JP3929246B2 - 玩具装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、固有の識別情報を有する複数の玩具体と、玩具体を近づけ若しくは装着して識別情報を検出する検出手段を有する玩具本体とから構成され、検出した識別情報の組合せ、又は検出手段と識別情報との組合せに応じて、対応する画像の表示やその他の情報の出力をさせるようにした玩具装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、食品玩具を検出して適宜の音を出力するようにした種々のクッキング玩具が提案されている。従来のクッキング玩具は、調理容器の底部に導電盤を設けると共に、導電盤の上に間隔を置いて可撓性導電性シートを配置している。この調理容器の中に食品玩具が入れられると、食品玩具の重量で可撓性導電性シートが撓み、可撓性導電性シートが導電盤に接触することにより、音声発生手段を動作させて調理音を出力するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の玩具装置は、単に食品玩具の重量によって可撓性導電性シートが撓むことにより、食品玩具が調理容器の中に入れられたことを検出するだけで、個々の食品玩具の種類を検出することはできなかった。このため、他の調理に広がりを持たせることができず、調理遊びが単純であり、遊びの変化に乏しくすぐに飽きられてしまうという問題点を有していた。
【0004】
本願発明は、上記に鑑みて案出されたもので、遊びに変化を持たせることにより、すぐに飽きられることがなく、興趣性の高い玩具装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明が提供する請求項1に係る発明は、上記目的を達成するために、下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、
(イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とから構成されていること。
(ロ)前記複数の玩具体は、前記識別情報に基づいて第1のグループに属する第1の玩具体と第2のグループに属する第2の玩具体とに分類されており、前記第1のグループに属する第1の玩具体は、おたま、フライパン返し、包丁、片手鍋、フライパン等の料理道具の外観を模したクッキング小物であり、前記第2のグループに属する第2の玩具体は、たまご、ピーマン、たまねぎ、ハンバーグ、リンゴ等の食材の外観を模した食べ物小物であること。
(ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを有していること。
(ニ)前記領域若しくは部位には、前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされたことを検出するマイクロスイッチが設けられていること。
(ホ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を検出することができるようになっていること。
(へ)前記記憶手段は、前記第1のグループに属する第1の玩具体が有する識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体が有する識別情報との組み合わせに対応した画像情報を記憶していること。
(ト)前記情報出力装置は前記画像情報を表示可能であること。
(チ)前記制御手段は、前記マイクロスイッチにより前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされていることが検出され、当該領域若しくは部位の検出手段において、前記第1のグループに属する第1の玩具体の識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体の識別情報が検出されたとき、当該検出された識別情報の組み合わせに対応する画像情報を前記記憶手段から読み出し、前記玩具本体に設けられた若しくは前記接続手段を介して前記玩具本体に接続された前記情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用いて当該出力された画像情報を表示させること。
【0007】
また、請求項に係る発明は、下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、
(イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とから構成されていること。
(ロ)前記複数の玩具体は、前記識別情報に基づいて第1のグループに属する第1の玩具体と第2のグループに属する第2の玩具体とに分類されていること。
(ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを有していること。
(ニ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を検出することができるようになっていること。
(ホ)前記記憶手段は、前記第1のグループに属する第1の玩具体が有する識別情報および前記第2のグループに属する第2の玩具体が有する識別情報ならびに当該第1の玩具体および第2の玩具体の識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応した画像情報を記憶していること。
(へ)前記情報出力装置は前記画像情報を表示可能であること。
(ト)前記制御手段は、前記検出手段において前記第1のグループに属する第1の玩具体の識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体の識別情報が検出されたとき、当該検出された第1の玩具体の識別情報および第2の玩具体の識別情報ならびに前記第1の玩具体および第2の玩具体の識別情報を検出した検出手段との組み合わせに対応する画像情報を前記記憶手段から読み出し、前記玩具本体に設けられた若しくは前記接続手段を介して前記玩具本体に接続された前記情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用いて当該出力された画像情報を表示させること。
【0009】
【発明の実施の形態】
本願発明に係る玩具装置の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る玩具装置のブロック図、図2は玩具装置の外観斜視図、図3は魔法の棒とその周辺装置の回路図、図4はコイルに対する電源供給のタイミングを示したタイミングチャート、図5は玩具体からの信号検出のタイミングを示したタイミングチャートである。
【0010】
図1及び図2に示すように、本発明に係る玩具装置1は、個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体3とから構成されている。上記玩具体は、魔法のステッキ5と、複数のクッキング小物7と、食べ物小物9との複数のグループから構成されている。クッキング小物7は、おたま7a、フライパン返し7b、包丁7c、片手鍋7d、フライパン7e…等が用意され、食べ物小物はたまご9a、ピーマン9b、たまねぎ9c、ハンバーグ9d、リンゴ9e…等が用意される。これらの玩具体には、それぞれ32ビットで成る固有の識別情報が割り当てられており、後で説明する検出手段の近傍に置かれたとき、若しくは検出手段に装着されたときに、検出手段から発射される高周波信号を受信し、この高周波信号を電源として32ビットで成る自己の識別情報を発信する。すなわち、複数のクッキング小物7と食べ物小物9の各玩具体は、それぞれ高周波信号を受信する受信回路と、受信した高周波信号を自己の識別情報に係る信号で変調する変調回路と、この変調された信号を返送する回路部とを有する。
【0011】
尚、上記各玩具体は、受信した高周波信号を自己の識別情報に係る信号で変調して返送するように構成したが、本発明はこれには限定されず、検出手段が非接触で各玩具体の識別情報を検出することのできる適宜の構成が用いられる。例えば、各玩具体のそれぞれは、検出手段から発射される高周波信号を受信し、この受信した高周波信号を電源として、複数ビットで成る自己の識別情報のみを変調することなく、そのまま返送するように構成してもよい。
【0012】
次に、玩具本体3を詳細に説明する。
オーブン11内には、前記玩具体の識別情報を検出するための検出手段であるコイル11aと、食べ物小物等の玩具体がセットされたことを検出するマイクロスイッチ12aが設けられている。また、オーブン11は開閉可能な扉11bを有し、扉11bには、取っ手11cとLED11dが設けられている。また、オーブン11は回転可能なつまみ11eと、押しボタンスイッチ11fを有する。
まな板13内には、前記玩具体の識別情報を検出するための検出手段であるコイル13aと、食べ物小物等の玩具体が載置されたことを検出するマイクロスイッチ12bが設けられている。まな板13は、玩具本体3に固定して設けてもよく、若しくは、玩具本体3にコネクタなどの接続手段を介して着脱自在に設けて構成してもよい。
レンジ15内には、前記玩具体の識別情報を検出するための検出手段であるコイル15aと、クッキング小物や食べ物小物等の玩具体が載置されたことを検出するマイクロスイッチ12cが設けられている。
【0013】
冷蔵庫17内には、前記玩具体の識別情報を検出するための検出手段であるコイル17aと、食べ物小物等の玩具体が入れられたことを検出する2個のマイクロスイッチ12d,12eが設けられている。また、冷蔵庫17には、開閉可能な開き戸17bと、引き出し可能な引き戸17cが設けられている。例えば、上記マイクロスイッチ12dは、開閉可能な開き戸17b内に設けられ、マイクロスイッチ12eは、引き出し可能な引き戸17c内に設けられる。
上記各コイル11a,13a,15a,17aは、個々に時間をずらせて高周波信号を出力しており、その領域内に玩具体が近づけられると、当該玩具体から発信される識別情報を受信することにより、各玩具体の識別情報を検出するための検出手段である。
【0014】
レンジ15の近傍には5個のスイッチ19a,19b,19c,19d,19eが設けられている。スイッチ19aは、上方向を指示するためのスイッチである。スイッチ19bは、右方向を指示するためのスイッチである。スイッチ19cは、下方向を指示するためのスイッチである。スイッチ19dは、左方向を指示するためのスイッチである。スイッチ19eは決定用のスイッチである。これらのスイッチ19a,19b,19c,19d,19eを操作してメニュー画面の内容に従って適宜選択し、又は決定することにより、各種料理遊びを行うことができる。
【0015】
また、玩具本体3には、電源スイッチ21と、はしたて23と、蛇口25が設けられている。
玩具本体3の背面には、接続手段であるコネクタが設けられ、このコネクタ及びケーブル27を介して情報出力装置である表示装置29が接続される。表示装置29はスピーカを有しており、玩具本体3からのビデオ信号及びオーディオ信号に基づいて対応する画像、料理遊びに関する情報等を表示し、対応する音声を出力する。表示装置29は、家庭用のTV(テレビジョン)受信機や、液晶表示器等の適宜の表示装置が用いられる。
表示装置29に表示される画像を説明すると、異なるグループに属する2以上の玩具体が検出されたときに、それぞれ有している識別情報の組み合わせに対応した画像が表示される。また、表示装置29には、所定の領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段(コイル11a,13a,15a,17a)と、この検出手段によって検出された玩具体の識別情報との組み合わせに対応した画像が表示される。また、表示装置29には、異なるグループに属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報と、玩具体の識別情報が検出された検出手段(コイル11a,13a,15a,17a)との組み合わせに対応した画像が表示される。
尚、前述の表示装置29を玩具本体3の適宜の位置に設けて構成しても良い。
【0016】
次に、玩具本体3内に設けられる回路部とその周辺装置を説明する。
制御装置31は、CPU及びその周辺装置を有し、ROM33及びRAM35と接続されている。制御装置31は、ROM33に記憶されたプログラムや画像に基づいて、全体的な制御処理を行うものである。
ROM33には、魔法のステッキ5と、複数のクッキング小物7と、食べ物小物9との複数のグループから構成されるそれぞれの玩具体の識別情報が記憶されると共に、各識別情報に対応して該当する玩具体の画像が記憶されている。
【0017】
また、ROM33には、異なるグループに属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報の組み合わせに対応した画像が記憶されている。例えば、クッキング小物7にグループ分けされた包丁7cの識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別情報との組合せに対応して、たまねぎを包丁で切るような画像が記憶されている。
また、ROM33には、所定の領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、検出手段によって検出された玩具体の識別情報との組み合わせに対応した画像が記憶されている。例えば、検出手段であるオーブン11のコイル11aと、このコイル11aによって検出されたたまねぎ9cの識別情報との組合せに対応して、オーブンを用いてたまねぎなどの材料を料理している画像が記憶されている。
【0018】
また、ROM33には、異なるグループに属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報と、玩具体の識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応した画像を記憶している。すなわち、魔法のステッキ5、クッキング小物7、食べ物小物9のいずれか複数の識別情報と、これらの識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応した画像が記憶されている。例えば、該当するクッキング小物7、食べ物小物9を用いた調理の完成画像が記憶されている。
また、ROM33には、クッキング小物7と、1又は2以上の食べ物小物9を用いた調理に関するプログラム、各種調理画像や完成された料理の画像表示に関するプログラム、効果音の出力に関するプログラム等の各種プログラムが記憶されている。RAM35は、いわゆるワーク用のメモリであり各種データが記憶される。
【0019】
制御装置31には、ケーブル27を介して表示装置29が接続されると共に、デコーダ37が接続されている。デコーダ37には、レシーバ39、切換回路41を介してコイル11a,13a,15a,17aが接続されている。また、制御装置31には、押しボタンスイッチ11f、マイクロスイッチ12a,12b,12c,12d,12e、スイッチ19a,19b,19c,19d,19e、電源スイッチ21のそれぞれが接続されている。
制御装置31は、マイクロスイッチ12a,12b,12c,12d,12eからの信号に基づいて、使用中の検出手段を判別することができる。
切換回路41は、コイル11a,13a,15a,17aを順次切り換えて駆動するものである。すなわち、図4に示すように時刻t1でコイル11aのみを駆動し、時刻t2でコイル11aをオフすると同時にコイル13aのみを駆動し、時刻t3でコイル13aをオフすると同時にコイル15aのみを駆動し、時刻t4でコイル15aをオフすると同時にコイル17aのみを駆動し、時刻t5でコイル17aをオフすると同時にコイル11aのみを駆動する。
このとき、切換回路41からの切換信号が制御装置31に与えられており、制御装置31では切換信号に基づいて、コイル11a,13a,15a,17aの内、現在駆動されているコイルを判別することができる。
【0020】
レシ−バ39は、フィルター回路、増幅回路、発振回路等を有し、発振回路で生成された高周波信号が切換回路41を介して該当するコイル11a,13a,15a,17aへ出力される。これによって、該当するコイル11a,13a,15a,17aから高周波信号が送信され、その領域内に玩具体が近づけられると、その玩具体は、受信した高周波信号を自己の32ビットの識別情報に応じて変調し、変調した信号を該当するコイル11a,13a,15a,17aへ返送する。ここで、上記変調方式は周波数変調、位相変調、振幅変調等の適宜の変調方式が用いられる。
レシ−バ39においては、上記変調された信号を切換回路41を介して該当するコイル11a,13a,15a,17aから入力すると、前記フィルター回路で高周波成分が除去されて識別情報に係る信号のみが取り出され、その後、増幅回路で増幅され、波形整形された信号をデコーダ37に出力する。
デコーダ37は、レシーバ39から入力した信号の組合せに対応した信号を制御装置31へ出力する。また、制御装置31は、押しボタンスイッチ11f、マイクロスイッチ12a,12b,12c,12d,12e、スイッチ19a,19b,19c,19d,19eが操作されたときに、これを検出して対応する制御を行う。
【0021】
図3に示す魔法のステッキ5は、固有の識別情報を有し、所定周期の高周波信号を発振する発振回路と、この高周波信号を自己の識別情報に係る信号で変調する変調回路と、電源回路と、スイッチSW1,SW2を有する。これらのスイッチSW1,SW2を操作することにより、異なる周期の信号で変調することができる。すなわち、スイッチSW1が操作されると、高周波信号を1KHzの信号で変調し、スイッチSW2が操作されると、高周波信号を2kHzの信号で変調する。上記1kHzの信号及び2kHzの信号には、自己の識別情報と料理に関する命令情報等が含まれる。
図3に示す受信装置40は、前述したコイル11a,13a,15a,17aと、切換回路41と、レシーバ39と、デコーダ37を有する。
魔法のステッキ5は、スイッチSW1,SW2をオンした状態で振ることにより、すなわち、魔法のステッキ5をいずれかのコイル11a,13a,15a,17aの近傍に近づけることにより、画面表示の内容を順次選択して料理を進めることができる。
また、クッキング小物7、食べ物小物9の識別情報と、これらの識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応した画像が表示されている状態で、魔法のステッキ5が操作されると、該当する食べ物小物9を用いた料理の特別画像、例えば料理の完成画像が表示されるようになっている。
【0022】
次に、作用を説明する。
まず、異なるグループに属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報が検出された場合の作用を説明する。
レシ−バ39で生成された高周波信号が切換回路41を介してコイル11a,13a,15a,17aへ出力される。切換回路41は、コイル11a,13a,15a,17aを順次切り換えて駆動しており、これによって、各コイル11a,13a,15a,17aから順次高周波信号が送信される。
ここで、遊戯者がまな板13の上でたまねぎ9cを包丁7cで切るようなクッキングのまねごとをすると、まな板13のコイル13aから包丁7cとたまねぎ9cへ高周波信号が送信される。
同時に、まな板13の上にたまねぎ9cを載置することによって、マイクロスイッチ12bがこれを検出する。制御装置31はマイクロスイッチ12bからの検出信号に基づいて、まな板13の上に玩具体が載置されたことを判断する。
また、図5(A)に示すようにまな板13のコイル13aの領域内に、包丁7cとたまねぎ9cが近づけられると、これらの玩具体は、受信した高周波信号を自己の32ビットの識別情報に応じて変調し、変調した信号を該当するコイル13aへ返送する。
【0023】
レシ−バ39は、上記変調された信号を切換回路41を介して該当するコイル13aから入力すると、フィルター回路で高周波成分が除去されて識別情報に係る信号のみが取り出される。このように、クッキング小物7にグループ分けされた包丁7cの識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別情報とが取り出されると、その後、増幅回路で増幅され、波形整形されて図5(B),(C)に示すような信号がデコーダ37に出力される。
デコーダ37は、入力した信号に対応する信号、例えば、図5(D)に示すようなクッキング小物7にグループ分けされた包丁7cの識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別情報との組合せに対応する信号を制御装置31へ出力する。
制御装置31では、デコーダ37からの信号を入力すると、この信号を解読してクッキング小物7にグループ分けされた包丁7cの識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別情報との組合せに対応する信号であることを判断する。そして、制御装置31はROM33から包丁7cの識別情報とたまねぎ9cの識別情報との組合せに対応する画像、例えばたまねぎを包丁で切るような画像を読み取って表示装置29へ表示させる。
なお、前述のたまねぎを包丁で切っているような画像を表示するのに先立ち,制御装置31はたまねぎ9cをまな板13の上に置いた時に、まな板の上にたまねぎが載っている画像の表示を行う。即ち,制御装置31はマイクロスイッチ12bからの検出信号を検出した時にたまねぎ9cの識別情報に基づいて、画像を表示する。これによって、まな板13にたまねぎ9cを近づけただけで、まな板にたまねぎが載っている画像を表示してしまうことを防ぐことができ、遊戯者の違和感をなくすようにしている。
【0024】
次に、遊戯者がオーブン11内にたまねぎ9cを入れると、オーブン11のコイル11aからたまねぎ9cへ高周波信号が送信される。このようにオーブン11のコイル11aの領域内に、たまねぎ9cが近づけられると、たまねぎ9cは受信した高周波信号を自己の32ビットの識別情報に応じて変調し、変調した信号を該当するコイル11aへ返送する。
同時に、オーブン11内にたまねぎ9cが入れられると、マイクロスイッチ12aがこれを検出する。制御装置31はマイクロスイッチ12aからの検出信号に基づいて、オーブン11内に玩具体がセットされたことを判断する。
レシ−バ39は、上記変調された信号を切換回路41を介して該当するコイル11aから入力すると、フィルター回路で高周波成分が除去されて識別情報に係る信号のみが取り出される。このように、食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別情報が取り出されると、その後、増幅回路で増幅され、波形整形された信号がデコーダ37に出力される。
デコーダ37は、入力信号に対応する信号を制御装置31へ出力する。制御装置31では、デコーダ37からの信号を入力すると、この信号を解読して食べ物小物9にグループ分けされたたまねぎ9cの識別情報であることを判断する。
【0025】
従って、制御装置31は、オーブン11内にたまねぎ9cがセットされたことを判断して、ROM33から検出手段であるオーブン11のコイル11aと、このコイル11aによって検出されたたまねぎ9cの識別情報との組合せに対応する画像を読み取って表示装置29へ表示させる。これにより、表示装置29では例えば、オーブン内でたまねぎを料理している画像が表示される。
【0026】
次に、遊戯者がレンジ15に片手鍋7dを載置し、片手鍋7d内にリンゴ9e等の材料を入れてお菓子を作る場合を説明する。
片手鍋7dがレンジ15に載置されると、マイクロスイッチ12cがこれを検出する。制御装置31はマイクロスイッチ12cからの検出信号に基づいて、レンジ15に玩具体がセットされたことを判断する。
同時に、レンジ15に片手鍋7dを載置し、片手鍋7d内にリンゴ9eが入れられると、レンジ15のコイル15aから片手鍋7d及びリンゴ9eへ高周波信号が送信される。このようにレンジ15のコイル15aの領域内に、片手鍋7d及びリンゴ9eが近づけられると、これらの玩具体は受信した高周波信号を自己の32ビットの識別情報に応じて変調し、変調した信号を該当するコイル15aへ返送する。
【0027】
レシ−バ39は、上記変調された信号を切換回路41を介して該当するコイル15aから入力すると、フィルター回路で高周波成分が除去されて識別情報に係る信号のみが取り出される。このように、レシーバ39において、クッキング小物7にグループ分けされた片手鍋7dの識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされたりんご9eの識別情報とが取り出されると、その後、増幅回路で増幅され、波形整形された信号がデコーダ37に出力される。
デコーダ37は、入力信号に対応する信号を制御装置31へ出力する。制御装置31では、デコーダ37からの信号を入力すると、この信号を解読してクッキング小物7にグループ分けされた片手鍋7dの識別情報と、食べ物小物9にグループ分けされたりんご9eの識別情報であることを判断する。
前述したように、遊戯者がレンジ15に片手鍋7dを載置したことにより、マイクロスイッチ12cがこれを検出して制御装置31へ出力する。
従って、制御装置31は、レンジ15に片手鍋7dが載置され、片手鍋7d内にはリンゴ9e等の食べ物小物が入れられていることを判断して、ROM33から対応する画像を読み取って表示装置29へ表示させる。これにより、表示装置29は、レンジに鍋を載せその鍋でリンゴを材料とするお菓子を作っている画像が表示される。
【0028】
このような状態、すなわち、レンジ15に片手鍋7dが載置され、片手鍋7d内にはリンゴ9e等の食べ物小物が入れられている状態で、魔法のステッキ5が操作された場合を説明する。
魔法のステッキ5がレンジ15の近傍で操作されると、これをレンジ15のコイル15aが検出する。これにより、前述したと同様に魔法のステッキ5の識別情報が制御装置31へ出力される。したがって、制御装置31は、レンジ15に片手鍋7dが載置され、片手鍋7d内にはリンゴ9e等の食べ物小物が入れられている状態で、魔法のステッキ5が操作されたことを判断して、ROM33から対応する画像を読み取って表示装置29へ表示させる。これにより、表示装置29には、お菓子の完成画像が表示される。
【0029】
次に、魔法のステッキ5及びスイッチ19a,19b,19c,19d,19eを用いた料理遊びを説明する。
電源スイッチ21を投入した後、表示装置29の初期画面にはメニューが表示される。複数のスイッチ19a,19b,19c,19d,19eを操作してメニュー画面の内容に従って適宜選択し、又は決定することにより、各種料理遊びを行うことができる。この場合、魔法のステッキ5を決定用のスイッチとして用いることができる。
【0030】
尚、上記実施例では、制御装置31がマイクロスイッチ12a,12b,12c,12d,12eからの信号に基づいて、使用中の検出手段を識別するように構成したが、切換回路41からの切換信号に基づいて、コイル11a,13a,15a,17aの内、現在駆動している検出手段を判別するように構成しても良い。
また、前述の実施例では識別情報の組み合わせに対応した画像情報を記憶し、制御手段は認識された識別情報の組み合わせに基づいて、記憶手段に記憶されている画像情報を読み出し、玩具本体に設けられた表示装置若しくは外部に設けられた表示装置に画像情報を表示させるように構成したが、本発明はこれには限定されず、識別情報の組み合わせに対応した音声情報を記憶し、制御手段は認識された識別情報の組み合わせに基づいて、記憶手段に記憶されている音声情報を読み出し、玩具本体に設けられた音声情報出力装置若しくは外部に設けられた音声情報出力装置から出力させるように構成してもよい。
【0031】
また、本願発明は、前述のクッキング玩具のみならず、適宜の玩具装置にそのまま適用することができる。
例えば、個々に固有の識別情報を有した複数の変身用の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とを設け、この玩具体を身体に装着可能に設けることにより、変身用の玩具装置を実現することができる。
すなわち、各玩具体は識別情報に基づいて複数のグループに分類され、玩具本体は領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、表示装置若しくは表示装置に対する接続手段と、制御手段とを有して構成される。
検出手段は、領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を認識することができ、前記記憶手段は異なるグループに属する2以上の玩具体がそれぞれ有している識別情報の組み合わせに対応した画像を記憶し、前記制御手段は認識された識別情報の組み合わせに基づいて、記憶手段に記憶されている画像を読み出し、玩具本体に設けられた表示装置若しくは外部に設けられた表示装置に対して出力し、表示装置を用いて前記画像を表示させるように構成するとよい。
このように構成することにより、特定の玩具体を検出したときに、これらの玩具体の識別情報の組み合わせに応じて、特定の画像、例えば識別情報の組み合わせに応じて設定されたキャラクタの画像等を表示させると同時に、対応する音声を出力させて、変身玩具などに適用して変身遊びを行うことができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明してきたように本願発明は、個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とから構成され、前記複数の玩具体は、前記識別情報に基づいて第1のグループに属する第1の玩具体と第2のグループに属する第2の玩具体とに分類されており、前記第1のグループに属する第1の玩具体は、おたま、フライパン返し、包丁、片手鍋、フライパン等の料理道具の外観を模したクッキング小物であり、前記第2のグループに属する第2の玩具体は、たまご、ピーマン、たまねぎ、ハンバーグ、リンゴ等の食材の外観を模した食べ物小物であり、玩具本体は領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを有している。前記領域若しくは部位には、前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされたことを検出するマイクロスイッチが設けられ、前記検出手段は領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を検出することができ、前記記憶手段は、前記第1のグループに属する第1の玩具体が有する識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体が有する識別情報との組み合わせに対応した画像情報を記憶し、前記情報出力装置は前記画像情報を表示可能である。前記制御手段は、前記マイクロスイッチにより前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされていることが検出され、当該領域若しくは部位の検出手段において、前記第1のグループに属する第1の玩具体の識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体の識別情報が検出されたとき、当該検出された識別情報の組み合わせに対応する画像情報を前記記憶手段から読み出し、前記玩具本体に設けられた若しくは前記接続手段を介して前記玩具本体に接続された前記情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用いて当該出力された画像情報を表示させるように構成したので、遊びに変化を持たせることができ、すぐに飽きられることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果を有する。
また、非接触により、玩具体の種類を判別することができるので、変身玩具などに適用して変身遊びを行うことができるという効果を有する。
本願発明は、玩具本体に玩具体をセットしてマイクロスイッチからの検出信号を検出した時に、制御手段が玩具体の識別情報に基づいて画像を表示するので、玩具本体に玩具体を近づけただけで玩具体の画像を表示してしまうことを防ぐことができ、遊戯者の違和感をなくすことができるという効果がある。
【0033】
また、本願発明は、個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とから構成され、前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを有している。前記領域若しくは部位には、前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされたことを検出するマイクロスイッチが設けられ、前記検出手段は領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を検出することができ、前記記憶手段は所定の領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、検出手段によって検出された前記玩具体の識別情報との組み合わせに対応した画像情報を記憶し、前記情報出力装置は前記画像情報を表示可能である。前記制御手段は、前記マイクロスイッチにより前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされていることが検出されたとき、当該領域若しくは部位の検出手段と当該検出手段にて検出された前記玩具体の識別情報との組み合わせに対応する画像情報を、前記記憶手段から読み出し、前記玩具本体に設けられた若しくは前記接続手段を介して前記玩具本体に接続された情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用いて当該出力された画像情報を表示させるように構成したので、遊びに変化を持たせることができ、すぐに飽きられることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果を有する。
また、非接触により、玩具体の種類を判別することができるので、変身玩具などに適用して変身遊びを行うことができるという効果を有する。
本願発明は、玩具本体に玩具体をセットしてマイクロスイッチからの検出信号を検出した時に、制御手段が玩具体の識別情報に基づいて画像を表示するので、玩具本体に玩具体を近づけただけで玩具体の画像を表示してしまうことを防ぐことができ、遊戯者の違和感をなくすことができるという効果がある。
【0034】
また、本願発明は、個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とから構成され、前記複数の玩具体は、前記識別情報に基づいて第1のグループに属する第1の玩具体と第2のグループに属する第2の玩具体とに分類され、前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを有し、前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を検出することができ、前記記憶手段は、前記第1のグループに属する第1の玩具体が有する識別情報および前記第2のグループに属する第2の玩具体が有する識別情報ならびに当該第1の玩具体および第2の玩具体の識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応した画像情報を記憶し、前記情報出力装置は前記画像情報を表示可能であり、前記制御手段は、前記検出手段において前記第1のグループに属する第1の玩具体の識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体の識別情報が検出されたとき、当該検出された第1の玩具体の識別情報および第2の玩具体の識別情報ならびに前記第1の玩具体および第2の玩具体の識別情報を検出した検出手段との組み合わせに対応する画像情報を前記記憶手段から読み出し、前記玩具本体に設けられた若しくは前記接続手段を介して前記玩具本体に接続された前記情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用いて当該出力された画像情報を表示させるように構成したので、遊びに変化を持たせることができ、すぐに飽きられることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果を有する。
また、非接触により、玩具体の種類を判別することができるので、変身玩具などに適用して変身遊びを行うことができるという効果を有する。
【0035】
また、本願発明は、記憶手段に記憶されている情報を画像情報で形成し、この画像情報を情報出力手段で表示するように構成したので、遊びに変化を持たせることができ、すぐに飽きられることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る玩具装置のブロック図である。
【図2】玩具装置の外観斜視図である。
【図3】魔法の棒とその周辺装置の回路図である。
【図4】コイルに対する電源供給のタイミングを示したタイミングチャートである。
【図5】玩具体からの信号検出のタイミングを示したタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 玩具装置
3 玩具本体
5 魔法のステッキ
7 クッキング小物
7a おたま
7b フライパン返し
7c 包丁
7d 片手鍋
7e フライパン
9 食べ物小物
9a たまご9a
9b ピーマン
9c たまねぎ
9d ハンバーグ
9e リンゴ
11 オーブン
11a コイル
12a マイクロスイッチ
12b マイクロスイッチ
13 まな板
13a コイル
15 レンジ
15a コイル
17 冷蔵庫
17a コイル
19a スイッチ
19b スイッチ
29 表示装置
31 制御装置
33 ROM
35 RAM
37 デコーダ
39 レシーバ
41 切換回路

Claims (2)

  1. 下記の要件を備えたことを特徴とする玩具装置。
    (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とから構成されていること。
    (ロ)前記複数の玩具体は、前記識別情報に基づいて第1のグループに属する第1の玩具体と第2のグループに属する第2の玩具体とに分類されており、前記第1のグループに属する第1の玩具体は、おたま、フライパン返し、包丁、片手鍋、フライパン等の料理道具の外観を模したクッキング小物であり、前記第2のグループに属する第2の玩具体は、たまご、ピーマン、たまねぎ、ハンバーグ、リンゴ等の食材の外観を模した食べ物小物であること。
    (ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを有していること。
    (ニ)前記領域若しくは部位には、前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされたことを検出するマイクロスイッチが設けられていること。
    (ホ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を検出することができるようになっていること。
    (へ)前記記憶手段は、前記第1のグループに属する第1の玩具体が有する識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体が有する識別情報との組み合わせに対応した画像情報を記憶していること。
    (ト)前記情報出力装置は前記画像情報を表示可能であること。
    (チ)前記制御手段は、前記マイクロスイッチにより前記領域若しくは部位に前記玩具体がセットされていることが検出され、当該領域若しくは部位の検出手段において、前記第1のグループに属する第1の玩具体の識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体の識別情報が検出されたとき、当該検出された識別情報の組み合わせに対応する画像情報を前記記憶手段から読み出し、前記玩具本体に設けられた若しくは前記接続手段を介して前記玩具本体に接続された前記情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用いて当該出力された画像情報を表示させること。
  2. 下記の要件を備えたことを特徴とする玩具装置。
    (イ)個々に固有の識別情報を有した複数の玩具体と、当該玩具体を近づけ若しくは装着するための領域若しくは部位を備えた玩具本体とから構成されていること。
    (ロ)前記複数の玩具体は、前記識別情報に基づいて第1のグループに属する第1の玩具体と第2のグループに属する第2の玩具体とに分類されていること。
    (ハ)前記玩具本体は、前記領域若しくは部位に対応して設けられた検出手段と、記憶手段と、情報出力装置若しくは情報出力装置に対する接続手段と、制御手段とを有していること。
    (ニ)前記検出手段は、前記領域若しくは部位に近づけた玩具体若しくは装着された玩具体の識別情報を検出することができるようになっていること。
    (ホ)前記記憶手段は、前記第1のグループに属する第1の玩具体が有する識別情報および前記第2のグループに属する第2の玩具体が有する識別情報ならびに当該第1の玩具体および第2の玩具体の識別情報が検出された検出手段との組み合わせに対応した画像情報を記憶していること。
    (へ)前記情報出力装置は前記画像情報を表示可能であること。
    (ト)前記制御手段は、前記検出手段において前記第1のグループに属する第1の玩具体の識別情報と前記第2のグループに属する第2の玩具体の識別情報が検出されたとき、当該検出された第1の玩具体の識別情報および第2の玩具体の識別情報ならびに前記第1の玩具体および第2の玩具体の識別情報を検出した検出手段との組み合わせに対応する画像情報を前記記憶手段から読み出し、前記玩具本体に設けられた若しくは前記接続手段を介して前記玩具本体に接続された前記情報出力装置に対して出力し、前記情報出力装置を用いて当該出力された画像情報を表示させること。
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