JP3932709B2 - グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばキー入力された任意の関数式をグラフ化して表示するためのグラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、グラフ表示装置は、電子式計算機等に搭載され、キー操作により入力された関数式をグラフ化して表示するものである。
【0003】
例えばY=2X2 なる関数式と、X座標及びY座標の座標レンジ(Xmin,Xmax /Ymin,Ymax )を入力してグラフの描画を指示すると、座標レンジを液晶表示画面のグラフ表示範囲に割り当て、X方向の各表示ドットに対応する座標値を前記関数式の変数Xに代入して各対応する変数Yの座標値を計算して求めることにより、そのX座標値及びY座標値に対応する表示ドットを点灯させグラフの描画表示を行なっている。
【0004】
そして、従来のグラフ表示装置では、例えばX軸に対応して描画されたグラフに対しては、「→」あるいは「←」のカーソルキーを操作することにより、該グラフ上に表示させたポインタを右あるいは左の方向に移動表示させると共に、ポインタの位置するグラフ上のXY座標値を表示するようにしたグラフトレース機能を備えたものがあるが、この場合、カーソルキーを1回操作する毎に、グラフ上のポインタは1ドット単位で移動表示され、該表示ドットに対応するXY座標値が算出表示されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のグラフ表示装置におけるグラフトレース機能のように、カーソルキーの操作に応じてグラフ上のポインタを1ドット単位で移動表示させるものでは、当該ポインタの移動間隔は、グラフ表示の座標レンジと表示画面の分解能に応じて単純に決まってしまうものであるため、グラフの特性等に関係したポインタの移動表示によって、該グラフの評価,解析を効果的に行なうことができない問題がある。
【0006】
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、グラフ上におけるポインタの移動間隔が、グラフ表示の座標レンジと表示画面の分解能に応じて単純に決まってしまうことなく、グラフの特性等に関係したポインタの移動表示によって、該グラフの評価,解析を効果的に行なうことが可能になるグラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係るグラフ表示装置は、グラフを表示するグラフ表示手段と、このグラフ表示手段により表示されたグラフ上にポインタを表示させるポインタ表示手段と、このポインタ表示手段により前記グラフ上に表示されたポインタによる当該グラフ上でのトレース間隔を任意に設定する間隔設定手段と、この間隔設定手段により任意に設定されたトレース間隔に対応して、前記グラフ上に表示されたポインタを移動させるポインタ移動制御手段と、前記グラフ表示手段により表示されたグラフを拡大して表示させる拡大表示制御手段と、この拡大表示制御手段による前記グラフの拡大倍率に応じて、前記間隔設定手段により任意に設定されたトレース間隔を該拡大倍率分の1に変更して設定する設定変更手段と、を備え、前記ポインタ移動制御手段は、前記拡大表示制御手段によりグラフが拡大された後は前記設定変更手段で変更して設定されたトレース間隔でポインタを移動させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
図1は本発明のグラフ表示装置の実施形態に係る電子計算装置の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0011】
この電子計算装置の電子回路は、コンピュータである制御部(CPU)11を備えている。
【0012】
制御部(CPU)11は、キー入力部12から供給されるキー操作信号に応じて、ROM13に予め記憶されているシステムプログラム、あるいはフロッピディスク等の外部記録媒体14に記録されている計算装置制御用プログラムを、磁気ディスク装置等の記録媒体読み取り部15により読み取らせて起動させ、このプログラムに従って回路各部の動作制御を行なうもので、この制御部(CPU)11には、前記キー入力部12、ROM13、記録媒体読み取り部15の他、RAM16が接続されると共に、表示駆動回路17を介して液晶表示部18が接続される。
【0013】
キー入力部12には、関数式や座標レンジ、演算式、プログラム等を入力するための数値キー,演算子キー,記号キーからなるデータ入力キー12aが備えられると共に、関数式に応じたグラフの表示処理及びグラフに対するトレースポインタPの表示処理を行なうためのグラフモード、演算式に応じた演算処理を行なうための演算モード、任意のプログラムに応じた計算処理を行なうためのプログラムモード等の各種動作モードをメニューにしたモード選択画面を表示させる際に操作される「メニュー」キー12b、前記グラフモードにおいて表示されたグラフに対するトレース機能を設定する際に操作される「トレース」キー12c、選択あるいは入力されたデータの確定や設定機能の実行を指示する際に操作される「実行」キー12d、前記グラフモードにおいて表示されたグラフの拡大表示を行なう際に操作される「ズーム」キー12e、そして、表示画面上でのカーソル(ポインタ)の移動やデータ選択、変数値の増減設定等を行なう際に操作されるカーソルキー「↑」12f,「↓」12g,「←」12h,「→」12i等が備えられる。
【0014】
ROM13には、本電子計算装置の電子回路におけるの全体の処理を司るシステムプログラムデータが予め記憶されると共に、図4,図5に示すグラフモード処理等、各種の動作モードの処理を司るサブプログラムである制御プログラムデータも予め記憶される。
【0015】
図2は前記電子計算装置のRAM16に備えられるデータメモリの構成を示す図である。
【0016】
RAM16には、表示データメモリ16a、モードデータメモリ16b、グラフ式メモリ16c、グラフデータメモリ16d、座標レンジメモリ16e、トレース設定メモリ16f、トレース範囲メモリ16g、nカウンタメモリ16h、ポインタ座標メモリ16i、及びワークデータメモリ16j等の各種のデータメモリが備えられる。
【0017】
表示データメモリ16aには、前記各種の動作モードにおいて液晶表示部18に表示すべき表示データがビットマップのパターンデータとして展開されて記憶される。
【0018】
モードデータメモリ16bには、現在設定中の動作モードを示すモードデータが記憶される。
【0019】
グラフ式メモリ16cには、グラフモードにおいてキー入力されたグラフ化表示すべき関数式(Y=f(X))が記憶される。
【0020】
グラフデータメモリ16dには、前記グラフ式メモリ16cに記憶された関数式(Y=f(X))に対応するグラフデータがビットマップデータとして展開されて記憶される。
【0021】
座標レンジメモリ16eには、前記グラフ式メモリ16cに記憶された関数式(Y=f(X))をグラフ化すべき座標レンジ(Xmin,Xmax,Ymin,Ymax)が記憶される。
【0022】
トレース設定メモリ16fには、液晶表示部18に表示されたグラフ上にトレースポインタPを表示させ、該ポインタPを移動させるためのトレース間隔の設定データが定数記号(CONST)及び変数値(STEP)の組み合わせにより記憶される。
【0023】
トレース範囲メモリ16gには、前記トレース設定メモリ16fに記憶された定数記号(CONST)及び変数値(STEP)の組み合わせにより定まるトレースポインタPの移動間隔とその移動方向に対応する前記座標レンジ(Xmin,Xmax又はYmin,Ymax)とに基づき、下式1及び式2により求められるトレース個数nが、“−”方向のトレース個数n(min)、“+”方向のトレース個数n(max)として記憶される。
【0024】
n(min)=Xmin/(STEP×CONST):端数切り捨て…式1
n(max)=Xmax/(STEP×CONST):端数切り捨て…式2
nカウンタメモリ16hには、前記トレース設定メモリ16fに記憶された定数記号(CONST)及び変数値(STEP)の組み合わせにより定まるトレースポインタPの移動間隔に従って該ポインタPを実際に移動表示させるための前記トレース個数n(min)〜n(max)のカウントデータが記憶される。
【0025】
ポインタ座標メモリ16iには、前記トレースポインタPが位置するグラフ上のX,Y座標が記憶される。この場合、X座標は下式3により求められ、Y座標は、そのX座標を前記グラフ式メモリ16cに記憶された関数式(Y=f(X))に代入することにより求められる。
【0026】
X=n×STEP×CONST …式3
ワークデータメモリ16jには、各種動作モードの制御処理に伴ない制御部(CPU)11により入出力されるデータが一時的に記憶される。
【0027】
次に、前記構成による電子計算装置の動作について説明する。
【0028】
図3は前記電子計算装置の全体処理を示すフローチャートである。
【0029】
キー入力部12の「メニュー」キー12bを操作すると、グラフモード,演算モード,プログラムモード等の動作モードを選択設定するためのモードメニューを配列したモード選択画面が液晶表示部18に表示される(ステップS1→S2)。
【0030】
このモード選択画面の表示状態において、任意のモードメニューをカーソル移動操作して選択し「実行」キー12dを操作すると、選択指定された動作モードに対応する制御処理プログラムが設定起動され初期表示画面の表示状態となる(ステップS3→S4,S5→S6,S7)。
【0031】
こうしたモード選択設定処理(ステップS1〜S7)により、グラフモードが選択されて設定されると、グラフを描画するための関数式を入力する初期表示画面が液晶表示部18に表示され、グラフモード処理が起動される(ステップS8→SA)。
【0032】
また、前記モード選択設定処理(ステップS1〜S7)により、演算モードが選択されて設定されると、演算式を入力するための初期表示画面が液晶表示部18に表示され、演算モード処理が起動される(ステップS9→S10)。
【0033】
また、前記モード選択設定処理(ステップS1〜S7)により、プログラムモードが選択されて設定されると、プログラムデータを入力するための初期表示画面が液晶表示部18に表示され、プログラムモード処理が起動される(ステップS11→S12)。
【0034】
また、前記モード選択設定処理(ステップS1〜S7)により、その他の動作モードが選択されて設定されると、その初期表示画面が液晶表示部18に表示された後、対応する動作モード処理が起動される(ステップS11→他のモード処理)。
【0035】
図4は前記電子計算装置におけるグラフモード処理を示すフローチャートである。
【0036】
図5は前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうトレース処理を示すフローチャートである。
【0037】
図6は前記電子計算装置のグラフモード処理に伴ないグラフデータの表示及びトレースポインタPの移動表示を行なわせるための操作表示状態を示す図である。
【0038】
キー入力部12の「メニュー」キー12bの操作により、液晶表示部18に対しモード選択画面が表示された状態で(ステップS1→S2)、カーソルキー12f〜12iの操作により[グラフ]のアイコンが選択されて反転表示され(ステップS3→S4)、「実行」キー12dが操作されると、RAM16内のモードデータメモリ16bにグラフモードの設定状態であることを示すモードデータが記憶され、制御部(CPU)11の動作モードがグラフモードに設定されると共に、ROM13に予め記憶されているグラフモード処理プログラムが起動され、液晶表示部18に対しグラフを描画するための関数式の入力画面が初期表示される(ステップS5→S6,S7)。
【0039】
この関数式の入力画面にあって、キー入力部12のデータ入力キー12aによりグラフ化表示したい任意の関数式(例えば「Y=sinX」)及びそのX,Y座標レンジ(例えばXmin=−6,Xmax=6,Ymin=−2,Ymax=2)が入力されると、この入力された関数式及び座標レンジはRAM16内のグラフ式メモリ16c及び座標レンジメモリ16eにそれぞれ記憶される。
【0040】
そして、図6(A)に示すように、前記グラフ式メモリ16cに記憶された関数式に対応するグラフの表示に際しグラフトレースを行なうために、「トレース」キー12cが操作されると、トレースポインタPの移動間隔を予め設定するためのトレース設定画面Gが液晶表示部18に表示される(ステップA4→A5)。
【0041】
このトレース設定画面Gにおいて、キー入力部12のデータ入力キー12aの操作により、トレースポインタPを移動させるためのトレース間隔の設定データである定数記号(CONST)及び変数値(STEP)が、それぞれ例えば「CONST=π」「STEP=0.5」として入力されると、この定数記号「π」及び変数値「0.5」は、RAM16内のトレース設定メモリ16fに記憶される(ステップA1→A2→A3)。
【0042】
ここで、前記キー入力された関数式「Y=sinX」に対応するグラフデータの描画表示及び前記トレース設定データ「CONST=π」「STEP=0.5」に応じたグラフトレースを行なうために、図6(B)に示すように、キー入力部12の「実行」キー12dが操作されると、前記「トレース」キー12cの操作に基づくトレースモードであることが判断確認される(ステップA6→A7)。
【0043】
すると、前記座標レンジメモリ16eに記憶されたX,Y座標レンジを液晶表示部18のグラフ表示エリアに割り当てて設定したX座標軸及びY座標軸が表示されると共に、このX,Y座標軸に対応させた各表示ドット毎に、前記グラフ式メモリ16cに記憶された関数式「Y=sinX」に対応するグラフデータが演算作成されてグラフデータメモリ16dに展開記憶され、前記液晶表示部18のX,Y座標上に描画表示される(ステップA7→A8)。
【0044】
すると、前記液晶表示部18に表示されたグラフ上のY座標軸との交点位置(0,Y)又は中心位置に対してポインタPが表示され、そのポインタPのX,Y座標(0,0)がRAM16内のポインタ座標メモリ16iに記憶されると共に、グラフ表示エリアの下端に沿って「X=0」「Y=0」として表示される(ステップA9,A10)。
【0045】
そして、図6(C)に示すように、キー入力部12における「←」キー12h又は「→」キー12iが操作されると、前記ポインタ座標メモリ16iにおけるポインタPのX,Y座標の記憶の有無によって、トレースポインタPの表示中であることが判断確認され、図5におけるトレース処理が起動される(ステップA11→AB)。
【0046】
このトレース処理が起動されると、まず、RAM16内のトレース設定メモリ16fにおいて、トレースポインタPを移動させるためのトレース間隔の設定データである定数記号(CONST)及び変数値(STEP)が記憶されて設定されているか否か判断される(ステップB1)。
【0047】
この場合、前記トレース設定メモリ16fには、定数記号「CONST=π」及び変数値「STEP=0.5」として記憶設定されていると判断されるので、この定数記号「CONST=π」及び変数値「STEP=0.5」の組み合わせにより定まるトレースポインタPの移動間隔(CONST×STEP)とその移動方向Xに対応する前記座標レンジメモリ16eに記憶されたX座標レンジ(Xmin=−6,Xmax=6)とに基づき、“−”方向のトレース個数n(min)及び“+”方向のトレース個数n(max)が、それぞれ前記式1及び式2により算出され、RAM16内のトレース範囲メモリ16gに対しn(min)=−3、n(max)=3として記憶される(ステップB1→B2)。
【0048】
すると、RAM16内のnカウンタメモリ16hには、まず、前記トレース範囲メモリ16gに記憶されたn(min)=−3が初期セットされ、このn(min)=−3と前記定数記号「CONST=π」及び変数値「STEP=0.5」の組み合わせにより定まるトレースポインタPの移動間隔(CONST×STEP)に基づき、トレースポインタPのX座標値が前記式3により算出され、RAM16内のポインタ座標メモリ16iに対しX=−4.71238898として記憶される(ステップB3,B4)。
【0049】
これと共に、前記式3により算出されてポインタ座標メモリ16iに記憶されたトレースポインタPのX座標が前記グラフ式メモリ16cに記憶されている関数式「Y=sinX」に代入されてトレースポインタPのY座標値が算出され、同RAM16内のポインタ座標メモリ16iに対しY=1として記憶される(ステップB5)。
【0050】
これにより、前記ポインタ座標メモリ16iに算出記憶されたトレースポインタPのX,Y座標値(−4.71238898,1)に対応して、前記液晶表示部18のグラフ表示エリアに既に表示されているグラフ上にポインタPが表示され、そのトレースポインタPのX,Y座標値(−4.71238898,1)が「X=−4.71238898」「Y=1」として表示される(ステップB6)。
【0051】
この後、図6(D)に示すように、前記グラフ上のポインタPを右方向に移動させるために、キー入力部12における「→」キー12iが操作されると、nカウンタメモリ16hに記憶されているトレース個数のカウントデータn=−3が(+1)されてn=−2にカウントアップされ、該トレース個数のカウントデータn=−2が前記トレース範囲メモリ16gに記憶されたn(min)〜n(max)=−3〜3の範囲外となったか否か判断される(ステップB7→B8→B9→B10a,B11)。
【0052】
この場合、前記トレース個数のカウントデータn=−2は前記トレース範囲メモリ16gに記憶されたn(min)〜n(max)=−3〜3の範囲外にはなっていない(範囲内)と判断されるので、再び前記ステップB4からの処理に戻り、前記カウントアップされたこのトレース個数のカウントデータn=−2と前記定数記号「CONST=π」及び変数値「STEP=0.5」の組み合わせにより定まるトレースポインタPの移動間隔(CONST×STEP)に基づき、トレースポインタPの次のX座標値が前記式3により算出され、RAM16内のポインタ座標メモリ16iに対しX=−3.1415927として記憶される(ステップB11→B4)。
【0053】
これと共に、前記式3により算出されてポインタ座標メモリ16iに記憶されたトレースポインタPの次のX座標が前記グラフ式メモリ16cに記憶されている関数式「Y=sinX」に代入されてトレースポインタPの対応するY座標値が算出され、同RAM16内のポインタ座標メモリ16iに対しY=0として記憶される(ステップB5)。
【0054】
これにより、前記ポインタ座標メモリ16iに算出記憶されたトレースポインタPの次のX,Y座標値(−3.1415927,0)に対応して、前記液晶表示部18のグラフ上に既に表示されているポインタPが矢印aで示すように移動表示され、その移動表示後のトレースポインタPの新たなX,Y座標値(−3.1415927,0)が「X=−3.1415927」「Y=0」として更新表示される(ステップB6)。
【0055】
この後さらに、図6(D)に示すように、前記グラフ上のポインタPを右方向に移動させるために、キー入力部12における「→」キー12iが操作されると、nカウンタメモリ16hに記憶されているトレース個数のカウントデータn=−2が(+1)されてn=−1にカウントアップされ、該トレース個数のカウントデータn=−1が前記トレース範囲メモリ16gに記憶されたn(min)〜n(max)=−3〜3の範囲外となったか否か判断される(ステップB7→B8→B9→B10a,B11)。
【0056】
この場合、前記トレース個数のカウントデータn=−1は前記トレース範囲メモリ16gに記憶されたn(min)〜n(max)=−3〜3の範囲外にはなっていない(範囲内)と判断されるので、再び前記ステップB4からの処理に戻り、前記カウントアップされたこのトレース個数のカウントデータn=−1と前記定数記号「CONST=π」及び変数値「STEP=0.5」の組み合わせにより定まるトレースポインタPの移動間隔(CONST×STEP)に基づき、トレースポインタPの次のX座標値が前記式3により算出され、RAM16内のポインタ座標メモリ16iに対しX=−1.5707963として記憶される(ステップB11→B4)。
【0057】
これと共に、前記式3により算出されてポインタ座標メモリ16iに記憶されたトレースポインタPの次のX座標が前記グラフ式メモリ16cに記憶されている関数式「Y=sinX」に代入されてトレースポインタPの対応するY座標値が算出され、同RAM16内のポインタ座標メモリ16iに対しY=−1として記憶される(ステップB5)。
【0058】
これにより、前記ポインタ座標メモリ16iに算出記憶されたトレースポインタPの次のX,Y座標値(−1.5707963,−1)に対応して、前記液晶表示部18のグラフ上に既に表示されているポインタPが破線矢印bで示すようにさらに移動表示され、その移動表示後のトレースポインタPの新たなX,Y座標値(−1.5707963,−1)が「X=−1.5707963」「Y=−1」として更新表示される(ステップB6)。
【0059】
この後、前記キー入力部12における「→」キー12iが繰り返し操作される毎に、前記ステップB4〜B10a,B11における、前記トレース設定移動間隔(CONST×STEP)置きのトレースポインタPの移動表示処理が繰り返し行なわれ、「Y=sinX」に対応するグラフ上のポインタPが、「0.5π」の設定移動間隔ずつ、右方向へ移動表示されるようになる。
【0060】
そして、前記nカウンタメモリ16hに記憶されているトレース個数のカウントデータがn=3となり、トレースポインタPがグラフ上のX,Y座標(4.71238898,−1)に対応して表示された後に、さらに、「→」キー12iが操作されることで、前記トレース個数のカウントデータがn=4にカウントアップされ(ステップB7〜B10a)、前記トレース範囲メモリ16gに記憶されたn(min)〜n(max)=−3〜3の範囲外になったと判断されると(ステップB11)、このカウントデータn=4は前記トレース範囲であるn(min)〜n(max)=−3〜3の範囲内に強制的に戻されてn=3となり(ステップB11→B12)、これ以上「→」キー12iが操作されても、前記グラフ上のポインタPは当該最大のトレース個数n(max)=3に対応するX,Y座標(4.71238898,−1)の位置のまま保持される(ステップB12→B4〜B6)。
【0061】
また、キー入力部12における「←」キー12hが操作されると、そのキー操作毎に、前記nカウンタメモリ16hに記憶されているトレース個数のカウントデータnが(−1)されてカウントダウンされることで(ステップB7→B8→B9→B10b)、前記同様にトレース設定移動間隔(CONST×STEP)置きのトレースポインタPの移動表示処理が繰り返し行なわれ、「Y=sinX」に対応するグラフ上のポインタPが、「0.5π」の設定移動間隔ずつ、左方向へ移動表示されるようになる。
【0062】
一方、前記図6(A)で示したようなトレース設定画面Gにおいて、その定数記号(CONST)及び変数値(STEP)が入力設定されていない状態での、図6(B)に示すようなグラフ表示状態にあって、キー入力部12の「←」キー12h又は「→」キー12iが操作されることで、図5におけるトレース処理が起動された場合には、RAM16内のトレース設定メモリ16fにおいて、トレースポインタPを移動させるためのトレース間隔の設定データである定数記号(CONST)及び変数値(STEP)が記憶されてないと判断されるので、前記カーソルキー「←」12h又は「→」12iが1回操作される毎に、グラフ上のポインタは左又は右の方向へ1ドット単位で移動表示され、該表示ドットに対応するXY座標値が表示される(ステップB1→B13)。
【0063】
また、前記液晶表示部18に表示されているグラフの表示画面を拡大表示するために、キー入力部12における「ズーム」キー12eが操作されると、例えば図9に示すように、任意に設定される拡大倍率αに応じたグラフデータの拡大表示処理が行なわれる(ステップA13→A14)。
【0064】
この場合、前記RAM16内のトレース設定メモリ16fに記憶されている変数値(STEP)は、前記グラフ表示画面の拡大表示に伴なう拡大倍率αに応じて(1/α)に変更設定され、拡大後の座標レンジに合せたトレースポインタPの移動間隔に自動設定される(ステップA15)。
【0065】
図9は前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうグラフ表示画面の拡大表示イメージを示す図である。
【0066】
なお、前記図6(A)で示したように、トレース設定画面Gでは、トレースポインタPを移動させるためのトレース間隔の設定データである定数記号(CONST)及び変数値(STEP)の両方をそれぞれ入力設定し、該ポインタPの移動間隔を(STEP×CONST)として計算する場合について説明したが、例えば図7(A)に示すように、定数記号(CONST)のみ入力設定した場合、また、図7(B)に示すように、変数値(STEP)のみ入力設定した場合の何れの場合でも、そのそれぞれの設定内容に応じてポインタPの移動間隔を計算することができる。
【0067】
図7は前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうトレース設定画面Gでのトレース移動間隔の設定例を示す図であり、同図(A)は定数記号(CONST)のみによる設定例を示す図、同図(B)は変数値(STEP)のみによる設定例を示す図である。
【0068】
また、前記グラフモード処理に伴なうグラフ表示処理にあって、グラフ上へのポインタPの表示と共にそのグラフ表示エリアの下端に沿って表示される該ポインタPのX,Y座標値は、前記図6(C)あるいは図6(D)で示したように、完全な数値表示としてもよいし、例えば図8(A)に示すように、RAM16内のトレース設定メモリ16fに記憶された定数記号「π」を基準にした変数値との掛け合わせで表示してもよいし、あるいは図8(B)に示すように、前記定数記号「π」の数値化データ「3.1416」を基準にした変数値との掛け合わせで表示してもよい。
【0069】
図8は前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうトレースポインタPの座標表示例を示す図であり、同図(A)は定数記号(CONST)を基準にした座標表示例を示す図、同図(B)は定数記号(CONST)の数値化データを基準にした座標表示例を示す図である。
【0070】
したがって、前記構成の電子計算装置のグラフモード処理に伴なうトレースポインタPの移動表示機能によれば、キー入力部12における「トレース」キー12cの操作に応じて液晶表示部18に表示されるトレース設定画面Gにおいて、任意の定数記号(CONST)及び変数値(STEP)の組み合わせによりポインタPの移動間隔が入力設定され、この後、予めキー入力された関数式に対応するグラフが表示された状態で、該グラフ上に初期表示されているポインタPを移動させるために「←」キー12h又は「→」キー12iが操作されると、前記任意設定された移動間隔(CONST×STEP)毎に、その指定移動方向に対応する座標値が更新されて前記グラフ上のポインタPが移動表示されるので、前記トレース設定値の内容によってグラフの特性等に関係したポインタPの移動表示を行なうことができ、該グラフの評価,解析が効果的に行なえるようになる。
【0071】
なお、前記実施形態において記載した手法、すなわち、図3のフローチャートに示す本電子計算装置の全体処理、図4及び図5のフローチャートに示すグラフモード処理等の各手法は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体14に格納して配布することができる。そして、コンピュータは、この外部記録媒体14に記録されたプログラムを磁気ディスク装置等の記録媒体読み取り部15によって読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明したグラフ表示処理に伴なうトレースポインタPの移動表示機能を実現し、前述した手法による同様のグラフモード処理を実行することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るグラフ表示装置によれば、グラフ表示手段により表示されたグラフ上にポインタが表示され、このポインタは任意に設定されたトレース間隔で移動されるので、任意のトレース間隔でもってグラフの解析等が行なえるようになる。またグラフが拡大された場合、トレース間隔は、グラフの拡大倍率αに応じて(1/α)に変更設定されるので、拡大後の座標レンジに合せたトレースポインタの移動間隔が自動設定され、該グラフの評価,解析を効果的に行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラフ表示装置の実施形態に係る電子計算装置の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子計算装置のRAMに備えられるデータメモリの構成を示す図。
【図3】前記電子計算装置の全体処理を示すフローチャート。
【図4】前記電子計算装置におけるグラフモード処理を示すフローチャート。
【図5】前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうトレース処理を示すフローチャート。
【図6】前記電子計算装置のグラフモード処理に伴ないグラフデータの表示及びトレースポインタPの移動表示を行なわせるための操作表示状態を示す図。
【図7】前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうトレース設定画面Gでのトレース移動間隔の設定例を示す図であり、同図(A)は定数記号(CONST)のみによる設定例を示す図、同図(B)は変数値(STEP)のみによる設定例を示す図。
【図8】前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうトレースポインタPの座標表示例を示す図であり、同図(A)は定数記号(CONST)を基準にした座標表示例を示す図、同図(B)は定数記号(CONST)の数値化データを基準にした座標表示例を示す図。
【図9】前記電子計算装置のグラフモード処理に伴なうグラフ表示画面の拡大表示イメージを示す図。
【符号の説明】
11 …制御部(CPU)、
12 …キー入力部、
12a…データ入力キー、
12b…「メニュー」キー、
12c…「トレース」キー、
12d…「実行」キー、
12e…「ズーム」キー、
12f〜12i…カーソルキー、
13 …ROM、
14 …外部記録媒体、
15 …記録媒体読み取り部、
16 …RAM、
16a…表示データメモリ、
16b…モードデータメモリ、
16c…グラフ式メモリ、
16d…グラフデータメモリ、
16e…座標レンジメモリ、
16f…トレース設定メモリ、
16g…トレース範囲メモリ、
16h…nカウンタメモリ、
16i…ポインタ座標メモリ、
16j…ワークデータメモリ、
17 …表示駆動回路、
18 …液晶表示部、
G …トレース設定画面、
P …トレースポインタ。
Claims (4)
- グラフを表示するグラフ表示手段と、
このグラフ表示手段により表示されたグラフ上にポインタを表示させるポインタ表示手段と、
このポインタ表示手段により前記グラフ上に表示されたポインタによる当該グラフ上でのトレース間隔を任意に設定する間隔設定手段と、
この間隔設定手段により任意に設定されたトレース間隔に対応して、前記グラフ上に表示されたポインタを移動させるポインタ移動制御手段と、
前記グラフ表示手段により表示されたグラフを拡大して表示させる拡大表示制御手段と、
この拡大表示制御手段による前記グラフの拡大倍率に応じて、前記間隔設定手段により任意に設定されたトレース間隔を該拡大倍率分の1に変更して設定する設定変更手段と、
を備え、
前記ポインタ移動制御手段は、前記拡大表示制御手段によりグラフが拡大された後は前記設定変更手段で変更して設定されたトレース間隔でポインタを移動させることを特徴とするグラフ表示装置。 - 前記ポインタ表示手段により前記グラフ上に表示されたポインタの移動を指示する移動指示手段を備え、
前記ポインタ移動制御手段は、この移動指示手段により前記ポインタの移動が指示される毎に、前記間隔設定手段により任意に設定されたトレース間隔に対応して、前記グラフ上に表示されたポインタを移動させることを特徴とする請求項1に記載のグラフ表示装置。 - 前記間隔設定手段は、前記ポインタ表示手段により前記グラフ上に表示されたポインタによる当該グラフ上でのトレース間隔を、数値と定数の組み合わせにより任意に設定する間隔設定手段である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグラフ表示装置。 - グラフ表示装置のコンピュータを制御するためのグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体であって、
前記コンピュータを、
グラフを表示するグラフ表示手段、
このグラフ表示手段により表示されたグラフ上にポインタを表示させるポインタ表示手段、
このポインタ表示手段により前記グラフ上に表示されたポインタによる当該グラフ上でのトレース間隔を任意に設定する間隔設定手段、
この間隔設定手段により任意に設定されたトレース間隔に対応して、前記グラフ上に表示されたポインタを移動させるポインタ移動制御手段、
前記グラフ表示手段により表示されたグラフを拡大して表示させる拡大表示制御手段、
この拡大表示制御手段による前記グラフの拡大倍率に応じて、前記間隔設定手段により任意に設定されたトレース間隔を該拡大倍率分の1に変更して設定する設定変更手段、
として機能させ、前記ポインタ移動制御手段は、前記拡大表示制御手段によりグラフが拡大された後は前記設定変更手段で変更して設定されたトレース間隔でポインタを移動させるようにしたグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP37325098A JP3932709B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP37325098A JP3932709B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
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JP2000194872A JP2000194872A (ja) | 2000-07-14 |
JP3932709B2 true JP3932709B2 (ja) | 2007-06-20 |
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Family Applications (1)
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JP37325098A Expired - Lifetime JP3932709B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体 |
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Country | Link |
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JP5768787B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2015-08-26 | カシオ計算機株式会社 | グラフ表示制御装置及びグラフ表示制御プログラム |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP37325098A patent/JP3932709B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2000194872A (ja) | 2000-07-14 |
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