JP3921966B2 - プリンタにおける紙送り誤差の補正 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、印刷ヘッドを主走査方向に移動させつつ印刷媒体上にインクドットを記録することによって印刷を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータの出力装置としては、インクをヘッドから吐出するインクジェットプリンタやレーザプリンタが普及している。特に、近年では、カラーインクを用いたカラープリンタも広く利用されている。
【0003】
また、インクジェットプリンタ用の各種の印刷媒体が市販されている。異なる印刷媒体では、インクの発色性が異なるので、得られる画質にも大きな差異がある。また、印刷媒体の種類は、印刷媒体の副走査送り(以下、「紙送り」と呼ぶ)の精度にも影響を与える。例えば、表面が滑り易い印刷媒体と、表面が滑り難い印刷媒体では、同じ送り動作を行っても、実際の送り量がかなり異なる場合がある。また、紙送りの精度は、プリンタ毎にかなりばらつく傾向がある。
【0004】
紙送り精度の良否は、画質に大きな影響がある。しかし、いわゆるインターレース記録モードによって印刷を行うプリンタでは、紙送り量を適切に設定することによって、紙送り誤差による画質低下をある程度抑制することが可能である。ここで、「インターレース記録モード」とは、副走査方向のドットピッチ(すなわち主走査ラインピッチ)の2倍以上のノズルピッチで配列されたノズルを有する印刷ヘッドを用いて行う印刷方法を意味している。このような印刷ヘッドを用いる場合には、1回の主走査によって記録できる主走査ライン(ラスタライン)同士の間にはギャップが生じる。そして、このギャップを無くするために、ギャップに含まれる主走査ラインの数に等しい回数の主走査がさらに必要となる。このようなインターレース記録モードでは、種々の送り量を採用することが可能であることが知られている。そこで、従来は、インターレース記録モードにおける紙送り量を適切に選択することによって、紙送り精度のばらつきによる画質の影響を小さく抑えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような理由から、インターレース記録モードのプリンタでは、紙送り誤差を直接補正することは、あまり考慮されていなかった。しかし、近年におけるプリンタの高画質の進展に伴って、インターレース記録モードで印刷を行うプリンタにおいても、紙送り誤差を適切に補正することによって、画質をさらに向上させたいという要望が生じてきた。このような要望は、インターレース記録モードだけを用いるプリンタのみでなく、非インターレース記録モードを用いるプリンタに関しても同様に高まってきている。
【0006】
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、プリンタの紙送り誤差を補正して画質を向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記目的を達成するために、本発明の装置は、印刷媒体の副走査送り量の補正を行うためのテストパターンを印刷するための印刷信号を前記印刷装置に供給する印刷制御装置であって、
前記印刷装置に供給される印刷信号を生成するためのプリンタドライバと、
所望のデータを格納可能なデータ格納部と、
を備える。
前記データ格納部は、前記印刷媒体の副走査送り量の補正値を決定するためのテストパターンを表すテストパターン印刷信号を、前記プリンタドライバを構成するデータの一部として格納している。
前記プリンタドライバは、
前記データ格納部から前記テストパターン印刷信号を読み出すとともに、前記印刷装置に前記テストパターン印刷信号を供給するテストパターン供給部を備え、
前記テストパターンは、値が互いに異なる補正値に対応したものとしてそれぞれ印刷される複数のカラーパッチを含み、
前記テストパターン印刷信号は、前記複数のカラーパッチを再現するためのデータとして、同じ副走査送り量で各カラーパッチを印刷した場合に各カラーパッチが互いに異なる副走査送り量で印刷されたように視認されるラスタデータと、前記複数のカラーパッチに共通する副走査送りデータとを含む。
前記印刷装置は、主走査方向とほぼ垂直な副走査方向におけるドットピッチのk倍(kは2以上の整数)のノズルピッチで副走査方向に配列された複数のノズルを有する印刷ヘッドを有している。
前記印刷ヘッドは、イエロとマゼンタとシアンの各色当たりN個(Nは2以上の整数)のノズルを有するとともに、イエロノズル群とマゼンタノズル群とシアンノズル群とが副走査方向に沿って一列に配置されたカラーノズル列を有しており、
前記各色のN個のノズルが副走査方向に連続したノズルとしてそれぞれ配置されているとともに、各色のノズル群の継ぎ目部分のノズルピッチが、各色のノズルピッチと同じ値になるように各色のノズル群が配置されている。
前記テストパターンは、実際の印刷に用いられるものと同じ記録モードを用いて印刷され、
前記テストパターンは、
(i)1回の主走査と前記副走査方向のドットピッチに等しい第1の送り量の副走査送りとで構成される走査セットを(k−1)セット行った後に、さらに、1回の主走査と前記ドットピッチの{N×k−(k−1)}倍に等しい第2の送り量の副走査送りとを実行し、
(ii)前記工程(i)を繰り返し実行することによって印刷される。
【0008】
この印刷制御装置では、テストパターン印刷信号が、プリンタドライバを構成するデータの一部としてデータ格納部に格納されているので、プリンタドライバと一緒にテストパターン印刷信号もバージョンアップすることができる。従って、プリンタドライバで使用される副走査送り量に適したテストパターンを容易に利用することが可能である。また、テストパターンは、値が互いに異なる補正値に対応するものとしてそれぞれ印刷される複数のカラーパッチを含むので、複数のカラーパッチを観察することによって適切な補正値を視覚的に容易に決定することができる。さらに、テストパターン印刷信号は、複数のカラーパッチを再現するためのデータとして、同じ副走査送り量で各カラーパッチを印刷した場合に各カラーパッチが互いに異なる副走査送り量で印刷されたように視認されるラスタデータと、複数のカラーパッチに共通する副走査送りデータとを含むので、副走査送り誤差を模擬した複数のカラーパッチを容易に印刷することが可能である。
さらに、工程(i)〜(ii)で印刷されるテストパターンは、副走査送り誤差に起因してバンディングと呼ばれる筋状の画質劣化部分が生じやすい。従って、このようなテストパターンを用いて補正値を決定すれば、バンディングが生じ難いように副走査送り誤差を補正することが可能である。
【0017】
前記プリンタドライバは、さらに、ユーザに前記テストパターンの印刷指示の入力を許容する第1のウィンドウを表示するユーザインターフェース表示部を備え、前記ユーザインターフェース表示部は、前記テストパターンが前記印刷装置によって印刷された際に、前記テストパターンの印刷結果に応じて前記副走査送り量の好ましい補正値をユーザに設定することを許容する第2のウィンドウを表示するようにしてもよい。
【0018】
この構成によれば、ユーザが適切な補正値を容易に設定することが可能である。
【0019】
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、副走査送り量(紙送り量)の補正方法および装置、副走査送りの制御方法および装置、副走査送り量の補正を考慮した印刷方法および装置、副走査送り量の補正を考慮して印刷装置を制御するための印刷制御装置および方法、それらの方法や装置を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の形態で実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.装置の全体構成:
B.紙送り補正の概略手順:
C.テストパターンの印刷方法と紙送り補正値の決定方法の詳細:
D.テストパターン印刷信号の構成:
E.変形例:
【0021】
A.装置の全体構成:
図1は、本発明の一実施例として印刷システムの構成を示すブロック図である。この印刷システムは、コンピュータ90と、カラーインクジェットプリンタ20と、を備えている。なお、プリンタ20とコンピュータ90とを含む印刷システムは、広義の「印刷装置」と呼ぶことができる。
【0022】
コンピュータ90では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションプログラム95が動作している。オペレーティングシステムには、ビデオドライバ91やプリンタドライバ96が組み込まれており、アプリケーションプログラム95からは、これらのドライバを介して、プリンタ20に転送するための印刷データPDが出力される。画像のレタッチなどを行うアプリケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して所望の処理を行い、また、ビデオドライバ91を介してCRT21に画像を表示している。
【0023】
アプリケーションプログラム95が印刷命令を発すると、コンピュータ90のプリンタドライバ96が、画像データをアプリケーションプログラム95から受け取り、これをプリンタ20に供給する印刷データPDに変換する。プリンタドライバ96の内部には、解像度変換モジュール97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュール99と、ラスタライザ100と、ユーザインターフェース表示モジュール101と、テストパターン供給モジュール102と、色変換ルックアップテーブルLUTと、が備えられている。
【0024】
解像度変換モジュール97は、アプリケーションプログラム95で形成されたカラー画像データの解像度を、印刷解像度に変換する役割を果たす。こうして解像度変換された画像データは、まだRGBの3つの色成分からなる画像情報である。色変換モジュール98は、色変換ルックアップテーブルLUTを参照しつつ、各画素ごとに、RGB画像データを、プリンタ20が利用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
【0025】
色変換された多階調データは、例えば256階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール99は、いわゆるハーフトーン処理を実行してハーフトーン画像データを生成する。このハーフトーン画像データは、ラスタライザ100によりプリンタ20に転送すべきデータ順に並べ替えられ、最終的な印刷データPDとして出力される。なお、印刷データPDは、各主走査時のドットの形成状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデータと、を含んでいる。
【0026】
ユーザインターフェース表示モジュール101は、印刷に関係する種々のユーザインターフェースウィンドウを表示する機能と、それらのウィンドウ内におけるユーザの入力を受け取る機能とを有している。
【0027】
テストパターン供給モジュール102は、副走査送り量(「紙送り量」とも呼ぶ)の補正値を決定するために使用されるテストパターン印刷信号TPSをハードディスク92から読み出して、プリンタ20に供給する機能を有している。また、テストパターン印刷信号TPSが圧縮データとして格納されている場合には、その圧縮データを伸張する機能を有している。
【0028】
なお、プリンタドライバ96は、印刷データPDやテストパターン印刷信号 TPSをプリンタ20に供給する機能を実現するためのプログラムに相当する。プリンタドライバ96の機能を実現するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で供給される。このような記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。また、このようなコンピュータプログラムを、インターネットを介してコンピュータ90にダウンロードすることも可能である。
【0029】
プリンタドライバ96を備えたコンピュータ90は、印刷データPDやテストパターン印刷信号TPSをプリンタ20に供給して印刷を行わせる印刷制御装置として機能する。
【0030】
図2は、カラーインクジェットプリンタ20の主要な構成を示す概略斜視図である。このプリンタ20は、用紙スタッカ22と、図示しないステップモータで駆動される紙送りローラ24と、プラテン26と、キャリッジ28と、キャリッジモータ30と、キャリッジモータ30によって駆動される牽引ベルト32と、キャリッジ28のためのガイドレール34とを備えている。キャリッジ28には、多数のノズルを備えた印刷ヘッド36が搭載されている。
【0031】
印刷用紙Pは、用紙スタッカ22から紙送りローラ24によって巻き取られてプラテン26の表面上を副走査方向へ送られる。キャリッジ28は、キャリッジモータ30により駆動される牽引ベルト32に牽引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動する。主走査方向は、副走査方向に垂直である。
【0032】
図3は、インクジェットプリンタ20の電気的な構成を示すブロック図である。このプリンタ20は、コンピュータ90から供給された信号を受信する受信バッファメモリ50と、印刷データを格納するイメージバッファ52と、プリンタ20全体の動作を制御するシステムコントローラ54と、メインメモリ56と、EEPROM58とを備えている。システムコントローラ54は、さらに、キャリッジモータ30を駆動する主走査駆動回路61と、紙送りモータ31を駆動する副走査駆動回路62と、印刷ヘッド36を駆動するヘッド駆動回路63とが接続されている。
【0033】
主走査駆動回路61と、キャリッジモータ30と、牽引ベルト32(図2)と、ガイドレール34は、主走査駆動機構を構成している。また、副走査駆動回路62と、紙送りモータ31と、紙送りローラ24(図2)は、副走査駆動機構(または「送り機構」と呼ぶ)を構成している。
【0034】
コンピュータ90から転送された印刷データは、一旦、受信バッファメモリ50に蓄えられる。プリンタ20内では、システムコントローラ54が、受信バッファメモリ50から印刷データの中から必要な情報を読取り、これに基づいて、各駆動回路61,62,63に対して制御信号を送る。
【0035】
イメージバッファ52には、受信バッファメモリ50で受信された複数の色成分の印刷データが格納される。ヘッド駆動回路63は、システムコントローラ54からの制御信号に従って、イメージバッファ52から各色成分の印刷データを読出し、これに応じて印刷ヘッド36に設けられた各色のノズルアレイを駆動する。
【0036】
図4は、副走査駆動機構の構成を示す斜視図である。紙送りモータ31の動力は、ギアトレイン40を介して紙送りローラ24と排紙ローラ42とに伝達される。紙送りローラ24には従動ローラ25が設けられており、排紙ローラ42にもその従動ローラとしてのギザローラ44が設けられている。印刷用紙Pは、これらのローラによって挟持された状態で送られて、プラテン26上を移動する。
【0037】
紙送りローラ24の軸には、符号板46aとフォトセンサ46bとで構成されるロータリエンコーダ46が設けられている。紙送り量(副走査送り量)は、このロータリエンコーダ46からのパルス信号に応じて決定される。
【0038】
図5は、印刷ヘッド36の下面におけるノズル配列を示す説明図である。この印刷ヘッド36は、副走査方向SSに沿った一直線上にそれぞれ配列されたブラックノズル列とカラーノズル列とを有している。本明細書においては、「ノズル列」を「ノズル群」とも呼ぶ。
【0039】
ブラックノズル列(白丸で示す)は、180個のノズル#1〜#180を有している。これらのノズル#1〜#180は、副走査方向に沿って一定のノズルピッチk・Dで配置されている。ここで、Dは副走査方向SSのドットピッチであり、kは整数である。副走査方向のドットピッチDは、主走査ライン(ラスタライン)のピッチとも等しい。以下では、ノズルピッチk・Dを表す整数kを、単に「ノズルピッチk」と呼ぶ。ノズルピッチkの単位は[ドット]であり、これは副走査方向のドットピッチを意味している。
【0040】
図5の例では、ノズルピッチkは4ドットである。但し、ノズルピッチkは、2以上の任意の整数に設定することができる。
【0041】
カラーノズル列は、イエロー用ノズル群Y(白三角で示す)と、マゼンタ用ノズル群M(黒四角で示す)と、シアン用ノズル群C(白菱形で示す)とを含んでいる。なお、この明細書では、有彩色インク用のノズル群を「有彩色ノズル群」とも呼ぶ。各有彩色ノズル群は、60個のノズル#1〜#60を有している。また、有彩色ノズル群のノズルピッチは、ブラックノズル列のノズルピッチkと同じである。有彩色ノズル群のノズルは、ブラックノズル列のノズルと同じ副走査位置に配置されている。
【0042】
印刷時には、キャリッジ28(図2)とともに印刷ヘッド36が主走査方向に一定速度で移動している間に、各ノズルからインク滴が吐出される。但し、印刷方式によっては、すべてのノズルが常に使用されるとは限らず、一部のノズルのみが使用される場合もある。
【0043】
白黒印刷の際には、180個のブラックノズルがほとんどすべて使用される。一方、カラー印刷の際には、CMYの各色について60個のノズルがそれぞれ使用されるとともに、ブラックノズルも60個使用される。カラー印刷の際に使用される60個のブラックノズルは、例えばシアンの60個のノズルと同じ副走査位置に配置されているノズル#121〜#180である。
【0044】
B.紙送り補正の概略手順:
以下に説明するように、紙送り誤差はプリンタ20の出荷前に補正され、また、出荷後にユーザが補正することができる。
【0045】
図6は、プリンタ20の出荷前における紙送り補正の手順を示すフローチャートである。ステップS1では、プリンタ20で使用が予定されている印刷用紙(印刷媒体)の種類を順次選択する。印刷用紙の種類としては、例えば、普通紙や、光沢フィルム、写真用紙、ロールタイプ写真用紙などがある。ステップS2では、選択された印刷用紙をプリンタ20にセットして、所定のテストパターンを印刷する。
【0046】
図7は、テストパターンの例を示している。この例では、紙送り補正値δの異なる3つのカラーパッチを含むテストパターンが示されている。各カラーパッチの横に印刷されているパッチ番号は、紙送り補正値δに予め関連づけられている。但し、紙送り補正値δは便宜上描かれているだけであり、実際には印刷されない。各カラーパッチは、一様な濃度のグレー領域を、CMYのインクを用いたコンポジットブラックで再現したグレーパッチである。このようなグレーパッチは、紙送り誤差と、各色のドットの位置誤差との両方を反映している。実際の印刷物の画質は、紙送り誤差ばかりでなく、各色のドットの位置誤差も影響するので、画質の向上という観点からは、コンポジットブラックで再現されたグレーパッチをテストパターンとして用いることが好ましい。但し、テストパターンとしては、これ以外の種々のパターンを使用可能であり、例えば他の種類のカラーパッチや、罫線パターンなどを用いることも可能である。なお、本明細書において、「カラーパッチ」とは、ほぼ一様な色に再現された画像領域を意味している。テストパターンの印刷方法の詳細については、後述する。
【0047】
なお、本明細書において、「コンポジットブラック」とはCMYの3つの色相のインクを用いて再現されたグレー色を意味しており、3種類以上のインクを用いて再現されていてもよい。例えば、シアンとマゼンタに関して濃インクと淡インクをそれぞれ利用可能な場合には、これらの4種類のインクとイエローインクの5種類のインクを用いてコンポジットブラックを再現することも可能である。
【0048】
このプリンタ20における紙送り誤差の主な要因は、紙送りローラ24(図4)の製造誤差である。この製造誤差は、外径の誤差と、表面粗さの誤差とを含んでいる。例えば、紙送りローラ24の外径が設計値よりも大きいと送り誤差がプラスになり、小さいとマイナスになる。本実施例では、このような紙送りローラ24の製造誤差に起因する紙送り誤差の補正を、出荷前に各プリンタ毎に実施している。従って、紙送りローラ24の許容誤差をやや大きく設定しても、実際の印刷時における紙送り誤差がほとんどゼロにすることが可能である。また、紙送りローラ24の製造誤差に対する許容値を緩和するのに伴って紙送りローラ24の歩留まりが高くなるので、プリンタ20のコストが低下するという利点もある。
【0049】
図6のステップS3では、印刷された複数のカラーパッチの中から、最も画質の高いカラーパッチを選択し、そのパッチ番号をプリンタ20のEEPROM58(図3)内に設定する。図7の例では、最上部のカラーパッチでは白スジが発生しており、最下部のテストパターンでは黒スジが発生している。従って、このような画質劣化の無い中央のカラーパッチのパッチ番号がEEPROM58に格納される。なお、出荷前の検査によって設定された紙送りの補正値を「基準補正値」と呼ぶ。
【0050】
ステップS4では、プリンタ20で使用が予定されているすべての印刷用紙に関してステップS1〜S3が終了したか否かが判断され、終了していなければステップS1に戻る。ここで、「プリンタ20で使用が予定されているすべての印刷用紙」とは、プリンタドライバ96(図1)のプロパティウィンドウでユーザが選択できる用紙の種類を意味する。こうして、すべての種類の印刷用紙に関して紙送りの基準補正値が設定される。
【0051】
図8は、ユーザによる紙送り補正の手順を示すフローチャートである。ステップS11ではユーザが印刷用紙の種類を選択し、ステップS12ではテストパターンの印刷指令を入力することによってテストパターンを印刷させる。図9は、ユーザにテストパターンの印刷指示を許容するユーザインターフェースウィンドウW1の例を示す説明図である。このウィンドウW1は、プリンタプロパティ内のユーティリティ用ウィンドウであり、紙送り調整用テストパターンの印刷指示を入力するためのボタンB1が設けられている。ユーザがボタンB1をクリックすると、テストパターン供給モジュール102(図1)が、ハードディスク92からテストパターン印刷信号TPSを読み出してプリンタ20に供給し、プリンタ20がこれに従ってテストパターンを印刷する。このテストパターンは、出荷前の紙送り補正で用いられてテストパターン(図7)と同じものでもよく、あるいは、これとは違うテストパターンでもよい。本実施例では、ユーザによる紙送り補正においても、図7に示したテストパターンを用いるものとする。なお、テストパターン印刷信号TPSの構成については後述する。
【0052】
図8のステップS13では、印刷された複数のカラーパッチの中から、最も画質の高いカラーパッチを選択し、そのパッチ番号を設定する。図10は、好ましいパッチ番号の設定をユーザに許容するユーザインターフェースウィンドウW2の例を示す説明図である。このウィンドウW2は、テストパターンが印刷されたときに、ユーザインターフェース表示モジュール101(図1)によって自動的に表示される。このウィンドウW2には、好ましいパッチ番号を選択するための複数のボタンB11〜B13が設けられている。ユーザがこれらのボタンB11〜B13のいずれかをクリックすると、好ましいパッチ番号がプリンタ20のEEPROM58(図3)内に設定される。なお、パッチ番号は、図6のステップS3で設定された基準補正値に置き換わるものとしてEEPROM58に登録されてもよく、あるいは、基準補正値をさらに補正する値としてEEPROM58に登録されてもよい。また、ユーザによる送り補正値を示すパッチ番号は、EEPROM58でなく、プリンタドライバ96に登録されるようにしてもよい。
【0053】
図8のステップS14では、ユーザの指示に応じて実際の印刷が実行される。このとき、ステップS13で設定された紙送りの補正値に従って紙送りモータ31(図3)の動作が制御される。
【0054】
このように、本実施例では、紙送りローラ24の製造誤差に起因する紙送り誤差をプリンタ毎に補正しているので、実際の印刷時における紙送り誤差を小さくすることができ、高画質な印刷を実現することが可能である。また、紙送りローラ24の製造誤差の許容値を大きくすることができ、これに伴って紙送りローラ24の歩留まりが高くなるので、プリンタ20のコストを低下させることが可能である。さらに、ユーザも紙送り誤差を補正できるので、紙送り機構のギアトレイン40(図4)の摩耗などによって経年的に紙送り誤差が変化した場合にも、その誤差を補償して高画質な印刷を行うことが可能である。
【0055】
C.テストパターンの印刷方法と紙送り補正値の決定方法の詳細:
図11は、図6のステップS2および図8のステップS12においてテストパターンを印刷する際に使用する紙送りの例を示している。ここでは、パス1〜パス5の5つのパスにおける印刷ヘッド36の副走査方向の位置がそれぞれ示されている。ここで、「パス」とは、1回の主走査を意味している。なお、図11では、図示の便宜上、印刷ヘッド36のノズル数が少なく描かれており、ブラックノズル(白丸で示す)の数が9個であり、1色分の有彩色ノズルの数が3個であるとしている。また、図7に示したコンポジットブラックのグレーパッチを再現するので、9個のブラックノズルは使用されないものとしている。換言すれば、CMYの3色で3個のノズルがそれぞれ用いられる。
【0056】
ここでは、ノズルピッチkは4ドットなので、1回のパスで記録されるラスタライン(主走査ライン)の間には3ライン分の隙間がある。パス1,2,3の後の紙送り量F1,F2,F3は、それぞれ1ドットである。従って、パス2〜4では、パス1で記録されなかった隙間の3ラインが記録される。図11の右端には、パス1〜4で記録されるラスタライン位置が示されている。これから理解できるように、パス1〜4では、1色分のインクで12本の連続したラインがそれぞれ記録される。ここで、イエローで記録された12本のラインを「イエローカラーバンドYCB」と呼ぶ。同様に、マゼンタで記録された12本のラインを「マゼンタカラーバンドMCB」、シアンで記録された12本のラインを「シアンカラーバンドCCB」と呼ぶ。これらのカラーバンドは、各インクについて、ノズルピッチkが1ドットで配列された12個のノズルを有する仮想的な密ノズル列を用いて1回のパスで印刷されるラスタラインと同じである。換言すれば、パス1〜4は、図11の右端に示すような密ノズル列を用いた1回のパスと等価である。
【0057】
パス4の後の紙送り量F4は9ドットであり、この紙送りによって、印刷ヘッド36のイエローノズルの上端のノズルが、イエロードットが記録されていない領域の最上端に位置決めされる。他のインクの上端のノズルも同様である。このような記録方法は、図11の右端に示した仮想的な密ノズル列を用いて、1回のパスのたびに、1色分のバンド幅Lc1ずつ紙送りする記録方法とほぼ等価であることが理解できる。そこで、図11のような紙送りを、「疑似バンド送り」と呼ぶ。
【0058】
パス4の後の送り量F4は、1色分のバンド幅Lc1から、その前の3回の送り量F1〜F3の合計値(=3ドット)を引いた値に等しい。従って、4回分の送り量F1〜F4の合計ΣFiは、1色分のバンド幅Lc1に等しくなる。なお、1色分のバンド幅Lc1は、1つの有彩色ノズル列の範囲に等しく、これは、ノズル数N(=3)とノズルピッチk(=4)とを乗算した値N×k(=12)にも等しい。
【0059】
図11では、説明の便宜上、1色当たりのノズル数Nを3としているが、実際には1色当たりのノズル数Nは数十個以上である。図12は、図5に示した印刷ヘッド36を用いた実際の印刷に用いられる紙送り量の例を示している。このような実際の紙送り量は、プリンタドライバ96に予め設定されている。図12(A)は、疑似バンド送りの例である。カラーモードでは、3回の送り量F1〜F3が1ドットであり、4回目の送り量F4が237ドットである。これらの4回分の送り量F1〜F4の合計は、1色分のバンド幅N×k(=240)に等しい。また、1色分の使用ノズル数Nは60個である。図11は、このカラーモードの紙送りを簡略化して描いたものである。
【0060】
図12(A)のモノクロモードでは、180個のブラックノズルが使用される。3回の送り量F1〜F3は1ドットであり、4回目の送り量F4は717ドットである。これらの4回分の送り量F1〜F4の合計は、ブラックノズルのバンド幅N×k(=720)に等しい。
【0061】
図12(B)は、疑似バンド送りでない通常のインターレース記録モードの印刷における紙送り量の例を示している。ここで、「インターレース記録モード」とは、1回のパスで記録されるラスタラインの間に隙間が生じるような印刷方法を意味している。換言すれば、ノズルピッチkが2ドット以上の印刷ヘッドを用いた印刷方法が、「インターレース記録モード」に相当する。
【0062】
図12(B)の例では、各送り量Fiが使用ノズル数Nと等しく、かつ、ノズルピッチkと互いに素である一定の整数値に設定されている。ここで、2つの整数が「互いに素」とは、1以外の公約数を持たないことを意味している。なお、図12(B)の例のカラーモードでは、使用ノズル数Nは59なので各色の60個のノズルのうちの1個は使用されない。また、モノクロモードでは、使用ノズル数Nは179なので、180個のブラックノズルのうちの1個は使用されない。本明細書では、このように紙送り量Fiが一定値である副走査を、「定則送り」と呼ぶ。なお、紙送り量Fiとして異なる複数の値を採用する「変則送り」を利用することも可能である。
【0063】
図11および図12(A)に示したような疑似バンド送りを利用してテストパターンを印刷すると、紙送り誤差によって各カラーバンドの境界にバンディングが発生し易いので、紙送り誤差を検出し易いという特徴がある。ここで、「バンディング」とは、主走査方向に沿った筋状の画像劣化部分を意味する。例えば、図7の最上部のテストパターンでは上半分と下半分の境界に薄いバンディング(白スジ)が発生しており、最下部のテストパターンでは濃いバンディング(黒スジ)が発生している。白スジは、紙送りが不足している場合に発生し、黒スジは紙送りが過大である場合に発生する。なお、バンディングの検出は、肉眼で行ってもよく、あるいは、テストパターンを撮像して画像処理することによって自動的に行ってもよい。
【0064】
このように、ノズルピッチkが2以上である印刷ヘッド36を用い、疑似バンド送りでテストパターン(カラーパッチ)を印刷すると、紙送り誤差を容易に検出することができるという利点がある。この意味では、図12(B)に示すような疑似バンド送りでないインターレース記録モードの印刷よりも、図12(A)に示す疑似バンド送りを用いてテストパターンを印刷することが好ましい。また、図12(A)の疑似バンド送りは、図5に示した印刷ヘッド36を有するプリンタ20において、実際の印刷物の印刷時にも最も頻繁に利用される紙送りである。従って、図12(A)に示した疑似バンド送りは、実際の印刷時に最も頻繁に利用される紙送りをそのまま用いてテストパターンを印刷するという意味からも好ましい。
【0065】
テストパターンを表すテストパターン印刷信号TPSは、プリンタドライバ96(図1)に登録されており、コンピュータ90のハードディスク92内にプリンタドライバ96用のファイルとして格納されている。このテストパターン印刷信号TPSは、プリンタドライバ96からプリンタ20に送信される印刷データPD(ラスタデータ+紙送り量)と同じ形式を有している。但し、このテストパターン印刷信号TPSは、データ圧縮された形式で格納されていることが好ましい。ユーザがテストパターンの印刷を指示すると、このテストパターン印刷信号TPSがテストパターン供給モジュール102によって呼び出され、必要に応じて伸長されてプリンタ20に転送される。このように、本実施例では、テストパターン印刷信号TPSが、そのままプリンタ20に転送できる形式でプリンタドライバ96に登録されているので、テストパターンの印刷を短時間で行うことができるという利点がある。この利点は、特に、図7に示したカラーパッチのように、2次元的な広がりのあるテストパターンを用いるときに顕著である。
【0066】
また、本実施例では、テストパターン印刷信号TPSがプリンタドライバ96のファイルとして格納されているので、プリンタドライバ96の仕様が変更されたときに、プリンタドライバ96と一緒にテストパターン印刷信号TPSを同時にバージョンアップすることができるという利点がある。従って、プリンタドライバ96で実際に使用される紙送り量に適したテストパターンを、紙送り量の補正に使用することが可能である。
【0067】
図12に示したように、このプリンタ20では、複数種類の紙送り量を利用することが可能である。そこで、本実施例では、各紙送り量に対して補正値δが決定される。
【0068】
図13(A)は、紙送り量Fと補正値δとの関係を示している。ここで、送り量Fの単位は[ドット]であり、補正値δの単位は[パルス]である。図13(B)は、補正値δの単位を示している。ここでは、紙送り機構のロータリエンコーダ46(図4)のA相とB相の信号の1周期が1440dpiに相当するものと仮定している。通常のエンコーダでは、A相とB相の信号は1/4周期だけ位相がずれているので、1周期(1440dpi)の1/4の単位で位置を指令することが可能である。そこで、本実施例では、エンコーダ46のA相とB相の信号の1周期(1440dpi)の1/4周期に相当する距離を、補正値δの単位[パルス]として使用している。
【0069】
但し、補正値δの単位として他の値を採用しても良い。例えば、エンコーダの出力信号の1周期の1/2を補正値δの単位として採用してもよい。また、紙送りモータ31としてステップモータを利用する場合には、1ステップパルスを補正値δの単位として用いることができる。
【0070】
図13(A)の黒丸は、4つの送り量F(59ドット、179ドット、237ドット、717ドット)についての補正値δを示している。これらの4つの送り量Fは、図11(A),(B)に示した4つの例で使用されている送り量である。但し、1ドット送りは補正値がほとんどゼロなので、図13(A)では省略されている。
【0071】
複数の送り量Fとそれらの補正値δとの関係の決定方法としては、以下のような種々の方法を利用可能である。
【0072】
方法1:複数の送り量を用いて実際にテストパターンをそれぞれ印刷し、各送り量に対する補正値δを決定する。
方法2:複数の送り量の中の代表的な送り量を用いてテストパターンを印刷してその補正値δを決定し、他の送り量に対する補正値はこれに基づいて予測する。
【0073】
方法1を採用する場合には、例えば、図12(A),(B)に示す4種類のモードでそれぞれテストパターンを印刷して、それぞれの補正値δ(具体的にはパッチ番号)を決定すれば良い。
【0074】
方法2には、代表的な送り量として、1つの値のみを用いる場合と、2つ以上の値を用いる場合とがある。1つの送り量Fのみを代表的送り量として用いる場合には、例えば、図12,図13に示す送り量Fのうちの最大値(=717)についてのみテストパターンを印刷してその補正値δを決定し、他の3つの送り量の補正値はこの補正値から予測する。代表的送り量以外の送り量の補正値の予測は、例えば、図13(A)に示すような曲線G1や、原点を通る直線G2のような特性曲線(予測曲線)の形状を予め設定しておくことによって行うことが可能である。一般には、所定の予測曲線に従って、代表的な送り量以外の送り量の補正値を予測するようにすればよい。ここで、「予測曲線」とは、直線も含む広い意味を有している。
【0075】
なお、代表的な送り量として、プリンタで使用される送り量の最大値を用いることが好ましい理由は、送り量が大きいほど補正値も大きくなるからである。代表的な送り量として2つ以上の値を用いる場合には、例えば、プリンタで使用される送り量の最大値と、その他の任意の1つの送り量とが使用される。
【0076】
このように、代表的な送り量についてのみテストパターンを印刷して補正値を決定し、他の送り量の補正値を代表的な送り量の補正値から予測するようにすれば、テストパターンが少なくて済み、また、補正に要する時間を短縮することが可能である。
【0077】
図14は、印刷用紙の種類毎に決定された紙送り補正値を示すテーブルである。このテーブルには、4種類の印刷用紙のそれぞれに関して、4つの送り量Fに対する補正値δが登録されている。この例からも理解できるように、印刷用紙の種類によって滑り易さが異なるので、印刷用紙の種類毎に補正値δをそれぞれ登録しておくことが好ましい。こうすれば、印刷用紙の種類毎に適切な紙送り補正を行うことが可能である。
【0078】
各印刷用紙に対する補正値δは、すべて実測する必要は無い。例えば、複数種類の印刷用紙の中の所定の1種類の用紙についてのみ補正値を実測し、他の印刷用紙に関する補正値は、これから予測するようにしてもよい。具体的には、例えば、普通紙に関して補正値δを実測し、他の印刷用紙の補正値は、普通紙の補正値にそれぞれ一定の係数を乗じて求めることができる。通常は、異なる種類の印刷用紙に関する補正値同士にはほぼ一定の関係が成立し、これから大きく外れることは少ないので、このような予測が可能である。こうすれば、1種類の印刷用紙に関して補正値を求めるだけで、他の印刷用紙に関しても適切な紙送り補正を行うことができる。また、特に、プリンタ20のユーザがテストパターンを印刷する手間が少なくなり、紙送り補正の煩雑さを低減することができるという利点がある。
【0079】
図15は、紙送り速度Vと補正値δとの関係を示すグラフである。ここに示されているように、紙送り速度Vが大きいほど紙送り量の補正値も増大する傾向にある。従って、印刷モードによって紙送り速度が異なる場合には、紙送り速度に応じて紙送り補正値δを設定しておくことが好ましい。この場合にも、1つの紙送り速度に関して補正値を実測し、他の紙送り速度に関する補正値を、これから予測することが可能である。
【0080】
図13ないし図15に示した補正値δは、プリンタ20内の不揮発性メモリ(EEPROM58)や、プリンタドライバ96(具体的にはコンピュータ90のハードディスク)内に登録される。そして、実際の印刷時には、紙送り量Fをその補正値δで補正した値が、指令値としてシステムコントローラ54から副走査駆動回路62に与えられる。
【0081】
図16は、紙送り量Fとその補正値δに関する2つの送信方法を示している。図16(A)に示す第1の方法では、プリンタドライバ96からシステムコントローラ54に、補正されていない正規の送り量Fのみが送信される。システムコントローラ54の紙送り制御部54aは、EEPROM58から補正値δを読み出して送り量Fを補正し、補正後の送り量を指令値として副走査駆動回路62に供給する。図16(B)に示す第2の方法では、プリンタドライバ96からシステムコントローラ54に補正済みの送り量F’が送信される。システムコントローラ54の紙送り制御部54aは、この補正済み送り量F’を指令値として副走査駆動回路62に供給する。
【0082】
以上のように、本実施例では、実際の印刷に用いられるものと同じインターレース記録モードを用いてテストパターンを印刷し、その結果に応じて決定された補正値δを用いて紙送り量を補正するので、紙送り誤差の少ない高画質な印刷を行うことが可能である。また、特に、印刷用紙の種類毎に補正値を登録しておくので、使用される印刷用紙による紙送り量の違いを補償することが可能である。
【0083】
D.テストパターン印刷信号の構成:
図17は、図7に示したパッチ番号2のパッチを再現するためのテストパターン用印刷信号の一例を示している。図17では、図11に示した仮想的な密ノズル列36aが示されている。図11で説明したように、この密ノズル列36aは、4回のパスによって構成される。密ノズル列36aは、1色分のバンド幅Lc1ずつ副走査送りされるものと考えることができる。
【0084】
図17の右半分には、このような密ノズル列36aを用いて、24本のラスタラインL1〜L24で1つのカラーパッチを形成するためのラスタデータRD1の構成が示されている。このラスタデータRD1によれば、Y,M,Cの3色のドットが、すべてのラスタラインL1〜L24上にそれぞれ記録される。なお、図18では、図示の便宜上、Y,M,Cのドット形成位置がずれているように描かれているが、実際には、同じ画素位置上に各色のドットが形成される。
【0085】
このようなテストパターン用印刷信号を用いると、紙送り誤差が0である場合には、図7に示したパッチ番号2のパッチのようにバンディングの無いパッチが印刷される。また、紙送り誤差がプラスになるとバンド境界に白スジが発生し、逆に、紙送り誤差がマイナスになるとバンド境界に黒スジが発生する。換言すれば、図17の印刷信号では、各パッチの紙送り量の違いによって、紙送り誤差が模擬されている。
【0086】
図18は、図7に示したパッチ番号1のパッチを再現するためのテストパターン用印刷信号の一例を示している。この印刷信号では、紙送り量は図17に示したものと同じであるが、各画素におけるドット形成状態を表すラスタデータが図17とは異なっている。すなわち、バンド境界の直下のラスタラインL13上では、Y,M,Cのいずれのインクのドットも形成されないようにラスタデータが形成されている。換言すれば、図18の印刷信号では、各パッチのラスタデータの違いによって、紙送り誤差が模擬されている。このようなテストパターン用印刷信号を用いると、紙送り誤差が0である場合には、図7に示したパッチ番号1のパッチのように白スジのあるパッチが印刷される。従って、実際の印刷時に紙送り誤差が1ドット分存在すると、白スジの無いきれいなパッチが再現される。
【0087】
図19は、テストパターン印刷信号の構成例を示す説明図である。各パッチ用の印刷信号は、紙送り量とラスタデータとを含んでいる。図19(A)に示す第1の例では、各パッチ用の印刷信号は、紙送り量が同一であり、ラスタデータが互いに異なっている。なお、紙送り量は、前述した図12の紙送りの例1のカラーモードにおける値が使用されている。図17,図18に示した印刷信号は、図19(A)の印刷信号に対応する。
【0088】
図19(B)に示す第2の例では、各パッチ用の印刷信号は、ラスタデータは同一であり、紙送り量が互いに異なっている。すなわち、ラスタデータとしては、図17に示した本来バンディングの無いデータが用いられている。また、紙送り量に関しては、各パッチ用の印刷信号は、4回目の送り量F4の値が1ドットずつ順次異なっている。
【0089】
図19(A),(B)の印刷信号は、いずれも図7に示した3つのパッチを印刷することが可能である。但し、図19(A)のように、紙送り量を同一とし、副走査送り誤差を模擬したラスタデータを使用して各パッチを印刷する場合には、紙送り量の補正値の単位はラスタラインピッチの整数倍に制限される。一方、図19(B)のように、ラスタデータを同一とし、副走査送り誤差を模擬した紙送り量を使用して各パッチを印刷する場合には、図13でも説明したように、紙送り量の補正値の単位をラスタラインピッチよりも細かい単位に設定することができる。
【0090】
E.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0091】
E1.変形例1:
上記実施例では、カラーインクジェットプリンタについて説明したが、本発明は、モノクロプリンタにも適用可能であり、また、インクジェット方式以外のプリンタにも適用可能である。本発明は、一般に、印刷媒体上に画像の記録を行う印刷装置に適用可能であり、例えばファクシミリ装置やコピー機にも適用することが可能である。
【0092】
E2.変形例2:
上記実施例では、ノズルピッチkが4ドットの場合について説明したが、本発明は、一般に、ノズルピッチkが2ドット以上である印刷ヘッドを用いてインターレース記録モードの印刷を行う場合に適用可能である。一般に、疑似バンド送りは、1ドット送りの副走査を(k−1)回行った後に、{N×k−(k−1)}ドット送りの副走査を1回行うことによって達成される。この際、各副走査送りの間には、主走査によるドット記録が行われる。また、「1ドット」という単位は、副走査方向のドットピッチを意味している。
【0093】
E3.変形例3:
上記実施例では、図5に示したように、ブラックノズル列とカラーノズル列との2列構成を有する印刷ヘッド36を用いた場合について説明したが、本発明は、各色のノズル列がすべて同一の副走査方向位置にあり、主走査方向に沿って順次並んでいるような印刷ヘッドにも適用可能である。
【0094】
E4.変形例4:
上記実施例では、テストパターンとしてカラーパッチを用いていたが、カラーパッチ以外の任意のパターンをテストパターンとして使用することが可能である。但し、カラーパッチを利用すると、紙送り誤差に起因するバンディングを検出し易いという利点がある。
【0095】
また、上記実施例では、1種類のテストパターンによって補正値を決定していたが、複数種類のテストパターンを用いて補正値を決定するようにしてもよい。例えば、粗調整用の第1のテストパターンを用いて粗い補正値を決定し、細調整用の第2のテストパターンを用いて最終的な細かな補正値を決定するようにしてもよい。例えば、粗い補正値を10ステップ間隔とし、細かな補正値を1ステップ間隔とすることができる。このように、複数段階の調整を行えば、細かな補正値を効率良く決定することが可能である。
【0096】
E5.変形例5:
上記実施例では、テストパターンのカラーパッチとして、コンポジットブラックで再現されたグレーパッチを用いていたが、これ以外のカラーパッチを用いることも可能である。例えば、ブラックインクのみで再現されるグレーパッチや、シアンインクやマゼンタインクで再現される単色のカラーパッチを用いることも可能である。あるいは、シアン、マゼンタ、イエローの3色のインクのうちの2つを用いて再現される2次色のカラーパッチを用いることも可能である。カラーパッチの再現に用いられるインクは、紙送り誤差の補正によって画質向上を行いたい色成分のインクが選択される。すなわち、紙送り誤差の補正によって画質向上を行いたい色成分のインクを用いてカラーパッチの再現すれば、そのカラーパッチを用いて紙送り誤差を補正することによって、そのインクが多く用いられる画像の画質を向上させることが可能である。
【0097】
E6.変形例6:
上記実施例では、テストパターンを人間が観察することによって補正値を決定していたが、この代わりに、テストパターンの画質を機械的に測定する画質測定部を用いて副走査送り誤差の画質への影響を実測し、その実測結果に応じて補正部が副走査送りを補正するようにしてもよい。このようにすれば、人手による作業を必要とすることなく、副走査送り誤差を適切に補正することが可能である。
【0098】
E7.変形例7:
上記実施例では、インターレース記録モードに従って印刷を行っていたが、本発明は、非インターレース記録モードに従って印刷を行う場合にも適用可能である。なお、「非インターレース記録モード」とは、副走査方向のドットピッチ(すなわち主走査ラインピッチ)と等しいノズルピッチで配列されたノズルを用いて行なわれる印刷方法を意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として印刷システムの構成を示すブロック図。
【図2】カラーインクジェットプリンタ20の主要な構成を示す概略斜視図。
【図3】プリンタ20の電気的な構成を示すブロック図。
【図4】副走査駆動機構の構成を示す斜視図。
【図5】印刷ヘッド36の下面におけるノズル配列を示す説明図。
【図6】プリンタの出荷前における紙送り補正の手順を示すフローチャート。
【図7】テストパターンの例を示す説明図。
【図8】ユーザによる紙送り補正の手順を示すフローチャート。
【図9】ユーザにテストパターンの印刷指示を許容するユーザインターフェースウィンドウW1の例を示す説明図。
【図10】パッチ番号の設定をユーザに許容するユーザインターフェースウィンドウW2の例を示す説明図。
【図11】テストパターンを印刷する際に使用する紙送りの例を示す説明図。
【図12】図5の印刷ヘッド36を用いた場合の紙送りの例を示す説明図。
【図13】紙送り量Fと補正値δとの関係を示す説明図。
【図14】印刷用紙の種類毎に決定された紙送り補正値を示す説明図。
【図15】紙送り速度Vと補正値δとの関係を示すグラフ。
【図16】紙送り量Fとその補正値δに関する2つの送信方法を示す説明図。
【図17】パッチ番号2用のテストパターン用印刷信号の内容を示す説明図。
【図18】パッチ番号1用のテストパターン用印刷信号の内容を示す説明図。
【図19】テストパターン印刷信号の構成例を示す説明図。
【符号の説明】
20…カラーインクジェットプリンタ
21…CRT
22…用紙スタッカ
24…紙送りローラ
25…従動ローラ
26…プラテン
28…キャリッジ
30…キャリッジモータ
31…紙送りモータ
32…牽引ベルト
34…ガイドレール
36…印刷ヘッド
40…ギアトレイン
42…排紙ローラ
44…ギザローラ
46…ロータリエンコーダ
46a…符号板
46b…フォトセンサ
50…受信バッファメモリ
52…イメージバッファ
54…システムコントローラ
54a…紙送り制御部
56…メインメモリ
58…EEPROM
61…主走査駆動回路
62…副走査駆動回路
63…ヘッド駆動回路
90…コンピュータ
91…ビデオドライバ
92…ハードディスク
95…アプリケーションプログラム
96…プリンタドライバ
97…解像度変換モジュール
98…色変換モジュール
99…ハーフトーンモジュール
100…ラスタライザ
101…ユーザインターフェース表示モジュール
102…テストパターン供給モジュール

Claims (3)

  1. 印刷媒体の副走査送り量の補正を行うためのテストパターンを印刷するための印刷信号を前記印刷装置に供給する印刷制御装置であって、
    前記印刷装置に供給される印刷信号を生成するためのプリンタドライバと、
    所望のデータを格納可能なデータ格納部と、
    を備え、
    前記データ格納部は、前記印刷媒体の副走査送り量の補正値を決定するためのテストパターンを表すテストパターン印刷信号を、前記プリンタドライバを構成するデータの一部として格納しており、
    前記プリンタドライバは、
    前記データ格納部から前記テストパターン印刷信号を読み出すとともに、前記印刷装置に前記テストパターン印刷信号を供給するテストパターン供給部を備え、
    前記テストパターンは、値が互いに異なる補正値に対応したものとしてそれぞれ印刷される複数のカラーパッチを含み、
    前記テストパターン印刷信号は、前記複数のカラーパッチを再現するためのデータとして、同じ副走査送り量で各カラーパッチを印刷した場合に各カラーパッチが互いに異なる副走査送り量で印刷されたように視認されるラスタデータと、前記複数のカラーパッチに共通する副走査送りデータとを含み、
    前記印刷装置は、主走査方向とほぼ垂直な副走査方向におけるドットピッチのk倍(kは2以上の整数)のノズルピッチで副走査方向に配列された複数のノズルを有する印刷ヘッドを有し、
    前記印刷ヘッドは、イエロとマゼンタとシアンの各色当たりN個(Nは2以上の整数)のノズルを有するとともに、イエロノズル群とマゼンタノズル群とシアンノズル群とが副走査方向に沿って一列に配置されたカラーノズル列を有しており、
    前記各色のN個のノズルが副走査方向に連続したノズルとしてそれぞれ配置されているとともに、各色のノズル群の継ぎ目部分のノズルピッチが、各色のノズルピッチと同じ値になるように各色のノズル群が配置されており、
    前記テストパターンは、実際の印刷に用いられるものと同じ記録モードを用いて印刷され、
    前記テストパターンは、
    (i)1回の主走査と前記副走査方向のドットピッチに等しい第1の送り量の副走査送りとで構成される走査セットを(k−1)セット行った後に、さらに、1回の主走査と前記ドットピッチの{N×k−(k−1)}倍に等しい第2の送り量の副走査送りとを実行し、
    (ii)前記工程(i)を繰り返し実行することによって印刷される、印刷制御装置。
  2. 請求項1記載の印刷制御装置であって、
    前記プリンタドライバは、さらに、
    ユーザに前記テストパターンの印刷指示の入力を許容する第1のウィンドウを表示するユーザインターフェース表示部を備え、
    前記ユーザインターフェース表示部は、前記テストパターンが前記印刷装置によって印刷された際に、前記テストパターンの印刷結果に応じて前記副走査送り量の好ましい補正値をユーザに設定することを許容する第2のウィンドウを表示する、印刷制御装置。
  3. 印刷媒体の副走査送り量の補正を行うためのテストパターンを印刷するための印刷信号を前記印刷装置に供給する印刷制御装置としてコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記印刷装置に供給される印刷信号を生成するためのプリンタドライバプログラムを含み、
    前記プリンタドライバプログラムは、
    前記印刷媒体の副走査送り量の補正値を決定するためのテストパターンを表すテストパターン印刷信号を含むとともに、
    前記印刷装置に前記テストパターン印刷信号を供給するテストパターン供給部としての機能を前記コンピュータに実現させるためのプログラムを含み、
    前記テストパターンは、値が互いに異なる補正値に対応したものとしてそれぞれ印刷される複数のカラーパッチを含み、
    前記テストパターン印刷信号は、前記複数のカラーパッチを再現するためのデータとして、同じ副走査送り量で各カラーパッチを印刷した場合に各カラーパッチが互いに異なる副走査送り量で印刷されたように視認されるラスタデータと、前記複数のカラーパッチに共通する副走査送りデータとを含み、
    前記印刷装置は、主走査方向とほぼ垂直な副走査方向におけるドットピッチのk倍(kは2以上の整数)のノズルピッチで副走査方向に配列された複数のノズルを有する印刷ヘッドを有し、
    前記印刷ヘッドは、イエロとマゼンタとシアンの各色当たりN個(Nは2以上の整数)のノズルを有するとともに、イエロノズル群とマゼンタノズル群とシアンノズル群とが副走査方向に沿って一列に配置されたカラーノズル列を有しており、
    前記各色のN個のノズルが副走査方向に連続したノズルとしてそれぞれ配置されているとともに、各色のノズル群の継ぎ目部分のノズルピッチが、各色のノズルピッチと同じ値になるように各色のノズル群が配置されており、
    前記テストパターンは、実際の印刷に用いられるものと同じ記録モードを用いて印刷され、
    前記テストパターンは、
    (i)1回の主走査と前記副走査方向のドットピッチに等しい第1の送り量の副走査送りとで構成される走査セットを(k−1)セット行った後に、さらに、1回の主走査と前記ドットピッチの{N×k−(k−1)}倍に等しい第2の送り量の副走査送りとを実行し、
    (ii)前記工程(i)を繰り返し実行することによって印刷される、コンピュータプログラム。
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