JP3921882B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製版機やイメージセッターなどの記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、イメージセッターなどの高解像度の記録装置では、高印字品質を確保するために、感材などの記録媒体を非常に高精度で搬送することが要求される。
【0003】
従来の記録装置の構造は図16のようになっている。即ち、ロール状の感材114(記録媒体)は、感材箱101からガイドローラ102を周回し、フィードローラ103に挟持され、メインローラ105に挟持されるまでフィードされる。そしてメインローラ105に挟持されると、フィードローラ103の駆動がカットされ、フィードローラ103はフリーに回転する。そして、感材114は、メインローラ105により副走査方向へ定速搬送される。
【0004】
また、感材114に対して、印字バックローラ104の位置で、副走査方向に直交する主走査方向へ、光学ユニット121から発せられた光ビーム115を走査して、露光記録される。そして、感材114は、排出ローラ119によりマガジン111内へ排出される。ここで、排出ローラ119は、トルクリミッター120により一定の張力が感材114に生じると空転する構造になっており、露光速度、即ちメインローラ105による搬送速度より排出速度、即ち排出ローラ119による搬送速度を遅くすることにより、トルクリミッター120との効果と相まって、感材114は、たるむことなく搬送されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年、露光記録用の感材は多様化しており、多種類の感材に対応でき、かつ高品位な露光記録が可能な記録装置が要求されている。
【0006】
そこで本発明は、多種類の記録媒体に高品位の露光記録を行える記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録装置は、感材を収納する感材箱と、前記感材箱に収納された前記感材を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記感材に記録を行う記録部と、前記記録部によって記録が行われた前記感材を排出する排出部と、前記記録部と前記排出部の間にて、前記記録部によって記録が行われた前記感材にたるみを生じさせるたるみ形成部と、前記感材の強度が搬送途中でたるみを形成することに適しているか否かを示す強度情報と、前記感材の種類を示す感材種情報と、前記感材が自動現像機で処理可能か否かを示す情報を記憶する自現機/感材テーブルを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された各種情報に基づき、前記感材の排出先を示す感材排出先情報と、前記感材の搬送途中の前記たるみ形成部でたるみを形成させるか否かを示すたるみ情報を設定し、前記たるみ情報に基づき前記たるみ形成部において前記感材にたるみを形成させるか否かを切り換える制御部とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、感材を収納する感材箱と、前記感材箱に収納された前記感材を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記感材に記録を行う記録部と、前記記録部によって記録が行われた前記感材を排出する排出部と、前記記録部と前記排出部の間にて、前記記録部によって記録が行われた前記感材にたるみを生じさせるたるみ形成部と、前記感材の強度が搬送途中でたるみを形成することに適しているか否かを示す強度情報と、前記感材の種類を示す感材種情報と、前記感材が自動現像機で処理可能か否かを示す情報を記憶する自現機/感材テーブルを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された各種情報に基づき、前記感材の排出先を示す感材排出先情報と、前記感材の搬送途中の前記たるみ形成部でたるみを形成させるか否かを示すたるみ情報を設定し、前記たるみ情報に基づき前記たるみ形成部において前記感材にたるみを形成させるか否かを切り換える制御部とを有する。
【0009】
これにより、搬送路中での振動等による印字品質の劣化を防止できるとともに、たるみを形成することには適さない厚手の感材にも対応できる。また、写真ものやフルカラーではないモノクロで文字のみ印刷物については、処理時間を優先させるために意図的にたるみをけいせいさせる処理を選択できる。
【0010】
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図1において、1は記録装置としてのイメージセッターの本体、2は本体1に設けられた開閉蓋、3はマガジン収納部、4は操作パネルである。開閉蓋2は、蝶番5によって本体1に対して開閉可能に取り付けられており、この開閉蓋2を開くと本体1内部の感材搬送路が露出して感材をセットできるようになっている。また、マガジン収納部3には、露光済の感材が収納されるマガジン13がセットされる。
【0012】
図2において12は露光前の感材11を収納する感材箱である。14はガイドローラ、15は感材引出ローラ、17はプラテン、18はメインローラ、20、22は感材排出ローラ、16、19,21、23は補助ローラである。ガイドローラ14は感材11の搬送に連れ周りし、補助ローラ16、19は、感材引出ローラ15、メインローラ18の回転に各々従動する。また、補助ローラ21、23は、感材排出ローラ20、22に各々従動する。
【0013】
24〜27は、感材搬送ガイド、32は感材排出切換ガイドであって、これらのガイド24〜27と各ローラ14〜19により、感材11をマガジン13へ搬送する第1の搬送路が形成される。感材排出ガイド30、31により、感材11は自動現像機40へと案内され、感材排出ガイド30、31と、各ガイド24〜27と、各ローラ14〜19は、第2の搬送路を構成する。勿論、感材排出ガイド30、31は、自動現像機40の感材挿入口に合う位置に設けられている。
【0014】
そして、感材排出切換ガイド32は、軸33を中心として図示しない駆動源により回動可能であり、その停止位置(aまたはbまたはc)により感材11の搬送方向を決定する。即ち、感材排出切換ガイド32は、案内手段に相当する。
【0015】
35〜39は感材検知センサであって、これらのセンサ35〜39により、感材11が正しくセットまたは搬送されているか否かが検知される。37はカッターであって、露光済の感材11をカットするためのものである。また、41は感材11に記録を行うためのレーザーを発光するレーザー記録部であって、レーザーの発光源やポリゴンミラーなどを有する発光部133と発光部133から出力されたレーザー光を反射させてスリットSに入射させるミラー34などから構成される。
【0016】
本実施の形態のイメージセッターにおいては、ローラ16、原稿検知センサ35は、開閉蓋2に取り付けられている。従って、作業者が、開閉蓋2を開いた状態で、セットした感材箱12から感材搬送ガイド24及び25の入り口部分まで感材11を引き出すことにより、感材11がセットされる。
【0017】
図3において、51は全体の制御や各種データ処理などを行う制御部、52は感材引出ローラ15を駆動するモーター、53はメインローラ18を駆動するモーター、54は感材排出ローラ20、22を各々駆動するモーターである。また、モータ56は、軸33を回転させることによって、感材排出切換ローラ32の位置を切り換える。また、モーター52は、クラッチ42を介して感材引出ローラ15に接続されており、感材引出ローラ15は、クラッチ42がオン状態ではモーター52に連動し、クラッチ42がオフ状態では回転フリーとなる。
【0018】
58はイメージセッターで出力するための画像データを記憶するためのイメージメモリであって、この画像データは図示しないホストコンピュータからインターフェース部59を介して入力される。
【0019】
57は主記憶部であって、図4に示すように、イメージセッターで処理可能な感材の種類毎に、感材11の強度が搬送途中でたるみを形成することに適しているか否か、また、感材11が自動現像機40で処理可能か否かを示す情報を記憶する自現機/感材テーブル61と、現在イメージセッターにセットされている感材11の種類を示す感材種情報62と、感材11をマガジン13と自動現像機40のどちらに排出するかを示す感材排出先情報63と、感材11の搬送途中でたるみを形成させるか否かを示すたるみ情報64、イメージメモリ58に記憶された画像データを出力するための出力条件65などが記憶される。
【0020】
感材11には、印画紙、フィルム、シルバーデイジープレートなど複数の種類があり、種類によってイメージセッターでの記録後の処理も異なる。例えば、印画紙は安価だが、記録した印画紙を現像した後、版下を作成するためにフィルムへの焼き付けを行う必要がある。また、フィルムは現像したものをそのまま版下として使用できるが、印画紙に比べて価格が高い。更に、シルバーデイジープレートは現像したものをそのまま印刷の版として使用できるので、版下を作成する必要がないが、印画紙やフィルムに比べて価格が非常に高く、また、現在は限られたシステムでしか現像できないという問題がある。
【0021】
即ち、感材には特定の自動現像機によって処理できるものとできないものがあり、処理できない感材は、マガジンに収納して処理可能な現像機で使用しなくてはならない。また、感材の種類によってその堅さも異なる。例えば、上述したシルバーデイジープレートには、比較的薄手のものと、それよりも耐久性に優れた厚手のものがあり、厚手のものはたるみを形成することには適さない。故に、感材の種類に応じて、たるみを形成するか否か、また、マガジンと自動現像機のどちらに排出するかを切り換える必要が生じる。本実施の形態では、図4に示すように、主記憶部57に感材の種類とセットされた感材に対する処理に関する情報を記憶しておき、それに応じて異なる処理を行うものである。
【0022】
以上のように構成された本実施の形態のイメージセッターについて、以下その動作を、図5から図13のフローチャートに沿って説明する。いま、主記憶部57においては、操作パネル4(図1)からの入力により、感材種情報62にセットされた感材11の種類が記憶されている。また、制御部51は、自現機/感材テーブル61によってセットされた感材11が、搬送途中でたるみを形成可能かどうかを調べ、たるみを形成可能であればたるみ情報64に”1”を、また、形成不可であれば”0”を設定する。更に制御部51は、自動現像機40で処理可能かどうかを調べ、可能であれば出力先情報63に”1”(感材11を自動現像機40に排出することを示す)を、また、不可であれば”0”(感材11をマガジン13に排出することを示す)を設定する。このような処理手段によって、切換手段が構成される。
【0023】
先ず、図示しないホストコンピュータから画像データの出力開始の指示があると(ステップ1)、制御部51はセンサ35によって感材11が正しくセットされているかどうかを調べる(ステップ2)。ここで感材11が正しくセットされていれば、ステップ4以降の処理が行われ、感材11が正しくセットされていなければ操作パネル4内のLCD表示部(図示せず)にエラーメッセージが表示される(ステップ3)。
【0024】
ステップ4では、ホストコンピュータから送られてくる画像データをインターフェース部59を介して受信してイメージメモリ58に書き込む。次に、制御部51は、モーター52を駆動すると共にクラッチ42をオンして感材引出ローラ15を回転させ、また、モーター53を駆動してメインローラ18を矢印方向に回転させる(ステップ5)。すると、感材11は感材搬送ガイド24、25によって案内され、メインローラ18、ローラ19に挟持される。
【0025】
制御部51は、感材11がメインローラ18とローラ19によって挟持されたことをセンサ36によって検知すると(ステップ6)、モーター52の駆動を解除すると共にクラッチ42をオフして感材引出ローラ15を感材11の搬送に連れ回りさせた後(ステップ7)、レーザー記録部41を駆動して感材11への画像イメージの記録を開始する(ステップ8)。ここで制御部51は、主記憶部57内のたるみ情報64を調べ(ステップ9)、たるみを形成することを示す”1”であればステップ10の、また、たるみを形成しないことを示す”0”であればステップ50の処理を行う。
【0026】
ステップ10では、制御部51は、主記憶部57内の排出先情報63を調べ、感材11の排出先がマガジン13である場合にはステップ11、また自動現像機40である場合にはステップ31の処理を行う。ステップ11では、制御部51はモーター56を駆動して感材排出切換ガイド32を原点位置である最下位置cから最上位置aに移動させ、ステップ12において、モーター54を駆動して感材排出ローラ20を回転開始させる。その間、感材11はメインローラ18の回転により、感材搬送ガイド26、27及び感材排出切換ガイド32に案内されて、感材排出ローラ20及びローラ21に挟持される。
【0027】
制御部51は、感材11が感材排出ローラ20及びローラ21に挟持されたことを、センサ38によって検知すると(ステップ13)、モーター54の駆動を停止させて感材排出ローラ20の回転を止めるとともに(ステップ14)、モーター56を駆動して感材排出切換ガイド32を最下位置cへと切り換える(ステップ15)。この後、レーザー記録部41による感材11への画像データの記録が行われるとともに、感材11の排出動作を停止させた状態でメインローラ18による搬送は継続されるので、図14に示すように、露光済の感材11により本体1内部のたるみ形成部Tにたるみが形成される。
【0028】
このように、露光済の感材11をたるませながらレーザー記録部41によって所定量の画像データの記録を行った後(ステップ16)、制御部51はレーザー記録部41による記録動作を一時停止させるとともに(ステップ17)、モーター53の駆動を停止してメインローラ18の回転を停止させる(ステップ18)。
【0029】
その後、制御部51はモーター54を駆動して感材排出ローラ20を回転させることによって、露光済の感材11をマガジン13内へと排出する(ステップ19)。そして所定量(つまり、たるみ形成部Tにたるませた感材11の量)の排出が終わった後(ステップ20)、感材排出ローラ20を停止させる(ステップ21)。ここで、イメージメモリ58内に画像データが残っていればステップ23の処理を、また、イメージメモリ58内の全画像データの記録が終了していればステップ26の処理を行う(ステップ22)。
【0030】
ステップ23では、再びメインローラ18を回転開始させるとともに、レーザー記録部41によってイメージメモリ58内の画像データを、感材11に記録開始して(ステップ24)、ステップ16の処理に戻る。
【0031】
ステップ25では、カッター37によって感材11を切断し、ステップ26で感材排出ローラ20を回転させて全ての露光済の感材11をマガジン13内に排出する。
【0032】
ステップ31では、制御部51はモーター56を駆動して感材排出切換ガイド32を原点位置である最下位置cから位置bに移動させ、ステップ32において、モーター55を駆動して感材排出ローラ22を回転開始させる。
【0033】
その間、感材11はメインローラ18の回転により、感材搬送ガイド26、27及び感材排出切換ガイド32に案内されて、結果、感材排出ローラ22及びローラ23に挟持される。
【0034】
制御部51は、感材11が感材排出ローラ22及びローラ23に挟持されたことを、センサ39によって検知すると(ステップ33)、モーター54の駆動を停止させて感材排出ローラ22の回転を止めるとともに(ステップ34)、モーター56を駆動して感材排出切換ガイド32を最下位置cへと切り換える(ステップ35)。この後、レーザー記録部41による感材11への画像データの記録が行われるとともに、感材11の排出動作を停止させた状態でメインローラ18による搬送は継続されるので、図15に示すように、露光済の感材11により、本体1内部のたるみ形成部Tにたるみが形成される。
【0035】
このように露光済の感材11をたるませながらレーザー記録部41によって所定量の画像データの記録を行った後(ステップ36)、制御部51はレーザー記録部41による記録動作を一時停止させるとともに(ステップ37)、モーター53の駆動を停止してメインローラ18の回転を停止させる(ステップ38)。その後、制御部51はモーター55を駆動して感材排出ローラ22を回転させることによって、露光済の感材11を自動現像機40へと排出する(ステップ39)。そして所定量(つまり、たるみ形成部Tにたるませ感材11の量)の排出が終わった後(ステップ40)、感材排出ローラ22を停止させる(ステップ41)。ここで、イメージメモリ58内に画像データが残っていればステップ43の処理を、また、イメージメモリ58内の全画像データの記録が終了していればステップ46の処理を行う(ステップ42)。
【0036】
ステップ43では、再びメインローラ18を回転開始させるとともに、レーザー記録部41によってイメージメモリ58内の画像データを、感材11に記録開始して(ステップ44)、ステップ35の処理に戻る。ステップ45では、カッター37によって感材11を切断し、ステップ46で感材排出ローラ22を回転させて全ての露光済の感材11を自動現像機40へ排出する。
【0037】
次に、ステップ50以下の処理について説明する。ステップ50では、制御部51はステップ10と同様にして感材11の排出先を調べ、ステップ51またはステップ61の処理を行う。
【0038】
ステップ51では、制御部51はモーター56を駆動して感材排出切換ガイド32を原点位置である最下位置cから最上位置aに移動させ、ステップ52において、モーター54を駆動して感材排出ローラ20を回転開始させる。従って、感材11はメインローラ18の回転により、感材搬送ガイド26、27及び感材排出切換ガイド32に案内されて、結果、感材排出ローラ20及びローラ21に挟持された後、感材11はマガジン13内へと排出される。
【0039】
制御部51は、イメージメモリ58内の全画像データについて出力を行った後(ステップ53)、レーザー記録部41による記録動作を停止させ(ステップ54)、メインローラ18と感材排出ローラ20を停止させる(ステップ55)。そして、カッター37で感材11を切断して再度感材排出ローラ20のみを駆動し、記録済の感材11をマガジン13へ排出する(ステップ56)。
【0040】
ステップ61では、制御部51はモーター56を駆動して感材排出切換ガイド32を原点位置である最下位置cから位置bに移動させ、ステップ62において、モーター55を駆動して感材排出ローラ22を回転開始させる。従って、感材11はメインローラ18の回転により、感材搬送ガイド26、27及び感材排出切換ガイド32に案内されて、結果、感材排出ローラ22及びローラ23に挟持された後、感材11は自動現像機40へと排出される。
【0041】
制御部51は、イメージメモリ58内の全画像データについて出力を行った後(ステップ63)、レーザー記録部41による記録動作を停止させ(ステップ64)、メインローラ18と感材排出ローラ22を停止させる(ステップ65)。そして、カッター37で感材11を切断して再度感材排出ローラ22のみを駆動し、記録済の感材11を自動現像機40へ排出する(ステップ66)。
【0042】
尚、本実施の形態では、感材11の種類は操作パネル4からの入力により設定されることとしたが、感材箱12にバーコードなどの記録手段を設けて感材に関する情報(種類、サイズなど)を記録しておき、本体1の感材箱12の設置部分にその記録手段の情報を読み取る手段を設けることにより、感材11の種類を検知して、搬送途中でたるみを形成すべきか否か、また、感材をマガジンと自動現像機のどちらに排出すべきかを自動的に判定することとしてもよい。
【0043】
また、たるみを形成するか否かを、感材の種類により自動的に判断するようにしているが、感材の種類による判断の後に、たるみ形成を行うかどうかを直接指定するようにしてもよい。これは、搬送路中でたるみを形成する場合は、たるみを形成しない場合に比べて印字処理時間が長くなるので、写真ものやフルカラーではないモノクロで文字のみの印刷物などについては、処理時間を優先させるために意図的にたるみを形成させない処理を選択できるようにするためである。
【0044】
上述のように、本実施の形態では、感材の搬送路を切り換えるためのガイドを、搬送路から待避させることにより、簡単な構成で感材のたるみ形成部を形成することができ、装置の省スペース化が可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、搬送路途中の感材のたるみ形成部を設けたため、感材への画像データの記録中には搬出ローラを停止させることができ、搬送路中の振動による印字品質の劣化を防止できる。また、たるみ形成部により感材をたるませるか否かを切り換える手段を設けたため、たるみを形成することには適さない厚手の感材にも対応できるとともに、写真ものやフルカラーではないモノクロで文字のみ印刷物については、処理時間を優先させるために意図的にたるみを形成させる処理を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における記録装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における記録装置の断面図
【図3】本発明の一実施の形態における記録装置のブロック図
【図4】本発明の一実施の形態における記録装置における主記憶部内のデータ構成図
【図5】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図6】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図7】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図8】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図9】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図10】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図11】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図12】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図13】本発明の一実施の形態における記録装置の動作を示すフローチャート
【図14】本発明の一実施の形態における記録装置におけるたるみ形成の説明図
【図15】本発明の一実施の形態における記録装置におけるたるみ形成の説明図
【図16】従来の記録装置の断面図
【符号の説明】
11 感材
12 感材箱
13 マガジン
15 感材引出ローラ
17 プラテン
18 メインローラ
20 感材排出ローラ
22 感材排出ローラ
32 感材排出切換ガイド
40 自動現像機
41 レーザー記録部

Claims (1)

  1. 感材を収納する感材箱と、
    前記感材箱に収納された前記感材を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される前記感材に記録を行う記録部と、
    前記記録部によって記録が行われた前記感材を排出する排出部と、
    前記記録部と前記排出部の間にて、前記記録部によって記録が行われた前記感材にたるみを生じさせるたるみ形成部と、
    前記感材の強度が搬送途中でたるみを形成することに適しているか否かを示す強度情報と、前記感材の種類を示す感材種情報と、前記感材が自動現像機で処理可能か否かを示す情報を記憶する自現機/感材テーブルを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された各種情報に基づき、前記感材の排出先を示す感材排出先情報と、前記感材の搬送途中の前記たるみ形成部でたるみを形成させるか否かを示すたるみ情報を設定し、前記たるみ情報に基づき前記たるみ形成部において前記感材にたるみを形成させるか否かを切り換える制御部とを有することを特徴とする記録装置。
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