JP3929056B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、主として相手側コネクタ及びプリント配線基板における相互間の接続に供されるコネクタであって、詳しくはインシュレータ内に圧入列設されてプリント配線基板上に半田付けにより実装し接続されるコンタクトにおける半田の這い上がりを防止した構造のコネクタに関する。
従来、この種のコネクタに備えられるコンタクトへの半田上がり防止に関連する周知技術としては、
相手側コネクタ及び配線基板における相互間の接続に供されると共に、インシュレータ内に該相手側コネクタに備えられる相手側コンタクトにそれぞれ接触可能な一端側の圧入部が圧入列設され、且つ他端側の端子部がそれぞれ配線基板上に半田付けにより実装接続される複数のコンタクトを有するコネクタが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
このようなコネクタでは、コンタクトの表裏面に仕上げメッキを塗布して半田に対して高濡れ性を有する高濡れ性領域を形成し、コンタクトの表裏面の仕上げメッキを帯状に除去して低濡れ性領域部を形成してコンタクトの端子部から接触部への半田の這い上がりを防止している。
特開2003−45530号公報
しかしながら、特許文献1のコネクタでは、コンタクトの表裏面に仕上げメッキを塗布して高濡れ性領域部を形成した後、コンタクトの表裏面の仕上げメッキを帯状に除去して低濡れ性領域部を形成しているので、コンタクトがインシュレータに圧入されて保持された状態で、コンタクトの板厚面から低濡れ性領域部を超えて半田が這い上がることがあり、低濡れ性領域部が半田の這い上がりを防止する役目を果たさないことがあるという問題がある。
それ故に本発明の課題は、コンタクトの半田接続時の半田上がり防止効果が得られ、さらに信頼性の高いコネクタを提供することにある。
本発明は、導電性のコンタクトと、コンタクトを保持したインシュレータとを含み、前記コンタクトは、前記インシュレータに保持される保持部と、該保持部から第1の方向へ延びている接触部と、前記保持部から前記第1の方向とは逆方向へ延びておりかつ前記インシュレータの外へ延びて前記インシュレータを実装する接続対象物に半田によって接続される端子部とを有し、前記インシュレータは、前記コンタクトを収容する収容部を有しているコネクタにおいて、前記保持部には前記保持部の一辺から前記第1の方向を直交する方向に突出している突部が形成されており、前記突部が前記収容部で前記インシュレータに圧入することによって保持されており、前記突部を含む前記保持部の表裏面には、前記突部との協働作用により前記半田の這い上がりを阻止するよう前記第1の方向を直交する方向に前記半田に対して低濡れ性を有する低濡れ性領域が形成されていることを特徴とするコネクタであることを最も主要な特徴とする。
本発明のコネクタによれば、圧入された突部が保持部に形成されており、突部がインシュレータに圧入されて低濡れ性領域との協働作用により端子部から接触部へ半田が這い上がることを防止できるので、信頼性の高いコネクタが得られるという利点がある。
本発明のコネクタは、導電性のコンタクトと、コンタクトを保持したインシュレータとを含み、前記コンタクトは、前記インシュレータに保持される保持部と、該保持部から第1の方向へ延びている接触部と、前記保持部から前記第1の方向とは逆方向へ延びておりかつ前記インシュレータの外へ延びて前記インシュレータを実装する接続対象物に半田によって接続される端子部とを有し、前記インシュレータは、前記コンタクトを収容する収容部を有しているコネクタにおいて、前記保持部には、前記保持部の一辺から前記第1の方向を直交する方向に突出している突部が形成されており、前記突部が前記収容部で前記インシュレータに圧入することによって保持されており、前記突部を含む前記保持部の表裏面には、前記突部との協働作用により前記半田の這い上がりを阻止するよう前記第1の方向を直交する方向に前記半田に対して低濡れ性を有する低濡れ性領域が形成されていることにより実現した。
図1は、本発明に係るコネクタの実施例1を示している。図2は、図1に示したコンタクトを示している。
図1及び図2を参照して、コネクタ1は、導電性のコンタクト11と、コンタクト11を保持しているインシュレータ20とを有している。コンタクト11は、インシュレータ20に保持している保持部12と、保持部12から第1の方向Aへ延びている一対の接触部14,16と、保持部12から第1の方向Aとは逆方向である第2の方向Bへ延びている端子部18とを有している。
保持部12には、第1の方向Aを直交する一方向Cの一辺11aから突出している突部12aが形成されている。突部12aは、コンタクト11の接触部14,16を前方として第1の方向Aでインシュレータ20へ収容した際に、インシュレータ20に圧入されてインシュレータ20に一部が保持される部分である。端子部18は、第2の方向B側でインシュレータ20の外へ延びており、インシュレータ20を実装するプリント配線基板(接続対象物)30上の回路パターン33に半田によって接続される。なお、コンタクト11は、薄い導電板をプレス機によって打ち抜き加工を施すことによって作られている。
インシュレータ20は、底板部22と、底板部22に対向している天板部24と、底板部22及び天板部24を相互に接続している一対の側板部(図示せず)とによってほぼ箱形状に作られている。インシュレータ20には、底板部22、天板部24、一対の側板部によって囲まれている部分がコンタクト11の端子部18を除いた保持部12及び接触部14,16を収容する収容部28となっている。
収容部28の第1の方向Aにおける前部分は開口されており、図示しない相手側コネクタの相手側コンタクトが挿抜可能に挿入されるようになっている。相手側コンタクトは収容部28に収容されている一対の接触部14,16間に挿入されて接触する。また、収容部28の第2の方向B側における部分は開口されており、端子部18が保持部12側から下側へ向けて延びている。なお、このインシュレータ20は、樹脂材を成型することによって作られている。
コンタクト11は、保持部12及び端子部18を含む全体が仕上げメッキにより高濡れ性領域部(但し、ここでの高濡れ性とは、以下も同様であるように半田の乗りが良い状態を示す)として形成されると共に、保持部12の突部12aを含む表裏面に帯状に仕上げメッキを除去した低濡れ性領域部(但し、ここでの低濡れ性とは、以下も同様であるように半田の乗りが悪い状態を示す)12bが形成されている。
即ち、突部12aを含む保持部12の表裏面には、半田に対して低濡れ性を有する低濡れ性領域12bと突部12aとの協働作用により半田の這い上がりを阻止する。濡れ性領域12bは、突部12aを含む保持部12の表裏面に第1の方向Aを直交する方向C及び直交する方向とは逆向きの方向Dで保持部12の互いに平行な両辺間において帯状に形成されている。
このようなコネクタ1におけるコンタクト11を製造する場合、コンタクト11が導電板をプレス打ち抜きした後、仕上げメッキ処理を施して高濡れ性領域部を形成する。さらに、保持部12には仕上げメッキを帯状に除去して低濡れ性領域部12bを形成することによって低濡れ性領域部12bを有するコンタクト11を得る。次に、コンタクト11は、インシュレータ20の収容部28に第1の方向Aで挿入することによって、突部12aがインシュレータ20の天板部24の壁部に圧入されることでコンタクト11がインシュレータ20に保持される。
そして、コネクタ1は、プリント配線基板30に実装され、プリント配線基板30上に設けられている回路パターン33と端子部18とが半田によって接続される。この際、端子部18側から半田が這い上がった場合には、低濡れ性領域部12bによって接触部14,16側への半田の流れが阻止される。また、半田が保持部12の一辺11aと天板部24との間で一辺11aに沿って這い上がった場合には、突部12aがインシュレータ20の天板部24の壁部に圧入されているので、接触部14,16側への半田の流れが阻止される。
ちなみに、低濡れ性領域部12bが突部12aよりも第2の方向B側に形成されている場合には、半田が保持部12の一辺11aと天板部24との間で一辺11aに沿って這い上がり、突部12aと低濡れ性領域部12bとの間へ入り込んでしまい保持部12から接触部14,16側へ半田が流れ込んでしまうので、突部12aを含む保持部12に低濡れ性領域部12bを形成することが必要条件となる。
なお、低濡れ性領域部12bを形成する工程では、仕上げメッキを帯状に除去する手法として、機械的な切削を行う他、研磨,放電加工,電子ビーム加工,レーザ加工等が挙げられるが、何れも加工の位置精度を良好に行うことができる。
さらに、本実施例では、第1の方向Aを直交する一方向C側に突部12aを形成した場合で説明したが、逆向きの方向D側に形成してもよく、もしくは一方向C側及び逆向きの方向Dの両方に形成してもよい。
本発明は、電子部品の端子部をプリント配線基板の回路に半田によって接続する用途にも適用できる。
本発明の実施例1に係るコネクタの基本構成を示した側面断面図である。 図1に示したコンタクトの側面図である。
符号の説明
11 コンタクト
11a 保持部の一辺
12 保持部
12a 突部
12b 低濡れ性領域
14,16 接触部
18 端子部
20 インシュレータ
28 収容部
30 プリント配線基板
33 回路パターン
A 第1の方向
B 第2の方向

Claims (2)

  1. 導電性のコンタクトと、コンタクトを保持したインシュレータとを含み、前記コンタクトは、前記インシュレータに保持される保持部と、該保持部から第1の方向へ延びている接触部と、前記保持部から前記第1の方向とは逆方向へ延びておりかつ前記インシュレータの外へ延びて前記インシュレータを実装する接続対象物に半田によって接続される端子部とを有し、前記インシュレータは、前記コンタクトを収容する収容部を有しているコネクタにおいて、
    前記保持部には、前記保持部の一辺から前記第1の方向を直交する方向に突出している突部が形成されており、
    前記突部が前記収容部で前記インシュレータに圧入することによって保持されており、
    前記突部を含む前記保持部の表裏面には、前記突部との協働作用により前記半田の這い上がりを阻止するよう前記第1の方向を直交する方向に前記半田に対して低濡れ性を有する低濡れ性領域が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、前記低濡れ性領域は、前記突部を含む前記保持部の表裏面に前記第1の方向を直交する方向で帯状に形成されていることを特徴とするコネクタ。
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