JP3928684B2 - 赤色蓄光型蛍光体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、夜光塗料等に利用される励起源を遮断しても一定時間赤色の発光を続ける蓄光型蛍光体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、長残光性蛍光体は夜光塗料等に利用され、ブラウン管などに利用される蛍光体とは異なる役割を果たしている。
【0003】
この長残光性蛍光体には自発光型と蓄光型の2種類があり、その中で、自発光型はそれ自体に含まれる放射性物質の放射線エネルギーによって常時一定の発光を呈するものである。しかし、励起源に放射性物質を用いているため人体や環境への影響が懸念されている。一方、蓄光型は励起光のエネルギーを蓄えて励起光遮断後においても発光が長時間持続する蛍光体である。
【0004】
従来利用されていた蓄光型蛍光体は、ZnS:Cu系に代表されるものであるが、これは硫化物を主体とするため耐候性に問題があり用途に限りがあった。
【0005】
これに対し、特開平7−11250号公報には、硫化物系蓄光型蛍光体の欠点を解消するため、ブロードなスペクトルの発光を示し、母体の組成及び調製条件に影響されて紫外域から黄色までの範囲で発光する2価のEu等で付活されたMAl24で表される化合物を母結晶としたアルミン酸塩系の蓄光型蛍光体が開示されている。ここで、MはCa,Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素を表す。この蛍光体の母体は以前に米国特許公報3294699号明細書で開示されている。
【0006】
このアルミン酸塩蓄光型蛍光体の発光は、母体の組成及び調製条件により400〜520nmにわたって変化して紫色、青色、或いは緑色の残光を示し、蓄光型蛍光体の残光に明るさのみを要求する用途には実用化されている。
【0007】
ところが、蓄光型蛍光体をディスプレイデバイス等に用いる場合、多様な色調の残光が必要となり、とくに、赤色の残光を示す蓄光型蛍光体の出現により、色の3原色の残光が揃い、新たな用途の開発が期待できるため強い要求がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、かかる要求に応えるもので、200〜350nmにおいて励起発光し、ブラックライト、殺菌灯によっても励起される特性を有し、赤色の残光を示す蓄光型蛍光体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遷移元素及び希土類元素で付活されたゲルマン酸塩からなる蛍光体が赤色の残光を示すという知見を得、さらに組成、焼成条件、付活助剤及び添加するフラックスの最適化を行うことで残光特性が向上することを見出したことに基づく。
【0010】
すなわち本発明は、遷移元素及び希土類元素で付活されたゲルマン酸塩を主体とした蛍光体であって、Ge−O結合を含む赤色に対する残光特性を有する化合物と、赤色を呈する化合物との配合物からなる焼成体である。
【0011】
遷移元素及び希土類元素で付活されたゲルマン酸塩は、Ge−O結合を含むことにより光を蓄えることができ、赤色を呈する化合物を添加することにより赤色の残光を示す。
【0012】
また、赤色を呈する化合物としては、Cr,Mn,Sn,Pr,Sm及びEuの中の何れか1種または2種以上を含む赤色を呈する化合物であり、その化合物の形態は何れでもよい。
【0013】
また、付活助剤としては、La,Ce,Nd,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Sc,Ti,V,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Y,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta及びWの中の何れか1種または2種以上を含む化合物であり、その化合物の形態としては、何れでもよい。
【0014】
さらに、これらにフラックスとしてMgF2,MgCl2,B23,AlF3,KF,K3PO4,NaCl及びSiO2を添加配合することによって、さらに残光特性を改善することができる。
【0015】
この焼成体は、(100−a−b−c)MO・a(Ge1-dd)O2・bR23・cMX2・eZ・fLnの一般式で表される化学式からなる。
【0016】
上記一般式において、a,b,c,d,eおよびfは以下の数値を示す。
【0017】
1≦a≦95
0≦b≦99
0≦c≦20
0≦d≦0.95
0.01≦e≦2
0.01≦f≦2 (単位:mol%)
MはMg,Ca,Sr,Ba及びZnからなる2価金属の群より選ばれた少なくとも1種である。Qは4A族元素及び4B族元素の群より選ばれた少なくとも1種である。Rは3A族元素及び3B族元素の群より選ばれた少なくとも1種である。XはF,Cl,Br及びIからなるハロゲン元素の群より選ばれた少なくとも1種である。ZはCr,Mn,Sn,Pr,Sm及びEuの群より選ばれた少なくとも1種である。LnはLa,Ce,Nd,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Sc,Ti,V,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Y,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta及びWの群より選ばれた少なくとも1種である。Ge−O結合を含む赤色に対する残光特性を有する化合物としては、どのような形態の化合物でも使用できる。
【0018】
本発明の赤色蓄光型蛍光体は、Ge−O結合を含む粉末化合物に、赤色を呈する化合物を添加して十分に混合し、1250℃〜1550℃の温度範囲において0.5〜3時間焼成した焼結体を100μm以下に粉砕した粉末の状態の焼成物とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0020】
赤色に対する残光特性を有する化合物を作製するための原料粉末として、MgO,CaCO3,SrCO3,BaCO3,ZnO,GeO2,SiO2を、また、残光特性を向上させるためのフラックスとしてMgF2,MgCl2,AlF3,KF,K3PO4,NaClを、赤色を呈する化合物として、Cr23,MnCO3,SnO,Pr23,Sm23およびEu23を、付活助剤として、La23,CeO2,Nd23,Gd23およびTb23を用意した。
【0021】
これらの原料粉末の中から、表1〜表3に示す実施例1〜26の配合組成となるように選択して、それぞれの配合物を十分に混合して白金ルツボに入れ、大気中で1400℃で、1時間で焼成したのち、100μm以下に粉砕して蓄光型蛍光体を得た。何れも優れた赤色の蓄光型蛍光を示した。
【0022】
各表は、それぞれの配合化合物の影響を調べたものである。表1に示す実施例1〜8は、最適なフラックスを探索するためのものである。
【0023】
表2に示す実施例9〜25は、焼成温度及び時間の添加量の初期強度に及ぼす影響を調べるためのものである。
【0024】
表3に示す実施例26は、付活助剤の初期強度に及ぼす影響を調べるためのものである。
【0025】
得られた蛍光体は、何れも200〜350nmにおいて励起発光し、ブラックライト、殺菌灯によっても励起し、赤色に発光した。
【0026】
【表1】
Figure 0003928684
【表2】
Figure 0003928684
【表3】
Figure 0003928684
表4は、従来のアルミン酸塩蓄光型蛍光体の発光色を比較するための比較例を示す。比較例1〜3の配合組成となるようにCaCO3,SrCO3,BaCO3,Al23,Eu23,Nd23,Dy23の原料粉末の中から選択して、それぞれの配合物を十分に混合してカーボンルツボに入れ、2%H2/98%Ar雰囲気中で1500℃で3時間焼成したのち、100μm以下に粉砕して蓄光型蛍光体を得た。
【0027】
【表4】
Figure 0003928684
図1は、本発明の蓄光型蛍光体と従来のアルミン酸塩蓄光型蛍光体の発光色の違いを示すもので、表1に示す実施例1の蓄光型蛍光体の励起停止直後の残光スペクトルを表4に示す比較例1〜3の従来のアルミン酸塩蓄光型蛍光体と対比して示す。同図において、(a)は実施例1の蓄光型蛍光体であり、670nmにピークを持つ赤色の発光を示す。(b),(c)及び(d)は比較例1〜3の従来のアルミン酸塩蓄光型蛍光体であり、それぞれ440〜520nmにピークを持ち、紫色、青色及び緑色の発光を示す。この図より本発明の蓄光型蛍光体は従来のアルミン酸塩蓄光型蛍光体では実現不可能であった赤色を示すことがわかる。
【0028】
本発明の蓄光型蛍光体は、何れも200〜350nmにおいて励起発光し、ブラックライト、殺菌灯によっても励起され赤色に発光する。また、適切な付活助剤を添加することにより、初期強度が向上する。さらに、含有したフラックスが蛍光体の結晶構造の安定化、粒子成長を促進し、その結果残光特性を大幅に改善できることがわかる。
【0029】
図2は、実施例1の残光特性の一例を示すもので、残光特性として初期強度の測定を行った。大気中で1400℃で1時間焼成することによって、作製した試料を暗所に5時間以上外光を遮断した状態で保管した後、試料にブラックライトを4分間照射し、照射遮断後の減衰曲線を測定したものである。残光時間として、残光強度が視感限界強度に達するまでの時間とした。作製した各試料において減衰曲線の傾きは、ほぼ一定値を示した。従って残光特性を支配する主たる因子は初期強度であることが理解できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明の蓄光型蛍光体は、従来のアルミン酸塩蓄光型蛍光体では実現不可能であった赤色の発光を出すことができ、ディスプレイデバイス等に用いる場合には大きな価値がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄光型蛍光体と従来のアルミン酸塩蓄光型蛍光体の発光色の違いを発光スペクトルによって示す。
【図2】本発明の蓄光型蛍光体の残光特性の一例を示す。

Claims (5)

  1. 遷移元素及び希土類元素によって付活されたGe−O結合を含み、且つ、赤色に対する残光特性を有するゲルマン酸塩を主体とした化合物の焼成体からなる赤色蓄光型蛍光体。
  2. ゲルマン酸塩を主体とした化合物が、Cr,Mn,Sn,Pr,Sm及びEuの中の何れか1種または2種以上の赤色を呈する化合物を含む請求項1に記載の赤色蓄光型蛍光体。
  3. ゲルマン酸塩を主体とした化合物が、付活助剤としてLa,Ce,Nd,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Sc,Ti,V,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Y,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta及びWの中の何れか1種または2種以上の化合物を含む請求項1または2に記載の赤色蓄光型蛍光体。
  4. ゲルマン酸塩を主体とした化合物が、フラックスとしてMgF2,MgCl2,B23,AlF3,KF,K3PO4,NaCl及びSiO2を含む請求項1から3の何れかに記載の赤色蓄光型蛍光体。
  5. (100−a−b−c)MO・a(Ge1-dd)O2・bR23・cMX2・eZ・fLnの一般式で表される化学式からなり、
    上記一般式において、a,b,c,d,eおよびfは、それぞれ、
    1≦a≦95
    0≦b≦99
    0≦c≦20
    0≦d≦0.95
    0.01≦e≦2
    0.01≦f≦2 (単位:mol%)
    の数値範囲にあり、
    MはMg,Ca,Sr,Ba及びZnからなる2価金属の群より選ばれた少なくとも1種であり、
    Qは4A族元素及び4B族元素の群より選ばれた少なくとも1種であり、
    Rは3A族元素及び3B族元素の群より選ばれた少なくとも1種であり、
    XはF,Cl,Br及びIからなるハロゲン元素の群より選ばれた少なくとも1種であり、
    ZはCr,Mn,Sn,Pr,Sm及びEuの群より選ばれた少なくとも1種であり、
    LnはLa,Ce,Nd,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Sc,Ti,V,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Y,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta及びWの群より選ばれた少なくとも1種である請求項4に記載の赤色蓄光型蛍光体。
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