JP3924066B2 - 室外機ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機をガスエンジンによって駆動するとともに、暖房運転時には、当該ガスエンジンの排気ガスを液冷媒の加熱源として利用するガスヒートポンプ式空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヒートポンプを利用して冷暖房を行う空気調和機は、室内熱交換器、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁等の要素を含む冷媒回路を備えている。室内の冷暖房は、冷媒がこの回路を巡る途中で室内熱交換器および室外熱交換器において、それぞれ熱の交換を行うことによって実現される。また、この冷媒回路には、室外熱交換器による冷媒の熱の受け取り(暖房運転時)のみに頼るのではなく、冷媒そのものを直接的に加熱するための冷媒加熱器が設置されることがある。
【0003】
ところで、近年、上記の冷媒回路中の圧縮機の動力源として、通常使用されている電動機に代わり、ガスエンジンを利用するものが開発されている。このガスエンジンを利用した空気調和機は、一般にガスヒートポンプ式空気調和機(以下GHPと略す)と呼ばれている。このGHPによれば、比較的安価であるガスを燃料として利用できるため、電動機を利用した圧縮機を備えた空気調和機(以下EHPと略す)のように、ランニングコストがかさむということがなく消費者にとってコストダウンが可能となる。
【0004】
また、GHPにおいては、例えば暖房運転時に、ガスエンジンから排出される高温の排気ガスの熱を冷媒の加熱源として利用すれば、優れた暖房効果を得ることが可能になるとともに、エネルギの利用効率を高めることができる。ちなみに、低外気温時の暖房能力は、EHPと比較して1.2〜1.5倍ほど高くなる。また、このような仕組みを導入すれば、冷媒回路中において、上述したような冷媒加熱器等の機器を特別に設置する必要がなくなる。
【0005】
その他、GHPでは、暖房運転時に必要な室外熱交換器の霜除去動作いわゆるデフロスト動作も、エンジンの排熱を利用して実施することができる。一般に、EHPにおけるデフロスト動作は、暖房運転を停止して一時的に冷房運転を行って室外熱交換器の霜除去を行うようになっている。この場合、室内に対しては冷風が吹き出すことになるから、室内環境の快適性を損なうこととなる。GHPでは、上記したような事情から連続暖房運転が可能となり、EHPで懸念されるような問題の発生がない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように多くの利点を有するGHPであるが、従来からのGHPに関しては、次のような問題点が指摘されている。
【0007】
GHPに具備されるガスエンジンは、LNGやLPGを燃料として駆動されるが、燃料となるこれらのガスは燃焼すると鼻をつく臭気を発生する。ガスエンジンを備える室外機ユニットは建物の屋上等に設置されるため、排気ガスが放出されると周辺に臭気が拡散して環境悪化を招く恐れがある。
【0008】
また、排気ガスには微量ながらも窒素酸化物(以下はNOxとする)が含まれるが、GHPにおいては、ガスエンジンに燃料となるガスおよび空気を供給する燃料吸入系においてガスと空気とを混合させる際に理論混合比よりも空気の量を多くして混合させ、ガスエンジン内部において希薄燃焼させてNOxの発生を抑える技術が採用されている。しかしながら、近年は環境保全を求める声が高まりを見せており、GHPにおいてもさらなるNOxの低減が求められるようになっている。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、排気ガスに含まれる臭気成分や窒素酸化物等の不要な生成物を可能な限り除去することで、GHPのクリーンな運転を実現することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するための手段として以下の構成を備えている。
すなわち、請求項1記載の室外機ユニットは、屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器と、該室外熱交換器または屋内の空気と冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器に高温高圧のガス冷媒を送出する圧縮機と、該圧縮機を駆動するガスエンジンと、該ガスエンジンから排出される排気ガスの熱をガスエンジンの冷却水に回収して冷媒の加熱に利用する排気ガス熱交換器と、該排気ガス熱交換器を通過し熱を奪われた排気ガスを屋外に導く排気ガス系とを備える室外機ユニットであって、前記排気ガス系に、排気ガスに含まれる臭気成分を除去する臭気対策触媒が配設され、該臭気対策触媒は、両端に外方に向けたフランジが設けられた筒状の本体内にハニカム材を内蔵して構成され、前記筒状本体は、前記排気ガス系の排気管と前記排気ガス熱交換器との間に、該排気管および排気ガス熱交換器に設けられたフランジに前記フランジを対応させて、前記排気ガス熱交換器と一体的に着脱可能に固定されることを特徴としている。
【0011】
請求項1記載の室外機ユニットにおいては、排気ガスが排気ガス系を通過する過程で、排気ガスに含まれる臭気成分が臭気対策触媒によって除去され、排気ガスが発する臭いが抑えられる。
【0012】
請求項2記載の空気調和機は、屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器と、該室外熱交換器または屋内の空気と冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器に高温高圧のガス冷媒を送出する圧縮機と、該圧縮機を駆動するガスエンジンと、該ガスエンジンから排出される排気ガスの熱をガスエンジンの冷却水に回収して冷媒の加熱に利用する排気ガス熱交換器と、該排気ガス熱交換器を通過し熱を奪われた排気ガスを屋外に導く排気ガス系とを備える室外機ユニットと、前記室内熱交換器と、屋内の空気を循環させるファンとを備える室内機ユニットとから構成される空気調和機であって、前記排気ガス系に、排気ガスに含まれる臭気成分を除去する臭気対策触媒が配設され、該臭気対策触媒は、両端に外方に向けたフランジが設けられた筒状の本体内にハニカム材を内蔵して構成され、前記筒状本体は、前記排気ガス系の排気管と前記排気ガス熱交換器との間に、該排気管および排気ガス熱交換器に設けられたフランジに前記フランジを対応させて、前記排気ガス熱交換器と一体的に着脱可能に固定されることを特徴としている。
【0013】
請求項2記載の空気調和機においては、排気ガスが排気ガス系を通過する過程で、排気ガスに含まれる臭気成分が臭気対策触媒によって除去され、排気ガスが発する臭いが抑えられる。
【0014】
請求項3記載の空気調和機は、前記臭気対策触媒が、前記排気ガス系において前記ガスエンジンと前記排気ガス熱交換器との間に配設されていることを特徴としている。
【0015】
請求項3記載の空気調和機において、臭気対策触媒は排気ガスが高温であるほど効果を発揮するため、当該臭気対策触媒が排気ガス系においてガスエンジンと排気ガス熱交換器との間に配設され、高温の排気ガスが流れる排気ガス熱交換器の排気ガス流入側に配置されることで臭気成分の除去作用が促進される。
【0016】
請求項4記載の室外機ユニットは、前記排気ガス系に、前記排気ガス熱交換器から導出される排気管の先端が差し込まれ、排気ガスを水中に排出し排気ガス中に含まれる水溶性の生成物を水に溶解させて除去する排気ガス浄化手段が設けられていることを特徴としている。
【0017】
請求項4記載の室外機ユニットにおいては、排気ガスが水中に排出されると、排気ガス中に含まれるNOx等のうち水溶性の生成物が水に溶解し、排気ガス中から除去されて排気ガスの浄化が図られる。
【0018】
請求項5記載の空気調和機は、前記排気ガス系に、前記排気ガス熱交換器から導出される排気管の先端が差し込まれ、排気ガスを水中に排出し水溶性の生成物を水に溶解させて除去する排気ガス浄化手段が設けられていることを特徴としている。
【0019】
請求項5記載の空気調和機においては、排気ガスが水中に排出されると、排気ガス中に含まれるNOx等のうち水溶性の生成物が水に溶解し、排気ガス中から除去されて排気ガスの浄化が図られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の実施の形態について、図1から図5を参照して説明する。図3に示すGHP(ガスヒートポンプ式空気調和機)1は、大きく室内機ユニット10および室外機ユニット20から構成されている。室内機ユニット10には、冷房運転時に低温低圧の液冷媒を蒸発気化させて室内の空気から熱を奪い、暖房運転時には高温高圧のガス冷媒を凝縮液化させて室内の空気を暖める室内熱交換器11と、室内の空気を循環させるファン12とが具備されている。
【0021】
室外機ユニット20は、その内部でさらに冷媒回路を構成する冷媒回路部30と、ガスエンジン41を中心として、これに付随する機器を備えたガスエンジン部40の大きく二つの構成部分により構成されている。
【0022】
冷媒回路部30内には、室外熱交換器31、水熱交換器32、圧縮機33、アキュムレータ34、四方弁35、オイルセパレータ36、膨張弁37、およびファン39が具備されている。室外熱交換器31は、冷房運転時に高温高圧のガス冷媒を凝縮液化させて屋外の空気に放熱し、逆に暖房運転時には低温低圧の液冷媒を蒸発気化させて屋外の空気から熱を奪う。つまり、冷暖房それぞれの運転時において、室外熱交換器31は、先の室内熱交換器11と逆の働きを行うことになる。
【0023】
水熱交換器32は、後述するガスエンジン41の冷却水から冷媒が熱を回収するために設けられている。すなわち、暖房運転時において、冷媒は室外熱交換器31における熱交換のみに頼るのではなく、ガスエンジン41の冷却水からも熱を与えられることになるから、暖房運転の効果をより高めることが可能となる。
【0024】
圧縮機33は、室内熱交換器11または室外熱交換器31のいずれかより吸入されるガス冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒として吐出する。これにより冷房時には、外気温が高い場合でも、冷媒は室外熱交換器31を通して屋外の空気に放熱する事が可能となり、暖房時には室内熱交換器11を通して室内の空気に熱を与えることが可能となる。
【0025】
アキュムレータ34は、圧縮機33に流入するガス冷媒に含まれる液状成分を貯留するために設けられている。また、四方弁35は、圧縮機33において圧縮された高温高圧のガス冷媒を室内熱交換器11または室外熱交換器31のいずれかに選択的に送出するために設けられている。オイルセパレータ36は、冷媒中に含まれる油分を分離するものである。
【0026】
膨張弁37は、冷房運転時に室外熱交換器31から送出される高温高圧の液冷媒を減圧、膨張させて低温低圧の液冷媒とするためのものである。また、ファン39は、屋外の空気を室外機ユニット20内部に導入し、室外熱交換器31および後述するラジエタ53に流通させるために設けられている。
【0027】
一方、ガスエンジン部40にはガスエンジン41を中心として、冷却水系50、排気ガス系60、燃料吸入系70、およびエンジンオイル系80の四つの系が具備されている。ガスエンジン41は、冷媒系30内に設置されている圧縮機33とシャフトまたはベルト等により接続されており、ガスエンジン41から圧縮機33に動力が伝達されるようになっている。
【0028】
冷却水系50は、水ポンプ51、リザーバタンク52、ラジエタ53を備え、これらにより構成される回路を巡る冷却水により、ガスエンジン41を冷却するための系である。水ポンプ51は、ガスエンジン41の冷却水を回路に循環させるために設けられている。リザーバタンク52は、この回路を流れる冷却水において、その余剰分を一時貯蔵しておく、あるいは冷却水が回路に不足した場合にそれを供給するためのものである。ラジエタ53は、室外熱交換器31と一体的に構成されたものであって、冷却水がガスエンジン41から奪った熱を外気に放出するために設けられている。
【0029】
冷却水系50には、上記した構成の他に排気ガス熱交換器54が設けられている。これは排気ガスの熱を冷却水に回収するために設けられているものである。また、冷却水系50には先に説明した水熱交換器32が備えられ、冷媒系30および冷却水系50の両系に跨るように配置されている。これらのことから、暖房運転時には、冷却水はガスエンジン41から熱を奪うだけでなく排気ガスからも熱を回収し、かつその回収された熱が、冷却水より水熱交換器32を通して冷媒に与えられる仕組みになっている。
【0030】
排気ガス系60は、臭気触媒コンバータ61、排気ガス浄化槽(排気ガス浄化手段)62、マフラ63、排気トップ64を備え、ガスエンジン41から排出される排気ガスを外部へ導くための系である。臭気触媒コンバータ61は、排気ガスに含まれる臭気成分を除去するために設けられている。排気ガス浄化槽62は、排気ガス中に含まれるNOx等のうち水溶性の生成物を除去するために設けられている。マフラ63は、ガスエンジン41が排気ガスを排出するときに伴う騒音を吸収するために設けられている。排気トップ64は、排気ガスに含まれている水分を分離し、これを外部環境に飛散させることのないように設けられている。この働きの観点から、排気トップ64は、別名排気セパレータと呼ばれることもある。
【0031】
燃料吸入系70は、ガスレギュレータ71、電磁弁72、吸気ボックス73、エアクリーナ74を備え、ガスエンジン41に燃料および空気を供給するための系である。ガスレギュレータ71は、電磁弁72を介して室外ユニット20の外部から供給されるガスの送出圧力を調整するために設けられている。一方、吸気ボックス73は、室外ユニット20外部から空気を取り入れるために設けられている。また、吸気ボックス73は、吸気の際の騒音の発生を抑制する働きも担っている。エアクリーナ74は、このように吸入された空気から塵埃を取り除くために設けられている。上記したように外部より供給されたガスおよび空気はそれぞれ、図3に示すように、ガスレギュレータ71、エアクリーナ74を通過した後、混合されてガスエンジン41に送り込まれ燃料として使用されることになる。
【0032】
エンジンオイル系80はオイルサブタンク81を備え、ガスエンジン41に潤滑油を供給するために設けられている。ガスエンジン41下部には、このオイルサブタンク81内のオイルを受け入れるためにオイルパン41aが設けられている。
【0033】
以上述べた構成のうち室外機ユニット20として説明した各部および各系は、図4、図5に示すように、室外機筐体21内に収められている。これらの図に示されているように、室外機筐体21内部は仕切板22により上下に二分割された形態となっている。いまこれら上下の空間をそれぞれ、熱交換室23、機械室24と呼ぶことにする。なお、図4および図5では、図3にて説明したような配管類に関して、その図示を省略したものとなっている。
【0034】
熱交換室23には、室外機筐体21の前面および背面をすべて覆うように室外熱交換器31、ラジエタ53が備えられている。これら室外熱交換器31およびラジエタ53は、前述したように一体的な構造とされている。また、熱交換室23には、図3に示した要素のうち、マフラ63、排気トップ64、吸気ボックス73等が備えられている。
【0035】
熱交換室23には、上記に示した構成要素の他、ファン91、ファンモータ92、ファン取付具93が備えられている。ファン91は、室外機筐体21の天井面から吊り下げられたファン取付具93に装着されたファンモータ92の出力軸に取り付けられている。本実施形態においては、このファン91は2セット取り付けられている。また、これらファン91の取付位置に対応するように、室外機筐体21の天井面には開口部94が設けられており、該開口部94には網状覆蓋95が設けられている。このファン91は、室外熱交換器31の働きを補助するものである。
【0036】
また、熱交換室23内には、仕切板22上に換気ボックス96が2個備えられ、そのそれぞれの内部には換気ファン97が設けられている。これら換気ボックス96および換気ファン97は、機械室24内部の熱を熱交換室23に導くために設けられている。したがって、機械室24内で熱せられた空気は、換気ファン96、熱交換室23、ファン91の経路を通って室外機筐体21の外部へと排出されることになる。なお、吸気ボックス73は、これら両換気ボックス96の上部に載置されている。吸気ボックス73から吸入された空気は、両換気ボックス96間の空間部を通じてガスエンジン41に届くようにされている。
【0037】
次に、機械室24についての説明を行う。機械室24内には、図3にて説明した各部および各系の構成要素のほとんどが収められている。これら構成要素のうち、図4、図5においては、冷媒回路部30における圧縮機33、アキュムレータ34、四方弁35、オイルセパレータ36、およびガスエンジン部40におけるガスエンジン41、エアクリーナ74をそれぞれ示した。
【0038】
機械室24内には、上記した構成要素の他、排水パイプ101が設けられている。この排水パイプ101は、仕切板22に設けられた開口部22aと室外機筐体21の床面開口部25とを繋ぐパイプである。これは先述した天井面開口部94を通して室外機筐体21内部に入り込んだ雨水を、該室外機筐体21外部に排出するために設けられている。
【0039】
また、機械室24内には、基礎板102、防振ゴム103が設けられている。基礎板102は略四角形状の板であり、機械室24内に収められている冷媒回路部30、ガスエンジン部40内の各構成要素を載置するための床面として使用されている。この基礎板102下面の四隅には、防振ゴム103が配されている。したがって、基礎板102および防振ゴム103は、この上方に載置される冷媒回路部30、ガスエンジン部40から発生する機械的振動を抑制する働きを担っている。
【0040】
機械室24内に配置される排気ガス系60には、図1に示すように、臭気触媒コンバータ61、排気ガス浄化槽62、マフラ63、排気トップ64が設けられている。これらのうち、排気ガス浄化槽62、マフラ63、排気トップ64は排気ガス熱交換器54の排気ガス流出側に配置されており、臭気触媒コンバータ61は排気ガス熱交換器54の排気ガス流入側に配置されて排気ガス熱交換器54と一体的に構成されている。
【0041】
臭気触媒コンバータ61は、ガスエンジン41から導出される排気管60aと排気ガス熱交換器54との間に介在されている。臭気触媒コンバータ61には、図2に示すように、臭気対策触媒65として白金(Pt)コーティングが施されたアルミナ(もしくはメタル)製のハニカム材が内蔵されている。また、触媒コンバータ61には、円筒状に形成された本体61aの両端に外方に向けて円形のフランジ61b、61bが設けられており、これら両フランジ61bを、排気管60aの端部に設けられたフランジ60bならびに排気ガス熱交換器54に設けられたフランジ54aにそれぞれ対応させ、対応させた各フランジに連通形成された孔にボルト・ナット66を通して締結することにより着脱可能に固定されている。
【0042】
排気ガス浄化槽62には水Wが満たされており、この水Wの中に、排気ガス熱交換器54から導出される排気管60cの先端が差し込まれた状態に配設されている。排気管60cの先端には、水中に排出される排気ガスが無数の小さな泡状となるように、複数の排出孔(図示略)を有するノズル部67が設けられている。
【0043】
排気ガス浄化槽62の上部には、ノズル部67から排出され水中を通過したガスを大気中に放出する排気筒68が立設されている。排気筒68の中間部にはマフラ63が取り付けられ、さらに排気筒68の先端には排気トップ64が取り付けられている。なお、排気トップ64で回収された水分は、排気筒とは別経路で排気ガス浄化槽62に戻されるようになっている。また、排気ガス浄化槽62には、酸性の水を中和する中和剤が入れられたドレンフィルタ69が接続されている。ドレンフィルタ69には、浄化槽内で一定の水位を超えたドレンが流れ込み、排水管69aから外部に排出されるようになっている。
【0044】
以下では、上記の構成となるGHP1において、室内冷房および暖房のそれぞれの運転時の作用について説明する。まず、冷房運転時において、冷媒回路部30の四方弁35は、圧縮機33と室外熱交換器31、室内熱交換器11とアキュムレータ34、がそれぞれ接続された状態となっている。この状態では、圧縮機33より吐出された高温高圧のガス冷媒は室外熱交換器31に送られる。
【0045】
高温高圧のガス冷媒は室外熱交換器31で凝縮液化され、屋外の空気に放熱して高温高圧の液冷媒となる。さらにこの高温高圧の液冷媒は膨張弁37を通過する過程で減圧されて低温低圧の液冷媒となり、室内器ユニット10に送られる。
【0046】
室内機ユニット10に送られた低温低圧の液冷媒は室内熱交換器11で蒸発気化され、室内の空気から熱を奪って冷却したのち、低温低圧のガス冷媒となり、室外機ユニット20内の冷媒回路部30に送られる。
【0047】
冷媒回路部30に送られた低温低圧のガス冷媒は四方弁35を経てアキュムレータ34に流入し、液状成分が分離されたのち圧縮機33に吸入される。圧縮機33に吸入されたガス冷媒は圧縮機33の作動により圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって再び室外熱交換器31に送られる。
【0048】
一方、暖房運転時においては、四方弁35は圧縮機33と室内熱交換器11、室外熱交換器31とアキュムレータ34、がそれぞれ接続された状態となっている。この状態では、圧縮機33より吐出された高温高圧のガス冷媒は室内器ユニット10の室内熱交換器11に送られる。
【0049】
高温高圧のガス冷媒は室内熱交換器11で凝縮液化され、室内の空気に放熱して暖めたのち、高温高圧の液冷媒となって室外機ユニット20内の冷媒回路部30に送られる。冷媒回路部30に送られた高温高圧の液冷媒は、室外熱交換器31へと流入する。室外熱交換器31においては、高温高圧の液冷媒は外気から熱を奪い蒸発気化して低温低圧のガス冷媒となる。
【0050】
この低温低圧のガス冷媒は水熱交換器32に流入し、エンジン冷却水との間で熱交換を行ってさらに加熱され、高温高圧のガス冷媒となる。この高温高圧のガス冷媒は、アキュムレータ34に流入し液状成分が分離されたのち圧縮機33に吸入される。圧縮機33に吸入されたガス冷媒は圧縮され、さらに高温高圧のガス冷媒となって再び室内熱交換器11に送られる。
【0051】
ところで、ガスエンジン41は、冷房運転時、暖房運転時に関わらず圧縮機33に動力を伝達するために駆動状態にあり、排気ガス系60では燃焼により発生した排気ガスの排出が常時行われている。ガスエンジン41から排出された直後の排気ガスは550〜600℃と高温であり、この高温の排気ガスが臭気触媒コンバータ61に流入し、臭気対策触媒65によって臭気成分を除去された後、排気ガス熱交換器54に流入する。排気ガス熱交換器54に流入した排気ガスは、エンジン冷却水に熱を奪われて120〜150℃に冷やされ、排気ガス処理槽62に流入する。
【0052】
排気ガス処理槽62に流入した排気ガスはノズル部67から無数の泡状となって水中に排出される。このとき、水中を潜る過程で排気ガス中に含まれるNOx等のうち水溶性の生成物が水に溶け、排気ガス中から除去される。水溶性の生成物が除去されて水中から浮び上がった排気ガスは、排気ガス浄化槽62から排気筒68に流入し、マフラ63を通過して消音された後、排気トップ64から大気中に放出される。このとき、排気トップ64において回収された水分にはまだNOx等の生成物が含まれている場合もあるので、排気筒64とは別経路を辿って排気ガス浄化槽62に戻される。排気ガス浄化槽62に溜まった汚水は、一定の水位を越えるとドレンフィルタ69に流入し、中和されて排水管69aから外部に排出される。
【0053】
上記のように構成されたGHP1によれば、ガスエンジン41から排出された排気ガスが臭気触媒コンバータ61を通過する過程で、臭気対策触媒65によって排気ガスから臭気成分が除去されるので、排気ガスが発する臭気を原因とする環境の悪化を防止して周辺環境の保全を図ることができる。しかも、臭気対策触媒65として採用された白金触媒は、排気ガスが高温であるほど有効なので、臭気触媒コンバータ61を排気ガス熱交換器54の排気ガス流入側に配設することで臭気成分をより効果的に除去することができる。さらに、臭気触媒コンバータ61は排気ガス熱交換器54に対して着脱可能とされているため、臭気対策触媒65の能力が低下すればこれを新しいものと交換することも可能である。
【0054】
また、排気ガス熱交換器54を通過した排気ガスが排気ガス浄化槽62に満たされた水中を潜る過程で、排気ガスからNOx等のうち水溶性の生成物が除去されるので、大気中に放出される排気ガスに含まれるNOx等の生成物の量を低減することができ、これによって周辺環境の保全を図ることができる。
【0055】
なお、上記の実施形態においては、吸気触媒コンバータ61を排気ガス熱交換器54と一体的に構成したが、これらを別体に構成しても構わない。また、臭気対策触媒65には白金触媒を採用したが、その他の物質を採用しても構わない。また、排気筒68にはマフラ63を配設したが、排気ガス浄化槽62を通過する過程で十分に消音が図れるようであればこれを廃してもかまわない。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の室外機ユニットによれば、ガスエンジンから排出される排気ガス系に臭気対策触媒が配設されており、ガスエンジンから排出された排気ガスが排気ガス系を通過する過程で、臭気対策触媒によって排気ガスから臭気成分が除去されるので、排気ガスが発する臭気を原因とする環境の悪化を防止して周辺環境の保全を図ることができる。
【0057】
請求項2記載の空気調和機によれば、排気ガスに含まれる臭気成分が、室外機ユニットに具備される排気ガス系を通過する過程で、臭気対策触媒によって排気ガスから臭気成分が除去されるので、排気ガスが発する臭気を原因とする環境の悪化を防止することができ、これによって空気調和機のよりクリーンな運転を実現することができる。
【0058】
請求項3記載の空気調和機によれば、臭気対策触媒は排気ガスが高温であるほど有効なので、該臭気対策触媒がガスエンジンと排気ガス熱交換器との間に配設されることで、排気ガスに含まれる臭気成分をより効果的に除去することができる。
【0059】
請求項4記載の室外機ユニットによれば、排気ガス系に、排気ガス中に含まれる水溶性の生成物を水に溶解させて除去する排気ガス浄化手段が設けられており、排気ガス中に含まれるNOx等のうち水溶性の生成物が排気ガス中から除去されるので、大気中に放出される排気ガスに含まれるNOx等の量を低減することができ、これによって周辺環境の保全を図ることができる。
【0060】
請求項5記載の空気調和機によれば、室外機ユニットにおける排気ガス系に、排気ガス中に含まれる水溶性の生成物を水に溶解させて除去する排気ガス浄化手段が設けられており、排気ガス中に含まれるNOx等のうち水溶性の生成物が排気ガス中から除去されるので、大気中に放出される排気ガスに含まれるNOx等の量を低減することができ、これによって空気調和機のよりクリーンな運転を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の一実施形態を示す図であって、室外機ユニットに具備されるガスエンジンと排気ガス系とを示す概略構成図である。
【図2】 臭気触媒コンバータの構成を示す斜視図である。
【図3】 空気調和機の構成を示す概略構成図である。
【図4】 室外機ユニットの構成を示す側断面図である。
【図5】 同じく、室外機ユニットの内部構成を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 GHP
10 室内機ユニット
11 室内熱交換器
20 室外機ユニット
31 室外熱交換器
33 圧縮機
41 ガスエンジン
54 排気ガス熱交換器
60 排気ガス系
61 臭気触媒コンバータ
62 排気ガス浄化槽
65 臭気対策触媒

Claims (5)

  1. 屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器と、該室外熱交換器または屋内の空気と冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器に高温高圧のガス冷媒を送出する圧縮機と、該圧縮機を駆動するガスエンジンと、該ガスエンジンから排出される排気ガスの熱をガスエンジンの冷却水に回収して冷媒の加熱に利用する排気ガス熱交換器と、該排気ガス熱交換器を通過し熱を奪われた排気ガスを屋外に導く排気ガス系とを備える室外機ユニットであって、
    前記排気ガス系に、排気ガスに含まれる臭気成分を除去する臭気対策触媒が配設され
    該臭気対策触媒は、両端に外方に向けたフランジが設けられた筒状の本体内にハニカム材を内蔵して構成され、
    前記筒状本体は、前記排気ガス系の排気管と前記排気ガス熱交換器との間に、該排気管および排気ガス熱交換器に設けられたフランジに前記フランジを対応させて、前記排気ガス熱交換器と一体的に着脱可能に固定されることを特徴とする室外機ユニット。
  2. 屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器と、該室外熱交換器または屋内の空気と冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器に高温高圧のガス冷媒を送出する圧縮機と、該圧縮機を駆動するガスエンジンと、該ガスエンジンから排出される排気ガスの熱をガスエンジンの冷却水に回収して冷媒の加熱に利用する排気ガス熱交換器と、該排気ガス熱交換器を通過し熱を奪われた排気ガスを屋外に導く排気ガス系とを備える室外機ユニットと、前記室内熱交換器と、屋内の空気を循環させるファンとを備える室内機ユニットとから構成される空気調和機であって、
    前記排気ガス系に、排気ガスに含まれる臭気成分を除去する臭気対策触媒が配設され
    該臭気対策触媒は、両端に外方に向けたフランジが設けられた筒状の本体内にハニカム材を内蔵して構成され、
    前記筒状本体は、前記排気ガス系の排気管と前記排気ガス熱交換器との間に、該排気管および排気ガス熱交換器に設けられたフランジに前記フランジを対応させて、前記排気ガス熱交換器と一体的に着脱可能に固定されることを特徴とする空気調和機。
  3. 前記臭気対策触媒が、前記排気ガス系において前記ガスエンジンと前記排気ガス熱交換器との間に配設されていることを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 前記排気ガス系に、前記排気ガス熱交換器から導出される排気管の先端が差し込まれ、排気ガスを水中に排出し排気ガス中に含まれる水溶性の生成物を水に溶解させて除去する排気ガス浄化手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の室外機ユニット。
  5. 前記排気ガス系に、前記排気ガス熱交換器から導出される排気管の先端が差し込まれ、排気ガスを水中に排出し排気ガス中に含まれる水溶性の生成物を水に溶解させて除去する排気ガス浄化手段が設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の空気調和機。
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