JP2008016911A - 記録再生装置、記録再生方法、およびプログラム - Google Patents
記録再生装置、記録再生方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】追いかけ再生からライブ映像へシームレスな切り替えを行うことができるようにする。
【解決手段】ライブ映像は、GOP6の終わりの位置が現在の位置として表示されている。記録用バッファには、GOP2乃至GOP5までが蓄積され、ハードディスクドライブには、GOP0乃至GOP3までが記録されている。追いかけ再生で早送りなどの高速再生を行う場合、再生用バッファには、ハードディクスドライブから再生するGOP0乃至GOP3が読み出される。そして、ハードディスクドライブに蓄積したAVストリームのGOPの位置情報と、記録バッファに蓄積したAVストリームのGOPの位置情報が比較され、シームレスなタイミングのGOP3からGOP4のタイミングで、読み出し位置がハードディスクドライブから記録用バッファへと切り替えられる。本発明は、テレビジョン番組を記録再生する機器に適用することができる。
【選択図】図6
【解決手段】ライブ映像は、GOP6の終わりの位置が現在の位置として表示されている。記録用バッファには、GOP2乃至GOP5までが蓄積され、ハードディスクドライブには、GOP0乃至GOP3までが記録されている。追いかけ再生で早送りなどの高速再生を行う場合、再生用バッファには、ハードディクスドライブから再生するGOP0乃至GOP3が読み出される。そして、ハードディスクドライブに蓄積したAVストリームのGOPの位置情報と、記録バッファに蓄積したAVストリームのGOPの位置情報が比較され、シームレスなタイミングのGOP3からGOP4のタイミングで、読み出し位置がハードディスクドライブから記録用バッファへと切り替えられる。本発明は、テレビジョン番組を記録再生する機器に適用することができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、記録再生装置、記録再生方法、およびプログラムに関し、特に、映像音声信号を記録媒体に記録し追いかけ再生を行う場合に用いて好適な記録再生装置、記録再生方法、およびプログラムに関する。
近年、家庭用のハードディスク搭載のDVD(Digital Versatile Disc)レコーダは、一般家庭に広く普及し使用されるようになってきた。この家庭用のハードディスク搭載のDVDレコーダは、録画が終了する前に録画中の内容をその冒頭部分から自由に視聴できるようにする技術が各種提案されている。このように、記録中であってもその録画内容の冒頭から記録中の箇所までを自由に視聴できる方法は、一般に「追いかけ再生」と呼ばれている。
図1は、従来の同時記録再生装置の動作を示すタイムチャートである。図中、左側が古い映像とされ、右方向に行くに従って新しい映像とされる。なお、映像データは、GOP(Group Of Picture)単位で構成されるデータとされる。
LIVE映像は、GOP0乃至GOP6まで放送が終了されており、図1の例では、GOP6の終わりの位置が現在のLIVE映像の位置として表示されている。記録用バッファには、GOP2乃至GOP5までが蓄積されている。ハードディスクには、GOP0乃至GOP3までが記録されている。放送が終了されているGOP4およびGOP5は、書き込み遅延があるため、未だハードディスクには記録されていない。また、従来では、ハードディスクへ書き込むのにファイルシステムの書き込みバッファを経由し、ハードディスクから読み出すのにファイルシステムの読み出しバッファを経由することになり、そのファイルシステムのバッファ分の遅延が発生してしまう。しかも、ファイルシステムは自由に操作することが出来ない。
追いかけ再生で早送りなどの高速再生を行う場合、再生用バッファには、ハードディクスからGOP0乃至GOP2が再生するデータとして読み出される。このとき、GOPの先頭Iピクチャ(Ipic)から必要なピクチャ数分のデータだけが読み出される。そして再生用バッファの残容量が少なくなると、高速再生から通常再生に戻される。図1の例では、GOP3は通常再生になるので、GOP3全体がハードディスクから再生用バッファに読み出される。
このように、同時記録再生装置では、映像をハードディスクに記録し、その記録した映像をハードディスクから読み出して自由に追いかけ再生することが可能である。
同時記録再生を行えるようにすると、従来の映像信号の記録再生装置では、同一管面表示上で録画と再生との表示画を同時に表示することになり、一目で、どちらが録画か、再生か判断できない。そこで、このようなことを防ぐために特許文献1には、操作者が誤操作することなく簡単に録画か再生かを判断することができる技術が提案されている。
特開2002−32981号公報
図1において、追いかけ再生の映像は、LIVE映像からの遅延量が3GOP分あり、この遅延量は減らすことが出来ない。つまり、追いかけ再生で早送り、スキップ、あるいは高速再生などを行うことにより記録中の箇所に追いついてしまっても、追いかけ再生の映像は、LIVE映像より数秒遅れており、完全に追いつくことが出来ない。
また、追いかけ再生により記録中の箇所に追いついて、追いかけ再生からLIVE映像に切り替えると、GOP3からGOP6に急に映像が飛ぶことになるため、ユーザにショックを与えるとともにGOP4およびGOP5の未視聴の映像が存在してしまう。
このように、同時記録再生装置では、映像をハードディスクに記録し、その記録した映像をハードディスクから読み出して再生する処理を行う中で、数秒の遅延が発生するため、その遅延時間分、追いかけ再生のライブ映像に対して遅れてしまう。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、追いかけ再生からライブ映像へシームレスな切り替えを行うことができるようにするものである。
本発明の一側面の記録再生装置は、入力された映像を一時的に蓄積する記録用蓄積手段と、前記記録用蓄積手段に蓄積された前記映像を読み出して記録媒体に記録する記録手段と、前記記録手段により前記記録媒体に記録された前記映像を読み出して一時的に蓄積する再生用蓄積手段と、前記再生用蓄積手段に蓄積された前記映像を読み出して再生する再生手段と、ユーザにより高速再生が指示された場合、前記記録蓄積手段と前記再生蓄積手段に蓄積されている前記映像の位置を監視し、同位置であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記記録蓄積手段と前記再生蓄積手段に蓄積されている前記映像の位置が同位置であると判定された場合、前記再生用蓄積手段への映像の読み出しを、前記記録媒体から前記記録蓄積手段に切り替える切り替え手段とを備える。
前記記録用蓄積手段および前記記録手段には、入力された前記映像の基準クロックに同期させ、前記再生用蓄積手段および前記再生手段には、フリーランのクロックに同期させることができる。
前記切り替え手段により前記記録媒体から前記記録蓄積手段に切り替えられた後、前記記録蓄積手段から読み出す映像が残っていない場合、前記切り替え手段には、前記再生用蓄積手段への映像の読み出しを、再び前記記録蓄積手段から前記記録媒体に切り替えることができる。
本発明の一側面の記録再生方法またはプログラムは、入力された映像を記録用バッファに一時的に蓄積し、前記記録用バッファに蓄積された前記映像を読み出して記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された前記映像を読み出して再生用バッファに一時的に蓄積し、前記再生用バッファに蓄積された前記映像を読み出して再生し、ユーザにより高速再生が指示された場合、前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置を監視し、同位置であるか否かを判定し、前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置が同位置であると判定された場合、前記記録媒体から前記記録用バッファに蓄積された前記映像の読み出しに切り替えるステップを含む。
本発明の一側面においては、入力された映像が記録用バッファに一時的に蓄積され、記録用バッファに蓄積された映像が読み出されて記録媒体に記録され、記録媒体に記録された映像が読み出されて再生用バッファに一時的に蓄積され、再生用バッファに蓄積された映像が読み出されて再生される。ユーザにより高速再生が指示された場合、記録用バッファと再生用バッファに蓄積されている映像の位置が監視され、同位置であると判定された場合、記録媒体から記録用バッファに蓄積された映像の読み出しに切り替えられる。
本発明の一側面によれば、追いかけ再生からライブ映像へシームレスな切り替えを行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の記録再生装置(例えば、図2の同時記録再生装置1)は、入力された映像を一時的に蓄積する記録用蓄積手段(例えば、図2の記録用バッファ13)と、前記記録用蓄積手段に蓄積された前記映像を読み出して記録媒体(例えば、図2のハードディスクドライブ15)に記録する記録手段(例えば、図2の記録制御部16)と、前記記録手段により前記記録媒体に記録された前記映像を読み出して一時的に蓄積する再生用蓄積手段(例えば、図2の再生用バッファ17)と、前記再生用蓄積手段に蓄積された前記映像を読み出して再生する再生手段(例えば、図2の再生制御部20)と、ユーザにより高速再生が指示された場合、前記記録蓄積手段と前記再生蓄積手段に蓄積されている前記映像の位置を監視し、同位置であるか否かを判定する判定手段(例えば、図2の再生制御部20)と、前記判定手段により前記記録蓄積手段と前記再生蓄積手段に蓄積されている前記映像の位置が同位置であると判定された場合、前記再生用蓄積手段への映像の読み出しを、前記記録媒体から前記記録蓄積手段に切り替える切り替え手段(例えば、図2の再生制御部20)とを備える。
本発明の一側面の記録再生方法またはプログラムは、入力された映像を記録用バッファ(例えば、図2の記録バッファ13)に一時的に蓄積し、前記記録用バッファに蓄積された前記映像を読み出して記録媒体(例えば、図2のハードディスクドライブ15)に記録し、前記記録媒体に記録された前記映像を読み出して再生用バッファ(例えば、再生用バッファ17)に一時的に蓄積し、前記再生用バッファに蓄積された前記映像を読み出して再生し、ユーザにより高速再生が指示された場合、前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置を監視し(例えば、図8のステップS15,S16)、同位置であるか否かを判定し(例えば、図8のステップS17)、前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置が同位置であると判定された場合、前記記録媒体から前記記録用バッファに蓄積された前記映像の読み出しに切り替えるステップ(例えば、図8のステップS18)を含む。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る同時記録再生装置1のハードウエア構成例を示すブロック図である。図中、点線矢印は制御信号の流れを示し、実線矢印はデータの流れを示している。
AVストリーム入力部11は、図示せぬデジタルチューナによって受信されたライブ放送を入力する。記録部12は、AVストリーム入力部11から供給されたAVストリームのうち、記録対象とする特定のAVストリームを抽出し、記録用バッファ13に書き込む。
記録用バッファ13は、記録部12によって書き込まれたAVストリームを一時的に蓄積する。記録用バッファ13は、一時的に蓄積したAVストリームをハードディスクドライブ(HDD)15に出力すると同時に再生用バッファ17に出力が可能な2つの出力パスを持っている。記録用バッファ13の容量は、記録するAVストリームのビットレートと、ハードディスクドライブ15への書き込み時の遅延量から、バッファがオーバーフローやアンダーフローを起こさないように決定される。
ファイルシステム14は、AVストリームをファイルとして扱い、ハードディスクドライブ15にAVストリームをファイルとして書き込み、読み出しを行う。本実施の形態で扱うファイルシステム14は、例えば、LINUX(商標)など汎用的なオペレーションシステムで動作するものであり、ファイルシステム14が持つバッファ14Aは、システム側の管理化にあるため、ユーザが自由にサイズを変更したり、あるいは残容量の確認など行うことができない。
ハードディスクドライブ15は、記録用バッファ13からファイルシステム14を介して供給されるAVストリームを記録する。
記録制御部16は、記録部12、記録用バッファ13、およびハードディスクドライブ15の動作を制御する。より詳細には、記録制御部16は、記録用バッファ13に所定量のAVストリームが蓄積された場合、バッファオーバフローを起こす前に、ファイルシステム14を介してAVストリームをハードディスクドライブ15に書き込むように制御する。
再生用バッファ17は、ハードディスクドライブ15または記録用バッファ13から読み出されたAVストリームを一時的に蓄積する。再生用バッファ17は、一時的に蓄積したAVストリームを再生部18に出力する。再生用バッファ17の容量は、再生するAVストリームのビットレートと、ハードディスクドライブ15からの読み出し時の遅延量から、バッファがオーバーフローやアンダーフローを起こさないように決定される。
再生部18は、再生するAVストリームを再生用バッファ17から読み出し、映像ストリームと音声ストリームを抽出する。デコード部19は、再生部18によって抽出された映像ストリームと音声ストリームを復号し、復号した映像を映像表示部21に出力するとともに、復号した音声を音声出力部22に出力する。
再生制御部20は、記録用バッファ13、ハードディスクドライブ15、再生用バッファ17、および再生部18の動作を制御する。より詳細には、再生制御部20は、再生部18が再生用バッファ17に蓄積されたAVストリームを読み出した場合、バッファアンダーフローを起こす前に、ファイルシステム14を介してハードディスクドライブ15から再生するAVストリームを読み出すように制御する。また再生制御部20は、映像がシームレスに切り替えられるように、ハードディスクドライブ15から記録用バッファ13にAVストリームの読み出し位置をタイミング良く切り替えるように制御する。
映像表示部21は、例えばLCD(Liquid Crystal display)などのディスプレイからなり、デコード部19から供給された映像を表示する。音声出力部22は、例えばスピーカからなり、デコード部19から供給された音声を出力する。
AVストリーム入力部11、記録部12、記録用バッファ13、および記録制御部16は、入力されたAVストリームの基準クロックに同期して動作するPUSH型モデルである。再生用バッファ17、再生部18、デコード部19、および再生制御部20は、再生部18で生成したフリーランのクロックに同期して動作するPULL型モデルである。記録するAVストリームは、PUSH型で記録用バッファ13に蓄積される。再生するAVストリームは、PULL型で再生部18に読み出される。
図3は、同時記録再生装置1の記録系の機能構成例を示すブロック図である。図3に示す機能部のうちの少なくとも一部は、同時記録再生装置1により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
蓄積量監視部51は、記録用バッファ13の蓄積量を監視し、あらかじめ決められた所定量のAVストリームが蓄積されたと判断した場合、その旨を記録制御部16に通知する。記録制御部16は、蓄積量監視部51からの通知に基づいて、記録用バッファ13がバッファオーバフローを起こす前にファイルシステム14のバッファ14A経由で、そのAVストリームをハードディスクドライブ15に書き込む。
図4は、同時記録再生装置1の再生系の機能構成例を示すブロック図である。図4に示す機能部のうちの少なくとも一部は、同時記録再生装置1により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
状態管理部61は、再生状態を管理し、現在の再生状態を再生制御部20に通知する。また状態管理部61は、再生用バッファ17の蓄積量を監視し、その量を再生制御部20に通知する。
図5は、状態管理部61が管理する再生状態を説明する模式図である。
状態1は、ハードディスクドライブ15から再生用バッファ17へ再生ストリームが読み出され、かつ、通常再生が行われている場合の状態を示している。状態2は、ハードディスクドライブ15から再生用バッファ17へ再生ストリームが読み出され、かつ、変速再生が行われている場合の状態を示している。状態3は、記録用バッファ13から再生用バッファ17へ再生ストリームが読み出され、かつ、通常再生が行われている場合の状態を示している。状態4は、記録用バッファ13から再生用バッファ17へ再生ストリームが読み出され、かつ、変速再生が行われている場合の状態を示している。
図5の説明に戻る。再生制御部20は、状態管理部61から通知される再生状態に応じてAVストリームの再生処理を制御する。より詳細には、例えば、ユーザにより追いかけ再生で早送りなどの高速再生が指示された場合、再生制御部20は、ハードディクスドライブ15より再生するGOPの先頭Iピクチャから必要なピクチャ数分のデータだけを再生用バッファ17に読み出させ、再生用バッファ17の残容量が少なくなると、高速再生から通常再生に戻すように制御する。このとき、再生制御部20は、記録用バッファ13に蓄積されたAVストリームの記録位置情報と、再生用バッファ17に蓄積されたAVストリームの再生位置情報から、同じ位置になるタイミングで、再生用バッファ17から記録用バッファ13に再生データの読み出し位置を切り替えるように制御する。
すなわち、追いかけ再生は、ハードディスクドライブ15に録画中のAVストリームを、その冒頭部分から自由に視聴することができるが、記録用バッファ13、ファイルシステムバッファ14、ハードディスクドライブ15の遅延量、再生用バッファ17、およびデコード部19のデコード処理による遅延などにより、再生位置が記録位置にどんなに近づいたとしても、再生時の映像と音声は、入力しているオリジナルの映像と音声に対して、相当遅延してしまう。そこで、再生制御部20は、記録用バッファ13に蓄積されたAVストリームの記録位置情報と、再生用バッファ17に蓄積されたAVストリームの再生位置情報が同じ位置になるタイミングで、再生用バッファ17から記録用バッファ13に再生データの読み出し位置を切り替えるように制御することにより、記録用バッファ13に蓄積されているデータ量分の最低限の遅延になり、オリジナルの映像に対する遅延量を最小にすることができ、かつ、シームレスに切り替えることが可能となる。
また再生制御部20は、再生用バッファ17を監視し、再生用バッファ17に蓄積されたAVストリームが再生部18により読み出されたと判断した場合、再生用バッファ17がアンダーフローを起こす前にファイルシステムバッファ14経由で、そのAVストリームをハードディスクドライブ15から読み出させ再生用バッファ17に蓄積させる。
次に、図6のタイムチャートを参照して、以上の同時記録再生装置1の動作について説明する。図中、左側が古い映像とされ、右方向に行くに従って新しい映像とされる。なお、映像データは、GOP(Group Of Picture)単位で構成されるデータとされる。
LIVE映像は、GOP0乃至GOP6まで放送が終了されており、図6の例では、GOP6の終わりの位置が現在のLIVE映像の位置として表示されている。記録用バッファ13には、GOP2乃至GOP5までが蓄積されている。ハードディスクドライブ15には、GOP0乃至GOP3までが記録されている。放送が終了されているGOP4およびGOP5は書き込み遅延があるため、未だハードディスクドライブ15には記録されていない。また、ファイルシステム14は、バッファ14Aを持つがバッファ14Aに蓄積されているデータを読み出すときは、ハードディスクドライブ15から読み出さず、自バッファからデータを読み出すため、遅延量は無いと考える。
追いかけ再生で早送りなどの高速再生を行う場合、再生用バッファ17には、ハードディクスドライブ15からGOP0乃至GOP3が再生するデータとして読み出される。このとき、GOPの先頭Iピクチャから必要なピクチャ数分のデータだけが読み出される。再生制御部20は、ハードディスクドライブ15に蓄積されたAVストリームのGOPの位置情報と、記録用バッファ13に蓄積されたAVストリームのGOPの位置情報を比較し、シームレスなタイミング、つまり図6の例ではGOP3からGOP4のタイミングで、読み出し位置をハードディスクドライブ15から記録用バッファ13へと切り替える。そして、再生制御部20は、再生用バッファ17のAVストリームの残容量を監視し、残容量が十分にあるうちは高速再生を続け、残容量があらかじめ決めた所定量を下回った場合、高速再生から通常再生に戻すように制御する。
なお、音声ストリームは、映像ストリームの速度に同期してデコードされ、音声出力が行われる。図6の例では、早送り再生が示されており、再生用バッファ17には、GOPを全て読み出すのではなく、早送りで必要な量がGOPの先頭のIピクチャから取り出されている。また、早送り再生だけでなく、例えば、1.5倍速などの再生の場合には、再生用バッファ17にGOPが全て読み出され、デコード部19へストリームが送出されるときに、通常の1.5倍の速度にすることで実現することができる。
以上のように、ライブ映像への切り替えをシームレスに行うことができ、ライブ映像からの遅延量を最小にすることが可能となるとともに、ユーザにショックを与えることがなくなり、品位の向上も期待することができる。
次に、以上のような構成を有する同時記録再生装置1の各再生状態における再生処理についてフローチャートを参照して説明する。
はじめに、図7のフローチャートを参照して、ハードディスクドライブ15から再生用バッファ17に再生ストリームが読み出され、かつ、通常再生が行われている場合の状態1の再生処理について説明する。
ステップS1において、状態管理部61は、変速再生を行うか否か、すなわち、ユーザにより図示せぬ入力部が用いられて変速再生が指示されたか否かを判定する。状態管理部61は、ステップS1において、変速再生を行わないと判定した場合、現在の再生状態が状態1であることを再生制御部20に通知し、ステップS2に進む。
ステップS2において、再生制御部20は、状態管理部61から通知された再生状態(いまの場合、状態1)に基づいて、ハードディスクドライブ15から再生用バッファ17へAVストリームを読み出させる。ステップS3において、再生制御部20は、再生部18で生成されたフリーランのクロックを各部に供給する。再生用バッファ17に一時的に蓄積されているAVストリームは、再生部18により読み出されて映像ストリームと音声ストリームが抽出され、デコード部19によりデコードされ、得られた映像が映像表示部21に表示されるとともに音声が音声出力部22に出力され、通常再生される。その後、処理はステップS1に戻り、上述した処理が繰り返される。
ステップS1において、変速再生を行うと判定された場合、状態管理部61は、現在の再生状態が状態2であることを再生制御部20に通知した後、ステップS4に進み、状態2の再生処理へ移行する。その後、状態1の再生処理は終了される。
以上のように、従来の追いかけ再生で通常再生を行っている状態1では、ハードディスクドライブ15から再生用バッファ17にAVストリームが読み出され、再生される。
次に、図8のフローチャートを参照して、ハードディスクドライブ15から再生用バッファ17に再生ストリームが読み出され、かつ、変速再生が行われている場合の状態2の再生処理について説明する。
ステップS11において、状態管理部61は、通常再生に戻されたか否か、すなわち、ユーザにより図示せぬ入力部が用いられて通常再生が指示されたか否かを判定する。状態管理部61は、ステップS11において、通常再生に戻されていないと判定した場合、ステップS12に進み、さらに高速再生を行うか、すなわち、ユーザにより図示せぬ入力部が用いられて高速再生が指示されたか否かを判定する。
ステップS12において、高速再生を行わないと判定された場合、ステップS13に進み、再生制御部20は、一時停止、巻き戻しなどの再生処理を行うように各部を制御する。その後、ステップS11に戻り、上述した処理が繰り返される。
ステップS12において、高速再生を行うと判定された場合、状態管理部61は、現在の再生状態が状態2であることを再生制御部20に通知し、ステップS14に進む。ステップS14において、再生制御部20は、状態管理部61から通知された再生状態(いまの場合、状態2)に基づいて、ハードディスクドライブ15から再生用バッファ17へAVストリームを読み出させる。
ステップS15において、状態管理部61は、再生用バッファ17を監視し、蓄積中のAVストリームの位置情報を確認する。ステップS16において、蓄積量監視部51は、記録用バッファ13を監視し、蓄積中のAVストリームの位置情報を確認する。それぞれの位置情報は再生制御部20に出力される。
ステップS17において、再生制御部20は、記録用バッファ13で蓄積中のAVストリームが再生用バッファ17で蓄積中のAVストリームと同位置であるか否かを判定し、それらが同位置ではないと判定した場合、ステップS11に戻り、上述した処理を繰り返す。
ステップS17において、記録用バッファ13で蓄積中のAVストリームが再生用バッファ17で蓄積中のAVストリームと同位置であると判定された場合、ステップS18に進み、再生制御部20は、読み出した位置をハードディスクドライブ15から記録用バッファ13に切り替えるように制御する。ステップS19において、再生制御部20は、状態4の再生処理へ移行する。
ステップS11において、通常再生に戻されたと判定された場合、状態管理部61は、現在の再生状態が状態1に戻されたことを再生制御部20に通知した後、ステップS20に進む。ステップS20において、再生制御部20は、状態管理部61から通知された再生状態(いまの場合、状態1)に基づいて、状態1の再生処理へ移行する。
ステップS19またはステップS20の処理の後、状態2の再生処理は終了される。
以上のように、従来の追いかけ再生で変速再生を行っている状態2では、例えば、高速再生が行われてAVストリームの記録位置に追いつくと、再生用バッファ17に記録用バッファ13と同位置のAVストリームが蓄積される。図6の例では、GOP3からGOP4に変わるタイミングで、読み出し位置がハードディスクドライブ15から記録用バッファ13に切り替えられる。
次に、図9のフローチャートを参照して、記録用バッファ13から再生用バッファ17に再生ストリームが読み出され、かつ、通常再生が行われている場合の状態3の再生処理について説明する。
ステップS31において、状態管理部61は、変速再生を行うか否か、すなわち、ユーザにより図示せぬ入力部が用いられて変速再生が指示されたか否かを判定する。状態管理部61は、ステップS31において、変速再生を行わないと判定した場合、ステップS32に進み、再生用バッファ17を監視する。
ステップS33において、状態管理部61は、再生用バッファ17の蓄積量が少なすぎるか否かを判定し、再生用バッファ17の蓄積量が少なすぎると判定した場合、現在の再生用バッファ17の蓄積量が少なすぎることを再生制御部20に通知し、ステップS34に進む。ステップS34において、再生制御部20は、状態管理部61から通知された再生用バッファ17の蓄積量に基づいて、再生用のフリーランのクロックを早くする。
ステップS33において、再生用バッファ17の蓄積量が少なすぎないと判定された場合、ステップS35に進み、状態管理部61は、さらに、再生用バッファ17の蓄積量が多すぎるか否かを判定し、再生用バッファ17の蓄積量が多すぎると判定した場合、ステップS36に進み、再生用のフリーランのクロックを遅くする。
ステップS34またはステップS36の処理の後、さらには、ステップS35において、再生用バッファ17の蓄積量が多すぎないと判定された場合、ステップS37に進み、再生制御部20は、記録用バッファ13から再生用バッファ17へAVストリームを読み出させる。ステップS37の処理の後、ステップS31に戻り、上述した処理が繰り返される。
そして、ステップS31において変速再生を行うと行う判定された場合、状態管理部61は、現在の再生状態が状態4であることを再生制御部20に通知した後、ステップS38に進む。ステップS38において、再生制御部20は、状態管理部61から通知された再生状態(いまの場合、状態4)に基づいて、状態4の再生処理へ移行する。その後、状態3の再生処理は終了される。
以上のように、記録用バッファ13から再生用バッファ17にAVストリームを読み出して通常再生を行っている状態3では、ライブ映像に対して非常に遅延の少ない状態で通常再生が行われる。つまり、再生用バッファ17がアンダーフローを起こしそうならば、フリーランで生成した自クロックを早める。一方、再生用バッファ17がオーバーフローまでいかなくても、AVストリームの蓄積量が多いと、ライブ映像に対する遅延量が増えるので、クロックを遅くすることで再生用バッファ17のデータ量が調整される。
次に、図10のフローチャートを参照して、記録用バッファ13から再生用バッファ17に再生ストリームが読み出され、かつ、変速再生が行われている場合の状態4の再生処理について説明する。
ステップS51において、状態管理部61は、変速再生を行うか否か、すなわち、ユーザにより図示せぬ入力部が用いられて変速再生が指示されたか否かを判定し、変速再生を行わないと判定した場合、ステップS54に進む。
一方、状態管理部61は、ステップS51において、変速再生を行うと判定した場合、ステップS52に進み、さらに、高速再生を行うか否かを判定する。状態管理部61は、ステップS52において、高速再生を行うと判定した場合、ステップS53に進み、さらに、再生用バッファ17にストリームがあるか否かを判定する。ステップS53において、再生用バッファ17にストリームがないと判定された場合、ステップS54に進む。
ステップS51において、変速再生を行わないと判定された場合、または、ステップS53において、再生用バッファ17にストリームがないと判定された場合、状態管理部61は、現在の再生状態が状態3に戻されたことを再生制御部20に通知した後、ステップS54に進む。ステップS54において、再生制御部20は、状態管理部61から通知された再生状態(いまの場合、状態3)に基づいて、状態3の再生処理へ移行する。
ステップS53において、再生用バッファ17にストリームがあると判定された場合、状態管理部61は、再生用バッファ17にストリームがあることを再生制御部20に通知した後、ステップS55に進む。ステップS55において、再生制御部20は、高速再生処理を行うように各部を制御する。
ステップS52において、高速再生を行わないと判定された場合、ステップS56に進み、再生制御部20は、一時停止、巻き戻しなどの再生処理を行うように各部を制御する。ステップS57において、蓄積量監視部51は、記録用バッファ13を監視し、蓄積中のAVストリームの位置情報を確認する。
ステップS58において、再生制御部20は、記録用バッファ13に、再生位置のAVストリームが残っているか否かを判定し、記録用バッファ13に、再生位置のAVストリームが残っていると判定した場合、ステップS59に進む。
ステップS59において、記録用バッファ13に、再生位置のAVストリームが残っていると判定された場合、または、ステップS55の処理の後、ステップS59において、再生制御部20は、記録用バッファ13から再生用バッファ17へAVストリームを読み出させる。その後、処理はステップS51に戻り、上述した処理が繰り返される。
ステップS58において、記録用バッファ13に、再生位置のAVストリームが残っていないと判定された場合、ステップS60に進み、再生制御部20は、読み出した位置を記録用バッファ13からハードディスクドライブ15に切り替えるように制御する。そして、状態管理部61は、現在の再生状態が状態2に移行されたことを再生制御部20に通知した後、ステップS61に進む、ステップS61において、再生制御部20は、状態2の再生処理へ移行する。その後、状態4の再生処理は終了される。
以上のように、記録用バッファ13から再生用バッファ17に再生ストリームを読み出して変速再生を行っている状態4では、LIVE映像に対して非常に遅延の少ない状態で変速再生が行われる。つまり、図6の例では、LIVE映像に限りなく近づいた状態でGOP4の位置に追いつき、記録用バッファ13から読み出したGOP4は高速再生され、移行される。一時停止や巻き戻し再生などが行われると、記録用バッファ13に蓄積されているAVストリームよりも以前のAVストリームが必要となるので、その場合には、読み出し位置を記録用バッファ13からハードディスクドライブ15へと切り替える。このときも同じGOPの位置で切り替えることで、シームレスに切り替えることが出来る。
以上の同時記録再生装置1では、ある番組の映像音声信号をハードディスクドライブ15に記録し、その記録動作を行いながらある時間経過後にすでに記録し終わっている映像音声信号を再生、すなわち追いかけ再生することができる。この追いかけ再生で高速再生等を行って再生位置が記録位置に追いついたとき、高速再生動作を解除し、読み出し再生映像の位置を、再生用バッファ17に蓄積された映像から、記録用バッファ13に蓄積された映像に切り替える。そして、記録用バッファ13に蓄積された映像を再生することで、ハードディスクドライブ15の書き込み読み出し遅延量、記録用バッファ13、再生用バッファ17の遅延量が削減されて、再生映像のライブ映像に対する遅延時間が大幅に削減される。
これにより、ユーザが追いかけ再生からライブ映像に切り替えたときのショックを低減させることができる。また、再生用バッファ17に蓄積された映像から、記録用バッファ13に蓄積された映像に切り替える際に、シームレスに映像を切り替えることができるため、ユーザにショックを与えずに切り替わり品位を向上させることができる。
以上においては、追いかけ再生で高速再生を行い、LIVE映像の記録位置に追いついたときに、追いかけ再生からLIVE映像再生にシームレスに切り替えることを可能とするが、さらにLIVE映像に追いつく直前から、徐々に再生スピードを下げていき、最終的に等倍速でLIVE映像に切り替えられると、さらに品位を向上させることができる。例えば、1.5倍速から、1.4倍、1.3倍と徐々にスピードを落とし、最終的に等倍速(1倍速)にしてLIVE再生に切り替えると、よりスムーズに切り替え動作を実現することができる。
また、ファイルシステム14経由でAVストリームをハードディスクドライブ15に書き込む場合、AVストリームがファイルシステム14のバッファ14Aに一時的に蓄積される。追いかけ再生でLIVE映像に追いついたとき、ハードディスクドライブ15に書き込んだAVストリームをすぐに読み出すタイミングになるので、ファイルシステム14のバッファ14Aにも、同じAVストリームが蓄積されている。これを利用すると、従来のシステムでもシームレスに切り替えることができる可能性があるが、ファイルシステム14のバッファ14Aはシステムが管理しているため、ユーザが自由に制御することができず、実現するのは難しい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図11は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202、または記憶部208に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)203には、CPU201が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204により相互に接続されている。
CPU201にはまた、バス204を介して入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207が接続されている。CPU201は、入力部206から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU201は、処理の結果を出力部207に出力する。
入出力インタフェース205に接続されている記憶部208は、例えばハードディスクからなり、CPU201が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部209は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
入出力インタフェース205に接続されているドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部208に転送され、記憶される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図11に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア211、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM202や、記憶部208を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部209を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
1 同時記録再生装置, 13 記録用バッファ, 15 ハードディスクドライブ, 16 記録制御部, 17 再生用バッファ, 20 再生制御部, 51 蓄積量監視部, 61 状態管理部
Claims (5)
- 入力された映像を一時的に蓄積する記録用蓄積手段と、
前記記録用蓄積手段に蓄積された前記映像を読み出して記録媒体に記録する記録手段と、
前記記録手段により前記記録媒体に記録された前記映像を読み出して一時的に蓄積する再生用蓄積手段と、
前記再生用蓄積手段に蓄積された前記映像を読み出して再生する再生手段と、
ユーザにより高速再生が指示された場合、前記記録蓄積手段と前記再生蓄積手段に蓄積されている前記映像の位置を監視し、同位置であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記記録蓄積手段と前記再生蓄積手段に蓄積されている前記映像の位置が同位置であると判定された場合、前記再生用蓄積手段への映像の読み出しを、前記記録媒体から前記記録蓄積手段に切り替える切り替え手段と
を備える記録再生装置。 - 前記記録用蓄積手段および前記記録手段は、入力された前記映像の基準クロックに同期し、
前記再生用蓄積手段および前記再生手段は、フリーランのクロックに同期する
請求項1に記載の記録再生装置。 - 前記切り替え手段により前記記録媒体から前記記録蓄積手段に切り替えられた後、前記記録蓄積手段から読み出す映像が残っていない場合、前記切り替え手段は、前記再生用蓄積手段への映像の読み出しを、再び前記記録蓄積手段から前記記録媒体に切り替える
請求項1に記載の記録再生装置。 - 入力された映像を記録用バッファに一時的に蓄積し、
前記記録用バッファに蓄積された前記映像を読み出して記録媒体に記録し、
前記記録媒体に記録された前記映像を読み出して再生用バッファに一時的に蓄積し、
前記再生用バッファに蓄積された前記映像を読み出して再生し、
ユーザにより高速再生が指示された場合、前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置を監視し、同位置であるか否かを判定し、
前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置が同位置であると判定された場合、前記記録媒体から前記記録用バッファに蓄積された前記映像の読み出しに切り替える
ステップを含む記録再生方法。 - 入力された映像を記録用バッファに一時的に蓄積し、
前記記録用バッファに蓄積された前記映像を読み出して記録媒体に記録し、
前記記録媒体に記録された前記映像を読み出して再生用バッファに一時的に蓄積し、
前記再生用バッファに蓄積された前記映像を読み出して再生し、
ユーザにより高速再生が指示された場合、前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置を監視し、同位置であるか否かを判定し、
前記記録用バッファと前記再生用バッファに蓄積されている前記映像の位置が同位置であると判定された場合、前記記録媒体から前記記録用バッファに蓄積された前記映像の読み出しに切り替える
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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- 2006-07-03 JP JP2006183043A patent/JP2008016911A/ja active Pending
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