適切に確保することができる。この場合、警告メッセージを表示するように構成すれば、表示されている画像が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0043】
また、車載器5において、画像を消去させた後では、その時点で受信バッファに蓄積されている画像データを全て消去させて新たな1画面分の画像データが受信バッファに蓄積された後に、画像をディスプレイ8に再度表示するように構成したので、無線通信状態が劣悪になる前後の画像データが組合わされた不適切な画像や1画面分の画像データが整っていない中途半端な画像を表示することを未然に回避することができ、画像の表示を適切に再開することができる。
【0044】
また、路側機1から受信された信号の受信電界強度が所定電界強度未満になったか否かに基づいて画像を消去するように構成したものでは、車載無線機6から出力されるRSSI信号を用いるので、ハードウェアにより簡易に実現することができる。
【0045】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
情報が例えば「右折車の陰に対向車があります 注意して下さい」というような音声であっても良く、その場合には、音声の出力を停止することにより、古い音声や乱れた音声などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、警告メッセージを音声により出力するように構成すれば、出力されている音声が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができる。また、情報として画像と音声とを併用する構成であっても良い。
【0046】
上記した(1)〜(6)のうちのいずれかの条件が成立したときに画像を消去したり警告メッセージを表示する構成に限らず、(1)〜(6)のうちの複数の条件が成立したときに画像を消去したり警告メッセージを表示する構成であっても良い。
【0047】
路側機と車載器との間で通信する路車間通信に適用する構成に限らず、車載器同士で通信する車々間通信に適用する構成であっても良い。この場合、例えばバスやトラックなどの大型車両が撮影した前方(進行方向)の画像を大型車両に追尾して走行している車両に送信して表示するように構成すれば、大型車両により死角となる領域を表示している状況で、無線通信状態が劣悪になった場合や回線が切断された場合に、その時点で表示されている画像を消去することにより、古い画像や乱れた画像などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、警告メッセージを表示することにより、表示されている画像が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【0048】
また、一方の車載器が撮影した画像を狭域無線通信により路側機に送信し、路側機が一方の車載器から受信された画像を狭域無線通信により他方の車載器に送信し、他方の車載器が路側機から受信された画像を表示するシステム、つまり、路側機が画像を中継する中継機として作用するシステムに適用する構成であっても良い。
路側機と車載器との間の無線通信や車載器同士の無線通信は、広域無線通信であっても良く、また、狭域無線通信と広域無線通信とが混在した無線通信であっても良い。
【0049】
交通に関する設備は、交差点に限らず、例えば踏切や橋などの他のものであって良く、そのように構成すれば、進入しようとする(通過しようとする)踏切や橋などの状況を運転手に知らせている状況で、無線通信状態が劣悪になった場合や回線が切断された場合に、その時点で表示されている画像を消去することにより、古い画像や乱れた画像などの不適切な情報を運転手に提供することを未然に回避することができ、また、警告メッセージを表示することにより、表示されている画像が不適切なものである旨を運転手に適切に知らせることができ、安全を適切に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す機能ブロック図
【図2】 情報端末機が行う処理を示すフローチャート
【図3】 信号の通信速度が所定速度未満になった態様を示すシーケンス図
【図4】 画像データの容量が所定容量未満になった態様を示す図
【図5】 画像データの時間連続性が欠落している態様を示す図
【図6】 信号フォーマットの一例を示す図
【図7】 回線が切断された態様を示すシーケンス図
【図8】 警告メッセージが表示された態様の一例を示す図
【符号の説明】
図面中、1は路側機(第1の装置、情報送信装置)、2はカメラ(撮影手段)、4は路側無線機(情報送信手段)、5は車載器(第2の装置、情報出力装置)、6は車載無線機(情報受信手段)、7は情報端末機(無線通信状態識別手段、情報出力制御手段、バッファ手段、回線状態識別手段)、8はディスプレイ(情報出力手段)である。
Claims (11)
- 路側または車両側に設置され、交通に関する設備の状況を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により第2の装置に送信する情報送信手段とを備えた第1の装置と、
路側または車両側に設置され、第1の装置から画像または音声を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた第2の装置とを具備した情報通信システムであって、
第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
第1の装置から送信されて第2の装置に受信された信号の通信速度が交通量に応じて設定される所定速度未満である旨が前記無線通信状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを具備したことを特徴とする情報通信システム。 - 路側または車両側に設置され、交通に関する設備の状況を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により第2の装置に送信する情報送信手段とを備えた第1の装置と、
路側または車両側に設置され、第1の装置から画像または音声を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた第2の装置とを具備した情報通信システムであって、
第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
第1の装置から送信されて第2の装置に受信された信号の受信電界強度が交通量に応じて設定される所定電界強度未満である旨が前記無線通信状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを具備したことを特徴とする情報通信システム。 - 路側または車両側に設置され、交通に関する設備の状況を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により第2の装置に送信する情報送信手段とを備えた第1の装置と、
路側または車両側に設置され、第1の装置から画像または音声を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた第2の装置とを具備した情報通信システムであって、
第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
第2の装置に設けられ、ストリーミング機能を実現するためのバッファ手段と、
前記バッファ手段に蓄積されている画像データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満である旨を識別した場合または前記バッファ手段に蓄積されている音声データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満である旨を識別した場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを具備したことを特徴とする情報通信システム。 - 請求項3に記載した情報通信システムにおいて、
前記情報出力制御手段は、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させた後では、無線通信状態の劣悪な状態が解消された後に、その時点で前記バッファ手段に蓄積されている画像データを消去させて新たな1画面分の画像データが前記バッファ手段に蓄積された後またはその時点で前記バッファ手段に蓄積されている音声データを消去させて新たな1メッセージ分の音声データが前記バッファ手段に蓄積された後に、前記情報出力手段から情報を再度出力させることを特徴とする情報通信システム。 - 路側または車両側に設置され、交通に関する設備の状況を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により第2の装置に送信する情報送信手段とを備えた第1の装置と、
路側または車両側に設置され、第1の装置から画像または音声を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備え た第2の装置とを具備した情報通信システムであって、
第1の装置と第2の装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
第1の装置から送信されて第2の装置に受信された信号の通信エラーの発生頻度が交通量に応じて設定される所定頻度以上である旨を識別した場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを具備したことを特徴とする情報通信システム。 - 路側または車両側に設置され、交通に関する設備の状況を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により第2の装置に送信する情報送信手段とを備えた第1の装置と、
路側または車両側に設置され、第1の装置から画像または音声を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた第2の装置とを具備した情報通信システムであって、
第1の装置と第2の装置との間の回線状態を識別する回線状態識別手段と、
第1の装置と第2の装置との間の回線が切断された旨が前記回線状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを具備したことを特徴とする情報通信システム。 - 路側または車両側に設置され、情報送信装置から交通に関する設備の状況が撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた情報出力装置であって、
情報送信装置と自装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
情報送信装置から送信されて自装置に受信された信号の通信速度が交通量に応じて設定される所定速度未満である旨が前記無線通信状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを備えたことを特徴とする情報出力装置。 - 路側または車両側に設置され、情報送信装置から交通に関する設備の状況が撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた情報出力装置であって、
情報送信装置と自装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
情報送信装置から送信されて自装置に受信された信号の受信電界強度が交通量に応じて設定される所定電界強度未満である旨が前記無線通信状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを備えたことを特徴とする情報出力装置。 - 路側または車両側に設置され、情報送信装置から交通に関する設備の状況が撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた情報出力装置であって、
情報送信装置と自装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
ストリーミング機能を実現するためのバッファ手段と、
前記バッファ手段に蓄積されている画像データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満である旨を識別した場合または前記バッファ手段に蓄積されている音声データの容量が交通量に応じて設定される所定容量未満である旨が前記無線通信状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを備えたことを特徴とする情報出力装置。 - 路側または車両側に設置され、情報送信装置から交通に関する設備の状況が撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた情報出力装置であって、
情報送信装置と自装置との間の無線通信状態を識別する無線通信状態識別手段と、
情報送信装置から送信されて自装置に受信された信号の通信エラーの発生頻度が交通量に応じて設定される所定頻度以上である旨が前記無線通信状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを備えたことを特徴とする情報出力装置。 - 路側または車両側に設置され、情報送信装置から交通に関する設備の状況が撮影された画像または当該画像に対応する音声を無線通信により受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された画像または音声を出力する情報出力手段とを備えた情報出力装置であって、
情報送信装置と自装置との間の回線状態を識別する回線状態識別手段と、
情報送信装置と自装置との間の回線が切断された旨が前記回線状態識別手段により識別された場合に、前記情報出力手段からの情報の出力を停止させるかまたは前記情報出力手段から警告メッセージを出力させる情報出力制御手段とを備えたことを特徴とする情報出力装置。
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