JP3143812U - キッチン玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】料理の調理手順を音声で指示し、その調理手順に従って調理器具部材を操作させることによって実際の調理を行っている雰囲気を感じることのできるキッチン玩具を提供する。
【解決手段】キッチン玩具10は、挿入された調理カード12を認識するカード認識装置50と、調理手順に関する音声や調理効果音となる音情報を記憶した音記憶装置と、調理カードに対応し音情報の出力順序を記憶した調理手順記憶装置と、調理効果音や調理手順に関する音声を適宜に合成し音出力装置に出力する音合成装置と、カード認識装置の認識結果に応じて調理手順記憶装置から音情報の出力順序を読み出し対応する調理効果音や調理手順に関する音声を音記憶装置から読み出した音情報を音合成装置へと出力制御する制御装置とを備えた。
【選択図】図1

Description

本考案は、調理台を模したキッチン玩具に関するものである。
従来、キッチンの一部となるコンロを模したコンロ玩具があり、このコンロ玩具の点火スイッチをONにすると、恰も点火したかのように、コンロを模した発光装置が発光すると共に、該コンロの上にフライパンや鍋を模した調理器具部材を載せると、恰も調理しているかのような効果音を、載置した調理器具部材に応じて出力するコンロ玩具があった。
特許第3776817号
しかしながら、上述のコンロ玩具では、コンロ上に載置した調理器具部材に応じて調理効果音を出力することによって、「焼く」「煮る」などの雰囲気を楽しむことはできるものの、実際の調理手順に沿って行われているものではないため、料理を作成している雰囲気を完全に再現できているとは、言い難いものであった。
そこで、本考案は、上記従来技術の問題点に斯かる実情に鑑みなされたもので、料理の調理手順を音声で指示し、遊戯者となる幼児又は子供であっても、その調理手順に従って調理器具部材を操作させることによって実際の調理を行っている雰囲気を感じることのできるキッチン玩具を提供することを課題とする。
請求項1に記載の考案は、調理カードと、前記調理カードを用いたキッチン玩具であって、前記調理カードの裏面には、少なくとも1以上の凸部を一直線上に並べて配列されたカード識別部を有し、前記キッチン玩具は、少なくとも疑似加熱器を備えると共に、前記調理カードを挿入可能に形成され挿入されたカードを認識するカード認識装置と、調理手順に関する音声や調理効果音となる音情報を記憶した音記憶装置と、前記調理カードに対応し前記音の出力順序を記憶した調理手順記憶装置と、前記調理効果音や調理手順に関する音声を適宜に合成し音出力装置に出力する音合成装置と、前記カード認識装置の認識結果に応じて調理手順記憶装置から音情報の出力順序を読み出し対応する調理効果音や調理手順に関する音声を音記憶装置から読み出した音情報を音合成装置へと出力制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
また、前記キッチン玩具は、略環形状に形成され各々大きさの異なる3つの発光部からなりキッチン玩具の上部に同軸で配置されて電磁調理器を模して形成された発光装置を疑似加熱器として備え、前記調理手順記憶装置には、前記発光装置の各発光部の点灯及び消灯する順序に関する点灯情報が更に記憶され、前記制御装置は、前記点灯情報を読み出し前記発光部の点灯及び消灯の制御を加えて行うものである。
そして、前記調理カードの表面には、料理名及び該料理の調理手順に関する説明文が表示されると共に、透光性を有する陰画で料理の完成状態を示す料理図柄が表示されているものである。
さらに、前記調理カードは、該調理カードの側面から前記料理図柄位置まで延設された間隙が形成され、前記料理図柄よりも大きく形成された白色背景板を調理カードの側面より挿入可能とし、前記白色背景板が挿入された時に前記料理図柄が視認可能となるものである。
また、前記キッチン玩具は、更に吐水口を備えた疑似水栓を有し、前記疑似水栓のハンドル部を操作すると前記音出力装置より水が流れる効果音が音出力されるものである。
請求項1の考案によれば、調理カードをカード認識装置に挿入することによって、調理カードに対応した調理手順に関する音声や調理効果音が出力され、遊戯者となる幼児又は子供であっても、その調理手順に従って調理器具部材を操作することによって実際の調理を行っている雰囲気を感じることのできるキッチン玩具を提供することができる。
請求項2の考案によれば、電磁調理器を模した発光装置を設け、調理手順に応じて発光装置の点灯及び消灯を制御することによって、恰も電磁調理器の火力(弱火〜強火)の調整を行っているかのように見せることができるものである。
請求項3の考案によれば、調理カードの表面に料理名及び該料理の調理手順に関する説明文を表示すると共に、透光性を有する陰画で料理の完成状態を示す料理図柄を表示することによって、調理カードの識別ができるようになると共に、調理手順に関する概要を知らせることができる。
請求項4の考案によれば、調理カードの表面に表示された透光性を有する陰画となる料理図柄の背面位置に、白色の白色背面板を挿入することによって、陰画であるために見えなかった料理図柄を見えるようにすることができる。
請求項5の考案によれば、疑似水栓のハンドル部を操作すると前記音出力装置より水が流れる効果音が音出力され、恰も水栓を使用しているかのように遊戯者に体感させることができる。
本考案を実施するための最良の形態のキッチン玩具10は、調理カード12と、前記調理カード12を用いたキッチン玩具10であって、前記調理カード12の裏面には、少なくとも1以上の凸部22を一直線上に並べて配列されたカード識別部を有し、前記キッチン玩具10は、少なくとも疑似加熱器を備えると共に、前記調理カード12を挿入可能に形成され挿入されたカードを認識するカード認識装置50と、調理手順に関する音声や調理効果音となる音情報を記憶した音記憶装置と、前記調理カード12に対応し前記音情報の出力順序を記憶した調理手順記憶装置と、前記調理効果音や調理手順に関する音声を適宜に合成し音出力装置に出力する音合成装置と、前記カード認識装置50の認識結果に応じて調理手順記憶装置から音情報の出力順序を読み出し対応する調理効果音や調理手順に関する音声を音記憶装置から読み出した音情報を音合成装置へと出力制御する制御装置とを備えた。
また、前記キッチン玩具10は、略環形状に形成され各々大きさの異なる3つの発光部からなりキッチン玩具10上部に同軸で配置されて電磁調理器を模して形成された発光装置32を前記疑似加熱器として備え、前記調理手順記憶装置には、前記発光装置32の各発光部の点灯及び消灯する順序に関する点灯情報が更に記憶され、前記制御装置は、前記点灯情報を読み出し前記発光部の点灯及び消灯の制御を加えて行うこともある。
そして、前記調理カード12の表面には、料理名16及び該料理の調理手順に関する説明文18が表示されると共に、透光性を有する陰画で料理の完成状態を示す料理図柄20が表示されているものである。また、前記調理カード12は、該調理カード12の側面から前記料理図柄位置まで延設された間隙14が形成され、前記料理図柄20よりも大きく形成された白色背景板70が調理カード12の側面より挿入可能とするものである。
さらに、前記キッチン玩具10は、吐水口を備えた疑似水栓42を有し、前記疑似水栓42のハンドル部44を操作すると前記音出力装置より水が流れる効果音が音出力されるものである。
以下、図面を参照して本考案に係るキッチン玩具の一実施例を詳細に説明する。図1は、この本考案に係るキッチン玩具10の一実施例の外観を示すものである。
この図1に示すようにキッチン玩具10は、調理カード12と玩具本体30で構成されている。このキッチン玩具10の概要は、該調理カード12を、玩具本体30に設けられたカード認識装置50に挿入すると、玩具本体30から調理カード12に対応した調理手順に関する音声や調理効果音が出力されるものである。これにより遊戯者は、この出力された調理手順に関する音声の指示通りに付属の調理器具部材を操作することによって、恰も実際の調理を行っている雰囲気を感じることができるようにしたものである。
キッチン玩具10に用いられる調理カード12は、図2に示すように薄板の方形状に形成され、その内部は中空且つ黒色で形成されている。また、調理カード12の短手方向の側面には、後述する白色背景板を挿入するための間隙14が形成され、この白色背景板を調理カード12の内に挿入可能としているものである。
そして、この調理カード12の表面には、料理名16及び該料理の調理手順に関する説明分18が表示されると共に、料理の完成状態を示す料理図柄20となる陰画が表示されているものである。また、調理カード12裏面には、その略中央且つ短手方向に少なくとも1以上の凸部22を一直線上に並べて配列されたカード識別部が形成されているものである。尚、図2に示す実施例の調理カード12は、4つの凸部22からなるカード識別部が形成されているものであり、このカード識別部の凸部22の数、配置を組み合わせることにより、約16種類の調理カード12を識別するものである。
次に、キッチン玩具10に用いられる玩具本体30は、図1に示すように調理台を模して形成され、玩具本体30の上面の右側には、疑似加熱器として電磁調理器を模した発光装置32が配設されており、上面の左側には、流し台を模した凹部34が形成されているものである。そして、玩具本体30の正面側中央から右方にかけて該電磁調理器用の電源ONボタン36及びOFFボタン38並びに電磁調理器の火力を3段階にスライドして調整する火力調整スイッチ40が配設されているものである。
この電磁調理器を模した発光装置32は、図示しないが略環形状に形成され各々大きさの異なる3つの発光部からなり、玩具本体30の上面右方に同軸で配置されているものである。また、この発光装置32は、電磁調理用の電源ONボタン36が押下された際には火力調整スイッチ40の位置に応じて各発光部を点灯させると共に、調理カード12が挿入された際には後述する制御装置より各発光部の点灯及び消灯の制御が行われるようになっているものである。尚、電磁調理用の電源ONボタン36が押下された際に火力調整スイッチ40の位置が弱火の場合には、内側に位置する発光部が点灯するようにし、強火の場合には、3つの発光部を全て点灯するようにするものである。また、疑似加熱調理器とした発光装置32は、電磁調理器を模して形成しているものであるが、ガスコンロ、電気コンロなどを模して形成しても構わない。
そして、玩具本体30の上面左方には、水道の蛇口を模して形成された疑似水栓42が設けられている。また、この疑似水栓42は、図3に示すように蛇口のハンドルを模して形成されたハンドル部44を押下することにより、蛇口の吐水口に埋没するように位置する水滴を模して形成された水滴部材46が吐水口から突出するようにし、恰も水が流れているかのように見せることができるものである。
また、疑似水栓42の内部には、ハンドル部44を押下することによって、作動する水道スイッチ48が設けられ、図3(B)に示すようにハンドル部44を押下するとスイッチがONとなり、図3(A)に示すようにハンドル部44の復帰に伴ってスイッチがOFFとなるようにしているものである。この水道スイッチ48がONになると、水が流れる効果音が後述する音出力装置より音出力されるものである。
また、図1に示すように玩具本体30の中央背面側には、カード認識装置50が設けられている。このカード認識装置50の上部には、調理カード12を挿入可能とし該調理カード12よりも僅かに大きな開口となる挿入部52が形成されているものである。また該カード認識装置50の正面側中央には、調理カード12に表示された料理図柄20よりも僅かに大きな開口となる開口窓54を形成し、該開口窓54を介して料理図柄20を目視できるようにしているものである。
そして、カード認識装置50の内部には、カード認識装置50の断面となる図4(A)に示すように、カード認識装置50に回動自在に軸支され、先端が挿入部52内に突出すようにした4つ接触端子56を調理カード12のカード識別部となる凸部22の位置に併せて夫々配設されているものである。この該接触端子56は、図4(B)に示すように挿入された調理カード12のカード識別部の凸部22によって、その先端が押圧されて回動するものである。
また、この接触端子56には下方に向けた棒形状の押圧部58が形成され、この押圧部58の直下には、導電ゴム接点スイッチ60が配設されており、接触端子56の回動に伴って、導電ゴム接点スイッチ60が接触端子56の押圧部58に押圧されて、該導電ゴム接点スイッチ60がONとなるようにしているものである。そして、調理カード12が抜かれると、導電ゴム接点スイッチ60に使用されているゴムの復元力によって、接触端子56は復帰し、該導電ゴム接点スイッチ60はOFFとなるものである。
このように、カード認識装置50に挿入され、カード識別部の凸部22に対応する導電ゴム接点スイッチ60がONとなることから、4つの導電ゴム接点スイッチ60のON・OFFの組合せによって、挿入された調理カード12を認識できるようになっているものである。
また、図1及び図5に示すように玩具本体30の上面右方、電磁調理器を模した発光装置32の近傍且つ玩具本体30背面側には、完成ボタン62が設けられている。そして、玩具本体30背面側には、調理台の背景が表示される背景部64が立設され、該背景部64の正面右方には、該完成ボタン62の押下に連動して揺動する人形66が軸支されているものである。また、この人形66の裏面には、この人形66を揺動させるための後述する揺動軸68が形成されており、後述するL字形リンク80に軸支されているものである。
また、玩具本体30の内部には、図5に示すように完成ボタン62の押下に連動して人形66と白色背景板70を作動させる作動機構が内設され、該作動機構は、リンク部材72、L字形リンク80、バネ82で構成されているものである。
作動機構の1つとなる長板形状に形成されたリンク部材72は、その中央部近傍に玩具本体30に回動自在に軸支される主軸74が形成されている。またリンク部材72の一方の端部は、完成ボタン62の底部と当接するようになっており、他方の端部は白色背景板70用の長穴78が形成されている。そして、主軸74の近傍且つ完成ボタン62の底部と当接する端部側には、背面部内まで延びる軸となる人形作動軸76が形成され、該人形作動軸76の先端は、L字形リンク80に端部に形成された穴に軸支されているものである。
次に、L字形に形成されたL字形リンク80は背景部64内に位置し、L字形リンク80の一方の端部は人形66の裏面に形成された揺動軸68に軸支され、他方の端部は、リンク部材72の人形作動軸76の先端に軸支されているものである。これにより、完成ボタン62を押下すると、リンク部材72の一端が押し下げられると共にリンク部材72は主軸74を中心に回動し、このリンク部材72の回動に伴って人形作動軸76が下方側へ位置することによって、人形作動軸76に軸支されているL字形リンク80も下方へと移動することとなる。したがって、L字形リンク80が下方へ移動することにより、回動自在に軸支された人形66の揺動軸68も下方へと引っ張られることから、人形66は、揺動動作を行うものである。
次に、白色背景板70は、白色で薄板状に形成され、カード認識装置50の挿入部52の直下に位置している。また、白色背景板70には、中央近傍に後述するバネ82を係止するバネ係止軸84が形成され、また下方近傍にリンク部材72に形成された長穴78に遊挿される軸となる背景作動軸86が形成されているものである。この白色背景板70は、上下方向に摺動可能とされ、上位置に移動する時には、カード認識装置50の開口窓54を越える位置までの移動し、下位置に移動する時には、該開口窓54から白色背景板70が視認できない程度の位置まで移動するものである。
次に、バネ82は、引張コイルバネであり、一方のバネフックには、白色背景板70のバネ係止軸84に係止され、他方のバネフックは、玩具本体30の底部近傍位置で係止されているものである。白色背景板70が上位置に位置する時に、この引張コイルバネは伸びた状態となり、白色背景板70を下方へと引張するものである。
したがって、完成ボタン62を押下すると、バネ82の力を抗してリンク部材72の一端が押し下げられると共にリンク部材72は主軸74を中心に回動し、このリンク部材72の回動に伴ってリンク部材72に形成された長穴78によって遊挿された背景作動軸86が持ち上げられるようになり、該背景作動軸86が形成されている白色背景板70の上端がカード認識装置50の開口窓54を越えた位置まで持ち上げられるものである。
また、完成ボタン62を放すと、バネ82の復元力によって、白色背景板70は、下方位置まで復帰すると共に、リンク部材72は、完成ボタン62を持ち上げて、初期位置まで復帰させるものである。また、この白色背景板70は、調理カード12をカード認識装置50に挿入している際には、調理カード12の側面に形成された間隙14より、挿入されて陰画で表示された料理図柄20を越える位置まで挿入されるものである。また、このように、調理カード12の料理図柄20の背後に白色背景板70が位置することによって料理図柄20を視認可能となるものである。
また、図1に示すように、玩具本体30の両側面には、調味料を模した調味料部材や調理カード12を収納するカゴが取り付けられているものである。そして、図示しないが玩具本体30の底面には、スピーカとなる音出力装置と玩具本体30に電力を供給する電源部が配設され、また玩具本体30背面には、電源スイッチが設けられているものである。
そして、図示しないが玩具本体30内部には、メモリ及びCPUなどによるワンチップマイクロコンピュータによる音記憶装置、調理手順記憶装置、音合成装置、制御装置を取り付けた制御基板が内設されているものである。
制御基板に配設された音記憶装置には、ナビセリフ、キッチンセリフ、効果音、調理器具効果音などに関する音情報が記憶され、主に音声となるナビセリフ及びキッチンセリフは、再生チャンネル1であり、主に音となる効果音、調理効果音は、再生チャンネル2として記憶されており、後述する音合成装置で、再生チャンネル1と、再生チャンネル2を合成して音出力されることもある。
例えば、再生チャンネル1のナビセリフには、図6に示すように、料理名16、材料名、調味料名となる「目玉焼き」「ソーセージ」「ケチャップ」などの単語となるセリフや、料理手順となるセリフ及び接続詞としての言葉となる「フライパン」「を」「クッキングヒーターに」「載せてね」などのように単語単位に分割された音情報が記憶されているものである。また、キッチンセリフには、「今日のメニューは、なーに?」「手をきれいにしましょう!」などのセリフとなる音情報が記憶されているものである。
また、再生チャンネル2の効果音には、調理カード12を抜き差しした時の効果音や、料理完成時の音などの音情報が記憶されているものである。また、調理効果音には、フライパンで調理する時の効果音や、鍋で調理する時の効果音や、水道の音などの音情報が記憶されているものである。このように再生チャンネル2は、効果音、調理効果音であることから、繰り返して音出力されることもあるものである。
次に、調理手順記憶装置には、少なくとも調理カード12の種類の数と同数以上の調理手順に関する情報が記憶されているものである。この調理手順は、音記憶手段に記憶されている音の出力順序に関する情報を記憶すると共に、発光装置32の各発光部の点灯及び消灯する時間と順序に関する点灯情報が記憶されているものである。例えば、音記憶装置に記憶されている再生チャンネル1の「目玉焼き」「の」「作り方」、再生チャンネル2の「効果音A」、再生チャンネル1の「フライパン」「を」「クッキングヒーターに」「載せてね」「…」のように、出力する音の順序を記憶すると共に、再生チャンネル1の「目玉焼き」の時に、発光装置32の各発光部を点灯させ、再生チャンネル2の効果音が出力に併せて、消灯させるなどの順序となる点灯情報を記憶しているものである。
次に、音合成装置は、セリフなどの音声となる再生チャンネル1と、効果音などの音となる再生チャンネル2とを合成して音出力装置となるスピーカに出力するものである。また例えば、再生チャンネル1の「お肉とお野菜」「に」「火が通ったら、」などの音声と、再生チャンネル2の具材を炒めている効果音を合成して音出力するものである。
次に、制御装置は、調理カード12がカード認識装置50に挿入され、認識された調理カード12に応じて、調理手順記憶装置から音と光の出力の順序に関する情報を読み出し、読み出した出力順序に応じて、対応する音情報を音記憶装置から読み出して音合成装置に出力すると共に、発光装置32の各発光部を点灯及び消灯の制御を行うものである。
本実施例のキッチン玩具10の使用例について説明する。図7に示すように調理カード12を、玩具本体30に設けられたカード認識装置50に挿入すると、玩具本体30から調理カード12に対応した調理手順に関する音声や調理効果音が出力されると共に、電磁調理器を模した発光部を発光させて、料理の調理手順をナビゲートしてくれるものである。これにより遊戯者は、この出力された調理手順に関する音声の指示通りに付属の調理器具部材を操作することによって、恰も実際の調理を行っている雰囲気を感じることができる。
また、図8(A)に示すように調理カード12に表示された料理図柄20となる陰画は、調理カード12の間隙14内が黒色であるため、料理図柄20を視認できない状態となっており、また、図8(B)に示すように調理カード12をキッチン玩具10のカード認識装置50に挿入しカード認識装置50の開口窓54を介しても、料理図柄20を視認することはできないものの、図8(C)に示すように調理カード12をキッチン玩具10のカード認識装置50に挿入した後、完成ボタン62を押下されると、カード認識装置50の直下に位置する白色背景板70が迫り上がり、調理カード12の間隙14に挿入されるようになり、料理図柄20の背後に白色の白色背景板70が位置することから、料理図柄20が視認できるようになるものである。
この他にも、調理カード12を挿入していない状態であっても、疑似加熱器や疑似水栓42などを操作すると、対応する調理効果音や水が流れる音など出力されようになっているものである。
また、実施例となる調理カード12に表示された料理図柄20は、透光性を有する陰画としたが、これに限らず初めから視認性を有する料理図柄20であってもよく、この際には白色背景板70を不要とすることもできる。
以上説明したように、料理の調理手順を音声で指示し、遊戯者となる幼児又は子供であっても、その調理手順に従って調理器具部材を操作させることによって実際の調理を行っている雰囲気を感じることのできるキッチン玩具を提供することが可能である。このように、好ましい実施例を挙げて本考案を説明したが、本考案はその実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々に改変できる。
本考案の一実施例であるキッチン玩具の外観を示す外観図である。 本考案の一実施例である調理カードの外観を示す外観図である。 本考案の一実施例であるキッチン玩具に設けられた疑似水栓を示す図である。 本考案の一実施例であるカード認識装置の構造を示す図である。 本考案の一実施例であるキッチン玩具が完成ボタンに連動して動作する図である。 本考案の一実施例である音記憶装置に記憶されている音情報を示す図である。 本考案の一実施例であるキッチン玩具の使用例である。 本考案の一実施例であるキッチン玩具の動作例である。
符号の説明
10 キッチン玩具
12 調理カード
14 間隙
16 料理名
18 説明文
20 料理図柄
22 凸部
30 玩具本体
32 発光装置
34 凹部
36 電源ONボタン
38 電源OFFボタン
40 火力調整スイッチ
42 疑似水栓
44 ハンドル部
46 水滴部材
48 水道スイッチ
50 カード認識装置
52 挿入部
54 開口窓
56 接触端子
58 押圧部
60 導電ゴム接点スイッチ
62 完成ボタン
64 背景部
66 人形
68 揺動軸
70 白色背景板
72 リンク部材
74 主軸
76 人形作動軸
78 長穴
80 L字形リンク
82 バネ
84 バネ係止軸
86 背景作動軸

Claims (5)

  1. 調理カードと、前記調理カードを用いたキッチン玩具であって、前記調理カードの裏面には、少なくとも1以上の凸部を一直線上に並べて配列されたカード識別部を有し、前記キッチン玩具は、少なくとも疑似加熱器を備えると共に、前記調理カードを挿入可能に形成され挿入されたカードを認識するカード認識装置と、調理手順に関する音声や調理効果音となる音情報を記憶した音記憶装置と、前記調理カードに対応し前記音情報の出力順序を記憶した調理手順記憶装置と、前記調理効果音や調理手順に関する音声を適宜に合成し音出力装置に出力する音合成装置と、前記カード認識装置の認識結果に応じて調理手順記憶装置から音情報の出力順序を読み出し対応する調理効果音や調理手順に関する音声を音記憶装置から読み出した音情報を音合成装置へと出力制御する制御装置とを備えたことを特徴としたキッチン玩具。
  2. 請求項1において、前記キッチン玩具は、略環形状に形成され各々大きさの異なる3つの発光部からなりキッチン玩具上部に同軸で配置されて電磁調理器を模して形成された発光装置を前記疑似加熱器として備え、前記調理手順記憶装置には、前記発光装置の各発光部の点灯及び消灯する順序に関する点灯情報が更に記憶され、前記制御装置は、前記点灯情報を読み出し前記発光部の点灯及び消灯の制御を加えて行うことを特徴としたキッチン玩具。
  3. 請求項1又は2において、前記調理カードの表面には、料理名及び該料理の調理手順に関する説明文が表示されると共に、透光性を有する陰画で料理の完成状態を示す料理図柄が表示されていることを特徴としたキッチン玩具。
  4. 請求項3において、前記調理カードは、前記調理カードの側面から前記料理図柄位置まで延設された間隙が形成され、前記料理図柄よりも大きく形成された白色背景板を調理カードの側面より挿入可能とし、前記白色背景板が挿入された時に前記料理図柄が視認可能となることを特徴としたキッチン玩具。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、前記キッチン玩具は、更に吐水口を備えた疑似水栓を有し、前記疑似水栓のハンドル部を操作すると前記音出力装置より水が流れる効果音が音出力されることを特徴としたキッチン玩具。
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