JP3923864B2 - 衛生マスク - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、顔面の鼻口部を覆うように装着される衛生マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
人体の鼻における鼻腔は、本来ここに入って通る吸気に適当な温度と湿気とを与えるために存在する。衛生マスクは、かかる鼻腔の作用を補い、鼻腔などの敏感な粘膜への刺激をやわらげて空気を肺に送り込む手助けとなる。
【0003】
その際、外鼻および/またはその周りを覆って保温または加温すると、アレルギー性鼻炎や花粉症のクシャミなどの諸症状を緩和できることが、例えば特許第2507859号公報、特許第2753193号公報、特許第2825758号公報などに開示されている。
【0004】
一方、衛生マスクにおいて、これの鼻口部を覆うマスク本体部分を内外二層構造にすることは、特開平7−275384号公報、特開平9−149946号公報などに公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、マスク本体部分を内外二層構造とした従来の衛生マスクは、外層と内層とを構成するマスク生地どうしが密着状に接合一体化されている。その限りにおいて通常の衛生マスクの内側にガーゼの類を重ね合わせて使用することと大差はない。
【0006】
すなわち、衛生マスクは、粉塵や花粉の捕集性、せきやクシャミの際のたんやつばの飛沫防止性を確保したうえで、談話が支障なく行えるようにすることが望まれる。このうち捕集性と飛沫防止性とは、ひとつに鼻口部への密着性を図ることで向上できるが、密着性の向上は談話性の弊害につながる。
【0007】
そこで本発明の目的は、花粉や粉塵などの微粒子が鼻腔に侵入することをよく防止できる衛生マスクを得るにある。ひいては、アレルギー性鼻炎や花粉症の諸症状などを予防し、緩和するのに有利な衛生マスクを提供することにある。
【0008】
本発明の目的は、外鼻への密着性および保温性に優れ、談話(おしゃべり)性も確保された衛生マスクを得るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る衛生マスクは、顔面の鼻口部を覆うよう装着される外側のマスク本体1と、マスク本体1の内側に配されて少なくとも外鼻に密着する保温用の内側マスク2とを有し、マスク本体1が、前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に造形されており、マスク本体1に対して内側マスク2は、隙間Gが介在する状態で取り付けられている。
【0010】
更に具体的に説明すると、内側マスク2が保温機能を有する。その内側マスク2は、織布、不織布、編布などの布帛を用いることができ、ガーゼや絹織物など素材的に保温性を有するものでも足る。積極的に保温機能を付与するについては、内側マスク2を形成する布帛に公知の遠赤外線放射物質を含ませたり、酸化発熱体を含ませて加温すればよい。内側マスク2の外表面にアルミ箔や真空蒸着金属膜を積層して、外部に体温の熱が放散しない形態であってもよい。
【0011】
また、内側マスク2はマイナスイオン発生機能を有する。その際、同時に先の保温機能を発揮するようにしてもよく、例えばトルマリン粉末を含む合成樹脂繊維製の不織布で内側マスクがつくられていると、体温などの外部加熱で加温用の遠赤外線が放射されるとともに、人体に有用なマイナスイオンが生成される。遠赤外線物質を含む布帛に水を含浸させておくと、水の蒸発に伴い、マイナスイオンが発生する。中でも、電気分解アルカリイオン水(pHが11〜13)は、積極的にマイナスイオンを生成して人体には無害であり、用いて好適である。電気分解アルカリイオン水の場合は、不織布などの内側マスク形成材に含浸させておくだけでもよい。
【0012】
マスク本体1の左右の側面部分に、内側マスク2の左右端部が両持ちの宙吊り状態で接続されていてもよい。その際のマスク本体1と内側マスク2との接続は、それぞれの形成素材によって加熱下で溶融接着してもよいし、接着剤で一体化しても縫着してもよい。多くの場合、マスク本体1に対して内側マスク2はこれの左右端部のみが接続されていることを予測しているが、他の部位においてもマスク本体が紐の類で吊り掛けられていてもよい。
【0013】
衛生マスクは、マスク本体1または内側マスク2の左右に耳掛け3を備えている。この耳掛け3は、マスク本体1や内側マスク2とは別部材で作り、後付けする形態も含む。
【0014】
つまり、衛生マスクは、耳掛け3を備えていて、顔面の鼻口部を覆うよう装着される外側のマスク本体1と、マスク本体1の内側に分離可能に配される内側マスク2とを有し、マスク本体1および内側マスク2が、前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に造形されており、装着者の顔面に内側マスク2およびマスク本体1を装着した状態において、マスク本体1は内側マスク2との間に隙間Gが介在する状態で内側マスク2をこれが装着者の少なくとも外鼻に密着するよう押え付けている。
【0015】
内側マスク2の左右方向中央の外側に、内側マスク2の左半部2aと右半部2bとをつなぐ接合部6が上下間にわたって突曲状に形成されており、マスク本体1の左右方向中央の内側が内側マスク2の接合部6の突端縁に接触することにより、マスク本体1と内側マスク2との間には、前面側に前記隙間Gが生じるようになっている。ここにおいて、前記接合部6はこれの上下間にわたってマスク本体1の内面に接触する必要はなく、少なくとも該接合部6の上方部分がマスク本体1に接触して、内側マスク2が外鼻表面に密着するようにしたものであればよい。
【0016】
内側マスク2が、外鼻から口部までを覆う大きさを有し、以て口部および鼻腔の前鼻孔まですっぽりと覆うようになっていてもよい。
【0017】
【発明の作用効果】
本発明の衛生マスクによれば、マスク本体1に内側マスク2が隙間Gを介して取り付けられているので、顔面に装着したとき、内側マスク2が少なくとも外鼻の表面に先当たり状態で密着し、その外側をマスク本体1がカバーした体裁の良いものとなる。その際、内側マスク2は、旧来マスクの内側に配したガーゼと同様の働きをし、外鼻に密着することで鼻まわりを温めて吸気を加温し、マスク本体1と相まって吸気を加湿する。
【0018】
従って、アレルギー性鼻炎や花粉症などの予防、緩和に有利である。マスク本体1に内側マスク2が一体的に取り付けられているので、内側マスク2がズレ動くこともない。しかも、二重構造でありながら、前記隙間Gが介在しているので、通気抵抗を小さくできる。
【0019】
そのうえで、マスク本体1は鼻口部とくに口部を密着状に押さ付けないので、装着時の口の動きに不自由はなく、支障なく会話をすることができる。
【0020】
内側マスク2が保温機能を有するので、装着時の鼻まわりの加温性が更に有効なものとなる。
【0021】
内側マスク2がマイナスイオン発生機能を有すると、人体に有用なマイナスイオンを鼻まわりに接触状態でダイレクトに作用させることができる。
【0022】
マスク本体1の左右の側面部分に内側マスク2の左右端部が両持ち状態で接続された取り付け形態であり、これによって内側マスク2がマスク本体1の内側で宙吊り状態にあると、装着時における内側マスク2のズレ動きは、マスク本体1の左右側面部分で内側マスク2を顔面に押し当てることにより確実に防止でき、そのうえでマスク本体1と内側マスク2との間に前記隙間Gを所望通り確保することができる。
【0023】
マスク本体1ひいては内側マスク2を耳掛け3で装着者の顔面に確りと位置ズレなく装着することができる。
【0024】
マスク本体1に対して内側マスク2が分離可能になっていて、両者1・2が前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に形成されていると、衛生マスクを顔面に装着したとき、内側マスク2はマクス本体1でズレ動くことなく顔面の少なくとも外鼻に密着するよう位置決め保持できる。
【0025】
内側マスク2の左右方向中央の外側に形成された接合部6が、内側マスク2に自己保形性を付与することに貢献し、装着時に内側マスク2が鼻腔の前鼻孔や口部に密着しないよう働く。これにより衛生マスクには通気性と談話性とが確保される。同時に、衛生マスクを装着したとき、マスク本体1の左右方向中央の内面側が内側マスク2の前記接合部6の突端縁に接触することにより、該接合部6の前方外側への突出量分だけ、マスク本体1と内側マスク2との間には前面側において隙間Gが確実に形成されることになる。
【0026】
内側マスク2が外鼻から口部まで覆う大きさになっていると、鼻腔での吸気および口部からの吸気に際し、マスク本体1と相まって粉塵や花粉などの捕集性に優れる。
【0027】
【発明の実施の態様】
(実施例1) 図1ないし図3は本発明に係る使い捨ての衛生マスクの実施例1を示しており、外側のマスク本体1と、これの内側に配される内側マスク2と、耳掛け3とからなる。
【0028】
マスク本体1は、図1に示すごとく前面の左右方向中央部が前方に向かって張り出すように突曲する立体形状に造形されている。すなわちマスク本体1は、熱可塑性の合成樹脂繊維からなる不織布シートで裁断形成されるが、マスク本体1の左右対称形をなす左半部1aと右半部1bとを構成する不織布シートを二枚重ねにし、左右方向中央において左半部1aと右半部1bとの接合部4を一体に熱溶着し、その接合部4が前方外側へ上下間にわたって突出形成されたものとなっている。
【0029】
マスク本体1の左右端には、耳掛け3・3が一体に後方へ延出するよう裁断形成されている。各耳掛け3の孔5は型で抜き加工してもよいし、当出願人の出願に係る特開2001−245999号公報に示すとおり切目を入れておき、引き裂くことで形成されるようにしてもよい。
【0030】
内側マスク2は、図2に示すごとくマスク本体1と同じ要領で前面の左右方向中央部が前方に向かって張り出すように突曲する立体形状に造形されている。すなわち内側マスク2は、熱可塑性の合成樹脂繊維からなる不織布シートで裁断形成されるが、内側マスク2の左右対称形をなす左半部2aと右半部2bとを構成する不織布シートを二枚重ねにし、左右方向中央において左半部2aと右半部2bとの接合部6を一体に熱溶着し、その接合部6が前方外側へ上下間にわたって突出形成されたものとなっている。
【0031】
マスク本体1および内側マスク2は、それぞれ顔面の鼻口部(外鼻と口部)を覆う大きさを有し、マスク本体1に対して内側マスク2が隙間Gを介して不離一体に取り付けられている。すなわち、マスク本体1の左右の側面部分に、内側マスク2の左右端部が縦方向にわたって両持ち状態で熱溶着されている。符号7がその熱溶着された接続部を示す。従って、内側マスク2は、マスク本体1に対して左右端部のみが接続された宙吊り状態にあり、マスク本体1と内側マスク2との間には、とくに前面側部分において隙間Gが大きく生じている。
【0032】
上記構成の衛生マスクの使用に際しては、図3に示すごとく両耳掛け3・3を装着者の耳に掛けて常法通り装着すると、内側マスク2が外鼻の表面から口部にかけての顔面部分を先当たり状態で覆い、内側マスク2の外側がマスク本体1で覆われる。そのとき、マスク本体1の左右側面部分は鼻口部の左右の顔面部分にフィットして内側マスク2を含む全体のズレ動きを規制するが、前記隙間Gの介在によりマスク本体1の前面中央部分は、内側マスク2の前面中央部分に軽く接触ないし近接対向する状態に置かれている。
【0033】
従って、装着者の鼻口部が内外二重構造で覆われていても、通気(吸気)抵抗が小さく、顔面の特に外鼻表面への密着性は内側マスク2で図られ、顔面への位置決めはマスク本体1で図られる。内外二重構造になっている分だけ、粉塵や花粉などの捕集効率が良い。顔面への位置決めを図るマスク本体1は、肝心の鼻口部においてせいぜい内側マスク2に軽く接するだけなので、口を動かすのに何不自由なく談話性にも優れている。
【0034】
衛生マスクの本来の機能、すなわち吸気の加温と加湿とは、主に内側マスク2で良好に確保される。とくに内側マスク2の上方部分が外鼻の表面に密着しているので、装着者の鼻まわりの加温性に優れ、アレルギー性鼻炎の予防、緩和用に有利である。
【0035】
(実施例2) 図4および図5は発明に係る衛生マスクの実施例2を示しており、この場合の内側マスク2は、マスク本体1よりも大幅に上下幅寸法を小さくして、内側マスク2が顔面の外鼻とその左右部分にのみ密着し、鼻腔の前鼻孔および口部までは覆わない形態になっている。その他の構成は実施例1と実質的に同じであるから、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。この実施例2では、粉塵類の捕集効率は落ちるが、吸気抵抗は良くなる。これにおいても、鼻まわりを加温するので、アレルギー性鼻炎などの予防、緩和に有利である。
【0036】
(実施例3) 図6ないし図8は本発明に係る衛生マスクの実施例3を示す。この実施例3では、マスク本体1と内側マスク2とを分離可能にした点が、先の実施例1、2と根本的に相違する。すなわち、左右端に耳掛け3・3を有するマスク本体1と、内側マスク2とは、実施例1と同様にしてつくる。但し、内側マスク2はマスク本体1よりも厚手の不織布シートでつくるなどして自己保形性を有するものにした。
【0037】
これが使用に際しては、装着者の顔面の鼻口部まわりに、内側マスク2ついでその外側にマスク本体1を当てがい、耳掛け3・3を装着者の両耳にそれぞれ掛け止めて、マスク本体1を内側マスク2ごと顔面に装着する。マスク本体1の内側に内側マスク2を入れた状態で鼻口部まわりに当てがってもよい。
【0038】
先の装着状態において、内側マスク2の左右端部は顔面の鼻口部まわりの左右にマスク本体1の左右側面部で押え付けられ、マスク本体1の左右方向中央の内面側が内側マスク2の前記接合部6の突端縁に接触して内側マスク2の左右方向中央部を顔面側へ押し付ける。これで内側マスク2の上方部分が、図7に示すごとく出っ張った外鼻の表面に密着する。内側マスク2の下部も、顔面の口部の下方部分(あご部)に密着するであろう。これで内側マスク2は、マスク本体1によって顔面の所定部位に位置決め保持される。内側マスク2は前記接合部6で自己保形性が更に確保されているので、これが鼻腔の前鼻孔や口部を密着状に塞ぐことはなく、粉塵の補集性を確保したうえで、通気性や談話性を阻害することはないものとなる。
【0039】
(具体例1) 内側マスク2の上下長さ寸法はマスク本体1のそれよりも僅かに小さく設定する。そのうえで内側マスク2は、図1ないし図3に示すごとく合成樹脂繊維にトルマリン微粉末を含有する不織布シートでつくり、内側マスク2にpH12〜13の電気分解アルカリイオン水を含浸させた。この電気分解アルカリイオン水は、強アルカリ性を有するが、頭皮用として既に開発されており、人体に無害であることが確認されている。
【0040】
内側マスク2に対する電気分解アルカリイオン水の含浸は、小容器に該イオン水を入れておき、使用時に小容器から取り出して内側マスク2に滴下することで含浸させることができる。または、予め内側マスク2に先の電気分解アルカリイオン水を含浸させておき、これがマスク本体1側に移行しないようマスク本体1と内側マスク2との間にセパレータの類を介装し、全体を包装フィルムで密封して該イオン水の蒸散を防止する形態にしてもよい。
【0041】
具体例1の衛生マスクによれば、これを装着したとき、体温でトルマリン粉末から遠赤外線が放射されるとともにマイナスイオンが発生し、電気分解アルカリイオン水の蒸発がマイナスイオンの発生を更に高めるものになる。
【0042】
(具体例2) 内側マスク2をガーゼでつくり、これの左右端部をマスク本体1の左右の側面部分に両持ち状態で縫い付け、この内側マスク2に具体例1と同様にしてpH12〜13の電気分解アルカリイオン水を含浸させた。この具体例2の衛生マスクによれば、電気分解アルカリイオン水の蒸発でマイナスイオンが発生する。
【0043】
(具体例3) 内側マスク2の外表面に放熱防止層を形成した。その放熱防止層としては、内側マスク2にラミネートされるアルミ箔や、内側マスク2に真空蒸着される各種金属の蒸着膜がある。この具体例3に係る衛生マスクによれば、体温で加温された内側マスク2が外部に放熱されることがないので、鼻まわりの加温性に優れたものとなる。
【0044】
(具体例4) 具体例3の内側マスク2に、これの内面側からpH12〜13の電気分解アルカリイオン水を具体例1と同様に含浸させ、着用時にマイナスイオンが発生するようにした。
【0045】
(具体例5) 内側マスク2は、絹繊維を含む不織布シートで基本的に先の図2の形状につくった。但し、そこでの接合部6は縫い付けることにより形成し、内側マスク2を縫着仕上げにした。これによれば絹繊維が持つ通気性と保温性が有効に発揮されるものとなる。
【0046】
(その他の実施態様) 耳掛け3は、紐状にしてマスク本体1につながる形態でもよい。もちろん、紐状の耳掛け3は、図5に示すごとく内側マスク2の左右端から後方に延出する形態でもよい。
【0047】
その他、使い捨ての衛生マスクにおいては、マスク本体1および耳掛け3は紙製でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の全体の斜視図
【図2】実施例1の内側マスクの斜視図
【図3】実施例1の衛生マスクの装着状態での縦断側面図
【図4】実施例2の衛生マスクの斜視図
【図5】実施例2の内側マスクを示す斜視図
【図6】実施例3の衛生マスクの斜視図
【図7】実施例3の衛生マスクの装着状態での縦断側面図
【図8】実施例3の衛生マスクの装着状態での横断平面図
【符号の説明】
1 マスク本体
2 内側マスク
3 耳掛け
4 マスク本体の接合部
6 内側マスクの接合部
7 接続部
G 隙間
Claims (6)
- 耳掛け(3)を備えていて、顔面の鼻口部を覆うよう装着される外側のマスク本体(1)と、マスク本体(1)の内側に配される内側マスク(2)とを有し、
マスク本体(1)および内側マスク(2)が、前面の左右中央において前方に突曲するよう立体形状に造形された衛生マスクであって、
内側マスク(2)は、左右対称形をなす左半部(2a)と右半部(2b)とのシートを2枚重ねにし、左右方向中央において左半部(2a)と右半部(2b)との接合部(6)を一体に溶着し、その接合部(6)が前方へ上下間にわたって突出形成されており、
装着者の顔面に内側マスク(2)およびマスク本体(1)を装着した状態において、マスク本体(1)の内側が内側マスク(2)の接合部(6)の突端縁に接触することにより、マスク本体(1)と内側マスク(2)との間に隙間(G)が生じるようになっていることを特徴とする衛生マスク。 - 内側マスク(2)が、マスク本体(1)の内側に分離可能に配される請求項1記載の衛生マスク。
- マスク本体(1)の左右の側面部分に、内側マスク(2)の左右端部が両持ちの宙吊り状態で接続されている請求項1記載の衛生マスク。
- 内側マスク(2)が、保温機能を有する請求項1記載の衛生マスク。
- 内側マスク(2)が、マイナスイオン発生機能を有する請求項1記載の衛生マスク。
- 内側マスク(2)が、外鼻から口部までを覆う大きさを有する請求項1記載の衛生マスク。
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