JP3922491B2 - 信号記録再生装置及び方法 - Google Patents
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Description
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
【0002】
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態(図1〜図8)
発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】
本発明は信号記録再生装置及び方法に関し、同時記録再生を行う信号記録再生装置及び方法に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】
従来、記録媒体に対して例えば映像音声信号を記録すると共に、当該記録された映像音声信号を再生する信号記録再生装置においては、例えば1つの番組を記録媒体に記録完了した後、これを先頭位置から再生することにより記録済の映像音声信号を視聴し得るようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、かかる映像音声等の情報を記録媒体に記録する際、当該記録中において記録中及び記録済の部分を任意に再生してこれを確認することができれば使い勝手が向上し得ると考えられる。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、入力信号の記録中において、入力信号のうち記録中及び記録済部分の再生を任意に行うことができる信号記録再生装置及び方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、入力信号が記録処理中又は記録媒体に記録済のいずれであるかを探索し、当該探索結果に基づいて、記録処理中又は記録媒体に記録済の入力信号を選択して再生することにより、入力信号をその処理過程に関わらず再生することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0009】
図1において10は全体として映像及び音声信号記録再生装置を示し、ユーザが操作部(図示せず)を操作することによつて記録動作を指定すると、当該記録命令は記録制御信号入力部41を介し、記録制御信号CONT41としてシステムコントローラ43に供給される。システムコントローラ43は当該記録制御信号CONT41に基づいて制御信号CONT43を各処理部及び制御部に送出することにより、映像及び音声信号記録再生装置を記録動作させる。
【0010】
このとき映像及び音声信号記録再生装置10は外部から入力される映像音声信号D10を記録系圧縮処理部11に入力する。記録系圧縮処理部11は、映像音声信号D10のうち映像信号に対してMPEG(Motion Picture Experts Group)規格に基づく帯域圧縮処理を施すと共に、音声信号に対してMPEGオーデイオやAC−3といつた帯域圧縮処理を施し、この結果得られる圧縮映像音声データD11を記録系バツフア15Aに入力する。
【0011】
記録系バツフア15Aは、後述する再生系バツフア15Bと共に統合バツフアメモリ部15を構成し、必要に応じて記録系バツフア15A及び再生系バツフア15Bの領域割り当てを変更し得るようになされている。
【0012】
記録系バツフア15Aは、システムコントローラ43から供給される制御信号CONT43に基づき、圧縮映像音声データD11に含まれる映像データ及び音声データの時間調整を行いながら、これらを多重化することによりMPEG規格で規定されたプログラムストリームやトランスポートストリームを生成し、これを記録バツフア出力データD15として記録データ処理部16に供給する。この場合、多重化されたストリームには、システムコントローラ43から供給される時間情報及びストリーム情報等のヘツダ情報が付加される。
【0013】
またこのとき、記録系バツフア15Aは、記録系圧縮処理部11から供給される圧縮映像音声データD11の供給量と、記録データ処理部16に対して出力するストリームのデータ量との関係を制御することにより、蓄積データのオーバフロー及びアンダフローを回避する。
【0014】
記録データ処理部16は、記録系バツフア15Aから出力される圧縮映像音声データに対して記録フオーマツトに合わせたデータの並べ換え、エラー訂正符号の付加、EFM(Eight to Fourteen Moduration)変調等の処理を施した後、これを記録データD16として切換部21を介して光デイスクドライブ25に搭載された光デイスクDISKに記録する。
【0015】
光デイスクDISKは、デイスク/ヘツド制御部27から供給される制御信号CONT27によつてサーボ及びヘツドの移動等の制御が行われ、記録データD16はシステムコントローラ43の制御の下に映像フレーム(30フレーム/秒)ごとに割り当てられた所定のアドレス領域に記録される。このときシステムコントローラ43は、記録データD16の映像フレーム及びこれに対応した音声データごとにTOC(Table Of Cotents)情報を生成し、このTOC情報DTOC を記録データ処理部16を介して光デイスクドライブ25に送出することによりこれを光デイスクDISKのTOC記録領域に記録する。従つて、システムコントローラ43は光デイスクDISKに記録されたTOC情報を読むことにより、当該光デイスクDISKに記録された記録データD16の記録アドレスや時間情報(タイムコード)等を認識することができる。
【0016】
これに対して再生系は、ユーザが所定の操作部(図示せず)を操作することによつて再生動作を指定すると、当該再生命令は再生制御信号入力部42を介し、再生制御信号CONT42としてシステムコントローラ43に送出される。これによりシステムコントローラ43は、まず光デイスクからTOC情報DTOC を読み出し、当該TOC情報に基づいて光デイスクDISKから記録済のデータ(記録データD16)を順次フレーム単位で読み出し、これを再生データD26として切換部21を介して再生データ処理部30に入力する。
【0017】
再生データ処理部30は、再生データD26に対して所定の再生フオーマツトに従つてEFM復調、エラー訂正及びデータの並び換え等の処理を施した後、これを再生系処理データD30として再生系バツフア15Bに一旦格納する。
【0018】
因みに、この実施の形態において光デイスクDISKに対する記録データD16の記録及び当該光デイスクDISKからの再生データD26の読み出しは時分割で並行して行われるようになされており、光デイスクドライブ25は記録データD16の記録位置及び再生データD26の再生位置に対してヘツドを時分割で移動することにより、いわゆる同時記録再生を行う。
【0019】
再生系バツフア15Bは、記録系バツフア15Aと共に同一の統合バツフアメモリ部15に統合されており、蓄積されている再生系処理データD30のヘツダ情報(ストリーム情報、時間情報等)を解析することにより多重化されたデータを分離すると共に、時間情報を用いて映像及び音声の時間合わせを行い、これらを再生バツフア出力データD31として所定のタイミングで読み出し、再生系伸張処理部32に送出する。このとき再生系バツフア15Bは、再生データ処理部30から供給される再生系処理データD30の供給量及び蓄積されている再生系処理データD30の読み出し量の関係を制御することにより蓄積データのオーバフロー及びアンダフローを回避する。
【0020】
再生系伸張処理部32は、再生系バツフア15Bから出力される再生バツフア出力データD31のうちの映像データに対してMPEG規格に基づいた帯域伸張処理を施すと共に、音声データに対してMPEGオーデイオやAC−3といつた規格に基づく帯域伸張を施し、この結果得られる再生映像音声信号D32を再生信号切換え部33に送出する。
【0021】
再生信号切換え部33は、システムコントローラ43の制御に基づいて再生映像音声信号D32を選択すると、これを出力映像音声信号D100として外部に出力する。因みに、再生信号切換え部33にはOSD(On Screen Display) 回路部が設けられており、出力映像音声信号D100に対して種々の表示キヤラクタ等を合成して表示することができる。
【0022】
かくして、映像及び音声信号記録再生装置10は、記録系バツフア15A及び再生系バツフア15Bを設け、記録系において記録系バツフア15Aから読み出された記録バツフア出力データD15を光デイスクDISKに記録する記録処理と、再生系において光デイスクDISKに記録されているデータを再生データD26として読み出して再生系バツフア15Bに格納する再生処理とをそれぞれ時分割で並行処理することにより、記録系に連続して入力される映像音声信号D10を光デイスクDISKに記録する処理と、再生系から再生映像音声信号D32を連続して再生出力する処理とを同時に行うことができる。
【0023】
この同時記録再生処理における記録系バツフア15A及び再生系バツフア15Bのデータ量の推移を図2に示す。この図2において、記録系バツフア15Aのデータ量MREC (図2(A))は、記録バツフア出力データD15が光デイスクDISKに記録されている間において減少し、当該記録動作が中断してヘツドが再生位置に移動開始すると、連続して入力される圧縮映像音声データD11によつて増加し始める。そして、再びヘツドが記録位置に戻つて記録動作を開始すると、当該記録動作に応じて記録系バツフア15Aのデータ量MREC は減少し始める。
【0024】
これに対して再生系バツフア15Bのデータ量MPB(図2(B))は、記録バツフア出力データD15が光デイスクDISKに記録されている間において光デイスクDISKからの読み出しが中断していることにより、当該再生バツフア15Bに格納されている再生バツフア出力データD31が連続して出力される分だけ減少して行く。そして記録動作が中断してヘツドが再生位置に移動すると同時に再生動作が開始され、これに応じて再生系バツフア15Bのデータ量MPBも増加を開始する。
【0025】
かかる同時記録再生処理において、ユーザは再生速度を任意に設定することができる。すなわち、図1との対応部分に同一符号を付して示す図3において、光デイスクDISK上の記録領域BLKに記録データD16を記録する場合について説明する。記録位置P11まで記録データD16の記録が完了している状態において、当該記録データD16が既に記録された記録済領域BLKREC を記録動作に対して時分割で再生することにより、記録に追従した再生動作が行われる。
【0026】
このとき、ユーザが操作部(図示せず)を操作して任意の再生速度を設定すると、システムコントローラ43は当該設定速度に応じてデイスク/ヘツド制御部27を制御することにより、当該デイスク/ヘツド制御部27はユーザの設定に応じた可変速再生を行う。例えば、ユーザによつて記録速度VREC よりも大きな再生速度VPBが設定されると、第1のタイミングにおける記録位置P11及び再生位置P1に対して第2のタイミングにおける記録位置P12及び再生位置P2の関係は再生位置P2が記録位置P12に近づくことになる。
【0027】
このようにして、各タイミングにおける記録位置P11、P12、P13、P14、P15に対して、同様の各タイミングにおける再生位置P1、P2、P3、P4、P5は記録速度VREC 及び再生速度VPBの差によつて徐々に記録位置に近づいて行くことになる。かくして光デイスクドライブ25のヘツドは、記録位置及び再生位置を交互に移動しながら再生位置を記録位置に近づけて行く。
【0028】
ここで映像及び音声信号記録再生装置10による記録処理においては、当該映像及び音声信号記録再生装置10に入力された映像音声信号D10が、記録系圧縮処理部11及び記録系バツフア15Aにおける処理によつて所定の遅延時間だけ遅延したタイミングで光デイスクDISKに記録される。
【0029】
従つて、映像及び音声信号記録再生装置10に入力された映像音声信号D10が記録系圧縮処理部11及び記録系バツフア15Aによつて処理されている間においては、当該映像音声信号D10は未だ光デイスクDISKには記録されておらず、この間(すなわち映像音声信号D10が光デイスクDISKに記録されるまでの間)に当該映像音声信号D10を再生データとして出力する場合、システムコントローラ43は光デイスクDISKに記録される前の映像音声信号を直接再生系にバイパスして出力するようになされている。
【0030】
すなわち、この実施の形態の場合、記録系圧縮処理部11での処理時間は、約1秒であると共に記録系バツフア15Aでの処理時間は約19秒であり、光デイスクDISK上に記録される記録データD16は、これらの時間を合計した記録系処理時間である20秒前に当該映像及び音声信号記録再生装置10に入力された映像音声信号D10となる。
【0031】
従つて、同時記録再生処理においてユーザが再生速度VPBを記録速度VREC よりも大きく設定することにより光デイスクDISK上での再生位置が記録位置に近づいてこれらが一致するとき、当該再生位置において再生される映像音声信号は20秒前に当該映像及び音声信号記録再生装置10に入力された信号となる。
【0032】
このように記録に追従した再生を行う場合、光デイスクDISK上に記録されたデータを再生することによつて得られる再生映像及び音声は20秒前に入力された信号までであり、当該20秒前から現時点までの間に映像及び音声信号記録再生装置10に入力された映像及び音声信号D10を再生する場合、システムコントローラ43は光デイスクDISKに記録される前の記録処理中のデータを再生する。
【0033】
すなわち、図1において映像及び音声信号記録再生装置10は、記録系圧縮処理部11での処理時間(1秒)だけ映像及び音声信号D10を保持する圧縮遅延補正バツフア12によつて、記録系圧縮処理部11において処理中の映像及び音声信号D10、又は入力された映像及び音声信号D10をそのまま遅延なく再生系の再生信号切換え部33に出力し得るバイパス系を有し、システムコントローラ43の制御によつて再生信号切換え部33を切り換えることにより、映像及び音声信号記録再生装置10に対して入力された映像及び音声信号D10が光デイスクDISKに記録されるまでの間(記録系処理時間)に、これを再生出力として得ることができる。
【0034】
すなわち、図1との対応部分に同一符号を付して示す図4は、映像及び音声信号記録再生装置10の各構成部のうち、特に同時記録再生処理を行う回路部を示すものであり、システムコントローラ43の制御部43Aは記録制御信号CONT41に基づいて映像音声信号D10を記録系圧縮処理部11及び記録系バツフア15Aを介して光デイスクDISKに記録する際、映像音声信号D10に対してフレーム単位で固有のタイムコード(時間情報)を順次割り当てる。このタイムコードは、例えば、記録しようとする映像音声信号D10が映像及び音声信号記録再生装置10の記録系10REC に入力された時刻が割り当てられる。
【0035】
タイムコードが割り当てられた各フレームの映像音声信号D10は、先ず記録系圧縮処理部11に入力され、圧縮処理される。この圧縮処理に要する時間(圧縮処理時間)は、この実施の形態の場合約1秒であり、当該1秒間において記録系圧縮処理部11において処理される映像音声信号D10は圧縮遅延補正バツフア12において圧縮処理される前の状態のまま保持される。このとき当該圧縮遅延補正バツフア12における各フレームの記録位置(バツフアアドレス)情報は、各フレームに割り当てられたタイムコードと共にタイムコードバツフア45に書き込まれる。
【0036】
すなわち図5に示すように、タイムコードバツフア45は毎フレームごとに更新されるものであり、タイムコード(RECORD TIME)、現在格納されているバツフア(AREA)及び格納されているバツフアにおけるアドレス(BUFFER ADDRESS)が記録処理中の各フレームごとにアロケーシヨンテーブルとして書き込まれるようになされている。
【0037】
従つて記録系圧縮処理部11に対応した圧縮遅延補正バツフア12に保持されているフレームについて、例えば「12時00分13秒7フレーム」のタイムコードが割り当てられたフレームが圧縮遅延補正バツフア(DLY Cor) の「0x001234」で表されるバツフアアドレスに格納されている状態がタイムコードバツフア45においてテーブルデータとして書き込まれる。
【0038】
また、記録系圧縮処理部11に続いて記録系バツフア15Aに格納された映像及び音声データ(記録データD16)の各フレームについては、当該記録系バツフア15Aに格納されている間(すなわち記録系圧縮処理部11から出力された後、光デイスクDISKに記録されるまでの間)において、タイムコードバツフア45にテーブル化される。この場合、例えば「12時00分13秒4フレーム」のタイムコードが割り当てられたフレームが記録系バツフア(RecBUF)の「0x004345」で表されるバツフアアドレスに格納されている状態を表している。
【0039】
かくしてタイムコードバツフア45には、記録系圧縮処理部11において処理されているフレーム及び記録系バツフア15Aに格納されているフレームがそのアドレスと共にリアルタイムでテーブル化され、記録/再生時間差検出部50はタイムコードバツフア45を参照することにより、記録処理中の各フレームの各格納場所を検出することができる。
【0040】
これに対して、光デイスクDISKに記録済のフレームについては、当該フレームの映像及び音声データが光デイスクDISKに記録される際に、図1について上述したフレームごとのTOC情報として、当該フレームのタイムコード及び光デイスク上でのアドレスが光デイスクDISKのTOC情報記録領域に記録される。
【0041】
このTOC情報は、図6に示すようなアロケーシヨンテーブルを構成し、例えばタイムコードとして「12時00分13秒3フレーム」が割り当てられたフレームが光デイスクDISKのアドレス「0x00001234」に書き込まれていることを表す。
【0042】
従つて記録/再生時間差検出部50は光デイスクDISKからTOC情報DTOC (図1)を読み出すことにより光デイスク上のアロケーシヨンテーブルTB(図6)を参照し得、当該アロケーシヨンテーブルTBを参照することにより、光デイスクDISKに記録済の各フレームの当該光デイスクDISK上での各格納位置を検出することができる。
【0043】
かくして同時記録再生を行う際に、システムコントローラ43の制御部43Aはユーザの指示に従つて任意のタイムコードを再生開始位置として設定すると共に任意の再生速度及び再生方向にユーザの指示に従つて設定し、これを再生パラメータCONTPBとして記録/再生時間差検出部50に供給する。これにより記録/再生時間差検出部50は再生パラメータCONTPBに応じて再生を開始する。
【0044】
このとき記録/再生時間差検出部50は、ユーザによつて指定された再生開始位置に相当する映像及び音声データの光デイスクDISK上での記録位置(アドレス)を、光デイスクDISKから読み出されたTOC情報(アロケーシヨンテーブルTB)を参照することにより検出し、当該検出された記録位置からフレームごとに映像及び音声データ(記録データD16)を読み出し、これを再生データD26として再生開始する。
【0045】
このとき当該再生動作は記録動作に対して時分割で並行して行われる。かかる同時記録再生処理において、制御部43Aは、このとき映像及び音声信号記録再生装置10の記録系10REC に入力される記録データとしての映像音声信号D10に対して、当該記録系10REC に入力された時点の時刻をタイムコードとして割り当て、当該タイムコードが割り当てられた映像音声信号D10を記録系10REC において記録処理する。このとき映像音声信号D10に対して割り当てられたタイムコードは、記録用パラメータCONTREC として記録/再生時間差検出部50に供給される。
【0046】
記録/再生時間差検出部50は、再生パラメータCONTPB及び記録パラメータCONTREC に基づいて、映像及び音声データの再生すべきフレームが格納されている場所を検出し、当該検出結果に基づいて映像及び音声データを読み出す再生処理を実行する。
【0047】
すなわち図7は記録/再生時間差検出部50による再生処理手順を示し、ステツプSP1においてユーザが設定した再生位置からの再生開始が指定されると、記録/再生時間差検出部50はステツプSP2に移つて再生パラメータCONTPBとして入力される再生速度及び再生方向を入力し、続くステツプSP3において、再生速度及び方向から再生フレームのタイムコードを算出する。
【0048】
例えば、図3について上述した記録位置P11及び再生位置P1の状態において、同時記録再生が開始されると、記録/再生時間差検出部50はこのときの再生位置P1及び再生速度VPB並びに再生方向に基づいて順次再生するフレームのタイムコードを算出する。
【0049】
そして記録/再生時間差検出部50は続くステツプSP4に移り、ステツプSP3において算出されたタイムコードが割り当てられた映像及び音声のフレームの格納場所を図4〜図6について上述したアロケーシヨンテーブル(タイムコードバツフア45及び光デイスク上のタイムコードテーブルTB)内から探索する。
【0050】
ここで、再生しようとするフレームのタイムコードとして、記録系10REC に現在入力されている映像音声信号D10よりも記録系処理時間(20秒)だけ逆上つたタイムコードを有するフレームは、光デイスクDISK上に既に記録されており、このフレーム情報(タイムコード及び光デイスク上のアドレス)は光デイスクDISKのタイムコードテーブルTBに記録されている。従つてこのとき記録/再生時間差検出部50はステツプSP5において肯定結果を得ることにより、ステツプSP9に移り、光デイスクDISKからの読み出しコマンドを再生系10PBに発行すると共に再生信号切換え部33を切り換えて再生映像音声信号D32を出力映像音声信号D100として出力するように制御する。これにより光デイスクDISKから対応するフレームが再生される。
【0051】
これに対して再生しようとするフレームのタイムコードとして、記録系10REC に現在入力されている映像及び音声信号D10に割り当てられたタイムコードに対して記録系処理時間(20秒)よりも短い時間(0秒〜20秒)だけ逆上つたタイムコードを有するフレームは、圧縮遅延補正バツフア12又は記録系バツフア15Aに格納されており、このフレーム情報(タイムコード及びメモリ上のアドレス)はタイムコードバツフア45に格納されている。
【0052】
従つてこのとき記録/再生時間差検出部50はステツプSP5において否定結果を得ることにより、続くステツプSP6に移る。ステツプSP6において記録/再生時間差検出部50は、タイムコードバツフア45を参照し、再生しようとするフレームが記録系バツフア15Aに格納されているか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは再生しようとするフレームが記録系バツフア15Aに格納されていることを表しており、このとき記録/再生時間差検出部50はステツプSP8に移つて、タイムコードバツフア45から読み出されたアドレス情報及び読み出しコマンドAD1(図4)を記録系バツフア15Aに送出することにより、当該フレームの映像及び音声データを記録系バツフア15Aから読み出して再生系10PBにおいて再生処理すると共に、当該再生処理された記録系バツフア15Aからの再生映像音声信号D32を再生信号切換え部33を介して出力する。
【0053】
これに対してステツプSP6において否定結果が得られると、このことは再生しようとするフレームが圧縮遅延補正バツフア12に格納されていることを表しており、このとき記録/再生時間差検出部50はステツプSP7に移つて、タイムコードバツフア45から読み出されたアドレス情報及び読み出しコマンドAD2(図4)を圧縮遅延補正バツフア12に送出することにより、当該フレームの映像及び音声データを圧縮遅延補正バツフア12から読み出して再生信号切換え部33を介して出力する。
【0054】
かくして記録/再生時間差検出部50は、ステツプSP7、ステツプSP8又はステツプSP9の処理が終了すると、ステツプSP10において再生停止要求が発行されているか否かを判断し、肯定結果が得られるまで上述のステツプSP2〜ステツプSP9の処理を繰り返すと共に、ユーザによる再生停止要求が入力されたとき、ステツプSP11において当該再生処理手順を終了する。
【0055】
以上の構成において、図8に示すように、時点t0において映像及び音声信号記録再生装置10の記録系10REC に入力された映像及び音声信号D10は、時点t1までの期間T1(この実施の形態の場合約1秒)において記録系圧縮処理部11での圧縮処理が施される。この間において当該圧縮処理される映像音声信号D10と同様の信号は、記録系圧縮処理部11に並列に設けられた圧縮遅延補正バツフア12にも入力されており、当該圧縮遅延補正バツフア12において圧縮されないまま保持される。
【0056】
従つて、記録系圧縮処理部11において圧縮処理されている映像及び音声信号D10をアクセスする場合、圧縮遅延補正バツフア12をアクセスすれば、圧縮される前の同様の映像音声信号D10を再生することができる。
【0057】
また時点t1を過ぎると、記録系圧縮処理部11において圧縮処理された映像音声信号D10は記録系バフツア15Aに格納され、光デイスクDISKに書き込まれる処理を待ち受ける。この記録系バツフア15Aでの格納時間は時点t1から時点t2までの期間T2(この実施の形態の場合約19秒)である。
【0058】
従つてこの期間T2において映像及び音声信号D10をアクセスする場合、記録系バツフア15Aをアクセスすることによりこれを再生し得る。
【0059】
また時点t2を過ぎると、記録系バツフア15Aに格納されていた圧縮済の映像音声信号D10は光デイスクDISKに記録される。従つて当該期間T3において映像音声信号D10をアクセスする場合、光デイスクDISKをアクセスすることにより、これを再生し得る。
【0060】
このように、記録系10REC に入力された映像音声信号D10は、所定の時間(期間T1及びT2)を要して光デイスクDISK上に記録される。従つて、記録に追従した同時再生を行う場合、記録系10REC に入力後記録処理時間(T1+T3)以上経過した映像音声信号のフレームについては、光デイスクDISKをアクセスすることによりこれを再生し得る。これに対して、例えば記録速度よりも再生速度が高い場合には、再生しようとするフレームのタイムコードが記録処理中のフレームのタイムコードに近づいて行くことになり、当該再生しようとするフレームのタイムコードが記録処理期間(T1+T3)以内に入ると、光デイスクDISKをアクセスしても再生しようとするフレームは未記録の状態であり当該光デイスクDISKから読み出すことが困難となる。
【0061】
従つて、この場合には再生しようとするフレームのタイムコードに応じて圧縮遅延補正バツフア12又は記録系バツフア15Aのいずれかをアクセスすることにより、再生しようとするフレームの映像音声信号は確実に再生される。
【0062】
因みにアクセスすべき領域は、期間T1及びT2においてはタイムコードバツフア45にテーブル化され、また期間T3においては光デイスクDISK上のテーブルTBに記述される。従つて、これらのアロケーシヨンテーブルを参照することにより、再生しようとするフレームの格納場所を容易に検出することができる。
【0063】
かくして、映像及び音声信号D10を記録中において、既に記録された部分を高速再生する場合、記録開始位置から現在記録中の映像及び音声まで、すべての映像及び音声を途切れることなく連続的に再生し得る。
【0064】
以上の構成によれば、同時記録再生時の記録及び再生の時間差を0からリニアに可変できることにより、ユーザは記録中において既に記録済の部分を任意に再生して視聴することができ、この分使い勝手を向上し得る。
【0065】
なお上述の実施の形態においては、記録系圧縮処理部11における処理時間が約1秒であると共に、記録系バツフア15Aでの格納時間が約19秒である場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々の時間のものを用いることができ、この場合には、タイムコードバツフア45及び光デイスクDISK上記のテーブルTBへのフレーム情報の書込み時間を各バツフア(圧縮遅延補正バツフア12及び記録系バツフア15A)の処理時間に対応して設定すれば良い。
【0066】
また上述の実施の形態においては、光デイスクDISK上に記録済の映像及び音声信号のフレーム情報を当該光デイスクDISK上にTOC情報としてテーブル化する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、メモリ又は他の記録媒体に記録して管理するようにしても良い。
【0067】
また上述の実施の形態においては、記録媒体として光デイスクDISKを用いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光磁気デイスク等他の種々の記録媒体を用いることができる。
【0068】
また上述の実施の形態においては、映像及び音声信号を記録媒体に対して記録再生する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の情報を記録再生する場合に広く適用することができる。
【0069】
また上述の実施の形態においては、1つのヘツドを用いてデータの記録及び再生を時分割で行う場合について述べたが、本発明はこれにかぎらず、記録専用のヘツド及び再生専用のヘツドを用いて記録再生を行う場合においても本発明を適用し得る。
【0070】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、入力信号が記録処理中又は記録媒体に記録済のいずれであるかを探索し、当該探索結果に基づいて、記録処理中又は記録媒体に記録済の入力信号を選択して再生することにより、入力信号をその処理過程に関わらず再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像音声信号記録再生装置の全体構成を示すブロツク図である。
【図2】記録系バフツア及び再生系バツフアのデータ量の推移を示す特性曲線図である。
【図3】同時記録再生処理の説明に供する略線図である。
【図4】本発明による同時記録再生処理部の詳細構成を示すブロツク図である。
【図5】タイムコードバツフア内のアロケーシヨンテーブルを示す略線図である。
【図6】記録媒体上のアロケーシヨンテーブルを示す略線図である。
【図7】本発明による再生処理手順を示すフローチヤートである。
【図8】動作の説明に供するタイムチヤートである。
【符号の説明】
10……映像及び音声信号記録再生装置、10REC ……記録系、10PB……再生系、11……記録系圧縮処理部、12……圧縮遅延補正バツフア、15……統合バツフアメモリ部、15A……記録系バツフア、15B……再生系バツフア、25……光デイスクドライブ、32……再生系伸張処理部、33……再生信号切換え部、43……システムコントローラ、45……タイムコードバツフア、50……記録/再生時間差検出部。
Claims (6)
- 入力信号に対して所定の記録処理手段によつて記録処理を施した後、当該記録処理済の上記入力信号を記録媒体に記録すると共に、当該記録媒体に記録された上記入力信号を再生する信号記録再生装置において、
上記記録処理手段において記録処理中の上記入力信号を再生する第1の再生手段と、
上記記録媒体に記録された上記入力信号を再生する第2の再生手段と、
上記入力信号が上記記録処理手段又は上記記録媒体のいずれに格納されているかを探索する探索手段と、
上記探索手段の探索結果に基づいて上記第1の再生手段又は上記第2の再生手段を切り換えて上記入力信号を再生する切換手段と
を具えることを特徴とする信号記録再生装置。 - 上記記録処理手段は、上記入力信号を符号化する符号化手段を具え、
上記第1の再生手段は、上記符号化手段によつて符号化される前の上記入力信号を上記符号化に要する時間分だけ遅延させて出力する遅延手段を具える
ことを特徴とする請求項1に記載の信号記録再生装置。 - 上記信号記録再生装置は、
上記記録処理済の入力信号を一旦格納する記録バツフアと、
上記記録媒体から読み出された入力信号を一旦格納する再生バツフアと、
上記入力信号の上記記録媒体に対する記録処理及び再生処理を時分割で行う記録再生手段と
を具え、上記第1の再生手段は上記記録バツフアから上記入力信号を再生することを特徴とする請求項1に記載の信号記録再生装置。 - 入力信号に対して所定の記録処理を施した後、当該記録処理済の上記入力信号を記録媒体に記録すると共に、当該記録媒体に記録された上記入力信号を再生する信号記録再生方法において、
上記入力信号が上記記録処理中又は上記記録媒体に記録済のいずれであるかを探索する探索ステツプと、
上記探索結果に基づいて、上記記録処理中又は上記記録媒体に記録済の上記入力信号を再生する再生ステツプと
を具えることを特徴とする信号記録再生方法。 - 上記記録処理は、上記入力信号を符号化する符号化処理であり、
上記再生ステツプは、上記記録処理中の入力信号として、上記符号化処理によつて符号化される前の上記入力信号を上記符号化に要する時間分だけ遅延させて出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の信号記録再生方法。 - 上記信号記録再生方法は、
上記記録処理済の入力信号を記録バフツアに一旦格納すると共に上記記録媒体から読み出された上記入力信号を再生バツフアに一旦格納することにより、上記入力信号の上記記録媒体に対する記録処理及び再生処理を時分割で行い、
上記再生ステツプは、上記記録処理中の入力信号として上記記録バツフアから上記入力信号を再生する
ことを特徴とする請求項4に記載の信号記録再生方法。
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JP06453898A JP3922491B2 (ja) | 1998-02-28 | 1998-02-28 | 信号記録再生装置及び方法 |
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JPH11250577A JPH11250577A (ja) | 1999-09-17 |
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-
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