JP3922212B2 - 記録剤カートリッジの再使用の判定装置および判定方法 - Google Patents

記録剤カートリッジの再使用の判定装置および判定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録剤カートリッジの再使用の判定装置および判定方法に関し、詳しくは、記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられて使用されたときにこの画像形成装置により記録剤の使用に関する使用情報が書き込まれる記憶素子を有する記録剤カートリッジの再使用を判定する再使用判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラーレーザプリンタや複写機に用いられるトナーカートリッジは、使用後は回収されて再使用に供される。このトナーカートリッジの再使用を判断する際には、まず、カートリッジに残存しているトナーを廃棄し、カートリッジの各部を点検し、再使用に適していない部品については取り替えを行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうしたトナーカートリッジの再使用の判断は、人の目視によって行なわれるため、トナーカートリッジの再使用の判断に時間や労力を要すると共に判断する人によって判断基準が異なる場合が生じる。また、カートリッジに残存するトナーはすべて廃棄されるが、本体を修理したときに回収されるカートリッジや本体の買い換えの際に回収されるカートリッジなどには、まだ新しいものもあり、この場合、トナーの廃棄は資源の有効利用の観点から好ましくない。
【0004】
本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定装置および判定方法は、記録剤カートリッジの再使用の判定を短時間で容易に行なうことを目的の一つとする。また、本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定装置および判定方法は、記録剤カートリッジの再使用の判定をより適正に行なうことを目的の一つとする。さらに、本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定装置および判定方法は、記録剤の有効利用を図ることを目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定装置および判定方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0006】
本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置は、
記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられて使用されたときに該画像形成装置により記録剤の使用に関する使用情報が書き込まれる記憶素子を有する記録剤カートリッジの再使用を判定する再使用判定装置であって、
前記記録剤カートリッジが取り付けられたとき、該記録剤カートリッジが有する記憶素子から前記使用情報を含む情報を取得する情報取得手段と、
該取得した情報に基づいて該記録剤カートリッジの再使用の可否を判定する再使用判定手段と、
該再使用判定手段により前記記録剤カートリッジの再使用が可能と判定されたとき、前記使用情報に基づいて該記録剤カートリッジへの記録剤の補充量を設定する補充量設定手段と、
前記再使用判定手段による判定結果と前記補充量設定手段により設定された補充量とを出力する出力手段と、
を備えることを要旨とする。
【0007】
この本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置では、記録剤カートリッジが有する記憶素子から画像形成装置により書き込まれた記録剤の使用に関する使用情報を含む情報を取得し、この取得した情報に基づいて記録剤カートリッジの再使用の可否を判定し、その判定結果を出力する。したがって、回収した記録剤カートリッジを取り付けるだけで記録剤カートリッジの再使用の判定を行なうことができる。しかも、使用情報に基づいて再使用の判定を行なうから、再使用の判定をより適正に行なうことができる。また、本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置では、記録剤カートリッジの再使用が可能と判定されたときには、使用情報に基づいて記録剤カートリッジへの記録剤の補充量を設定し、設定した記録剤の補充量とを出力する。したがって、記録剤カートリッジに残存する使用に耐え得る記録剤を廃棄することなく再利用することができる。この結果、資源を有効に用いることができる。ここで、画像形成装置がモノクロレーザプリンタやカラーレーザプリンタ,モノクロまたはカラーの複写機などの場合、記録剤はトナーが該当し、記録剤カートリッジはトナーカートリッジが該当する。また、画像形成装置がモノクロまたはカラーのインクジェットプリンタの場合、記録剤はインクが該当し、記録剤カートリッジはインクカートリッジが該当する。
【0008】
こうした本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置において、前記使用情報は前記記録剤カートリッジを使用開始してからの画像形成枚数を情報の一つとして含み、前記再使用判定手段は前記画像形成枚数が所定枚数以下のときに再使用可能と判定する手段であるものとしたり、前記使用情報は記録剤の残量を情報の一つとして含み、前記再使用判定手段は前記記録剤の残量が所定量以上のときに再使用可能と判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、使用情報としての記録剤カートリッジを使用開始してからの画像形成枚数や記録剤の残量に基づいてより適正に記録剤カートリッジの再使用を判定することができる。これらの態様の本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置において、前記記憶素子は前記記録剤カートリッジの製造日を情報の一つとして記憶する素子であり、前記再使用判定手段は前記記憶素子に記憶された前記記録剤カートリッジの製造日から所定日数経過していないときに再使用可能と判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正に記録剤カートリッジの再使用の判定を行なうことができる。
【0009】
また、本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置において、前記使用情報は記録剤使用量を情報の一つとして含み、前記補充量設定手段は前記取得した使用情報における記録剤使用量に基づいて補充量を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正な記録剤の補充量を設定することができる。
【0010】
本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置用のプログラムは、前記情報取得手段の一部としてのインタフェースを備えるコンピュータを、上述のいずれかの態様の本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置、即ち、基本的には、記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられて使用されたときに該画像形成装置により記録剤の使用に関する使用情報が書き込まれる記憶素子を有する記録剤カートリッジの再使用を判定する再使用判定装置であって、前記記録剤カートリッジが取り付けられたときに該記録剤カートリッジが有する記憶素子から前記使用情報を含む情報を取得する情報取得手段と、該取得した情報に基づいて該記録剤カートリッジの再使用の可否を判定する再使用判定手段と、該再使用判定手段により前記記録剤カートリッジの再使用が可能と判定されたときに前記使用情報に基づいて該記録剤カートリッジへの記録剤の補充量を設定する補充量設定手段と、前記再使用判定手段による判定結果と前記補充量設定手段により設定された補充量とを出力する出力手段と、を備える記録剤カートリッジの再使用判定装置として機能させることを要旨とする。
【0011】
この本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置用のプログラムによれば、情報取得手段の一部としてのインタフェースを備えるコンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置として機能させるから、本発明の記録剤カートリッジの再使用判定装置が奏する効果、例えば、回収した記録剤カートリッジを取り付けるだけで記録剤カートリッジの再使用の判定を行なうことができる効果や再使用の判定をより適正に行なうことができる効果,記録剤カートリッジに残存する使用に耐え得る記録剤を廃棄することなく再利用することができる効果などの種々の効果を奏することができる。
【0012】
本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定方法は、
記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられて使用されたときに該画像形成装置により記録剤の使用に関する使用情報が書き込まれる記憶素子を有する記録剤カートリッジの再使用の判定方法であって、
(a)前記記録剤カートリッジが有する記憶素子から前記使用情報を含む情報を取得し、
(b)該取得した情報に基づいて前記記録剤カートリッジの再使用の可否を判定し、
(c)該判定により前記記録剤カートリッジの再使用が可能と判定されたとき、前記使用情報に基づいて該記録剤カートリッジへの記録剤の補充量を設定する
ことを要旨とする。
【0013】
この本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定方法によれば、記録剤カートリッジが有する記憶素子から画像形成装置により書き込まれた記録剤の使用に関する使用情報を含む情報を取得し、この取得した情報に基づいて記録剤カートリッジの再使用の可否を判定するから、回収した記録剤カートリッジの再使用の判定を迅速により適正に行なうことができる。また、記録剤カートリッジの再使用が可能と判定されたときには、使用情報に基づいて記録剤カートリッジへの記録剤の補充量を設定するから、記録剤カートリッジに残存する使用に耐え得る記録剤を廃棄することなく再利用することができる。この結果、資源を有効に用いることができる。ここで、画像形成装置がモノクロレーザプリンタやカラーレーザプリンタ,モノクロまたはカラーの複写機などの場合、記録剤はトナーが該当し、記録剤カートリッジはトナーカートリッジが該当する。また、画像形成装置がモノクロまたはカラーのインクジェットプリンタの場合、記録剤はインクが該当し、記録剤カートリッジはインクカートリッジが該当する。
【0014】
こうした本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定方法において、前記使用情報は前記記録剤カートリッジを使用開始してからの画像形成枚数を情報の一つとして含み、前記ステップ(b)は前記画像形成枚数が所定枚数以下のときに再使用可能と判定するステップであるものとしたり、前記使用情報は記録剤の残量を情報の一つとして含み、前記ステップ(b)は前記記録剤の残量が所定量以上のときに再使用可能と判定するステップであるものとすることもできる。こうすれば、使用情報としての記録剤カートリッジを使用開始してからの画像形成枚数や記録剤の残量に基づいてより適正に記録剤カートリッジの再使用を判定することができる。これらの態様の本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定方法において、前記記憶素子は前記記録剤カートリッジの製造日を情報の一つとして記憶する素子であり、前記ステップ(b)は前記記憶素子に記憶された前記記録剤カートリッジの製造日から所定日数経過していないときに再使用可能と判定するステップであるもんとすることもできる。こうすれば、より適正に記録剤カートリッジの再使用の判定を行なうことができる。
【0015】
また、本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定方法において、前記使用情報は記録剤使用量を情報の一つとして含み、前記ステップ(c)は前記取得した使用情報における記録剤使用量に基づいて補充量を設定するステップであるものとすることもできる。こうすれば、より適正な記録剤の補充量を設定することができる。
【0016】
本発明の記録剤カートリッジの再使用の判定方法において、コンピュータにより前記ステップ(a)ないし(c)を実行させると共に該コンピュータに前記ステップ(b)の判定結果と前記ステップ(c)により設定した記録剤の補充量とを出力させるものとすることもできる。こうすれば、記録剤カートリッジの再使用の判定をより迅速に行なうことができる。
【0017】
本発明の第1の記録剤カートリッジは、
記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられる記録剤カートリッジであって、
該記録剤カートリッジを識別する識別情報と前記画像形成装置により該記録剤カートリッジの使用を開始してからの該画像形成装置による画像形成枚数とを記憶する記憶素子
を備えることを要旨とする。
【0018】
この本発明の第1の記録剤カートリッジでは、記憶素子に記録剤カートリッジを識別する識別情報と記録剤カートリッジが取り付けられた画像形成装置によりこの記録剤カートリッジの使用を開始してからの画像形成枚数とが記憶されているから、これらの情報を記録剤カートリッジの再使用の判定に役立てることができる。
【0019】
本発明の第2の記録剤カートリッジは、
記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられる記録剤カートリッジであって、
該記録剤カートリッジを識別する識別情報と該記録剤カートリッジのリサイクル回数とを記憶する記憶素子
を備えることを要旨とする。
【0020】
本発明の第2の記録剤カートリッジでは、記憶素子に記録剤カートリッジを識別する識別情報とこの記録剤カートリッジのリサイクル回数とが記憶されているから、これらの情報を記録剤カートリッジの再使用の判定に役立てることができる。
【0021】
本発明の第3の記録剤カートリッジは、
記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられる記録剤カートリッジであって、
該記録剤カートリッジを識別する識別情報と該記録剤カートリッジの製造日とを記憶する記憶素子
を備えることを要旨とする。
【0022】
この本発明の第3の記録剤カートリッジでは、記憶素子に記録剤カートリッジを識別する識別情報と記録剤カートリッジの製造日とが記憶されているから、これらの情報を記録剤カートリッジの再使用の判定に役立てることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は本発明の一実施例であるトナーカートリッジ40の再使用判定装置20の構成の概略を示す構成図であり、図2は実施例の再使用判定装置20の電気的な接続を機能ブロックで示すブロック図である。実施例の再使用判定装置20は、図1および図2に示すように、CPU23やROM24やRAM25や図示しない入出力インタフェースを有する汎用のコンピュータ本体22と、コンピュータ本体22に接続されたモニタ26と、コンピュータ本体22に接続されたプリンタ27と、コンピュータ本体22の図示しない入出力インターフェースを介して接続されトナーカートリッジ40を取り付けられるカートリッジ接続部28とを備え、カートリッジ接続部28に取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50からトナーカートリッジ40の使用に関する情報を読み込んでトナーカートリッジ40の再使用の可否を判定すると共に再使用する場合のトナーの補充量を設定する。
【0024】
記憶素子50は、図2に示すように、データを記憶するメモリセル52と、このメモリセル52におけるデータの読み書きを制御するリード・ライト制御部54と、クロック信号CLKに基づいてリード・ライト制御部54を介して実施例の再使用判定装置20や後述するカラーレーザプリンタ本体のコントローラとデータのやり取りを行なう際のカウントアップを行なうアドレスカウンタ56とを備える。こうした記憶素子50としては、例えば、EEPROMを用いることができる。図3は、トナーカートリッジ40の外観の一例を示す外観図である。実施例のトナーカートリッジ40では、図示するように、その端部に設けられた収納部42の内側に記憶素子50が取り付けられている。
【0025】
図4は、トナーカートリッジ40が取り付けられたカラーレーザプリンタ60の構成の概略を示す構成図である。トナーカートリッジ40が取り付けられるカラーレーザプリンタ60は、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されており、図3に示すように、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に色分解された画像を現像器61に装着された各色のトナーカートリッジ40C,40M,40Y,40Kから供給される各色のトナーを用いて各色毎に露光器62により静電潜像が形成された感光体63上にトナー像を形成すると共に形成したトナー像を中間転写体としての転写ベルト64に重ねて転写し、この転写ベルト64上に重ねて転写された4色のトナー像を用紙カセット65から供給され搬送ユニット66により搬送された用紙に二次転写ユニット67で転写し、用紙上に転写されたトナー像を定着ユニット68により用紙に融着定着させてカラー像を用紙上に形成する。このように各色のトナー像を感光体63上に形成できるように現像器61は回転可能に構成されている。また、カラーレーザプリンタ60は、現像器61に装着された各トナーカートリッジ40C,40M,40Y,40Kの各記憶素子50C,50M,50Y,50Kが図中下部右側に位置したときにその記憶素子に接続する可動接続部69を備え、図示しないカラーレーザプリンタ60のコントローラから対応するカートリッジのトナーの使用に関する情報を接続した記憶素子に書き込む。カラーレーザプリンタ60のコントローラと記憶素子との電気的な接続関係は図2に例示した再使用判定装置20と記憶素子50との接続関係と同様であるのでその図示と詳細な説明は省略する。
【0026】
図5は、トナーカートリッジ40の記憶素子50に記憶される情報の一例を示す説明図である。実施例では、記憶素子50には、図示するように、トナーカートリッジ40のID(カートリッジID),トナーカートリッジ40の製造年月日,トナーカートリッジ40に詰められているトナーの色,再使用(リユース)の回数,取り付けられたカラーレーザプリンタ60のID(プリンタID),カラーレーザプリンタ60に取り付けられて使用が開始された年月日,カラーレーザプリンタ60から取り外された年月日,カラーレーザプリンタ60によりそのトナーカートリッジ40を用いて画像を印刷した印字枚数,トナーカートリッジ40内に残存するトナー残量,カラーレーザプリンタ60が購入されてから画像を印刷した総印字枚数などの累積使用に関する情報などが記憶される。これらの情報のうち、カートリッジIDや製造年月日,トナー色,リユース回数についてはトナーカートリッジ40を製造した際や再使用する際に工場などで記憶素子50への書き込みが行なわれ、プリンタIDや使用開始年月日,使用終了年月日,印字枚数,トナー残量,プリンタの累積使用情報などについてはトナーカートリッジ40が装着されたカラーレーザプリンタ60によりトナーカートリッジ40が装着されたときやトナーカートリッジ40が取り外される際に記憶素子50に書き込まれる。
【0027】
次に、実施例の再使用判定装置20の動作について説明する。図6は、カートリッジ接続部28にトナーカートリッジ40が取り付けられたときに実施例の再使用判定装置202により実行されるトナーカートリッジ40の再使用判定処理の一例を示すフローチャートである。再使用判定処理では、まず、トナーカートリッジ40の記憶素子50からカートリッジIDや製造年月日,トナー色などのトナーカートリッジ40に関する情報と、使用終了年月日や印字枚数,トナー残量などのトナーカートリッジ40の使用に関する情報とを読み込む処理を実行する(ステップS100)。こうした情報の読み込み処理は、コンピュータ本体22からカートリッジ接続部28に取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50のリード・ライト制御部54に対してリード信号を出力することにより行なわれる。
【0028】
そして、読み込んだ製造年月日や印字枚数,トナー残量に基づいて、トナーカートリッジ40が製造されてから所定月数(例えば、6ヶ月)以内であるか否か、トナーカートリッジ40を用いた印字枚数が所定枚数(例えば、1500枚)以下であるか否か、トナーカートリッジ40のトナー残量が所定量(例えば、170g)以上であるか否かを判定する(ステップS110〜S130)。ここで、判定に用いる所定月数や所定枚数,所定量は、トナーの種類やトナーカートリッジ40に充填されるトナーの量などにより定められる。
【0029】
トナーカートリッジ40が製造されてから所定月数以内で、その印字枚数が所定枚数以下であり、且つ、トナーカートリッジ40のトナー残量が所定量以上のときには、トナーカートリッジ40を再使用することができると判定し、トナーカートリッジ40を出荷するときに詰め込むべきトナー量からトナー残量を減じて補充すべきトナーの補充量を算出し(ステップS140)、カートリッジIDと判定結果としての再使用が可能である旨とトナー色とトナーの補充量をモニタ26に表示出力すると共にプリンタ27から印字出力して(ステップS150)、再使用判定処理を終了する。
【0030】
一方、トナーカートリッジ40が製造されてから所定月数を超えていたり、トナーカートリッジ40を用いた印字枚数が所定枚数を超えていたり、あるいは、トナーカートリッジ40のトナー残量が所定量未満のときには、トナーカートリッジ40を再使用することはできない判定し、カートリッジIDと判定結果としての再使用が不可である旨とをモニタ26に表示出力すると共にプリンタ27から印字出力して(ステップS150)、再使用判定処理を終了する。
【0031】
以上説明した実施例の再使用判定装置20によれば、カラーレーザプリンタ60で使用され回収されたトナーカートリッジ40をカートリッジ接続部28に取り付けるだけでトナーカートリッジ40の再使用の可否を判定することができると共にトナーカートリッジ40を再使用する際に補充すべきトナーの補充量と色とを出力することができる。この結果、トナーカートリッジ40の再使用の判定を短時間で容易に行なうことができると共にトナーの有効利用を図ることができる。しかも、トナーカートリッジ40が製造されてからの月数やトナーカートリッジ40を用いた印字枚数,トナーカートリッジ40に残存するトナー残量に基づいてトナーカートリッジ40の再使用の判定を行なうから、再使用の判定をより適切に行なうことができる。
【0032】
実施例の再使用判定装置20では、トナーカートリッジ40が製造されてからの月数やトナーカートリッジ40を用いた印字枚数,トナーカートリッジ40に残存するトナー残量に基づいてトナーカートリッジ40の再使用の判定を行なうものとしたが、これに加えて目視検査によるローラーへのフィルミングの有無によりトナーカートリッジ40の再使用を判定するものとしてもよい。また、トナーカートリッジ40が製造されてからの月数に拘わらず、トナーカートリッジ40を用いた印字枚数やトナーカートリッジ40に残存するトナー残量だけに基づいてトナーカートリッジ40の再使用の判定を行なうものや、トナーカートリッジ40を用いた印字枚数だけに基づいてトナーカートリッジ40の再使用の判定を行なうもの、トナーカートリッジ40に残存するトナー残量だけに基づいてトナーカートリッジ40の再使用を判定するものとしても構わない。
【0033】
実施例の再使用判定装置20では、トナーカートリッジ40をカートリッジ接続部28に取り付けて再使用判定装置20と記憶素子50とを直接的に接続して情報を読み込むものとしたが、カートリッジ接続部28に代えて所定の周波数帯の電波を搬送波としてデータを送受信する送受信部を備え、記憶素子50を所定の周波数帯の電波を受信するとその電波からエネルギを得てその周波数帯の電波を搬送波としてデータを送受信するよう構成すれば、非接触により記憶素子50から情報を読み込むことができる。こうすれば、トナーカートリッジ40の再使用の判定をより迅速に行なうことができる。
【0034】
実施例の再使用判定装置20では、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されたカラーレーザプリンタ60に用いられるトナーカートリッジ40の再使用を判定するものとしたが、トナーカートリッジ40が記憶素子50を備え、トナーカートリッジ40の使用に関する情報を記憶できるものであればよいから、複数感光体方式や直接転写方式のフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されたカラーレーザプリンタや複写機、あるいはモノクロームの電子写真方式の画像形成装置として構成されたレーザプリンタや複写機に用いられるトナーカートリッジの再使用を判定するものとしてもよい。また、インクジェットプリンタにおけるインクカートリッジの再使用を判定するものに適用するものとしてもよい。
【0035】
実施例では、カラーレーザプリンタ60により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子50を有するトナーカートリッジ40の再使用を判定する再使用判定装置20の形態として説明したが、同様なトナーカートリッジ40の再使用を判定する判定方法の形態としたり、カートリッジ接続部28を接続したコンピュータ本体22を実施例の再使用判定装置20として機能させるプログラムの形態としたり、同様なトナーカートリッジ40の再使用を判定する判定方法をコンピュータを用いて行なうためのプログラムの形態としてもよい。なお、プログラムの形態とする場合には、図6に例示する再使用判定処理の各ステップを適当なプログラミング言語を用いてプログラムすればよい。
【0036】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるトナーカートリッジ40の再使用判定装置20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】 実施例の再使用判定装置20の電気的な接続を機能ブロックで示すブロック図である。
【図3】 トナーカートリッジ40の外観の一例を示す外観図である。
【図4】 トナーカートリッジ40が取り付けられたカラーレーザプリンタ60の構成の概略を示す構成図である。
【図5】 トナーカートリッジ40の記憶素子50に記憶される情報の一例を示す説明図である。
【図6】 再使用判定装置20により実行される再使用判定処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20 再使用判定装置、22 コンピュータ本体、23 CPU、24 ROM、25 RAM、26 モニタ、27 プリンタ、28 カートリッジ接続部、40,50C,40M,40Y,40K トナーカートリッジ、42 収納部、50,50C,50M,50Y,50K 記憶素子、52 メモリセル、54リード・ライト制御部、56 アドレスカウンタ、60 カラーレーザプリンタ、61 現像器、62 露光器、63 感光体、64 転写ベルト、65 用紙カセット、66 搬送ユニット、67 二次転写ユニット、68 定着ユニット、69 可動接続部。

Claims (11)

  1. 記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられて使用されたときに該画像形成装置により記録剤の使用に関する使用情報が書き込まれる記憶素子を有する記録剤カートリッジの再使用を判定する再使用判定装置であって、
    前記記録剤カートリッジが取り付けられたとき、該記録剤カートリッジが有する記憶素子から前記使用情報を含む情報を取得する情報取得手段と、
    該取得した情報に基づいて該記録剤カートリッジの再使用の可否を判定する再使用判定手段と、
    該再使用判定手段により前記記録剤カートリッジの再使用が可能と判定されたとき、前記使用情報に基づいて該記録剤カートリッジへの記録剤の補充量を設定する補充量設定手段と、
    前記再使用判定手段による判定結果と前記補充量設定手段により設定された補充量とを出力する出力手段と、
    を備える記録剤カートリッジの再使用判定装置。
  2. 請求項1記載の記録剤カートリッジの再使用判定装置であって、
    前記使用情報は、前記記録剤カートリッジを使用開始してからの画像形成枚数を情報の一つとして含み、
    前記再使用判定手段は、前記画像形成枚数が所定枚数以下のときに再使用可能と判定する手段である
    記録剤カートリッジの再使用判定装置。
  3. 請求項2記載の記録剤カートリッジの再使用判定装置であって、
    前記記憶素子は、前記記録剤カートリッジの製造日を情報の一つとして記憶する素子であり、
    前記再使用判定手段は、前記記憶素子に記憶された前記記録剤カートリッジの製造日から所定日数経過していないときに再使用可能と判定する手段である
    記録剤カートリッジの再使用判定装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載の記録剤カートリッジの再使用判定装置であって、
    前記使用情報は、記録剤使用量を情報の一つとして含み、
    前記補充量設定手段は、前記取得した使用情報における記録剤使用量に基づいて補充量を設定する手段である
    記録剤カートリッジの再使用判定装置。
  5. 前記画像形成装置はカラーレーザプリンタであり、前記記録剤はトナーであり、前記記録剤カートリッジはトナーカートリッジである請求項1ないし4いずれか記載の記録剤カートリッジの再使用判定装置。
  6. 前記情報取得手段の一部としてのインタフェースを備えるコンピュータを、請求項1ないし5いずれか記載の記録剤カートリッジの再使用判定装置として機能させるプログラム。
  7. 記録剤を用いて文字や画像を紙などの媒体に形成する画像形成装置に取り付けられて使用されたときに該画像形成装置により記録剤の使用に関する使用情報が書き込まれる記憶素子を有する記録剤カートリッジの再使用の判定方法であって、
    (a)前記記録剤カートリッジが有する記憶素子から前記使用情報を含む情報を取得し、
    (b)該取得した情報に基づいて前記記録剤カートリッジの再使用の可否を判定し、
    (c)該判定により前記記録剤カートリッジの再使用が可能と判定されたとき、前記使用情報に基づいて該記録剤カートリッジへの記録剤の補充量を設定する
    記録剤カートリッジの再使用の判定方法。
  8. 請求項7記載の記録剤カートリッジの再使用の判定方法であって、
    前記使用情報は、前記記録剤カートリッジを使用開始してからの画像形成枚数を情報の一つとして含み、
    前記ステップ(b)は、前記画像形成枚数が所定枚数以下のときに再使用可能と判定するステップである
    記録剤カートリッジの再使用の判定方法。
  9. 請求項8記載の記録剤カートリッジの再使用の判定方法であって、
    前記記憶素子は、前記記録剤カートリッジの製造日を情報の一つとして記憶する素子であり、
    前記ステップ(b)は、前記記憶素子に記憶された前記記録剤カートリッジの製造日から所定日数経過していないときに再使用可能と判定するステップである
    記録剤カートリッジの再使用の判定方法。
  10. 請求項7ないし9いずれか記載の記録剤カートリッジの再使用の判定方法であって、
    前記使用情報は、記録剤使用量を情報の一つとして含み、
    前記ステップ(c)は、前記取得した使用情報における記録剤使用量に基づいて補充量を設定するステップである
    記録剤カートリッジの再使用の判定方法。
  11. コンピュータにより前記ステップ(a)ないし(c)を実行させると共に該コンピュータに前記ステップ(b)の判定結果と前記ステップ(c)により設定した記録剤の補充量とを出力させる請求項7ないし10いずれか記載の記録剤カートリッジの再使用の判定方法。
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