JP3927636B2 - 映像記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画の映像信号及び静止画の映像信号を記録可能な映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラ一体型ビデオカメラの分野では、画質の向上や画像の劣化を防止するために、また、様々なデータを画像とともに記録再生するために、デジタルフォーマットのビデオカメラが急速に普及してきている。一方、昨今のコンピュータの急激な普及は予想をはるかに上回るものがあり、その画像入力装置としてコンピュータと相性の良いデジタルスチルカメラ、いわゆるコンピュータカメラが注目されている。
【0003】
画像取り込み直後からすべてデジタルで映像を処理するデジタルビデオカメラは、デジタル処理により静止画も動画の一部として取り扱うことができ、また、インターフェースの発達により、カメラから簡単に画像をコンピュータに取り込むことができるといった理由で、コンピュータカメラとしての利用価値が高まっている。
【0004】
このような背景から、現在発表されているデジタルビデオカメラは、本来持つ動画撮影機能に加え、静止画も取り込めるような形態になっている。図11(a)及び図11(b)は、このような従来のデジタルビデオカメラの一例を示す外観斜視図である。同図に示す如く、従来のデジタルビデオカメラは、動画撮影のためのトリガボタンと、静止画撮影のためのトリガボタン(シャッターボタン)とが設けられている。
【0005】
また、特に家庭用ビデオテープレコーダに代表される民生用の映像記録再生装置は、数フレームを単位として静止画の記録再生を行うという手法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の静止画撮影機能付ビデオカメラにおいては、図11に示すように、動画撮影用のトリガボタンが設けられている位置と静止画撮影用のシャッターボタンが設けられている位置とが異なり、しかも同じ保持形態で動画・静止画の撮影を強いられるので、とっさの場合、操作者の意図しない撮影を行ってしまう可能性がある。また、いずれか一方のボタンを最も操作しやすい場所へ位置させた場合は、もう一方のボタンが必ずしも操作し易い場所に位置するとは限らず、快適な記録開始操作を、静止画撮影時と動画撮影時とで両立させることは困難であるという問題点があった。
【0007】
また、記録開始のためのトリガボタンに限らず、動画及び静止画の撮影を一つの装置で実現するために動画を撮影するための操作部と静止画を撮影するための操作部とをそれぞれ設ける方法はすでに提案されているが、このように構成することは装置の小型化の妨げとなっている。一方、モードスイッチを設け、撮影モードを動画モード及び静止画モードのいずれか一方に切り換えるように構成することで、操作部を共通にするという手法もあるが、この場合は、操作者が常に撮影モードを意識しなければならず、撮影に集中することができない。更に、動画の撮影中に一時的に静止画の撮影を行うことも従来の装置では操作が煩雑であるという問題点があった。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、最適な撮影保持状態を保ちつつ、1つのトリガボタンで動画及び静止画の両画像の撮影を行うことができる映像記録再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、請求項1の映像記録再生装置は、動画の映像信号及び静止画の映像信号を記録可能な映像記録再生装置において、当該映像記録再生装置の動作の指示を入力する入力手段と、前記動画の記録時における保持形態と前記静止画の記録時における保持形態とを変化させる保持形態変化機構と、前記映像記録再生装置の保持形態が前記動画の記録時における保持形態及び前記静止画の記録時における保持形態のいずれの形態であるかを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に応じて前記入力手段の機能を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2の映像記録再生装置は、上記請求項1の映像記録再生装置において、前記入力手段は、前記動画の映像信号又は前記静止画の映像信号の記録を開始する指示を入力する記録開始キーであることを特徴とする。
【0012】
請求項3の映像記録再生装置は、上記請求項2の映像記録再生装置において、前記記録開始キーは2段階のストロークを有し、前記制御手段は、前記検出手段により前記映像記録再生装置の保持形態が前記動画の記録時における保持形態であることが検出された場合に、前記記録開始キーの最初のストロークが動画記録開始を指示し且つ次のストロークが静止画記録開始を指示するように前記記録開始キーの機能を制御し、前記検出手段により前記映像記録再生装置の保持形態が前記静止画の記録時における保持形態であることが検出された場合に、前記記録開始キーの最初のストロークが静止画記録開始を指示し、且つ次のストロークが動画記録開始を指示するように前記記録開始キーの機能を制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
まず最初に、本発明の第1の実施の形態について、図1〜図8を参照して説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態にかかる映像記録再生装置としてのビデオカメラの構成を示すブロック図である。同図において、200はビデオカメラ本体である。本体200には、ビューファインダー202と、ズーム比調整スイッチ204及び撮影開始トリガボタン206を有する回転グリップ208とが備えられている。回転グリップ208は、グリップ回転軸210を軸として矢印Aの方向へ回転することにより、本体200に対する相対的な位置を変化させることが可能である。撮影開始トリガボタン206は、静止画撮影時はシャッターボタンとして機能する。
【0019】
図2は、図1に示したビデオカメラの保持形態を検出する検出回路の構成を示す電気回路図である。同図に示すように、ビデオカメラは装置全体を総括的に制御する制御部218を有している。グリップ回転軸210の外側には、回転グリップ保持形態検出スイッチ212が設けられている。214は動画撮影検出信号出力端子であり、216は静止画撮影検出信号出力端子である。動画撮影検出信号出力端子214及び静止画撮影検出信号出力端子216は、それぞれ制御部218に接続されている。制御部218には、動画撮影検出信号出力端子214からの信号、静止画撮影検出信号出力端子216からの信号、及び撮影開始トリガボタン206を操作者が押下することにより出力されるキー入力信号が入力される。
【0020】
図3は、動画撮影時のビデオカメラの保持形態の一例を示す説明図であり、図4は、ビデオカメラが図3に示した状態にあるときの検出回路の構成を示す電気回路図である。
【0021】
図3に示すように、動画撮影時は、五指が垂直に回転グリップ208をつかみ、撮影開始トリガボタン206は親指で、ズーム比調整スイッチ204は人差し指で操作される。この状態は、従来の動画ビデオ撮影と全く同じであり、違和感のない形態である。このときの検出回路は、回転グリップ保持形態検出スイッチ212が図4に示す位置となり、動画撮影検出信号出力端子214の電圧値は所定の電圧Vaとなり、静止画撮影検出信号出力端子216の電圧値は0Vとなる。
【0022】
制御部218は、動画撮影検出信号出力端子214及び静止画撮影検出信号出力端子216の出力信号を受けると、撮影開始トリガボタン206の機能を、最初のストロークが動画記録開始、次のストロークが静止画記録開始のトリガとなるように制御する。
【0023】
図5は、静止画撮影時のビデオカメラの保持形態の一例を示す説明図であり、図6は、ビデオカメラが図5に示した状態にあるときの検出回路の構成を示す電気回路図である。
【0024】
図5に示すように、静止画撮影時の回転グリップ208は本体200に対して垂直となるように回転された位置におかれ、五指は本体200に水平になるように回転グリップ208をつかみ、撮影開始トリガボタン(シャッターボタン)206は人差し指で、ズーム比調整スイッチ204は中指で操作される。これは、従来のスチルカメラに多用されている保持形態で、静止画撮影としては違和感のない形態である。このときの検出回路は、回転グリップ保持形態検出スイッチ212が図6示す位置となり、静止画撮影検出信号出力端子216の電圧値は所定の電圧Vbとなり、動画撮影検出信号出力端子214の電圧値は0Vとなる。
【0025】
制御部218は、動画撮影検出信号出力端子214及び静止画撮影検出信号出力端子216の出力信号を受けると、撮影開始トリガボタン206の機能を、最初のストロークが静止画記録開始、次のストロークが動画記録開始のトリガとなるように制御する。
【0026】
図7は、制御部218の制御手順を示すフローチャートである。
【0027】
撮影検出信号として動画撮影検出信号出力端子214及び静止画撮影検出信号出力端子216の出力信号Va、Vbを受けると(ステップS10)、これらの信号Va、Vbを比較することにより現在の撮影モードが動画撮影モードであるか否かを判定する(ステップS20)。
【0028】
ステップS20において現在の撮影モードが動画撮影モードであると判定された場合、すなわち、検出回路が上記図4に示した状態にあり、動画撮影検出信号出力端子214から所定電圧Vaの信号が出力され、静止画撮影検出信号出力端子216から0Vの信号が出力されている場合は、ステップS30の制御へ移行する。
【0029】
ステップS30では、撮影開始トリガボタン206からのキー入力を、具体的には撮影開始トリガボタン206の押圧に比例した電圧信号Vkを受け取り、その電圧値Vkが閾値VTH1 より大きいか否かを判別し(ステップS40)その答が肯定(YES)の場合は電圧値Vkが閾値VTH2 より小さいか否かを判別する(ステップS50)。Vk≦VTH1 である場合すなわちステップS40の答は否定(NO)の場合は、撮影開始トリガボタン206は押下されないものとみなして現状を維持する(ステップS60)。
【0030】
また、VTH1 <Vk<VTH2 である場合すなわちステップS40が肯定(YES)且つステップS50が肯定(YES)の場合は、撮影開始トリガボタン206が軽く押下された状態すなわち最初のストロークであるから、このストロークは動画撮影開始動作であると認識し、動画撮影を開始する(ステップS70)。
【0031】
また、Vk≧VTH2 である場合すなわちステップS40が肯定(YES)かつステップS50が否定(NO)の場合は、撮影開始トリガボタン206が強く押下された状態すなわち次のストロークであるから、このストロークは静止画撮影開始動作であると認識し、静止画撮影を開始する(ステップS80)。
【0032】
一方、ステップS20において現在の撮影モードが動画撮影モードではないと判定された場合、すなわち、検出回路が上記図6に示した状態にあり、動画撮影検出信号出力端子214から0Vの信号が出力され、静止画撮影検出信号出力端子216から所定電圧Vbの信号が出力されている場合は、ステップS90の制御へ移行する。
【0033】
ステップS90では、撮影開始トリガボタン206からのキー入力を、具体的には撮影開始トリガボタン206の押圧に比例した電圧信号Vkを受け取り、その電圧値Vkが閾値VTH1 より大きいか否か(ステップS100)及び電圧値Vkが閾値VTH2 より小さいか否か(ステップS110)を判別する。Vk≦VTH1 である場合すなわちステップS100の答が否定(NO)の場合は、撮影開始トリガボタン206は押下されないものとみなして現状を維持する(ステップS60)。
【0034】
また、VTH1 <Vk<VTH2 である場合すなわちステップS100が肯定(YES)且つステップS110が肯定(YES)の場合は、撮影開始トリガボタン206が軽く押下された状態すなわち最初のストロークであるから、このストロークは静止画撮影開始動作であると認識し、静止画撮影を開始する(ステップS120)。
【0035】
また、Vk≧VTH2 である場合すなわちステップS100が肯定(YES)且つステップS110が否定(NO)の場合は、撮影開始トリガボタン206が強く押下された状態すなわち次のストロークであるから、このストロークは動画撮影開始動作であると認識し、動画撮影を開始する(ステップS130)。
【0036】
このような、撮影開始トリガボタン206の押圧に比例した電圧信号は、圧力素子等を用いれば簡単に構成することができる。なお、1つのキーで動画撮影開始のトリガボタンの機能と、静止画撮影開始のシャッターボタンの機能とを兼用させるというアイデアは、本願出願人によりすでに出願されている(特開平4−369976号公報)。
【0037】
このように、本実施の形態によれば、静止画撮影時には静止画撮影に適した保持形態があり、動画撮影時には動画撮影に適した保持形態があるという発想のもと、回転グリップ208を採用し、そのときの最適な撮影保持状態を保つようにするとともに、撮影モードに応じてトリガボタン206の機能を変化させることにより、1つのボタンで快適な動画・静止画撮影を両立することができる。また、1つのキーに2つのストロークを持たせるという簡単な構成で、動画撮影あるいは静止画撮影中に反対モードの撮影を行うことが可能となる。
【0038】
なお、上記第1の実施の形態では、通常タイプのビデオカメラを採用したが、これに限られるものではなく、図8に示すような液晶タイプのビデオカメラに対しても同様の機能を持たせることが可能である。
【0039】
また、第1の実施の形態では回転グリップ208保持形態検出スイッチ212を単純な機械的スイッチとして構成していたが、例えば、光学的、磁気的な位置センサを採用してもよいことがいうまでもない。
【0040】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図9及び図10を参照して説明する。
【0041】
図9は、本実施の形態にかかる映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0042】
同図において、1は装置本体である。本体1は、カメラ部2と、レコーダ部3と、ビューファインダ部4と、操作部20と、カメラ部2に接続されて該カメラ部2を制御するカメラ制御部30と、レコーダ部3に接続されて該レコーダ部3を制御するレコーダ制御部40と、カメラ制御部30、レコーダ制御部40及び操作部20に接続されて各制御部を総括的に制御するシステム制御部10とから主に構成されている。操作部20は、停止ボタン21、再生ボタン22、記録ボタン23、静止画ボタン24、一時停止・解除ボタン25、早送りボタン26、巻戻しボタン27、カセット取り出しボタン28、及び単独・複数切替スイッチ29等の操作ボタンを有している。
【0043】
システム制御部10は、操作者により押下される操作ボタンに応じて操作部20から出力される信号に基づいて、カメラ制御部30及びレコーダ制御部40に対して指令信号を出力することにより、装置全体の動作を制御する。
【0044】
レコーダ制御部40は、記録媒体としての磁気テープが格納されているカセットがレコーダ部3に装着されたときに動画又は静止画の記録・再生を行うものであり、システム制御部10からの指令信号によりレコーダ部3全体の動作を制御する。システム制御部10から出力される指令信号には、停止指令、再生指令、動画記録指令、静止画記録指令、記録一時停止指令、早送り指令、巻き戻し指令、カセット取り出し指令等がある。
【0045】
カメラ制御部30は、システム制御部10からの指令信号によりカメラ部2全体の動作を制御する。システム制御部10から出力される指令信号には、静止画指令及び解除指令がある。
【0046】
上記構成において、単独・複数切替スイッチ29が単独側に位置する場合の装置の動作について説明する。
【0047】
記録することが可能なカセットがレコーダ部3に装着されると、レコーダ制御部40は、システム制御部10に対して、カセットが装着されたことを示すカセット装着信号を送る。システム制御部10は、レコーダ制御部40からのカセット装着信号を受けるとレコーダ制御部40に対して、記録一時停止指令を送る。レコーダ制御部40は、システム制御部10から記録一時停止指令を受けると、レコーダ部3を記録一時停止状態に制御する。カメラ部2は、レコーダ部3に対して通常の映像信号を送る。レコーダ部3は、カメラ部2からの映像信号をビューファインダ4に送る。
【0048】
操作部20は、操作者により一時停止・解除ボタン25が押下されると、システム制御部10に対して一時停止・解除ボタン25が押下されたことを示す信号を送る。システム制御部10は、操作部20から前記信号を受けると、レコーダ部40に対して動画記録指令を送る。レコーダ制御部40は、システム制御部10から動画記録指令を受けると、レコーダ部3を録画状態に制御する。カメラ部2はレコーダ部3に通常の映像信号を送る。レコーダ部3は、カメラ部2からの映像信号をカセット内の磁気テープに記録すると共に、その映像信号をビューファインダ4に送る。
【0049】
操作部20は、操作者により静止画ボタン24が押下されると、システム制御部10に対して静止画ボタン24が押下されたことを示す信号を送る。システム制御部10は操作部20から前記信号を受けると、カメラ制御部30に静止画指令を送るとともに、レコーダ制御部40に静止画記録指令を送る。カメラ制御部30はシステム制御部10から静止画指令を受けると、カメラ部2を静止画状態に制御する。カメラ部2は、レコーダ部3にフィールド間の時間差がない静止した映像信号を送る。レコーダ制御部40はシステム制御部10から静止画記録指令を受けると、レコーダ部3を静止画録画状態に制御する。レコーダ部3はカメラ部2からの映像信号と、静止画であることを示す信号とをカセット内の磁気テープに記録すると共に、その映像信号をビューファインダ部4に送る。
【0050】
操作部20は、操作者によりこれまでに押下されていた静止画ボタン24が離されると、システム制御部10に対して静止画ボタン24が離されたことを示す信号を送る。システム制御部10は、操作部20から前記信号を受けると、カメラ制御部30に解除指令を送る。カメラ制御部30は、システム制御部10から解除指令を受けると、カメラ部2を通常状態に制御する。カメラ部2は、レコーダ部3に通常の映像信号を送る。レコーダ部3はカメラ部2からの映像信号をカセット内の磁気テープに記録すると共に、その映像信号をビューファインダ部4に送る。
【0051】
操作部20は、操作者により一時停止・解除ボタン25が押下されると、システム制御部10に一時停止・解除ボタン25が押下されたことを示す信号を送る。システム制御部10は、操作部20から上記信号を受けると、レコーダ制御部40に記録一時停止信号を送る。レコーダ制御部40はシステム制御部10から記録一時停止指令を受けると、レコーダ部3を記録一時停止状態に制御する。カメラ部2はレコーダ部3に通常の映像信号を送る。レコーダ部3はカメラ部2からの映像信号をビューファインダー部4に送る。
【0052】
ビューファインダ部4は、レコーダから受けた映像信号を表示する。
【0053】
図10(a)は、以上の動作により磁気テープ上に形成された記録パターンである。
【0054】
次に、上記構成において、単独・複数切替スイッチ29が複数側に位置する場合の装置の動作について説明する。なお、単独・複数切替スイッチ29が複数側に位置するように操作されている場合にカセット内の磁気テープに記録される静止画は、静止画ボタン24が押下されている間、所定時間毎に(数フレーム毎に)更新されるように構成されている。
【0055】
記録することが可能なカセットがレコーダ部3に装着されると、レコーダ制御部40は、システム制御部10に対して、カセットが装着されたことを示すカセット装着信号を送る。システム制御部10は、レコーダ制御部40からのカセット装着信号を受けると、レコーダ制御部40に対して記録一時停止指令を送る。レコーダ制御部40は、システム制御部10から記録一時停止指令を受けると、レコーダ部3を記録一時停止状態に制御する。カメラ部2は、レコーダ部3に対して通常の映像信号を送る。レコーダ部3は、カメラ部2からの映像信号をビューファインダ4に送る。
【0056】
操作部20は、操作者により一時停止・解除ボタン25が押下されると、システム制御部10に対して一時停止・解除ボタン25が押下されたことを示す信号を送る。システム制御部10は、操作部20から前記信号を受けると、レコーダ部40に対して動画記録指令を送る。レコーダ制御部40は、システム制御部10から動画記録指令を受けると、レコーダ部3を録画状態に制御する。カメラ部2はレコーダ部3に通常の映像信号を送る。レコーダ部3は、カメラ部2からの映像信号をカセット内の磁気テープに記録すると共に、その映像信号をビューファインダ部4に送る。
【0057】
操作部20は、操作者により静止画ボタン24が押下されると、システム制御部10に対して静止画ボタン24が押下されていることを示す信号を送る。システム制御部10は操作部20から前記信号を受けると、カメラ制御部30に静止画指令を送り、その後所定数のフレームに対応する時間が経過すると解除指令を送るという動作を繰り返す。更に、システム制御部10は、レコーダ制御部40に静止画記録指令を送る。カメラ制御部30は、システム制御部10から静止画指令を受けると、カメラ部2を静止画状態に制御する。また、カメラ制御部30は、システム制御部10から解除指令を受けると、カメラ部2を通常の状態にする。カメラ部2は、レコーダ部3に対して、フィールド間の時間差がない静止した画像信号を送る。レコーダ制御部40は、システム制御部10から静止画記録指令を受けると、レコーダ部3を静止画録画状態にする。レコーダ部3は、カメラ部2からの映像信号と、静止画であることを示す信号とをカセット内の磁気テープに記録すると共に、その映像信号をビューファインダ部4に送る。
【0058】
操作部20は、操作者によりこれまでに押下されていた静止画ボタン24が離されると、システム制御部10に対して静止画ボタン24が離されたことを示す信号を送る。システム制御部10は、操作部20から前記信号を受けると、カメラ制御部30に解除指令を送る。カメラ制御部30は、システム制御部10から解除指令を受けると、カメラ部2を通常状態に制御する。カメラ部2は、レコーダ部3に通常の映像信号を送る。レコーダ部3はカメラ部2からの映像信号をカセット内の磁気テープに記録すると共に、その映像信号をビューファインダ部4に送る。
【0059】
操作部20は、操作者により一時停止・解除ボタン25が押下されると、システム制御部10に一時停止・解除ボタン25が押下されたことを示す信号を送る。システム制御部10は、操作部20から上記信号を受けると、レコーダ制御部40に記録一時停止信号を送る。レコーダ制御部40は、システム制御部10から記録一時停止指令を受けると、レコーダ部3を記録一時停止状態に制御する。カメラ部2はレコーダ部3に通常の映像信号を送る。レコーダ部3はカメラ部2からの映像信号をビューファインダー部4に送る。
【0060】
ビューファインダ部4は、レコーダから受けた映像信号を表示する。
【0061】
図10(b)は、以上の動作により磁気テープ上に形成された記録パターンである。
【0062】
このように、本実施の形態によれば、操作部20上に静止画ボタン24を設けることにより、動画を記録しているときであっても、該静止画ボタン24が押下されている間だけ一時的に静止画を記録することが可能となる。これは、操作部20上に静止画ボタン24のみを追加するだけで実現できるので、小型化の妨げになることはない。また、このように構成することにより、撮影モードとして動画撮影モード及び静止画撮影モードの2つのモードを設けなくてもよくなるので、操作者が常に撮影モードを意識する必要はなく、撮影に集中することができるようになる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の映像記録再生装置によれば、映像記録再生装置の動作の指示を入力する入力手段と、前記動画の記録時における保持形態と前記静止画の記録時における保持形態とを変化させる保持形態変化機構と、前記映像記録再生装置の保持形態が前記動画の記録時における保持形態及び前記静止画の記録時における保持形態のいずれの形態であるかを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に応じて前記入力手段の機能を制御する制御手段とを備えるようにしたので、静止画撮影時には静止画撮影に適した保持形態があり、動画撮影時には動画撮影に適した保持形態があるという発想のもと、そのときの最適な撮影保持状態を保つようにすることができるとともに、保持形態に応じて入力手段の機能を変化させることにより、1つのボタンで快適な動画・静止画撮影を両立することができるという効果が得られる。
【0064】
請求項2の映像記録再生装置によれば、前記入力手段を、前記動画の映像信号又は前記静止画の映像信号の記録を開始する指示を入力する記録開始キーとしたので、保持形態に応じて記録開始キーの機能を制御することにより、1つのボタンで快適な動画・静止画撮影を両立することができるという効果が得られる。
【0065】
請求項3の映像記録再生装置によれば、前記記録開始キーは2段階のストロークを有し、前記制御手段は、前記検出手段により前記映像記録再生装置の保持形態が前記動画の記録時における保持形態であることが検出された場合に、前記記録開始キーの最初のストロークが動画記録開始を指示し且つ次のストロークが静止画記録開始を指示するように前記記録開始キーの機能を制御し、前記検出手段により前記映像記録再生装置の保持形態が前記静止画の記録時における保持形態であることが検出された場合に、前記記録開始キーの最初のストロークが静止画記録開始を指示し且つ次のストロークが動画記録開始を指示するように前記記録開始キーの機能を制御するようにしたので、1つのキーに2つのストロークを持たせるという簡単な構成で、動画撮影及び静止画撮影を両立することができるとともに、動画撮影中あるいは静止画撮影中に反対モードの撮影を行うことが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置としてのビデオカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したビデオカメラの保持形態を検出する検出回路の構成を示す電気回路図である。
【図3】動画撮影時のビデオカメラの保持形態の一例を示す説明図である。
【図4】ビデオカメラが図3に示した状態にあるときの検出回路の構成を示す電気回路図である。
【図5】静止画撮影時のビデオカメラの保持形態の一例を示す説明図である。
【図6】ビデオカメラが図5に示した状態にあるときの検出回路の構成を示す電気回路図である。
【図7】制御部218の制御手順を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置として適用可能なビデオカメラの外観斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図10】磁気テープ上に形成された記録パターンの一例を示す図である。
【図11】従来の映像記録再生装置の一例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
206 撮影開始トリガボタン (入力手段)
208 回転グリップ (保持形態変化機構)
210 グリップ回転軸 (保持形態変化機構)
212 回転グリップ保持形態検出スイッチ (検出手段)
214 動画撮影検出信号出力端子 (検出手段)
216 静止画撮影検出信号出力端子 (検出手段)
218 制御部 (制御手段)
3 レコーダ部 (記録手段)
10 システム制御部 (制御手段)
24 静止画ボタン (指示ボタン)

Claims (3)

  1. 動画の映像信号及び静止画の映像信号を記録可能な映像記録再生装置において、当該映像記録再生装置の動作の指示を入力する入力手段と、前記動画の記録時における保持形態と前記静止画の記録時における保持形態とを変化させる保持形態変化機構と、前記映像記録再生装置の保持形態が前記動画の記録時における保持形態及び前記静止画の記録時における保持形態のいずれの形態であるかを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に応じて前記入力手段の機能を制御する制御手段とを備えることを特徴とする映像記録再生装置。
  2. 前記入力手段は、前記動画の映像信号又は前記静止画の映像信号の記録を開始する指示を入力する記録開始キーであることを特徴とする請求項1に記載の映像記録再生装置。
  3. 前記記録開始キーは2段階のストロークを有し、前記制御手段は、前記検出手段により前記映像記録再生装置の保持形態が前記動画の記録時における保持形態であることが検出された場合に、前記記録開始キーの最初のストロークが動画記録開始を指示し且つ次のストロークが静止画記録開始を指示するように前記記録開始キーの機能を制御し、前記検出手段により前記映像記録再生装置の保持形態が前記静止画の記録時における保持形態であることが検出された場合に、前記記録開始キーの最初のストロークが静止画記録開始を指示し且つ次のストロークが動画記録開始を指示するように前記記録開始キーの機能を制御することを特徴とする請求項2に記載の映像記録再生装置。
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