JP3925361B2 - 取材情報提供装置、取材用携帯端末装置及び取材情報提供方法 - Google Patents

取材情報提供装置、取材用携帯端末装置及び取材情報提供方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話、パソコンなどの端末に用いて有用な取材情報提供装置取材用携帯端末装置及び取材情報提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子新聞をネットワークで供給する電子新聞サーバーに、無線により接続された取材端末が有する画像入力手段により取材対象の撮影を行い、画像データを電子新聞サーバーに送信する一方で、取材端末の位置情報、取材者が口頭で述べた音声メール形式の記事、取材端末の周辺温度等の環境データを同時に送信し、電子新聞サーバーが受信したデータが、編集会議室で検討され、取材者への指示や、他の取材端末を有する取材者への応援依頼や、記事の電子新聞サーバーによる発行が行われるようにした取材情報提供システム及び取材用携帯端末装置が開発されている(例えば、特開平8−322091号公報)。
この取材情報提供システム及び取材用携帯端末装置によれば、電子カメラ及びディジタルビデオは、取材現場の状況を映像情報として入力し、ディジタル信号とすることが出来、携帯端末が画像情報をサーバーに転送することを可能とする。これにより従来携帯端末だけで入力し得る文字による原稿だけではなく、映像情報も入力し、サーバーに転送するという、いわゆる基本的な取材機能を達成することが出来る。
【0003】
また、現在位置検出手段は、取材者の所在地をいちいち取材者自身が言葉により報告することなく、自動的にサーバーに報告することが出来、撮影した写真の現場位置や、取材者自身の行動追跡を行うことが出来る。
また、音声入力手段を持つことで、取材者が現場の取材中に、原稿の入力や電話をかけて相手が出るのを待つという時間のロスで、取材のタイミングを逸するということがなく、取材者は撮影しながら現場の状況をしゃべるだけで、通信に気を使うことなく取材に専念することが出来る。
【0004】
一方、サーバーは携帯端末から送信された画像情報、音声メール情報、そして携帯端末の位置情報を受信する。サーバー側にいる記者は、この情報を用いて現場状況を判断し、ニュース原稿を作成して即時ニュースとして報道する。また、現場の状況により、現地の取材者に個別に行動指示を送って、例えば他の場所にいる取材者を応援に行かせるといった操作を可能とする。
また、地域固定方式のライブカメラが知られている。地域固定方式のライブカメラを用いて遠隔地にいる者が遠隔操作で当該地域の現況を見ることを可能とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の取材情報提供システム及び取材用携帯端末装置の場合、取材者は新聞社内のものに限られているので、殺傷事件、交通事故、火災といった取材対象事象がリアルタイムで変わっていく状況に対応し、迅速かつ確実な取材活動などを行えないという問題点があった。
また、地域固定方式のライブカメラの場合、ライブカメラは特定の地域に固定であり、遠隔者にとり有益な撮影画像等を迅速かつ確実に取得できないという問題点もあった。
【0006】
そこで、本発明は、待ち合わせ人、徘徊老人、迷子といった個人的な取材対象ばかりでなく、火災、交通事故といった社会的な取材事象を含む価値のある有効な取材情報を迅速かつ確実に確保することが可能な、取材情報提供装置取材用携帯端末装置及び取材情報提供方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、取材対象事象がリアルタイムで変わっていく状況に対応し、全国に所在する取材依頼先登録者の中から、取材対象事象の近傍位置に現存する取材依頼先に対し迅速かつ確実な取材活動を依頼することが可能な、取材情報提供装置取材用携帯端末装置及び取材情報提供方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、特定の地域に存在するカメラ付き携帯電話などの携帯端末をもつ取材依頼先から、有益な撮影画像などの情報を迅速かつ確実に取得できることが可能な、取材情報提供装置取材用携帯端末装置及び取材情報提供方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を達成するために、次のような特徴を備えている。
【0008】
請求項1記載の発明に係る取材情報提供装置は、例えば、図1〜図6に示すように、複数の端末から使用機器情報を受信する第1の受信手段と、この第1の受信手段により受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別する判別手段と、この判別手段により取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段により登録済み関連情報を送信した後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信する第2の受信手段と、この第2の受信手段により受信された取材依頼情報に含まれている取材場所情報に対応する取材者端末へ前記取材依頼情報を送信する第2の送信手段と、この第2の送信手段により送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信する第3の受信手段と、この第3の受信手段により受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信する第3の送信手段と、を備えている。
請求項2記載の発明に係る取材情報提供装置は、例えば、図1〜図6に示すように、複数の端末から使用機器情報を受信する第1の受信手段と、この第1の受信手段により受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別する判別手段と、この判別手段により取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段により登録済み関連情報を送信した後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信する第2の受信手段と、この第2の受信手段により受信された取材依頼情報に含まれている取材場所の近傍に取材者端末が現存しているか否かを検出する端末現存検出手段と、この端末現存検出手段により前記取材者端末が前記取材場所の近傍に現存していると検出された場合、この検出された取材者端末へ前記第1の受信手段により受信された取材依頼情報を送信する第2の送信手段と、この第2の送信手段により送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信する第3の受信手段と、この第3の受信手段により受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信する第3の送信手段と、を備えていることを特徴とする。
【0009】
請求項記載の発明に係る取材用携帯端末装置は、例えば、図1〜図6に示すように、自己の使用機器情報を管理用サーバーに送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段により使用機器情報を前記管理用サーバーに送信した後において、前記管理用サーバーから、取材適格性を備えている取材者端末として登録されたことを示す登録済み関連情報を受信する第1の受信手段と、この第1の受信手段により登録済み関連情報を受信した後において、前記管理用サーバーを介して取材依頼元端末から送信された取材依頼情報を受信する第2の受信手段と、この第2の受信手段により受信された取材依頼情報を表示部に表示させる表示制御手段と、この表示制御手段の制御により表示された取材依頼情報に従って行われた取材結果である取材情報を前記管理用サーバーに向けて送信する第2の送信手段と、を備えていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6を参照して本発明に係る取材情報提供システムの実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態にかかる取材情報提供システムの全体を示す。
図1に示すように、取材情報提供システムSは、取材依頼元(登録者)端末1、取材者端末2、および、管理用サーバー3を、通信手段またはネットワークであるインターネットNを介して接続して構成されている。
【0013】
管理用サーバー3は、各部全体を制御するためのCPU6を中心として、取材依頼元(登録者)端末1または取材者端末2からインターネットNを介して取材者応募データおよび取材情報等を受信するための受信手段となる受信部4aと、この受信部4aにより受信した取材情報などを記憶するためのRAM5と、このRAM5に記憶された取材情報などに対応した処理結果、および、取材依頼元者端末1・取材者端末2等にインターネットNを介して各種のデータ・情報を送信するための送信手段となる送信部4bとを備えている。なお、受信部4aと送信部4bとで通信部4が構成されている。
このサーバー3は、更に、各種のデータを入力するための入力部7、各種のデータを表示するための表示部8、各種のデータを予め格納しているROM9を備えている。
【0014】
また、取材依頼元端末1は、各部全体を制御するためのCPU10を中心として、自己の取材依頼元端末1から管理用サーバー3に向けて取材応募を行った後、取材依頼元登録済み関連情報、取材依頼情報、対価振込完了情報、および、金融機関端末(図示せず)からの対価振込完了情報などといった各種の情報を受信するための受信部11aと、管理者サーバー3に向けて取材応募、取材情報などといった各種の情報を、インターネットNを介して送信するための送信部11bとをそれぞれ備えている。なお、受信部11aと送信部11bとで通信部11が構成されている。
【0015】
この取材者端末1は、更に、各種のデータを入力するための入力部13、各種のデータを表示するための表示部14、各種のデータを予め格納しているROM15を備えている。
入力部13は、図2(A)に示すように、取材者端末2の場合と同様な働きが可能となるように、取材依頼元端末1自身の端末識別データを記憶する端末識別データ記憶部13aと、取材依頼元端末1自身の現在位置を取得するための位置検出機能部13b、取材依頼元端末1の周囲における取材対象を撮影するための撮影機能部13c、現在の日付、時刻、曜日といった時刻を計時するための時刻計時機能部13d、取材状況を取材依頼元端末1または新聞社等の外部の取材端末に伝達するために使われる取材状況伝達機能部13eを備えている。
端末識別データ記憶部13aは、端末の製造番号、電話番号、端末所有者名、端末名義人等の識別データを記憶している。位置検出機能部13bは、内蔵されているGPS、または携帯端末と基地局との通信状況から自己の現在位置を取得する現在位置取得部などから構成されている。撮影機能部13cは、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラといった電子的な撮影機能部から構成されている。時刻計時機能部13dは、内蔵されている時刻計時部または標準電波時計などから構成されている。取材状況伝達機能部13eは、相手先と音声で通話可能な通話部、ペンなどによる手書き操作で取材情報を入力可能な手書き入力部、キー操作で取材情報を入力可能なキーボード部などから構成されている。
【0016】
また、取材者端末2は、各部全体を制御するためのCPU20を中心として、サーバー3からの取材依頼などを受信するための受信部21aと、この受信部21aから受信した情報などを記憶するためのRAM22と、サーバー3からの取材依頼に対応した取材情報などを取材依頼元端末1及びサーバー3へインターネットNを介して送信するための送信部21bとを備えている。なお、受信部21aと送信部21bとで通信部21が構成されている。
この取材者端末2は、更に、各種のデータを入力するための入力部23、各種のデータを表示するための表示部24、各種のデータを予め格納しているROM25を備えている。
入力部23は、図2(B)に示すように、取材者端末1自身の端末識別データを記憶する端末識別データ記憶部23aと、取材者端末1自身の現在位置を取得するための位置検出機能部23b、取材者端末1の周囲における取材対象を撮影するための撮影機能部23c、現在の日付、時刻、曜日といった時刻を計時するための時刻計時機能部23d、取材状況を取材依頼元端末1または新聞社等の外部の取材端末に伝達するために使われる取材状況伝達機能部23eを備えている。
端末識別データ記憶部23aは、端末の製造番号、電話番号、端末所有者名、端末名義人等の識別データを記憶している。位置検出機能部23bは、内蔵されているGPS、または携帯端末と基地局との通信状況から自己の現在位置を取得する現在位置取得部などから構成されている。撮影機能部23cは、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラといった電子的な撮影機能部から構成されている。時刻計時機能部23dは、内蔵されている時刻計時部または標準電波時計などから構成されている。取材状況伝達機能部23eは、相手先と音声で通話可能な通話部、ペンなどによる手書き操作で取材情報を入力可能な手書き入力部、キー操作で取材情報を入力可能なキーボード部などから構成されている。
【0017】
図3(A)は管理用サーバー3に備えられたROM9を示す。このROM9は、取材者募集用HP情報記憶領域9a、取材者登録済み関連情報記憶領域9b、取材対象端末の近傍範囲情報記憶領域9c、取材依頼情報記憶領域9d、取材期限情報記憶領域9e、および、対価支払い依頼情報記憶領域9fを備えている。
【0018】
取材者募集用HP情報記憶領域9aは、取材者募集用の記事内容を記憶している。取材者登録済み関連情報記憶領域9bは、取材を応募した者である取材者または取材依頼元に対して通知する取材者登録済み関連情報を記憶している。近傍範囲情報記憶領域9cは、取材場所に対する取材者端末の現在位置との間の距離を測る際に使われる取材者端末の近傍範囲情報を記憶している。取材依頼情報記憶領域9dは、登録済み取材者に対して取材依頼を行うための情報を記憶している。取材期限情報記憶領域9eは、取材依頼元への取材情報の提供期限または新聞社等へ通知する取材期限の情報を記憶している。この取材期限情報記憶領域9eは、新聞記事へ登載するまでに間に合う段階的な複数の時刻と、この段階的な複数の記事登載時刻に応じた対価とを示す複数の時刻別金額リストを記憶している。段階的な複数の記事登載時刻は、取材対象発生から新聞記事へ登載するまでに間に合う時刻を複数の時間帯に分けたものであり、取材対象発生の初期段階では対価額が高く、新聞記事へ登載のぎりぎりの段階では対価額が安くなっている。対価支払い依頼情報記憶領域9fは、金融機関に対して対価支払いの依頼を行うための情報を記憶している。
【0019】
図3(B)は取材依頼元端末1に備えられたROM15を示す。このROM15は、使用機器情報である機器ID情報記憶領域15a、位置検出機能情報記憶領域15b、撮影機能情報記憶領域15c、時刻計時機能情報記憶領域15d、取材状況伝達機能情報記憶領域15e、および、対価支払い依頼情報記憶領域15fを備えている。
機器ID情報記憶領域15aは、取材依頼元端末1自体の機器ID、登録済みの撮影者名または所有者名も含む情報を記憶している。位置検出機能情報記憶領域15bは、取材依頼元端末1に内蔵されたGPSなどにより、現在の位置または場所(緯度・経度・高度)を検出後、その検出された現在位置・場所を記憶している。撮影機能情報記憶領域15cは、デジタルカメラまたはビデオカメラなどの機器の種類、機種名などの各種の情報を記憶している。時刻計時機能情報記憶領域15dは標準電波で時刻を取得するのか、GPSなどの機器を用いて時刻を取得するのかを示すための情報を記憶している。取材状況伝達機能情報記憶領域15eは、取材状況を伝達するのかを示すための情報を記憶している。対価支払い依頼情報記憶領域15fは、金融機関に対して対価支払いの依頼を行うための情報を記憶している。
図3(C)は取材者端末2に備えられたROM25を示す。このROM25は、使用機器情報である機器ID情報記憶領域25a、位置検出機能情報記憶領域25b、撮影機能情報記憶領域25c、時刻計時機能情報記憶領域25d、取材状況伝達機能情報記憶領域25e、および、対価支払い依頼情報記憶領域25fを備えている。
【0020】
機器ID情報記憶領域25aは、取材者端末2自体の機器ID、登録済みの撮影者名または所有者名も含む情報を記憶している。位置検出機能情報記憶領域25bは取材者端末2に内蔵されたGPSなどにより、現在の位置または場所(緯度・経度・高度)を検出後、その検出された現在位置・場所を記憶している。撮影機能情報記憶領域25cは、デジタルカメラまたはビデオカメラなどの機器の種類、機種名などの各種の情報を記憶している。時刻計時機能情報記憶領域25dは標準電波で時刻を取得するのか、GPSなどの機器を用いて時刻を取得するのかを示すための情報を記憶している。取材状況伝達機能情報記憶領域25eは、取材状況を伝達するのかを示すための情報を記憶している。対価支払い依頼情報記憶領域25fは、金融機関に対して対価支払いの依頼を行うための情報を記憶している。
【0021】
図4(A)(B)及び(C)は取材依頼元端末1、取材者端末2、および、サーバー3に備えられたRAM12、RAM5、RAM22を示す。
取材依頼元端末RAM12は、登録画面記憶領域12a、取材応募データ記憶領域12b、使用機器情報である機器ID情報記憶領域12c、位置検出機能情報記憶領域12d、撮影機能情報記憶領域12e、時刻計時機能情報記憶領域12f、取材状況伝達機能情報記憶領域12g、および、発信時刻記憶領域12hを備えている。
【0022】
登録画面記憶領域12aは、登録画面(フォーマット)を記憶している。取材応募データ記憶領域12bは、取材応募に必要なデータを記憶している。また、機器ID情報記憶領域12cは、取材依頼元端末1自体の機器ID、登録済みの撮影者名または所有者名も含む情報を記憶している。位置検出機能情報記憶領域12dは、取材依頼元端末1に内蔵されたGPSなどにより、現在の位置または場所(緯度・経度・高度)を検出後、その検出された現在位置・場所を記憶している。撮影機能情報記憶領域12eは、デジタルカメラまたはビデオカメラなどの機器の種類、機種名などの各種の情報を記憶している。時刻計時機能情報記憶領域12fは標準電波で時刻を取得するのか、GPSなどの機器を用いて時刻を取得するのかを示すための情報を記憶している。取材状況伝達機能情報記憶領域12gは、通話、手書き入力、キーボードなどどのような入力手段で取材状況を伝達するのかを示すための情報を記憶している。対価支払い依頼情報記憶領域12hは、金融機関に対して対価支払いの依頼を行うための情報を記憶している。
【0023】
サーバーRAM5は、金融機関契約情報記憶領域5a、取材者募集用HP情報記憶領域5b、取材者登録済み関連情報記憶領域5c、取材対象端末の近傍範囲情報記憶領域5d、取材依頼情報記憶領域5e、取材期限情報記憶領域5f、および、対価支払い依頼情報記憶領域5gを備えている。
【0024】
金融機関契約情報記憶領域5aは、金融機関との間で取り交わされる契約情報を記憶する。取材者募集用HP情報記憶領域5bは、取材者募集用の記事内容を記憶する。取材者登録済み関連情報記憶領域5cは、取材を応募した者に対して通知する取材者登録済み関連情報を記憶する。近傍範囲情報記憶領域5dは、取材対象位置との間の距離を測る際に使われる取材対象端末の近傍範囲情報を記憶する。取材依頼情報記憶領域5eは、登録済み取材者に対して取材依頼を行うための情報を記憶する。取材期限情報記憶領域5fは、登録済み取材者に対して通知する取材期限の情報を記憶する。この取材期限情報記憶領域5g、新聞記事へ登載するまでに間に合う段階的な複数の時刻と、この段階的な複数の記事登載時刻に応じた対価とを示す複数の時刻別金額リストを記憶する。段階的な複数の記事登載時刻は、取材対象発生から新聞記事へ登載するまでに間に合う時刻を複数の時間帯に分けたものであり、取材対象発生の初期段階では対価額は高く、新聞記事へ登載のぎりぎりの段階では対価額は安くなっている。対価支払い依頼情報記憶領域5hは、金融機関に対して対価支払いの依頼を行うための情報を記憶する。
【0025】
取材者端末RAM22は、登録画面記憶領域22a、取材応募データ記憶領域22b、使用機器情報である機器ID情報記憶領域22c、位置検出機能情報記憶領域22d、撮影機能情報記憶領域22e、時刻計時機能情報記憶領域22f、取材状況伝達機能情報記憶領域22g、および、発信時刻記憶領域22hを備えている。
登録画面記憶領域22aは、登録画面(フォーマット)を記憶している。取材応募データ記憶領域22bは、取材応募に必要なデータを記憶している。また、機器ID情報記憶領域22cは、取材依頼元端末1自体の機器ID、登録済みの撮影者名または所有者名も含む情報を記憶している。位置検出機能情報記憶領域22dは、取材依頼元端末1に内蔵されたGPSなどにより、現在の位置または場所(緯度・経度・高度)を検出後、その検出された現在位置・場所を記憶している。撮影機能情報記憶領域22eは、デジタルカメラまたはビデオカメラなどの機器の種類、機種名などの各種の情報を記憶している。時刻計時機能情報記憶領域22fは標準電波で時刻を取得するのか、GPSなどの機器を用いて時刻を取得するのかを示すための情報を記憶している。取材状況伝達機能情報記憶領域22gは、通話、手書き入力、キーボードなどどのような入力手段で取材状況を伝達するのかを示すための情報を記憶している。対価支払い依頼情報記憶領域22hは、金融機関に対して対価支払いの依頼を行うための情報を記憶している。
【0026】
図5は、取材依頼元端末1、サーバー3、取材依頼元端末2における各処理を示す。
まず、サーバー3は取材者募集用HP(ホームページ)をネット上に掲載し、図6(A)に示すような、登録用フォーマットを表示する。そこで、これをネット上で閲覧するため、取材依頼元が取材依頼元端末1を用いて、インターネットNを介して、サーバー3にアクセスすると、サーバー3に表示されている登録用フォーマットがインターネットNを介して、サーバー3へ送信される(ステップS1)。取材依頼元端末1は登録用フォーマットを含む登録画面データを受信するとともに、RAM12内における記憶領域12aに登録画面データを格納する(ステップ2)。
同様、取材者が取材者端末2を用いて、インターネットNを介して、サーバー3にアクセスすると、サーバー3に表示されている登録用フォーマットがインターネットNを介して、サーバー3へ送信される(ステップS1)。取材者端末1は登録用フォーマットを含む登録画面データを受信するとともに、RAM22内における記憶領域22aに登録画面データを格納する(ステップ3)。
取材依頼元端末1および取材者端末2において、登録画面(図6(A))が表示された後、取材依頼元および取材者は「取材依頼元・取材者募集」の説明に従って、取材依頼元および取材者の名前、取材依頼元端末1および取材者端末2の機種名など記入する。
【0027】
図6(A)に示すように、受信された登録用フォーマット画像が登録画面として表示部14に表示されている状態のもと、その登録フォーマット画像の中の「登録する」のソフトボタン14aがクリック操作されたか否かがCPU10の働きにより判別される。「登録する」のソフトボタン14aがクリック操作されたと判別されると、図6(B)に示すように、確認画面として、登録フォーマット画像が表示部14に表示される。
そこで、登録フォーマット画像が表示部14に表示されている状態のもと、その登録フォーマット画像中の「確認」のソフトボタン14bまたは「取消」ソフトボタン14cがクリック操作されたか否かが判別される。もしも、「取消」ソフトボタン14cがクリック操作されずに、申込を最終的に確認するための「確認」のソフトボタン14bがクリック操作されたとCPU10の働きにより判別され、この一連の操作の判定処理が完了する(ステップS4、S5)。
【0028】
この一連の操作の判定処理が完了すると、取材依頼元端末1および取材者端末2は、サーバー3へ以下のデータを送信する(ステップS6,S7)。すなわち、▲1▼応募データ、▲2▼使用機器情報、▲3▼確認操作時刻(発信時刻)T1である。▲1▼応募データは、今回の募集に対して応募する旨の意思内容であり、▲2▼使用機器情報は、取材依頼元端末1および取材者端末2のROM15・ROM25における記憶領域15a・25aまたはRAM12・RAM22内における記憶領域12c・22cに記憶されている端末ID、位置検出機能またはそれの有無、撮影機能またはそれの有無、時刻計時機能またはそれの有無、取材状況伝達機能またはそれの有無などであり、更に、▲3▼確認操作時刻(発信時刻)T1は、「確認」のソフトボタン14bがクリック操作された時点における確認操作時刻(発信時刻)T1である。
【0029】
サーバー3は、ステップS6、S7のステップ後、取材依頼元端末1および取材者端末2による応募者からの送信データを受信し、その送信データをRAM12・RAM22内における記憶領域12b・22bに格納する(ステップS8)。サーバー3は、その後、取材依頼元端末1および取材者端末2から送信された送信データとサーバー3におけるROM9に予め記憶されている機種名などとを比較し、取材依頼元端末1自体および取材者端末2自体が機材として取材適格性を備えているか否かが判別される(ステップS8)。
取材依頼元端末1自体および取材者端末2自体が機材としての取材適格性を備えていると判別されると、サーバー3は、図7(A)に示すような取材依頼元・取材者登録済み画面データを取材依頼元・取材者登録済み関連情報として取材者端末2へ送信するとともに、RAM5cへ取材依頼元・取材者登録済み関連情報を格納する(ステップS9)。
取材依頼元端末1および取材者端末2は、サーバー3から送られてきた取材依頼元・取材者登録済み関連情報を受信する(ステップ10,S11)。取材依頼元端末1の取材依頼元および取材者端末2の取材者は、図7(A)に示すような取材者登録済み画面データを見ることより自己が取材依頼元・取材者として、サーバー3に登録されたことを知ることができる。
【0030】
同様な方法で、全国または全世界の人々が、多数の取材依頼元端末1および取材者端末2からの応募に従って取材依頼元および取材者がサーバー3に登録されることとなる。これ以降、登録された複数の人々が取材依頼元および取材者としての立場で取材依頼行為および取材活動を行うこととなる。
すなわち、図7(B)は取材依頼画面例を示す。取材依頼元端末1の取材依頼元は、入力部13における手書き入力部などにより取材依頼情報を入力する。取材依頼内容は、▲1▼場所(例えば、「渋谷・ハチ公前」)、▲2▼日時(例えば、「2002年8月30日 午前12:00〜12:10」、▲3▼撮影形態(例えば、「全景」)、▲4▼取材発信期限(例えば、「午後1:00」)といった事項である。取材依頼者は、このような取材依頼情報を入力した後、入力した取材依頼情報を画面上で確認したら、その取材依頼情報が承諾可能か否かを自己判断し、「承諾」のソフトボタン14dかまたは「拒否」のソフトボタン14eかをクリック操作する。取材依頼元端末2は、「承諾」のソフトボタン14dまたは「拒否」ソフトボタン14eがクリック操作されたか否かを判別する。もしも、「拒否」ソフトボタン14eがクリック操作されずに、「承諾」のソフトボタン14dがクリック操作されたと、CPU10の働きにより判別され、この一連の操作の判定処理が完了すると、取材依頼元端末1の取材依頼元にて入力された取材依頼情報がサーバー3へ送信される(ステップS12)。
サーバー3は、この取材依頼情報を受信すると、RAM22へ格納する(ステップ13)。サーバー3は、その後、取材依頼元端末1からの取材依頼情報に含まれている取材場所を取得する(ステップ14)。取材場所は、取材依頼情報に含まれている場所(例えば、「渋谷・ハチ公前」)に対応した緯度、経度、高度に基づいて取得する。取得方法としては、種々あるが、例えば、有名な建物、地名などと緯度、経度とを対応付けて記憶している記憶テーブル、ROMなどを用いて取得する。
サーバー3は、その後、こうして取得した取材場所の近傍に取材者端末2が現存するか否かを判別する(ステップ15)。この判別は、取材依頼情報に含まれている取材場所に対応する位置情報(緯度・経度など)と登録済みの取材者端末2から定期的にサーバー3へ送信される当該取材者端末2の現在位置情報とを比較し、この比較結果により行われる。
取材場所の近傍に取材者端末2が現存するか否かを判別は、取材の対象、種類などに応じて異なるが、この実施の形態では、取材依頼情報に含まれている取材場所またはそれに対応する位置情報から見て、半径1キロメートル以内に取材者端末2が現存するか否かを判別している。
【0031】
サーバー3によるステップS10の判別の結果、取材者端末2がまったく現存していない場合は、取材依頼情報に含まれている取材場所またはそれに対応する位置情報から見て、その範囲を拡大し、その範囲以内に取材者端末2が現存するまでその判別を続ける。この結果、取材者端末2が現存することが判別されたならば、サーバー3は、現存する取材者端末2へ取材依頼情報を送信する(ステップ16)。この取材依頼情報は、例えば、図7(B)に示すように、依頼内容、取材期限などを含む。
取材者端末2は、この取材依頼情報を図7(B)に示すような取材依頼画面データとして受信する(ステップ17)。この受信の際は、緊急を要するので、取材者端末2は、それに備えられている音または振動などの報知部100または表示部14によるメッセージなどによる取材依頼情報にて報知する。
【0032】
取材者端末2は、この取材依頼情報を受信し、それを表示中で確認したら、依頼内容と取材期限とが承諾可能か否かを自己判断し、前述の図7(B)に示すような「承諾」のソフトボタン14dかまたは「拒否」のソフトボタン14eかをクリック操作する。取材者端末2は、「承諾」のソフトボタン14dまたは「拒否」ソフトボタン14eがクリック操作されたか否かを判別する。もしも、「拒否」ソフトボタン14eがクリック操作されずに、「承諾」のソフトボタン14dがクリック操作されたと、CPU10の働きにより判別され、この一連の操作の判定処理が完了する。この後、取材者端末2の取材者による取材活動が開始される(ステップ18)。
取材活動の結果は、主に、デジタルカメラなどによる取材対象現場の撮影とその取材地名、現場状況の記述である。これらの取材情報を入手するにあたっては、図7(B)に示す「取材依頼画面」に記述されている取材依頼元からの取材依頼情報に従って行われる。
取材者は、図8(A)に示す取材者端末2における表示部24の取材画面を確認しながら、撮影画面の12への格納、現場状況の手書きによる記述等を行う。なお、▲1▼取材地(位置・地名)、▲2▼取材時刻・期間、▲3▼取材者名(端末ID・撮影者名)、▲5▼機材情報は、1の取材者自身が入力部13にて入力して表示部14に表示するようにしても良いが、取材者端末2のROM15またはRAM12に記憶されている記憶情報に基づいて、自動的に表示部14へ表示するようにしても良い。
【0033】
取材者端末2は、ステップS13における取材処理が完了したと思ったならば、図8(B)における「取材確認画面」を確認しながら、「送信」のソフトボタン14fかまたは「戻る」のソフトボタン14gかをクリック操作する。取材者端末2のCPU20は、「送信」のソフトボタン14fまたは「拒否」ソフトボタン14gがクリック操作されたか否かを判別する。もしも、「戻る」ソフトボタン14gがクリック操作されずに、「送信」のソフトボタン14fがクリック操作されたと、CPU10の働きにより判別され、この一連の操作の判定処理が完了する(ステップS18)。
この一連の操作の判定処理が完了(ステップ18における取材処理が完了)すると、ステップS19のステップに移行する。このステップS19では、▲1▼取材情報、▲2▼送信操作時刻(発信時刻)T1がサーバー3に向けて送信される。▲1▼取材情報は、前述の取材対象現場の撮影、その取材地名、現場状況の記述などである。▲2▼送信操作時刻(発信時刻)T1は、図8(B)における「送信」のソフトボタン14fがクリック操作された時点における取材者端末2の時刻計時機能部の時刻である。
【0034】
サーバー3は、取材者端末2から送信された送信データと発信時刻T2とを受信する(ステップ20)。サーバー3は、受信した送信データと発信時刻T1とをRAM5に格納する。また、サーバー3は、取材者端末2から送信されたデータが到着した到着時刻T2を記憶した後、取材者端末2から受信した内容である取材情報またはこの取材情報に基づいた編集を行う。
編集結果は、例えば、図9(A)の「取材情報画面例」で示すような画面である。この画面のうち、例えば、「場所:ハチ公前の撮影画像」は取材者端末2で取材者がハチ公前にて撮影した画像であり、「▲1▼場所:ハチ公前」「▲2▼日時:」などは取材者端末2へ取材者が入力した取材情報である。
サーバー3は、このような取材情報または編集情報である画面データを、取材依頼元端末1に向けて送信する(ステップS21)。
【0035】
サーバー3は、このような取材情報を取材依頼元端末1へ送ったあと、取材者端末2の取材者に対する対価の支払い依頼を、取材依頼元端末1との間で支払い契約を事前に締結している金融機関端末2へ通知する(ステップ22)。
取材依頼元端末1は、取材者端末2にて取材され、サーバー3から受信した取材情報またはこの取材編集済み情報を受信する(ステップS22)と、この取材情報またはこの取材編集済み情報をRAM12に記憶するとともに、取材情報またはこの取材編集済み情報を表示部14に表示する(ステップS23)。このため、取材依頼元端末1の取材依頼元は、取材者端末2にて取材され、サーバー3から受信した取材情報またはこの取材編集済み情報を表示部14を通じて、迅速かつ確実に目で確認することができる。
【0036】
金融機関端末Kは、この対価の振込み依頼通知を受信すると、この依頼通知内容に従った対価を取材者端末2の口座へ振り込むとともに、その対価の振込完了通知を取材者端末2またはサーバー3へ送信する(ステップ24)。対価の振込完了通知は、例えば、図9(B)における「対価振込完了通知画面」であり、「対価振込完了通知」と「説明文」とである。この場合、対価の振込完了をサーバー3へ送信するようにし、サーバー3を経由して、対価の振込完了を取材者端末2へ送信するようにしても良い。
取材者端末2は、金融機関端末Kまたはサーバー3から対価振込完了通知を受信する(ステップ26)
【0037】
ところで、この実施の形態では、取材依頼元端末1および取材者端末2は、一般の市販されているカメラ機能付携帯電話端末を用いるようにしているが、これに限定されない。
図10から図12は取材依頼元端末1および取材者端末2に使用される撮影機能付携帯電話端末の別な例を示す。
この撮影機能付携帯電話端末Dは、アンテナ部50、表示部51、シャッタースイッチ部52、ファインダー部53、通話用スピーカー54A、カメラ部54Bを備えている第1の本体部54と、キーボード部55、通話用マイク部56Aを備えている第2の本体部56とを備えている。第1の本体部54と第2の本体部56とはヒンジ部57を介して折りたたみ可能に連結されている。第1の本体部54と第2の本体部56は全体が長方形の形状をしている。第1の本体部54は、第1、第2、第3および第4の四つの側部51a、51b、51c、51dを備えている。
【0038】
アンテナ部50は、第1の側部51aと第2の側部51bと間におけるコーナー部分と第1の本体部の背部との境界部分から突出して設けられている。また、シャッタースイッチ部は、第1の側部と第2の側部との円弧状のコーナー部分Cのうち、前記アンテナ部50の基端側の部分50aに設けられている。このため、第1の側部51aと第2の側部51bとにわたって人差し指Pを沿わせた場合、人差し指Pの背部は前記アンテナ部50により位置決めされるとともに、人差し指Pの先端はシャッタースイッチ部52の上方に位置されることとなり、人差し指Pの背部を前記アンテナ部50により位置決めされた状態で、シャッタースイッチ部52を人差し指Pの先端にて操作することができるようになっている。
表示部51は、図1の表示部14、24に対応する表示部であるが、モード切替スイッチ部Mを操作して撮影モードに設定すると、横長の画面表示に切り替えられるようになっている。この横長の画面表示となっている表示部51に表示された外部の撮影画像を確認しながら、シャッタースイッチ部を人差し指で操作して、外部の撮影画像をRAM12、22へ記憶させることができるようになっている。
ファインダー部53は、第1の側部51aと第4の側部51dとのコーナー部寄りの位置に設けられており、外部の被写体はこのファインダー部53にて目で確認しながら撮影可能となっている。
【0039】
このような構成を備えた撮影機能付携帯電話端末Dによれば、通話用スピーカー54Aおよび通話用マイク部56Aを用いて通常の通話を行うことができるばかりでなく、モード切替スイッチ部Mを操作して撮影モードに設定した後、表示部51を横長の画面表示に切り替え、この横長の画面表示となっている表示部51に表示された外部の撮影画像Gを確認しながら、シャッタースイッチ部52を人差し指で操作すれば、人差し指Pの背部を前記アンテナ部50により位置決めされた状態で、シャッタースイッチ部52を人差し指Pの先端にて操作することができ、迅速かつ確実に外部の撮影画像を撮影し、その撮影画像を内部のRAM12、22へ記憶させることができる。
【0040】
また、この実施の形態では、取材依頼元端末1、サーバー3等の端末は携帯パソコンを用いているが、これに限られず、例えば、PDA、電子手帳、携帯電話などの他の携帯端末または電子機器でも良い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、次のような効果を奏することができる。
を備えていることを特徴とする。
【0042】
請求項1記載の発明によれば、複数の端末から使用機器情報を受信し、この受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別し、この判別の結果、取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信することができる。このために、取材依頼に伴った取材を行うに先立って、取材適格性を備えた端末のみに限り、取材を行うようにさせることができる。
そればかりでなく、この登録済み関連情報を送信した後、すなわち、事前の取材端末の登録後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信し、この受信された取材依頼情報に含まれている取材場所情報に対応する取材者端末へ前記取材依頼情報を送信した上で、この送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信することができ、この受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の場合と同様に、複数の端末から使用機器情報を受信し、この受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別し、この判別の結果、取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信することができる。このために、取材依頼に伴った取材を行うに先立って、取材適格性を備えた端末のみに限り、取材を行うようにさせることができる。
そればかりでなく、この登録済み関連情報を送信した後、すなわち、事前の取材端末の登録後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信し、この受信された取材依頼情報に含まれている取材場所の近傍に取材者端末が現存しているか否かを検出し、この取材者端末が前記取材場所の近傍に現存していると検出された場合、この検出された取材者端末へ前記第1の受信手段により受信された取材依頼情報を送信すると、この送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信することができ、この受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信することができる。
請求項記載の発明によれば、自己の使用機器情報を管理用サーバーに送信し、この使用機器情報を管理用サーバーに送信した後において、管理用サーバーから、取材適格性を備えている取材者端末として登録されたことを示す登録済み関連情報を受信し、この登録済み関連情報を受信した後において、管理用サーバーを介して取材依頼元端末から送信された取材依頼情報を受信し、この受信された取材依頼情報を表示部に表示させることができる。そればかりでなく、この表示された取材依頼情報に従って行われた取材結果である取材情報を管理用サーバーに向けて送信することができる。このために、取材適格性を備えた端末として、取材依頼元端末から送信された取材依頼情報に対応した取材情報を確実に管理用サーバーに向けて送信することができる。
【0043】
請求項から請求項の記載の発明によれば、請求項1から請求項の記載の発明の場合と同様な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる取材情報提供システムの全体を示す全体ブロック図である。
【図2】(A)及び(B)は取材依頼元端末及び取材者端末における入力部を示す図である。
【図3】(A)(B)及び(C)はサーバー、取材依頼元端末及び取材者端末におけるROMの構成を示す図である。
【図4】(A)(B)及び(C)は取材依頼元端末、サーバー、及び取材者端末におけるRAMの構成を示す図である。
【図5】本実施の形態にかかる取材情報提供システムにおける各端末等の処理を示す図である。
【図6】(A)及び(B)は取材者端末・取材依頼元端末における応募登録画面と確認画面とを示す図である。
【図7】(A)及び(B)は取材者端末・取材依頼元端末における取材者登録済み画面と取材依頼画面とを示す図である。
【図8】(A)及び(B)は取材者端末における取材画面及び取材確認画面を示す図である。
【図9】(A)及び(B)は取材依頼元端末における取材画面例及び対価振込完了通知画面例を示す図である。
【図10】取材依頼元端末および取材者端末に使用される撮影機能付携帯電話端末の別な例を示す平面図である。
【図11】図10における撮影機能付携帯電話端末の側面図である。
【図12】図10における撮影機能付携帯電話端末の背面図である。
【符号の説明】
1 取材者端末
2 取材者端末
3 サーバー
4a 受信部
4b 送信部
5 RAM
6、10、20 CPU
7,13,23 入力部
8、14,24 表示部
9、15,25 ROM
N インターネット

Claims (6)

  1. 複数の端末から使用機器情報を受信する第1の受信手段と、
    この第1の受信手段により受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段により取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信する第1の送信手段と、
    この第1の送信手段により登録済み関連情報を送信した後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信する第2の受信手段と、
    この第2の受信手段により受信された取材依頼情報に含まれている取材場所情報に対応する取材者端末へ前記取材依頼情報を送信する第2の送信手段と、
    この第2の送信手段により送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信する第3の受信手段と、
    この第3の受信手段により受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信する第3の送信手段と、
    を備えていることを特徴とする取材情報提供装置。
  2. 複数の端末から使用機器情報を受信する第1の受信手段と、
    この第1の受信手段により受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段により取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信する第1の送信手段と、
    この第1の送信手段により登録済み関連情報を送信した後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信する第2の受信手段と、
    この第2の受信手段により受信された取材依頼情報に含まれている取材場所の近傍に取材者端末が現存しているか否かを検出する端末現存検出手段と、
    この端末現存検出手段により前記取材者端末が前記取材場所の近傍に現存していると検出された場合、この検出された取材者端末へ前記第2の受信手段により受信された取材依頼情報を送信する第2の送信手段と、
    この第2の送信手段により送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信する第3の受信手段と、
    この第3の受信手段により受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信する第3の送信手段と、
    を備えていることを特徴とする取材情報提供装置。
  3. 自己の使用機器情報を管理用サーバーに送信する第1の送信手段と、
    この第1の送信手段により使用機器情報を前記管理用サーバーに送信した後において、前記管理用サーバーから、取材適格性を備えている取材者端末として登録されたことを示す登録済み関連情報を受信する第1の受信手段と、
    この第1の受信手段により登録済み関連情報を受信した後において、前記管理用サーバーを介して取材依頼元端末から送信された取材依頼情報を受信する第2の受信手段と、
    この第2の受信手段により受信された取材依頼情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
    この表示制御手段の制御により表示された取材依頼情報に従って行われた取材結果である取材情報を前記管理用サーバーに向けて送信する第2の送信手段と、
    を備えていることを特徴とする取材用携帯端末装置。
  4. 取材依頼元端末から依頼された取材依頼情報に対応する取材情報を取材者端末から受信しこの受信した取材情報を前記取材依頼元端末に提供する取材情報提供装置に用いられる取材情報提供方法において、
    複数の端末から使用機器情報を受信する第1の受信ステップと、
    この第1の受信ステップにより受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別する判別ステップと、
    この判別ステップにより取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信する第1の送信ステップと、
    この第1の送信ステップにより登録済み関連情報を送信した後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信する第2の受信ステップと、
    この第2の受信ステップにより受信された取材依頼情報に含まれている取材場所情報に対応する取材者端末へ前記取材依頼情報を送信する第2の送信ステップと、
    この第2の送信ステップにより送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信する第3の受信ステップと、
    この第3の受信ステップにより受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信する第3の送信ステップと、
    を備えていることを特徴とする取材情報提供方法。
  5. 取材依頼元端末から依頼された取材依頼情報に対応する取材情報を取材者端末から受信しこの受信した取材情報を前記取材依頼元端末に提供する取材情報提供装置に用いられる取材情報提供方法において、
    複数の端末から使用機器情報を受信する第1の受信ステップと、
    この第1の受信ステップにより受信した端末毎の使用機器情報と予め定められている使用機器情報とを比較し、前記各端末の機材としての取材適格性を備えているか否かを判別する判別ステップと、
    この判別ステップにより取材適格性を備えていると判別された場合、この取材適格性を備えていると判別された端末に、当該端末が取材者端末として登録したことを示す登録済み関連情報を送信する第1の送信ステップと、
    この第1の送信ステップにより登録済み関連情報を送信した後において、取材依頼元端末から送られてきた取材依頼情報を受信する第2の受信ステップと、
    この第2の受信ステップにより受信された取材依頼情報に含まれている取材場所の近傍に取材者端末が現存しているか否かを検出する端末現存検出ステップと、
    この端末現存検出ステップにより前記取材者端末が前記取材場所の近傍に現存していると検出された場合、この検出された取材者端末へ前記第2の受信ステップにより受信された取材依頼情報を送信する第2の送信ステップと、
    この第2の送信ステップにより送信された取材依頼情報に従った取材情報を前記取材者端末から受信する第3の受信ステップと、
    この第3の受信ステップにより受信された取材情報を前記取材依頼元端末へ送信する第3の送信ステップと、
    を備えていることを特徴とする取材情報提供方法。
  6. 取材依頼元端末から依頼された取材依頼情報に対応する取材情報を当該取材依頼元端末に送信する取材用携帯端末装置に用いられる取材情報提供方法において、
    自己の使用機器情報を管理用サーバーに送信する第1の送信ステップと、
    この第1の送信ステップにより使用機器情報を前記管理用サーバーに送信した後において、前記管理用サーバーから、取材適格性を備えている取材者端末として登録されたことを示す登録済み関連情報を受信する第1の受信ステップと、
    この第1の受信ステップにより登録済み関連情報を受信した後において、前記管理用サーバーを介して取材依頼元端末から送信された取材依頼情報を受信する第2の受信ステップと、
    この第2の受信ステップにより受信された取材依頼情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
    この表示制御ステップの制御により表示された取材依頼情報に従って行われた取材結果である取材情報を前記管理用サーバーに向けて送信する第2の送信ステップと、
    を備えていることを特徴とする取材情報提供方法。
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