JP3931584B2 - 自動点滅器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周囲の外光(光量)を利用して電源と制御負荷との接続の開閉を行う自動点滅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動点滅器は、例えば、器体を構成するボディ(ベース)およびカバーと、外光を取り込む受光カバーとを備え、電源および制御負荷である照明器具等にそれぞれ接続される複数の端子(端子ブロック)と、周囲の外光を検出し、その光量を利用して、電源に接続される端子と制御負荷に接続される端子との接続の開閉を行い、照明器具等を点滅させる開閉機能ブロック(回路ブロックまたは接点を含む機構部品)とを上記器体に内蔵して保持する構成になっている(特開2001−53597公報などを参照)。
【0003】
一部、器体は乳白色のカバーからなり、このカバーを受光カバーと兼用する場合があるが、近年の電子式の自動点滅器では、従来の360度の光の検知ではなく、設定された検知範囲に対して受光を行うように、カバーと受光カバーとを分離して指向性を確保し、これにより耐誤動作性能を向上させている。
【0004】
そして、このような従来の自動点滅器は屋外に設置されて使用されるが、例えば自動点滅器の設置の施工をする場合、またはこれを用いた街路灯または道路灯などの蛍光灯を交換するなどのメンテナンスを行う場合には、光を透過しない付属の袋を用いて受光カバーの部分を覆い、外光を遮断した状態で、自動点滅器の動作または蛍光灯などの点灯の確認が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の自動点滅器では、これを上記の如く屋外で使用する場合、内部に雨水などが浸入するという問題があった。
【0006】
なお、街路灯または道路灯などの場合、遮光用の袋を出して受光カバーの部分に被せる作業は、面倒であってメンテナンスの作業性が悪く、また高所での作業としては好ましいものではない。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、カバー(受光カバーおよびカバー)によって閉塞されるベースの開口縁部からその内部への水滴の侵入を阻止して、内部への雨水などの浸入を防止することができる自動点滅器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明の自動点滅器は、電源および制御負荷にそれぞれ接続される複数の端子と、周囲の外光を利用して、前記電源に接続される端子と前記制御負荷に接続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブロックと、前面に開口を有する箱状に形成され、前記複数の端子および開閉機能ブロックを内部に収容するベースと、後面に開口を有する箱状に形成され、前記ベースの開口を閉塞する受光カバーと、この受光カバーの前面に取り付けられるカバーとを備え、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部には互いに嵌合する嵌合部が形成され、これら嵌合部は接着剤によって固着されており、前記カバーは、周囲の外光を取り込むための開口部が形成された第1カバーと、動作確認作業時に前記開口部に填まり当該開口部を閉塞する突条部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーの間に設けられて、前記開口部を露出させる位置と前記開口部を閉塞する位置の間で前記第2カバーを移動自在とする可撓部と、前記第1カバーの後面における前記第2カバー側の部位から後方に突出する遮光片とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明の自動点滅器は、電源および制御負荷にそれぞれ接続される複数の端子と、周囲の外光を利用して、前記電源に接続される端子と前記制御負荷に接続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブロックと、前面に開口を有する箱状に形成され、前記複数の端子および開閉機能ブロックを内部に収容するベースと、後面に開口を有する箱状に形成され、前記ベースの開口を閉塞する受光カバーと、この受光カバーの前面に取り付けられるカバーとを備え、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部には互いに嵌合する嵌合部が形成され、これら嵌合部は超音波溶着によって固着されており、前記カバーは、周囲の外光を取り込むための開口部が形成された第1カバーと、動作確認作業時に前記開口部に填まり当該開口部を閉塞する突条部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーの間に設けられて、前記開口部を露出させる位置と前記開口部を閉塞する位置の間で前記第2カバーを移動自在とする可撓部と、前記第1カバーの後面における前記第2カバー側の部位から後方に突出する遮光片とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の自動点滅器において、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部に形成される嵌合部には、前記ベースの内部に対して少なくとも2重になる超音波溶着部が形成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る第1実施形態の自動点滅器を左方から見た断面図、図2は図1の自動点滅器の前面(正面)図、図3は図1の自動点滅器の分解斜視図、図4は図1に示すベースおよび受光カバーの嵌合部の拡大図であり、これらの図を参照しながら第1実施形態について説明する。
【0012】
第1実施形態の自動点滅器は、図3に示すように、複数(4組あるが同図では1組みのみ図示)の端子ブロック1と、開閉機能ブロック2と、ベース3と、受光カバー4と、カバー5とにより構成され、断面L字状で一端部にねじ孔6aが形成された板状の取付金具6を介して、例えば屋外に取り付けられて使用されるものである。
【0013】
端子ブロック1は、ねじ11、これが螺着される板状部12および端子板13により構成され、複数の端子ブロック1は、電源および制御負荷にそれぞれ接続されることになる。
【0014】
開閉機能ブロック2は、実装基板21、この一の面(前面)に実装される例えば外光の明るさに応じた電圧を発生する太陽電池からなる光起電力素子22、および実装基板21の他の面に実装されるリレー23などにより構成される。実装基板21には、図1に示すように、各端子板13の一端が接続され、電源に接続される端子ブロック1と制御負荷に接続される端子ブロック1との間には、リレー23が介設される。つまり、開閉機能ブロック2は、周囲の外光を利用して、電源に接続される端子ブロック1と制御負荷に接続される端子ブロック1との接続の開閉(リレー23の接点の開閉)を行う構成になっている。さらに詳述すると、外光が規定の明るさ以下になると接点が閉状態になり、そうでなければ接点が開状態になるのである。なお、リレー23に代えてスイッチング素子を使用する構成でもよい。
【0015】
ベース3は、遮光性で例えば黒色の樹脂により前面に開口3aを有する箱状に形成されて成り、複数の端子ブロック1および開閉機能ブロック2を内部に収容するものである。
【0016】
図3の例では、ベース3の前面下方には、各端子ブロック1を収容する収容室31が4室設けられており、各収容室31の間は隔壁32で仕切られ、各端子ブロック1がベース3の前面下方に絶縁状態で収容保持される構造になっている。
【0017】
また、ベース3の前面上方には、一対の支持部33および別の支持部34が形成されている。そして、支持部33の前方先端には、実装基板21に形成された孔21aに填り込む突起33aが形成されている一方、支持部34の前方先端には、実装基板22に形成された孔21bに挿通される図略のねじ用の穴34aが形成されている。これにより、各突起33aが各孔21aに填り込むように実装基板22を支持部31,32で支持し、ねじを孔21bに挿通してねじ止めすれば、開閉機能ブロック2がベース3に収容固定されることになる。
【0018】
さらに、ベース3の後面には、後方に突出する支持部35が形成され、この支持部35には、図1に示すように、取付金具6の一端部の面と当該支持部35の一の面とを合わせた状態で、取付ねじS1を挿通してねじ孔6aで取付金具6およびベース3を互いにねじ止めするためのねじ挿通孔35aが形成されている。また、取付金具6を介してベース3が所定の取付部分(例えば玄関先の壁面または電柱など)に取り付けられた状態で、開閉機能ブロック2の光起電力素子22が外光を受光する受光方向を、図1および図3に示すように、複数の方向のうちのいずれかの方向に固定するための複数の凹部35bおよび1つの凸部6bが、それぞれ支持部35の一の面および取付金具6の一端部の面に形成されている。これにより、凸部6bを複数の凹部35bのいずれかに凹凸嵌合すれば、受光方向を複数の方向のうちのいずれかの方向に固定することができる。
【0019】
受光カバー4は、透光性で透明の樹脂により後面に開口を有する箱状に形成されて成り、ベース3の開口3aを閉塞するものである。なお、受光カバー4の詳細な説明は後述する。
【0020】
カバー5は、遮光性で例えば黒色の樹脂により受光カバー4の前面を覆う箱状に形成されて成り、受光カバー4の前面に取り付けられる。このカバー5には、上部(第1カバー)51と下部(第2カバー)52との間に可撓部53が形成されており、この可撓部53を撓ませることにより、上部51および下部52の前面同士を当接させることができるようになっている。そして、図2に示すように、光起電力素子22の前方に位置する上部51の前面中央には、矩形状の孔51aが形成されている一方、下部52の前面中央には、その孔51aに丁度填り込む矩形状の突条部52aが形成されている。また、上部51における孔51aの上方中央には溝51bが形成され、この溝51bに臨む上部51の縁部に掛止する先端に下向きの爪を有する掛止突片52bが、下部52前面の対応する位置に突設されている。さらに、図1に示すように、遮光片54が上部51の後面の下端側から後方に突設されている。これにより、下部52の掛止突片52bを溝51bに臨む上部51の縁部に掛止させて上部51および下部52の前面同士を当接させれば、そのとき突条部52aが孔51aに丁度填り込み、また遮光片54によっても遮光されるから、光起電力素子22に対して好適な遮光が可能になるとともに、施工時やメンテナンスのときに光を透過しない袋などを用いる必要がなくなり、作業性が向上する。
【0021】
また、下部52の開口縁部の左右には、後方に突出する、先端に外向きの爪を有する掛止突片52cが一対後方に向けて突設されている。そして、各掛止突片52cは、ベース3の開口縁部内側に形成され側壁に貫通する孔に挿通され、その孔の外側の縁部36に先端外向きの爪が掛止するようになっている。これにより、各掛止突片52cをベース3の開口縁部内側に形成された孔に挿通して、その外向きの爪をその孔の外側の縁部36に掛止すれば、上部51の孔51aを除き、ベース5の開口3a全体を閉塞することができる。なお、上部51の側壁内側には、カバー5を受光カバー4の前面に取り付けるためのものであって、受光カバー4の側壁に形成された孔(図示せず)に填り込んで係止する突起51cが複数形成されている。
【0022】
ここで、受光カバー4について詳述すると、受光カバー4の前面中央には、カバー5の遮光片54が填り込む溝41が形成されており、その溝41の下方であって、各端子ブロック1のねじ11の前方に位置する受光カバー4の前面下部には、ドライバの先端を挿入するための孔42が形成されている。一方、各端子ブロック1に接続される電線は、ベース3、受光カバー4およびカバー5により構成される器体の下側面から挿入されるようになっている。すなわち、ベース3の下側面に半円状の溝37が形成されている。これにより、カバー5の下部52を上述の如く開放した状態で、器体の下側面から電線を挿入し、ドライバの先端を対応する孔42に挿通すれば、その電線の導体線を、これを挿入した位置にある端子ブロック1に接続固定することができる。
【0023】
また、第1実施形態の特徴として、図4(a)に示すように、ベース3の開口縁部および受光カバー4の開口縁部には、それぞれ、溝30a,40aを有しこれらの溝の各谷部に他方の一方の山部を嵌合することによって互いに嵌合する嵌合部30,40が、開口3aの上側および左右側に連設されている。図4の例では、受光カバー4の嵌合部40は、ベース3の嵌合部30の内側の位置でその嵌合部30と嵌合する構造になっている。そして、これら嵌合部30,40は、図4(b)に示すように、接着剤Aによって固着される。
【0024】
このように、ベース3の開口縁部および受光カバー4の開口縁部にそれぞれ嵌合部30,40を設けると、受光カバー4およびカバー5によって閉塞されるベース3の開口縁部からその内部への水滴の侵入を、それら開口縁部に形成された嵌合部30,40によって阻止することができるから、内部への雨水などの浸入を防止することができ、しかも嵌合部30,40を固着する接着剤Aによって防水効果がさらに高まるから、内部への雨水などの浸入をより好適に防止することができる。これにより、内部に収容される端子ブロック1などに対し、雨水などによる腐食や絶縁劣化などを防止することができる。
【0025】
図5は本発明に係る第2実施形態の自動点滅器におけるベースおよび受光カバーの嵌合部の拡大図であり、この図を参照しながら第2実施形態について説明する。
【0026】
第2実施形態の自動点滅器は、嵌合部30,40が接着剤Aではなく超音波溶着によって固着される以外は、第1実施形態の自動点滅器と同様に構成される。第2実施形態では、図5の例に示すように、嵌合部30の溝30aにおける内側の山部301の先端に超音波溶着用のリブ301aが形成されている。
【0027】
この第2実施形態でも、受光カバー4およびカバー5によって閉塞されるベース3の開口縁部からその内部への水滴の侵入を、それら開口縁部に形成された嵌合部30,40によって阻止することができるから、内部への雨水などの浸入を防止することができる。これにより、内部に収容される端子などに対し、雨水などによる腐食や絶縁劣化などを防止することができる。
【0028】
図6は本発明に係る第3実施形態の自動点滅器におけるベースおよび受光カバーの嵌合部の拡大図であり、この図を参照しながら第3実施形態について説明する。
【0029】
第3実施形態の自動点滅器は、嵌合部30,40が接着剤Aではなく超音波溶着によって固着される以外は、第1実施形態の自動点滅器と同様に構成される。第3実施形態では、図6の例に示すように、嵌合部30の溝30aにおける内側の山部301の先端に超音波溶着用のリブ301aが形成されているとともに、その溝30aにおける谷部300に別の超音波溶着用のリブ300aが形成されている。つまり、ベース3の内部に対して2重になるリブ300a,301aが形成されているのである。
【0030】
この第3実施形態によれば、リブ300a,301aのうち、一のリブが例えば不完全溶着に起因して水滴の侵入を完全に阻止することができなかったとしても、残りのリブによってその水滴の内部への侵入を阻止することが可能となるから、内部への雨水などの浸入をより好適に防止することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明によれば、電源および制御負荷にそれぞれ接続される複数の端子と、周囲の外光を利用して、前記電源に接続される端子と前記制御負荷に接続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブロックと、前面に開口を有する箱状に形成され、前記複数の端子および開閉機能ブロックを内部に収容するベースと、後面に開口を有する箱状に形成され、前記ベースの開口を閉塞する受光カバーと、この受光カバーの前面に取り付けられるカバーとを備え、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部には互いに嵌合する嵌合部が形成され、これら嵌合部は接着剤によって固着されており、前記カバーは、周囲の外光を取り込むための開口部が形成された第1カバーと、動作確認作業時に前記開口部に填まり当該開口部を閉塞する突条部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーの間に設けられて、前記開口部を露出させる位置と前記開口部を閉塞する位置の間で前記第2カバーを移動自在とする可撓部と、前記第1カバーの後面における前記第2カバー側の部位から後方に突出する遮光片とを備えているので、受光カバーおよびカバーによって閉塞されるベースの開口縁部からその内部への水滴の侵入を、それら開口縁部に形成された嵌合部によって阻止することができるから、内部への雨水などの浸入を防止することができ、しかも嵌合部を固着する接着剤によって防水効果がさらに高まるから、内部への雨水などの浸入をより好適に防止することができる。これにより、内部に収容される端子などに対し、雨水などによる腐食や絶縁劣化などを防止することができる。
【0032】
請求項2記載の発明によれば、電源および制御負荷にそれぞれ接続される複数の端子と、周囲の外光を利用して、前記電源に接続される端子と前記制御負荷に接続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブロックと、前面に開口を有する箱状に形成され、前記複数の端子および開閉機能ブロックを内部に収容するベースと、後面に開口を有する箱状に形成され、前記ベースの開口を閉塞する受光カバーと、この受光カバーの前面に取り付けられるカバーとを備え、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部には互いに嵌合する嵌合部が形成され、これら嵌合部は超音波溶着によって固着されており、前記カバーは、周囲の外光を取り込むための開口部が形成された第1カバーと、動作確認作業時に前記開口部に填まり当該開口部を閉塞する突条部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーの間に設けられて、前記開口部を露出させる位置と前記開口部を閉塞する位置の間で前記第2カバーを移動自在とする可撓部と、前記第1カバーの後面における前記第2カバー側の部位から後方に突出する遮光片とを備えているので、受光カバーおよびカバーによって閉塞されるベースの開口縁部からその内部への水滴の侵入を、それら開口縁部に形成された嵌合部によって阻止することができるから、内部への雨水などの浸入を防止することができる。これにより、内部に収容される端子などに対し、雨水などによる腐食や絶縁劣化などを防止することができる。
【0033】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の自動点滅器において、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部に形成される嵌合部には、前記ベースの内部に対して少なくとも2重になる超音波溶着部が形成されているので、一の超音波溶着部が例えば不完全溶着に起因して水滴の侵入を完全に阻止することができなかったとしても、少なくとも残りの一つの超音波溶着部によってその水滴の内部への侵入を阻止することが可能となるから、内部への雨水などの浸入をより好適に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の自動点滅器を左方から見た断面図である。
【図2】図1の自動点滅器の前面(正面)図である。
【図3】図1の自動点滅器の分解斜視図である。
【図4】図1に示すベースおよび受光カバーの嵌合部の拡大図である。
【図5】本発明に係る第2実施形態の自動点滅器におけるベースおよび受光カバーの嵌合部の拡大図である。
【図6】本発明に係る第3実施形態の自動点滅器におけるベースおよび受光カバーの嵌合部の拡大図である。
【符号の説明】
1 端子ブロック
2 開閉機能ブロック
3 ベース
30 嵌合部
4 受光カバー
40 嵌合部
5 カバー
6 取付金具

Claims (3)

  1. 電源および制御負荷にそれぞれ接続される複数の端子と、周囲の外光を利用して、前記電源に接続される端子と前記制御負荷に接続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブロックと、前面に開口を有する箱状に形成され、前記複数の端子および開閉機能ブロックを内部に収容するベースと、後面に開口を有する箱状に形成され、前記ベースの開口を閉塞する受光カバーと、この受光カバーの前面に取り付けられるカバーとを備え、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部には互いに嵌合する嵌合部が形成され、これら嵌合部は接着剤によって固着されており、前記カバーは、周囲の外光を取り込むための開口部が形成された第1カバーと、動作確認作業時に前記開口部に填まり当該開口部を閉塞する突条部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーの間に設けられて、前記開口部を露出させる位置と前記開口部を閉塞する位置の間で前記第2カバーを移動自在とする可撓部と、前記第1カバーの後面における前記第2カバー側の部位から後方に突出する遮光片とを備えたことを特徴とする自動点滅器。
  2. 電源および制御負荷にそれぞれ接続される複数の端子と、周囲の外光を利用して、前記電源に接続される端子と前記制御負荷に接続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブロックと、前面に開口を有する箱状に形成され、前記複数の端子および開閉機能ブロックを内部に収容するベースと、後面に開口を有する箱状に形成され、前記ベースの開口を閉塞する受光カバーと、この受光カバーの前面に取り付けられるカバーとを備え、前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部には互いに嵌合する嵌合部が形成され、これら嵌合部は超音波溶着によって固着されており、前記カバーは、周囲の外光を取り込むための開口部が形成された第1カバーと、動作確認作業時に前記開口部に填まり当該開口部を閉塞する突条部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーの間に設けられて、前記開口部を露出させる位置と前記開口部を閉塞する位置の間で前記第2カバーを移動自在とする可撓部と、前記第1カバーの後面における前記第2カバー側の部位から後方に突出する遮光片とを備えたことを特徴とする自動点滅器。
  3. 前記ベースの開口縁部および前記受光カバーの開口縁部に形成される嵌合部には、前記ベースの内部に対して少なくとも2重になる超音波溶着部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の自動点滅器。
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