JP2003319214A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003319214A JP2002126193A JP2002126193A JP2003319214A JP 2003319214 A JP2003319214 A JP 2003319214A JP 2002126193 A JP2002126193 A JP 2002126193A JP 2002126193 A JP2002126193 A JP 2002126193A JP 2003319214 A JP2003319214 A JP 2003319214A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ残量を少ない消費電力で報知すると
共に、バッテリ残量に応じた消費電力で報知する。 【解決手段】 バッテリ制御部23でバッテリ22の電
力量を検出し、検出結果に基づいてLED制御部68に
よるLED66点灯制御によってバッテリ残量を報知し
ており、LCD38によって報知するよりも少ない消費
電力でバッテリ残量を報知することができる。また、L
ED制御手段68でバッテリ残量が少ないほどLED6
6での消費電力を少なくするようにしており、電池残量
が少ないほど前記LED66での消費電力を少なくして
いるため、バッテリ残量が少ないときの消費電力を減ら
してバッテリ寿命を延ばすことができる。また、LED
制御部68は、バッテリ残量に応じて段階的に前記LE
D66による消費電力を異ならせるようにしており、バ
ッテリ残量のおおまかな表示が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体に設けられた
電池の電力によって駆動し、被写体を撮像して記録する
撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
被写体を撮像して記録する撮像装置、特にデジタルカメ
ラでは、電源として電池(以下、バッテリという)に充
電された電力を使用することが可能であり、ACアダプ
タを介してバッテリへの充電を行うようになっている。
【0003】この充電状態は、2色LEDを使用し、そ
の点滅方法により報知することが提案されている(一例
として、特開2001−15179(以下、先行技術1
という)参照)。
【0004】しかし、この先行技術1では、バッテリ残
量にかかわらず同じの量の電力が消費されてしまう。
【0005】一方、デジタルカメラでは、モニタ画面と
してLCDが設けられ、CCDで取り込んだ被写体象を
表示可能となっており、このLCDにはバッテリ残量、
ストロボのオン/オフ等を示す情報も表示されるように
なっている。
【0006】LCDには表示を見やすくするために、バ
ックライトが設けられており、バッテリ残量が少ないと
きには、バックライトの消費電力を減少させて、できる
だけバッテリの寿命を延ばす工夫がなされている(一例
として、特開2001−168983(以下、先行技術
2という))。なお、この先行技術2では、バックライ
トとしてLEDが適用されている。
【0007】しかしながら、LEDを用いてバッテリ残
量を表示する構成において、前述のようにバッテリ残量
が少なくなったときに、バッテリ残量のバックライトを
消灯する機能を持たせると、最もバッテリ残量を確認し
たいときにその残量を認識することができない。
【0008】本発明は、上記事実を考慮し、バッテリ残
量を少ない消費電力で報知すると共に、バッテリ残量に
応じた消費電力で報知することができる撮像装置を得る
ことが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、本体に設けられた電池の電力によって駆動し、被写
体を撮像して記録する撮像装置であって、前記電池の電
力量を検出する電力量検出手段と、前記電力量検出手段
によって検出された電力量に基づいて、前記電池残量を
LEDの点灯制御によって報知する報知手段と、前記報
知手段による電池残量の報知の際に、電池残量が少ない
ほど前記LEDでの消費電力を少なくする消費電力軽減
手段と、を有することを特徴としている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、電力量検
出手段で電池の電力量を検出し、検出結果に基づいて報
知手段により電池残量をLED点灯制御によって報知し
ており、LCD等の画像モニタによって報知するよりも
少ない消費電力で電池残量を報知することができる。
【0011】また、消費電力軽減手段で電池残量が少な
いほどLEDでの消費電力を少なくするようにしてお
り、電池残量が少ないほど前記LEDでの消費電力を少
なくしているため、電池残量が少ないときの消費電力を
減らして電池寿命を延ばすことができる。
【0012】なお、電池残量とLEDでの消費電力の関
係は、正比例になるようにしてもよいし、2次関数、3
次関数となるようにしてもよい。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の前記消費電力軽減手段は、電池残量に応じて段階的に
前記LEDによる消費電力を異ならせることを特徴とし
ている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の消費電力軽減手段は、電池残量に応じて段階的にLE
Dの消費電力を異ならせるようにしており、電池残量の
おおまかな表示が可能となる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の前記消費電力軽減手段は、パルス幅変調
を行うことで消費電力を調整することを特徴としてい
る。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の消費電力軽減手段は、パルス幅変
調を行うことで消費電力を調整しており、特に請求項2
のように消費電力を段階的に変える場合、制御が容易に
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に本実施の形態に係るデジタ
ルカメラ10における制御系が示されている。デジタル
メラ10には、撮像部18が配設されている。撮像部1
8は、レンズ18A、メカニカル・シャッタ及び絞り
(図示省略)が配設され、レンズ18Aから入射した光
を、メカニカル・シャッタが開放しているときに、絞り
を介して、CCD18Bに入射させる構成である。
【0018】また、デジタルカメラ10にはストロボ1
2が設けられ、必要に応じて、ストロボ制御部14の制
御により、手動又は自動で発光するようになっている。
【0019】デジタルカメラ10の前記撮像部18、ス
トロボ制御部14を含む各制御デバイスは、バス16に
よって接続され、CPU20によってその動作が制御さ
れるようになっている。
【0020】バス16には、制御デバイスとして、シス
テムメモリ(RAMやROM)24、不揮発性メモリ2
6、タイマ機能部28、カレンダ/時計機能部30がそ
れぞれ接続されると共に、カードI/F56を介して、
記録媒体としてのメモリカード58が着脱可能なメモリ
カードスロット60が接続されている。前記撮像部18
で撮影された画像データは、このメモリカードスロット
60に装填されたメモリカード58に記録されることに
なる。
【0021】前記撮像部18に入力された信号は、信号
処理部104に送出され、ノイズ低減処理が施されると
共に、ゲインコントロールがなされ、A/D変換部10
6へ送出される。
【0022】A/D変換部106でA/D変換された画
像データは、CPU20からの指示に応じて、圧縮/伸
長部108へ送られて圧縮処理(JPEG)がなされる
か或いはそのまままの状態でカードI/F56を介して
メモリカードスロット60へ送られるようになってい
る。
【0023】メモリカード58に記録された画像データ
は、CPU20からの再生表示指示に基づいて読み出さ
れ、フレームメモリ110に格納され、LCD制御部1
12の制御により、LCD38に表示される。なお、こ
のとき、LCD38には、OSD(オンスクリーンディ
スプレイ)部114によって制御される、当該画像デー
タに基づく画像表示と共に文字やキャラクタデータ等が
重ねて表示されるようになっている。
【0024】なお、バス16には、外部I/F116が
接続され、コネクタ118を介してパソコン等の外部制
御装置と直接接続することが可能となっており、このP
C120に前記メモリカード58に記録した画像データ
を伝送することができるようになっている。
【0025】また、バス16には、I/Oポート32が
接続され、このI/Oポート32には、デジタルカメラ
10の筐体34(図2参照)に取り付けられる操作・表
示系36からの信号の入出力がなされる。
【0026】図2(A)に示される如く、デジタルカメ
ラ10の筐体34の裏面側(前記撮像部18が配設され
た側とは反対側)には、液晶モニタ(LCD)38が配
設されている。
【0027】また、操作・表示系として、筐体34の裏
面側におけるLCD38の右側には、前記LCD38上
に表示される画像のコマ切り替え、項目選択等に適用さ
れる円形の上下左右キー42が配設されている。この円
形の上下左右キー42の軸線を上下左右に傾斜すること
で、それぞれに傾斜させたときに異なるスイッチの接点
が切り替わり、当該切り替え信号が前記I/O32(図
1参照)に入力されるようになっている。
【0028】この上下左右キー42の下部には、縦方向
に上からメニューボタン44、実行ボタン46、取消ボ
タン48が配列されている。また、筐体34の上面に
は、レリーズボタン50とモード設定ダイヤル52とが
設けられている。
【0029】モード設定ダイヤル52とメニューボタン
44とが操作されると、LCD38上には、例えば、各
種設定を行うためのセットアップ画面やバッテリ残量等
が表示されるようになっている。
【0030】実行ボタン46は、上記セットアップ画面
上で、前記上下左右キー42による機能選択後の決定時
に操作され、取消ボタン48は、当該決定した機能のキ
ャンセルの際に操作される。
【0031】また、図2(B)に示される如く、デジタ
ルカメラ10の筐体34の前面には、前記撮像部18の
レンズ18Aが露出可能な開口部60が設けられてい
る。この開口部60には、円板状のシャッター62が取
り付けられている。このシャッター62は、デジタルカ
メラ10の電源スイッチ64(図2(A)参照)の動作
に連動して、前記開口部60を閉止する位置並びに開口
する位置に移動可能(図2(B)の矢印A参照)な駆動
系を備えている。
【0032】すなわち、電源がオフの状態では、シャッ
ター62は開口部60を閉止することで、レンズ18A
を保護し、電源がオンの状態では、シャッター62を開
口部60から退避させることで、撮影可能な状態とする
ことができるようになっている。
【0033】ここで、本実施の形態では、LED66に
よってバッテリ22のバッテリ残量を報知するようにし
ている。図2(A)に示される如く、デジタルカメラ1
0の上面にはLED66が設けられている。
【0034】LED66は、図1に示される如くバス1
6に接続されたLED制御部68によって制御され、予
め定められたパターンで点灯、点滅及び消灯し、セルフ
タイマー機能使用時のデジタルカメラ10の動作状態、
シャッター62の駆動タイミングの報知、電源オン時の
バッテリ残量報知、充電中表示を兼用する。
【0035】一方、バス16にはバッテリ制御部23が
接続され、各制御デバイスへの電源の供給、バッテリ2
2の充電、及びバッテリ22の電力量検出の制御を行っ
ている。
【0036】バッテリ制御部23では、デジタルカメラ
10に設けられたDCジャック21にACアダプタが接
続されている場合、デジタルカメラ10の電源がオンの
ときはACアダプタから各制御デバイスへの電源供給を
行い、デジタルカメラ10の電源がオフのときはACア
ダプタの直流電力によってバッテリ22の充電を行うよ
うになっている。バッテリ制御部68では、バッテリの
電力量を検出可能であり、充電中にバッテリ電力量が満
電力量になると充電を終了する。
【0037】また、バッテリ制御部23は、電源がオン
されているときにDCジャック21にACアダプタが接
続されていない場合は各制御デバイスへバッテリ22か
ら電源を供給する。
【0038】なお、バッテリ制御部23は、DCジャッ
ク21にACアダプタが接続されている場合でデジタル
カメラ10の電源がオンのときは、ACアダプタから各
制御デバイスに電源を供給すると同時にバッテリ22の
充電を行うようにしてもよい。
【0039】本実施の形態では、LED66を用いてバ
ッテリ22の残量を報知する場合に、LED制御部68
で、バッテリ制御部23が検出したバッテリ22の残量
に応じてLED66での消費電力を3段階的に変化さ
せ、バッテリの残量が少なくなるほど報知に要する消費
電力が少なくなるようにしている。
【0040】すなわち、バッテリの残量が満電力量の1
/2以上ある場合はLED66を点灯(図4のパターン
A参照)させ、バッテリ残量が満電力量の1/2より少
なくなるとLED66への給電をパルス幅変調すること
により(図4のパターンBのW1/T)LED66の輝
度を落として点灯させ、バッテリ残量が1/4以下にな
るとさらに輝度を落として点灯させるようにしている
(図4のパターンCのW2/T)。
【0041】また、充電時においても同様に、電力量が
少ないときはLED66への給電量を少なくし(図6パ
ターンD、パターンE)、消費電力の軽減を図ってい
る。
【0042】以下に、本実施の形態の作用を説明する。
【0043】電源スイッチ64の操作によりデジタルカ
メラ10本体の電源がオンされると、CPU20ではバ
ッテリ残量報知処理が実行される。以下、図3のCPU
20が実行するバッテリ残量報知処理プログラムの流れ
を示すフローチャートを参照してバッテリ残量報知処理
について説明する。
【0044】まず、ステップ100では、バッテリ制御
部23で電力量を検出し、ステップ102に移行する。
ステップ102では、電力量が満電力量の1/2以上で
あるか否かを判定し、肯定判定である場合は電力量が充
分にあると判断し、ステップ104に移行してLED制
御部68により所定時間LED66を制御した後、本バ
ッテリ残量報知処理プログラムを終了する。
【0045】ここで、図4には、本実施の形態のバッテ
リ残量報知処理におけるLED66の動作パターンがそ
れぞれパルス波形で示されている。各パルス波形におい
て、立ち上がりから次の立ち上がりまでを周期T、立ち
上がりから立ち下がりまでをパルス幅Wとすると、周期
Tに対するパルス幅Wの割合がデューティとなる。この
デューティが少ないほど消費電力が少なくなると共に、
LED66の輝度が下がる。
【0046】パターンAのデューティは100%、パタ
ーンBのデューティは約66%、パターンCのデューテ
ィは約33%となっており、デューティを異ならせるこ
とで消費電力及びLED66の輝度を変化させている。
【0047】ステップ104ではLED66をパターン
Aで動作して所定時間点灯するようにしており、電力量
が充分残っていることを報知する。
【0048】一方、ステップ102で否定判定の場合、
充電した電力が半分以上消費されていると判断し、ステ
ップ106に移行して、電力量が満電力量の1/4以下
であるか否かを判定する。ステップ106で肯定判定の
場合は、電力量が少なくなっているものの、まだ操作に
支障はないと判断してステップ108に移行してLED
66をLED制御部68により制御してパターンBで所
定時間動作し、電力量が少なくなってきたことを報知し
た後、本バッテリ残量報知処理プログラムを終了する。
【0049】一方、ステップ106で否定判定である場
合は、電力量が残りわずかで充電が必要であると判断し
てステップ110に移行して、LED66をLED制御
部68により制御してパターンCで所定時間動作し、電
力量が残り少なく、充電の必要があることを報知した
後、本バッテリ残量報知処理プログラムを終了する。
【0050】パターンCではパターンA及びパターンB
に比べて消費電力が少ないため、電力量が残り少ない状
態の場合に通常よりも消費電力を抑え、できるだけ長く
使用することができるようになっている。
【0051】また、バッテリ残量報知処理を実行する一
方、デジタルカメラ10はシャッター62を開口部60
から退避し、撮影可能な状態とする。
【0052】デジタルカメラ10の使用後、電源スイッ
チ64の操作により電源がオフされた状態において、D
Cジャック21にAC電源を認識すると、バッテリ制御
部23は充電処理を実行する。以下、図5のバッテリ制
御部23が実行する充電処理プログラムの流れを示すフ
ローチャートを参照して充電処理プログラムについて説
明する。
【0053】まず、ステップ112では、本体へのバッ
テリ22の装着待ちを行う。本体にバッテリ22が装着
されると、充電準備が完了したと判断してステップ11
4に移行し、バッテリ制御部23は、ACアダプタの直
流電力によってバッテリ22の充電を開始する。
【0054】次のステップ116では電力量を検出した
後、ステップ118に移行して電力量が満電力量の1/
2以下であるか否かを判定し、肯定判定である場合はま
だ電力量が少ないと判断してステップ120に移行し、
LED制御部68によりLED66を制御して充電電力
量を報知した後、ステップ114に戻り、バッテリ22
への充電を継続する。
【0055】ここで、図6には、本実施の形態の充電処
理におけるLED66の動作パターンがそれぞれパルス
波形で示されている。パターンD及びパターンEを比較
すると、パターンEの周期とパターンDの周期とは異な
っている。よって、パターンDは極めて速い点滅のた
め、見掛け上輝度を落として点灯している状態としてユ
ーザーに報知される。一方、パターンEはオン・オフが
比較的緩やかに切替わるため、点滅としてユーザーに報
知される。本実施の形態では、これら2つのパターン
(減光、点滅)と、全点灯のパターンF及びLED66
を消灯するパターンGにより充電電力量を報知してい
る。
【0056】ステップ120では、LED制御部68は
LED66をパターンDで動作し、現在充電中であり、
電力量がまだ1/2以下であることを示している(減
光)。
【0057】一方、ステップ118で否定判定の場合
は、ステップ122に移行し、電力量が3/4以下であ
るか否かを判定する。該判定が肯定判定である場合は、
電力量が1/2から3/4の間であると判断し、ステッ
プ124に移行してLED制御部68はLED66をパ
ターンEで動作して電力量を報知(点滅)した後、ステ
ップ114に戻り、バッテリ22への充電を継続する。
【0058】ステップ122で否定判定である場合は、
ステップ126に移行して電力量が満量か否かを判定
し、否定判定である場合はステップ128に移行してL
ED66をパターンFで動作し、バッテリ22への電力
量が満量に近くなってきたことを報知(全点灯)した
後、ステップ114に戻り、バッテリ22への充電を継
続する。
【0059】一方、ステップ126で肯定判定の場合
は、充電が完了したと判断してステップ130に移行し
て、LED制御部68によりLED66をパターンG
(消灯)で動作した後、ステップ132に移行して充電
を終了する。
【0060】以上説明したように、本実施の形態のデジ
タルカメラ10によれば、バッテリ制御部23でバッテ
リ22の電力量を検出し、検出結果に基づいてLED制
御部68によるLED66点灯制御によってバッテリ残
量を報知しており、LCD38によって報知するよりも
少ない消費電力でバッテリ残量を報知することができ
る。
【0061】また、LED制御手段68でバッテリ残量
が少ないほどLED66での消費電力を少なくするよう
にしており、バッテリ残量が少ないときの消費電力を減
らしてバッテリ寿命を延ばすことができる。
【0062】また、LED制御部68は、バッテリ残量
に応じて段階的に前記LED66による消費電力を異な
らせるようにしており、バッテリ残量のおおまかな表示
が可能となる。
【0063】このように、本実施の形態では、LED6
6への給電をパルス幅変調により調整して消費電力を軽
減するようにしたため、電流制御や電圧制御に比べて制
御が容易であり、LED66を安定して点灯させること
ができる。また、単一のLED66により、複数種類の
状態を報知でき、部品点数を減らすことができる。
【0064】なお、本実施の形態では、バッテリ残量報
知処理及び充電処理において、LED制御部68は、バ
ッテリ残量が減少又は増加するのに伴ない、LED66
の動作を3段階に制御していたが、これに限らず、4段
階以上に制御してもよく、段階を増やすほどバッテリ残
量又は電力量を詳細に報知することが可能である。ま
た、2段階に制御してもよく、この場合、本実施の形態
よりもさらに大まかにバッテリ残量又は電力量を報知す
ることができる。さらに、点滅の回数に何らかの情報を
もたせることもできる。例えば、n回連続して点滅し、
しばらく消灯することを繰り返すようにし、点滅回数n
が少なくなるほど残量が少ないとする。また、nの1回
を5分と設定しておけば、バッテリ寿命があと何分であ
るかがわかる。
【0065】さらに、本実施の形態では、バッテリ残量
が満電力量の1/2以上、1/4以上、0以上の場合に
ついてLED66の動作パターンを変えていたが、本発
明はこれに限るものではなく、バッテリ残量が減るのに
比例して連続的又は段階的にLED66での消費電力も
減る関係となるように制御してもよい。
【0066】また、本実施の形態では充電処理におい
て、電力量が多くなるとLED66が点灯するようにし
て報知していたが、バッテリ残量が少なく充電に時間が
かかるような場合はLED66を点灯し、電力量が増え
るにしたがってLED66の輝度を落としたり点滅させ
たりし、充電が完了すると消灯することで残りの充電時
間を報知してもよい。
【0067】本実施の形態では、充電処理においてバッ
テリ22が取り外し可能とされている場合について説明
したが、本発明はこれに限らず、バッテリ22が内蔵さ
れていてもよく、この場合、図5のフローチャートのス
テップ112は不要である。
【0068】本実施の形態ではLED66の動作パター
ンについてのみ説明したが、LCD12をオンにした場
合、LCD12のバックライトについてもLED66と
同様に輝度を落とす制御をしてもよいし、例えばバッテ
リ残量が1/4以下の場合のみ、バックライトの輝度を
落とすようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本体に設けられた電池の電力によって駆動し、被写体を
撮像して記録する撮像装置において、バッテリ残量を少
ない消費電力で報知すると共に、バッテリ残量に応じた
消費電力で報知することができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるデジタルカメラの制御ブ
ロック図である。
【図2】(A)はデジタルカメラの外観を背面側から見
た斜視図、(B)は正面側から見た斜視図である。
【図3】バッテリ残量報知処理プログラムの流れを示す
フローチャートである。
【図4】バッテリ残量報知処理でのLEDの動作パター
ンを示すタイムチャートである。
【図5】充電処理プログラムの流れを示すフローチャー
トである。
【図6】充電処理でのLEDの動作パターンを示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ(撮像装置) 22 バッテリ(電池) 23 バッテリ制御部(電力量検知手段) 66 LED 68 LED制御部(報知手段、消費電力軽減手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に設けられた電池の電力によって駆
    動し、被写体を撮像して記録する撮像装置であって、 前記電池の電力量を検出する電力量検出手段と、 前記電力量検出手段によって検出された電力量に基づい
    て、前記電池残量をLEDの点灯制御によって報知する
    報知手段と、 前記報知手段による電池残量の報知の際に、電池残量が
    少ないほど前記LEDでの消費電力を少なくする消費電
    力軽減手段と、 を有する撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記消費電力軽減手段は、電池残量に応
    じて段階的に前記LEDによる消費電力を異ならせるこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記消費電力軽減手段は、パルス幅変調
    を行うことで消費電力を調整することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の撮像装置。
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