JP4656920B2 - マスク用内装具を有するマスク - Google Patents

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Description

本発明は、マスクに係り、特に、本体部とこの本体部とは別個に形成され前記本体部に容易に着脱自在な内装具とを備えているマスクに関する。
従来、装着状態を保持するためのバンドを備えたマスク本体の内面に、立体形状のフィルターを装着し、前記フィルターで鼻および口を覆う状態で使用する構成のマスクが知られている(たとえば特許文献1参照)。
特開2004−41504号公報
ところで、前記従来のマスクは、本体部が、平面状の布で構成されているのに対し内装具(フィルター)が立体的に形成されているので、装着時に内装具が本体部で押し潰されるおそれがある。また、前記本体部の全周の位置と前記内装具の全周の位置とが一致していないので、前記本体部で前記内装具をしっかりと保持できない場合があり、顔面への装着時に内装具の位置がずれるおそれがある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、本体部と内装具とを備えたマスクにおいて、内装具が顔面にしっかりと保持されて位置がずれにくく、また、前記内装具が前記本体部によって押し潰されるおそれが少ないマスクを提供することを目的とする。
請求項に記載の発明は、顔面に装着されたときに、中央部が鼻口部と非接触の状態で周辺部のほぼ全周が顔面を押圧する立体的形状に形成され、顔面から取り外したときに、シート状、フィルム状または板状に折りたたむことができる形状に形成されている本体部と、前記本体部を顔面に装着するときに使用する装着用ベルトと、顔面に装着されたときに、前記本体部の内側に配置され、中央部が鼻口部と非接触の状態で、前記本体部の外側に折られた周縁部のほぼ全周もしくは前記本体部の外側に折られた周縁部の近傍のほぼ全周が、前記本体部とほぼ同じ位置で顔面を押圧する立体的形状に形成され、外面の少なくとも一部が、前記本体部の内面に面接触するようになっていると共に、顔面からはずされたときに、シート状、フィルム状または板状に折りたたむことができる形状に形成されている内装具とを有することを特徴とするマスク用内装具を有するマスクである。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、前記本体部は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の本体部部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各本体部部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各本体部部材を互いに接続して形成された台形に形成されており、前記内装具は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の内装具部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各内装具部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各内装具部材を互いに接続して形成された台形に形成されており、前記内装具の下底の長さが前記本体部の下底の長さとほぼ等しいかまたは僅かに長く形成され、前記内装具の上底の長さが前記本体部の上底の長さと等しいかまたは前記内装具の上底の長さが前記本体部の上底の長さよりも長くしかも前記本体部の下底の長さよりも短く形成され、前記内装具の上底と前記内装具の斜辺との交差角度と、前記本体部の上底と前記本体部の斜辺との交差角度とが互いにほぼ等しく形成されていることを特徴とするマスク用内装具を有するマスクである。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、前記本体部は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の本体部部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各本体部部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各本体部部材を互いに接続して形成された台形状に形成されており、前記内装具は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の内装具部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各内装具部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各内装具部材を互いに接続して形成されており、前記内装具の上底の長さが前記本体部の上底の長さよりも短く形成され、前記台形状の内装具の高さが前記台形状の本体部の高さよりも僅かに高く形成され、前記台形状の内装具の上底からの距離が前記台形状の本体部の高さと同じところでの前記台形状の内装具の幅が、前記本体部の下底の長さとほぼ等しくなっていることを特徴とするマスク用内装具を有するマスクである。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、前記本体部又は前記内装具のどちらか一方又は両方の少なくとも一部が、ガスを吸着する物質、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒の少なくともいずれかを担持したフェルト、または粒子物質を除去できる素材で構成されていることを特徴とするマスク用内装具を有するマスクである。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、前記内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、非通気性の部材で構成されていることを特徴とするマスク用装具を有するマスクである。
請求項に記載の発明は、請求項4または請求項に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、前記内装具は、ガスを吸着する物質、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒の少なくともいずれかを担持したシート状、フィルム状または板状のフェルト、または、活性炭繊維と繊維状のガス吸着材もしくは触媒の少なくとも一つを混紡したものからなるシート状、フィルム状または板状の素材、または、粒子物質を除去できるシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより形成された台形状の内側部材と、シート状、フィルム状または板状の熱可塑性樹脂で構成され、前記内側部材の台形と相似形であって前記内側部材の台形よりも大きな2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状のものから中ほどを取り除いて環状に形成された外側部材とを備え、前記外側部材を上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げ、この折り曲げた外側部材の間に、前記折り曲げた内側部材の下底と斜辺とが入り込むように前記折り曲げた内側部材を挿入し、前記外側部材の斜辺の近傍であって、前記内側部材が非存在である箇所を前記斜辺のほぼ全長にわたって接着、溶着又は融着して構成されている内装具であることを特徴とするマスク用内装具を有するマスクである。
請求項に記載の発明は、請求項4または請求項に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、前記内装具は、ガスを吸着する物質、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒、粒子物質を除去できる物質の少なくともいずれかを担持したシート状、フィルム状または板状のフェルト、または、活性炭繊維と繊維状のガス吸着材もしくは触媒の少なくとも一つを混紡したものからなるシート状、フィルム状または板状の素材、または、粒子物質を除去できるシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより形成された台形状の内側部材と、小さな貫通孔が多数個あけられているシート状、フィルム状または板状の熱可塑性樹脂で構成され、前記内側部材の台形と相似形であって前記内側部材の台形よりも大きな2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより形成された台形状の外側部材とを備え、前記外側部材を上底のところで各斜辺、前記各下底が重なるように折り曲げ、この折り曲げた外側部材の間に、前記折り曲げた内側部材を挿入し、前記外側部材の斜辺の近傍であって、前記内側部材が非存在である箇所を前記斜辺のほぼ全長にわたって接着、溶着又は融着して構成されている内装具であることを特徴とするマスク用内装具を有するマスクである。
本発明によれば、本体部と内装具とを備えたマスクにおいて、内装具が顔面にしっかりと保持されて位置ずれしにくく、また、前記内装具が前記本体部によって押し潰されるおそれが少なく、また、マスクの設計や製造上において、例えば各材料を積層して接着、溶着又は融着するため、材質や枚数などの制限を前記内装具との組合せにより大幅に緩和するという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマスク1の概略構成を示す斜視図であり、図2は、マスク1を顔面に装着した状態を示す図である。
マスク1は、本体部3と、この本体部3とは別個に形成された内装具5と、前記本体部3や前記内装具5を顔面に装着するときに使用する装着用ベルト7とを備えている。
装着用ベルト7を用いて顔面に装着されたときに、前記本体部3は、中央部が鼻口部と非接触の状態で、周縁部(周辺部)のほぼ全周が直接的にまたは間接的に顔面を押圧して、鼻口の周辺(顎部にかかる場合もある)を囲むような立体的形状に形成されている。
すなわち、前記本体部3は、たとえば中央部が顔面から離れるように顔面前方側に突出することによって、前記中央部が鼻口部(鼻の孔、鼻の孔周辺近傍の部位、唇、唇の周辺近傍の部位)から離れるように形成されている。
なお、直接的に顔面を押圧するときには、本体部3の周縁部のほぼ全周が顔面に接触し、間接的に押圧するときには、内装具5の周辺部を間に挟んで、本体部3の周縁部のほぼ全周が顔面を押圧するようになっている。
顔面に装着されたときに、前記内装具5は、前記本体部3の内側(顔面と前記本体部3との間)に配置される。そして、前記内装具5の中央部が突出することによってこの中央部が鼻口部から離れるように形成されている。また、内装具5の周縁部のほぼ全周が顔面に直接的に接触して鼻口の周辺を囲み、顔面と共に閉空間を形成するように構成されている。
さらに、顔面に装着されたときには、前記本体部3の周縁部の全周の位置と前記内装具5の周縁部の全周の位置とが互いにほぼ一致するようになっている。
顔面からはずされたときに、前記本体部3はシート状、フィルム状または板状に折りたたむことができ、前記内装具5もシート状、フィルム状または板状に折りたたむことができるように構成されている。なお、前記シート状に形成されている本体部の厚さ(片側の厚さ)は、通気性、防塵性、防毒製、防臭性を確保するために0.2mm〜5mm程度に形成されるものであり、上限の厚さは、装着性を良好なものにするためのものである。
また、前記本体部3と前記内装具5とを顔面に装着した場合、前記内装具5の外面(顔面に対向する面とは反対側の面)の少なくとも一部が、前記本体部3の内面(前記内装具を間にして顔面と対向する面)に面接触するようになっている。
なお、装着された場合、本体部3と顔面との間に隙間が形成されることを防止するために、前記本体部3の部位であって顔面に装着したときに鼻を覆う部位には、棒状の金属部材または塑性変形部材9が設けられている。この金属部材または塑性変形部材9を本体部3に設ける代わりに内装具5に設けてもよいし、前記金属部材または塑性変形部材9を本体部3に設けることに加えて内装具5に設けてもよい。
前記マスク1について、例を掲げてより具体的に説明する。
図3(a)は、本体部3の平面図であり、図3(b)は、図3(a)におけるIIIA−IIIB断面図であり、図3(c)は、図3(b)に示す状態から本体部3を開いた状態を示す断面図である。
図4は、本体部3を形成するときの工程を示す図である。
前記本体部3は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材(たとえば不織布)からなる2つの台形状の部材を互いに重ね合わせて形成されている。
前記台形状の部材11A、11B(図4(a)参照)は、一方の斜辺の長さと他方の斜辺の長さとが互いにほぼ等しく前記各斜辺が「ハ」字状になっており、前記各台形状の部材11A、11Bは、各上底、各下底、各斜辺が互いにほぼ一致するように重ね合わされる。
前記各台形状の部材11A、11Bを互いに重ね合わせた後、前記下底の箇所のみで開口して周縁部(開口部)を形成するように、前記各部材11A、11Bの上底と斜辺のところ(前記各部材11A、11Bの上底のほぼ全長、斜辺のほぼ全長にわたって、またはこれらの近傍のほぼ全長で、前記各部材11A、11Bを互いに接続することによって、本体部3が台形状に形成される。
より詳しく説明すると、図4(a)に示すように、本体部3は、たとえば、2つの台形状の部材11A、11Bを互いの上底がほぼ一致するように配置し、前記上底のところで(図4(a)に示す二点鎖線CL1のところで)、各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより台形状に形成されたものに、斜辺または斜辺の近傍の部位のほぼ全長にわたって(図4(b)に示す二点鎖線CL3に沿って)たとえば接着、溶着又は融着することにより形成される。また、細長状帯をつ折り重ねたりして、連続的に接着、溶着又は融着した後に台形状に切断してもよい。
前記内装具5も、前記本体部3とほぼ同様に形成される。したがって、顔面からはずされたときに、前記本体部3や前記内装具5をシート状、フィルム状または板状に折りたたむことができる。なお、顔面に装着されているときには、前記本体部3や前記内装具5は、図1や図2、図3(c)に示すように、開口部が開き立体的形状になった状態で使用される。
ところで、前記内装具5は、前記本体部3と同様に、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材から形成されているが、前記本体部3が柔軟性を備えた通気性のあるシート状、フィルム状または板状部材で構成されているのに対し、前記内装具5の少なくとも一部は、ガスを物理的または化学的に吸着する物質(たとえば活性炭)、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒(たとえば銀を含む触媒)、防塵性を高めるために粒子物質(粉塵、花粉、細菌など)の除去もできるという物質の少なくともいずれかによって構成されている。
より詳しくは、前記内装具5の少なくとも一部が、活性炭担持フェルト、ゼオライト担持フェルト、活性炭繊維、メルトブローのエレクトレット化した不織布等で構成されている。
前記本体部3には、装着用ベルト7が設けられている(図1、図2、図3(a)参照)。前記装着用ベルト7は、ゴム等の弾性体によって細長く形成されていると共に、前記装着用ベルト7が、前記本体部3の下底の一端部の近傍に配置されている。
そして、図2に示すように、装着用ベルト7を後頭部や首部にかけることにより、本体部3や内装具5が顔面に装着される。
なお、前記装着用ベルト7に代えて、耳かけ式の装着用ベルトを本体部3に設けてもよい。
次に、本体部3と内装具5との大きさについて説明する。
図5は、台形状の本体部3と台形状の内装具5の大小関係を示す図である。
図5(a)に示すように、前記内装具5の下底の長さL1は、前記本体部3の下底の長さL3とほぼ等しくなっている。より正確に表現すると、前記本体部3の下底の長さL3は、前記内装具5の下底の長さL1よりも、本体部3を構成している部材の厚さに応じた長さΔt1の2倍分だけ、僅かではあるが長くなっている。
また、前記内装具5の上底の長さL5が前記本体部3の上底の長さL7とほぼ等しくなっている。より正確に表現すると、前記本体部3の上底の長さL7は、前記内装具5の上底の長さL5よりも、本体部3を構成している部材の厚さに応じた長さΔt3の2倍分だけ、僅かではあるが長くなっている。
また、前記内装具5の上底と前記内装具5の斜辺との交差角度と、前記本体部3の上底と前記本体部3の斜辺との交差角度とが互いにほぼ等しくなっている。
そして、前記内装具5の高さL9が前記本体部3の高さL11とほぼ等しくなっている。より正確に表現すると、前記本体部3の高さL11は、前記内装具5の高さL9よりも、本体部3を構成している部材の厚さに応じた長さΔt5分だけ、僅かではあるが大きくなっている。
上述したような大小関係を備えた本体部3内に内装具5を挿入すると、図5(b)に示すように、本体部3内に内装具5がちょうど入り込み、この状態で、本体部3と内装具5とを顔面に装着すると、本体部3の周縁部の全周の位置と内装具5の周縁部の全周の位置とが互いにほぼ一致し、また、前記内装具5の外面(顔面とは反対側の面)のほぼ総てが、前記本体部3の内面(顔面側の面)のほぼ総てに面接触する。
ところで、図5に示す状態において、内装具5の高さを僅かに大きくし、図6(本体部3と内装具5の大小関係を示す図)に示すような形態にしてもよい。換言すれば、本体部3、内装具5において、内装具5の下底の長さL1を本体部3の下底の長さL3よりも僅かに長く形成してもよい。このように内装具5を形成した場合、台形状の内装具5の幅(台形状の内装具5の下底15と平行な直線であって前記台形状の内装具5の上底からの距離が前記台形状の本体部3の高さと同じところに存在する直線と、前記台形状の内装具5の各斜辺とが交わる各交点間の距離)L12が、前記本体部3の下底の長さL3とほぼ等しくなっている。
このように、内装具5の高さが本体部3の高さよりも大きくなっている場合には、本体部3内に内装具5を挿入した状態で、高さの差L13の分だけ、図7(a)(本体部3内に内装具5を挿入し内装具5の周辺部を折られた状態を示す斜視図)や図7(b)(図7(a)におけるVIIA−VIIB断面を示す図)に示すように、内装具5の周辺部を折って使用することもできる。
に示すように、内装具5の下底の長さL1を本体部3の下底L3の長さよりも僅かに長く形成し、内装具5の周辺部を全周にわたって折って使用することにより、マスク1を顔面に装着したときに、内装具5の周辺部が本体部3の周縁部と顔面との間に挟まれて確実に顔面に接触し、内装具5と顔面とで形成される閉空間の気密性を高くすることができる。
また、図5に示す状態において、内装具5の高さを僅かに小さくし、図8(a)(本体部3と内装具5の大小関係を示す図)に示すような形態にしてもよい。換言すれば、本体部3、内装具5において、内装具5の上底の長さL5を本体部3の上底の長さL7よりも僅かに長くしかも前記本体部3の下底の長さL3よりも短く形成してもよい。
なお、図8(a)に示されたマスクを顔面に装着すると、本体部3の周縁部の全周の位置と内装具5の周縁部の全周の位置とが互いにほぼ一致し、また、前記内装具5の外面の一部が、前記本体部3の内面の一部に面接触する。
さらには、図8(a)に示す状態において、内装具5の下底の長さL1を僅かに長くして、図8(b)に示すように形成してもよい。なお、図8(b)に示すように形成した場合には、内装具5の突出している部分L13は、図7に示した場合と同様に折って使用することもできる。
また、図5に示す状態において、内装具5の上底の長さL5を僅かに小さくし、図9(a)(本体部3と内装具5の大小関係を示す図)に示すような形態にしてもよい。なお、図9(a)に示されたマスクを顔面に装着すると、本体部3の周縁部の全周の位置と内装具5の周縁部の全周の位置とが互いにほぼ一致し、また、前記内装具5の外面の一部が前記本体部3の内面の一部に面接触する。
さらには、図9(a)に示す状態において、内装具5の高さを僅かに高くし、内装具5の下底の長さL1を僅かに長くして、図9(b)に示すように形成してもよい。図9(b)のように内装具5を形成した場合、台形状の内装具5の幅(台形状の内装具5の下底と平行な直線であって前記台形状の内装具5の上底からの距離が前記台形状の本体部3の高さと同じところに存在する直線と、前記台形状の内装具5の各斜辺とが交わる各交点間の距離)L12が、前記本体部3の下底の長さL3とほぼ等しくなっている。
なお、図9(b)に示すように形成した場合には、内装具5の突出している部分(高さの差L13は、図7に示した場合と同様に折って使用される。
また、図5に示す状態において、内装具5の上底の長さL5と内装具5の下底の長さL1とを僅かに小さくし、図10(a)(本体部3と内装具5の大小関係を示す図)に示すような形態にしてもよい。
さらには、図10(a)に示す状態において、内装具5の高さを僅かに高くし、内装具5の下底の長さL1を僅かに長くして、図10(b)に示すように形成してもよい。なお、図10(b)に示すように形成した場合には、内装具5の突出している部分(高さの差L13は、図7に示した場合と同様に折って使用される。
また、図5に示す状態において、内装具5の下底の長さL1を僅かに小さくし、図11(a)(本体部3と内装具5の大小関係を示す図)に示すような形態にしてもよい。
さらには、図11(a)に示す状態において、内装具5の高さを僅かに高くし、内装具5の下底の長さL1を僅かに長くして、図11(b)に示すように形成してもよい。図11(b)のように内装具5を形成した場合、台形状の内装具5の幅(台形状の内装具5の下底と平行な直線であって前記台形状の内装具5の上底からの距離が前記台形状の本体部3の高さと同じところに存在する直線と、前記台形状の内装具5の各斜辺とが交わる各交点間の距離)L12が、前記本体部3の下底の長さL3よりも僅かに短くなっている。
なお、図11(b)に示すように形成した場合には、内装具5の突出している部分(高さの差L13は、図7に示した場合と同様に折って使用される。
マスク1によれば、顔面に装着されたときに、本体部3の全周の位置と内装具5の全周の位置とが互いにほぼ一致して前記内装具5のほぼ全周が顔面に接触するので、前記内装具5が顔面にしっかりと保持されて位置がずれにくくなり、また、前記内装具5が前記本体部3によって押し潰されるおそれが少なくなる。
また、マスク1によれば、顔面に装着されたときに、内装具5の中央部が突出することによってこの中央部が鼻口部から離れるので、内装具5が唇等に触れることがなく会話を自由に行なうことができ、口紅等で内装具5が汚れるおそれが少ない。また、マスク1又は内装具5のみを交換すれば、長期にわたって使用することができ、経済的である。さらに、内装具5の全周が顔面にしっかりと密着するので、顔面と内装具5とで形成される閉空間の気密性が高くなり、マスクの防塵防臭防毒等の機能が高い状態で使用することができる。
また、マスク1によれば、顔面からはずされたときに、本体部3や内装具5をシート状、フィルム状または板状に折りたたむことができるように構成されているので、収納や保存が便利になっている。
さらに、マスク1によれば、本体部3と内装具5とを顔面に装着した場合、前記内装具5の外面の少なくとも一部が、前記本体部3の内面に面接触するようになっているので、内装具5を本体部3でより確実に保持することができる。
また、マスク1によれば、本体部3および内装具5が台形状に形成されているので、簡素な形状でありながら、保管するときに容易に平面状になり、顔面に装着されたとき(使用時)には、前記本体部3の全周の位置と前記内装具5の全周の位置とが互いにほぼ一致して前記内装具5のほぼ全周が顔面に接触すると共に、中央部が鼻口部から離れる立体マスクを形成することができる。また、内装具5の外面の少なくとも一部が、本体部3の内面に面接触するようにすることができる。
さらに、マスク1によれば、内装具5の少なくとも一部が、ガスを吸着する物質、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒、粒子物質(粉塵、花粉、細菌など)を除去できる物質の少なくともいずれかを担持したフェルトで構成されているので、長期使用により前記物質や触媒の機能が低下したときでも、内装具5のみを交換することによって、防塵、防臭、防毒等の機能を維持でき、経済的である。また、マスクの機能を本体部3と内装具5とが分担することによって、マスクの形態の変更の自由度を高くすることができる。また、内装具5のみを変えれば、防塵や防臭や防毒等の機能を容易に変更することができる。
[第2の実施形態]
図12は、本発明の第2の実施形態に係るマスク21の概略構成を示す図であると共に、図5(b)に対応した図である。
本発明の第2の実施形態に係るマスク21は、内装具23の形状が異なる点を除いて前記第1の実施形態に係るマスク1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、第2の実施形態に係るマスク21の内装具23は、第1の実施形態に係る内装具5と同様に、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材(たとえば活性炭を担持したフェルト)からなる部材で構成されている。
また、直線状の上辺25とこの上辺25に平行で前記上辺25よりも長い下辺27と、前記上辺25の一端部と前記下辺27の一端部とをむすぶ第1の線29と、前記上辺25の他端部と上記下辺27の他端部とをむすぶ第2の線31とによって囲まれた形状に形成されていると共に、前記上辺25の中点と前記下辺27の中点とを互いに結ぶ直線に対して対称な形状に形成されている2つの部材を互いに重ね合わせ(各上辺25、各下辺27、第1の各線29、第2の各線31が互いにほぼ一致するように重ね合わせ)て、内装具23が形成されている
さらに、前記下辺27の箇所のみで開口して周縁部(開口部)を形成するように、前記各部材の上辺25と第1の線29と第2の線31のところ(前記各部材の上辺25のほぼ全長、第1の線29のほぼ全長、第2の線31のほぼ全長にわたって、)またはこれらの近傍のほぼ全長で前記各部材を互いに接続して、内装具23が形成されている。
なお、前記内装具23の上辺25の長さは前記本体部3の上底の長さよりも短く形成され、前記内装具5の上辺25と下辺27との間の距離が、前記台形状の本体部3の高さと等しい(図12(a)参照)かまたは前記台形状の本体部3の高さよりも僅かに長く(図12(b)参照)形成されている。
また、前記内装具23の上辺25からの距離が前記台形状の本体部3の高さと同じところでの前記内装具23の幅(前記内装具23の下辺27と平行な直線であって前記内装具23の上辺25からの距離が前記台形状の本体部3の高さと同じところに存在する直線と、前記内装具の第1の線、第2の線とが交わる各交点間の距離)L15が、前記台形状の本体部3の下底の長さよりも僅かに短く形成されている。
さらには、前記内装具23を構成している部材の前記第1の線29、第2の線31の形状は、前記部材の内側から外側に向かって凸状に形成されており、前記内装具23の上辺25が前記本体部3の上底とほぼ一致し前記上辺25の中点と前記本体部3の上底の中点とが互いにほぼ一致するように、前記本体部3内に前記内装具23を挿入した場合、前記第1の線29の少なくとも一部が前記本体部3の一方の斜辺にほぼ一致し、前記第2の線31の少なくとも一部が前記本体部3の他方の斜辺にほぼ一致するような形状に形成されている。
より具体的に説明すると、図12(a)に示すように、前記第1の線29は、2本の連続した線分によって構成されており、前記本体部3内に前記内装具23を挿入した場合、前記2本の線分の連結部が前記本体部3の一方の斜辺にほぼ一致し、前記第2の線31も、2本の連続した線分によって構成されており、前記本体部3内に前記内装具23を挿入した場合、前記第2の線分の連結部が前記本体部3の他方の斜辺にほぼ一致するように構成されている。
なお、図6に示したものと同様に、また、図12(b)に示すように、内装具23高さ(上辺25と下辺27との間の距離)を、前記本体部3の高さより大きく形成してもよい。このように形成した場合には、内装具23の周辺部が図7に示したものと同様に折って使用される。
また、図13(a)に示すように、前記第1の線29を、3本の連続した線分によって構成し、前記本体部3内に前記内装具23を挿入した場合、前記3本の線分のうちの中程の線分が、前記本体部3の一方の斜辺にほぼ一致し、前記第2の線31を、3本の連続した線分によって構成し、前記本体部3内に前記内装具23を挿入した場合、前記3本の線分のうちの中程の線分が、前記本体部3の他方の斜辺にほぼ一致するように構成してもよい。
さらには、図12(b)に示す場合と同様に、内装具23の高さ(上辺25と下辺27との間の距離)を前記本体部3の高さより大きく形成してもよい。
また、図14に示すように、前記第1の線と第2の線とを円弧状等の曲線で形成してもよく、さらには、図15に示すように、内装具23の上辺の長さを「0」にしてもよい。
[第3の実施形態]
図16(a)は、本発明の第3の実施形態に係るマスクの内装具41の概略構成を示す図であり、図4(b)に対応する図であり、図16(b)は、図16(a)におけるXVIA―XVIB断面を示す図であり、図16(c)は、図16(a)におけるXVIC―XVID断面を示す図であり、図16(d)は、外側部材45の展開図である。
本発明の第3の実施形態に係るマスクは、内装具41の形態が異なる点を除いて前記第1の実施形態に係るマスク1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、内装具41は、内側部材43と、外側部材45とによって構成されている。
内側部材43は、ガスを(物理的または化学的に)吸着する物質(たとえば活性炭やゼオライト)、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒(たとえば銀)、粒子物質(粉塵、花粉、細菌など)を除去できる物質の少なくともいずれかを、高い濃度で担持したシート状、フィルム状または板状のフェルト、または、活性炭繊維からなる部材であって、図4(a)に示したものと同様に、2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより、台形状に形成されている。
外側部材45は、シート状、フィルム状または板状の熱可塑性樹脂で構成されていると共に、図16(d)(外側部材45の展開図)示すように、前記内側部材43の台形と相似形であって前記内側部材43の台形よりも大きな2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状のものから中ほど(この中ほどの部位の形状は、前記内側部材43の台形と相似形であって前記内側部材43の台形よりも小さい2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成されている。)を取り除いて環状に形成されている。
そして、前記外側部材45を上底のところで(図16(d)に示す直線CL5のところで、)各斜辺、各下底が重なるように折り曲げ、この折り曲げた外側部材45の間に、前記折り曲げた内側部材43を挿入し、前記外側部材45の斜辺の近傍であって、前記内側部材が非存在である箇所を前記斜辺のほぼ全長にわたって(図16(a)の線分CL7の全長にわたって)接着、溶着又は融着し、さらに線分CL9の全長にわたって接着、溶着又は融着することにより、前記内装具41が構成されている。
なお、前記内側部材43や外側部材45の前記各台形は、下底よりも上底のほうが長く形成され、下底の中点と上底の中点とを互いに結ぶ直線に対して対称に形成されている。
本実施形態に係るマスクによれば、内装具41が内側部材43と外側部材45とによって構成されているので、内装具41の製作が容易になっている。すなわち、フェルトに活性炭等を担持すると熱圧着が困難であるが、内装具41の外側部材45を熱可塑性樹脂にしたことにより、溶着又は融着で内装具41を形成することができ製作が容易になる。また、内側部材43には溶着又は融着を施す必要がないので内側部材43を溶着や融着の難しい繊維等で構成することができると共に厚くすることができ、防塵、防毒、防臭効果を一層高めることができる。
[第4の実施形態]
図17(a)は、本発明の第4の実施形態に係るマスクの内装具51の概略構成を示す図であり、図4(b)に対応する図であり、図17(b)は、図17(a)におけるXVIIA―XVIIB断面を示す図である。
本発明の第4の実施形態に係るマスクは、内装具51が、台形状の内側部材53とこの内側部材53よりも大きい台形状の外側部材55とによって構成されている点を除いて、前記第3の実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
前記内側部材53は、ガスを(物理的または化学的に)吸着する物質(たとえば活性炭やゼオライト)、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒(たとえば銀)、粒子物質(粉塵、花粉、細菌など)を除去できる物質の少なくともいずれかを、高い濃度で担持したシート状、フィルム状または板状のフェルト、または、活性炭繊維からなる部材であって、図4(a)に示したものと同様に、2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより、台形状に形成されている。
また、前記外側部材55は、小さな貫通孔が多数個あけられているシート状、フィルム状または板状の熱可塑性樹脂で構成された部材であって、前記内側部材53の台形と相似形であって前記内側部材の台形よりも大きな2つの台形を、図4(a)に示したものと同様に、互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより台形状に形成されている。
そして、前記外側部材55を上底のところで各斜辺、前記各下底が重なるように折り曲げ、この折り曲げた外側部材の間に、前記折り曲げた内側部材が入り込むように前記折り曲げた内側部材53を挿入し、前記外側部材55の斜辺の近傍であって、前記内側部材53が非存在である箇所を前記斜辺のほぼ全長にわたって接着、溶着又は融着することによって構成されている。
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施形態に係るマスクは、内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、非通気性の部材で構成されている点が、前記第1〜第4の実施形態に係るマスクと異なり、その他の点は、前記第1〜第4の実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
なお、第5の実施形態に係るマスクによれば、内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、非通気性の部材で構成されているので、マスク(内装具)の機能(防塵防臭等の機能)を高めることができる。
より詳しく説明すると、内装具を溶着や融着しにくい活性炭繊維(防臭機能等を備えている繊維)等のみで成形することは、一般的には困難である。また、顔面に接触する部位やこの近傍を活性炭素繊維で構成すると、肌触りが悪くなる。
したがって、顔面に接触する部位(周縁部)の近傍は、一般的には、炭素等を含まない不織布で構成されている。
しかし、上述したように、内装具の開口部の近傍を不織布で形成すると、この不織布で形成した部位も通気性を備え、内装具の機能(活性炭による防臭等の機能)が低下するおそれがある。
そこで、内装具の周縁部およびこの近傍の部位を、非通気性の部材で構成し、マスク(内装具)を顔面に装着したときに内装具と顔面との間に形成される閉空間に、活性炭素繊維が設けられている部位のみを通過した空気が入るようにすれば、内装具の機能が低下することを防止することができる。
[第6の実施形態]
図18(a)は、本発明の第6の実施形態に係るマスクの内装具71を示す図であり、図4(b)に対応する図である。図18(b)は、図18(a)におけるXIX矢視図であり、内装具71の開口部を開いた状態を示す図である。
本発明の第6の実施形態に係るマスクの内装具71には、前記内装具71を顔面に装着したときに前記内装具71の周縁と鼻との間にできる隙間を塞ぐための、屈撓性の良い部材(たとえば独立気泡のスポンジ)73が設けられている点が、前記第1〜第5の実施形態に係るマスクと異なり、その他の点は、前記第1〜第5の実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
なお、本発明の第6の実施形態に係るマスクによれば、内装具71を顔面に装着したときに前記内装具71の周縁と鼻との間にできる隙間を塞ぐための部材73が設けられているので、鼻部分の隙間からの空気の漏れを少なくすることができ、装着したときに内装具71と顔面とによって形成される空間の気密性を高めることができる。
[第7の実施形態]
本発明の第7の実施形態に係るマスクの内装具は、この内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、前記内装具の他の部位よりも柔らかい材質の部材で構成されている点が、前記第1〜第6の実施形態に係るマスクと異なり、その他の点は、前記第1〜第6の実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
なお、本発明の第7の実施形態に係るマスクによれば、内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、前記内装具の他の部位よりも柔らかい材質の部材で構成されているので、装着したときの肌触りがよく、違和感を少なくすることができる。
[第8の実施形態]
本発明の第8の実施形態に係るマスクの内装具は、この内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、吸湿性の高い部材で構成されている点が、前記第1〜第7の実施形態に係るマスクと異なりその他の点は、前記第1〜第7の実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
なお、本発明の第8の実施形態に係るマスクによれば、内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、吸湿性の高い部材で構成されているので、装着して使用しているときのベとつき感を低減させることができる。また、水分を吸収すると吸湿性の高い部材は体積が僅かに膨張する傾向があり、この膨張によって、内装具の周辺部の顔面への密着性が一層高くなる。
ところで、前記各実施形態では、本体部を台形状に形成してあるが、必ずしも、台形状に形成される必要はない。すなわち、顔面への装着時に中央部が鼻口部と非接触の状態で周辺部のほぼ全周が顔面を押圧する立体的形状に形成されているのであれば、本体部を、以下の各実施形態に示すように、台形状以外の形状にしてもよい。
本体部を、カップ状等台形状以外の形状に形成した場合には、本体部の形態に合わせて内装具も適宜の形状に形成されることになる。
すなわち、本体部の形状が、顔面に装着されたときに、中央部が鼻口部と非接触の状態で周辺部のほぼ全周が顔面を押圧する立体的形状に形成され、顔面から取り外したときに、シート状、フィルム状または板状に折りたたむことができる形状に形成されていればよい。
また、内装具の形状が、顔面に装着されたときに、前記本体部の内側に配置され、中央部が鼻口部と非接触の状態で、周縁部のほぼ全周もしくは前記本体部の外側に折りられた周縁部の近傍のほぼ全周が、前記本体部とほぼ同じ位置で顔面を押圧する立体的形状に形成され、外面の少なくとも一部が、前記本体部の内面に面接触するようになっていると共に、顔面からはずされたときに、シート状、フィルム状または板状に折りたたむことができる形状に形成されていればよい。
[第9の実施形態]
図19は、本発明の第9の実施形態に係るマスクの本体部101の概略構成を示す図である。なお、図19(a)は、前記マスク本体部101を広げたとき斜視図を示し、図19(b)は、前記マスク本体部101を折りたたんだ状態を示す図である。
本発明の第9の実施形態に係るマスクは、本体部101や内装具(図示せず)の形態が、前記各実施形態に係るマスクと異なり、その他の点は、前記各実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、本発明の第9の実施形態に係るマスクの本体部101は、筒状の部材103の一端部側がカバー部材105で閉じられた形状に形成されている。前記筒状の部材103は、顔面側の径が大きく、顔面から離れるにしたがって(先端部側に向かうにしたがって)径が小さくなるように形成されている。
また、顔面に装着されると、図19(a)に示すように、前記カバー部材105で閉じられている一端部(先端部)が尖らずに平坦状に形成される。
なお、本発明の第9の実施形態に係るマスクに使用される内装具も、たとえば、前記本体部101とほぼ同様な形状に形成されている。
[第10の実施形態]
図20は、本発明の第10の実施形態に係るマスクの本体部111の概略構成を示す図である。なお、図20(a)は、前記マスク本体部111を折りたたんだ状態を示す図であり、図20(b)は、前記マスク本体部111を広げたとき斜視図である。
本発明の第10の実施形態に係るマスクは、ベルト7の本体部111への取り付け方法や、本体部111に排気弁113が設けられている点が、前記第1〜第8の各実施形態に係るマスクと異なり、その他の点は、前記第1〜第8の各実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、前記本体部111は、たとえば、前記第1の実施形態に係るマスクの本体部3と同様に形成されたものにおいて、台形の下底の一端部を外面側に曲げて、前記一端部を本体部111の外面に接着、溶着又は融着等固定することによって、小さな環状の部位115を形成し、この環状の部位115にベルト7を挿通してある。
また、排気弁113を設けたことによって、マスクを装着した者が楽に呼吸することができる。
[第11の実施形態]
図21は、本発明の第11の実施形態に係るマスクの本体部121の概略構成を示す図である。なお、図21(a)は、前記マスク本体部111を折りたたんだ状態を示す図であり、図21(b)は、図21(a)におけるXXIIA−XXIIB断面を示す図である。
本発明の第11の実施形態に係るマスクは、本体部121や内装具(図示せず)の形態、ベルト7の本体部121への取り付け方法が、前記各実施形態に係るマスクと異なり、その他の点は、前記各実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、本発明の第11の実施形態に係るマスクの本体部121は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの所定形状の部材を互いに重ね合わせ、一部が開口して周縁部を形成するように、前記各部材の周辺部のところまたはこれらの近傍で前記各部材を互いに接続して形成されている点では、前記第1の実施形態に係るマスクの本体部3と同様である。
ただし、本発明の第11の実施形態に係るマスクの本体部121を形成する所定形状の部材は、一方の側が外側に凸な略円弧状であり他方の側が外側に凸な略円弧状である形状に形成されており、互いに重ね合わされた前記所定形状の各部材が、前記一方の略円弧状の縁に沿って互いに接続されている。
また、前記ベルト7は、前記略円弧状に形成されている他方の側のほぼ中央部で、「C」字状の金具123を用いて、前記本体部121に固定されている。なお、前記第1〜第9の各実施形態に係るマスクの本体部において、前記「C」字状の金具123と同様の金具を用いて、ベルトを本体部に固定してもよい。
また、本発明の第11の実施形態に係るマスクに使用される内装具も、たとえば、前記本体部121とほぼ同様な形状に形成されている。したがって、顔面に装着されたときには、前記所定形状の各部材(前記本体部121や内装具を構成している部材)の接続部が、上下方向(鼻の中央と顎の中央とを互いに結ぶ方向)に延伸することになる。
[第12の実施形態]
図22は、本発明の第12の実施形態に係るマスクの本体部131の概略構成を示す図である。
本発明の第12の実施形態に係るマスクは、ベルト7の本体部131への取り付け方法が、前記第11の実施形態に係るマスクと異なり、その他の点は、前記第11の実施形態に係るマスクとほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、本発明の第12の実施形態に係るマスクの本体部131は、たとえば、熱可塑性樹脂でシート状、フィルム状または板状形成されたベルト固定部材133を、前記本体部131の外側の面に接着、溶着又は融着してあり、このベルト固定部材133でベルト7を保持してる。
より詳しく説明すると、前記ベルト固定部材133には、互いが離反している2つの貫通孔135A、135Bが設けられていると共に、前記貫通孔135Aと前記ベルト固定部材133の外縁との間には、スリット137Aが設けられている。同様に、前記貫通孔135Bと前記ベルト固定部材133の外縁との間には、スリット137Bが設けられている。
そして、前記各スリット137A、137Bを通過させて、前記各貫通孔135A、135Bに、前記ベルト7を連通させることにより、摩擦力で前記ベルト7が前記ベルト固定部材133に保持されるようになっている。
ところで、前記第1〜第9の各実施形態に係るマスクの本体部において、前記ベルト固定部材133と同様の部材を用いて、ベルトを本体部に固定してもよい。
また、前記第9の実施形態〜前記第12の各実施形態に係るマスクの本体部において、前記第1の実施形態と同様な塑性変形部材9を設け、また、前記第6の実施形態と同様な弾性部材(屈撓性の良い部材73を設けてもよい。
さらに、前記各実施形態に係るマスクでは、本体部を不織布等の活性炭やゼオライトを含まない素材で構成し、内装具を活性炭やゼオライトを含む素材で構成しているが、逆に、本体部を活性炭やゼオライトを含む素材で構成し、内装具を不織布等の活性炭やゼオライトを含まない素材で構成してもよい。
さらには、本体部と内装具との両方を、活性炭やゼオライトを含む素材で構成し、または、本体部と内装具との両方を、不織布等の活性炭やゼオライトを含まない素材で構成してもよい。
また、前記本体部を網体または多数の孔があいているシート状、フィルム状または板状の部材で構成してもよい。
本発明の第1の実施形態に係るマスクの概略構成を示す斜視図である。 マスクを顔面に装着した状態を示す図である。 本体部の平面図や断面図である。 本体部を形成するときの概略の工程を示す図である。 台形状の本体部と台形状の内装具の大小関係を示す図である 本体部と内装具の大小関係を示す図である。 本体部内に内装具を挿入し内装具の周辺部を折った状態を示す図である。 本体部と内装具の大小関係を示す図である。 本体部と内装具の大小関係を示す図である。 本体部と内装具の大小関係を示す図である。 本体部と内装具の大小関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るマスクの概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るマスクの概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るマスクの概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るマスクの概略構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るマスクの内装具の概略構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るマスクの内装具の概略構成を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係るマスクの内装具を示す図である。 本発明の第9の実施形態に係るマスクの本体部の概略構成を示す図である。 本発明の第10の実施形態に係るマスクの本体部の概略構成を示す図である。 本発明の第11の実施形態に係るマスクの本体部の概略構成を示す図である。 本発明の第12の実施形態に係るマスクの本体部の概略構成を示す図である。
符号の説明
1、21 マスク
3、111、121、131 本体部
5、23、41、51、71 内装具
7 装着用ベルト
11A、11B 部材
15 下底
25 上辺
27 下辺
29 第1の線
31 第2の線
43、53 内側部材
45、55 外側部材
73 屈撓性の良い部材

Claims (7)

  1. 顔面に装着されたときに、中央部が鼻口部と非接触の状態で周辺部のほぼ全周が顔面を押圧する立体的形状に形成され、顔面から取り外したときに、シート状、フィルム状または板状に折りたたむことができる形状に形成されている本体部と;
    前記本体部を顔面に装着するときに使用する装着用ベルトと;
    顔面に装着されたときに、前記本体部の内側に配置され中央部が鼻口部と非接触の状態で、前記本体部の外側に折られた周縁部のほぼ全周もしくは前記本体部の外側に折られた周縁部の近傍のほぼ全周が、前記本体部とほぼ同じ位置で顔面を押圧する立体的形状に形成され、外面の少なくとも一部が、前記本体部の内面に面接触するようになっていると共に、顔面からはずされたときに、シート状、フィルム状または板状に折りたたむことができる形状に成されている内装具と;を有する
    ことを特徴とするマスク用内装具を有するマスク。
  2. 請求項1に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、
    記本体部は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の本体部部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各本体部部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各本体部部材を互いに接続して台形状に形成されており、
    前記内装具は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の内装具部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各内装具部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各内装具部材を互いに接続して台形状に形成されており、
    前記内装具の下底の長さが前記本体部の下底の長さとほぼ等しいかまたは僅かに長く形成され、前記内装具の上底の長さが前記本体部の上底の長さと等しいかまたは前記内装具の上底の長さが前記本体部の上底の長さよりも長くしかも前記本体部の下底の長さよりも短く形成され、前記内装具の上底と前記内装具の斜辺との交差角度と、前記本体部の上底と前記本体部の斜辺との交差角度とが互いにほぼ等しく形成されている
    ことを特徴とするマスク用内装具を有するマスク。
  3. 請求項1に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、
    前記本体部は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の本体部部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各本体部部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各本体部部材を互いに接続して形成された台形状に形成されており、
    前記内装具は、空気を通すと共に柔軟性を備えたシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形状の内装具部材を互いに重ね合わせ、下底の箇所のみで開口して周縁部を形成するように、前記各内装具部材の上底と斜辺のところまたはこれらの近傍で前記各内装具部材を互いに接続して形成されており、
    前記内装具の上底の長さが前記本体部の上底の長さよりも短く形成され、前記台形状の内装具の高さが前記台形状の本体部の高さよりも僅かに高く形成され、前記台形状の内装具の上底からの距離が前記台形状の本体部の高さと同じところでの前記台形状の内装具の幅が、前記本体部の下底の長さとほぼ等しくなっている
    ことを特徴とするマスク用内装具を有するマスク。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、
    前記本体部又は前記内装具のどちらか一方又は両方の少なくとも一部が、ガスを吸着する物質、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒の少なくともいずれかを担持したフェルト、または粒子物質を除去できる素材で構成されている
    ことを特徴とするマスク用内装具を有するマスク。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、
    前記内装具の周縁部およびこの近傍の部位が、非通気性の部材で構成されている
    ことを特徴とするマスク用装具を有するマスク。
  6. 請求項4または請求項5に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、
    前記内装具は、
    ガスを吸着する物質、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒の少なくともいずれかを担持したシート状、フィルム状または板状のフェルト、または、活性炭繊維と繊維状のガス吸着材もしくは触媒の少なくとも一つを混紡したものからなるシート状、フィルム状または板状の素材、または、粒子物質を除去できるシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより形成された台形状の内側部材と;
    シート状、フィルム状または板状の熱可塑性樹脂で構成され、前記内側部材の台形と相似形であって前記内側部材の台形よりも大きな2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状のものから中ほどを取り除いて環状に形成された外側部材と;を備え、
    前記外側部材を上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げ、この折り曲げた外側部材の間に、前記折り曲げた内側部材の下底と斜辺とが入り込むように前記折り曲げた内側部材を挿入し、前記外側部材の斜辺の近傍であって、前記内側部材が非存在である箇所を前記斜辺のほぼ全長にわたって接着、溶着又は融着して構成されている内装具である、
    ことを特徴とするマスク用内装具を有するマスク。
  7. 請求項4または請求項5に記載のマスク用内装具を有するマスクにおいて、
    前記内装具は、
    ガスを吸着する物質、有害なガスを無害なガスに変質させる触媒、粒子物質を除去できる物質の少なくともいずれかを担持したシート状、フィルム状または板状のフェルト、または、活性炭繊維と繊維状のガス吸着材もしくは触媒の少なくとも一つを混紡したものからなるシート状、フィルム状または板状の素材、または、粒子物質を除去できるシート状、フィルム状または板状の素材からなる2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより形成された台形状の内側部材と;
    小さな貫通孔が多数個あけられているシート状、フィルム状または板状の熱可塑性樹脂で構成され、前記内側部材の台形と相似形であって前記内側部材の台形よりも大きな2つの台形を互いの上底がほぼ一致するように配置した形状に形成された部材を、前記上底のところで各斜辺、各下底が重なるように折り曲げることにより形成された台形状の外側部材と;を備え、
    前記外側部材を上底のところで各斜辺、前記各下底が重なるように折り曲げ、この折り曲げた外側部材の間に、前記折り曲げた内側部材を挿入し、前記外側部材の斜辺の近傍であって、前記内側部材が非存在である箇所を前記斜辺のほぼ全長にわたって接着、溶着又は融着して構成されている内装具である、
    ことを特徴とするマスク用内装具を有するマスク。
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