JP3931593B2 - データ書込回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体等によるメモリにデータを書き込むデータ書込回路に係り、特に、コンピュータやDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)等による制御回路の単位ビット数と異なる単位ビット数でデータ書き込みを行うことができるデータ書込回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、小型コンピュータのCPU(中央処理装置)は32ビットが主流であり、半導体メモリも32ビット単位でデータの書込/読出が行われる。しかし、従来から存在するソフトウエアには、バイト(8ビット)単位でメモリの書込/読出を行うものが存在し、このため、32ビットCPUを用いてバイトアクセスを行うことができる回路が要求されている。
【0003】
図11は、従来の32ビットCPUによるバイトアクセスを実現する回路構成を示すブロック図である。この図において、符号1は32ビットCPU、2a〜2dはバイト単位で書込/読出が行われるSRAM(スタティックRAM)、3はバイトアクセスを実現するためのコントロール回路である。CPU1から出力されるアドレスA(31:00)の第0ビット、第1ビットはコントロール回路3へ供給され、第2ビット〜第31ビット(アドレスA(31:02))がSRAM2a〜2dのアドレス端子a(n:0)へ共通に供給されている。また、SRAM2aのデータ入力端子i(7:0)とデータ出力端子o(7:0)が共通接続されて、CPU1のデータ端子D(31:00)の第0ビット〜第7ビットに接続され、・・・、SRAM2dのデータ入力端子i(31:24)とデータ出力端子o(31:24)が共通接続されて、CPU1のデータ端子D(31:00)の第24ビット〜第31ビットに接続されている。また、CPU1からバイトアクセス/ワード(32ビット)アクセスを指定する信号VAがコントロール回路3へ供給される。
【0004】
このような構成において、CPU1がワード単位の書き込みを行う場合は、信号VA”0”をコントロール回路3へ出力し、アドレスA(31:02)をSRAM2a〜2dへ出力し、書込データD(31:00)の第0〜第7ビットをSRAM2aへ、・・・、第24〜第31ビットをSRAM2dへ出力する。なお、この場合、アドレスAの第0、第1ビットは回路動作と関係しない。CPU1から信号VA”0”が出力されると、コントロール回路3がそれを検知し、SRAM2a〜2dへ各々ライトエネーブル信号WENa〜WENdを出力する。これにより、CPU1から出力されたデータD(31:00)がSRAM2a〜2dに書き込まれる。
【0005】
一方、CPU1がバイト単位の書き込みを行う場合は、信号VA”1”をコントロール回路3へ出力し、アドレスA(31:02)をSRAM2a〜2dへ出力し、アドレスA(1)、A(0)をコントロール回路3へ出力し、書込データDをSRAM2a〜2dへ共通に出力する。コントロール回路3は、信号VA”1”を受け、アドレスA(1)、A(0)が示すSRAM2a〜2dへライトエネーブル信号WENを出力する。例えば、アドレスA(1)、A(0)が”00”であった場合は、ライトエネーブル信号WENaをSRAM2aへ出力する。これにより、CPU1から出力されたデータDがSRAM2aにのみ書き込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のバイトアクセス可能なデータ書込回路は、バイト単位で読出/書込が行われる複数のメモリが必要である。このため、メモリ毎に制御が必要になり、コントロール回路が複雑になると共に、メモリ間の配線領域が増大することから、メモリ全体のチップ面積が大きくなる欠点があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、コントロール回路が簡単になると共に、メモリのチップ面積の縮小化を図ることができるデータ書込回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、制御手段から出力されるアドレスであって、ワード単位でデータの書き込み/読み出しが行われる記憶手段のアドレスに記憶されているデータの一部を、前記制御手段から出力されるデータによって書き替えるデータ書込回路において、前記制御手段から出力されるモード指定データを受けてバイト単位、ハーフワード単位、ワード単位の書き替えを指定する第1〜第3のモードデータを出力するモードデータ出力手段と、前記記憶手段の出力データの第0〜第3バイトが各々第1の入力端へ加えられ、前記制御手段から出力される書込データの第0〜第3バイトが各々第2の入力端へ加えられる第1〜第4のセレクタと、前記モードデータがバイト単位を指定するデータであった時、前記アドレスの第0、第1ビットをデコードしてその結果に従って前記第1〜第4のセレクタへ選択信号を出力し、前記モードデータがハーフワード単位を指定するデータであった時、前記アドレスの第1ビットに従って前記第1〜第4のセレクタへ選択信号を出力し、前記モードデータがワード単位のデータであった時、前記第2の入力端を選択する選択信号を前記第1〜第4のセレクタへ出力する選択信号形成回路と、前記制御手段から出力されるアドレスの第0ビットおよび第1ビットを除いたデータを、前記選択信号に基づいて前記第1〜第4のセレクタから出力されるデータを書き込むアドレスとして前記記憶手段へのアドレス端子へ供給する手段と、を具備し、前記制御手段から出力される書込データは、前記モードデータがバイト単位を指定するデータであった時にはバイト単位の同一のデータが複数個並べられてワード単位のデータとされたものであり、前記モードデータがハーフワード単位を指定するデータであった時にはハーフワード単位の同一のデータが複数個並べられてワード単位のデータとされたものであり、前記モードデータがワード単位を指定するデータであった時には一のワード単位のデータであることを特徴とするデータ書込回路である。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ書込回路において、前記制御手段はコンピュータであり、前記記憶手段は半導体メモリであることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のデータ書込回路において、前記記憶手段はレジスタであることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1は同実施の形態によるデータ書込回路を適用したコンピュータ回路の構成を示す回路図である。この図において、11は32ビットCPU、12はデータ書込回路、13はワード(32ビット)単位でアクセスが行われるメモリである。このコンピュータ回路は、CPU11が、
バイト(8ビット)
ハーフワード(16ビット)
ワード(32ビット)
単位によるメモリアクセスを行うことができる。なお、メモリ13に代えて32ビットレジスタが使用される場合もデータ書込回路12は使用可能であり、このレジスタの場合を後に説明する。
【0010】
以下、図1の回路について詳述する。データ書込回路12において、16はCPU11からチップセレクト信号CSNが供給されるノアゲート、17はCPU11から出力されるアドレスA(31:2)をデコードするデコーダ、18はCPU11からライトエネーブル信号WENが供給されるオアゲート、19はクロック端子にメモリクロックM−CK(図2(ト)参照)が印加されるD−FF(D型フリップフロップ)である。ここで、メモリクロックM−CKはCPU11のシステムクロックCPU−CK(図2(イ)参照)の2倍の周波数のクロックである。
【0011】
21はCPU11から出力されるアクセスモード指定データDSをデコードするデコーダである。23〜26は3入力アンドゲートであり、CPU11から出力されるアドレスA(1)、A(0)およびデコーダ21の0出力のアンドをとって出力する。但し、アンドゲート24の第3入力端、アンドゲート25の第2入力端、アンドゲート26の第2、第3入力端にはインバータが挿入されている。27,28は2入力アンドゲートであり、アドレスA(1)およびデコーダ21の1出力のアンドをとって出力する。但し、アンドゲート28の第2入力端にはインバータが挿入されている。29〜32は3入力のオアゲートであり、オアゲート29,30の第1入力端へはアンドゲート27の出力が印加され、オアゲート31,32の第1入力端へはアンドゲート28の出力が印加され、オアゲート29〜32の第2入力端へはそれぞれアンドゲート23〜26の出力が印加され、オアゲート29〜32の第3入力端へはそれぞれデコーダ21の2出力が印加される。35〜38は8ビットのセレクタであり、それぞれオアゲート29〜32の出力に基づいて0入力端または1入力端のデータ(各8ビット)を選択的に出力する。
【0012】
次に、図1に示す回路の動作を図2〜図9に示すタイミングチャートを参照して説明する。なお、以下、アドレス、データを共に16進数で表示する。また、図において「0x」はそれに続く数が16進数であることを示している。
【0013】
(1)メモリ・バイトライト
図2はメモリ13にバイト単位で書き込みを行う場合のタイミングチャートであり、このチャートは、CPU11がデータ「1」をCPUアドレスA(31:0)の「40000」番地に書き込み(図2(ホ)参照)、次いで、データ「2」をCPUアドレスA(31:0)の「40001」番地に書き込む場合である。また、データ「1」を書き込む場合、CPU11はデータ「01010101」という書込データを4つ並べたデータを出力データO(31:0)として出力する。同様に、データ「2」を書き込む場合、「02020202」というデータを出力データO(31:0)として出力する(図2(ヘ)参照)。また、図2において(イ)はCPU11のシステムクロックCPU−CKを示し、(ト)はシステムクロックCPU−CKに同期し、かつ、2倍の周波数のメモリクロックM−CKを示している。
【0014】
データ「1」を40000番地に、データ「2」を40001番地に各々書き込む場合、CPU11は、図に示す時刻t1において、チップセレクト信号CSN(図2(ロ))、ライトエネーブル信号WEN(図2(ハ))、アクセスモード指定データDS「0」(図2(ニ))および上述したアドレスA(31:0)、出力データO(31:0)を各々出力する。チップセレクト信号CSNはナンドゲート16(図1)へ供給され、デコーダ17の出力にしたがってナンドゲート16が開になると、同ナンドゲート16からチップセレクト信号CSN1(図2(チ))として出力され、メモリ13へ供給される。
【0015】
また、ライトエネーブル信号WENはオアゲート18およびD−FF19の回路によってメモリクロックM−CKに同期した信号WEN1とされ(図2(リ))、メモリ13へ供給される。アクセスモード指定データDS「0」はデコーダ21へ供給され、これにより、デコーダ21の0出力端から”1”が出力される。アドレスA(31:0)は、その上位アドレスA(31:2)がアドレスA1(n:0)としてメモリ13のアドレス端子へ供給される。すなわち、メモリ13のアドレス端子へは、図2(ヌ)に示すように、アドレスA1(n:0)として「10000」が印加される。また、CPU11の出力アドレスA(31:0)の下位アドレスA(1)、A(0)(この時、”0”、”0”)はアンドゲート23〜28へ供給される。
【0016】
アドレスA1(n:0)がメモリ13へ印加されると、次のメモリクロックM−CKの立ち上がり時刻t2において、同アドレス内のデータが読み出され、データ出力端子からデータO1(31:0)として出力される。なお、図2(オ)ではこのデータを「0」としている。この出力データO1(31:0)は、CPU11のデータ入力端へデータI(31:0)として供給されると共に、セレクタ35〜38の各0入力端へ供給される。
【0017】
一方、上述したデコーダ21の0出力”1”、アドレスA(1)、A(0)”0”、”0”がアンドゲート23〜26へ供給されると、アンドゲート26の出力のみが”1”となり、この”1”信号がオアゲート32を介してセレクタ38へ供給される。これにより、セレクタ38の1入力端の8ビット、すなわち、CPU11の出力データO(31:0)の第0ビット〜第7ビット(データ「01」;図2(ヘ))がセレクタ38からメモリ13のデータ入力端へ出力される。一方、アンドゲート23〜25、27、28、オアゲート29〜31の出力はいずれも”0”となり、この結果、セレクタ35〜37からメモリ13の出力データO1(31:24)、O1(23:16)、O1(15:8)がそのままメモリ13のデータ入力端へ出力される。
【0018】
すなわち、CPUアドレスA(1)、A(0)が”0”、”0”の場合、メモリ13の出力データO1(31:0)の内の第0ビット〜第7ビットがCPU11の出力データO(31:0)の第0〜第7ビットに置き換えられ、入力データI1(31:0)としてメモリ13のデータ入力端へ印加される(図2(ル))。そして、時刻t2においてライトエネーブル信号WEN1が立ち下がると、上記の入力データI1(31:0)がメモリ13のアドレスA1(n:0)(この場合、「10000」番地)に書き込まれる。
【0019】
次に、時刻t3においてCPU11からアドレスA(31:0)として「40001」番地が出力されると、アドレスA1(n:0)として再び「10000」番地がメモリ13へ供給される。これにより、時刻t4において、メモリ13の「10000」番地の内容「1」が読み出され、セレクタ35〜38へ供給される。また、この時、アドレスA(1)、(0)は各々”0”、”1”であり、デコーダ21の0出力が”1”である。この結果、アンドゲート25の出力が”1”となり、この”1”信号がオアゲート31を介してセレクタ37へ供給される。これにより、セレクタ37からCPU11の出力データO(31:0)の第8〜第15ビットO(15:8)(この時、「02」)が出力され、また、他のセレクタ35,36,38からはメモリ13の出力データO1(31:0)がそのまま出力される。そして、時刻t4において信号WEN1が立ち下がると、メモリ13の「10000」番地にセレクタ35〜38の出力データが書き込まれる。
【0020】
このように、CPU11からアドレス「40000」が出力されると、メモリ13の10000番地の第0〜第7ビットにCPU11の出力データが書き込まれ、アドレス「40001」が出力されると、メモリ13の10000番地の第8〜第15ビットにCPU11の出力データが書き込まれる。
【0021】
(2)メモリ・ハーフワードライト
図3はメモリ13にハーフワード単位で書き込みを行う場合のタイミングチャートであり、このチャートは、CPU11がデータ「1」をCPUアドレスA(31:0)の「40000」番地に書き込み(図3(ホ)参照)、次いで、データ「2」をCPUアドレスA(31:0)の「40002」番地に書き込む場合である。また、データ「1」を書き込む場合、CPU11はデータ「00010001」という書込データを2つ並べたデータを出力データO(31:0)として出力する。同様に、データ「2」を書き込む場合、「00020002」を出力データO(31:0)として出力する(図3(ヘ)参照)。また、この場合、CPU11は、モード指定データDSとして、データ「1」を出力する。
【0022】
CPU11からモード指定データDSとして「1」が出力されると、デコーダ21の1出力端から”1”が出力され、アンドゲート27、28へ供給される。この結果、CPUアドレスA(31:0)が「40000」の場合、すなわち、アドレスA(1)、(0)が”0”、”0”の場合、アンドゲート28の出力が”1”となり、このデータ”1”がオアゲート31,32を介してセレクタ37、38へ供給される。これにより、メモリ13から読み出された出力データO1(31:0)の下位16ビットがCPU11の出力データO(31:0)の下位16ビットと入れ替えられ、メモリ13に書き込まれる。同様に、CPUアドレスA(31:0)が「40002」の場合、すなわち、アドレスA(1)、(0)が”1”、”0”の場合、アンドゲート27の出力が”1”となり、このデータ”1”がオアゲート29,30を介してセレクタ35、36へ供給される。これにより、メモリ13から読み出された出力データO1(31:0)の上位16ビットがCPU11の出力データO(31:0)の上位16ビットと入れ替えられ、メモリ13に書き込まれる。
【0023】
(3)メモリ・ワードライト
図4はメモリ13にワード単位で書き込みを行う場合のタイミングチャートであり、このチャートは、CPU11がデータ「1」(図4(ヘ)参照)をCPUアドレスA(31:0)の「40000」番地に書き込み(図4(ホ)参照)、次いで、データ「2」をCPUアドレスA(31:0)の「40004」番地に書き込む場合である。この場合、メモリアドレスA1(n:0)は、図4(ヌ)に示すように、CPUアドレス「40000」の時「10000」、{40004」の時「10001」となる。また、CPU11から出力される書込データは、「00000001」、「00000002」となる。またこの場合、CPU11は、モード指定データDSとして、データ「2」を出力する。
【0024】
CPU11からモード指定データDSとして、データ「2」が出力されると、デコーダ21の2出力端から”1”が出力され、オアゲート29〜32へ供給される。これにより、オアゲート29〜32から、セレクタ35〜38の選択端子へ”1”が出力される。この結果、CPU11の出力データO(31:0)の全ビットがセレクタ35〜38を介してメモリ13へ供給され、アドレスA1(n:0)に書き込まれる。
【0025】
(4)メモリ・リード
図5はメモリ13からデータを読み出す場合のタイミングチャートである。なお、メモリリードの場合は、ワード単位で読み出してもバイト単位の処理が可能であり、従って、上述したようなバイト単位、ハーフワード単位処理の必要はない。
【0026】
CPU11が、図に示す時刻t1において、アドレスO(31:0)として「40000」を出力すると(図5(ホ)参照)、その上位30ビット(この場合「10000」)がメモリアドレスA1(n:0)としてメモリ13のアドレス端子へ印加される(図5(ヌ))。これにより、次の時刻t2においてメモリ13からデータ(「201」とする)が読み出され(図5(オ))、CPU11のデータ入力端へ入力データI(31:0)として供給される(図5(ヘ))。CPU11はデータ入力端のデータの第0〜第7ビットをデータ処置に使用する。次に、時刻t3においてCPU11がアドレス「40001」を出力しても、メモリアドレスA1(n:0)は上記と同じ「10000」であり、従って、次の時刻t4において、同じデータ「201」が読み出され、CPU11のデータ入力端へ供給される。CPU11はデータ入力端のデータの第8〜第15ビットをデータ処置に使用する。
【0027】
(5)レジスタ・バイトライト
図6は、図1におけるメモリ13が32×Mビットレジスタ(以下、レジスタ13aという)である場合の、バイト単位の書き込み動作のタイミングチャートである。この場合、前述したメモリ・バイトライトの場合と同様に、モード指定データDS「0」がCPU11から出力される。これにより、デコーダ21の0出力端から”1”が出力されアンドゲート23〜26へ供給される。この結果、CPUアドレスA(31:0)の下位アドレスA(1)、(0)によって指定される1つのセレクタ(35〜38のいずれか)のみがCPU11の出力データを出力し、これにより、レジスタ13aの出力データO1(31:0)の8ビットの入れ替えが行われ、再びレジスタ13aに書き込まれる。
【0028】
図6の例においては、まず、時刻t1において、CPU11がアドレス「40000」を出力すると(図6(ホ))、レジスタ13aにアドレス「10000」が印加され(図6(ヌ))、これによりレジスタ13aからデータ(「0」とする)が読み出され、セレクタ35〜38へ供給される。一方、アドレス「40000」の下位アドレスA(1)、(0)が”0”、”0”であることから、アンドゲート26の出力が”1”となり、オアゲート32を介してセレクタ38の選択端子へ供給される。これにより、レジスタ13aの出力の第0〜第7ビットがCPU11の出力データの第0〜第7ビットと入れ替えられ、レジスタ13aのデータ入力端へ印加される。そして、このデータ入力端のデータが、時刻t3において信号WEN1が立ち上がると、レジスタ13aに読み込まれ、読み込まれたデータがレジスタ13aのデータ出力端から出力される(図6(オ)参照)。
【0029】
(6)レジスタ・ハーフワードライト
図7は、レジスタ13aにハーフワード単位で書き込みを行う場合のタイミングチャートである。この場合、モード指定データDSとして「1」がCPU11から出力され、これにより、レジスタ13aの出力データの内の上位16ビットまたは下位16ビットがCPU11の出力データと入れ替えられて、レジスタ13aに書き込まれる。
【0030】
(7)レジスタ・ワードライト
図8は、レジスタ13aにワード単位で書き込みを行う場合のタイミングチャートである。この場合、モード指定データDSとして「2」がCPU11から出力され、これにより、CPU11の出力データがそのままレジスタ13aのデータ入力端へ供給され、レジスタ13aに書き込まれる。
【0031】
(8)レジスタ・リード
図9はレジスタ13aからデータを読み出す場合のタイミングチャートであり、この読み出し動作は従来のレジスタ読み出し動作と同じである。
【0032】
以上がこの発明の一実施形態によるデータ書込回路12の動作である。
図10は、データ書込回路の応用例を示すブロック図であり、AVアンプにおいて用いられるデコーダの構成を示すフロック図である。この図において、CPU40はインターナルメモリインターフェイス41、メモリマネージメントユニット42を介してメモリバンク43またはレジスタバンク44にアクセスし、読出/書込を行う。同様に、DSP45もメモリバンク43またはレジスタバンク44にアクセスする。この発明によるデータ書込回路はインターナルメモリインターフェイス41内に設けられ、メモリバンク43,またはレジスタバンク44のバイト書き込み、ハーフワード書き込み処理を行う。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、制御手段(CPU)のビット数と同じビット数の記憶手段(メモリ、レジスタ)を用いて、より少ないビット数単位のデータ書込を行うことができる。これにより、複数の記憶手段を用いることなく、1つの記憶手段によって少ないビット数単位のデータ書込を行うことが可能となり、この結果、回路の簡略化および記憶手段のチップ面積の縮小化を図ることができる。特に、チップ面積は従来の方式に比較し約20%削減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるデータ書込回路12の構成を示す回路図である。
【図2】 同実施形態におけるメモリ・バイトライト動作のタイミングチャートである。
【図3】 同実施形態におけるメモリ・ハーフワードライト動作のタイミングチャートである。
【図4】 同実施形態におけるメモリ・ワードライト動作のタイミングチャートである。
【図5】 同実施形態におけるメモリ・リード動作のタイミングチャートである。
【図6】 同実施形態におけるレジスタ・バイトライト動作のタイミングチャートである。
【図7】 同実施形態におけるレジスタ・ハーフワードライト動作のタイミングチャートである。
【図8】 同実施形態におけるレジスタ・ワードライト動作のタイミングチャートである。
【図9】 同実施形態におけるレジスタ・リード動作のタイミングチャートである。
【図10】 同実施形態の応用例を示すブロック図である。
【図11】 従来のデータ書込回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…CPU、12…データ書込回路、13…メモリ、21…デコーダ、23〜28…アンドゲート、29〜32…オアゲート、35〜38…セレクタ。
Claims (3)
- 制御手段から出力されるアドレスであって、ワード単位でデータの書き込み/読み出しが行われる記憶手段のアドレスに記憶されているデータの一部を、前記制御手段から出力されるデータによって書き替えるデータ書込回路において、
前記制御手段から出力されるモード指定データを受けてバイト単位、ハーフワード単位、ワード単位の書き替えを指定する第1〜第3のモードデータを出力するモードデータ出力手段と、
前記記憶手段の出力データの第0〜第3バイトが各々第1の入力端へ加えられ、前記制御手段から出力される書込データの第0〜第3バイトが各々第2の入力端へ加えられる第1〜第4のセレクタと、
前記モードデータがバイト単位を指定するデータであった時、前記アドレスの第0、第1ビットをデコードしてその結果に従って前記第1〜第4のセレクタへ選択信号を出力し、前記モードデータがハーフワード単位を指定するデータであった時、前記アドレスの第1ビットに従って前記第1〜第4のセレクタへ選択信号を出力し、前記モードデータがワード単位のデータであった時、前記第2の入力端を選択する選択信号を前記第1〜第4のセレクタへ出力する選択信号形成回路と、
前記制御手段から出力されるアドレスの第0ビットおよび第1ビットを除いたデータを、前記選択信号に基づいて前記第1〜第4のセレクタから出力されるデータを書き込むアドレスとして前記記憶手段へのアドレス端子へ供給する手段と、
を具備し、
前記制御手段から出力される書込データは、前記モードデータがバイト単位を指定するデータであった時にはバイト単位の同一のデータが複数個並べられてワード単位のデータとされたものであり、前記モードデータがハーフワード単位を指定するデータであった時にはハーフワード単位の同一のデータが複数個並べられてワード単位のデータとされたものであり、前記モードデータがワード単位を指定するデータであった時には一のワード単位のデータであることを特徴とするデータ書込回路。 - 前記制御手段はコンピュータであり、前記記憶手段は半導体メモリであることを特徴とする請求項1に記載のデータ書込回路。
- 前記記憶手段はレジスタであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ書込回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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