JP3930372B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体に設けられた電池の電力によって駆動し、被写体を撮像して記録する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、被写体を撮像して記録する撮像装置、特にデジタルカメラでは、電源として電池(以下、バッテリという)に充電された電力を使用することが可能であり、ACアダプタを介してバッテリへの充電を行うようになっている。
【0003】
この充電状態は、2色LEDを使用し、その点滅方法により報知することが提案されている(一例として、特開2001−15179(以下、先行技術1という)参照)。
【0004】
しかし、この先行技術1では、バッテリ残量にかかわらず同じの量の電力が消費されてしまう。
【0005】
一方、デジタルカメラでは、モニタ画面としてLCDが設けられ、CCDで取り込んだ被写体象を表示可能となっており、このLCDにはバッテリ残量、ストロボのオン/オフ等を示す情報も表示されるようになっている。
【0006】
LCDには表示を見やすくするために、バックライトが設けられており、バッテリ残量が少ないときには、バックライトの消費電力を減少させて、できるだけバッテリの寿命を延ばす工夫がなされている(一例として、特開2001−168983(以下、先行技術2という))。なお、この先行技術2では、バックライトとしてLEDが適用されている。
【0007】
しかしながら、LEDを用いてバッテリ残量を表示する構成において、前述のようにバッテリ残量が少なくなったときに、バッテリ残量のバックライトを消灯する機能を持たせると、最もバッテリ残量を確認したいときにその残量を認識することができない。
【0008】
本発明は、上記事実を考慮し、バッテリ残量を少ない消費電力で報知すると共に、バッテリ残量に応じた消費電力で報知することができる撮像装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、本体に設けられた電池の電力によって駆動し、被写体を撮像して記録する撮像装置であって、前記電池の電力量を検出する電力量検出手段と、前記電力量検出手段によって検出された電力量に基づいて、前記電池残量をLEDの点灯制御によって報知する報知手段と、前記報知手段による電池残量の報知の際に、電池残量が少ないほど前記LEDでの消費電力を少なくする消費電力軽減手段と、を有することを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、電力量検出手段で電池の電力量を検出し、検出結果に基づいて報知手段により電池残量をLED点灯制御によって報知しており、LCD等の画像モニタによって報知するよりも少ない消費電力で電池残量を報知することができる。
【0011】
また、消費電力軽減手段で電池残量が少ないほどLEDでの消費電力を少なくするようにしており、電池残量が少ないほど前記LEDでの消費電力を少なくしているため、電池残量が少ないときの消費電力を減らして電池寿命を延ばすことができる。
【0012】
なお、電池残量とLEDでの消費電力の関係は、正比例になるようにしてもよいし、2次関数、3次関数となるようにしてもよい。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の前記消費電力軽減手段は、電池残量に応じて段階的に前記LEDによる消費電力を異ならせることを特徴としている。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の消費電力軽減手段は、電池残量に応じて段階的にLEDの消費電力を異ならせるようにしており、電池残量のおおまかな表示が可能となる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の前記消費電力軽減手段は、パルス幅変調を行うことで消費電力を調整することを特徴としている。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の消費電力軽減手段は、パルス幅変調を行うことで消費電力を調整しており、特に請求項2のように消費電力を段階的に変える場合、制御が容易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に本実施の形態に係るデジタルカメラ10における制御系が示されている。デジタルメラ10には、撮像部18が配設されている。撮像部18は、レンズ18A、メカニカル・シャッタ及び絞り(図示省略)が配設され、レンズ18Aから入射した光を、メカニカル・シャッタが開放しているときに、絞りを介して、CCD18Bに入射させる構成である。
【0018】
また、デジタルカメラ10にはストロボ12が設けられ、必要に応じて、ストロボ制御部14の制御により、手動又は自動で発光するようになっている。
【0019】
デジタルカメラ10の前記撮像部18、ストロボ制御部14を含む各制御デバイスは、バス16によって接続され、CPU20によってその動作が制御されるようになっている。
【0020】
バス16には、制御デバイスとして、システムメモリ(RAMやROM)24、不揮発性メモリ26、タイマ機能部28、カレンダ/時計機能部30がそれぞれ接続されると共に、カードI/F56を介して、記録媒体としてのメモリカード58が着脱可能なメモリカードスロット60が接続されている。前記撮像部18で撮影された画像データは、このメモリカードスロット60に装填されたメモリカード58に記録されることになる。
【0021】
前記撮像部18に入力された信号は、信号処理部104に送出され、ノイズ低減処理が施されると共に、ゲインコントロールがなされ、A/D変換部106へ送出される。
【0022】
A/D変換部106でA/D変換された画像データは、CPU20からの指示に応じて、圧縮/伸長部108へ送られて圧縮処理(JPEG)がなされるか或いはそのまままの状態でカードI/F56を介してメモリカードスロット60へ送られるようになっている。
【0023】
メモリカード58に記録された画像データは、CPU20からの再生表示指示に基づいて読み出され、フレームメモリ110に格納され、LCD制御部112の制御により、LCD38に表示される。なお、このとき、LCD38には、OSD(オンスクリーンディスプレイ)部114によって制御される、当該画像データに基づく画像表示と共に文字やキャラクタデータ等が重ねて表示されるようになっている。
【0024】
なお、バス16には、外部I/F116が接続され、コネクタ118を介してパソコン等の外部制御装置と直接接続することが可能となっており、このPC120に前記メモリカード58に記録した画像データを伝送することができるようになっている。
【0025】
また、バス16には、I/Oポート32が接続され、このI/Oポート32には、デジタルカメラ10の筐体34(図2参照)に取り付けられる操作・表示系36からの信号の入出力がなされる。
【0026】
図2(A)に示される如く、デジタルカメラ10の筐体34の裏面側(前記撮像部18が配設された側とは反対側)には、液晶モニタ(LCD)38が配設されている。
【0027】
また、操作・表示系として、筐体34の裏面側におけるLCD38の右側には、前記LCD38上に表示される画像のコマ切り替え、項目選択等に適用される円形の上下左右キー42が配設されている。この円形の上下左右キー42の軸線を上下左右に傾斜することで、それぞれに傾斜させたときに異なるスイッチの接点が切り替わり、当該切り替え信号が前記I/O32(図1参照)に入力されるようになっている。
【0028】
この上下左右キー42の下部には、縦方向に上からメニューボタン44、実行ボタン46、取消ボタン48が配列されている。また、筐体34の上面には、レリーズボタン50とモード設定ダイヤル52とが設けられている。
【0029】
モード設定ダイヤル52とメニューボタン44とが操作されると、LCD38上には、例えば、各種設定を行うためのセットアップ画面やバッテリ残量等が表示されるようになっている。
【0030】
実行ボタン46は、上記セットアップ画面上で、前記上下左右キー42による機能選択後の決定時に操作され、取消ボタン48は、当該決定した機能のキャンセルの際に操作される。
【0031】
また、図2(B)に示される如く、デジタルカメラ10の筐体34の前面には、前記撮像部18のレンズ18Aが露出可能な開口部60が設けられている。この開口部60には、円板状のシャッター62が取り付けられている。このシャッター62は、デジタルカメラ10の電源スイッチ64(図2(A)参照)の動作に連動して、前記開口部60を閉止する位置並びに開口する位置に移動可能(図2(B)の矢印A参照)な駆動系を備えている。
【0032】
すなわち、電源がオフの状態では、シャッター62は開口部60を閉止することで、レンズ18Aを保護し、電源がオンの状態では、シャッター62を開口部60から退避させることで、撮影可能な状態とすることができるようになっている。
【0033】
ここで、本実施の形態では、LED66によってバッテリ22のバッテリ残量を報知するようにしている。図2(A)に示される如く、デジタルカメラ10の上面にはLED66が設けられている。
【0034】
LED66は、図1に示される如くバス16に接続されたLED制御部68によって制御され、予め定められたパターンで点灯、点滅及び消灯し、セルフタイマー機能使用時のデジタルカメラ10の動作状態、シャッター62の駆動タイミングの報知、電源オン時のバッテリ残量報知、充電中表示を兼用する。
【0035】
一方、バス16にはバッテリ制御部23が接続され、各制御デバイスへの電源の供給、バッテリ22の充電、及びバッテリ22の電力量検出の制御を行っている。
【0036】
バッテリ制御部23では、デジタルカメラ10に設けられたDCジャック21にACアダプタが接続されている場合、デジタルカメラ10の電源がオンのときはACアダプタから各制御デバイスへの電源供給を行い、デジタルカメラ10の電源がオフのときはACアダプタの直流電力によってバッテリ22の充電を行うようになっている。バッテリ制御部68では、バッテリの電力量を検出可能であり、充電中にバッテリ電力量が満電力量になると充電を終了する。
【0037】
また、バッテリ制御部23は、電源がオンされているときにDCジャック21にACアダプタが接続されていない場合は各制御デバイスへバッテリ22から電源を供給する。
【0038】
なお、バッテリ制御部23は、DCジャック21にACアダプタが接続されている場合でデジタルカメラ10の電源がオンのときは、ACアダプタから各制御デバイスに電源を供給すると同時にバッテリ22の充電を行うようにしてもよい。
【0039】
本実施の形態では、LED66を用いてバッテリ22の残量を報知する場合に、LED制御部68で、バッテリ制御部23が検出したバッテリ22の残量に応じてLED66での消費電力を3段階的に変化させ、バッテリの残量が少なくなるほど報知に要する消費電力が少なくなるようにしている。
【0040】
すなわち、バッテリの残量が満電力量の1/2以上ある場合はLED66を点灯(図4のパターンA参照)させ、バッテリ残量が満電力量の1/2より少なくなるとLED66への給電をパルス幅変調することにより(図4のパターンBのW1/T)LED66の輝度を落として点灯させ、バッテリ残量が1/4以下になるとさらに輝度を落として点灯させるようにしている(図4のパターンCのW2/T)。
【0041】
また、充電時においても同様に、電力量が少ないときはLED66への給電量を少なくし(図6パターンD、パターンE)、消費電力の軽減を図っている。
【0042】
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
【0043】
電源スイッチ64の操作によりデジタルカメラ10本体の電源がオンされると、CPU20ではバッテリ残量報知処理が実行される。以下、図3のCPU20が実行するバッテリ残量報知処理プログラムの流れを示すフローチャートを参照してバッテリ残量報知処理について説明する。
【0044】
まず、ステップ100では、バッテリ制御部23で電力量を検出し、ステップ102に移行する。ステップ102では、電力量が満電力量の1/2以上であるか否かを判定し、肯定判定である場合は電力量が充分にあると判断し、ステップ104に移行してLED制御部68により所定時間LED66を制御した後、本バッテリ残量報知処理プログラムを終了する。
【0045】
ここで、図4には、本実施の形態のバッテリ残量報知処理におけるLED66の動作パターンがそれぞれパルス波形で示されている。各パルス波形において、立ち上がりから次の立ち上がりまでを周期T、立ち上がりから立ち下がりまでをパルス幅Wとすると、周期Tに対するパルス幅Wの割合がデューティとなる。このデューティが少ないほど消費電力が少なくなると共に、LED66の輝度が下がる。
【0046】
パターンAのデューティは100%、パターンBのデューティは約66%、パターンCのデューティは約33%となっており、デューティを異ならせることで消費電力及びLED66の輝度を変化させている。
【0047】
ステップ104ではLED66をパターンAで動作して所定時間点灯するようにしており、電力量が充分残っていることを報知する。
【0048】
一方、ステップ102で否定判定の場合、充電した電力が半分以上消費されていると判断し、ステップ106に移行して、電力量が満電力量の1/4以下であるか否かを判定する。ステップ106で肯定判定の場合は、電力量が少なくなっているものの、まだ操作に支障はないと判断してステップ108に移行してLED66をLED制御部68により制御してパターンBで所定時間動作し、電力量が少なくなってきたことを報知した後、本バッテリ残量報知処理プログラムを終了する。
【0049】
一方、ステップ106で否定判定である場合は、電力量が残りわずかで充電が必要であると判断してステップ110に移行して、LED66をLED制御部68により制御してパターンCで所定時間動作し、電力量が残り少なく、充電の必要があることを報知した後、本バッテリ残量報知処理プログラムを終了する。
【0050】
パターンCではパターンA及びパターンBに比べて消費電力が少ないため、電力量が残り少ない状態の場合に通常よりも消費電力を抑え、できるだけ長く使用することができるようになっている。
【0051】
また、バッテリ残量報知処理を実行する一方、デジタルカメラ10はシャッター62を開口部60から退避し、撮影可能な状態とする。
【0052】
デジタルカメラ10の使用後、電源スイッチ64の操作により電源がオフされた状態において、DCジャック21にAC電源を認識すると、バッテリ制御部23は充電処理を実行する。以下、図5のバッテリ制御部23が実行する充電処理プログラムの流れを示すフローチャートを参照して充電処理プログラムについて説明する。
【0053】
まず、ステップ112では、本体へのバッテリ22の装着待ちを行う。本体にバッテリ22が装着されると、充電準備が完了したと判断してステップ114に移行し、バッテリ制御部23は、ACアダプタの直流電力によってバッテリ22の充電を開始する。
【0054】
次のステップ116では電力量を検出した後、ステップ118に移行して電力量が満電力量の1/2以下であるか否かを判定し、肯定判定である場合はまだ電力量が少ないと判断してステップ120に移行し、LED制御部68によりLED66を制御して充電電力量を報知した後、ステップ114に戻り、バッテリ22への充電を継続する。
【0055】
ここで、図6には、本実施の形態の充電処理におけるLED66の動作パターンがそれぞれパルス波形で示されている。パターンD及びパターンEを比較すると、パターンEの周期とパターンDの周期とは異なっている。よって、パターンDは極めて速い点滅のため、見掛け上輝度を落として点灯している状態としてユーザーに報知される。一方、パターンEはオン・オフが比較的緩やかに切替わるため、点滅としてユーザーに報知される。本実施の形態では、これら2つのパターン(減光、点滅)と、全点灯のパターンF及びLED66を消灯するパターンGにより充電電力量を報知している。
【0056】
ステップ120では、LED制御部68はLED66をパターンDで動作し、現在充電中であり、電力量がまだ1/2以下であることを示している(減光)。
【0057】
一方、ステップ118で否定判定の場合は、ステップ122に移行し、電力量が3/4以下であるか否かを判定する。該判定が肯定判定である場合は、電力量が1/2から3/4の間であると判断し、ステップ124に移行してLED制御部68はLED66をパターンEで動作して電力量を報知(点滅)した後、ステップ114に戻り、バッテリ22への充電を継続する。
【0058】
ステップ122で否定判定である場合は、ステップ126に移行して電力量が満量か否かを判定し、否定判定である場合はステップ128に移行してLED66をパターンFで動作し、バッテリ22への電力量が満量に近くなってきたことを報知(全点灯)した後、ステップ114に戻り、バッテリ22への充電を継続する。
【0059】
一方、ステップ126で肯定判定の場合は、充電が完了したと判断してステップ130に移行して、LED制御部68によりLED66をパターンG(消灯)で動作した後、ステップ132に移行して充電を終了する。
【0060】
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10によれば、バッテリ制御部23でバッテリ22の電力量を検出し、検出結果に基づいてLED制御部68によるLED66点灯制御によってバッテリ残量を報知しており、LCD38によって報知するよりも少ない消費電力でバッテリ残量を報知することができる。
【0061】
また、LED制御手段68でバッテリ残量が少ないほどLED66での消費電力を少なくするようにしており、バッテリ残量が少ないときの消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばすことができる。
【0062】
また、LED制御部68は、バッテリ残量に応じて段階的に前記LED66による消費電力を異ならせるようにしており、バッテリ残量のおおまかな表示が可能となる。
【0063】
このように、本実施の形態では、LED66への給電をパルス幅変調により調整して消費電力を軽減するようにしたため、電流制御や電圧制御に比べて制御が容易であり、LED66を安定して点灯させることができる。また、単一のLED66により、複数種類の状態を報知でき、部品点数を減らすことができる。
【0064】
なお、本実施の形態では、バッテリ残量報知処理及び充電処理において、LED制御部68は、バッテリ残量が減少又は増加するのに伴ない、LED66の動作を3段階に制御していたが、これに限らず、4段階以上に制御してもよく、段階を増やすほどバッテリ残量又は電力量を詳細に報知することが可能である。また、2段階に制御してもよく、この場合、本実施の形態よりもさらに大まかにバッテリ残量又は電力量を報知することができる。さらに、点滅の回数に何らかの情報をもたせることもできる。例えば、n回連続して点滅し、しばらく消灯することを繰り返すようにし、点滅回数nが少なくなるほど残量が少ないとする。また、nの1回を5分と設定しておけば、バッテリ寿命があと何分であるかがわかる。
【0065】
さらに、本実施の形態では、バッテリ残量が満電力量の1/2以上、1/4以上、0以上の場合についてLED66の動作パターンを変えていたが、本発明はこれに限るものではなく、バッテリ残量が減るのに比例して連続的又は段階的にLED66での消費電力も減る関係となるように制御してもよい。
【0066】
また、本実施の形態では充電処理において、電力量が多くなるとLED66が点灯するようにして報知していたが、バッテリ残量が少なく充電に時間がかかるような場合はLED66を点灯し、電力量が増えるにしたがってLED66の輝度を落としたり点滅させたりし、充電が完了すると消灯することで残りの充電時間を報知してもよい。
【0067】
本実施の形態では、充電処理においてバッテリ22が取り外し可能とされている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、バッテリ22が内蔵されていてもよく、この場合、図5のフローチャートのステップ112は不要である。
【0068】
本実施の形態ではLED66の動作パターンについてのみ説明したが、LCD12をオンにした場合、LCD12のバックライトについてもLED66と同様に輝度を落とす制御をしてもよいし、例えばバッテリ残量が1/4以下の場合のみ、バックライトの輝度を落とすようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、本体に設けられた電池の電力によって駆動し、被写体を撮像して記録する撮像装置において、バッテリ残量を少ない消費電力で報知すると共に、バッテリ残量に応じた消費電力で報知することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるデジタルカメラの制御ブロック図である。
【図2】(A)はデジタルカメラの外観を背面側から見た斜視図、(B)は正面側から見た斜視図である。
【図3】バッテリ残量報知処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【図4】バッテリ残量報知処理でのLEDの動作パターンを示すタイムチャートである。
【図5】充電処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【図6】充電処理でのLEDの動作パターンを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ(撮像装置)
22 バッテリ(電池)
23 バッテリ制御部(電力量検知手段)
66 LED
68 LED制御部(報知手段、消費電力軽減手段)

Claims (3)

  1. 本体に設けられた電池の電力によって駆動し、被写体を撮像して記録する撮像装置であって、
    前記電池の電力量を検出する電力量検出手段と、
    前記電力量検出手段によって検出された電力量に基づいて、前記電池残量をLEDの点灯制御によって報知する報知手段と、
    前記報知手段による電池残量の報知の際に、電池残量が少ないほど前記LEDでの消費電力を少なくする消費電力軽減手段と、
    を有する撮像装置。
  2. 前記消費電力軽減手段は、電池残量に応じて段階的に前記LEDによる消費電力を異ならせることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記消費電力軽減手段は、パルス幅変調を行うことで消費電力を調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
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