JP3924074B2 - 回転キャビンの床姿勢制御装置 - Google Patents

回転キャビンの床姿勢制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回しながら回転し眺望を楽しめる眺望キャビン(カプセルともいう)に関し、特に、前記旋回に伴って眺望キャビンの床を水平姿勢や所定の傾斜角度に安定に制御できる床姿勢制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、観覧車等に一般に広く使用されている眺望キャビンは、観覧車の旋回輪(大回転ホイール)にピンによって吊り下げられており、大回転ホイールが回転することにより前記眺望キャビンは旋回し、この際、眺望キャビンの床面は水平に維持されている。そして、上記のような自由吊り下げ式の観覧車以外の遊園地の乗り物の中には、前記旋回に伴ってキャビン自体がそれ自身の中心線回りに回転するものがある。
【0003】
このような回転キャビンの床の姿勢を制御する装置としては、図5に示すようなものがある。旋回輪(不図示)には、それぞれ連結棒52を介して一対の円形枠53が固定されており、この一対の円形枠53には外装としての透明なキャビンカバー54がその中心線S回りに回転自在(矢印θ参照)に取り付けられている。このキャビンカバー54内の下部には床55が一体的に取り付けられており、この床55とキャビンカバー54等により回転キャビン51が構成されている。前記旋回輪(不図示)の回転に伴う回転キャビン51の旋回に対して、後述する制御駆動部56は床55を水平に維持する。
【0004】
回転キャビン51が旋回すると、床55は、それ自体の重量や搭乗者および椅子等の重量でキャビンカバー54の下部で水平になろうとするが、特に回転キャビン51内の床55上の搭乗者が移動したりすると、床55が揺動を起こすことになり、搭乗者に酔いを起こさせる。これを防ぐ制御駆動部56は、床55の下面に取り付けられており、円形枠53の内周面に当接する一対の車輪57を駆動軸58を介して回転駆動する駆動部59と、該駆動部59を回転キャビン51の旋回に応じて床55を水平に維持するように制御する制御部(不図示)とを備えている。なお、車輪57は、床55の揺動を防ぐために円形枠53の内周面53Aに比較的大きな圧力で摩擦接触している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の回転キャビンの床姿勢制御装置50では、車輪走行面である円形枠53の内周面53Aに埃やゴミ、濡れたグリース等が付着すると、車輪57との間でスリップが発生したり、前記内周面53Aや車輪57に偏摩耗が発生したりする問題点がある。また、雨や雪などの天候不良による摩擦不良により、床姿勢制御の精度が低下したり、床の振動を十分に抑制できなくなる等の問題が生じる恐れもある。
【0006】
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、床荷重の支持と、床の姿勢制御および振動止めとをそれぞれ分担する構造によって床姿勢制御の精度を高め、床の振動を効果的に抑制でき、かつ耐久性に優れた回転キャビンの床姿勢制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明による回転キャビンの床姿勢制御装置は、移動手段によって旋回される円形枠に、この中心線回りに回転自在に取り付けられた外装としての透明なキャビンカバーと、このキャビンカバー内の下部に固定された床とを備えた回転キャビンにおいて、前記円形枠には、内周側に係合部を備えた係合リング部材が設けられており、前記床は、前記円形枠の車輪転動面に車輪を介して支持されているとともに、前記床には、駆動源によって駆動軸を介して回転され、かつ上記係合リング部材の係合部と噛み合う歯付き輪体を有した床姿勢駆動部が搭載され、前記床の傾斜角度あるいは前記回転キャビンの旋回角度を検出して、前記床を水平または所定角度に設定するように前記床姿勢駆動部の回転速度を制御する床姿勢制御部を備え、前記車輪は前記駆動軸に取り付けられ、前記円形枠の内周部には、前記車輪転動面と前記係合リング部材とがそれぞれ周方向に沿って設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
このような回転キャビンの床姿勢制御装置によれば、円形枠に対してその中心軸線回りに回転する回転キャビンの床は、車輪および歯付き輪体によって円形枠および係合リング部材に安定に支持されることとなる。すなわち、床荷重の大部分は車輪によって円形枠の内周面上に支持され、かつ床は円形枠に対してその周方向に相対回転可能となっている。そして、床姿勢制御部において回転キャビンの床の傾斜角度(あるいは回転キャビンの旋回角度)を検出して、床姿勢駆動部の回転速度を制御して床を水平姿勢または所定の傾斜角度に設定するが、この設定は、円形枠に固定された係合リング部材に噛み合う歯付き輪体を回転させることによって行われるため、これらの間でスリップが起こることはなく、床の姿勢制御および振動止めを高精度に行える。そして、車輪は、床荷重の支持のみを負担して、床姿勢制御を負担する必要がなくなるので、円形枠の内周面上に強く圧接する必要がなく、これらの偏摩耗の発生が防止される。
また、前記車輪は前記駆動軸に取り付けられ、前記円形枠の内周部には、前記車輪転動面と前記係合リング部材とがそれぞれ周方向に沿って設けられているので、床姿勢駆動部が小型な構造となる。
【0009】
上記回転キャビンの床姿勢制御装置において、前記円形枠および前記係合リング部材が、前記キャビンカバーの長手方向において一対設けられており、また、前記床姿勢制御部は、各円形枠および各係合リング部材に対して一対の前記車輪と前記歯付き輪体とを有しているとさらに好適である。
このような回転キャビンの床姿勢制御装置によれば、床の荷重支持容量が大きくなるとともに、床の片側に搭乗者が移動したりして床の荷重が偏った場合でも、床の安定性が確保されることとなる。
【0010】
上記回転キャビンの床姿勢制御装置において、前記係合リング部材は、リング状ピンギヤまたはリング状ラックから構成され、前記歯付き輪体は、スプロケットホイールまたはピニオンから構成されているとさらに好適である。
このような回転キャビンの床姿勢制御装置によれば、床姿勢制御の操作が容易になりかつその精度を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係わる回転キャビンの床姿勢制御装置の代表的な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の代表的な実施形態に係わる回転キャビンの床姿勢制御装置の斜視図、図2は図1に示した床姿勢制御装置の床姿勢駆動部の拡大正面図である。なお、図1においては、床下の構造を明確にする必要上、床のほぼ半分を破断した。
【0012】
先ず、図4に示すように、遊園地等に設置される観覧車の一例として、地面Kに構築された支持脚104の上端に、回転軸(中心軸)100を中心としてスポーク101およびリム102より構成される旋回輪(移動手段)103が回転可能に支持されている。前記リム102には、連結棒11を介して後述する回転キャビン5(図1参照)が放射状に複数設けられている。
【0013】
図1および図2に示すように、例えば観覧車の旋回輪103(図4参照)には、一対の円形枠10がそれぞれ連結棒11を介して複数組放射状に設けられており、この一対の円形枠10には、外装としての透明な強化ブラスチックからなるキャビンカバー15が円形枠10の中心軸線S回りに回転自在に取り付けられている。キャビンカバー15は開閉出入口(不図示)を備え、キャビンカバー15の長手方向は前記中心軸線Sと一致している。本例のキャビンカバー15はほぼ卵型になっているが、これに限定されない。キャビンカバー15内の下部には床20が固定され、キャビンカバー15と床20とにより回転キャビン5(眺望キャビン)が構成されている。回転キャビン5内の搭乗者はキャビンカバー15を通して外界を見ることができるようになっている。
【0014】
代表的な実施形態に係わる回転キャビン5の床姿勢制御装置1は、床20の下面に搭載された床姿勢駆動部30と、回転キャビン5の床20の傾斜角度(あるいは回転キャビンの旋回角度)を検出し、かつ床20を水平に設定するように床姿勢駆動部30のギヤードモータ31(駆動源)の回動速度を制御する床姿勢制御部62(図4参照)を備えている。床姿勢駆動部30は、各円形枠10の内周部に組み込まれた係合リング部材としてのリング状ピンギヤ35(本例ではアタッチメント付きチェーンから構成されている)と、床20の下面に搭載されたギヤードモータ31(駆動源)によって駆動軸32を介して回転され、かつリング状ピンギヤ35に噛み合うスプロケットホイール33(歯付き輪体)とを備えている。なお、図1および図2中の符号35Aは、リング状ピンギヤ35の係合部としてのピンを示している。
【0015】
各円形枠10の内周には、前記リング状ピンギヤ35と並んでそのピッチ円と同じ径の車輪転動面12が備えられている。床20は、一対の円形枠10の車輪転動面12によって各々一対の車輪25を介して安定的に荷重が支持されている。この車輪転動面12およびリング状ピンギヤ35は円形枠10の周方向に沿って設けられている。本例の車輪25は、駆動軸32に取り付けられた駆動車輪であるが、これに限らず、駆動軸32とは独立して設けたり、非駆動車輪としてもよい。
【0016】
詳述すると、床20の下面には一対のギヤードモータ31が固定され、各ギヤードモータ31の一対の駆動軸32は、それぞれ一対の軸受34を介して床20に回転自在に支持されている。一対の駆動軸32は前記矢印S方向に延び、各駆動軸32には、車輪25およびスプロケットホイール33がそれぞれ同心に固定されている。車輪25は円形枠10の車輪転動面12に載っており、スプロケットホイール33は円形枠10のリング状ピンギヤ35に噛み合っている。このように、車輪25およびスプロケットホイール33は床20の下方にそれぞれ4つずつ設けられており、かつ回転キャビン5の平面視においてそれぞれ矩形の頂点に配置されているので、搭乗者等により床20の荷重に偏りがあった場合でも、床20を安定に支持できる。このような構成に基づき、一対のギヤードモータ31を同期して駆動させると、各車輪25およびスプロケットホイール33をそれぞれ回転させ、床20と一体のキャビンカバー15を、円形枠10に対してその中心軸線S回りに相対回転移動させることができる。
【0017】
図4に示すように、床20(図1参照)には、地面K(水平面、図5参照)に対する傾斜角度を測定するための傾斜計60が設けられており、この傾斜計60による測定値はコントローラ61(例えばCPU)に入力される。このコントローラ61は、床20が水平姿勢あるいは所定の傾斜角度になるように、一対のギヤードモータ31の回転速度および回転方向を制御する。
【0018】
次に、本実施形態の床姿勢制御装置1の動作について説明する。
観覧車の旋回輪103の回転に伴って、回転キャビン5が旋回する際に、床20の傾斜角度が傾斜計60によって常時測定され、この測定値がコントローラ61に入力される。コントローラ61は、回転キャビン5の旋回角度および旋回方向を相殺するように各ギヤードモータ31の回転速度および回転方向をフィードバック制御することにより、床20を強制的に±2゜の精度で水平姿勢に設定維持する。なお、このようなフィードバック制御に限らず、予めコントローラ61に床20の傾斜角度の許容値(例えば±5゜)を設定しておき、傾斜計60の測定値がこの許容値を越えた場合に、各ギヤードモータ31の回転速度および回転方向を制御してもよい。床20を水平姿勢に設定維持することができる他に、床20を所定の傾斜角度に設定することもできる。
【0019】
また、観覧車の旋回輪103(大回転ホイール)等の移動装置によって回転キャビン5が、旋回すると、床20は、それ自体の重量や搭乗者および椅子等の重量でキャビンカバー15の下部で水平になろうとするが、揺動を起こすことがある。このような揺動を防ぐために、上述のように床20の傾斜角度を制御する際に、リング状ピンギヤ35に噛み合うスプロケットホイール33を回転させるので、これらの間でスリップが起こることはなく、床20の姿勢制御と揺動止めが確実に行われるとともに、床姿勢制御の操作が容易でかつ精度が高くなる。
【0020】
さらに、車輪25は、床荷重の支持と床姿勢制御の両方を負担する必要がなくなり、円形枠10の車輪転動面12上に強く圧接する必要がなく、これらの偏摩耗の発生が防止され、結果的に、床姿勢駆動部30の耐久性が改善される。
【0021】
上記実施形態では、床20の傾斜角度を傾斜計60によって測定したが、これに限らず、旋回輪103の中心軸100の回転角度をロータリーエンコーダ63によって検出し、この検出値をコントローラ61に入力してもよい。すなわち、回転キャビン5を観覧車等の旋回輪の外側に放射状に複数等間隔に取り付けた場合、旋回輪103が一回転すると回転キャビン5も360゜旋回するが、コントローラ61は、旋回輪103の中心軸100の回転角度を検出するロータリーエンコーダ63から入力した信号に基づいて、回転キャビン5の旋回角度を算定することができる。
【0022】
また、上記実施形態では、係合リング部材としてのリング状ピンギヤ35に代えてリング状ラックを、かつ歯付き輪体としてのスプロケットホイールに代えてピニオンを使用することもできる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したとおりに構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
本発明による回転キャビンの床姿勢制御装置は、円形枠に対してその中心軸線回りに回転する回転キャビンの床は、車輪および歯付き輪体によって円形枠および係合リング部材に安定に支持される。すなわち、床荷重の大部分は車輪によって円形枠の内周面上に支持され、かつ床は円形枠に対してその周方向に相対回転可能となっている。そして、床姿勢制御部において回転キャビンの床の傾斜角度(あるいは回転キャビンの旋回角度)を検出して、床姿勢駆動部の回転速度を制御して床を水平姿勢または所定の傾斜角度に設定するが、この設定は、円形枠に固定された係合リング部材に噛み合う歯付き輪体を回転させることによって行われるため、これらの間でスリップが起こることはなく、床の姿勢制御を高精度に行える上に、床の振動を効果的に抑制できる。そして、車輪は、床荷重の支持のみを負担して、床姿勢制御を負担する必要がなくなるので、円形枠の内周面上に強く圧接する必要がなく、これらの偏摩耗の発生が防止される。結果的に、床姿勢駆動部の耐久性が向上する。
また、前記車輪は前記駆動軸に取り付けられ、前記円形枠の内周部には、前記車輪転動面と前記係合リング部材とがそれぞれ周方向に沿って設けられているので、床姿勢駆動部が小型になり、結果的に、回転キャビンを小型化できる。
【0024】
さらに、前記円形枠および前記係合リング部材、前記キャビンカバーの長手方向において一対設けられており、また、前記床姿勢制御部、各円形枠および各係合リング部材に対して一対の前記車輪と前記歯付き輪体とを有しているので、床の荷重支持容量が大きくなるとともに、床の片側に搭乗者が移動したりして床の荷重が偏った場合でも、床の安定性が確保されることとなる
【0025】
さらにまた、前記係合リング部材、リング状ピンギヤまたはリング状ラックから構成され、前記歯付き輪体、スプロケットホイールまたはピニオンから構成されているので、床姿勢制御の操作が容易になりかつ精度を高めることができる。特に、リング状ピンギヤとスプロケットホイールを採用すると、床姿勢駆動部を既製品で安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の代表的な実施形態に係わる回転キャビンの床姿勢制御装置の斜視図である。
【図2】 図1に示した床姿勢制御装置の床姿勢駆動部の拡大正面図である。
【図3】 床姿勢制御装置の制御ブロック図である。
【図4】 観覧車の概略を示す正面図である。
【図5】 従来の回転キャビンの床姿勢制御装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 床姿勢制御装置
5 回転キャビン(眺望カプセル)
10 円形枠(リング)
11 連結棒
12 車輪転動面(円形枠の内周面)
15 キャビンカバー(外装)
20 床
25 車輪
30 床姿勢駆動部
31 ギヤードモータ(駆動源)
32 駆動軸
33 スプロケットホイール(歯付き輪体)
34 軸受
35 リング状ピンギヤ(係合リング部材)
35A ピン
60 傾斜計
61 コントローラ
62 床姿勢制御部
63 ロータリーエンコーダ
100 中心軸
101 スポーク
102 リム
103 旋回輪(大回転ホイール)
104 支持脚
K 地面

Claims (4)

  1. 移動手段によって旋回される円形枠に、この中心線回りに回転自在に取り付けられた外装としての透明なキャビンカバーと、このキャビンカバー内の下部に固定された床とを備えた回転キャビンにおいて、
    前記円形枠には、内周側に係合部を備えた係合リング部材が設けられており、前記床は、前記円形枠の車輪転動面に車輪を介して支持されているとともに、
    前記床には、駆動源によって駆動軸を介して回転され、かつ上記係合リング部材の係合部と噛み合う歯付き輪体を有した床姿勢駆動部が搭載され、前記床の傾斜角度あるいは前記回転キャビンの旋回角度を検出して、前記床を水平または所定角度に設定するように前記床姿勢駆動部の回転速度を制御する床姿勢制御部を備え、
    前記車輪は前記駆動軸に取り付けられ、前記円形枠の内周部には、前記車輪転動面と前記係合リング部材とがそれぞれ周方向に沿って設けられていることを特徴とする回転キャビンの床姿勢制御装置。
  2. 前記円形枠および前記係合リング部材は、前記キャビンカバーの長手方向において一対設けられており、また、前記床姿勢制御部は、各円形枠および各係合リング部材に対して一対の前記車輪と前記歯付き輪体とを有していることを特徴とする請求項1記載の回転キャビンの床姿勢制御装置。
  3. 前記係合リング部材は、リング状ピンギヤまたはリング状ラックから構成され、前記歯付き輪体は、スプロケットホイールまたはピニオンから構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の回転キャビンの床姿勢制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の回転キャビンの床姿勢制御装置を備えた回転キャビンが複数設けられていることを特徴とする観覧車。
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