JP3700868B2 - 光学系分離型信号記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光学系分離型信号記録再生装置に係り、特にカメラ一体型VTRやディジタルスチルカメラ等の光学系を有する光学系分離型信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラ一体型VTRは、どんなに軽量小型化を図っても、その大きさや重量には限度があり、撮影者の負担は軽くなっていない。また、最近でこそパーソナルコンピュータやワードプロセッサーに画像取り込みのハード的手段が装備されてきているため、カメラ一体型VTRが画像取り込み機器として利用される場合も増えてきている。しかしながら、上述したような多機能を有するカメラ一体型VTRは価格的にもずいぶん高価なものになり、なかなか新規需要開拓に至っていないのが現状である。
【0003】
例えば、光学系分離型ビデオカメラとして、ズームレンズを構成する光学系の一部をズームレンズから取り外し、単独に使用可能な結像光学系(単焦点レンズ、センサ及び信号処理回路等)としたものがある(特開平2─207678号公報)。即ち、単独に使用可能な結像光学系をVTR本体から分離させることにより、単焦点カメラとして使用することができるようにし、また、この結像光学系をVTR本体に組み込み、VTR本体側の前置光学系と共に使用することにより、ズーム付きカメラとしても使用できるようにしている。これにより、大きな一体型VTRでは撮影できなかった撮影が可能になると共に、ズームレンズ系と単焦点カメラの両者でレンズ系の一部とセンサ、回路を共有化できるために、部品点数が減り、コスト低減を可能にしている。
【0004】
また、モニタTV部を有するVTR部とカメラ部とが分離可能なモニタTV付きカメラ一体型VTRが提案されている(特公平4─6154号公報)。このモニタTV付きカメラ一体型VTRは、VTRデッキ部のテープ量監視可能な側面に、該VTR部と一体的に構成されるモニタTV部とカメラ部を備え、カメラ部が着脱可能となっている。これにより、カメラによる撮影状態をモニタTVによりモニタしつつ、かつ同時にVTR部による記録を直接テープ量を監視しつつ行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平2─207678号公報に記載の光学系分離型ビデオカメラは、単独に使用可能な結像光学系をVTR本体から分離させて単焦点カメラとして使用する場合、カメラ自体は軽くなるが、撮影時にはVTR本体側のファインダを覗かなければばらず、分離しているために却って使い勝手が悪く、撮影者の負担は軽くならない。
【0006】
また、特公平4─6154号公報に記載のモニタTV付きカメラ一体型VTRも、カメラ部をVTR部から外して使用する場合には、モニタTV部がVTR部側に一体的に設けられているため、上記と同様な問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、上述したような欠点を解消し、撮影者が手軽に撮影でき、かつパソコン、プリンタ等の他の機器に対して用途の拡張が可能な光学系分離型信号記録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、磁気的又は光学的に画像信号が記録再生されるテープ状あるいは円盤状の記録媒体若しくは半導体メモリを有するカード状の記録媒体が装着され、入力する画像信号を前記記録媒体に記録し又は該記録媒体から画像信号を再生する信号記録再生部と、前記信号記録再生部に対して着脱可能なカメラ部であって、被写体を撮像して得た画像信号を接続ケーブルあるいは赤外線又は電波による通信手段を介して前記信号記録再生部に出力するカメラ部と、前記カメラ部の投影面積が最大となる面に着脱可能な液晶モニタであって、前記最大となる面に着脱可能な取付部材と、該取付部材に対して任意の角度で停止可能に回動するモニタ本体とからなり、少なくとも該カメラ部から入力する画像信号に基づいて画像を表示する液晶モニタと、を備えたことを特徴としている。従って、撮影時には前記カメラ部を比較的重量のある信号記録再生部から分離し、カメラ部に着脱可能に設けた液晶モニタを見ながら撮影することができ、撮影者の負担を軽減することができる。
【0008】
また、前記カメラ部にパソコン等の他の機器に接続可能なインターフェースを設けることにより、パソコン等に対する画像信号の入力手段として使用することができる。更に、液晶モニタを分離して前記信号記録再生部や、プリンタ等の画像信号の出力が可能な他の機器に接続することにより、再生画像の表示手段として使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1及び図2はそれぞれ本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第1の実施の形態を示す外観斜視図であり、光学系を含むカメラ部の分離状態及び接続状態を示している。この光学系分離型信号記録再生装置は、テープカセット(図示せず)が装着される信号記録再生部としてのVTRデッキ部10と、光学系22等を含むカメラ部20と、液晶モニタ30とからなり、カメラ一体型VTRを構成している。
【0010】
上記VTRデッキ部10の上面には凹部12が形成され、カメラ部20の下面には凸部24が形成され、これらの凹部12と凸部24とによって、カメラ部20はVTRデッキ部10に対して着脱可能になっている。この着脱機構の詳細については後述する。尚、14はVTRデッキ部10の操作ボタン群である。
また、VTRデッキ部10とカメラ部20は、接続ケーブル40により接続され、カメラ部20で撮影して得た画像信号や音声信号は、接続ケーブル40を介してVTRデッキ部10に加えられるようになっている。この接続ケーブル40は、図2に示すような未使用時には、VTRデッキ部10側もしくはカメラ部20側に設けられてケーブル巻取機構(図示せず)によって巻き取られ、コンパクトな収納形態を採るようになっている。
【0011】
カメラ部20は、上記光学系22及び凸部24の他に、カメラ信号処理部26、ズームボタン28及び撮影ボタン(図示せず)等を含むスイッチ類から構成されている。尚、光学系22には、撮影状態に応じて光学ズーム倍率を約12倍程度まで変化させることができるズームレンズが用いられている。
また、液晶モニタ30は、カメラ部20の投影面積が最大となる面(図1上ではカメラ部20の上面)に着脱可能に設けられるとともに、図1上の矢印に示す方向に回動可能に設けられている。そして、カメラ部20から入力する画像信号に基づいて画像を表示できるようになっている。
【0012】
次に、VTRデッキ部10とカメラ部20との着脱機構、及びカメラ部20と液晶モニタ30との着脱機構について説明する。
図3はカメラ部20の下面の要部斜視図であり、図4はVTRデッキ部10の上面の要部斜視図である。図3に示すように、カメラ部20の下面に設けられている凸部24には、6つの嵌合部24A〜24Fが形成されている。これらの嵌合部のうち、凸部24の周囲の4つの嵌合部24A〜24Dには、スライド時に係合するためのオーバーハング部が形成されている。また、嵌合部24F内には、図示しないロック解除ボタンによって没入する爪24Gが設けられている。
【0013】
一方、図4に示すように、VTRデッキ部10の上面に設けられている凹部12は、前記カメラ部20の凸部24が所定量スライド可能な大きさに形成されている。また、この凹部12には、凸部24の6つの嵌合部24A〜24Fに対応して6つの嵌合部12A〜12Fが形成されている。
そして、カメラ部20の凸部24をVTRデッキ部10の凹部12に入れ、カメラ部20を図3の矢印A方向にスライドさせることにより、嵌合部24A〜24Dを嵌合部12A〜12Dに嵌合させ、スライド端で最終的に爪24Gを嵌合部12Fに係合させ、これによりカメラ部20をVTRデッキ部10に装着させる。カメラ部20を外す場合には、ロック解除ボタンによって爪24Gを没入させて嵌合部12Fとの係合を外し、カメラ部20を装着時と逆方向にスライドさせることにより、カメラ部20をVTRデッキ部10から分離させることができる。
【0014】
図5は液晶モニタ30をカメラ部20に装着した状態を示す要部斜視図であり、図6は液晶モニタ30の未装着状態を示す斜視図である。これらの図面に示すように、液晶モニタ30は、液晶画面32Aを有するモニタ本体32と、取付部材34と、モニタ本体32と取付部材34とを回動可能に取り付ける一対のヒンジ部36とから構成されている。
【0015】
上記取付部材34の下面には、図6に示すように凹部38が形成されている。この凹部38は、図4に示したVTRデッキ部10の凹部12と同様に構成されている。また、カメラ部20の上面には、図3に示したカメラ部20の下面の凸部24と同様な凸部(図示せず)が形成されており、カメラ部20側の凸部と液晶モニタ30の取付部材34の下面の凹部38とによって着脱可能になっている。更に、モニタ本体32は取付部材34に対してヒンジ部36を介して180度程度回転でき、かつヒンジ部36に入れたバネ等の摩擦抵抗により任意の角度で止めることがきるようになっている。更にまた、液晶モニタ30の未装着時には、取付部材34を図6に示すように折り畳むことにより、液晶画面32Aの汚れや傷付きも防止することができる。
【0016】
尚、カメラ部20から液晶モニタ30に画像信号等を加えるための入出力端子を前記凹部と凸部とに設け、液晶モニタ30の着脱に連動して接続できるようにしてもよいし、図示しない接続ケーブルによってカメラ部20と液晶モニタ30とを電気的に接続するようにしてもよい。
上記構成のカメラ一体型VTRによって撮影を行う場合には、略直方体形状をなしているVTRデッキ部10を、図7に示すようにウエストバッグ50内に収納し、液晶モニタ30を装着したカメラ部20のみを把持して撮影する。これにより、従来のカメラ一体型VTRに比べて把持するカメラ部20等の小型軽量化を図ることができ、撮影者の負担を軽減できる。
【0017】
次に、図8により上記カメラ一体型VTRの内部構成について説明する。
同図に示すように、カメラ部20は、主として光学系22と、オーディオ部23と、カメラ処理部26とから構成され、VTRデッキ部10は、主としてビデオ信号処理部16と、機構部17と、制御回路部18とから構成されている。
カメラ部20の光学系22は、撮影レンズ、絞り、CCD(Charge Coupled Device) 等から構成され、CCDからの出力信号はカメラ処理部26に加えられる。カメラ処理部26は、AGC(Auto Gain Control) 回路、A/D変換回路、カメラプロセス回路、D/A変換回路、カメラコントロールマイコン等から構成されている。
【0018】
光学系22のCCDからのCCD出力は、AGC回路によって増幅されたのち、A/D変換回路によりディジタル信号に変換されてカメラプロセス回路に加えられる。カメラプロセス回路では、DSP(Digital Signal Processor)等により「RGB分離」「γ補正」「シャープネス補正」「色補正」「Y−C分離化」等の様々な処理が行われる。そして、最終的にD/A変換回路で再度アナログ信号に変換され、接続ケーブル40を介してVTRデッキ部10内のビデオ信号処理部16に加えられるとともに、アナログアンプを介して液晶モニタ30等と接続されるアナログ出力端子に加えられる。尚、ディジタル信号を扱うカメラ一体型VTRでは、カメラ信号処理回路としては、「AGC回路」〜「カメラプロセス回路」まであればよく、カメラ部20の小型化ができる。
【0019】
また、オーディオ部23は、主としてマイクユニットと、FM変調回路とから構成されている。そして、音声信号はマイクユニットを通し、FM変調回路でFM変調され、接続ケーブル40を介してVTRデッキ部10内のビデオ信号処理部16に加えられ、最終的に映像信号と同期して磁気テープに記録される。
VTRデッキ部10のビデオ信号処理部16は、映像信号処理回路と、記録再生回路と、記録/再生アンプとからなり、カメラ部20から入力した映像信号は映像信号処理回路で輝度信号及びクロマ信号に分離され、これらの信号は記録再生回路によって磁気記録に適した記録信号に変換されたのち、記録/再生アンプを介して機構部17の回転ヘッドドラムに加えられる。これにより磁気テープに映像を示す磁気信号が記録される。
【0020】
一方、再生時には、磁気テープに記録された映像を示す磁気信号は回転ヘッドドラムによって読み取られ、記録/再生アンプを介して記録再生回路に加えられる。記録再生回路は、この磁気信号を所定のフォーマットの映像信号に復調して液晶モニタ30等に出力する。尚、VTRデッキ部10の制御回路部18は、バッテリー等の電源を昇圧するDC/DCコンバータ等を含む電源回路、機構部17を制御するメカ/サーボ制御回路、機構部17及びカメラ処理部26を統括・制御するメインマイコン等から構成されている。
【0021】
次に本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第2の実施の形態について説明する。
図9及び図10はそれぞれ本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第2の実施の形態を示す外観斜視図であり、光学系を含むカメラ部の分離状態及び接続状態を示している。この光学系分離型信号記録再生装置は、円盤状の磁気あるいは光(磁気)記録媒体、例えば1.8 ″程度の大きさのリムーバブル・ハードディスク、100MB以上の大容量フロッピーディスク、光磁気ディスク、書き換え型光ディスク、あるいは相変化ディスク、フラッシュメモリを用いたICカード等の記録媒体が装着される信号記録再生部110と、光学系122等を含むカメラ部120と、液晶モニタ130とからなり、ディジタルスチルカメラを構成している。
【0022】
上記信号記録再生部110の上面には凹部112が形成され、カメラ部120の下面には凸部124が形成され、これらの凹部112と凸部124とによって、カメラ部120は信号記録再生部110に対して着脱可能になっている。この着脱機構は、第1の実施の形態と同様なため、その詳細な説明については省略する。尚、114は信号記録再生部110を操作するためのスイッチ、116は記録媒体の挿入口、118は記録媒体の取出しボタン、126はカメラ信号処理部、128はズームボタン、140は接続ケーブルである。
【0023】
また、液晶モニタ130は、カメラ部120の投影面積が最大となる面(図9上ではカメラ部120の上面)に着脱可能に設けられるとともに、図1上の矢印に示す方向に回動可能に設けられている。そして、カメラ部120から入力する画像信号に基づいて画像を表示できるようになっている。尚、液晶モニタ130とカメラ部120との着脱機構は、第1の実施の形態と同様なため、その詳細な説明については省略する。
【0024】
次に、図11により上記ディジタルスチルカメラの内部構成について説明する。 同図に示すように、カメラ部120は、主として光学系122と、カメラ処理部126とから構成されている。
カメラ部120の光学系122は、撮影レンズ、CCD等から構成され、CCDからの出力信号はカメラ処理部126に加えられる。カメラ処理部126は、A/D変換回路、メモリコントローラ、メモリバッファ、信号処理回路、D/A変換回路等から構成されている。光学系122のCCDからのCCD出力は、図示しないアナログ処理回路により、「γ補正」「ホワイトバランス処理」「色分離」のアナログ処理が行われたのち、A/D変換器でディジタルデータに変換される。A/D変換された画像のディジタルデータは、メモリコントローラを介してメモリバッファに格納される。更に、画像のディジタル信号は、信号処理回路で適宜の信号処理されたのち、D/A変換回路を通してアナログ信号に変換されて液晶モニタ30等と接続されるアナログ出力端子に出力される。
【0025】
これにより撮影している画像を液晶モニタ130により確認することができる。この信号処理プロセスが、カメラ処理部126に最低限含めなければならない信号処理プロセスである。
このように信号処理された信号は、接続ケーブル140を介して信号記録再生部110に送られる。この信号記録再生部110は、CPU、ADCT(Adaptive Discrete cosine Transform)、コーダー、インターフェース等から構成されており、カメラ部120から入力した画像を示すディジタルデータは、ADCTを用いた画像圧縮部に入り、画像の絵柄に応じて「アクティビティ」を計算する。その後、DCT変換を行った後、量子化テーブルを用いて量子化し、固定長化を行いデータ圧縮が完了する。なお、画像圧縮に「ADCT」を用いたが、圧縮方法として「JPEG」、「Motion JPEG」、「MPEG」等の方式を採用しても良い。
【0026】
このようにしてデータ圧縮された画像データは、インターフェースを介して記録媒体に記録される。
一方、再生時には、記録媒体に記録された画像データがインターフェースを介して読み取られ、データ圧縮された画像データの伸長処理等が行われる。このようにして伸長された画像データは、信号処理回路、D/A変換回路を通して液晶モニタ30等に加えられ、ここで画像表示される。
【0027】
尚、上記実施の形態では、映像信号及び音声信号は接続ケーブルを介して信号の授受を行っているが、接続ケーブルを使用せず、カメラ部と信号記録再生部とにそれぞれ発光/受光素子とを設置し、赤外線通信を行うようにすれば、又は電波の送/受信器を設置し、無線通信を行うようにすれば、より一層携帯性が良化する。
【0028】
図12乃至図18はそれぞれ本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第3乃至第9の実施の形態を示す概略図であり、光学系分離型信号記録再生装置を構成する信号記録再生部、カメラ部の光学系及びカメラ信号処理部、液晶モニタの各部の未使用時の配置例に関して示している。
これらの図面において、(ア)=信号記録再生部、(イ)=カメラ信号処理部、(ウ)=光学系、(エ)=液晶モニタを示す。これらに示すように、液晶モニタは、光学系(ウ)の上面、あるいはカメラ信号処理部の上面(イ)、あるいは光学系(ウ)とカメラ信号処理部(イ)の上面のいずれの場合でもカメラ部の最大投影面積内に配置されていれば良い。尚、図12、図13、図16に示す実施の形態の場合には、信号記録再生部がカメラ部の左側面に配置されても良い。
【0029】
ところで、本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置において、分離されたカメラ部は入力機器として単独で、例えばパソコン等の画像入力手段としても使用できるため、カメラ一体型VTRやディジタルスチルカメラの本来の使用法以外にも広い用途で使用することができ、一台で多用途化が図れるという利点がある。更に、分離された液晶モニタも、例えばプリンター等の画像出力機器に接続することにより、従来のカメラ一体型VTRで使用されていた液晶モニタとしての利用法以外に種々の用途が広がるという大きな利点がある。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置によれば、信号記録再生部に対して着脱可能なカメラ部、及びカメラ部に対して着脱可能な液晶モニタを用いることにより、撮影時にカメラ部を比較的重量のある信号記録再生部から分離し、カメラ部に着脱可能に設けた液晶モニタを見ながら撮影することができ、撮影者の負担を軽減することができる。また、分離したカメラ部及び液晶モニタ部が独立してパソコンやプリンターにも使用可能であるため、従来に比べて機器の多用途化が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第1の実施の形態を示す光学系を含むカメラ部の分離状態の外観斜視図である。
【図2】図2は図1に示した光学系分離型信号記録再生装置における光学系を含むカメラ部の接続状態を示す外観斜視図である。
【図3】図3は図1に示した光学系分離型信号記録再生装置におけるカメラ部の下面の要部斜視図である。
【図4】図4は図1に示した光学系分離型信号記録再生装置におけるVTRデッキ部の上面の要部斜視図である。
【図5】図5は図1に示した光学系分離型信号記録再生装置におけるカメラ部の下面の要部斜視図である。
【図6】図6は図1に示した光学系分離型信号記録再生装置における液晶モニタの未装着状態を示す斜視図である。
【図7】図7は図1に示した光学系分離型信号記録再生装置の撮影時の使用例を示す図である。
【図8】図8は図1に示した光学系分離型信号記録再生装置の内部構成を示すブロック図である。
【図9】図9は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第2の実施の形態を示す光学系を含むカメラ部の分離状態の外観斜視図である。
【図10】図10は図9に示した光学系分離型信号記録再生装置における光学系を含むカメラ部の接続状態を示す外観斜視図である。
【図11】図11は図9に示した光学系分離型信号記録再生装置の内部構成を示すブロック図である。
【図12】図12は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第3の実施の形態を示す概略図である。
【図13】図13は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第4の実施の形態を示す概略図である。
【図14】図14は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第5の実施の形態を示す概略図である。
【図15】図15は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第6の実施の形態を示す概略図である。
【図16】図16は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第7の実施の形態を示す概略図である。
【図17】図17は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第8の実施の形態を示す概略図である。
【図18】図18は本発明に係る光学系分離型信号記録再生装置の第9の実施の形態を示す概略図である。
【符号の説明】
10…VTRデッキ部
12、38、112…凹部
20、120…カメラ部
22、122…光学系
24、124…凸部
30、130…液晶モニタ
34…取付部材
36…ヒンジ部
40、140…接続ケーブル
50…ウエストバッグ
110…信号記録再生部
Claims (6)
- 磁気的又は光学的に画像信号が記録再生されるテープ状あるいは円盤状の記録媒体若しくは半導体メモリを有するカード状の記録媒体が装着され、入力する画像信号を前記記録媒体に記録し又は該記録媒体から画像信号を再生する信号記録再生部と、
前記信号記録再生部に対して着脱可能なカメラ部であって、被写体を撮像して得た画像信号を接続ケーブルあるいは赤外線又は電波による通信手段を介して前記信号記録再生部に出力するカメラ部と、
前記カメラ部の投影面積が最大となる面に着脱可能な液晶モニタであって、前記最大となる面に着脱可能な取付部材と、該取付部材に対して任意の角度で停止可能に回動するモニタ本体とからなり、少なくとも該カメラ部から入力する画像信号に基づいて画像を表示する液晶モニタと、
を備えたことを特徴とする光学系分離型信号記録再生装置。 - 前記信号記録再生部はテープカセットが装着されるVTRデッキ部である請求項1記載の光学系分離型信号記録再生装置。
- 前記VTRデッキ部は、ウエストバックに収納可能に略直方体形状をなしていることを特徴とする請求項2記載の光学系分離型信号記録再生装置。
- 前記信号記録再生部は、ハードディスク、フロッピーディスク、光磁気ディスク、書き換え型光ディスク及びICカードのうちの何れかの記録媒体が装着され、該記録媒体にディジタル画像信号を記録再生するディジタルスチルカメラを構成する記録再生部である請求項1記載の光学系分離型信号記録再生装置。
- 前記カメラ部は、画像信号に基づいて画像を表示するパソコン等の他の機器に接続可能なインターフェースを有することを特徴とする請求項1記載の光学系分離型信号記録再生装置。
- 前記液晶モニタは、前記信号記録再生部によって再生された画像信号又は他の画像信号を出力する他の機器からの画像信号に基づいて画像を表示することを特徴とする請求項1記載の光学系分離型信号記録再生装置。
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