JP3931974B2 - 遠隔監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビル設備の異常を通報する遠隔監視システムであって、「異常」と判定すべき場合は、より早く通報するとともに、「異常」と判定すべきではない瞬時の状態変化による通報を抑制し、係員の対応を不要とする遠隔監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遠隔監視システムについて図面を参照しながら説明する。図6は、例えば特開平05−072003号公報に示された従来の遠隔監視システムの構成を示す図である。
【0003】
図6において、91は水槽本体、92は液体水面、93は満水検出電極棒、94は減水検出電極棒、95は設備制御盤、96は異常接点、97は監視装置、98は監視装置97の表示装置、99は外部センターである。
【0004】
つぎに、従来の遠隔監視システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0005】
上記のように構成された遠隔監視システムでは、水槽本体91内の液体水面92が上昇し満水検出電極棒93に触れたときに、この満水検出電極棒93に接続された設備制御盤95が『水位満水』を検知する。
【0006】
設備制御盤95の状態変化を電気信号として取り出す異常接点96の開閉の状態は、監視装置97によって検知され、表示装置98に表示し、同時に外部センター99に通報する。
【0007】
また、本構成では液体水面92が短い間隔で満水検出電極棒93に触れたり、触れなかったりすることにより、異常接点96が開閉を繰り返した場合には、状態変化が一定時間継続したときに初めて通報するように、監視装置97の内部に遅延回路を設けているので、遅延時間内の状態変化について検知外とすることができ、外部センター99ヘの通報を抑止している。
【0008】
さらに、満水検出電極棒93や異常接点96の故障(チャタリング)等に因り、異常接点96が一定時間内に異常に多くの開閉を繰り返したことを検知するために、異常接点96の状態変化回数を計測するカウンタを監視装置97の内部に設けているので、液体水面92の揺れなどに起因する通報抑止機能を維持しつつ、チャタリングなどに起因する異常接点96の異常動作を検知し通報することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の遠隔監視システムでは、監視対象項目毎に一対の通報制御であったので、状態変化が変動する設備に対しては、本来「異常」と判定すべきではない状態変化についても通報してしまうという問題点があった。
【0010】
例えば、共同住宅における給水設備の水位監視では、状態変化が炊事や入浴といった生活サイクル(曜日、時間帯)の要素により設備への負荷集中が変化すると考えられるが、これら変動要素を考慮し通報制御をする仕組みが無いという問題点があった。
【0011】
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、「異常」と判定すべき場合は、より早く通報することができるとともに、「異常」と判定すべきではない瞬時の状態変化による通報を抑制し、係員の対応を不要とすることができる遠隔監視システムを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る遠隔監視システムは、水槽内部の水面が水槽の上限を上回ったときは『水位満水異常』、前記水面が水槽の下限を下回ったときには『水位減水異常』を検知できる水位検出電極棒と、前記水位検出電極棒による前記『水位満水異常』、あるいは前記『水位減水異常』の検知に連動して電気接点を開閉してON/OFF信号を出力する水槽操作監視盤と、前記ON/OFF信号に基づき異常を通信回線により外部の情報センターに通報する遠隔監視装置とを備え、前記遠隔監視装置は、前記ON/OFF信号に基づき、前記水槽操作監視盤の前記電気接点がOFFからONになったときを『状態変化発生』、ONからOFFに変化したときを『状態変化復帰』と認識し、前記『状態変化発生』から前記『状態変化復帰』までの『状態変化継続時間』を、可変の通報遅延時間として、曜日及び1時間毎に格納するデータベースを有し、前記『状態変化継続時間』をタイマーカウントにより計時し、固定の通報遅延時間未満の範囲で前記『状態変化復帰』のときのみに、前記計時したタイマーカウントの値により前記データベースの同曜日及び同時間の『状態変化継続時間』を更新することにより、給水設備の曜日及び1時間毎の状態変化を学習する機能を有し、前記『状態変化発生』のときに計時を開始したタイマーカウントの値が、前記データベースに格納された同曜日及び同時間の『状態変化継続時間』を越えると異常が発生したとして通報するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムについて図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0016】
図1において、1は水槽、2は水槽1内部の水面であり、液体の流入、流出に伴って上下する。また、3は水位検出電極棒(異常検出手段)であって、水面2が水槽1の上限を上回ったときは『水位満水異常』、逆に、水面2が下限を下回ったときには『水位減水異常』を検知できるように設置してある。
【0017】
また、同図において、4は水槽操作監視盤であって、水位検出電極棒3の検知状態に連動してランプを点灯表示させたり、電気接点を開閉してON/OFF信号を取り出したりすることができるようになっている。
【0018】
この水槽操作監視盤4の電気接点がOFF→ONになったときを『状態変化発生』、逆に、ON→OFFに変化したときを『状態変化復帰』と呼び、『状態変化発生』から『状態変化復帰』までの継続時間を『状態変化継続時間』と呼ぶ。この『状態変化継続時間』は、タイマーカウント値Tcにより計時される。
【0019】
また、同図において、5は遠隔監視装置であって、後述するデータベース(DB)を有し、『状態変化発生』および『状態変化復帰』の状況を後述する通信回線により外部に連絡する。また、6は電話会社の回線等の通信回線、7は情報センターである。なお、情報センター7と水槽1〜遠隔監視装置5とは距離の離れた別の場所にそれぞれ位置し、通信回線6によって接続されている。
【0020】
つぎに、この実施の形態1に係る遠隔監視システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0021】
図2は、この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの遠隔監視装置の通報制御動作を示すフローチャートである。
【0022】
遠隔監視装置5の電源投入後、通報制御プログラム(STRAT1)が一定周期で起動を繰り返す。
【0023】
ステップ101は、水槽操作監視盤4の電気接点に連動する分岐処理である。次のステップ102は、後述する図3の通報判定処理プログラム(START2)の起動を表し、通報判定処理結果“R”を得る。
【0024】
ステップ103は、ステップ102の処理結果“R”による分岐処理である。次のステップ104は、異常発生通報処理である。
【0025】
また、次のステップ105は、タイマーカウント値Tcと固定の通報遅延時間Zの大小を比較し、通報制御プログラム(START1)のループ処理を構成する。すなわち、タイマーカウント値Tcが通報遅延時間Zより長い値となるか、電気接点がOFFになりステップ101で“NO”方向へ分岐されるまで、本プログラムの処理が繰り返される。
【0026】
ステップ106は、タイマーカウント値Tcの計時停止処理である。次のステップ107は、本プログラムにおける1周期前の処理動作に連動する分岐処理である。また、次のステップ108は、後述する図4のDB(データベース)更新処理プログラム(START3)の起動を表す。
【0027】
ステップ109は、分岐処理ステップ103の補助判定処理で、通報判定処理ステップ102の処理結果“R”がDB不具合により、“R=0”しか出力できなくなってしまうことに起因する通報不能を回避するために設けている。この固定の通報遅延時間Zは、従来と同様に、3分程度に設定することも可能である。
【0028】
図3は、この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの遠隔監視装置の通報判定処理の詳細動作を示すフローチャートである。
【0029】
データベース(DB)の構成要素は、曜日と時刻である。月、火、水、木、金、土、日の計7区分で格納し、月〜土が祭日または振替休日である場合については日曜日とみなす。時刻は、“時”の部分のみ参照し“分”と“秒”は区別しない。一日を24区分として先に述べた曜日7区分毎に、計168区分のDBを構築する。上記DBの各区分の構成要素は、タイマーカウント値Tcの『DBに書き込まれた回数』と『最大値』であり、それぞれDB値A、DB値Bと呼ぶ。これらは図2のステップ108で、DB更新処理プログラム(START3)が起動されることによって格納値が更新される。DB値A、DB値B、タイマーカウント値Tcの初期値は“0”である。
【0030】
図2のステップ102より起動される。ステップ201は、タイマーカウント値Tcが計時中かの分岐処理である。
【0031】
ステップ202は、タイマーカウント値Tcと曜日1時間帯区分に該当するDB値Bの比較、分岐処理である。次のステップ203は、“R=0”の設定処理である。
【0032】
ステップ204は、曜日と時刻について内蔵時計を参照する。次のステップ205は、タイマーカウントTcの計時開始処理であり、図2のステップ106でタイマーカウントが停止されるまでタイマーカウント値Tcを計時する。
【0033】
ステップ206は、ステップ204により判定された曜日区分、時間帯区分に該当するDB値Aを参照する分岐処理である。次のステップ207は、フラグ設定処理である。次のステップ208は、“R=1”の設定処理である。
【0034】
図4は、この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの遠隔監視装置のDB更新処理サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【0035】
図2のステップ108より起動される。本サブルーチン終了後は、起動元となったステップ108の直後へ復帰する。
【0036】
ここで、水槽1内の水位が上がった場合の動作を説明する。
【0037】
図1に示すように、水槽1の水位検出電極棒3が水位満水を検知する異常水位まで水面2が上昇したので、水位検出電極棒3に接続された水槽操作監視盤4の電気接点が変化(本具体例では『OFF』→『ON』)したことを遠隔監視装置5により検知し、通信回線6を介して情報センター7へ通報する。
【0038】
図2において、ステップ101は電気接点がONになっているので“YES”方向へ分岐し、ステップ102により通報判定処理プログラム(START2)が起動される。
【0039】
図3において、処理周期1回目はステップ201によって“NO”方向へ分岐する。ステップ204で内蔵時計より曜日区分と時間帯区分を判定する。次のステップ205によってタイマーカウントTcの計時開始後、ステップ206でステップ204により判定された曜日区分、時間帯区分に該当するDB値A(タイマーカウント値TcのDBに書き込まれた回数)を参照し、DB値が存在するか否かを判断する。
【0040】
ステップ206において、否でDB値が存在しなければ、“YES”方向へ分岐し、ステップ208によって“R=1”となるので、図2のステップ103で“YES”方向へ分岐され、ステップ104の異常発生通報となる。すなわち、該当するDB値が存在しない場合は、今回の状態変化継続時間の長短に関らず即時に通報する。このとき、ステップ207によって初回フラグ=1を立てておく。
【0041】
逆に、ステップ206でDB値が存在すれば“NO”方向へ分岐、ステップ201にて“YES”方向へ分岐されステップ202へと続く。
【0042】
ステップ202によってタイマーカウント値Tcと、曜日1時間帯区分に該当するDB値B(タイマーカウント値Tcの最大値)とで大小を比較する。タイマーカウント値TcがDB値Bより大きければ、“NO”方向へ分岐するのでステップ208によって“R=1”となり、図2のステップ103で“YES”方向へ分岐するのでステップ104の異常発生通報起動となる。
【0043】
逆に、ステップ202でタイマーカウント値TcがDB値B以下であれば、“YES”方向へ分岐し、ステップ203によって“R=0”となるので、図2のステップ103で“NO”方向へ分岐する。ステップ109において、タイマーカウント値Tcが通報遅延時間Z以上になるまでは“NO”方向へ分岐するので、通報制御プログラムの処理が繰り返される。
【0044】
ところで、タイマーカウントTcの計時中に、タイマーカウント値Tcが通報遅延時間Zより大きくなる前に状態変化復帰すれば、図2のステップ101によって“NO”方向へ分岐するので、ステップ106によりタイマーカウント値Tcの計時を停止し、その時点のタイマーカウント値Tcが保持される。ステップ107において、“YES”方向へ分岐するのでステップ108によってDB更新処理サブルーチン(START3)が起動され、DB値Aがプラス“1”カウントアップ、DB値Bは保持されているタイマーカウント値Tcに更新される。
【0045】
すなわち、DB値Bは、タイマーカウント値Tcが固定の通報遅延時間Z未満の範囲で状態変化復帰したときにのみ、現在の格納値より長い値に更新されるようになっている。
【0046】
図4に示すDB更新処理は、図2のステップ108によって起動され、『初回フラグ』を参照することによって、『初めてDBを更新する』のか、『2回目以降で既存の値を書き換える』のかを判断する。
【0047】
初回フラグ=1(DB書き込みは初回である)であれば、ステップ301によって“NO”方向へ分岐される。ステップ303にてDB値A(書き込み回数)を0→1ヘカウントアップし、DB値Bを保持されているTc値に更新する。
【0048】
『2回目以降で既存の値を置き換える』場合には、ステップ302によってDB値A、DB値Bが更新される。
【0049】
図5は、この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムと従来の遠隔監視システムの効果比較表を示す図である。
【0050】
この図5は、発明に係る遠隔監視システムと従来の遠隔監視システムの状態変化継続時間の変化による通報状況の差異を示す。
【0051】
月曜日午後6時台(水道使用が頻繁な時間帯で状態変化継続時間が長くなると想定)の例では、可変の通報遅延時間である、同時間帯のDB値Bが4.5分と学習されているので、状態変化継続時間が4.5分(可変の通報遅延時間)を越えるまでは通報しない。一方、従来の遠隔監視システム(通報遅延時間2.5分固定と仮定)では、状態変化継続時間が2.5分(固定の通報遅延時間)を越えた時点で通報する。すなわち、本発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムでは、図5の斜線部51に示した部分の状態変化継続時間において、通報を抑止することができる。
【0052】
また、月曜日午前2時台(水道使用が閑散とした時間帯で状態変化継続時間は極短時間であると想定)の例では、可変の通報遅延時間である、同時間帯のDB値Bが0.5分と学習されているので、状態変化継続時間が0.5分(可変の通報遅延時間)以内であれば通報しない。ところで、実際に設備に異常が生じ状態変化継続時間がDB値Bを越えたときは、従来の遠隔監視システムに比べ、2分(2.5−0.5=2)早く通報することができる。すなわち、本発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムでは、従来の遠隔監視システムでは検知できなかった図5の斜線部52に示した部分において、より早く通報することが可能である。
【0053】
従来例では、水槽内水位監視等、状態変化が頻繁に発生する設備の遠隔監視を行う場合において、状態変化が一定時間継続した場合に、これを異常として外部へ通報する仕組み「通報遅延制御」があった。この技術において設定値を長くすれば通報回数の低減が図れるが、実際に監視対象設備が故障した際に、通報が遅れてしまうという問題があるため、設定が難しかった。本発明では監視対象設備の状態変化を学習する機能を設けたことにより、適切な可変の通報遅延時間が自動設定されるので、異常と判定すべき状態変化に対してより早く通報するとともに、異常と判定すべきではない短時間の状態変化による不要な通報を抑止できる。
【0054】
また、本発明では、状態変化の発生回数と継続時間について、監視対象個々の曜日、時間帯毎データを収集し、異常か否かを判定する仕組みを設けた。
【0055】
このように本発明では、監視対象設備の『状態変化継続時間』のデータを曜日、時間帯毎に記録保存し、状態変化発生時にこれを参照できるようにしたので、監視対象設備への負荷変動に対応した異常通報が可能となり、必要な通報はより早く通報しつつ、不必要な通報については通報を抑止することで係員の対応を不要とする遠隔監視システムを提供することができる。
【0056】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係る遠隔監視システムは、以上説明したとおり、水槽内部の水面が水槽の上限を上回ったときは『水位満水異常』、前記水面が水槽の下限を下回ったときには『水位減水異常』を検知できる水位検出電極棒と、前記水位検出電極棒による前記『水位満水異常』、あるいは前記『水位減水異常』の検知に連動して電気接点を開閉してON/OFF信号を出力する水槽操作監視盤と、前記ON/OFF信号に基づき異常を通信回線により外部の情報センターに通報する遠隔監視装置とを備え、前記遠隔監視装置は、前記ON/OFF信号に基づき、前記水槽操作監視盤の前記電気接点がOFFからONになったときを『状態変化発生』、ONからOFFに変化したときを『状態変化復帰』と認識し、前記『状態変化発生』から前記『状態変化復帰』までの『状態変化継続時間』を、可変の通報遅延時間として、曜日及び1時間毎に格納するデータベースを有し、前記『状態変化継続時間』をタイマーカウントにより計時し、固定の通報遅延時間未満の範囲で前記『状態変化復帰』のときのみに、前記計時したタイマーカウントの値により前記データベースの同曜日及び同時間の『状態変化継続時間』を更新することにより、給水設備の曜日及び1時間毎の状態変化を学習する機能を有し、前記『状態変化発生』のときに計時を開始したタイマーカウントの値が、前記データベースに格納された同曜日及び同時間の『状態変化継続時間』を越えると異常が発生したとして通報するので、「異常」と判定すべき場合は、より早く通報することができるとともに、「異常」と判定すべきではない瞬時の状態変化による通報を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの遠隔監視装置の通報制御動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの遠隔監視装置の通報判定処理の詳細動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムの遠隔監視装置のDB更新処理サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る遠隔監視システムと従来の遠隔監視システムの効果比較表を示す図である。
【図6】 従来の遠隔監視システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 水槽、2 水面、3 水位検出電極棒、4 水槽操作監視盤、5 遠隔監視装置、6 通信回線、7 情報センター。
Claims (1)
- 水槽内部の水面が水槽の上限を上回ったときは『水位満水異常』、前記水面が水槽の下限を下回ったときには『水位減水異常』を検知できる水位検出電極棒と、
前記水位検出電極棒による前記『水位満水異常』、あるいは前記『水位減水異常』の検知に連動して電気接点を開閉してON/OFF信号を出力する水槽操作監視盤と、
前記ON/OFF信号に基づき異常を通信回線により外部の情報センターに通報する遠隔監視装置とを備え、
前記遠隔監視装置は、
前記ON/OFF信号に基づき、前記水槽操作監視盤の前記電気接点がOFFからONになったときを『状態変化発生』、ONからOFFに変化したときを『状態変化復帰』と認識し、
前記『状態変化発生』から前記『状態変化復帰』までの『状態変化継続時間』を、可変の通報遅延時間として、曜日及び1時間毎に格納するデータベースを有し、
前記『状態変化継続時間』をタイマーカウントにより計時し、固定の通報遅延時間未満の範囲で前記『状態変化復帰』のときのみに、前記計時したタイマーカウントの値により前記データベースの同曜日及び同時間の『状態変化継続時間』を更新することにより、給水設備の曜日及び1時間毎の状態変化を学習する機能を有し、
前記『状態変化発生』のときに計時を開始したタイマーカウントの値が、前記データベースに格納された同曜日及び同時間の『状態変化継続時間』を越えると異常が発生したとして通報する
ことを特徴とする遠隔監視システム。
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