JP3923124B2 - タービン高速バルブ制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、火力発電所、原子力発電所などで使用したタンデム形タービンのタービン高速バルブ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電力系統に接続され火力発電所、原子力発電所は、エネルギー源とするタンデム形タービン、同期発電機を主機とし、これらを制御する一連の制御装置から構成され、系統事故が発生した場合、系統状態によっては安定度が過渡的に悪くなり、不安定状態が持続したまま脱調、運転停止にいたることがある。
これらの状況を防ぐために、系統各所にいわゆる系統安定化装置(以下、PSSと略称する)が設置され、また励磁装置にもPSS、速応形励磁装置などが設置され、当該発電機が過渡的に不安定状態にならないよう安定化の改善に努めている。
【0003】
タービン制御装置においてもこの安定化の改善を図る手段として、例えば社団法人電気協同研究会 昭和54年1月発行 電気協同研究 第34巻 第5号に記載されているように、系統事故時に高圧タービンから中圧タービン、低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁(以下、ICV弁と略称する)や、通常の制御に使われている加減弁(以下、GV弁と称する)に対して急速に全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御が考えられていた。
【0004】
図25はタンデム形タービンの蒸気系の構成及び弁配置について示す図であり、図において、101はボイラ、102は主蒸気止め弁、103はGV弁、104は高圧タービン、105は中圧タービン、106は低圧タービン、107は低圧タービン106の出力軸に接続された発電機、108はインターセプト弁、109は再熱蒸気止め弁、110は再熱器、111は復水器、112は低圧ヒータ、113は脱気器、114給水ポンプ、115は高圧ヒータであり、出力トルクは、図25から明らかなように、高圧タービン104と中低圧タービン105,106と合成されたトルクとなる。
【0005】
次に、現状のタービン高速バルブ制御について説明する。図26は現状のタービン高速バルブ信号の動作例を説明するタービン系の制御、弁特性を示すブロック図である。図において、121は速度リレー動作特性部、122は油圧増幅器などの特性部、126はGV弁全体の動作特性部であり、加減点143,GVポート特性部123,タービン高速バルブ信号の加算点124,GV弁103の動作特性部からなる。
【0006】
127は高速タービンの機器特性部、128はICV弁108に至る機器特性部、132はICV弁全体の動作特性部であり、加減点144,ICVポート特性部129,タービン高速バルブ信号の加算点130,ICV弁108の動作特性部131からなる。123はICV弁108から再熱器へ至る機器特性部、134は再熱器の動作特性部であり、加減点135,再熱器136,定数部137,加減点138,積算点139からなる。140は高速タービンの出力分担率部、141は中低圧タービンの機器特性部、142は中低圧タービンの出力分担率部、145は加算点、146はタービン高速バルブ信号出力部である。
【0007】
なお、図25、図26は、ボイラ101を熱源として使った火力機の例を示したが、原子力機では再熱器が湿分分離過熱器に変えることで上図と同様の特性となる。
【0008】
次に、現状のタービン高速バルブ制御の動作例を説明する。
系統事故が発生し、タービン高速バルブ制御を適用する必要が生じたとき、GV弁103、ICV弁108それぞれに全閉信号が出力される。また、その後事故除去などの状況を見て各弁を元の状態に戻す復帰信号を出力する。図27はこれらの全閉信号、復帰信号からなるGV弁開度指令パターン、ICV弁開度指令パターンの例を示す。なお、上記従来の技術に関連する先行技術としては、例えば、特公昭61−33354号公報、特公昭55−31284号公報、特開昭62−110498号公報、特開昭60−216006号公報、特開昭60−216005号公報、特開昭60−164602号公報、特開昭59−21232号公報、特開昭51−57304号公報等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のタービン高速バルブ制御方法は以上のように構成されているので、系統事故という信号をベースにして制御を行っているが、この条件は系統事故の発生した場所、事故の大きさ、種類に係わらず「事故発生」という一つの信号のみで制御を開始しているため、GV弁、ICV弁への全閉信号、復帰信号は同じく一つの弁開度指令パターンを出しているだけである。
【0010】
このため、至近端の事故、もしくは3相地絡事故(以下、3LGと略称する)のような厳しい事故の場合、制御が開始され各弁が絞り込まれるまでの間に、不安定状態に達してしまい運転継続ができなくなってしまう場合が生ずる。また反対に遠方の事故、もしくは軽いレベルの事故の場合、絞り込み動作が適度でないため、機械的入力トルクが速くなくなり、系統周波数が低下しすぎる状態が生ずる。
【0011】
さらに、事故の状況によっては、再熱器の圧力が上昇して保護レベル以上に達し、保護動作が働くようなケースも生じるため、どのような事故の状況においても保護レベルの範囲内で最大限に機能するタービン高速バルブ制御方法が必要であるという課題があった。
【0012】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、系統事故の違いによる保護動作が働き、停止にいたる状況を防ぎ、どのような事故の場合においても系統の安定化を保つとともに、保護による停止に至ることなく運転継続が可能となるタービン高速バルブ制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の地点を検出し、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるものである。
【0014】
請求項2記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の大きさの違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるものである。
【0015】
請求項3記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相を検出し、この検出した系統事故の様相の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるものである。
【0016】
請求項4記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相、該系統事故の地点、及び、該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の様相の違い、この検出した系統事故の大きさの違い、及び、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるものである。
【0017】
請求項5記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の地点を検出し、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるものである。
【0018】
請求項6記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の大きさの違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるものである。
【0019】
請求項7記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相を検出し、この検出した系統事故の様相の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるものである。
【0020】
請求項8記載の発明に係るタービン高速バルブ制御方法は、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相、該系統事故の地点、及び、該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の様相の違い、この検出した系統事故の大きさの違い、及び、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明のタービン高速バルブ制御方法を実施するために使用するタービン高速バルブ信号出力部のブロック図であり、入力情報をインプットし、内部でソフトウエア(以下、S/Wと略称する)の処理により系統事故の区分を自由に演算できるデジタル型の演算処理装置2と、この系統事故の区分に対応した弁開度指令パターンを選択してタービン高速バルブ信号として出力するメモリ3とを有する。入力情報としては、例えば、系統事故情報,発電機電圧,発電機電流,系統電圧,系統電流,発電機出力,系統保護リレー動作情報を用いる。なお、このタービン高速バルブ信号出力部1は、前記図26に示したタービン高速バルブ信号出力部146と同様に使用するもので、このタービン高速バルブ信号出力部1を使用するタービン系の制御、弁特性を示すブロック図は図26と同様であるから図を省略する。
【0027】
図2は、単一発電機4に変圧器5を介して接続されている電力系統の例を示したもので、CB−1〜CB−8は系統に設けられた遮断器を示す。この遮断器は図2に示すような単一発電機の発電所のみではなく、複数台の発電機を持つ発電所にも適用できることは言うまでもない。
【0028】
図3はこの発明の実施の形態1における演算処理装置2Aの一例を示すもので、OR回路11,12、AND回路13,14,15を有する。
【0029】
次に動作について説明する。
演算処理装置2Aは、遮断器接点CB−1,CB−2間の系統保護リレー動作情報と遮断器接点CB−3,CB−4間の系統保護リレー動作情報をOR回路11に入力し、遮断器接点CB−5,CB−6間の系統保護リレー動作情報と遮断器接点CB−7,CB−8間の系統保護リレー動作情報をOR回路12に入力し、系統事故発生情報をAND回路13,14,15に入力して論理処理を行い、系統事故の内容として至近端事故a、中距離事故b、遠方事故cを判別出力する。
【0030】
そして、この判別出力された至近端事故a、中距離事故b、遠方事故cに対応して、例えば図4に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なGV弁開度指令パターンa’〜c’を選択して、タービン高速バルブ信号として出力する。この最適なGV弁開度指令パターンは具体的に発電所の立地点などの詳細仕様が決定した後に系統シミュレーションなどで検討し決定する。
【0031】
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2における演算処理装置2Bの一例を示す回路図であり、図において、21は一定時間の系統電圧VS の平均値を求める演算回路、22、23、24はこの求めた平均値が、平均値≦20%か、20<平均値≦60%か、平均値>60%かを判定する判定回路、25、26、27は系統事故発生情報を論理の一要素とするAND回路を有する。
【0032】
次に動作について説明する。
系統電圧VS 及び系統事故発生情報を入力として論理処理を行い、系統事故の内容として系統事故の大きさ(厳しさ)を大規模事故d、中規模事故e、小規模事故fと区別して判別出力する。
【0033】
そして、判別出力された大規模事故d、中規模事故e、小規模事故fに対応して、例えば図6に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なGV弁開度指令パターンd’〜f’を選択してタービン高速バルブ信号として出力する。上記最適なGV弁開度指令パターンd’〜f’は具体的に発電所の立地点などの詳細仕様が決定した後に系統シミュレーションなどで検討し決定する。
【0034】
実施の形態3.
前記の実施の形態1、実施の形態2では系統事故地点、系統事故の大きさなどに対応してGV開度指令パターンを選択したが、系統事故の内容として系統事故の様相(平衡、不平衡事故など)によっても最適なGV開度指令パターンが異なるため、系統事故の様相をパラメータにしてGV開度指令パターンを選択することも可能である。
【0035】
図7はこの発明の実施の形態3における演算処理装置2Cの一例を示す回路図であり、図において、31は系統電圧VS の零相電圧を演算する演算回路、32は零相電圧VO ≦20%かを判定する判定回路、33は系統電圧VS の平均値を演算する演算回路、この求めた平均値が、平均値≦40%か、平均値≦40%か、平均値≦40%かを判定する判定回路34〜36、AND回路37a〜37h、OR回路38a,38bとを有する。
【0036】
次に動作について説明する。
系統電圧VS に基づく各判定回路の出力の論理処理によって、二つの相が低下していれば2LG事故と判断し、全ての相が低下していれば3LGと判断、それ以外は1LGと判断する。これらの判断結果と系統事故発生情報により、3LG事故の場合g、2LG事故の場合hは事故の影響が大きいため、大きくGV弁を動作させるGV弁開度制御パターン(g,h)’を、1LG事故の場合iは影響が大きくないためそれ相応のGV弁開度制御パターンi’を、例えば図8に示すように、あらかじめ設定してあるメモリ3から選択してタービン高速バルブ信号として出力する。この最適なGV弁開度指令GV制御パターンは、前記各実施の形態1、実施の形態2と同じく具体的な検討条件が決定した後に系統シミュレーションなどで決定する。
【0037】
実施の形態4.
前記各実施の形態では、電力系統の各条件を検出していたが、この実施の形態4では系統事故発生前の発電機出力PG を入力し、出力電力量によって系統に与える影響が異なるため、この出力電力量にてGV弁開度指令パターンを選択するものである。
【0038】
図9はこの実施の形態4における演算処理装置2Dの一例を示す回路図であり、図において、41〜44は事故発生前の発電機出力PG が、PG ≧95%、95>PG ≧75%、75>PG ≧50%、50%>PG であるかを判定する判定回路、45〜48は判定回路41〜44の出力と系統事故発生情報とを入力するAND回路である。
【0039】
次に動作について説明する。
事故前の発電機出力PG に基づく判定回路41〜44の出力と系統事故発生情報との論理処理によって、系統事故の内容として最大出力j、高出力k、中出力l、低出力mを判別出力する。そして、この判別出力された最大出力j、高出力k、中出力l、低出力mに対応して、例えば図10に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なGV弁開度指令パターン(j,k)’,l’,m’を選択して、GV弁開度指令信号として出力する。すなわち、最大出力jのときには、事故時の影響が最も大きいため最大の変化をさせるGV弁開度指令パターンj’を選択させる。また、それ以外の高出力k、中出力l、低出力mについてはGV弁開度指令パターンk’,l’.m’を選択出力する。
【0040】
実施の形態5.
以上の各実施の形態1から実施の形態4では、GV弁開度指令パターンを、系統事故地点、系統事故の大きさ、系統事故の様相、発電電力量のそれぞれによって区別し、選択するものであったが、これらの検討条件を組み合わせても同様の機能を発揮させる事ができる。
【0041】
図11はこの実施の形態5における演算処理装置2Eの一例を示す回路図であり、図において、51〜55は前記図3、図5、図7に示す演算処理装置2A,2B,2Cから系統事故地点、系統事故の大きさ、系統事故様相の出力を入力とするOR回路、56〜58はAND回路である。
【0042】
次に動作について説明する。
演算処理装置2A,2B,2Cからの系統事故地点、系統事故の大きさ、系統事故様相の各出力を、OR回路51〜55,AND回路56〜58によって論理処理し、系統事故の内容として影響大n、影響中o、影響小pを判別出力する。そして、判別出力された影響大n、影響中o、影響小pに対応して、例えば図12に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なGV弁開度指令パターンn’〜p’を選択してGV弁開度指令信号として出力するものである。
【0043】
また、上記実施の形態1から実施の形態4における演算処理装置の条件の組み合わせは任意であり、例えば二つの演算処理装置の条件を使用しても検出は可能であるし、四つの演算処理装置の全ての条件を使用しても同様の検出を満足させることはできる。
【0044】
実施の形態6.
以上の各実施の形態は、GV弁開度指令パターンにさまざまな検討条件による区分に従い、予め設定したGV弁開度指令パターンの選択を行っているが、これらのことは全てICV弁108の開度指令パターンにも当てはめることができるもので、図13はこの実施の形態6における演算処理装置2Fの一例を示す回路図であり、前記図3に示す演算処理装置2Aと同一構成であるので、同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0045】
この演算処理装置2Fで判別出力された至近端事故A、中距離事故B、遠方事故Cに対応して、例えば図14に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なICV弁開度指令パターンA’〜C’を選択してタービン高速バルブ信号として出力する。
【0046】
実施の形態7.
図15はこの発明の実施の形態7における演算処理装置2Gの一例を示す回路図であり、前記図5に示す演算処理装置2Bと同一構成であるので、同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0047】
この演算処理装置2Gで判別出力された大規模事故D、中規模事故E、小規模事故Fに対応して、例えば図16に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なICV弁開度指令パターンD’〜F’を選択してタービン高速バルブ信号として出力する。
【0048】
実施の形態8.
図17はこの発明の実施の形態8における演算処理装置2Hの一例を示す回路図であり、前記図7に示す演算処理装置2Cと同一構成であるので、同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0049】
この演算処理装置2Hで判別出力された系統事故の様相(平衡、不平衡事故など)G〜Iに対応して、例えば図18に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なICV弁開度指令パターン(G,H)’,I’を選択して、タービン高速バルブ信号として出力する。
【0050】
実施の形態9.
図19はこの発明の実施の形態9における演算処理装置2Iの一例を示す回路図であり、前記図9に示す演算処理装置2Dと同一構成であるので、同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0051】
この演算処理装置2Iで判別出力された最大出力J、高出力K、中出力L、低出力Mに対応して、例えば図20に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なICV弁開度指令パターン(J,K)’〜M’を選択して、タービン高速バルブ信号として出力する。
【0052】
実施の形態10.
図21はこの発明の実施の形態10における演算処理装置2Jの一例を示す回路図であり、前記図11に示す演算処理装置2Eと同一構成であるので、同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0053】
この演算処理装置2Jで判別出力された影響大N、影響中O、影響小Pに対応して、例えば図22に示すように、あらかじめメモリ3に設定してある最適なICV弁開度指令パターンN’〜P’を選択して、タービン高速バルブ信号として出力する。
【0054】
実施の形態11.
以上の各実施の形態は、いずれも図2に示すような単一発電機の発電所の例を述べたものであるが、特に複数台の発電機を有する発電所の場合では、系統事故地点、系統事故の大きさ、系統事故の様相、発電電力量のそれぞれによってGV弁、ICV弁の弁開度指令パターンを変えて制御量を制御するものではなく、これらの検討条件を組み合わせて、タービン高速バルブ制御を適用する発電機の台数を変えても同様の機能を発揮させる事ができる。
【0055】
図23は複数台の発電機4a〜4cが変圧器5a〜5cを介して同一母線6に接続された系統構成図を示し、図24は図11と図21の演算処理装置2E、2Jによる検討条件を組み合わせてパターン区分を行い、タービン高速バルブ制御の適用台数を変化させるもので、例えば、演算処理装置2Eの判定結果が影響大nの場合は発電機3台のGV弁にタービン高速バルブ信号、影響中oの場合は発電機2台のGV弁にタービン高速バルブ信号、影響小pの場合は発電機1台のGV弁にタービン高速バルブ信号を出力する。
【0056】
また、演算処理装置2Jの判定結果が影響大Nの場合は発電機3台のICV弁にタービン高速バルブ信号、影響中Oの場合は発電機2台のICV弁にタービン高速バルブ信号、影響小Pの場合は発電機1台のICV弁にタービン高速バルブ信号を出力するもので、これによって、各弁の制御量を変化させることと同様の効果が得られる。
【0057】
なお、上記各実施の形態におけるタービン高速バルブ信号出力部1は、S/W処理により系統事故の区分を自由に演算できるデジタル型の演算処理装置を使用しているが、他の装置として補助リレー、オペアンプを使用したアナログの比較器などのアナログ演算処理装置を使用しても同様の機能を満足させることができる。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の地点を検出し、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるように構成したので、加減弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の発生地点によって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【0059】
請求項2記載の発明によれば、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の大きさの違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるように構成したので、加減弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の大きさによって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく、発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【0060】
請求項3記載の発明によれば、系統事故発生時に、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相を検出し、この検出した系統事故の様相の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるように構成したので、加減弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の様相によって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく、発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【0061】
請求項4記載の発明によれば、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相、該系統事故の地点、及び、該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の様相の違い、この検出した系統事故の大きさの違い、及び、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えるように構成したので、加減弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の地点、系統事故の大きさ、系統事故の様相の条件の違いによって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく、発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【0062】
請求項5記載の発明によれば、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の地点を検出し、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるように構成したので、インターセプト弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の発生地点によって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく、発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【0063】
請求項6記載の発明によれば、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の大きさの違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるように構成したので、インターセプト弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の大きさによって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく、発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【0064】
請求項7記載の発明によれば、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相を検出し、この検出した系統事故の様相の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるように構成したので、インターセプト弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の様相によって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく、発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【0065】
請求項8記載の発明によれば、系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相、該系統事故の地点、及び、該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の様相の違い、この検出した系統事故の大きさの違い、及び、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えるように構成したので、インターセプト弁の系統事故時における制御パターンを、系統事故の地点、系統事故の大きさ、系統事故の様相の条件の違いによって最適に選択でき、発電機出力の急増急減を抑制して、警報に掛かることなく、発電機を運転継続できるとともに、系統安定化への大きな寄与が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のタービン高速バルブ制御方法を実施するために使用するタービン高速バルブ信号出力部のブロック図である。
【図2】 単一発電機に変圧器を介して接続されている電力系統図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における演算処理装置を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における演算処理装置を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における演算処理装置を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態3におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図9】 この発明の実施の形態4における演算処理装置を示す回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態4におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図11】 この発明の実施の形態5における演算処理装置を示す回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態5におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図13】 この発明の実施の形態6における演算処理装置を示す回路図である。
【図14】 この発明の実施の形態6におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図15】 この発明の実施の形態7における演算処理装置を示す回路図である。
【図16】 この発明の実施の形態7におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図17】 この発明の実施の形態8における演算処理装置を示す回路図である。
【図18】 この発明の実施の形態8におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図19】 この発明の実施の形態9における演算処理装置を示す回路図である。
【図20】 この発明の実施の形態9におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図21】 この発明の実施の形態10における演算処理装置を示す回路図である。
【図22】 この発明の実施の形態10におけるGV弁開度指令パターン図である。
【図23】 この発明の実施の形態11における複数台の発電機に変圧器を介して接続されている電力系統図である。
【図24】 この発明の実施の形態11における影響区分ケースに対応したタービン高速バルブ制御適用発電機台数の判断例を示す説明図である。
【図25】 タンデム形タービンの蒸気系の構成及び弁配置について示す図である。
【図26】 現状のタービン高速バルブ信号の動作例を説明するタービン系の制御、弁特性を示すブロック図である。
【図27】 GV弁開度指令パターン、ICV弁開度指令パターン図である。
【符号の説明】
103 加減弁、104 高圧タービン、105 中圧タービン、106 低圧タービン、108 インターセプト弁。

Claims (8)

  1. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の地点を検出し、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
  2. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の大きさの違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
  3. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相を検出し、この検出した系統事故の様相の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
  4. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、通常時に速度制御もしくは負荷制御に使われている加減弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相、該系統事故の地点、及び、該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の様相の違い、この検出した系統事故の大きさの違い、及び、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記加減弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
  5. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の地点を検出し、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
  6. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の大きさの違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
  7. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相を検出し、この検出した系統事故の様相の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
  8. 系統事故が発生し、タービンからの入力、発電機からの出力がアンバランスになった場合、高圧タービンから中圧タービン、もしくは低圧タービンへ流入する蒸気を遮断するインターセプト弁に対して急速全閉指令を与えるタービン高速バルブ制御方法において、系統事故発生時に、系統事故の内容として該系統事故の様相、該系統事故の地点、及び、該系統事故の大きさを検出し、この検出した系統事故の様相の違い、この検出した系統事故の大きさの違い、及び、この検出した系統事故地点の違いに応じて前記インターセプト弁開度パターン制御を変えることを特徴とするタービン高速バルブ制御方法。
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