JP3929221B2 - 硬貨リフトアップ装置及び硬貨入出金機 - Google Patents

硬貨リフトアップ装置及び硬貨入出金機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬貨放出口を有する硬貨入出金機に接続するための硬貨リフトアップ装置及びかかる硬貨リフトアップ装置を備えた硬貨入出金機に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機や現金自動預け払い機などには、硬貨の入金や払い出しを行うための硬貨入出金機を備えている。このような硬貨入出金機は、硬貨投入口から投入された硬貨の真偽判定を行い、真と判定された硬貨の種類を選別し、選別された硬貨を金種別に収納し、必要とされる金額の硬貨の払い出しを行う。さらに、特に現金自動預け払い機に使用される硬貨入出金機においては、機械の信頼性の問題のため、硬貨の取り忘れが発生したときに、払い出し口に残留した硬貨を回収することが可能であることが望ましい。
【0003】
このような硬貨入出金機を備えた自動販売機や現金自動預け払い機は、その内部に収容される現金(硬貨)を狙って破壊されることがあるので、硬くて厚い外壁を有する金庫状ハウジングによって取り囲まれることが好ましい。
このような硬貨入出金機では、構造を簡単にしてコストを下げるために、重力を利用して硬貨を搬送するタイプのものが多く、このタイプの硬貨入出金機においては、硬貨放出口、すなわち払い出し口が下側に配置される。したがって、硬貨を受け取る際には前屈せざるを得ず、健常者はもちろん、特に老人や体の不自由な人にとっては不便なものとなっている。
【0004】
従来の硬貨入出金機が有するこのような欠点を解消した装置としては、例えば、特許第2822636号公報、特開平10−31770号公報、実開平5−2277号公報に開示される装置がある。
特許第2822636号公報は、硬貨シュータと、この硬貨シュータによって案内される硬貨を受け取って上方に位置する硬貨返却口までリフトアップする硬貨リフトアップ部とを有する硬貨搬送リフターを開示している。この硬貨搬送リフターにおいては、搬送ベルトを用いて硬貨をリフトアップしている。
【0005】
また、特開平10−31770号公報は、硬貨搬入位置の下方に配設され、その硬貨搬入位置から落下させた硬貨を収容する硬貨ホッパーと、その硬貨ホッパー内の硬貨を要求量だけ計数して硬貨導出位置から導出する計数手段と、その要求量分の硬貨を収容して上方の硬貨受皿まで搬送して払い出すバケットとを備える硬貨払い出し装置を開示している。
【0006】
さらに、実開平5−2277号公報は、硬貨取り引き口から硬貨の投入及び取り出しができる昇降自在な昇降バケットと、昇降バケットの昇降軌道に隣接して設けられ、この昇降バケットの揺動によって放出される貯溜硬貨を一括して受け入れるとともに、硬貨を硬貨分類通路に繰り出し又はバケットへ硬貨を一括して放出する硬貨繰り出し装置と、硬貨収納部から投出した硬貨をバケットへ搬送する搬送手段と、硬貨取り引き口からの硬貨の投入、取り出しの取り引き位置、バケットから硬貨を硬貨繰り出し装置内に放出する一括放出位置、硬貨繰り出し装置の硬貨の受け取り位置、出金硬貨の出金受け取り位置にバケットを昇降させる昇降駆動停止手段とを備える硬貨入出金機を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の装置又は機械はそれぞれ次のような欠点を有している。
特許第2822636号公報に記載の硬貨搬送リフターは、搬送ベルトを使用しているため、一括したリフトアップが不可能であり、また硬貨詰まりが発生しやすい欠点を有する。また、硬貨を払い出し口(放出口)に放出する機能のみを有し、払い出し口(放出口)に放出した硬貨を回収することができない。
【0008】
特開平10−31770号公報に記載の硬貨払い出し装置は、バケットを利用して搬送した硬貨を受皿に排出する構造を有するので、取り忘れによって受皿に残留した硬貨を回収することはできず、取り忘れにより受皿が満杯となって連続運用が不可能となる可能性がある。
上記二つの発明による装置においては、いずれも払い出し口又は受皿に硬貨の残留が発生する。しかしながら、特に現金自動預け払い機においては、硬貨が受皿に残留すると、次の利用者が正規の受け取り額よりも多い金額の硬貨を受け取ることとなり、装置又は機械に対する利用者の信頼性を低下させる。したがって、受皿における硬貨の残留は回避されるべきである。
【0009】
一方、実開平5−2277号公報に記載の硬貨入出金機は、取り忘れ硬貨の回収が可能な構造を有しているが、硬貨繰り出し装置などの硬貨入出金機と硬貨リフトアップ装置が一体となっている。したがって、この硬貨入出金機は、硬貨放出口が下方に位置する既存の硬貨入出金機にリフトアップ機能を付加させるものではない。また、前述したように硬貨入出金機は、現金を保護するために丈夫で厚い壁を有する金庫状ハウジングに取り囲まれた構造をとっているのが好ましい。ところが、実開平5−2277号公報に記載の硬貨入出金機では、硬貨リフトアップ装置が硬貨入出金機と共に金庫状ハウジングに収容されるので、硬貨詰まりなど硬貨リフトアップ装置に故障が発生した場合でも、金庫状ハウジングの扉を開かねばならず、防犯上好ましくない。
【0010】
本発明の目的は、上記従来技術に存する問題を解消して、硬貨放出口が下方に位置する既存の硬貨入出金機に変更を施さずに下方の硬貨放出口から上方の位置まで硬貨をリフトアップする機能を付加することを可能にすると共に、硬貨受け取りの際に取り忘れが発生した場合に払い出し口に残留した硬貨を回収することを可能にする硬貨リフトアップ装置及びかかる硬貨リフトアップ装置を備えた硬貨入出金機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的に鑑みてなされ、外壁に硬貨放出口を有する硬貨入出金機に接続するための硬貨リフトアップ装置であって、前記硬貨入出金機の前記外壁に取り付け可能であり、側面に側面開口部が設けられたハウジングと、前記硬貨入出金機の硬貨放出口から前記ハウジングの側面開口部を通って前記ハウジングの内部へ延びる傾斜板と、前記ハウジング内に設けられ、前記硬貨放出口から放出された硬貨を受け取るためのバケットと、前記バケットが前記硬貨放出口から前記側面開口部を通って放出された硬貨を受け取るための下方受け取り位置と前記バケットから硬貨の取り出しを行うための上方払い出し位置との間で前記バケットを搬送する搬送手段とを備え、前記ハウジングの上面には、利用者が前記上方払い出し位置のバケットから硬貨を取り出すための上面開口部が設けられているように構成されたものである。
【0012】
好適には、上記硬貨リフトアップ装置において、前記ハウジングは前記上方払い出し位置と前記下方受け取り位置との間に回収箱をさらに備える。
また、好適には、前記ハウジングは前記上面開口部に開閉扉を有する。さらに好適には、前記開閉扉は、前記ハウジングの前記上面開口部に回転可能に取り付けられており、前記バケットの移動経路内に少なくとも一部が突出した脚部を有し、前記バケットが前記移動経路内を上昇するときに、前記バケットが前記脚部に当接して該脚部を上方へ移動させて前記開閉扉を開く。
【0013】
好適には、前記ハウジングの底面に底面開口部がさらに設けられる。
また、本発明は、外壁に硬貨放出口を有し前記硬貨放出口の下方に受皿が配置された本体と、硬貨リフトアップ装置とを備えた硬貨入出金機であって、該硬貨リフトアップ装置が、前記本体の前記外壁に取り付けられ、前記硬貨放出口に隣接するように側面開口部が設けられたハウジングと、前記硬貨放出口から前記ハウジングの側面開口部を通って前記ハウジングの内部へ延びる傾斜板と、該ハウジング内に設けられ、前記本体の前記硬貨放出口から放出された硬貨を受け取るためのバケットと、前記バケットが前記硬貨放出口から前記側面開口部を通って放出された硬貨を受け取るための下方受け取り位置と前記バケットから硬貨の取り出しを行うための上方払い出し位置との間で前記バケットを搬送する搬送手段とを備え、前記ハウジングの上面には、利用者が前記上方払い出し位置のバケットから硬貨を取り出すための上面開口部が設けられているように構成される。
【0014】
好適には、上記硬貨入出金機において、前記ハウジングの底面には底面開口部がさらに設けられており、前記本体の前記硬貨放出口から前記側面開口部を通って放出された硬貨が、前記バケットが下方受け取り位置にあるときには前記バケットで受け取られ、前記バケットが下方受け取り位置よりも上方の位置にあるときには前記受皿で受け取られるようになっている。
【0015】
なお、上記バケットは、それを支持するもの、例えば搬送台などを含むものとする。
本発明の硬貨リフトアップ装置は、硬貨放出口が設けられた硬貨入出金機の外壁に取り付け得るので、既存の硬貨入出金機に付加することが可能であり、硬貨放出口から放出された硬貨をバケットで受け取って、硬貨入出金機の操作面の位置などの上方払い出し位置まで硬貨をリフトアップできるようにする。したがって、本発明の硬貨リフトアップ装置は、硬貨放出口が下方に設けられた硬貨入出金機において硬貨の取り出しを容易にすることができる。
【0016】
また、硬貨の取り出しはバケットから直接行うので、万一取り忘れが発生した場合でも、バケット内に残留した硬貨はリフトアップ装置内に回収することができ、残留した硬貨が次の利用者に対する出金額に影響を与えることを回避することが可能となる。
ハウジングが上方払い出し位置と下方受け取り位置との間に回収箱を備えれば、バケットに残留した硬貨を回収箱に回収することができ、後で取り忘れが発生したことが確認できると共に、バケットが満杯になるなど残留した硬貨が次の利用者に影響を与えることはなくなる。
【0017】
上方払い出し位置に開閉扉を有することで、利用者がバケットへの不要なアクセスを行うことを防止することができ、さらに、請求項4に記載のように構成することによって、センサ等を使用することなく機械的に、上方払い出し位置にあるときにのみバケットへのアクセスを許容できるようになる。
また、ハウジングの底面に底面開口部が設けられていれば、バケットが下方受け取り位置より上方の位置にあるときには、硬貨はバケットに受け取られることなく底面開口部からハウジングの外部に放出され、硬貨入出金機に元々設けられ且つ下方受け取り位置の下方に位置した受皿に受容される。したがって、偽造硬貨など受け入れるべきではない硬貨を硬貨入出金機の投入口から投入後すぐに受皿に返却することが可能となる。すなわち、放出場所を区別して、払い出される硬貨と返却される硬貨とを放出することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の硬貨リフトアップ装置及びかかる硬貨リフトアップ装置を備えた硬貨入出金機の実施形態を説明する。なお、本願における硬貨入出金機は、硬貨を取り扱う自動販売機、銀行の有人店舗又は無人店舗やコンビニエンスストアなどに設置され、紙幣と共に硬貨を取り扱う現金自動預け払い機(ATM)、現金払い出し装置(CD)、利用者へ釣り銭などで硬貨を戻す必要があるその他の装置などを含み、説明される実施形態に限定されるものではない。
【0019】
図1は、外壁に硬貨放出口を有する硬貨入出金機に接続された本発明の硬貨リフトアップ装置を示した部分断面側面図である。
図1に示される硬貨入出金機10は現金自動預け払い機(ATM)であり、硬貨及び紙幣を含む現金の入金処理及び出金処理を行うための硬貨処理装置12及び紙幣処理装置(不図示)を含んでなる。硬貨処理装置12及び紙幣処理装置は入金された硬貨及び紙幣を分類してその内部に収納している。したがって、その硬貨及び紙幣を保護するために、硬貨処理装置12及び紙幣処理装置は硬くて厚い外壁(金庫状ハウジング)14によって取り囲まれている。
【0020】
硬貨処理装置12は、投入口16から投入された硬貨を鑑定、分類する鑑別部18と、鑑別部18によって分類された硬貨を種類毎に分けて収容する収容部20とをその内部に備えている。投入口16から投入された硬貨のうち変形した硬貨や偽造硬貨などの鑑別不能な硬貨は硬貨処理装置12の下部に設けられたシュータ22を経て硬貨入出金機10の外壁14に設けられた硬貨放出口24から放出される。硬貨リフトアップ装置28が設置されていなければ、硬貨は硬貨放出口24の下方に設けられた受皿26によって受け取られる。
【0021】
次に、図2及び図3を参照して、本発明の硬貨リフトアップ装置28の全体構成について説明する。
本発明の硬貨リフトアップ装置28は硬貨入出金機10の外壁14に取り付けられるハウジング30を備えており、その内部に、図1に示される硬貨入出金機10の硬貨放出口24から放出された硬貨を受けるためのバケット32が設けられている。なお、図2には、説明のため、代表的な位置におけるバケット32が示されている。
【0022】
本発明の硬貨リフトアップ装置28においては、硬貨を搬送するための手段としてバケット32が使用されているので、硬貨の詰まりの発生が防止され、硬貨の一括搬送が可能である。バケット32は、内部に収容された硬貨の取り出しを容易にするために、カップ形状であることが好ましい。
ハウジング30は、細長く大きい略直方体部分34の側面に小さい略直方体部分36が付加された形状である。
【0023】
硬貨入出金機10の外壁14に面したハウジング側面には、硬貨入出金機10の硬貨放出口24から放出された硬貨がハウジング30の内部へ進入することを許容するために、硬貨放出口24に隣接する位置に側面開口部38が設けられている。硬貨入出金機10の硬貨放出口24から放出された硬貨を硬貨リフトアップ装置28のハウジング30の内部へ確実に誘導するために、好適には、硬貨放出口24からハウジング30の側面開口部38を通って硬貨リフトアップ装置28のハウジング30の内部へと延びる傾斜板40が設けられる。
【0024】
硬貨放出口24から側面開口部38を通ってハウジング30の内部に放出された硬貨は、ハウジング30に設けられた側面開口部38の下方の位置、すなわち下方受け取り位置にあるバケット32によって受け取られる。
ハウジング30の上面には、上面開口部42がさらに設けられており、この上面開口部42を覆う開閉扉44が回転可能に取り付けられている。開閉扉44は安全性の確保のため通常は閉じられており、ハウジング30の外部からハウジング30の内部へのアクセスを防止する。バケット32がハウジング30の最上部に位置するときにのみ開閉扉44は開いて、上面開口部42を通してバケット32から硬貨の取り出しを行うことを許容する。したがって、ハウジング30の最上部は、バケット32から硬貨の取り出しを行うための上方払い出し位置となる。
【0025】
ハウジング30の底面には、底面開口部46がさらに設けられている。バケット32は、待機中においては、図4に線図で示されるように、ハウジング30の側面開口部38の上方の待機位置で停止している。したがって、バケット32が待機位置にあるとき、貨幣入出金機10の硬貨放出口24から放出された硬貨は、ハウジング30の内部へは誘導されるがバケット32に入ることはなく、底面開口部46を通ってハウジング30の外部へ排出される。すなわち、硬貨入出金機10の硬貨放出口24から放出された硬貨は、硬貨入出金機10の外壁14に取り付けられた本発明の硬貨リフトアップ装置28のハウジング30の底面開口部46から排出され、硬貨入出金機10の外壁14に設けられた受皿26によって受け取られる。
【0026】
こうして、鑑別不能な硬貨など、硬貨入出金機10の投入口16から投入されたものの拒絶された硬貨が、バケット32に収容されないようにすることが可能となる。したがって、硬貨入出金機10から新たに払い出された硬貨をバケット32に入れて利用者に渡し、投入口16から投入されたものの返却される硬貨を受皿26へ排出して利用者に渡すことにより、両者の硬貨を区別して利用者に渡すことが可能となる。
【0027】
開閉扉44は、バケット32が上方へ移動する力を利用して、開閉扉44が開くようにした開閉機構を有している。開閉機構は、バケット32が上方払い出し位置にあるときにのみ開閉扉44を開くことを許容するロック機能を有する。この開閉機構については、後で詳細に説明する。
バケット32は、詳細には、搬送台48に回転可能に支持されており、この搬送台48が搬送手段によって図面において上下方向(垂直方向)に搬送される。本実施形態においては、搬送手段としてモータ50によって駆動されるベルト52が使用されており、ベルト52の一部に搬送台48が固定され、ベルト52の移動に伴って搬送台48及びそれに支持されたバケット32が移動するようになっている。バケット32の上下方向(垂直方向)の位置を正確に位置決めするために、ステップモータなど正確な位置制御が可能であるモータ50を使用することが好ましい。ベルト52はハウジング30の内部の背面側(硬貨入出金機側)に配置される。また、モータ50はハウジング30の小さい略直方体部分に収容される。
【0028】
搬送手段として、上記モータ50及びベルト52の組合せ以外に、例えば、リニアモータを使用することも可能である。
搬送台48にはさらに案内ローラ54が取り付けられており、この案内ローラ54がハウジング30の側壁に沿って上下に延びる一対の案内レール56に係合し、搬送台48が案内レール56に沿って上下方向に移動する。図3においては、省略して、案内レール56の一部分のみが示されている。案内レール56は好適には円形断面の丸棒である。また、案内ローラ54はその外周面が案内レール56の形状に適合するように窪んでおり、案内ローラ54が容易に案内レール56から脱輪しないようになっている。
【0029】
こうして、図2に示されるように、硬貨リフトアップ装置28は、ハウジング30の側面開口部38の下方の下方受け取り位置とハウジング30の最上部の上方払い出し位置との間で、搬送手段によって案内レール56に沿って搬送台48及びそれに支持されたバケット32を搬送する。
また、図2に示されるように、硬貨リフトアップ装置28のハウジング30は上方払い出し位置と下方受け取り位置との間の回収位置に回収箱58をさらに備える。この回収箱58はハウジング30の小さい略直方体部分36に収容されており、上方受け取り位置にて利用者がバケット32から硬貨を取り忘れたとき、バケット32内に残留した硬貨を回収するために設けられている。バケット32が上方払い出し位置から下方受け取り位置へと向かうときのみ、回収位置にてバケット32が回転して、バケット32内に残留している物体(主として硬貨であるが他のものが投入されていることもある)を回収箱58へ移動させ、回収する。したがって、バケット32が下方受け取り位置にあるときには、バケット32は常に空になっており、硬貨入出金機10の硬貨放出口24から放出された硬貨がバケット32内に残留していた物体と混合されることはない。
【0030】
次に、本発明の硬貨リフトアップ装置の各部分の詳細について説明する。
図5は図2及び図3に示されるバケット32及びそれを支持する搬送台48の正面図であり、図6は搬送台48の側面図であり、図7は搬送台48に支持されるバケット32を示す斜視図である。
搬送台48は、底板60と、底板60の一方の端部の両側部から対向して上方へ延びる一対のバケット支持板62と、底板60の他方の端部から上方へ延びる案内ローラ支持板64と、案内ローラ支持板64と近接して設けられ且つ底板60から側方へ突出して延びるベルト固定板66とを含んでなる。
【0031】
対向して延びるバケット支持板62の先端部には孔が設けられており、バケット32の表面の上側部分から側方へ延びる軸棒68がこの孔に係合し、バケット支持板62の間にバケット32が枢支される。枢支されたバケット32が回転した後、図5に示される状態に戻るようにするために、バケット32には戻りバネ70が取り付けられ、戻りバネ70の一方の端部は例えば搬送台48の底板60に固定される。
【0032】
バケット32の口部分の周縁は、少なくとも図7における左側部分(口部分の縁端部において、両軸棒を通っての延びるバケット32の回転軸線72から最も遠くに位置する部分)に突出した唇状部分74を備えており、バケット32の静止時(非回転時)には、この唇状部分74が図5及び図6に示されるように案内ローラ支持板64の上端部に当接するようになっている。
【0033】
また、図7に示されるように、隆起部76がバケット32の表面に設けられ、バケット32の上側部分の軸棒68からバケット32の底部へ向かって斜め方向に延びている。隆起部76は、斜め方向に所定距離だけ延びた後、さらに垂直方向に上方へ延び、図7に示されるようにV字形状になっている。
案内ローラ支持板64には案内ローラ54が取り付けられる。図6に示される実施形態においては、図中左側に上下に並んで配置された二つの案内ローラ54aと、横方向に離間して配置された一つの案内ローラ54bとが、ハウジング54の内壁に沿って上下に延びる二つの案内レール56a、56bとそれぞれ係合し、搬送台48を上下方向に案内している。
【0034】
ベルト固定板66にベルト52を固定するときには、補助板78を用いて、補助板78とベルト固定板66との間にベルト52を挟持し、ベルト固定板66と補助板78とをネジなどの留め具を使用して締着する。接着剤などを使用してベルト52をベルト固定板66に接合してもよい。
再び図2及び図3を参照すると、回収位置のハウジング30の側壁の内側には、図8に詳細に示されるようなバケット回転手段80が取り付けられている。図8に示されるバケット回転手段80は、支持部分82と、そこから上方へ延び先端部に回転ローラ86が取り付けられた接触部分84と、支持部分82から斜め上方へ延び屈曲部90を備えた逃がし部分88とを含んでなる。逃がし部分88の屈曲部90は回転ローラ86よりも下方に配置される。
【0035】
バケット回転手段80がハウジング30に取り付けられたときには、図2及び図3に示されるように、戻しバネ91によって付勢されて、接触部分84の回転ローラ86はハウジング30内を上下方向に延びるバケット32及びその搬送台48の移動経路内に突出して、バケット32の隆起部76の斜め方向に延びる部分と接触し得るようになっている。また、逃がし部分88もまた屈曲部90を頂点としてバケット32及びその搬送台48の移動経路内に突出している。
【0036】
以下で、上記バケット回転手段80がバケット32の隆起部76と協働することによって達成されるバケット32の動作を図9から図11を参照して説明する。
バケット32が上方払い出し位置から下降するときには、最初にバケット32の隆起部76の斜め方向に延びる部分がバケット32の移動経路内に突出したバケット回転手段80の回転ローラ86に接触する。バケット32がさらに下方へ移動すると、図10に示されるように、バケット32が回転し、バケット32に収容された物体が回収位置(バケットが回転する位置)に設置された回収箱58に回収される。バケット32がさらに下方へ移動すると、隆起部76は回転ローラ86と接触しなくなり、戻りバネ70の作用によって、バケット32は口部分が上方へ向いた初期状態(例えば、図9に示されるバケットの状態)へ復帰する。
【0037】
一方、バケット32が下方受け取り位置から上昇するときには、最初に、バケット32の口部分の周縁が図8に示されるバケット回転手段80の逃がし部分88に接触する。バケット32がさらに上昇すると、バケット32の口部分の周縁が逃がし部分88をバケット32の移動経路から外側へ移動させ、支持部分82を介して接触部分84をもバケット32の移動経路から外側へ移動させる。バケット32がさらに上昇すると、逃がし部分88がバケット32の表面形状に沿ってバケット32の移動経路内に戻り、図11に示されるようにバケット回転手段80の回転ローラ86がバケット32の表面の隆起部76の上方へ延びる部分の上に乗り上がる。したがって、回転ローラ86がバケット32を回転させる力をバケット32の隆起部76に作用させることはない。
【0038】
ここで、バケット32の表面に設けられた隆起部76は、その斜め方向に延びる部分の先端部が回転ローラ86の中心を通る垂直線上で実質的に終端しており、隆起部76の上方へ延びる部分は実質的に上記垂直線に沿って延びるように構成されていることに注意されたい。
上述したように、バケット32は、下方受け取り位置から上方払い出し位置へ上昇するときには回転することはなく、一方、上方払い出し位置から下方へと下降するときには、回収箱58が設置された位置、すなわち回収位置においてバケット32がバケット回転手段80によって回転させられてバケット32内に残留している物体を回収箱58へ移動させ、バケット32内に残留した物体(主として硬貨)が下方受け取り位置まで残留することが防止される。すなわち、もし前の利用者がバケット32内の硬貨を取り忘れても、バケット32内に残留した硬貨が次の使用までバケット32内に残留していることはない。また、利用者が取り忘れに気づいた場合には、取り忘れた硬貨を回収箱58から取り出して引き渡すことも可能となる。
【0039】
最後に、特別に別な動力を必要としない開閉扉44の開閉機構の実施形態を説明する。
図12は図3に示される開閉扉44の開閉機構の上側部分の拡大詳細図であり、説明のためにベルト52や案内レール56などが省略されている。また、図13は図3に示される開閉扉44の開閉機構のロック部材の詳細を示す斜視図である。
【0040】
開閉機構は、図3に示されるように、開閉扉44の脚部として機能する概略L字形状をした部材(以下、L字形状部材と称する)92と、ロック部材94とを含んでなる。
図3を参照すると、L字形状部材92の一方の端部にはL字形状部材94を下方へ付勢する戻しバネ96が接続されており、L字形状部材92の他方の端部には上方へ向かって開口した略円弧状の溝98が設けられている。また、L字形状部材92の垂直方向に延びる部分の上端部にはバケット32の移動経路に突出する突出部100が設けられている。
【0041】
開閉扉44は上面開口部42に回転軸線を中心として回転可能に取り付けられている。また、開閉扉44は、バケット32の移動経路内に突出しており且つL字形状部材92の略円弧状の溝98と係合する溝係合部を回転軸線付近に備えている。
ロック部材94は、図13に示されるように、L字形状部材92の垂直方向に延びる部分と平行に延びる本体部分104と、本体部分104の側部に設けられており且つL字形状部材92を越えてバケット32の移動経路に突出するカム部分106と、L字形状部材92に設けられた孔110と係合するロック部分108とを含んでなる。ロック部材94は、ハウジング30に回転可能に取り付けられており、ロック部分108がL字形状部材92の孔110と係合するように戻しバネ112によって付勢されている。したがって、通常、ロック部材94はL字形状部材92と係合しており、L字形状部材92がハウジング30に対して移動することを防止している。
【0042】
ここで、開閉機構の動作を説明する。
バケット32及び搬送台48が上方払い出し位置へ接近するとき、最初にバケット32の表面又は搬送台48の側面がロック部材94のカム部分106に接触してロック部材94をL字形状部材92から離れる方向に移動(回転)させ、ロック部材94のロック部分108がL字形状部材92の孔110から引き抜かれる。これによって、L字形状部材92はハウジング30に対して上下方向に移動することが可能となる。
【0043】
次に、搬送台48の案内ローラ支持板64又はバケット32の上端部がL字形状部材92の突出部100と当接し、搬送台48の上方への移動に伴ってL字形状部材92が上方へ移動する(図12を参照)。すると、開閉扉44の溝係合部102がL字形状部材92の端部に設けられた円弧状溝98に沿って移動し、その結果、開閉扉44が開く。
【0044】
バケット32が上方払い出し位置から下降すると、L字形状部材92の端部に結合された戻しバネ96の作用によって、L字形状部材92が下降する。したがって、開閉扉44の溝係合部102も下降し、開閉扉44が閉まる。また、L字形状部材92が下降したことによって、戻しバネ112によって付勢されたロック部材94のロック部分108とL字形状部材92の孔110とが再び係合し、L字形状部材92がロックされる。したがって、バケット32が上方払い出し位置以外の位置にあるときに開閉扉44が開くことはできなくなる。
【0045】
以上で説明されたバケット32を回転させる機構及び開閉扉44を開閉する機構の実施形態は、例示のためのものであり、変更することが可能である。例えば、センサ及び別のモータなどを設置し、センサからの信号に応じて、開閉扉44を開閉したり、回収位置にてバケット32を回転させてもよい。
また、バケット32の位置を検出するためにセンサを複数設置し、バケット32が下方受け取り位置以外にあるときに、硬貨入出金機10の投入口16に設けたシャッタを閉じて投入を規制させるために、本発明の硬貨リフトアップ装置28がセンサからの信号を硬貨入出金機10へ伝達するための通信機構を備えるようにしてもよい。
【0046】
さらに、図5などに示されるように、センサの光線がバケット32を通過し得るように、バケット32の表面の底部付近に対向する貫通孔114を設け、上方払い出し位置に設置された光学センサによってバケット32内の残留硬貨の有無を検出することも可能である。上方払い出し位置における残留硬貨の有無を検出できれば、警報を発して残留を予防したり、残留の発生回数を記録することができるようになる。
【0047】
以上の説明において、硬貨入出金機10の一種である現金自動預け払い機に接続された硬貨リフトアップ装置28を例とした実施形態を参照して、本発明の硬貨リフトアップ装置及びこれを備えた現金入出金機を説明してきたが、この実施形態はもっぱら説明のためのものであって制約的なものではない。したがって、本発明は記載される特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、下方部に硬貨放出口を有する従来の硬貨入出金機の外壁に本発明の硬貨リフトアップ装置を付加することによって、硬貨の払い出し位置を上方位置に設定することが可能となり、利用者による硬貨の受け取りが容易にすることができる。また、本発明の硬貨リフトアップ装置は、最小限に必要とされる構成要素が少なく構造が単純であるので、信頼性が高く、安価な製造コストで作製可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】硬貨入出金機の外壁に接続された本発明の硬貨リフトアップ装置を示した部分断面側面図である。
【図2】本発明の硬貨リフトアップ装置のハウジングの内部の構成を示した概略正面図である。
【図3】本発明の硬貨リフトアップ装置のハウジングの内部の構成を示した概略側面図である。
【図4】バケットの待機位置を示す線図である。
【図5】図2及び図3に示されるバケット及びそれを支持する搬送台の正面図である。
【図6】図5に示されるバケット及びそれを支持する搬送台の側面図である。
【図7】図5及び図6に示される搬送台に支持されたバケットを示す斜視図である。
【図8】図2及び図3に示されるバケット回転手段の詳細な斜視図である。
【図9】バケットを回転させる機構を説明するための線図であり、バケットの隆起部が回転ローラに接触した直後の状態を示す。
【図10】バケットを回転させる機構を説明するための線図であり、バケットが回転した状態を示す。
【図11】バケットを回転させるための機構を説明するための線図であり、上昇するときのバケットの状態を示す。
【図12】図3に示される開閉扉の開閉機構の上側部分の拡大詳細図である。
【図13】図3に示される開閉扉の開閉機構のロック部材の詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…硬貨入出金機
14…外壁
24…硬貨放出口
26…受皿
28…硬貨リフトアップ装置
30…ハウジング
32…バケット
34…側面開口部
50…モータ
52…ベルト

Claims (7)

  1. 外壁に硬貨放出口を有する硬貨入出金機に接続するための硬貨リフトアップ装置であって、
    前記硬貨入出金機の前記外壁に取り付け可能であり、側面に側面開口部が設けられたハウジングと、
    前記硬貨入出金機の硬貨放出口から前記ハウジングの側面開口部を通って前記ハウジングの内部へ延びる傾斜板と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記硬貨放出口から放出された硬貨を受け取るためのバケットと、
    前記バケットが前記硬貨放出口から前記側面開口部を通って放出された硬貨を受け取るための下方受け取り位置と前記バケットから硬貨の取り出しを行うための上方払い出し位置との間で前記バケットを搬送する搬送手段と、
    を備え、前記ハウジングの上面には、利用者が前記上方払い出し位置のバケットから硬貨を取り出すための上面開口部が設けられていることを特徴とした硬貨リフトアップ装置。
  2. 前記ハウジングは前記上方払い出し位置と前記下方受け取り位置との間に回収箱をさらに備える、請求項1に記載の硬貨リフトアップ装置。
  3. 前記ハウジングは前記上面開口部に開閉扉を有する、請求項1に記載の硬貨リフトアップ装置。
  4. 前記開閉扉は、前記ハウジングの前記上面開口部に回転可能に取り付けられており、前記バケットの移動経路内に少なくとも一部が突出した脚部を有し、前記バケットが前記移動経路内を上昇するときに、前記バケットが前記脚部に当接して該脚部を上方へ移動させて前記開閉扉を開く、請求項3に記載の硬貨リフトアップ装置。
  5. 前記ハウジングの底面に底面開口部がさらに設けられている、請求項1に記載の硬貨リフトアップ装置。
  6. 外壁に硬貨放出口を有し前記硬貨放出口の下方に受皿が配置された本体と、硬貨リフトアップ装置とを備えた硬貨入出金機であって、
    該硬貨リフトアップ装置が、前記本体の前記外壁に取り付けられ、前記硬貨放出口に隣接するように側面開口部が設けられたハウジングと、前記硬貨放出口から前記ハウジングの側面開口部を通って前記ハウジングの内部へ延びる傾斜板と、前記ハウジング内に設けられ、前記本体の前記硬貨放出口から放出された硬貨を受け取るためのバケットと、前記バケットが前記硬貨放出口から前記側面開口部を通って放出された硬貨を受け取るための下方受け取り位置と前記バケットから硬貨の取り出しを行うための上方払い出し位置との間で前記バケットを搬送する搬送手段とを備え、前記ハウジングの上面には、利用者が前記上方払い出し位置のバケットから硬貨を取り出すための上面開口部が設けられていることを特徴とした硬貨入出金機。
  7. 前記ハウジングの底面には底面開口部がさらに設けられており、前記本体の前記硬貨放出口から前記側面開口部を通って放出された硬貨が、前記バケットが下方受け取り位置にあるときには前記バケットで受け取られ、前記バケットが下方受け取り位置よりも上方の位置にあるときには前記受皿で受け取られる、請求項6に記載の硬貨入出金機。
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