JP3922645B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に係り、特に遊技球を貯留する球受皿から遊技球を抜き出す球抜き機構の改良に関する。
従来、パチンコ遊技機は、本体裏面に設けた賞品球タンクから供給された賞品球を貯留する上球受皿と、上球受皿からオーバーフローした遊技球や上球受皿から球抜きされた遊技球等を収容する下球受皿とを設けている。そして、上球受皿には、上球抜きレバーの手動操作により上球受皿に貯留された遊技球を球抜きして下球受皿に送る球抜き機構が設けられており、また、下球受皿には、下球抜きレバーの操作により、下球受皿に貯留された遊技球を球落下口を通して球抜きする球抜き機構がそれぞれ別個に設けられている。
上記パチンコ遊技機の場合、例えばいわゆる大当りと言われる特別入賞状態の発生により短時間に上球受皿が遊技球で満杯状態になると、上球抜きレバーの操作によりこれら遊技球を一旦下球受皿に移し、かつ下球受皿に貯留された遊技球を下球抜きレバーの操作により下球受皿に設けた球落下口から落として抜き取るようにしていた。
しかし、上球受皿に供給された遊技球をパチンコ遊技機本体の外部に抜き出すために、わざわざ下球受皿を経由しなければならず、球抜き経路が複雑であると共に直接遊技球を取り出すための球抜き口が1箇所であるため、球抜き速度も遅くなり、遊技球の流れに混乱を生じるという問題があった。特に、上記大当り毎に賞品球を交換しなければならないいわゆる1回交換のときの球抜きに非常に時間を要した。また、球抜き操作を行うために、上下離れた位置にある上球抜きレバー及び下球抜きレバーを両手で同時に操作しなければならず、遊技を中止しなければならない等非常に煩雑であった。
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、球受皿に供給された大量の遊技球を効率よく球抜きできるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、本体前面下側に配設され、遊技球を貯留すると共に貯留された遊技球を整列させて発射位置に供給する整列路を有した球受皿を設けたパチンコ遊技機において、前記球受皿に設けられた第1開閉板と、前記第1開閉板の下方に開口部が設けられていると共に、互いに分岐した2つの通路を有し、この2つの通路の内の一方が、遊技球を下方へ落下させるための球排出口に連通された球抜き通路と、前記本体前面側に設けられ、前記球抜き通路が有する2つの通路の内の他方が連通された球取出口と、前記一方の通路を開放すると共に前記他方の通路を閉鎖する位置と、前記一方の通路を閉鎖すると共に前記他方の通路を開放する位置との間を移動可能な第2開閉板と、前記第1開閉板により前記球抜き通路の前記開口部を閉鎖する非球抜き状態と、前記第1開閉板により前記球抜き通路の前記開口部を開放すると共に前記第2開閉板により前記一方の通路を閉鎖し且つ前記他方の通路を開放する球抜き状態と、前記第1開閉板により前記球抜き通路の前記開口部を開放すると共に前記第2開閉板により前記一方の通路を開放し且つ前記他方の通路を閉鎖する球抜き状態とに前記第1開閉板及び前記第2開閉板を切り替え操作するための単一の球抜きレバーと、を備えたことにある。
上記のように請求項1に係る発明を構成したことにより、球受皿に貯留された遊技球を球受皿の下方に移動させる場合には、第1開閉板により球抜き通路の開口部を開放すると共に第2開閉板により一方の通路を開放し且つ他方の通路を閉鎖することにより、遊技球を球受皿の下方に移動させることができる。そして、いわゆる大当り状態のように大量の賞品球が供給されて、遊技球が球受皿からあふれるような場合には、第1開閉板により球抜き通路の開口部を開放すると共に第2開閉板により一方の通路を閉鎖し且つ他方の通路を開放することにより、遊技球を本体前面側から直接取り出すことができる。
その結果、請求項1の発明によれば、球受皿からの球抜きを、本体前面側に設けられた球取出口を使用することにより、球抜き通路及び球排出口による経路とは異なる別経路で球受け皿に貯留された遊技球の球抜きを行うことができ、これにより球抜き時間を大幅に短縮することができる
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明すると、図1及び図2は、本発明に係るパチンコ遊技機の本体10を正面図及び背面図により示したものであり、図3は、本体10の一部を、前面のガラス扉11及び上皿基板20を開放した状態で斜視図により示したものである。本体10のガラス扉11及び上皿基板20を開放した内側には、遊技盤30が設けられている。遊技盤30は、木、樹脂又は、金属製の板で形成されており、周囲を除く部分に略円弧形の通過レール31a及び仕切りレール31bによって囲まれた遊技領域32を設けている。遊技盤30の左下端部(以下、右左方向については、本体10の正面から視た方向とする)には、図3に示すように、賞品球を上球受皿21に排出する賞品球排出口33が設けられている。また、遊技盤30の下側には、金属製、樹脂製、木製等の基盤40が設けられている。
基盤40には、通過レール31aの右下端につづいてファール球の通路である遊技球排出筒41が設けられている。遊技球排出筒41の前面下端には開口41aが設けられている。通過レール31aの遊技球排出筒41を挟んだ延長位置には、発射レール42が設けられている。発射レール42は、図3に示すように、その下端部の遊技球発射位置に遊技球を保持するために略直角に曲げられた遊技球保持部42aを設けている。遊技球保持部42aは、後述する遊技球発射装置79の打球杆43の先端が遊技球に当たるように四角形の孔が設けられている。遊技球排出筒41の右側の発射レール42の下側には、第2遊技球排出筒44が設けられており、第2遊技球排出筒44の前面には開口44aが形成されている。第2遊技球排出筒44の下端は、下球受皿51の右下位置に設けた球取出口44bにつなげられている。
上皿基板20は、図1に示すように、その前面に上球受皿21を設けており、また図3に示すように、右端側に遊技球供給機構60を設けている。上球受皿21は、図4に示すように、基板面20aを除く周囲に囲い21aが設けられ、囲い21aの内側の左側半分に広い領域の球受入れ部21bを設けている。球受入れ部21bの右側は、徐々に幅が絞られて右方に延びた整列路21cにつなげられている。整列路21cは、遊技球を一列に配列させるもので、右方に向けて下方にわずかに傾斜しており遊技球供給機構60につなげられている。上球受皿21の左端の基板面20aには、賞品球供給口21dが開口しており、賞品球供給口21dには後方に向けて突出した賞品球供給筒21eが取り付けられている。賞品球供給筒21eは、遊技盤30の下端に設けられた賞品球排出口33に連結されて、後述する賞品球タンク73から供給された賞品球を、賞品球排出口33を通して上球受皿21に導くようになっている。
囲い21aの右端側の平坦領域21a1 には、図4に示すように、上皿球抜きボタン22aが設けられ、その前方には上皿切替レバー22bが設けられている。上皿球抜きボタン22aは、押釦式スイッチであり、そのオンオフに応じて後述する賞球基板78の制御により、後述する電磁ソレノイド25を通電、非通電状態にさせるようになっている。上皿切替レバー22bは、遊技球が下球受皿に送られる後述する下皿通路24c側と、第2遊技球排出筒44に送られる後述する通路24bとを切り替えるスライドスイッチであり、上皿球抜きボタン22aと共に下皿通路24c側(右側位置)と通路24b側(左側位置)に応じて、後述する賞球基板78の制御により、後述する第2開閉板24dの電磁ソレノイド26を非通電状態と通電状態にさせるようになっている。なお、ここで上皿切替レバー22bにより通路24b側が閉鎖されたときに、上皿球抜きボタン22aを押すと、請求項に示す第4球抜き機構が作動し、上皿切換レバー22bにより第2遊技球排出筒44に送られる通路24bが開かれたときに上皿球抜きボタン22aを押すと、請求項に示す第6球抜き機構が作動する。
整列路21cの右端には、図5に示すように、段差が設けられており、その下側には第1開閉板23が設けられている。第1開閉板23の下方には、球抜き通路24の開口部24aが設けられている。球抜き通路24は、互いに分岐した下方にわずかに延びた通路24bと、左下方に向けてわずか傾斜して延出された下皿通路24cとにより構成されている。通路24bの下端には、開口部24b1が設けられ、開口部24b1 は、第2遊技球排出筒44の開口44aに連通するようになっている。また、下皿通路24cの左端の開口部24c1 は、上記遊技球排出筒41の開口41aに連通するようになっている。そして、通路24bと下皿通路24cの分岐位置の下端側には、通路24bを開閉する水平に配置された第2開閉板24dが設けられている。第2開閉板24dは、下皿通路24cの反対側位置に垂直に遮蔽部24d1 を設けている。
第1開閉板23は、その左端が下皿通路24cの上部に固定された電磁ソレノイド25の右方に延びたロッド25aに取り付けられており、通常は電磁ソレノイド25の非通電状態におけるロッド25aの右方向への突出により、球抜き通路24を閉鎖している。球抜き通路24の開放は、電磁ソレノイド25の通電によりロッド25aを左方向へ吸引させて、第1開閉板23を左方向に移動させることにより行うことができる。
第2開閉板24dは、その左端が下皿通路24の前方下部に固定された電磁ソレノイド26の右方に延びたロッド26aに取り付けられており、通常は電磁ソレノイド26の非通電状態におけるロッド26aの右方向への突出により、通路24bを閉鎖している。通路24bの開放は、電磁ソレノイド26の通電によりロッド26aを左方向へ吸引させて、第2開閉板24dを左方向に移動させることにより行うことができる。
第1開閉板23及び第2開閉板24dの右側には、遊技球供給機構60が設けられている。遊技球供給機構60は、図5に示すように、球抜き通路24の近接位置にて上皿基板20に固定された支持軸61aに揺動自在に支持された球受け部材61を設け、球受け部材61のほぼ直上部に上皿基板20に固定された支持軸62aに揺動自在に支持された球止め部材62とを備えている。
球受け部材61は、略U字形の凹部61bが設けられており、整列路21c側の側部61cの上端が、第1開閉板23上に整列された遊技球Bの凹部61b内への進入を止める作用を果たす。側部61cの下部に支持軸61aが配置されている。球受け部材61は、整列路21cの反対側の側部61dの下端に、後方に向けて変位受け軸61eが設けられている。球止め部材62は、略逆U字形を呈し、その略中間部分に支持軸62aに挿入される中心部62bを設けており、中心部62bには下方に向けて係止爪62cを設けている。球止め部材62の整列路側の側部には短い突起部62dが設けられており、反対側の側部には幅の広いおもり部62eが設けられており、おもり部62eの下端は、球受け部材61の側部61d上端に当接している。
球受け部材61と球止め部材62は、図5に示すように、通常自重によって矢印Kの方向に回動した状態にあり、この状態では、側部61c上端と球止め部材62の中心部62bに設けた係止爪62cとの間隔が遊技球の直径より小さくなっていることにより、整列路21cの終端に位置する第1開閉板23上の第1番目の遊技球B1 を凹部61bに落下させないように止めている。そして、球受け部材61の背面側に設けた図示しないシャッタ板により変位受け軸61eが押されて、球受け部材61と球止め部材62が、矢印Kの反対方向に回動すると、側部61cが下方に移動し、側部61cの上端と係止爪62cとの間隔が遊技球の直径より大きくなり、整列路21cの終端に位置する第1番目の遊技球B1 を凹部61b内に落下させる。球止め部材62の突起部62dの下降により、整列路の第1番目の遊技球B1 と第2番目の遊技球B2 の間に突起部62dが介在して、遊技球B2 の移動を止めるようになっている。
球受け部材61の背面側は、図示しない遮蔽板によって塞がれており、遮蔽板の凹部61bとの対向位置にのみ遊技球通過口が設けられており、遊技球通過口に続いて遊技球通過路(図示しない)が設けられている。遊技球通過路の出口側は、発射レール42の下端近傍位置に設けられており、遊技球通路からの遊技球が円滑に発射レール42の発射位置に供給されるようになっている。すなわち、上記シャッタ板の回動に応じて、変位受け軸61eが上下動して、遊技球が1個づつ発射位置に供給されるようになっている。ただし、遊技球供給機構については、上記形式のものに限るものではない。
上皿基板20の下側には、下皿基板50が取り付けられている。下皿基板50は、中央に下球受皿51を設けており、右端位置に操作ハンドル52aを、左端位置に灰皿52bを設けている。下球受皿51は、図6に示すように、底面部51aと、基板50a前面を除く底面板51aの周囲に囲い51bを設けている。下球受皿51の背面側の基板50aには、遊技球流入口53aが設けられており、遊技球流入口53aから後方に向けて突出した遊技球流入筒53が取り付けられている。下球受皿51の底面部51aの略中央には球排出口51cが設けられている。底面部51aには、下球受皿51の前面から後方に向けて水平に形成された隙間51dが設けられており、隙間51d内には球排出口51cを開閉する開閉部材54が設けられている。
開閉部材54は、球排出口51cを被覆する開閉板54aと、開閉板54aから後方に延びた幅の小さい支持部54bと、開閉板54aの前端に取り付けられて隙間51dの前端から突出した球抜きレバー54cとを設けている。開閉部材54は、球排出口51cの後方にて支持部54bが底面部51aにピン54dにより回動可能に固定されている。そして、球抜きレバー54cを左方向に移動させることにより、開閉板54aはピン54dを中心として回動し、それにより球排出口51cを開閉できるようになっている。
遊技盤30の裏側中央位置には、図2に示すように、樹脂製のセンターカバー71が設けられており、その左端に各種信号処理を行うメイン基板72が取り付けられている。センターカバー71の上部には、賞品球タンク73が設けられている。賞品球タンク73の左端下側には、右端下方にわずかに傾斜したタンクレール74が接続されている。タンクレール74の右端は、センターカバー71の右側を下方に延びる賞品球通路75a、75bに連結されている。賞品球通路75a、75bの間には、賞品球ケース(賞品球排出装置)76が介装されており、賞品球ケース76は、スプロケット(図示しない)の回動により賞品球を1個づつ下流側の賞品球通路75bに排出するようになっている。賞品球通路75bの下端は、上記賞品球排出口33を介して上球受皿21につながっている。
賞品球通路75bの下端において下賞品球通路75cが分岐されて、中央下方に延出されている。下賞品球通路75cは、下球受皿51の遊技球流入筒53に連結されている。そのため、賞品球排出口33において遊技球がオーバーフローすると、遊技球は下賞品球通路75cに流入して、遊技球流入筒53を通して下球受皿51に排出される。また、下賞品球通路75cには、その途中位置にて、上記遊技球排出筒41の下端が接続されている。これにより、下皿通路24cを通過して遊技球排出筒41に流入した上球受皿21から球抜きされた遊技球は、下賞品球通路75cを通して下球受皿51に排出される。また、遊技球排出筒41に流入したファール球も、下賞品球通路75cを通して下球受皿51に排出される。
センターカバー71の下側には、上記入賞口等に入賞した遊技球が遊技盤11の裏面の開口から落下した遊技球を集める入賞球集合樋77が、左下方向に傾斜して設けられている。入賞球集合樋77の左端位置には、入賞球検出スイッチ77a、入賞球排出ソレノイド77b及び入賞球排出カム77cが順次設けられており、入賞球排出カム77cの下側の通路には入賞球排出確認センサ77dが設けられている。入賞球集合樋77の右端位置には、賞品球の排出、遊技球の発射等の制御を行う賞球基板78が取り付けられている。賞球基板78の下側には、発射モータを含む遊技球発射装置79が設けられている。
賞球基板78には、上記上皿球抜きボタン22a及び上皿切替レバー22bが接続されると共に、電磁ソレノイド25、26が接続されている。上皿球抜きボタン22a及び上皿切替レバー22bのオンオフ操作に応じて、賞球基板78の制御により、電磁ソレノイド25、26への通電及び通電停止が行われる。
つぎに、上記のように構成した第1の実施形態の動作について説明する。上球受皿21から下球受皿51に球抜きする場合には、上皿切替レバー22bが下皿通路側(右側位置)に設定された状態で、上皿球抜きボタン22aを押すと、電磁ソレノイド25が通電され、第1開閉板23を移動させることにより、球抜き通路24の開口部24aが開放される。このとき、図7(a)に示すように、第2開閉板24dは、通路24bを閉じているので、遊技球は下皿通路24cを通って下球受皿51に収容され、上球受皿21に貯留された遊技球について従来通りの球抜きを行うことができる。また、下球受皿51に貯留された遊技球についても、従来通り、球抜きレバー54cを操作することにより、球排出口51cを被覆する開閉板54aを移動させ、球排出口51cを開放し、遊技球を下方に落下させることができる。
そして、パチンコ遊技機がいわゆる大当り状態になり、短時間に上球受皿21及び下球受皿51に大量の賞品球が供給され、これら大量の遊技球を迅速に上球受皿21から球抜きする必要がある場合には、上皿切替レバー22bを通路24b側(図4に示す左側位置)に切り替えた後、上皿球抜きボタン22aを押せばよい。これにより、図7(b)に示すように、第2開閉板24dが移動して、通路24bが開放されると共に、下皿通路24cが第2開閉板24dの遮蔽部24d1 による閉鎖され、さらに第1開閉板23が移動して開口部24aが開放されるので、遊技球通路の遊技球は、下球受皿51を経由することなく、通路24b内に落下し、第2遊技球排出筒44を通って直接球取出口44bから放出される。
その結果、上球受皿21に貯留された大量の遊技球を、下球受皿51の球排出口51cとは別経路で球取出口44bから直接放出することができるので、迅速な球抜き処理を簡単に行うことができる。特に、いわゆる大当り状態の発生において、1回毎に賞品球を交換しなければならない1回交換のような場合に、大量の賞品球の球抜きを下球受皿51からの球抜きと同時に行うことにより、遊技球の停滞を防止しつつ短時間に球抜き行うことができ便利である。また、上皿切替レバー22bを通路24b側に切り替えた後、上皿球抜きボタン22aを押せばよいので、上記球抜きを非常に簡単に行うことができ便利である。
つぎに、上記第1の実施形態の変形例1について説明する。変形例1においては、上記第1の実施形態に示した上皿切替レバー22bの代わりに、上直接球抜きボタン81を設けたものである。上直接球抜きボタン81は、図8に示すように、上球受皿21の囲い21aの右端側の平坦領域21a1に設けられ、上皿球抜きボタン22aの左または右位置に並設することもできる。上直接球抜きボタン81は、押釦式スイッチであり、これをオンすることにより、請求項に示す第6球抜き機構が働き、電磁ソレノイド25、26が同時に通電され、第1開閉板23が移動して開口部24aが開放されると同時に、第2開閉板24dも移動して通路24bが開放されると共に下皿通路24cが閉鎖される。そのため、単一の上直接球抜きボタン81の操作により、上球受皿21に貯留された遊技球が下球受皿51を経由することなく直接に球排出口44bから放出させることができる。
また、上皿球抜きボタン22aをオンさせた場合には、上記したように、上球受皿21の第1開閉板23の移動により、球抜き通路24の下皿通路24cのみが開放され、上球受皿21に貯留された遊技球が下球受皿51に収容される。なお、上直接球抜きボタン81をオンにすることにより、電磁ソレノイド26のみを通電させ、第2開閉板24dを移動させて通路24bの開放と下皿通路24cの閉鎖のみを行うようにすることもできる。この場合は、上皿球抜きボタン22aもオンさせる必要がある。
つぎに、変形例2について説明する。変形例2においては、上記第1の実施形態に示した上皿球抜きボタン22a及び上皿切替レバー22bの代わりに、単一の球抜きレバー82を設けたものである。球抜きレバー82は、図9に示すように、上球受皿21の囲い21aの右端側の平坦領域21a1 に設けられ、球抜きレバー82は、左方向に2段階で移動し、位置T1 ,T2 で停止できるようになっている。位置T1 では電磁ソレノイド25がオンにされ、上球受皿21の第1開閉板23の移動により、球抜き通路24の下皿通路24cのみが開放される。従って、上球受皿21に貯留された遊技球が下球受皿51に収容される。また、位置T2 では、電磁ソレノイド25、26が同時にオンにされ、第1開閉板23が移動して開口部24aが開放されると同時に、第2開閉板24dも移動して通路24bが開放されると共に下皿通路24cが閉鎖される。そのため、上球受皿21に貯留された遊技球が下球受皿51を経由することなく直接に球排出口44bから放出される。すなわち、1個の切替レバーにより、上記2系統の操作を行うことができ便利である。
なお、球抜きレバー82の位置T1 ,T2 での停止機構としては、図示しないが、例えば球抜きレバー82に弾性板製の係止部材を設け、上球受皿21内に設けた係合部材に係止させるような公知の手段を用いたものがある。そして、係合部材または係止部材に力を加えて変形等させることにより両者の係合を解除し、停止状態を解除することができる。また、例えば球抜きレバー82に金属片を設け、上球受皿21内に設けた磁石に吸着させることより停止することができ、磁石の移動やその消磁により金属片の吸着を解除し、停止状態を解除することができる。
つぎに、変形例3について説明する。変形例3においては、球抜き通路24の通路24bと下皿通路24cの切り替えを、上記電磁ソレノイド26と第2開閉板24dの代わりに、図10に示すように、ロータリーソレノイド27と、その回転軸に取り付けた切替板24eとにより行うようにしたものである。ロータリーソレノイド27の非通電時には、切替板24eが、図10の実線に示すように、通路24bを閉鎖している状態とする。一方、ロータリーソレノイド27の通電時には、切替板24eが回動されて、図10の二点鎖線に示すように、下皿通路24cを閉鎖した状態となる。これにより、通路24bと下皿通路24cの切り替えを行うことができる。
なお、上記実施形態及び変形例においては、第1開閉板23及び第2開閉板24dの駆動を電磁ソレノイド25、26により行っており、切替板24eの駆動をロータリーソレノイド27により行っているが、これに代えて、電動モータを用いた構成とすることもできる。
つぎに、第2の実施形態について図面により説明する。第2の実施形態においては、上記第1の実施形態に示した第1開閉板23、第2開閉板24dの駆動を、電磁ソレノイド25、26の代わりに、コイルバネ91、92を用いて機械的に行うようにしたものである。すなわち、第1開閉板23は、図11及び図12に示すように、その左端が球抜き通路24の上端に固定されたコイルバネ91に接続されると共に、上皿球抜きボタン93にも連結されている。そして、第1開閉板23は、通常はコイルバネ91の吸引力により、開口部24aを閉鎖しており、上皿球抜きボタン93を押すことにより、コイルバネ91の吸引力に対抗して、第1開閉板23が左方に移動し、開口部24aが開放され、球抜き通路24が開放される。
また、第2開閉板24dは、図11及び図12に示すように、左方に延びた端部が通路24bに固定されたコイルバネ92に接続されると共に、上皿切替レバー94にも連結されている。そして、上皿切替レバー94を下皿通路24c側(右側)に設定することにより、第2開閉板24dは、通常はコイルバネ92の吸引力により、通路24bを閉鎖しており、上皿切替レバー94を通路24b側(図12に示す左側)に切り替えることにより、コイルバネ92の吸引力に対抗して、第2開閉板24dが左方に移動し、通路24bが開放されかつ下皿通路24cが閉鎖される。上皿切替レバー94が通路24b側(左側)に切り替えられた状態で、上皿球抜きボタン93を押すことにより、コイルバネ91の吸引力に対抗して、第1開閉板23が左方に移動し、開口部24aが開放されるので、上球受皿21に貯留された遊技球を、下球受皿51を経由することなく、通路24b及び第2遊技球排出筒44を通して直接球取出口44bから下方に放出させることができる。その結果、第2の実施形態においても、上記第1の実施形態に示したと同様の効果を得ることができる。
つぎに、第3の実施形態について図面により説明する。上記各実施形態においては、球抜き通路24を、互いに分岐した下方にわずかに延びた通路24bと、左下方に向けてわずか傾斜して延出された下皿通路24cとにより構成したが、第3の実施形態では、球抜き通路の構成を変更した。すなわち、図13に示すように、球抜き通路101を、互いに分岐した下方にわずかに延びた下皿通路101bと、左下方に向けてわずか傾斜して延出された通路101cとにより構成した。下皿通路101bの下端は、図示しない延長筒部により上記遊技球排出筒41の開口41aに連通するようにされる。また、通路101cの左端の開口部101c1 は、遊技球排出筒41の左側の図示しない第3の遊技球排出筒に連通され、下皿基板50の前面の球取出口44bにつなげられるようになっている。
下皿通路101bの上端には、上記第1開閉板23と同一形状の第3開閉板102aが設けられている。第3開閉板102aは、電磁ソレノイド103のオフ状態に対応して開口部101aを閉鎖しており、オン状態に対応して電磁ソレノイド103により駆動されて開口部101aを開放する。下皿通路101bと通路101cの分岐位置の下端側には、通路101cを開閉すると共に下皿通路101bを開閉する水平に配置された上記第2開閉板24dと同一形状の第4開閉板102bが設けられている。第4開閉板102bは、電磁ソレノイド103のオフ状態に対応して通路101cを閉鎖しており、オン状態に対応して電磁ソレノイド104により駆動されて、通路101cを開放すると共に下皿通路101bを閉鎖する。
電磁ソレノイド103は、図14に示す上球受皿21の右端側の平坦領域21a1 の左側に設けた上皿球抜きボタン111を押すことにより通電される。また、上皿球抜きボタン111に並設された球抜きボタン112を押すことにより、電磁ソレノイド103及び104に通電される。
つぎに、上記のように構成した第3の実施形態の動作について説明する。上球受皿21から下球受皿51に球抜きする場合には、上皿球抜きボタン111を押すと、電磁ソレノイド103が通電され、第3開閉板102aが開放され、下皿通路101bが開放されることにより、上球受皿21に貯留された遊技球は下球受皿51に移される。また、上球受皿21に貯留された遊技球を球取出口44bから直接球抜きする場合には、球抜きボタン112を押せばよい。これにより、第3開閉板102aが移動して、開口部101aが開放されると共に、第4開閉板102bが移動して、下皿通路101bが閉鎖されるので、遊技球は、下球受皿51を経由することなく、通路101c内に落下し、直接第3遊技球排出筒を通って球取出口44bから放出される。
その結果、第3の実施形態においても、上記第1の実施形態に示したと同様の効果を得ることができる。なお、第3の実施形態においても、上記変形例3に示したように、ロータリーソレノイド27と切替板24eを用いることができる。また、電磁ソレノイド、ロータリーソレノイドの代わりに電動モータを用いることもでき、コイルバネ等の機械的手段を用いることもできる。さらに、スイッチの形態についても変更可能である。
なお、上記各実施形態においては、上球受皿21の右端部より球抜きを行い、下球受皿51の中央に設けた球排出口51cより球放出を行っているが、この位置に限るものではない。また、上記球抜き機構の電気的構成及び機械的構成については、これに限るものではない。
また、上記各実施形態においては、上球受皿21に貯留された大量の遊技球を、下球受皿51を通さずに別経路で球取出口44bから直接放出することにより、迅速な球抜き処理を簡単に行うようにしているが、このような大量の賞品球のパチンコ遊技機からの取り出し方法として、上球受皿21や下球受皿51に流入させる前に処理することも可能である。すなわち、図2に示す賞品球通路75bの賞品球排出口33の上流側にて賞品球通路75bから分岐し、上記球取出口44bにつながる球放出通路(図示しない)を設け、賞品球通路75bと球放出通路との分岐部分に切り替え部材を設け、両通路の切り替えを可能にすればよい。これにより、大量の賞品球を受皿を介在させることなく、円滑にパチンコ遊技機の外部に取り出すことができる。
本発明によれば、球受皿に供給された大量の遊技球を効率よく球抜きできるパチンコ遊技機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るパチンコ遊技機を概略的に示す正面図である。 同パチンコ遊技機を示す背面図である。 同パチンコ遊技機の一部を概略的に示す斜視図である。 同パチンコ遊技機の上球受皿を詳細に示す平面図である。 同パチンコ遊技機の球抜き部分及び遊技球供給部分を背面側から詳細に示す一部断面図である。 同パチンコ遊技機の下球受皿を詳細に示す平面図である。 同パチンコ遊技機の上球受皿からの球抜きを説明する説明図である。 変形例1の上球受皿を詳細に示す平面図である。 変形例2の上球受皿を詳細に示す平面図である。 変形例3の上球受皿の球抜き部分を背面側から詳細に示す一部断面図である。 第2の実施形態であるパチンコ遊技機の球抜き部分を背面側から詳細に示す一部断面図である。 同パチンコ遊技機の上球受皿を詳細に示す平面図である。 第3の実施形態であるパチンコ遊技機の球抜き部分を背面側から詳細に示す一部断面図である。 同パチンコ遊技機の上球受皿を詳細に示す平面図である。
符号の説明
10…本体、20…上皿基板、21…上球受皿、21c…整列路、21d…賞品球供給口、22a…上皿球抜きボタン、22b…上皿切替レバー、23…第1開閉板、24…球抜き通路、24a…開口部、24b…通路、24c…下皿通路、24d…第2開閉板、24d1 …遮蔽部、24e…切替板、25,26…電磁ソレノイド、25a,26a…ロッド、27…ロータリーソレノイド、30…遊技盤、33…賞品球排出口、40…基盤、42…発射レール、50…下皿基板、51…下球受皿、51c…球排出口、54…開閉部材、54a…開閉板、54c…球抜きレバー、60…遊技球供給機構、61…球受け部材、62…球止め部材、75a,75b…賞品球通路、75c…下賞品球通路、78…賞球基板、81…上直接球抜きボタン、82…球抜きレバー、91,92…コイルバネ、93…上皿球抜きボタン、94…上皿切替レバー、101…球抜き通路、101b…下皿通路、101c…通路、102a…第3開閉板、102b…第4開閉板、103、104…電磁ソレノイド、111…上皿球抜きボタン、112…球抜きボタン。

Claims (1)

  1. 本体前面下側に配設され、遊技球を貯留すると共に貯留された遊技球を整列させて発射位置に供給する整列路を有した球受皿を設けたパチンコ遊技機において、
    前記球受皿に設けられた第1開閉板と、
    前記第1開閉板の下方に開口部が設けられていると共に、互いに分岐した2つの通路を有し、この2つの通路の内の一方が、遊技球を下方へ落下させるための球排出口に連通された球抜き通路と、
    前記本体前面側に設けられ、前記球抜き通路が有する2つの通路の内の他方が連通された球取出口と、
    前記一方の通路を開放すると共に前記他方の通路を閉鎖する位置と、前記一方の通路を閉鎖すると共に前記他方の通路を開放する位置との間を移動可能な第2開閉板と、
    前記第1開閉板により前記球抜き通路の前記開口部を閉鎖する非球抜き状態と、前記第1開閉板により前記球抜き通路の前記開口部を開放すると共に前記第2開閉板により前記一方の通路を閉鎖し且つ前記他方の通路を開放する球抜き状態と、前記第1開閉板により前記球抜き通路の前記開口部を開放すると共に前記第2開閉板により前記一方の通路を開放し且つ前記他方の通路を閉鎖する球抜き状態とに前記第1開閉板及び前記第2開閉板を切り替え操作するための単一の球抜きレバーと、
    を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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